中小企業診断士に英語は必要?海外における診断士の活躍を調査!

更新日時 2019/08/02

「中小企業診断士の資格を海外でも活かしたい!」

「英語が得意なので、中小企業診断士の仕事の上でもスキルを活かしたい!」

中小企業診断士の資格を志す人の中でも、海外での経験がある人や、英語などの外国語に長けている人など、このようにお考えの方もいるのではないでしょうか?

近年のグローバル化の流れにより、海外での中小企業診断士の需要は増えつつあります。

そこでこの記事では、海外における中小企業診断士の働き方や、活躍の場についてご紹介していきます

中小企業診断士として海外に渡ることでどのようなメリットがあるのか、また、英語・外国語の知識を中小企業診断士としてどのように役立てることができるかなど、この記事を参考にしてみてください!

中小企業診断士と海外・外国語についてざっくり説明すると

  • 中小企業診断士は海外でも活動する場合がある
  • 英語や中国語が使える診断士は重宝される
  • 外国語を武器にする場合は高い水準の語学力が必要

海外での中小企業診断士の働き方

人と人が協力し合っている様子

海外での中小企業診断士の働き方は、主に以下の2種類に分けられます。

海外の中小企業診断士の種類は

  • 日系企業の企業内診断士として海外の支店・支社に派遣される

  • JICAの事業の一環として新興国に派遣される

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

企業内診断士が派遣される場合

海外には中小企業診断士と似たような資格はほとんど存在しないため、他国で「中小企業診断士」としてのネームバリューを活かすことは不可能です。

そのため、海外で中小企業診断士として働く場合は、主に日系企業の企業内診断士として在籍するという形が多くなります。

海外支店・支社は中小企業と同じ

日系企業の海外支店・支社は、日本の本社よりも規模が小さく、中小企業の大きさとほとんど同じと言っていいです。

こういった日系企業の海外支店・支社では、現地で海外の人を雇うだけではなく、日本の企業の体質を知っているうえで企業運営の助言をしてくれる人が必要になるため、中小企業診断士の存在がより求められる傾向にあります。

よって、海外支店・支社での企業内診断士は、経営側と、距離・役割ともに必然的に近い立場になります。

このような場面では、経営・会計などについて中小企業診断士試験で学んだ内容をより具体的に活かすことができ、その経験はアドバンテージになり得ます。

他部署との接点が増える

海外支社では会社の規模が小さいことで、必然的に様々な部署との接点が増えます。

日本国内の企業にいたときにはほとんど接点のない部署であっても、関わりを持つことが求められます。

「他部署の専門用語や考え方を学ぶことは難しい・・・」とお考えの方も多いかもしれません。

しかし、このような専門分野の用語・考え方を共有することは、部署間のコミュニケーションを円滑にすることにつながり、余計な説明や調べる時間などの手間を省くことができるというメリットがあります。

また、自分の業務が他部署に及ぼす影響を考えるようになるなど、全体を俯瞰して、マクロの視点で物事を考えるスキルが身につきます。

JICAの関係で行く場合

JICA(独立行政法人国際協力機構)の業務の一環として、新興国に派遣されるというケースもあります。

この業務は、新興国の産業の完成しきっていない部分を成長させることが主な目的となります。

中小企業診断士の知識を利用して、現地の中小企業に効率の良い業務の仕方を教え、現状の改善点を伝えたりすることが主な仕事になります。

英語ができる中小企業診断士は有利?

勉強が待ち受けているイメージ

前項で述べたような業務を行う場合、活躍の場が海外であるため現地の知識や外国語は必須です。

また、このように海外に渡ることはなくても中小企業診断士が外国語を求められる場面というのは意外に多いです。

というのも、グローバル化が広がりつつある現在、企業によっては外資系企業のコンサルティングを扱っていたり、あるいは外国人労働者を多く雇っている企業、海外での事業を展開させようとしている企業なども多く存在するからです。

このような企業を相手にする場合は、外国語が話せることや、現地についての知識が少なからずあるということは非常に重宝します

言語としては、広く活用することができる英語、または、昨今中国系企業が台頭しつつある現状に対応できるよう、中国語がおすすめです。

英語や外国語のスキルを活かすことで、中小企業診断士としての活躍のフィールドを広げることが可能ですが、このような企業を相手にして働くとなると、英語・外国語が「少し話せる」程度のレベルでは通用しません。

英語・外国語を戦力とするには、ある程度の会話のスキル、企業の専門的な用語を話すことが求められるため、今から勉強して身につけるのでは大変な労力を要します。

中小企業診断士として英語・外国語のスキルを武器にしたいのであれば、勉強のための手間と時間がかかることは覚悟しておかなければならない、と考えて良いでしょう。

資格の講座の海外受講

オンラインで資格について調べている様子

前述したとおり、日本の中小企業診断士にあたる資格は海外にほとんどありません。MBAは学ぶ内容は近いですが、中小企業診断士のような活動にはあまり使われません。

一方で、中小企業診断士の資格の講座は海外であっても受講することは可能です。

海外でも中小企業診断士の資格を得るための資料請求ができますし、海外で資格を獲得することもできます。近年では非常に高品質な通信講座も増えていますので、場所を選ばずに勉強することができるのです。

日本に帰ってきた時に中小企業診断士の資格が必要になった・・・ということもあるかもしれませんので、海外にいる間に学んでおくのもおすすめです。

海外での中小企業診断士の活躍まとめ

海外での中小企業診断士の働き方

  • 日系企業の企業内診断士として派遣されるか、JICAの関係で派遣される場合がある

  • 日系企業の海外支店・支社は規模が小さく中小企業とほぼ同じであるため、中小企業診断士としてのスキルが求められ、さらに経営側や他部署との距離が近いことから能力を伸ばす機会は多い

  • 海外で働く場合以外でも外国語のスキルが求められる場面は近年増している

  • 外国語を戦力にする場合は英語と中国語がおすすめ

  • 中小企業診断士の資格は海外でも取得できる

この記事では、中小企業診断士の海外での働き方について解説してきました。

英語・外国語が得意な方、海外での経験の豊富な方は、中小企業診断士としてそのスキルを活かすことを検討してみてはいかがでしょうか?