公務員試験の小論文対策はどうすればいいの?頻出テーマや書き方を徹底解説!

更新日時 2020/01/23

「公務員の小論文ってどんな課題が出るの?」

「小論文や作文は苦手なんだけど、どんな対策があるの?」

このような疑問やお悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんか?

公務員試験において、自治体や試験区分によっては小論文が課されることがあります。

作文や小論文を書くことが苦手な人にとっては、論文試験は憂鬱に感じてしまうでしょう。

公務員の論文試験で出題されるテーマは様々で、幅広いジャンルから自分の意見を論じなければならず、説得力がある文章とわかりやすい書き方が求められます。

こちらの記事では、公務員試験における小論文の頻出テーマや書き方のコツについて解説していきます。

公務員の論文試験対策をざっくり説明すると

  • まずは時事に関心を持とう
  • とにかく練習してみよう
  • 書くことに慣れてきたら、文章構成を意識しよう
  • 上手な論文をたくさん読み込んで参考にしよう

公務員試験の論文対策はどうする?

女性の悩み

公務員試験では、どんな自治体を受けるにしろ大抵60~90分の時間で800~1,000文字前後の論文の作成が求められます。

最近は公務員を目指す就活生や公務員への転職を考える社会人が多く、公務員の倍率は上がっているため、良い論文が書ければ周りと差を付けることが出来ます。

論文は知識と思考力、一定の書き方のパターンを掴めれば攻略することができます。

以下で、論文試験の対策について述べていきます。

出やすいテーマを知ろう

まず、公務員試験で扱われるテーマを知ることが大切です。

公務員試験でよく扱われる題材としては、「社会問題」「環境問題」「地方創生」 など行政がまさに今取り組んでいるテーマが多いため、入念に新聞を読んだり関心を払うようにしましょう。

以下で具体的な出題例を紹介します。

社会問題

  • 「少子化、人口減少に対して行政が取り組むべきこと」
  • 「高齢化社会に対して行政ができること」
  • 「働き方改革を推進するために行政がすべきこと」
  • 「女性の社会進出を推進するために行政ができること」
  • 「格差社会、貧困問題に対して行政が行うべきこと」

社会問題では、これらの課題が過去に論文のテーマとして出ています。

特に少子高齢化に関する論文は出題実績が非常に多いため、必ず念入りにチェックしておきましょう。

また、労働力不足を補うために女性の社会進出や高齢者の就労支援なども頻出テーマとなりますので、自分なりの考えをまとめておくと良いでしょう。

環境問題

  • 「○○(自治体名)の防災のために必要なこと」
  • 「温暖化対策として貢献できること」
  • 「海洋汚染プラスチックごみへの対策には何が必要か」
  • 「循環型社会の創世のために何ができるか」

環境問題では、これらのテーマでの出題があります。

特に近年、自然災害が多く発生した影響もあり防災に関しては意識の高まりが続いているため狙われやすいでしょう。

地方創生

  • 「○○(自治体名)の観光振興のためにできること」
  • 「○○(自治体名)の農林水産業の活性化に何が必要か」
  • 「2020年の東京オリンピックに向けた取り組み」
  • 「訪日外国人誘致のためにできること」

