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行政書士のバッジは装着必須?徽章のデザインや価格、着用効果を解説!

更新日時 2019/11/05

行政書士にも弁護士バッジのような「行政書士バッジ」があるのをご存知ですか?

この記事では、あまり見聞きすることのない行政書士バッジ(=徽章)について、デザインや意味、価格、装着義務や効果についてわかりやすく解説しています!

行政書士バッジについてざっくり説明すると
  • 行政書士バッジはコスモスがモチーフ、意味は「調和」と「真心」
  • 行政書士会規則では着用が義務となっている
  • バッジだけでは仕事は取れない
  • 行政書士補助者にもバッジがある

士業とバッジ

「槌」のイメージ

日本では語尾に「士」の付く専門職のことを士業と呼びます。主な士業には以下の資格があります。

  • 弁護士
  • 弁理士
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 税理士
  • 公認会計士
  • 不動産鑑定士
  • 中小企業診断士
  • 社会保険労務士
  • 土地家屋調査士

有名なのは弁護士や司法書士、行政書士、税理士、社会保険労務士といったところでしょうが、上記の士業をまとめて10士業と言ったりもします。

これらの10士業に限らず、士業やその他の専門職では、業務中に身に付けるバッジが存在します。専門とする業務内容に応じたデザインとなっており、また、それぞれにきちんとした意味があります。

例えば弁護士バッジはテレビドラマなどでも見たことがあるかもしれませんが、公正と平等を意味する「天秤」と、自由を意味する「ひまわり」がモチーフとなっており、中央の銀色の天秤の周囲を金色のひまわりが囲んでいるデザインです。

他に、司法書士は「五三の桐」、税理士は「円(日輪)」と「桜」、社労士は社労士を意味する「SR」の文字と「十六花弁菊」、中小企業診断士は「羅針盤」、海事代理士は「菊」と「舵輪(ラット)」等、それぞれの業務に結びついたモチーフやデザインとなっており、その士業の理念を表しています。

いずれの士業もその道の専門家として業務を行います。資格がなければ出来ない仕事や独占業務も存在します。依頼者や顧客の信頼を得るため、自らが有資格者であることを対外的に証明するためには、それ一つでその職務に就いている人であることをアピール出来る士業バッジの着用や携帯は欠かせないのです。

行政書士のバッジに込められた意味

「コスモス」のイメージ

弁護士に「弁護士バッジ」があるように、行政書士には「行政書士バッジ」があり、行政書士の理念と使命が象徴されています。厳密には「徽章(きしょう)」と言い、徽章とは、所属する組織や団体、職業などをなどを表す為に衣服に付ける印のことです。

秋桜は調和と真心

行政書士バッジは金色の円形で、中心に行政書士の「行」の字が篆書体であしらわれ、その周りをコスモスの花びらが囲んでいるというデザインになっています。

コスモス(秋桜)には「調和」と「真心」という花言葉があり、これは日本行政書士連合会が掲げる「行政書士は社会調和を図り、誠意をもって公正・誠実に職務を行う事を通じ、国民と行政との絆として、国民の生活向上と社会の繁栄進歩に貢献する」という行政書士の使命を象徴しています。

行政書士のバッジは有料

「有料」のイメージ

行政書士バッジは、行政書士試験に合格すれば無料でもらえるわけれはなく、行政書士会を通じて購入しなければなりません。

行政書士の徽章は2,600円

行政書士のバッジは、試験の合格者全員に無償私有されるわけれはなく、希望者のみに有料で提供されます。

行政書士になるためには、試験に合格した後、行政書士登録申請を行います。申請が受理されると、郵便で登録完了と行政書士会への入会式(登録証授与式)の通知が届きます。この入会式の日に2,600円を支払うと、立派な木箱に入った行政書士バッジを手に入れることができます。

尚、購入時には「ねじ留め式」か「ピン留め式」かを選択出来るようになっています。

オークションで買うのはあり?

