行政書士試験の勉強アプリ13選!おすすめの無料問題集や過去問集を紹介!
この記事は専門家に監修されています
行政書士
宮城彩奈
「行政書士試験を受けたいけど勉強時間が確保できない」
そんな風にお困りの方も多いかと思います。
アプリを活用することでちょっとしたスキマ時間にも勉強することができるだけでなく、モチベーションを高めて計画的に学習を進めることも可能になります。
この記事では行政書士試験の勉強にアプリを使うメリット・デメリットのほかに、試験勉強に役立つアプリの紹介もします。
読み終わったころには、アプリを使った効率的な勉強方法が分かるはずです。
行政書士試験の勉強アプリについてざっくり説明すると
- 行政書士の勉強を助けるアプリは数多く存在する
- アプリを使うことで今までよりも効率的に勉強が可能
- アプリには問題演習がメインのものと学習サポートがメインのものがある
- アプリの使用はメリットだけでなくデメリットも存在する
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行政書士勉強アプリの選び方と注意点
行政書士の勉強にアプリを取り入れることで得られるメリットはたくさんありますが、その一方でデメリットもあります。
便利だからと頼りすぎることなく、状況を見極めて適切に使うことが大切です。
行政書士の勉強に役立つアプリには演習問題で勉強が出来るアプリと進捗状況管理など勉強のサポートをしてくれるアプリの2種類があります。
アプリは数が多いので全てを試すことは難しいですが、無料のものも多いのでまず2~3つ試してみて、自分に合ったものを選んで活用してみるのがおすすめです。
アプリを使う時間もかけがえのない勉強時間なので、自分の身になるクオリティの高いアプリを使うよう心がけましょう。
また、参考書を利用する時と同様に、一つ良いなと思ったアプリを徹底的に行い、いろいろなアプリに浮気しないようにした方が良いです。
学習効率が悪くなる上に、有料アプリの場合は無駄に高い費用がかかってしまうこともあります。
行政書士試験の対策に役立つ無料アプリ
行政書士試験対策に使えるアプリの中には完全無料なのにクオリティの高いものがあります。
その中でも特におすすめの4つのアプリを紹介します。
行政書士国家試験無料過去問題集
全て選択式で本試験に近い形で過去問を解くことができて、問題パターンをつかめます。
完全無料ながら、過去問の中から特に出題傾向の高いものを抜粋して出題してくれる上に、解答にはすべて解説が付いているため効率よく試験対策に取り組めます。
1回のテストは10問のみで30分程度で終わるので短い時間に集中して問題を解くことができます。
一問180秒のタイマーが付いていて本番さながらの緊張感を持って問題に取り組むことができるので、試験対策にもおすすめです。
行政書士試験対策厳選問題集
過去問の中から頻出問題・重要ポイントを厳選して出題してくれるのでテキストで勉強した中の重要項目が把握できるアプリです。
選択問題で制限時間は一問5分に設定されているので通勤中などの隙間時間を利用して勉強するのに適しています。
一問解くごとに音で正否を教えてくれるのでゲーム感覚で取り組むことができる上、解説もついているので内容をしっかり確認して理解することもできます。
無料なのに問題のボリュームがすごくて充実していると人気のアプリです。
みんなの法令
誰でも簡単に1万以上の法令を検索できるように作られたアプリです。
使いやすいUIで簡単に法令を探せるようにしたほか、カメラで法令名を映すだけで検索できる機能や法令略式名にも対応しているので、入力の手間を省いて簡単に検索することができます。
法令のお気に入り登録や検索・閲覧履歴、急上昇キーワード機能があるので、よく調べる法令も簡単に検索できる上、法改正の際はいち早く反映して通知で知らせてくれるため見逃すことなく確認することができます。
スキマ時間で行政書士
その名の通りスキマ時間を利用して勉強できるように作られたアプリで一問一答形式なのでいつでもさっと勉強することができます。
重要な過去問が1400問収録されていて全ての問題に解説が付いている上に、分野別・正答率別に見ることもできるので重点的に勉強したい分野や自分の苦手分野をしっかり学べます。
アプリに出てくる重要な語句はボタン一つでWikipediaで調べられるようになっているので、過去問の勉強をしながら語句の確認もできます。