地方創生のテーマでは、これらの出題があります。

近年はふるさと納税ブームもあり、地方創生はよく取り扱われる議題です。

また、自治体がその自治体の魅力をアピールするPR動画の発信なども増えているようです。

当然、このような活動をすることにより認知度のアップは期待できますが、その反面コストが高くついたり費用対効果はどうなのかという視点も重要になります。

このように、メリットとデメリットをそれぞれ挙げて、「自分はこのように考える」と主張するように書くと良い論文になります。

共通の採点基準を知ろう

小論文の採点基準や採点方法は公開されていません。

しかし、小論文には厳格な採点基準が設けられており、採点基準としては正確なものはわかっていないものの、以下のような基準で採点が行われていると予想されています。

  1. 問題文の指示を正しく理解し答えられるか

  2. 抽象的な内容を述べるだけになっていないか

  3. 「資料」を正しく解釈し活用できるか

  4. 文を適切な接続詞で正確につなげられているか

  5. 課題文を無視して内容を展開させていないか

  6. 課題の内容をなぞるだけになっていないか

  7. 解答の中にムダな内容はないか

  8. 構成はバランスよくされているか

  9. 建設的で現実的な意見を述べられているか

  10. 論理は明快で伝わりやすいか

  11. 課題の解決策は複数提示しているか

  12. 知識を羅列するだけになっていないか

  13. 原稿用紙の使い方は正しいか

まず、問題文をしっかりと読んで「出題者はどのようなことを聞きたいのか」を把握しましょう。

そして、出題者の意図を読み取ってからしっかりと「相手の聞きたいことに答える」意識をもって論文を書いていきましょう。

これを忘れてしまうと、自分の言いたいことをダラダラと述べることになってしまい、「出題者が聞きたいこと」から離れていってしまう可能性が高いです。

そのため、まずは書き始めの部分で自分の主張したいことの結論を書いてしまいましょう。こうすることにより、自分の主張が相手に伝わりやすい論文になります。

理由付けや論理はその後の段落で述べていけば全く問題ないため、「まずは結論を述べる。理由付けはその後にやる」という書きグセを付けるようにしてください。

【タブー】足きり基準も知ろう

自治体によっては「足きり基準」が用意されていることがあるます。

足きり基準は最低限のラインです。もし自分の答案が足きり基準に当てはまった場合は、採点すら行われない可能性があるため必ずクリアしなければならないポイントになります。

以下で、「足きり基準」を紹介します。必ずクリアするよう心掛けましょう。

  1. 文字数が指定文字数の7割に満たない

  2. 字が汚すぎて採点官が読めない

  3. 名前を書いてないため誰が書いたかわからない

  4. 論点が全く合っていない

  5. 文章の構成がめちゃくちゃで伝わらない

  6. 最後まで書き上げられていない

試験時間には限りがあるため、自分の主張したいことを速やかに整理して速やかに文章を構成して速やかに書いていかなければなりません。

途中まで良い論文でも最後のまとめ部分が時間切れで書ききれなかった場合は非常にもったいないです。

このような事態を防ぐためには、何度も論文を書く練習をするしかありません。例えば、制限時間が60分であった場合は「自分の主張・文章構成を考えるのに5分、書き上げるのに40分、最後の仕上げ・見直しに15分」と時間配分を決めて練習していきましょう。

また、日頃から「自分の字は汚い」という自覚がある人は、できるだけ丁寧に書くように心がけるしかありません。「採点する側が自分の答案を見てどう思うか」を意識しながら書いていきましょう。

試験当日は緊張しますが、焦って何も考えずに書き始めてしまうと出題者の意図をまったく汲み取っていない、論点がずれてしまった文章になってしまったり、誤字脱字を連発してしまったりと、つまらないミスの繰り返しで減点となってしまいます。

そのため、文章の構成や主張を考える「試験開始最初の5分」は非常に重要となります。まずは結論を出しておいて、その後に理由付けをひねり出していきましょう。

加点される答案のコツ

小論文でより良い答案を書くためには、「加点基準」を知っておくと良いでしょう。

加点基準を満たした答案を書くことで、周りと差をつけることができるため合格により近付けます。

以下で具体的な加点基準を紹介します。

公務員の視点で考える

小論文試験においても公務員としての適性が見られているため、「公務員としての視点」を取り入れましょう。

公務員試験で論文を書く際には、「自分が公務員である(受験した自治体の職員である)」ということを意識して書くと良いでしょう。

例えば「外交官を派遣して○○国との協力を行う」「国連で世界的な連携が行えるように主張を行う」などは国家公務員試験では許容されるでしょう。一方で、地方公務員試験では世界規模の取組みに関する記述は許容されにくいと思われます。

こうしたように、受験先の視点持って内容を練ることが重要なのです。

文は短いものを繰り返しながら抽象から具体へ

一文が長いと、結論がわかりづらくなってしまうため、読み手としては非常に読みづらい文章となってしまいます。

そのため、一文は短く書くべきです。文が長いと結果的に伝わりにくい文となってしまうため、良い評価を得ることはできません。

さらに、抽象的な文章から具体的な文章という流れを意識して構成を行うとわかりやすい文章となります。

例えば、「市の天然記念物保護施策の実行のためにはまず、適切な財源確保を行うべきだと考える。例えば、市営動物園の利用者からの入場料の徴収やゴミ袋の有料かなどを行っていくことなどである。」というような文章になると読み手も分かりやすい文章となります。

