LECの社労士講座の評判・口コミは？メリット・デメリットから講師陣の実力まで解説

LECの社労士講座には、以下のような特徴があります。

• 受講価格は他社と比べて高い
• お得な割引制度が豊富に存在
• 高い論点的中率を誇るオリジナル教材
• わかりやすくと熱意を兼ね備えた実力は講師陣
• 個々の状況に合わせたカリキュラムが充実
• 質問制度が整っている

LECの社労士講座はわかりやすい講義と充実のサポート体制を基に数々の合格者を送り出しています。

試験を知り尽くし、合格までの道筋を完全に把握している実力の講師陣から手厚い指導を受けることができるため、法律学習初心者の方でも一から合格に向けた実力を積み上げることができます。

このように高い学習パフォーマンスを発揮する講座ですが、価格が高い点など注意しておくべき特徴も存在します。

以下では、LECの社労士講座の魅力や気を付けたいポイントを余す所なく解説してきます。

LECの社労士講座には、個々の状況に合わせて色々なコースが用意されています。

各コースの料金や受講の形態は以下のとおりです。なお、通学Webとは「通学Webフォロー付き」の略です。

LECの社労士講座は、ほとんどすべての講座で通信と通学、どちらかを選べるようになっています。

通信と通学コースで値段は変わらないため、自分の生活スタイルに合わせて最適な講座を選ぶとよいでしょう。

他社の講座と料金を比較

次に、LECの料金を他社の社労士講座と比較してみることにします。

なお、比較に使用するのはLECの社労士講座からは最もオーソドックスな「合格コース」、他社の講座もそれに準ずる基本的なコースを選びました。

以下が比較の結果ですのでご覧ください。

上記のように、LECの社労士講座は他社講座と比較すると受講費用が通信・通学共に若干高いと言えます。

最も安い「フォーサイト」と比べると10万円ほどの差がありますので、価格面だけで比較すると不利となってしまう点は否めません。

しかしその分、LECの社労士講座には各種の割引制度が用意されており、こちらを活用することで講座をお得に受講することができます。

割引・キャンペーン制度で負担を軽減できる

LECの社労士講座は受講費用が他社よりも高めですが、割引やキャンペーンを利用することで負担の軽減が可能です。

期間限定のものは頻繁にチェックしよう

LECの社労士講座では、期間限定の割引制度が頻繁に実施されています。割引キャンペーンが始まったら、早めに申し込むと良いでしょう。

なお現在は、以下のような割引キャンペーンが行われています。

社労士試験対策講座の中でも受講者数の多い2講座でお得な受講料割引キャンペーンを実施中です。

本年度試験での合格を目指す方は、ぜひこの機会に講座のお申し込みを検討してみてはいかがでしょうか？

特定の条件が必要な割引制度

LECの社労士講座には、条件付きの割引制度もあります。

例えば「他社で1講座5万円以上の社労士講座を受講したことがある方」もしくは「社労士本試験を受験したことがある方」は、コースによって20％～30％の割引が適用される場合があります。

他にも条件付きの割引制度が多数用意されていますので、LECの社労士講座を検討する時は、ご自身に合う割引条件がないか確認してみると良いでしょう。

合格者には受講料が全額返金

LECの社労士講座は、受講料の割引以外に「合格者への受講料全額返金制度」があります。

参考までに、2023年度の返金条件は以下の通りでした。

• 2020年6月23日～10月3日に対象講座の申し込みをし、その後2023年度の社労士本試験を受験、合格し、2023年11月10日までに所定の手続きをした場合

申込期間などに制限はあるものの、こちらの条件をクリアすると支払った受講料が100％返金されます。

返金制度を利用すれば費用面での負担がなくなりますし、合格に向けてのモチベーションも上がることでしょう。この制度を利用することを目標に、合格を目指して頑張ってください。

LECの社労士講座は、教材の充実度にも定評があります。

要点がわかりやすいインプットテキスト

LECの社労士講座のテキストは図表を大切な箇所やわかりづらい内容の説明の際に豊富に盛り込むことで、絶対に押さえたい内容や他の方と差がつく論点を確実に押さえることができます。

