【速報】令和2年度(2020年12月)宅建試験合格発表結果|難易度や今後の展望を解説!

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宅建士

関口秀人

令和2年度(2020年)宅建試験12月分合格発表結果

全体
申込者数 55,121人
受験者数 35,258人
受験率 64.0%
合格者数 4609人
合格率 13.1%
合格点 36点

本日2020年2月17日、令和2年度12月試験の合格発表が行われました。12月試験を受験された皆様、お疲れさまでした。

12月試験は、会場の定員オーバーにより10月試験を受験できなかった方に対する追試として実施された試験であり、岩手・埼玉・千葉・東京・神奈川・石川・岐阜・京都・大阪・奈良・福岡の11都府県で開催されました。

例年とは異なり、12月27日という年末に開催された試験であることから、想定していたスケジューリングとの相違に戸惑った方も多かったのではないでしょうか?

以下では、令和2年度12月試験の実施結果について、受験状況や合格率・合格点等の観点から詳しく解説していきます。

ぜひ、12月の宅建試験を今一度振り返る機会にしてください!

2020年度12月宅建試験の特徴をざっくり説明すると

  • 10月試験同様解きやすい問題が並ぶ
  • 合格点は36点と高得点争い
  • 合格率は13.1%と10月試験と比較して大きく減少

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追試であるため受験者数は少ない

項目 2020年(12月試験) 2020年(10月試験) 2019年
申込者数 55,121人 204,163人 276,019人
受験者数 35,258人 168,989人 220,797人
受験率 64.0% 82.8% 80.0%
合格者数 4609人 29,728人 37,481人

12月の宅建試験は、10月の本試験の追試という形式をとっているため、申込者数・受験者数は例年の1回試験と比較して大きく減少している点は今回の試験の大きな特徴です。

また、もう一つの大きな特徴として受験率が例年と比較して大きく減少している点が挙げられます。

12月試験は10月試験の申し込みの先着から漏れてしまった方が自分の意志に関係なく受験を割り当てられた試験であり、年末に前もって予定を入れていた方の多くが受けられなかったことが、このような受験率の大幅減少につながっています。

合格点は36点、合格率は13.1%

12月試験は全体として、10月試験同様全体として解きやすい出題が多かったことから、合格点は10月同様高い数字を記録しました。

以下では、今年の合格率・合格点を、過年度の数字と比較しながら見ていきましょう。

合格点は36点を記録

上のグラフは直近8回分の宅建試験の合格点の推移です。

2020年12月分の合格点は36点と、事前の予想として多かった37・38点と比較すると低いものの、7割以上の正答率が求められるため、基本問題を中心に抜け目なく得点を重ねられたか否かが合否の鍵を握ったと言えるでしょう。

12月の合格率は13.1%

上のグラフは過去11回分の宅建試験の合格率を示したグラフとなります。

12月試験の合格率は13.1%という結果になりました。

今年の宅建試験は民法の難易度が上昇した一方、宅建業法・法令上の制限などの分野は比較的解きやすい問題ラインナップになりました。

全体として解きやすい問題が並び、合格点は比較的高い水準になったことから、合格を掴み取るのは難しい試験になったと言えるでしょう。

来年度に向けて不合格者はどうする?

12月試験は、10月試験と同様に解きやすい問題ラインナップとなったことから、合格ラインが非常に高くなりました。

よって、少しのミスが命取りとなる試験であったといえ、例年なら合格の点数を叩き出していた方の中には、あと一歩のところで不合格となってしまった方も多いのではないでしょうか?

ここでは、今年度惜しくも不合格となってしまった方が来年度の試験での合格に必要な要素を解説していきます。

盤石な基礎知識が合格へのカギ

今回の宅建試験の大きな合否の分かれ目として、試験に頻出の基礎知識をいかに盤石に固められたかが挙げられます

この基礎知識は独学でも十分習得可能ですが、通信講座や予備校での学習と比較すると、知識を万全に網羅できない恐れもあります。

よって、正解することが必須である設問を漏れなく攻略するためには、通信講座や予備校のカリキュラムを活用して知識を吸収していくのがおすすめです。

これらのカリキュラムは、試験に必須の知識を優先的に繰り返し学べるメソッドとなっているため、繰り返し学習を進めることで自然と試験に必要な知識を身に着けることができます。

通信講座での対策がおすすめ

試験で押さえたい内容を確実に習得するためにおすすめの学習手段として、通信講座が挙げられます。

予備校よりも格段に安い受講料が大きな売りとなっており、10万円程安いケースも珍しくありません。

また、クオリティ面でも1人でスムーズに学習を進められるように、テキスト・講義・解説とそれぞれのパートでこだわりぬかれた講座内容を提供してくれることから、メキメキと合格までの実力をつけることができるのです。

通信講座の中でも特に、フォーサイトの宅建士講座は通信講座の中でも最高峰の講座クオリティ・実績を兼ね備えていることから、まず第一に受講を検討すべき講座となっています。

合格率は2019年度実績で、全国平均の4.21倍に当たる71.5%を記録しており、その合格実績は他の講座を寄せ付けぬ凄みがあります。

他にも不合格時の全額返金保証など、受講生に嬉しい内容盛りだくさんの講座なので、この機会にぜひフォーサイトで来年度の合格を狙ってみてはいかがでしょうか?

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令和2年度12月宅建試験の結果まとめ

2020年度12月宅建試験の結果まとめ

  • 追試の影響で受験率は大幅減
  • 合格点は36点
  • 合格率は13.1%と大きく減少

2020年度12月の宅建試験について解説してきました。

今回の試験は10月同様合格点が高く、あと一歩のところで涙をのんだ方も多かったでしょう。

不合格になった方は、ここで気持ちを切り替え今年の試験に向けて、早めの対策を打つことをおすすめします。

盤石の態勢を固めて、合格をしっかりと狙っていきましょう。

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