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社労士は主婦でも独学合格できる?受験資格や難易度を完全解説!

更新日時 2019.10.22

「再就職するときに役立つ資格を取りたい!」

「社労士資格に興味がはあるけど、主婦でも独学でも合格できるのかな・・・」

と考えている主婦の方も多いと思いますが、受験資格や難易度、主婦でも合格出来るのかなど分からないことも多いですよね。

この記事では、主婦の方が社労士資格を独学で目指す場合のメリットや注意点などについてわかりやすくまとめています

社労士は主婦でも合格出来るのかをざっくり説明すると
  • 受験資格は「学歴」「資格」「経験」のどれかが条件を満たしていれば良い(証明書が必要)
  • 独学での合格も可能ではあるが難易度はかなり高い
  • 社労士は業務内容が女性に向いており、実際に女性の割合も高い
  • 社労士の勉強をすることで自分や家族を守れる、育児にも良い影響がある
  • 再就職、転職に有利。年収アップも狙える
  • 短期間での合格を目指す場合は独学は不向き

社労士の業務内容と活動のフィールド

「職場」のイメージ

社労士は正式には社会保険労務士と言います。

社労士は、労働法や社会保険制度などに精通しており、これらに関連する書類の作成や関係各所への提出を企業に代わって行います。就業規則や雇用契約書の作成なども行います。(1号業務・2号業務)

また、社労士は人事のプロでもあり、企業の労働問題などについて相談に乗ったり指導を行ったりもします。いわゆる「コンサルタント」的な業務です。(3号業務)

上記を主な業務として、社労士が働く場所は大きく3つに分けられます。

独立開業して個人や企業を相手に自分で仕事を取ってきて働く開業社労士と、企業に所属して仕事をする勤務社労士があります。勤務社労士の中に、社労士事務所や法人などに所属して活動する社労士と、一般企業の総務部や法務部などに雇用されて専門的に活動する社労士があります。

どの働き方が上とか下とかではなく、個々人にあった働き方、活動のフィールドがあるということです。さらに、主婦の方が社労士資格を取得して社労士として働く場合には、上記だけでなく、週末起業パートタイマーとしての働き方もあるでしょう。

主婦が社労士試験の受験資格を満たす方法

「チェックリスト」のイメージ

社労士試験を受けるためには、受験資格を満たしている必要があります。また、受験資格があることを証明する書類の提出が求められます。

大卒であれば心配なし

学校教育法による大学を卒業している、あるいは大学で62単位以上取得している人であれば問題なく受験できます。

一般的に大卒と言われる方々であれば問題ないということです。

大学在学時の学部や院進の有無も影響せず、社労士は法律系の資格ですが理系であっても問題なく目指すことができます。

大卒でない場合

大卒でなくても、以下の場合は受験資格があります。

短大または専門卒である

女性の場合、「短大卒」という方も多いと思いますが、短大卒の場合でも「学校教育法に定められた短大」を卒業していれば受験できます。一部短大は、この学校教育法に該当しないことがあるので確認が必要です。

専門卒の場合でも、「専門士」「高度専門士」が付与されている、あるいは「修業年限2年以上」「修了に必要な総授業時間1,700時間以上」「専修学校における専門課程を修了」の3つの条件を満たしているなど、一定の条件はあるものの、それらを証明出来れば受験可能です。

労務関連の実務経験がある

上記のような学歴による受験資格の他、実務経験による受験資格も認められています。

「社労士や弁護士の事務所や法人で業務の補助に従事した期間が3年以上」ある場合や、「労働組合の職員」や「企業や個人事業主の従業員」として「労働社会保険諸法令に関する事務に従事した期間が3年以上」ある場合も受験資格が認められています。