また5段階表示された重要度や、過去問との対比もその都度記載されているため、重要なポイントを逃さず学習を進めることができるでしょう。

効率よく内容を習得するための工夫が随所になされており、学習をスムーズに進めることが可能です。

解答力が身に着くアウトプット教材

LECの社労士講座は、アウトプット用の教材も充実しています。

各科目では確認テストが用意されており、インプットした知識を使って回答する練習をすぐに行うことができます。本番と同じ出題形式になっていますので、知識が定着するだけでなく試験の予行練習にもぴったりでしょう。

また、単元ごとに整理された10年分の過去問も付属しており、こちらは自分の苦手分野をピックアップして集中的に演習することができ、苦手克服に最適の教材となります。

受講生をサポートする教材が豊富

LECの講座には、インプット・アウトプット用の教材の他にも暗記事項や直前の確認事項のまとめテキストなど、役立つ教材が充実しています。

スキマ時間で手軽に勉強したい場合、もしくは試験直前の総復習など、場面ごとのニーズに細かく対応したテキストの存在は非常に心強いです。

学習ガイドや公式の受験案内提供もあるので、提示されるスケジュールに沿って勉強に専念できるでしょう。

出題傾向を反映しており的中実績も抜群

LECの社労士講座は、担当講師がそれぞれオリジナル問題を提供してくれるという特色があります。

どの講師も過去問を徹底分析した上で、本年度の試験に出やすいポイントをおさえた問題を作成しています。

そのためLECの社労士講座では例年、教材と同じ内容が本試験でも出題されることが多く、論点的中率の高い講座となっています。

LECの社労士講座を受講するだけで試験に出やすいポイントを網羅できますので、安心して本番を迎えてください。

次に、LECの社労士講座のサポート制度について解説していきます。

LECの社労士講座は受講者に向けた学習サポートが充実していることで知られていますが、どういった内容のサポートがあるのでしょうか。

忙しい方のフォローもばっちり

LECの社労士講座には、通信講座の他に通学講座もあります。

通学講座は対面授業により集中して講義に臨める点や、他の受講生と一緒に勉強することでモチベーションが上がる点がメリットである一方、忙しい方にとっては授業に出席しづらい点が大きな難点となります。

ただ、LECではこのようなパターンでも不便なく学習を進められるにするために様々なフォロー体制を敷いています。

WEBまたはDVD動画が標準装備

LECの社労士講座では、通学講座にもWebやDVDでの講義動画が標準装備となっています。

何らかの事情で授業を欠席することがあっても、動画で授業を見ることができますので万が一の時でも安心でしょう。

授業には出席したものの聞き逃した部分がある、もしくは理解できなかったのでもう一度授業を聞きたいといった場合も、授業後に自分で復習することができます。

WebやDVDを併用することで、通学によるデメリットをしっかりカバーできます。これもLECの社労士講座の人気の秘訣と言えるでしょう。

他のクラスへの乗り入れも自由

欠席の際も動画授業ではなく、できるだけ生で講義を受けたいという方は、本来のご自身のクラスではなく他のクラスへの乗り入れも可能です。

これは同じ校舎内だけでなく、別の校舎においても可能です。例えば、出張先で普段とは別の授業を受けるなど、都合に合わせて自由自在に講義を受けることができるでしょう。

他クラスへの乗り入れは何回でも可能なので、必要に応じて利用してみるのがおすすめです。

疑問・悩みを気軽に相談できる

初めて受ける資格試験に向けて勉強して行く中では、色々とわからないところも出てくることでしょう。

疑問点や悩みがある方のために、LECの社労士講座には「教えてチューター」という制度があります。LECのスタッフが直接回答してくれますので、疑問をすぐさま解消できます。

他にも、スタッフではなく受講生どうしで質問し合える「教えてメイト」、勉強の質問以外に社労士の仕事内容の質問もできる「テレフォンチューター」など、LECの社労士講座には各種相談ツールが充実しています。

メールマガジンで役に立つ情報発信

LECからは、毎週月曜日に時事的な情報、火曜日には試験の最新情報などが掲載されたメールマガジンが発信されます。

社労士試験においては一般常識対策がなかなか難しいという声が聞かれますが、月曜の時事情報メルマガを読んでいれば一般常識の対策は十分です。 ご自身で調べる手間がかからず気軽に対策できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

