情報セキュリティマネジメントは独学可能? おすすめ参考書・勉強時間まで解説!

「情報セキュリティマネジメントは独学でも取得が狙えるの?」

「情報セキュリティマネジメントの合格に必要な勉強時間はどれくらい?」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

情報セキュリティマネジメント試験の合格率は50%程度であるため独学でも取得を目指すことができます。

しかし、闇雲に勉強するだけでは合格できず、様々な工夫を重ねたりモチベーションの維持に努める必要があります。

こちらの記事では、情報セキュリティマネジメントの独学方法や試験の難易度について解説します!

試験セキュリティマネジメントについてざっくり説明すると

  • レベルは基本情報技術者と同じだが、難易度はやや低め

  • 独学でも取得可能なレベルとなっている

  • 独学のメリットとデメリットをきちんと押さえよう

  • ITに関する事前知識がある人は独学で有利

情報セキュリティマネジメントは独学合格可能

笑顔のオフィス

情報セキュリティマネジメントは、情報処理技術者試験のレベル区分の中でもレベル2に位置付けられており、基本情報技術者と同じレベルに位置しています。

合格率は50%前後で推移しており、基本情報技術者試験の合格率の20~30%と比較すると、合格率は高く難易度は低いと言えるでしょう。

そのため、しっかりと対策を練ることで、誰でも独学で合格可能な難易度となっています。

実際に独学で合格を掴んでいる人はたくさんいるため、合格談などを参考にしてみると良いでしょう。

こちらのトピックでは、独学のメリット・デメリットについて紹介していきます。

独学の勉強の長所

受講料の負担が軽減される

独学の最大のメリットは、費用が安く抑えられることです。

情報セキュリティマネジメント試験対策の講座が用意されている予備校などはありますが、受講料の負担が大きくなってしまう点をネックに感じる人は多いです。

しかし、独学の場合はテキスト代や過去問題集代だけで費用を抑えられるため、1万円程度で済むことが多いです。

情報セキュリティマネジメント試験はインプット用のテキスト・演習用の問題集・過去問の3点があれば合格ラインに到達できる場合が多く、少ない費用でも十分合格を狙える資格なのです。

自分のペースで勉強可能

通学講座などを利用する場合は授業のカリキュラムや学習ペースが決められているため、忙しい社会人などは授業に十分参加することが難しいこともあるでしょう。

参加できない講座があると、結果的に費用が無駄になってしまうこともあり得ます。

しかし、独学の場合は自分のスケジュールに合わせて勉強計画を立てることができるため、忙しい人にとっては独学の方が効率的な勉強が可能になります。

具体的には、休日にまとまった時間を確保して集中して勉強したりスキマ時間を活用したりして、勉強のペースを自分仕様にアレンジして勉強スケジュールを管理できる点が強みとなります。

合格した際には大きな自信に繋がる

独学で合格を掴み取れたときは、大きな達成感を得ることができるでしょう。

独学で進める場合は、講座を受けるのと違い自分で勉強のプランニングから実行まで行わなければなりません。

そのため、講座を利用するよりも自分にかかる負担は大きくなるため、一般的には不利です。

しかし、負担が大きいほど成功した後には大きな達成感や自信を得ることができるため、合格したときのメリットは絶大です。

ステップアップを目指す際にも、このときの経験を生かして勉強のペースもつかみやすくなるため、他の試験に挑戦しやすくなるメリットがあります。

独学の勉強の短所

独学で進める場合の一番大きなデメリットは、学習スケジュールを管理できないことが挙げられます。

特に初学者の人は、勉強の順番や問題演習に入る時期などがわからず、結果的に非効率な勉強をしてしまうことも多々あります。

また、気軽に質問できる相手もいないため分かっていない論点を理解することが難しく、苦手分野がそのまま放置されてしまうことも十分あり得ます。

分からない論点が増えていくにつれてモチベーションも失われてしまうなど、悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。

そのため、独学の際にはスケジュールを管理する自制心や、苦手な箇所を適宜解決しようとする学習意欲を保つことが必要不可欠となります。

どんな人が独学に向いているのか?