行政書士試験対策ができる一部有料アプリ
有料アプリには主に 「最初に課金をすることですべての機能が使えるもの」 と 「はじめは無料で入手して、その後必要に応じて追加で課金するもの」 の2つのタイプがあります。
いずれも無料のものよりもクオリティが高く、より便利に学習を進めるのに役立ちます。
六法
最新法令をダウンロードして閲覧できるようにするアプリで、8000以上の法令に対応していて、 改正時には通知によって改正箇所を確認することができます。
マーカーを引いたりメモ書きができる他、法令内検索や各法令間のリンク機能もあるので活用しやすいです。
すぐに法令の確認ができるだけでなく、暗記用に語句を目隠ししてくれる機能もあるので、行政書士の勉強に大変役立つアプリです。
過去や未来の法令をダウンロードすることも可能です。
ユーキャン資格本アプリ「行政書士一問一答」
ユーキャンの参考書である「これだけ!一問一答集」をアプリ化したものです。参考書は2,420円ですが、アプリは有料でも1,600円で利用することができます。
出題傾向に基づいた厳選1,000問が収録されており、テーマ別に解き進めることができます。
また、復習がしやすい機能も多数備えており、赤シート機能で重要知識を効率よく暗記できるなど、非常にクオリティの高いアプリです。
資格の大原行政書士トレ問
ダウンロードと各科目10問は無料でおこなうことができ、その後は科目ごとに追加課金して利用します。実際に使い心地を試してから購入を決めることができ、必要な科目だけ購入することも可能です。
行政書士試験合格に必要な3000問が収録されていて、科目別や難易度別に問題をシャッフルして出題することもできるので自分のレベルに合わせて勉強できます。
さらに苦手な問題や未学習の問題のみを出題する機能もあるので、効率よく勉強を進められます。
行政書士過去試験対策問題集
LEVEL1~3の難易度に分けた演習問題が用意されていて、LEVEL1のみ無料で利用することができます。
分野別になっているので理解しやすい上、間違えた問題や自分が選んだ問題だけを勉強することもできるので苦手克服にも役立ちます。
複数問を選んでランダムで出題するテスト機能は解答すると解説が表示されるので、内容を確認しながら自分の実力も把握することができます。
タイマーのオン・オフが選べるので時間をかけて問題に取り組んだり、試験に向けて早く解く練習もできます。
行政書士オンスク.jp
問題演習と講義動画の視聴ができるアプリで問題演習の初級編とオリエンテーション・入門講義の動画を無料で使うことができます。
講義は第1章から順に視聴するか、テーマを選んでの視聴ができ、問題演習もテーマ別があるので講義で学んだあとに問題演習をすることで自分の理解度を把握できます。
テスト機能では出題数を3つから選べるので空き時間に合わせた勉強がしやすく、自分がチェックした問題や間違えた問題だけ取り組むこともできるので効率よく苦手分野を学ぶことも可能です。
パブロフ行政書士1問1答
2019年度版は600円で、最新の6年分の過去問を1294問も収録しています。
1問1答式なのでまだ本試験形式の5択問題を解く自信のない人でも取り組みやすいアプリです。
すべての問題に丁寧な説明の解説が付いている上に、わからない語句は長押しするだけで調べられるのでより深く理解を進めることができます。
出題は分野別・初めから順番・チェックした問題のみ・ミスした問題のみ・ランダムとモードが選べるので、効率よく勉強を進められるでしょう。
勉強の習慣化に役立つアプリ
アプリには行政書士に限らず勉強全般で役に立つものもあります。
ここで紹介する3つのアプリはいずれもクオリティが高く、活用することで進捗状況を管理したりモチベーション維持につなげることができます。
勉強を習慣化!Studyplus
テキストごとの勉強時間を記録して自動でグラフ化してくれるので、勉強時間や勉強量を視覚的に確認することができ、計画的に学習を進めることができる学習管理アプリです。
週の勉強ノルマ時間や試験日などを設定することができ、今週はあとどれくらい勉強すれば良いか、試験日まであと何日かを教えてくれます。
SNSの要素もあり、他の人がどれだけ勉強しているか、どんなテキストを使っているか、合格した人はどんな勉強をしていたのかを知ることができるのです。
目標達成タイマー
科目ごとに1日の目標時間を決めてタイマーを使って勉強することで、目標の勉強時間を達成できているかを一目で確認できるアプリになります。