実際の政策を参考にする

論文を書いていく上で、他の自治体でも構わないので実際にあった政策を参考にすると効果的です。

「○○(「高齢化」などその自治体が抱える課題)の解決のためには何ができるか」といった課題解決型の論文試験だと、その場で政策を提案する必要があります。

こういった課題解決型の論文試験の場でどうしても施策が思いつかない時のために他自治体で行われている政策を予め調べておくと良いでしょう。

例えば、「~という政策が考えられる。これは実際に○○県の××市で実行されており~」のような文章を書くと、説得力とボリュームが増し読みやすい文章となります。

自分の意見を述べる

公務員試験の小論文では、「自分が知っている知識からどのように答えを考えて、どんな結論を導いたのか?というプロセス」が最も重要です。

こうした思考力は公務員になった後に企画立案に役立つため、評価対象になりやすいのです。

したがって、既存の政策の問題点を指摘し、その課題を解決するより良い政策を答案で提案できると非常に高い評価を得られるのです。

小論文に正解は無いため、「自分はこのように考えているためこのような政策が良いと思う」という軸を持って文章を作っていくと良いです。

実践!公務員試験論文の書き方講座

論文の書き方

試験本番で評価される小論文を書くためには、

  1. 課題の吟味
  2. 課題の原因の列挙
  3. 解決策の提示
  4. 文の構成を図で示す

という4ステップの段階を踏むことが大切です。

課題のテーマを把握しよう

まず、問題用紙を開いたら課題を読み「今回のテーマが何であるか」を考える必要があります。

「その課題の原因としては何があるのか」「その原因を解決するために自治体としてどんなことに取り組めるか」を考えていきましょう。

例えば、

問い

少子化に対処するために何が必要か

という場合は、

「少子化の原因は女性が安心して子供を産める環境が少ないからである。」

と原因を述べてから、

「そのため、対処すべき方法として市内に産婦人科を含む病院の誘致や市内の保育所・幼稚園の増設が必要である。」

と取り組んでいくべき内容を述べると、自然で読みやすい文章となります。

また、これらの過程で一番難しいのは原因の分析と解決策の立案です。

次に、原因分析と解決策の立案のためのコツをお伝えしていきます。

課題を簡単に言い直してみる

課せられた課題がよくわからない場合、自分なりにわかりやすく言い換えると良いでしょう。

例えば

問い

循環型社会の創生のために何ができるか

という場合であれば、

言い換えた問い

「リサイクルが徹底された社会を作るにはどうすればいいのか」

と易しく、わかりやすく言い換えると論じやすくなります。

イメージとしては、「小学生でも分かるように言う」感覚で言い換えてみましょう。

問題の裏側を考えてみる

課せられた課題の解決策がイメージできないときは、そのを考えてみましょう。

例えば、問題として

問い

○○(自治体名)の農林水産業の活性化に何が必要か

と問われている場合に、

「○○(自治体名)の農林水産業が衰退してしまっている状態」

を想像してみると、

  1. 農家が廃業してしまう
  2. 漁業の担い手が高齢者ばかりで後継ぎがいない
  3. 林業の働き口がない

など具体的な状態が想像できるようになります。

このように、「逆」を考えてみることで

  1. 廃業する農家の数を減らさなければならない
  2. 若い人が漁師になりたいと思えるような政策を取らなければならない

など、原因の分析や解決策の立案のためのヒントが得られることがあります。

「なぜ」と「だから」を繰り返す

小論文を書くときは、「なぜ」と「だから」を繰り返すことが重要です

例えば、

問い

高齢化社会に対して行政ができることを挙げよ

という問いが出た時には次のように自問自答するのです。

person1
考える自分

「高齢化するとどうなる?」

と問いかけることで

person2
答える自分

「自治体全体でお年寄りが増える」

という答えが出ます。

さらに、

person1
考える自分

自治体全体でお年寄りが増えるとどうなる?

と問いかけることで、

person2
答える自分

働き手の数が減る

いう答えが出ます。

続けて、

person1
考える自分

働き手の数が減るとどうなる?

と問いかけることで、

person2
答える自分

労働力が低下して工場や企業が街の外に出ていく

というように課題が炙り出されるのです。

このように、「なぜ」と「だから」を繰り返していくと、芋づる式に考えがつながり、原因や解決案の立案のヒントが得られるようになります。

文の構成を考える

文章の構成は型が決まっています。

  1. 書き出し(問題の定義)
  2. 問題の原因分析
  3. 問題提起
  4. 解決策の提示1
  5. 解決策の提示2
  6. 結論

この流れが、文章の構成の型となります。

それぞれの項目での注意点や書き方を、以下で詳しく解説します。

書き出し(問題の定義)

文章の書き出しはその論文の方向性を決めるとても重要な部分です。

しかし、書き出しに迷う人が意外と多いようです。

この書き出しの部分では、問題文で問われていることについての現状や現況を簡潔に書くと良いでしょう。

例えば、

問い

人口の流出を食い止め、他の市町村からの人の流入を増やすには行政はどのような対策をすべきか

ということがテーマであったとします。

そのときの書き出しとしては、

  • 現在日本の市町村では人口流出が問題となっていること
  • その一方で、UターンやIターンなどといわれる地方への移住も増えていること

を軽く肉付けしながらまとめて、

  • 現在日本の多くの自治体が人口流出問題を抱えており、20年後には現在ある市町村の15%以上が限界集落となってしまうと予測されている。
  • ただその一方で、UターンやIターンと呼ばれる地方への回帰、移住も盛んに行われている