また、試験の最新情報についても自らチェックせずとも自動的に知らせてもらえますので、情報収集に時間を割く必要がありません。

合格後のキャリアサポートもばっちり

LECには「社労士合格者クラブ」というコミュニティが用意されており、合格者どうしの情報共有や勉強会の情報が提供されています。

社労士として働く上では人脈形成も重要なポイントですが、社労士合格者クラブを利用すれば良質な人脈ネットワークを維持することができるでしょう。

また「社労士事務講座」「特定社労士合格講座」といった合格後のキャリアアップ講座も充実しています。

合格後のキャリアサポートまで設けられている講座は希少ですので、こちらも最大限に利用してください。

通信講座を選ぶ際、講師の質や相性も大切な要素ですよね。

ここでは、LECに在籍する代表的な講師の特徴をご紹介します。

わかりやすいように表にまとめましたので講師選びの参考にぜひご活用ください。

どの講師も非常に熱意があり、良質な授業展開をしてくれると評判です。 作成問題が本試験で的中した実績を持つ講師も多数いますので、気になる方はぜひ授業を受けてみてください。

LECの社労士講座は、残念ながら過去の合格実績が公開されていません。

とは言え、LECは他の法律系の資格講座では非常に高い合格実績を誇ります。

LECが持つ多数の実績

LECは、社労士以外の資格において豊富な実績を持っています。

例えば令和4年度の行政書士試験では、LECの2022年合格目標 パーフェクトコース・パーフェクトコースSP受講生の合格率は48.86％でした。

さらに令和5年度の司法書士試験では、27名の一発合格者を輩出しています。

他にも弁理士や司法試験など、各種法律関連資格においてLECは高い合格実績があります。法律分野においての合格ノウハウを豊富に持っていますから、社労士講座においてもLECが持つノウハウは活かされていることでしょう。

データの有無で判断するのは勿体ない

合格実績が公開されていないことでLEC社労士講座の受講を躊躇する方もいるかもしれませんが、他社の社労士講座でも合格実績が公開されていないところはあります。

実績公開の有無だけを見て受講を決めるのはもったいないですので、ぜひ全体的な実力を見て受講を判断するのがおすすめです。

社労士の合格実績を重視するならフォーサイト

LECのように社労士試験の合格実績を公表していない講座がある一方、アガルートやフォーサイトなど毎年試験の受講生合格率を公表している講座も存在します。

この2つの講座の中でも、特にフォーサイトは毎年全国平均の3~4倍を誇る高い合格率を誇る講座であり、合格実績を気にしている方はぜひチェックしておきたい講座です。

フォーサイトは合格率を公表する際に、合格率に加えて合格者数もしっかりと公表しており数字の信頼度は抜群です。

フォーサイトの社労士講座についてより詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事で詳細を確認してみてください。

フォーサイトの社労士講座の評判は？口コミから現在の実態を調査！

LECの社労士講座は非常に優れた講座ですが、いくつか注意すべき点もあります。

受講を検討する際は、以下の点についても考慮の上で決めてください。

料金が他社と比べて割高

LECの社労士講座は、受講価格が他社と比べると割高です。通信講座においてはその差も大きく、金額面だけを比べると他社に劣ると言えます。

とは言えテキストの充実度や講師の質は非常に高いです。料金の高さに見合った講座内容になっている点を考えると、一概に料金だけを見て判断すべきではないでしょう。

もしどうしても料金がネックになる場合は、各種割引制度にも目を向けてください。使える割引を全て使うことを想定して、もう一度他社の価格と比較してみましょう。

勉強量が多すぎるとの声も

LECの社労士講座は、受講するコースによっては勉強量が多すぎるという声も聞かれます。

例えば「スタートダッシュ＋合格コース」には109回分の授業が用意されています。一発合格を目指すには十分な勉強量であると言えますが、あまりにも授業料が多すぎてキャパオーバーになってしまう方もいるでしょう。