タイマーが終了すると自動で棒グラフに記録して科目ごとの比較もできるので、勉強時間が足りていない科目をすぐに把握することができます。
複数のタイマーを保存できるので、普段の勉強用のほかに試験のシミュレーション用を設定して過去問を解けば本番に向けて時間配分を意識して訓練することも可能です。
継続する技術
三日坊主を脱却して30日間毎日目標を達成することだけを考えて作られたアプリです。
このアプリは目標をひとつしか設定することができない上に、最初に目標を設定するときのコツも教えてくれるので達成困難な目標を立てて挫折するということを防いでくれます。
目標を達成しないと催促がきたり、設定すれば毎日同じ時間に通知が来るのでうっかり忘れることもなく、ユーモアある言葉で応援してくれるので目標達成を続けられるアプリといえるでしょう。
行政書士の勉強でアプリを使うメリット・デメリット
アプリを活用することで、より効率的に勉強できたりモチベーションの維持に繋がったりと様々なメリットを得られます。
アプリを使った学習のメリット
スキマ時間を有効活用できる
アプリは手軽に使えるのでいつでもどこでもすぐに勉強できます。
アプリを入れておけばテキストを持ち歩かなくても良いので仕事の休憩中や、待ち時間などのふと時間が空いたときにもさっと勉強することができます。
さらにペンを持ったり本を広げなくても勉強できるので、混雑した電車の中など勉強スペースが取れない場所でも学習を進められるので大変便利です。
これにより、忙しい人でも勉強時間を確実に設けることができるのです。
毎日試験勉強に触れることができる
毎日机に向かってテキストを開いて勉強をするのが理想ですが、忙しかったり疲れていると「今日は無理」と心が折れてしましがちです。
でもアプリなら寝転がったままでも勉強できるし、すぐに取っかかれるのでハードルが低いです。
「今日はこれだけやろう」と決めて割り切ることで罪悪感がなくなるし、毎日勉強を継続することで記憶も定着しやすくなります。
スケジュール管理やモチベーション維持に使える
アプリには今週の目標を立てて達成していくものや、実際勉強した時間を可視化して把握できるものがあります。
こういったアプリを使用すれば、あとどのくらい勉強すれば良いか、今どれくらいの進捗状況なのかが分かるのでスケジュール管理もしやすくなります。
また毎日の自分の頑張りや目標が見えることでモチベーションを維持しやすいというメリットもあります。
アプリを活用するデメリット
便利なアプリですが、アプリの勉強だけで行政書士試験に合格するのは難しいし、アプリを使うデメリットもあります。
どんなことに気を付けるべきなのか見ていきましょう。
アプリだけで勉強した気になってしまう
アプリはゲーム感覚で進められて進捗が分かるので勉強した気になりがちですが、アプリの勉強だけで合格することは非常に難しいです。
行政書士試験は合格率が低い難関資格なため、テキストや問題集を中心にしっかりと勉強する必要があります。
アプリはあくまで補助的な役割になるので、アプリの勉強だけで満足することなく、しっかり机に向かって勉強する時間も確保しましょう。
予想以上に費用がかかる場合も
有料のアプリはクオリティが高く、問題や機能を追加できるものもあって大変便利なのですが、「気が付いたら想像以上の費用になっていた」ということにならないように気を付けましょう。
特に一回の課金額が少なくて何度も課金するタイプのものは「これくらいなら良いや」と思っていても合計課金額が高額になることもあるので注意が必要です。
課金金額などは、あらかじめボーダーラインを設定しておくのがおすすめです。
行政書士試験の勉強アプリまとめ
行政書士試験の勉強アプリまとめ
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アプリを使えばスキマ時間も有効的に勉強できる
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アプリは補助的に活用し、メイン学習はテキストでおこなう
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学習スケージュール管理やモチベーション維持もできる
アプリを取り入れることで行政書士試験の勉強をより効率よく進めて合格に近づくことができます。
ぜひ上手に活用して行政書士試験合格を目指してください!