ただし、後者の企業などに雇われて行っている「労働社会保険諸法令に関する事務」については、「特別な判断を必要としない単純な事務は除く」とされています。

単純な事務とは、書類の整理やファイリング、データ入力、電話の取り次ぎなど、事務業務の「補助」的なものと考えて良いでしょう。

退職前は企業で事務をやっていた、というような方も多いかと思いますが、自分が従事していた事務業務が、受験資格を満たしているのかどうかはしっかりと確認する必要があります。

指定の国家資格を取得している

社労士以外の国家資格で、厚生労働大臣が認めた国家資格を保持していれば、それだけでも受験資格を満たします。

公務員、労働基準監督官、司法書士、公認会計士など、「なるほど関連がある」と思えるものから、学芸員、気象予報士、ガス主任技術者など、一見どのように関係があるのか想像できないような資格まで、多数の国家資格が受験資格として認められています。

詳しくは社労士試験のオフィシャルサイトで確認してください。

主婦でも社労士に独学合格できるのか

「主婦」のイメージ

社労士は仕事の合間でも目指せる

社労士試験合格者のおおよそ9割が、年齢30代以上です。また、職業別に見ると、会社員が過半数を占め、会社員でなくても何かしら働いている(公務員、自営業など)を含めると全体の7割以上になります。

つまり、毎日の時間を社労士試験のためだけに使える人は少なく、多くの人が、普段は仕事をしながらその合間で勉強をして試験に合格しているということです。

そう考えると、主婦でも、家事や育児の合間に時間を見つけて勉強して社労士を目指すことは可能と言えます。

主婦は資格の勉強に向いている

社労士試験ではありませんが、毎年20万人が受験する国家資格で宅建士(宅地建物取引士)があります。不動産関係だけでなく汎用性が高い資格で難易度も国家資格としては低めなので受験者も多いのですが、転職や再就職に有利ということで、主婦の方も毎年多く受験しています。

その宅建士の業種別の合格率を見ると、不動産業、金融業、建設業など宅建士に関連のある業種を抑えて、主婦の合格率が一番高くなっています。(表は平成29年度宅建試験の業種別合格率)

業種 合格率
不動産業 15.4%
金融業 16.7%
建設業 10.4%
他業種 17.2%
学生 16.6%
主婦 19.3%
その他 18.0%

主婦の方の勉強力、試験の突破力が高いことがわかります。日中の時間を(ある程度)調整しやすいといったことも理由としてあるかも知れませんが、それも主婦の特権です。活用しない手はありません。

独学は可能だが難易度は高い

宅建士合格率から主婦の勉強力・突破力が高いことはわかりましたが、一方で社労士は宅建士と比べると難易度はかなり高めとなっています。

独学での合格も不可能ではありませんが、受験のための講座や学校を利用していた人でも合格まで複数年かかることも多く、独学の場合は一発合格できない可能性が高いと思っておくべきでしょう。

主婦が社労士を取得するメリット

「主婦」「メリット」のイメージ

再就職や復職がしやすくなる

社労士資格を取得することで再就職や復職がしやすいというのは、資格自体が厚遇されるということもありますが、社会を離れて主婦でいる間に資格取得のための勉強をして「社会人としての期間を空けない」ということで、その行動自体が評価され得ます。

転職にも有利になる

これまで未経験だがやってみたい、という職種に転職する場合も、社労士資格を持っているということが有利になることも多くあります。

企業の総務・労務・法務・人事部門などは、関連職種での経験がないと転職は難しいですが、社労士であれば歓迎されるということもあるでしょう。

行政協力というのも社労士の仕事としてあり、労働基準監督署公共職業安定所(ハローワーク)年金事務所などで勤務することもあります。

また、社労士事務所で社労士として働きたいというときなども、資格保持が応募の条件であることが多いので、資格を持っていることで職種選択の幅が広がると言えます。

年収が上がる

個人差はありますが、社労士の平均年収は600万円~700万円といわれています。

昇級・昇進や、転職により年収が上がることもあれば、毎月の資格手当などによってシンプルに年収がアップすることもあります。

独立開業することも可能

社労士試験に合格した人のうち半数は独立開業すると言われています。登録費用と、社労士会の年会費を払えば、事務所は自宅でも良いですし、PCとコピー機、社労士としての判子くらいの準備で開業できてしまいます。