勉強量が多すぎると負担に感じるという方は、コース選びの際にカリキュラムのボリュームもしっかり確認しておくことをおすすめします。

ここで改めて、LECの社労士講座のコースを一覧でご紹介します。

LECの社労士講座には、上記のとおり多くのコースが設定されています。

初学者の方には最もオーソドックスな「合格コース」、もしくは「合格のトリセツ講座」がおすすめです。

また、ご自身の知識レベルによっては「しっかり基礎」「スタートダッシュ」などのコースも並行して受講するとより実力を高めることができるでしょう。

すでにある程度学んでいる方は、「中上級コース」で知識を深め、確実に合格を目指していってください。

通学講座か通信講座か選択可能

LECの社労士講座は、通信講座だけでなく通学講座も選択することができます。

もちろん、通学する時間がない、もしくはある程度自分のペースで勉強したい方には通信講座をおすすめします。

しかし人気講師による迫力ある授業を生で受けたい方や、仲間から刺激を受けたい方には、通学講座がおすすめです。

いずれも料金は同じですので、お好みに合わせて選んでください。

LECの社労士講座は、人によって向き不向きがあります。

ここではLECの社労士講座が向いている方、そしておすすめできない方の特徴もご紹介します。

LEC社労士講座がおすすめできない方

以下のような方には、LECの社労士講座はあまりおすすめできません。

• 費用を抑えて受講したい方
• 通信講座よりも自分で行う勉強に時間を割きたい方

LECの社労士講座は、他社と比べると費用が高めです。料金の安さを重視する方にはあまりおすすめできません。

また、自分で行う勉強を主軸にしたい方にとっては、カリキュラムの量の多さが煩わしく感じられることでしょう。

料金が高い分講義やテキストの質や量は非常に充実していますが、合わないと思った場合は他の講座も検討してみてください。

LECの社労士講座がおすすめな方

以下のような方には、LECの社労士講座を強くおすすめします。

• 通信講座でしっかり勉強したい方
• 実績ある講師陣の濃厚な授業を希望する方
• 通学で受講したいが、忙しさに不安を感じる方

LECの社労士講座は講師の質、教材の量ともに非常に充実しています。

通学講座を選んだ場合は欠席した分のサポートも存分に受けられますので、スケジュール調整が上手くいくか不安な方でも、安心して受講を続けることができるでしょう。

信頼できる講師の基で学習を進めたい方や、十分量の対策を行いたいと考えている方にはおすすめの講座であるといえます。

最後に、LECの社労士講座の評判や口コミをご紹介します。

アウトプットの機会が充実している

「確認テスト」「本試験予想答練」「実力確認模試」、３回の「公開模試」、等のテストが多くあることが、理解力、記憶力、国語力等、本試験に向けて着実に実力向上となった。

やはり問題を解く機会が多いのが有効である。 LEC社労士講座の合格体験談より

（LECで受講して良かった点） もう1つは、アウトプット教材の豊富さです。 確認テストで過去問題集にない論点や法改正に触れることができ、直前対策の各講座テキストに付いている問題も復習に役立ちました。 LEC社労士講座の合格体験談より

LECの社労士講座に寄せられた口コミの中では、「アウトプット用の教材」について高く評価する意見が多く見られました。

確認テストや一問一答、模試など、LECの社労士講座にはアウトプット用の教材が多く用意されています。内容も非常に充実しており、これらの教材を使うことで合格につながったという口コミが多く寄せられています。

わかりやすい講義で勉強を続けられた

大学で受講していたので、自分も含めみんなが初学者でした。 その中で、早川先生は、基礎の基礎まで詳しく説明してくれて全体の流れが分かる様になり、勉強に取り組みやすくなりました。 LEC社労士講座の合格体験談より

コロナの影響でWebの動画配信での受講でしたが、毎回、澤井先生の明るく軽快な講義を観るのが楽しみで、お陰様で最後まで学習を続けることができました。 LEC社労士講座の合格体験談より

LECの社労士講座では、受講者の知識レベルや学習環境に合うように、多くのコースが用意されています。

初学者が基礎からまんべんなく学ぶことができる体制が整っているのはもちろんのこと、Web動画が充実しているため、通学できない方でも十分な講義を受けられます。

それぞれの講師の強みが活かされた講義はどれもわかりやすく、楽しみながら受講できるでしょう。

こうしたLECならではの講義スタイルは、多くの受講者から高い評価を得ています。ぜひご自身でもLECの講義を体験してみてください。

LECの社労士講座は、料金こそ若干高めですが、それに見合う価値は十分あると言えます。

授業数の多さや教材の量が負担になる場合を除いて、社労士を目指す熱意のある方であれば、必ず満足できる内容と言えるでしょう。

ぜひLECの社労士講座によるサポートを存分に享受して、社労士試験の合格を勝ち取ってください。

LECの公式サイトはこちら