高卒でも心理カウンセラーになれる?臨床心理士との違いや就職先まで解説!
「高卒でも心理カウンセラーになれるの?」
「心理カウンセラーの資格が取りたいけど、どれがいいのかわからない!」
高卒で心理カウンセラーを目指している方は、このような悩みをお持ちなのではないでしょうか。
この記事では、高卒で心理カウンセラーになれるのか解説しています。
高卒の心理カウンセラーの就職事情や、臨床心理士などの資格について、心理カウンセラーの将来性など、心理カウンセラーを目指す上で知っておきたい情報をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
高卒でも心理カウンセラーになれるかについてざっくり説明すると
- 高卒でも取得できる心理カウンセラーの資格がある
- 高卒では簡単に心理カウンセラーとして就職できるわけではない
- 最近はオンラインカウンセリングなどで心理カウンセラーの需要が高まっており、活躍のチャンスが増えてきた
このページにはプロモーションが含まれています
高卒から心理カウンセラーになるには
心理カウンセラーの資格の一つにメンタル心理カウンセラーがありますが、メンタル心理カウンセラーの資格取得には通信講座の受講が条件とされています。
ただ受講してプログラムを終えればよく、試験を受けて合格する必要はありません。
講義は大学・大学院で学ぶ内容から重要な部分を抜き出して学ぶものですが、初学者にもわかりやすいテキストで学び、学歴によって取得難易度が加わることもありません。
キャリカレの場合、受講期間は約2カ月で、68,800円の費用がかかります。短期間できるため、メンタル心理カウンセラーは人気の高い資格になっています。
他の資格の場合、受験が必要な場合や、学歴によって受験科目が異なることなどもあるため、学歴がないと受講に踏み込めない方もいるでしょう。
その点、受講のみで資格取得できるメンタル心理カウンセラーは、学歴がない方でもおすすめできる資格なのです。
高卒でも資格取得はできる?
心理カウンセラーの資格には、
- メンタル心理カウンセラー
- 臨床心理士
- 公認心理士
- メンタルケアカウンセラー
などの資格があり、民間資格と国家資格があります。
高卒で心理カウンセラーを目指す場合、取得するべきなのはメンタル心理カウンセラーの資格です。
メンタル心理カウンセラーの資格は、受験資格がないため、学歴問わず誰でも受験することができます。
しかし、心理カウンセラーを目指すにあたり公認心理士、臨床心理士を目指す場合には、受験資格が必要です。
公認心理士、臨床心理士になるには大学や大学院で所定の単位を取得する必要があるため、高卒では公認心理士、臨床心理士になることはできません。
高卒で心理カウンセラーになる人もいる
心理カウンセラーになるだけであれば、資格や学歴は関係ありません。そのため、高卒で心理カウンセラーになる人は多くいます。
ネットの記事でも、高卒で心理カウンセラーになった人の体験記を読んだことがある方もいるでしょう。
そのような経験談を参考にすると、資格取得するメリット・デメリットが理解できるのではないでしょうか。
ただ、無資格でのカウンセラーは、学歴が必要な公認心理士、臨床心理士と比較されていまうこともあります。
高卒では臨床心理士にはなれない
心理系の資格の中で、最も知名度があり人気なのが臨床心理士です。臨床心理士は民間資格ではありますが、臨床心理士の資格を持っていると心理系の専門家である証明にすることができます。
臨床心理士の資格を取得するためには、指定大学院を修了しなければなりません。 通信制の大学院もありますので、大学院に通うのが難しければ通信制大学院を選ぶのもよいでしょう。
高卒のままでは臨床心理士の資格取得はできませんので、カウンセラーとしてスキルアップし臨床心理士の資格を取得したい方は、まずは大学に進学する必要があります。
心理カウンセラーの就職先
高卒で心理カウンセラーを目指す場合、活躍の場は狭くなってしまいます。一般的にカウンセラーの就職先には、学校、企業、病院、独立開業があります。
心理系の資格には公認心理士や臨床心理士があり、カウンセラーの就職はこの二つの資格取得者を求めているケースが多くなっていますので、高卒のカウンセラーはどこにでも簡単に就職できるわけではありません。
公認心理士、臨床心理士と比べると、高卒のカウンセラーの活躍の場は狭いと言えます。
ただ、最近はオンラインカウンセリングが広まっており、そのようなオンラインカウンセリングの会社では、高卒のカウンセラーも採用されることがあります。