低コストで開業できる上、他の士業に比べて顧問契約が取りやすく、売り上げが安定して稼ぎやすいということも理由の一つです。

また、自分の裁量で仕事が出来ることもメリットと言えるでしょう。どの様に働くかを自分で決められるので、仕事の量や休日も自分で管理し決定することが出来ます。

いきなりがっつり独立開業することに不安がある場合は、週末起業の様な形で、休日のみ社労士として活動する、といったやり方もあります。

社労士の女性割合は高い

社労士は他の資格に比べて女性の割合が高いことが知られています。

司法試験、司法書士、行政書士、中小企業診断士、税理士など、他の難関資格と言われている試験の合格者の女性割合は2割~3割に満たないのですが、年度によって差はあるものの、毎年の社労士試験合格者の3人に一人は女性であると言われています。

また、平成29年の厚労省の調査によると、男女別の社労士の平均年収では男性の平均486万円に対し、女性550万円と、女性の方が高くなっています。

女性の割合が高く、また女性の方が稼げるというのは社労士の業務が関係しています。

社労士の仕事は数字を扱う細かい作業事務作業も多く、緻密さや正確さが求められるため女性に向いていると言われます。また、労働力の高齢化や女性の労働などの雇用問題について、きめ細やかな対応ができるため、女性の社労士は重宝されます。

社労士の業務内容が本質的に女性向きであるということが、女性の比率が他の資格と比べて高く、男性社労士よりも平均年収が高いことの理由であると言えます。

主婦が社労士に向けて勉強するメリット

「勉強」のイメージ

勉強が趣味になる

家事や育児に追われて過ごしていると毎日がせわしなく過ぎていき、小さなイライラが積み重なってストレスも溜まりがちです。

また、活動のフィールドが「家」を中心とした小さな円に留まってしまい、社会と切り離された感じがして疎外感空しさを感じる人もいると思います。

しかし、資格取得を目指して勉強をすると、「試験に合格する」という明確な目標をもって毎日を過ごすことになります。また、試験の本番という期日もしっかりと定まっているのでモチベーションの維持も難しくなく、生活に張りが出ます。

社労士という社会と密接に繋がり、貢献度の高い資格の取得を目指しているということで、自分と社会との関わりも感じられ、疎外感も薄まるでしょう。

勉強が趣味として日常に取り入れられることで、家事育児だけの生活を送るよりも、精神的に安定して過ごせる主婦の方は多いです。

育児にも良い影響が与えられる

親が勉強している姿を子に見せることは、育児と、その後の教育において非常に良い影響を与えます。親が日常的に勉強していると、子供も勉強することが「普通」であると思うようになります。

子が小学生、中学生になったとき、口先だけでいくら「勉強しなさい!」と言っても説得力がありません。しかし、親が普段から勉強していると、勉強することは大切なことだと刷り込まれることになりますし、「勉強しなさい」の言葉にも重みが出て説得力が増します。