眠そうな犬

IT系の知識を持っている人

情報セキュリティマネジメント試験において、IT関連に関する事前知識を持っている人は試験対策がしやすく有利です。

IT系の知識を持っていることで、初学者よりも試験全体の知識の流れが初めからスムーズに理解できるようになり、理解スピードに大きな差が付きます。

特に、社会人は仕事をしている中でIT系の知識やマネジメント系の知識が豊富に身についていることも多いので、独学を行いやすい強みがあります。

最近はどの企業でも情報セキュリティに関する意識が高まっているため、これまで以上に意識してみると良いでしょう。

独学で受験を突破している人

大学受験や他の難関資格などを独学で合格した人経験がある人は、独学に向いていると言えます。

その理由は、独学に必要な学習方法を熟知しており計画的に勉強を進められることが挙げられます。

また、自分が勉強しやすい方法を把握しているため、誰にも頼らずに効率的な勉強をすることができる強みもあります。

具体的には、基礎事項の効果的な身につけ方や効率的なアウトプットの方法が既に身に着いているため、勉強慣れしているのです。

また、一度独学を経験していることで挫折しそうになるポイントや試験前の緊張感などの対策を打ちやすくなる強みもあります。

独学合格には正しい勉強方法の実践が最も大切

女性とチェックリスト

独学で合格するためには、正しい勉強法を実践していきコツコツと着実に実力をつけていくことが大切です。

スケジュール管理を丁寧に行う

独学の際はアドバイスする人がいないため、まず学習計画を決めて勉強の方針を立てることが大切です。

具体的にはいつ知識を詰めるインプットを行うか、いつ問題に取り組むアウトプットを開始するかなどを細かく決めましょう。

勉強のペースを見ながら、それぞれに適切な勉強時間を割り振っていくことが大切です。

おすすめの計画の立て方としては、まずゴールにたどり着く大まかな日を決めて、そのから逆算して目標にたどり着くためにやるべきことを1週間ずつリストアップしていくと良いでしょう。

また、計画を立てるだけでなく決められた時期にしっかりと実行することも大切です。

随時勉強の進捗は確認して、計画通りにできているかを把握するようにしましょう。

勉強時間は200時間が目安

情報セキュリティマネジメントの合格に必要な勉強時間は、未経験で初学者の場合は200時間が目安となります。

1日3時間の勉強を毎日継続すると仮定した場合、2か月程度の勉強期間となります。

この目安となる勉強時間を基にしつつ、スケジュールを立てていくことが大切です。

注意点としては、知識の有無や忙しさの度合いによって勉強時間は長くなったり短くなったりすることです。

忙しい人は平日に3時間も勉強することは難しいため、ゆとりをもった勉強期間を設けるなど、臨機応変にスケジュールを組みましょう。

インプットとアウトプットを徹底

情報セキュリティマネジメントの取得を目指す人の主な勉強法は、テキストを使って知識をインプットしていき、ある程度知識が身に着いてきたら過去問を使ってアウトプットするという極めてシンプルな方法です。