高卒の人が心理カウンセラーの資格を取得するメリット
学歴不問なことが多く目指しやすい心理カウンセラーですが、資格を取得するメリットは何でしょうか。
高収入を目指すこともできる
カウンセラーの平均年収は、勤務先によって変わりますが約300~400万円ほどです。
他の資格と比較しても、それほど高収入ではないように思えます。しかし、心理カウンセラーの中には1,000万円を超える年収を得ている人もいます。
カウンセラーとして有名になり人気が出た場合、自らのカウンセリングルームを開いたり本を書いたりすることによって、ただどこかの施設に所属してカウンセリング業務を行うより倍以上の収入を得ることも可能です。
高収入を目指したい方は、独立開業や、カウンセリング業以外のビジネスも検討してみることをおすすめします。
カウンセラーとしての信頼度が上がる
カウンセラーは資格を持っていなくても名乗ることができるため、カウンセラーの中には資格を持っていない人もいます。
そのため、資格を持っているカウンセラーは無資格のカウンセラーよりも信頼度が高いことから、利用者も安心して利用することができます。
資格を持っていればカウンセリングや心理学について専門的な知識を持っていることの証明になりますので、資格は取得しておくことがおすすめです。
利用者から悩みやトラブルといったプライバシーに関わる相談を受けるのですから、カウンセラーの信頼度はとても重要です。
利用者が安心してカウンセリングを受けられるためにも、資格は取得しておきましょう。
将来性が高い
カウンセリングというと日本人にとっては少し遠い存在にも感じられます。実際、日本ではもともとカウンセリングの利用者は多いとは言えず、カウンセラーの需要はあまり高いものではありませんでした。
しかし、最近では日本でもカウンセリングが以前よりも身近なものになっており、利用者の数も増加しています。
また、カウンセラーの仕事はAIの技術によってなくなるものではないため、今後もカウンセラーという職業がなくなることはないでしょう。
そのため、カウンセラーの将来性は高いと言われており、今後も活躍の場が増えていくでしょう。
やりがいを感じる仕事ができる
心理カウンセラーは相談者からの悩みを聞き、アドバイスする仕事で、しばしば相談者が悩みを解決して前を向けるきっかけになることがあります。
そのため、誰かを助けることが好きな人にとってはやりがいを感じる仕事です。
また、カウンセリングを通して様々な考えに触れ、心理カウンセラーとしての経験を積んでいくことでよりカウンセリングの能力が上がっていくので、心理カウンセラーを長く続ければ続けるほどより適切な対応ができるようになってやりがいを感じられるようになります。
その点高卒で心理カウンセラーになると大卒でカウンセラーになるよりも多くの年数仕事に携わることができるので、やりがいもより感じられるでしょう。
高卒の方向けの心理カウンセラーの勉強法
心理カウンセラーに必要な知識を学習するためには資格取得が一番おすすめです。
特に学習が苦手な方や、心理カウンセラーの知識に初めて触れる方は初級者向けの資格を取得するとよいでしょう。
初級者向けの資格は、基本的に通信講座の受講が資格取得に必須となっており、この受講を通じて今後カウンセラーとして必要とされる知識を確実に身に付けることができるのです。
初級者向けの資格は数多く用意されていますが、その中でも特にキャリカレの「メンタル心理カウンセラー」の取得をまず検討してみることをおすすめします。
わかりやすいフルカラーテキスト、頼りになる学習サポートなど学習がスムーズに進むコンテンツが充実しているため、初めての方でも安心して学習を進めることができるでしょう。
高卒でも心理カウンセラーになれるかについてまとめ
高卒でも心理カウンセラーになれるかについてまとめ
- 高卒で心理カウンセラーになる人は多い
- 無資格でも心理カウンセラーになれるが、信頼度を上げるため資格取得がおすすめ
- 将来的に公認心理士、臨床心理士になりたいなら、大学、大学院への進学が必須
最近ではオンラインカウンセリングが広まってきており、カウンセラーの需要が高まっています。
カウンセラーとして就職したい方は、オンラインカウンセリングの求人も探してみてはいかがでしょうか。
また、資格取得をすると、専門的な知識を得ることができたり利用者からの信頼度が高まったりするメリットがありますので、ぜひ通信講座で資格取得をすることをおすすめします。