勉強は、新しい知識を身に付けることであり、本来楽しいものです。親がその姿を見せることで、子も勉強に親しみ、楽しさを見出せるようになります。

家庭を守る知識を得られる

社労士の勉強では、就労規則社会保険年金制度などについて学びます。それらは全て、自分や家族が働いたり、生活したりしていく上で密接に関わってくるものです。

例えば自分がブラック企業に就職してしまった場合、正しい法律やルールを知らないと、会社や上司の言うなりになるしかなく、良いように利用されてしまう可能性があります。

そんなときも、正しいルールを知っておくことで、理不尽な扱いに気が付くことが出来ますし、然るべきところに堂々と報告や意見が出来るようになります。

生活に密接する法律知識を仕事としてだけでなく、自分自身や家族のためにも使えるというところが、主婦が社労士資格を取ることの大きなメリットの一つと言えます。

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主婦が社労士を目指す際の注意点

「注意点」のイメージ 主婦は資格勉強が得意な方が多く、基本的には独学に向いています。

一方で独学だとどうしても勉強期間が長くなってしまうことが多いです。

のんびりと資格取得を目指される方であれば問題ありませんが、次のような状況の方であれば、なるべく最短で資格取得を目指す必要があるでしょう

短期合格を目指す必要がある場合

育休などをしている場合

育休を取得していてその間に社労士資格を取りたい、と考えている方もあるかもしれません。

育休中は仕事をしている時よりもまとまった勉強時間が取りやすいですが、育休は1年弱しか期間がありません。

社労士試験は暗記が必要な量も多く、本質的に法律を理解していることも求められるので、独学且つ育休中の短期間で一発合格というのはかなり難しいです。

育休のように限られた期間内で一発合格したいというのであれば、独学よりもテキストや勉強内容が効率よくパッケージされている予備校や通信講座などを利用する方が良いでしょう。

一度退職して再就職を考えている場合

一度退職して資格取得のための勉強に集中し、資格を取ったら再就職したいと考えている場合も、なるべく短期間での合格を目指さなくてはなりません

どんな業界でも基本的には働いていない期間が長くなるほど就職が難しくなります

社労士試験は年に一度しか行われないので、資格取得後に復職しようと考えている方の場合、不合格になると復職までの期間が1年も延びてしまいます

1年の差は再就職にも大きく響きます。社労士の資格を復職に最大限生かしたいのであれば、1回の受験で合格を勝ち取ることを目指さなければなりません。

独学での学習に不安がある場合

短期合格を目指すのであれば、独学で社労士を目指すのは避けるべきでしょう。

一方で予備校に通うのは時間がなかったり、費用が30万円近くかかってしまうので、躊躇される方も多いかと思います。

そこでおすすめなのが通信講座の受講です。

通信講座であれば予備校の3分の1以下の価格で受講できる上に、合格率が独学の4倍以上の講座も存在します。

低価格でもしっかりと効果を発揮してくれる通信講座が多いので、この機会にぜひ一度チェックしてみましょう。

一番おすすめの通信講座は?

社労士の通信講座であれば、圧倒的にフォーサイトの通信講座がおすすめです。

一番人気のコース「バリューセット1」の講座費用は72,800円となっており、相場よりも3万円近く安く受講することができます

また、フォーサイトの社労士講座は受講生の合格率が全国平均の4.08倍という業界最高の合格実績を誇っており、最短合格を目指される主婦の方にはぴったりの講座となっています。

講座の口コミ評判も非常によく、1番おすすめできる通信講座です。ぜひ一度チェックしてみてください。

社労士は主婦でも合格できるかまとめ

社労士と主婦まとめ
  • 主婦でも社労士試験に合格するのは十分可能
  • 育休などを利用して勉強される方も多い
  • 社労士の資格は再就職・復職に多いに役立つ
  • 独学で目指すよりも通信講座等を利用した方が確実

結論をまとめると、主婦の方でも独学で社労士試験に合格することは可能です。受験資格はあるもののそれほど門戸が狭いものでもないですし、主婦の方の合格率も高くなっています。

しかし、難関資格と言われているものの一つであり、短期間で要点だけをさっと触ったくらいで合格出来るようなものではなく、時間をかけてこつこつと勉強していく努力と根気、モチベーションの維持が不可欠です。

社労士の業務自体はそもそも女性に向いているとも言われていますし、実際に女性の割合も高く、現場でも重宝されています。

いずれ再就職するつもりがあって、今の主婦としての期間もステップアップに繋げたいと考えている方には、社労士資格を目指すことも選択肢の一つとして是非お勧めします。

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