特に、IT試験未経験者の人はIT系の知識に対して難しいイメージを持っていて抵抗がある場合が多いです。

そのような場合でも、テキストを何回も読み込んで知識を確実に定着させることが重要です。

知識が定着した後は過去問を解きアウトプットを行いましょう。

数多くの問題に触れることで試験形式に慣れ、出題の傾向をつかむことができます。

また、過去問で間違えた問題はインプットができていない論点なので、自分の弱点として認識して、しっかりと復習するようにしましょう。

間違えた問題はテキストに戻り、知識を見直す作業を繰り返すことで正答率も上がっていき、自然と得点できるようになります。

独学者は過去問を有効活用すべし

過去問はホームページを閲覧したり書店で問題集を買うことで手に入れることができます。

過去問を解いて分析を重ねることで、試験の頻出範囲や出題傾向を理解できるようになります。

独学者は、重要な範囲を意識しないまま漫然と勉強を進めてしまいがちなので、過去問は重要ポイントを理解するいい機会になります。

そのため、過去問は積極的に活用して何周も繰り返し解くようにしましょう。

問題を解きながらそれぞれの問題がどのジャンルに分けられるかを意識することで、頻出範囲が把握できるため非常にオススメです。

過去問に関する注意点としては、情報セキュリティマネジメント試験は始まったばかりの試験であるため過去問のデータやストックが少ないことです。

そのため、あまりヤマを貼らずに満遍なく勉強するようにしましょう。

参考書選びも合格のポイント

独学者にとってはインプットの質を決める要因となる参考書選びは特に重要です。

情報セキュリティマネジメントを独学で勉強する場合のおすすめ参考書は

「ニュースペックテキスト 情報セキュリティマネジメント 2020年度」

です。

この参考書の特徴は、出題傾向が分析されていて基本分野を中心にしっかり学べる構成となっている点です。

また、フルカラーで図が豊富に用いられているため勉強のイメージがしやすく、インプットしやすいと非常に高評価です。

予想問題と本試験問題、その解説も掲載されているため、本試験レベルの難易度を知ることもできます。

なお、この参考書の価格は1980円、出版社はTAC出版です。

分かりやすい参考書を使うことで内容理解がスムーズにいくことが多いため、理解しやすい参考書を使うことは合否を分ける重要なポイントとなります。

独学の際に気を付けるポイント

勉強期間は中長期に渡るため、だらだら勉強しないように気をつける必要があります。

情報セキュリティマネジメントは試験難易度が低く、足切りラインが午前の午後の試験でそれぞれ6割であるため、勉強に慣れてくると油断してしまいがちです。

また、情報セキュリティマネジメントは試験範囲が広く、深い知識が問われないため全体の学習量がほかの資格に比べても少なく済みます。

そのため、無意味に時間をかけるとかえって非効率になってしまうことがあり得るのです。

勉強する期間をきちんと決めて計画を立て、高い集中力を維持することが大切となります。

直前期に気を抜かない

直前期は緊張感が高まる一方で気を抜いてしまい、せっかく勉強した知識を忘れてしまう人が多いです。

そのため、試験直前は気合を入れ直して過去問や問題演習で間違えた問題や、苦手な分野の穴埋めを中心に行うことを心掛けましょう。

特に、かなり前に勉強した内容に関しては忘れてしまっているものも多くあるので、それらをテキストを読み返すなどして復習すると良いでしょう。

直前期に合格ラインに届くであろう十分な実力が付いていたとしても、勉強は継続して行うべきです。

直前期はやるべきことをあらかじめ整理し、確実に勉強時間を確保していくことが大切です。

情報セキュリティマネジメント資格を取るメリット

笑顔の皆さん

セキュリティの知識が習得できる

情報セキュリティマネジメントを勉強することで、情報セキュリティ関連の知識が身に着きます。

近年は企業や自治体などに対するサイバー攻撃が増加しており、セキュリティー対策の重要度が増しています。

このようなサイバー攻撃に対して被害を出さないようにするために、情報セキュリティマネジメントを重宝している企業もあります。

そのため、情報セキュリティの基本知識を身につけることは必須となっていて、今後ますます資格の価値は高まっていくでしょう。

習得することで会社のセキュリティの仕組みについて理解できたり、情報モラルを身に着けることができます。

これにより自分の価値を高めることができ、就職や転職の際には一つのアピールポイントとなるでしょう。

就職の際にアドバンテージになる

情報セキュリティマネジメントはITパスポートと同様に、情報セキュリティに関する知識の入門編の意味合いが強い資格となっています。

そのため、資格を持っているだけでは就職や転職の場で採用の決め手になることは少なく、採用に直接役立てることはできません。

しかし、学生などは資格を取得した上でIT企業に就職する際は、IT知識のさらなる知識向上を目指す姿勢などを資格を通してアピールできます。

就職の際には、入社後の意欲の証明やスキルアップを目指す意欲がある旨を伝えるなど、「努力を惜しまない人であること」のアピールに使うと良いでしょう。

周囲からの信頼を集められる

情報セキュリティマネジメントは国家資格であることから、認知度も高く資格取得後の信頼性も高いです。

そのため、資格を持つことで会社で必要な情報関連の知識を一通り身につけていることを対外的に証明できるようになります。

情報モラルを備えていることで企業からは信頼できる人材と評価され、実務においても信頼関係の構築にも一役買う資格と言えるでしょう。

当然、無資格者よりも有資格者の方が周囲からの信頼を集められるため、多くのメリットを享受できます。

情報セキュリティマネジメントのまとめ

試験セキュリティマネジメントのまとめ

  • 独学で取得を狙えるが、計画的な勉強スケジュールは必須

  • インプットとアウトプットをバランス良く行うことで効率的な勉強となる

  • 過去問題は非常に重要な学習ツールなので、積極的に活用しよう

  • 直前機でも油断せず、最後までしっかりやり抜こう

情報セキュリティマネジメントは、ITの発展に伴って今後ますます重要視されていくでしょう。

独学でも取得を狙える難易度なので、気軽に勉強を開始できるという魅力もあります。

取得することで様々なメリットを享受できるため、興味がある人はぜひ情報セキュリティマネジメントの合格を目指しましょう!