と書くと論文の方向性が定まります。

このように、まずは自分がこれから論じていく内容の軸を書き出し部分に述べることで、この後の文章も書きやすくなるのです。

問題の原因分析

問題の原因分析では、テーマとなっている問題の原因を見つけていく必要があります。

原因を見つけて述べる必要がある理由は、最終的に「○○という原因によって△△という問題が深刻化している。よって△△という政策で課題を解決していくべきです。」というような論理構成にすることで説得力を作るためです。

例えば、

問い

人口の流出を食い止め、他の市町村からの人の流入を増やすには行政はどのような対策をすべきか

というテーマであれば、

  1. 魅力的な働き口がない
  2. 都心へのアクセスが悪い
  3. 生活に必要な施設が少なく不便である

などが原因として挙げられるでしょう。

問題提起

問題提起のパートでは、テーマとされている問題を放置して深刻化されてしまうと何が起きてしまうのかを示すと良いでしょう。

これにより、話題をどれだけ理解しているかを採点者にアピールでき、「取り組まなければなにが起きるか」と具体的に提示することで解決策に説得力を持たせることができるのです。

このときに、前章で行った原因の分析が役に立ちます。

例えば

問い

人口の流出を食い止め、他の市町村からの人の流入を増やすには行政はどのような対策をすべきか

というテーマであれば、

  1. 人口流出に伴う廃屋の増加
  2. 廃屋の増加に伴う治安の悪化
  3. シャッター街化
  4. シャッター街化に伴う買い物難民の発生

が起きてしまうでしょう。

解決策の提示1・2

「解決策の提示」パートでは、問題提起で提起した問題を解決するための提案を行っていきます。

提案は複数(できれば2~3個)行うのが望ましく、文章量としては論文全体の5~6割程度が目安となります。

提案を多く出しすぎてしまうと制限字数を越えてしまうだけでなく、まとめるときに混乱していまい非常に不格好な論文となってしまう恐れもあります。

また、先ほどの例を用いるなら

  1. 県内に大規模な企業や商業施設を誘致する
  2. 県内への移住者に対して空き家を活用して住居を提供する

という施策が挙げられるでしょう。

この際に「利害関係者の意見を聞きつつ調整を行う」「住民の意見を住民投票で聞く」などという言葉を入れると、「この人は公務員の仕事内容がわかってるな」とプラス評価になります。

実際、公務員は税金を使い事業を行う以上、納税者である住民の意見や利害の調整と平等性・公平性の確保は非常に重要です。

論文のネタにするために、公務員の仕事内容について色々と調べたりインターネットでの経験談などを調べると役立つでしょう。

結論

結論の部分では、今まで書いてきた文章を最も重要なポイントを押さえながら短くまとめましょう。公務員として採用された際の決意表明を行うと良いでしょう。

例えば、

結論

「都市への人口流出による問題は今後一層深刻化していくことが予想されている。人口流出防止やUターン・Iターンの加速のためには衣食住の支援や働き口の確保など魅力的な街づくりのための取り組み必要である。行政職員になったからには、積極的に住民との対話の機会を設けつつこの町の再生に尽力したい」

といった文章を書ければ、具体的な提案から自分が公務員になったときの対応などが流れるように述べられており、良い論文と言えます。

また、結論部分ではこれまで述べてきた内容をコンパクトにまとめなければなりません。

そのため、「つまり、私はこういうことを主張したいんだ」という軸を定めておかなければ、良い結論を書くことはできません。

答案を見直して推敲しよう

論文を書き終わった後は、必ず読み直して点検をするようにしましょう。

答案を見直す中で、句読点の間違いや原稿用紙の使い方のみならず文章としておかしい箇所はないか、主張はわかりやすく書かれているかも確認してください。

限られた時間の中で論文を書き上げることと、見直しまでしなければならないため時間配分が非常に重要になります。

この時間配分をどうするかは、何度も練習して自分の中で決めていくしか無いため、過去の小論文などのテーマを調べて実際に書いてみましょう。

市販の原稿用紙を購入して時間を計測すれば小論文の練習はできるため、何度も違うテーマで練習するようにしてください。

公務員試験の問いと模範解答の例

鉛筆とノート

先ほどの章の内容を元に、公務員の試験問題の例と模範解答例を掲載します。

問題

○○市では20年ほど前から隣接する××市への人口の流出が続いている。近年ではその人口流出に歯止めが聞かなくなり、市内の人口減少が加速している。人口流出を防ぎ、他市町村からの移住・定住を促す方策について、あなたの考えを述べなさい。