行政書士バッジを購入する場合、正規のルートというのは行政書士会が販売するものしかありません。

しかし、「ヤフオク」や「アマゾン」などのインターネットオークションサイトなどで公然と行政書士バッジが出品・販売されていることがあります。

これらは、引退した行政書士が少しでもお金を稼ぐために出品したものである可能性が高いと考えられます。

コレクションアイテムや、コスプレのための小道具として購入するのなら問題ないのかも知れませんが、ネットオークションなどでバッジを購入し、行政書士として正式に登録されていない人が行政書士バッジをつけると「行政書士法違反」の罪に問われる場合もあります。

ちなみに、行政書士になって行政書士連合会からバッジを購入したものの、「いつの間にか紛失してしまった・・・」「落として傷を付けてしまった・・・」という場合は、再度行政書士会から3,000円程度で購入できます。

ですので、万一バッジをなくしたとしても、オークション等を通じてバッジを購入するのはやめておいた方が良いです。

行政書士のバッジをつけるとき

「ビジネス」のイメージ

行政書士は、業務を遂行する際にはバッジをつけなければいけないということになっています。

では、バッジをつけることによる営業効果やメリットはあるのでしょうか。

実はつける義務がある

実は、行政書士会のバッジに関する規則の中には「会員は、徽章を会員の身分を象徴するものとして認識し、行政書士業務を行う時は、常にこれを着用しなければならない」という文言があり、業務中の徽章(バッジ)の装着義務が存在します。

しかし、これは法律ではなくあくまでも「行政書士会の規則」でしかないため、守らない行政書士もかなりいるのが現状です。

自分をアピールするために

当然ですが、行政書士バッジをつけているからと言ってそれがすぐに仕事につながっていくというわけではありません。仕事を得るために必要なのはバッジではなく「営業」です。

営業なくして仕事は取れませんが、数少ないながらも「喫茶店で行政書士バッジをつけて書類作成をしていたら同じ店に来ていた他の客から法律で困っているということで相談に乗ることになった」「異業種交流会で会った人から行政書士ということで仕事を回していただいた」などのケースもあります。

「自分は行政書士である」ということを自ら言わずともバッジがアピールしてくれるため、装着することに意味がないというわけでは決してありません。

公式行事では必須なことも

普段の業務時にはバッジをつけていない人も多いのが実際であると書きましたが、行政書士会主催研修会総会といった公式行事では、参加者にバッジ着用が求められることが多くなっています。

こういった年に数回の機会は、行政書士としての自分を再認識させてくれ、初心を思い出したり一層の向上を決意させてくれる大切な場となっています。都合が付く限りは、しっかりとバッジを胸に積極的に参加したいものです。

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補助者用のバッジも

「補助者」のイメージ

行政書士には行政書士バッジがあるように、行政書士の業務を補佐する「行政書士補助者」についても行政書士補助者用のバッジが存在します。

補助者にもバッジは存在する

行政書士補助者は、行政書士が依頼を受けた書類の下書き及び清書、それらの書類の官公署への提出や、顧客対応などの業務を補助するために配置されます。

補助者バッジは銀色の円形で、中心に補助者であることを意味する「補」の字が篆書体で刻まれ、その周りに行政書士と同じくコスモスの花びらが配置されています。

補助者用バッジは着用義務が

行政書士補助者バッジは、補助者を置きたい行政書士が、補助者設置届を出し、それが受理されると行政書士会から会員証とともに補助者バッジが送られてきます。

補助者という身分も、誰でもなれるわけではなく行政書士会への登録が必要で、業務を行う際には行政書士補助者バッジの着用が義務付けられています。

補助とは言え、一般の事務とは違う特別な業務に携わることになります。いぶし銀でマットに光る行政書士補助者バッジを着けることでモチベーションも上がるのではないでしょうか。

行政書士のバッジまとめ

行政書士バッジまとめ
  • 行政書士バッジは「調和」と「真心」を表す
  • バッジは有料である
  • 行政書士会規則では着用が義務付けられているが、着用しなくても罰則はない
  • 行政書士補助者にもバッジがある

行政書士も弁護士バッジと同じように行政書士バッジというものが存在します。コスモスがモチーフになっており、花言葉である「調和」と「真心」を象徴しています。公式行事以外では装着しない人も多いものの、行政書士会規則では常時着用が義務付けられています。

バッジ自体は象徴に過ぎず、それだけで仕事が入ってくるというようなものではありませんが、それを着けていることで行政書士であることを語らずともアピールでき、それがきっかけとなったり、信頼を得たりして仕事に繋がっていくことはあると言えます。

行政書士であれ他の士業であれ、バッジは有資格者であることのPRになるとともに、自身が士業者であることを自覚するために欠かせないものであると言えるでしょう。

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