社労士が登場する漫画って?ドラマ原作やweb漫画について紹介!

更新日時 2019/07/19

社会保険労務士(以下、社労士)が登場する漫画をご存じですか?

この記事では、ドラマ化されたあの漫画やwebで読める漫画等をご紹介します。

社労士の具体的な仕事ぶりをイメージするのにもいい機会になりますので、是非読んでみてください。

社労士が登場する漫画にはどんなものがある?

子どものお絵かき

今回ご紹介したい「社労士が登場する漫画」が2つあります。

  • 「ダンダリン一〇一」

  • 「ナナイロニヒカル」

の2つです。

どのような社労士が登場するか、是非ご覧ください。

ダンダリン一〇一って?

2匹のインコ ダンダリンのあとの一〇一は「いちまるいち」と読みます。

原作:とんたにたかし

作画:鈴木マサカズ

掲載誌は講談社の週刊漫画雑誌『モーニング』です。

モーニングの「ダンダリン一○一」紹介ページはこちら

こちらの漫画は2013年に女優の竹内結子さんが主演で『ダンダリン 労働基準監督官』としてドラマ化もされ、日テレで放送されました。

竹内結子さん演じる主人公の段田凛(だんだりん)に由来したタイトルです。

キャッチコピーは「働くひとを守るために、働くひとがいる。」でした。

ダンダリン一〇一のあらすじ

主人公の段田凛は労働基準監督署に勤めている女性の労働基準監督官です。

簡単に言うと、主人公の段田凛をはじめとした労働基準監督官たちが労働基準法、労働安全衛生法その他の法令を適用していわゆるブラック企業を摘発し、労働者を守っていくという物語です。

法令違反を発見すると、決して見逃すことはできず、ひたすら真面目で全く融通も利かずに、違反している企業や経営者をとことん追及する彼女。

最初は、同じ署に勤める同僚や署長も、仕事上大きな問題を抱えることを避けようとして、凛の行動に翻弄されていました。

しかし、凛のひたむきな仕事ぶりを目の当たりにして、次第に使命感を高め、一致して労働者の不当を解決するために奮闘する、という話です。

ドラマのキャッチコピーにある「働くひとを守るために、働くひと」とは労働基準監督官のことですね。

登場する社労士はどんな人?

ダンダリンの中では「相葉社労士事務所」という社労士事務所が出てきて、代表である相葉 博美と胡桃沢 海の2人の社労士が登場します。

社労士の相葉は経営者側の味方として、労働基準監督官である段田凛の敵のような存在として描かれています。

クライアントである会社の味方であり、会社経営を成立させるためには手段を選ばない、という方針をとる社労士です。法の網目を突いて、労働者から搾取する手法を経営者へ入れ知恵する役回りです。

部下である胡桃沢海も相葉と共に経営者の味方として企業側の利益を追求する活動をしています。

正直なところ、この漫画の中では、社労士は労働者にとって敵、であるかのように見えてしまうかもしれません。

実際の社労士は悪者?

ダンダリンでは社労士が悪者として登場しています。

本当に社労士は労働者の敵でしょうか?実際の社労士は決してそんな存在ではありません。

社労士は、確かにクライアントである経営者の利益に沿って活動はします。

それでも、労働基準法などの法令は守るよう経営者に指導しますし、労働者側の相談に乗る業務も行います。

社労士は、企業の発展を願い、その為に最重要な要素である労働者が企業といい関係で長く勤められる環境を作ることを最優先に考えます。

その場を取り繕う為に法令に違反することを行っても、長い目で見て企業の利益に繋がるとは考えられません。

なので、社労士は企業の味方、労働者の敵という立場ではありません。

そもそも社労士は、社会保険労務士法に基づいた国家資格者です。

社会保険労務士法において、品位を失うような行為をしてはいけないと定められていますし、もちろん社労士自身も大きな使命感と自覚を持って業務にあたっています。

漫画では、労働基準監督官である段田凜が経営者(社労士も)をやっつける勧善懲悪のような台本として仕立てられていますが、それは話を面白くする為で、漫画で描かれる社労士が実際の社労士の姿ではないことを是非わかった上で楽しんでいただければ幸いです。

ナナイロニヒカルって?