解答(例)

現在日本の多くの自治体が人口流出問題を抱えており。20年後には現在ある市町村の15%以上が限界集落となってしまうと予測されている。ただその一方で、UターンやIターンと呼ばれる地方への回帰、移住も盛んに行われている。これらの移住・定住運動を積極的に活用して人口減少に歯止めをかけつつ、人口流出を抑制する施策を行うことは○○市のみならず全国の自治体にとって非常に重要な課題となってくる。

そもそも○○市の人口流出は県内企業の撤退による働き口の減少や、既存の生活に必要な施設(スーパーや家電量販店)の県外流出が原因となっており、このまま対策を講じないでいると県外への移住者の残していく空き家の増加問題やスーパーの県外移転に起因する年寄りを中心とした買い物難民問題が一層深刻化するだろう。

これらの課題を解決するために、2つの方策を提案したい。1つ目は、「県内に大規模な企業や商業施設を誘致する」というものだ。これは大規模な人口減少に悩む北海道北広島市でも採り入れられており、労働力の確保とともに固定資産税の徴収による財政面での活性化や社員住宅の建設による移住者の増加、商業施設内にスーパーを展開することによる買い物先の確保などが可能になる。2つ目の方策は、「県内への移住者に対して空き家を活用して住居を提供する」というものだ。市からの直接的な住居支援は、移住のきっかけをつくり定住へのハードルを下げ、○○市へのUターンやIターンを促すだけでなく、人口流出による増加していくであろう空き家を有効活用し、空き家問題の発生を防止する効果が期待できるものである。ただし、これらの施策の実現には住民と企業による座談会などを地位して対話の機会を設け、利害を調整していく試みが必要不可欠となるであろう。

都市への人口流出○による問題は今後一層深刻化していくことが予想されている。そのため、人口流出防止やUターン・Iターンの加速のためには衣食住の支援や働き口の確保など魅力的な街づくりのための取り組みは全国の自治体の喫緊の課題と言っても過言ではない。○○市の行政職員になったからには、積極的に住民との対話の機会を設けつつ魅力的な街づくりを推進し、この町の再生に尽力したい。

うまい論文を読みまくろう

論文を読む少年

最後に、とっておきのうまい論文を書くためにコツをお伝えします! コツをしっかり押さえてこれからの論文対策を行いましょう。

上手な小論文を読む

論文を書くのが苦手で、何をやれば良いのかわからない人はとりあえず明日にでも書店で論文対策用の本を買ってみることをオススメします。

その理由は、他人の論文を読むことで文章構成や伝わりやすい書き方の勉強になったり、小論文に出やすいテーマに対しての知識が身に付いたりと効率良く対策ができるからです。

新聞を読み込む

新聞を購読している人は新聞を読み込むことも効果的です。

特に、社説の欄はまさに小論文の書き方のお手本のような書きぶりとなっていることが多く、非常に参考になります。

新聞の社説はまず論じていく内容を書き始めに述べ、その後に

  1. 今何がおきているのか
  2. その結果、このような懸念が出てくる
  3. そのため、私はこのように考え○○はこのようにするべきだ

と続けており、読み手に納得感を与える文章構成となっています。

当然、新聞の記事を執筆している人は小論文を書くことに関してはプロフェッショナルと言えるので、新聞は大いに参考にすると良いでしょう。

公務員試験の小論文に関するまとめ

公務員試験の小論文に関するまとめ

  • 頻出テーマをしっかり押さえておく
  • 公務員視点での論文を心がける
  • 足きり基準は必ずクリアする
  • 論文の書き方のパターンを何度も練習して覚える

公務員試験において小論文対策は非常に重要です。

学科試験の対策と並行して小論文の対策を行うのは負担が重く簡単ではありません。しかし、読みやすく説得力のある小論文を書くことができれば周りの受験生と差をつけることにもつながります。

小論文の対策で重要なのは「何度も練習すること(できれば違うテーマで10回くらい)」と、「うまい論文や解答例・新聞の社説を読んで参考にすること」です。

そのため、論文や作文を書くことに苦手意識を持っている人は、とにかく練習を重ねて良い論文を読んで書き方を勉強しましょう。インターネット上で過去に出題されたテーマを検索して、練習するときは実際に時間を計測しながら行ってください。

論文試験を攻略して、公務員に合格をつかみ取りましょう!