ジャンプ

「ナナイロニヒカル」という漫画は、全国社会保険労務士会連合会により作られた漫画です。

web上で無料で読むことができます。

現在もこちらで連載中ですので、是非ご覧ください。

ナナイロニヒカルのあらすじ

「ナナイロニヒカル」の舞台は、従業員が10人の小さな町工場です。

ヒカルは、町工場の社長でありながら自ら機械を動かす業務も行う父親の娘であり、父親の工場で従業員として働いています。

定年で退職した社員や、がんが見つかって入院してしまった社員の人手の穴を埋められずに従業員それぞれが苦しい状況で工場を続けていく中で、女性社労士の笠原さんが登場し、「人を大事にする企業作り」 を提唱します。

笠原社労士は、各従業員の業務状況等を把握し、話を聞き、社長やヒカルと一緒に改善案を考えました。

そして、多様な雇用形態を提案して、がんで入院している社員も退院したら短時間の仕事を続けることができ、定年退職した社員も嘱託社員として仕事に戻ることができるようになり、会社の人手不足も解消の方向に向かいました。

社長自らが、「ヒトを大事にした企業を作りたい、娘に誇れる企業にしたい」と従業員に思いを語り、娘であるヒカルもそんな父親の思いを知り一層前向きに働いていくようになりました。

その背景には、よりよい職場作りを考え、これからも企業と歩んでいこうとする社労士の笠原さんの姿がありました。

ナナイロニヒカルを連載している全国社会保険労務士会連合会とは?

全国社会保険労務士連合会は、各都道府県の社会保険労務士会の連合組織で、厚生労働大臣の認可を受けた法定団体です。

国民に信頼できる情報を発信し、ひとつでも多くの労働・社会保険問題、そして個別労働関係紛争の解決に貢献することで、安心して働き、暮らせる社会をつくることを使命としている団体です。

上記の使命のもと、社労士登録などの事務や社労士試験の事務なども行っています。

詳しくは、全国社会保険労務士連合会のホームページをご覧ください。

全国社会保険労務士連合会のホームページ

漫画以外に社労士の実態を知る方法

手を繋ぐ二人

全国社会保険労務士会連合会のホームページには、漫画以外にも社労士と働き方の改善をテーマとしたノンフィクションの体験談が「ナナイロニヒカル企業」として書かれてます。

そのエピソードは4つあり、それぞれが「子育て」「介護」「うつ病」「病気」に関するものです。

各エピソードは以下で読むことができます。

ナナイロニヒカル企業

働く上での支障をかかえる労働者と向き合い、「働き方改革」に取り組む企業と社労士のお話になります。

全国社会保険労務士連合会が描く漫画やノンフィクション体験談なので、社労士の業務の素晴らしい面ややりがい等を感じ取ることができるのではないでしょうか?

社労士が登場する小説も

重なった本

「ひよっこ社労士のヒナコ」という小説をご存じでしょうか?

「エール!」という仕事にまつわる小説を集めた全3巻の書籍の2巻目に出てきた「五度目の春のヒヨコ」の新人社労士のヒナコについて、彼女の話が一冊の小説となったものです。

作者は水生 大海で文藝春秋より発行されています。

二十六歳のひよっこ社会保険労務士・ヒナコが、得意先で相談に乗りながら事件を解決していく、読むと心が暖かくなる、お仕事小説として紹介されています。

社労士の仕事ぶりを知ることができる作品となっています。

こちらも、気になる方は是非読んでみてください。

社労士が登場する漫画まとめ

チェックリスト

今回の記事では、社労士が登場する漫画などを紹介しました。

ざっくりまとめます。

社労士が登場する漫画まとめ

  • 「ダンダリン一○一」:

主人公の労働基準官の敵、ブラック企業経営者の味方として悪者のように社労士が描かれた作品

  • 「ナナイロニヒカル」:

全国社会保険労務士連合会のホームページに掲載されている漫画で、働き方改革に取り組む社労士が登場する作品

  • その他小説では「ひよっこ社労士のヒナコ」など

数が多いとは言えませんが、知っている作品はありましたか?

漫画から社労士の仕事をイメージするのも面白いですよね。

ダンダリンでは、労働者の敵として描かれていましたが、実際は、労働者も含めた企業の味方として業務にあたる社労士に興味を持っていただければ幸いです。

是非、社労士を目指してみませんか?