行政書士の浪人はきつい?浪人生活の実態やおすすめの勉強法まで解説!

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この記事は専門家に監修されています

行政書士

宮城彩奈

「行政書士を目指して浪人するのはよくあることなの?」

「行政書士は浪人してまで取得する価値はあるの?」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

行政書士は合格率が15~20%程度の難関試験なので、不合格になって当たり前です。

行政書士を目指して浪人中の方の中には、このまま勉強を目指すべきか悩んでいる方も多いでしょう。

そこで、こちらの記事では行政書士の浪人生活の実態やおすすめの勉強法などを、詳しく解説していきます!

行政書士の浪人についてざっくり説明すると

  • 難関試験なので、浪人するのは恥ずかしいことではない
  • 何度か受験することで合格率は上がる
  • 場合によっては就職活動に専念するのも良い

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行政書士浪人する人はどれくらい?

止まる

平均1・2年の浪人生活

行政書士の平均受験回数は2回前後となっており、平均すると1~2年の浪人生活を送っていることが分かります。

行政書士は価値のある資格なので、一発合格できなかった方が浪人するケースはよくあることです。

また、初回の受験に失敗してしまった場合は1年~4年程度の浪人生活で合格できると言われているため、不合格後も努力を継続すれば十分に合格を狙える資格と言えるでしょう。

合格率は比較的高い

行政書士試験の合格率は10~15%前後で推移しており、近年は合格率が上昇傾向にあります。

同じ士業系の難関資格である社労士の合格率は約6%、中小企業診断士の合格率は3%~8%であることを考えると、同じ難関資格の中でも比較的合格率は高いと言えるでしょう。

つまり、チャレンジを続ければ十分に合格を狙える資格なので、諦めないことが重要と言えるでしょう。

行政書士試験に浪人すると実際どうなる?

勉強する女性

それでは、行政書士の合格を目指して浪人するとどうなるのかを見てみましょう。

複数回受験で合格率上昇

行政書士の試験は、合格率が10%を切る「ハズレの年」とも呼べる難しい試験の年が存在します。

この年にぶつかってしまうと、例年であれば合格できるレベルの方でも不合格になってしまうこともあり得ます。

逆に考えると、複数回に渡って受験することで合格率が比較的高い年で受験できるチャンスも増えるため、自然と合格の可能性も高まっていくのです。

比較的楽な浪人生活

行政書士の合格を目指した浪人生活は、他の難関資格の浪人生活に比べると比較楽です。

行政書士試験に合格するために必要な勉強時間は500時間程度と言われているため、他の難関資格と比較すると短い点がその理由です。

浪人したとしても、一日2~3時間の勉強時間をコツコツ継続することで十分な勉強量を確保できるため、一日中勉強する必要はありません。

趣味などの自分の自由時間やリフレッシュする時間を十分に取り入れることができるため、勉強漬けになることはほぼありません。

行政書士浪人による精神的ダメージがある場合も

行政書士は浪人生活が比較的楽だと言われている分、何年も不合格を繰り返してしまうと他の資格に比べて精神的ダメージが大きくなってしまいます。

「自分は行政書士すら合格できないのか」と、モチベーションを失ってしまい途中で挫折してしまう事もあるため、要注意と言えるでしょう。

また、宅浪する場合は家に籠って他人とのコミュニケーションを取る機会がほぼ無くなってしまうため、社会とのつながりを失って孤独を感じてしまうこともあるでしょう。

挫折から立ち直るための解決策

他の難関資格に比べると比較的易しいと言われていますが、行政書士は非常に価値の高い難関資格です。

そのため、試験の難易度は高く「合格は簡単ではない」という事をしっかりと意識して勉強することが重要と言えるでしょう。

また、もし不合格になってしまったら自分を卑下するのではなく、自分の弱点をしっかりと分析して修正することが合格への近道となります。

自分の課題や弱点を把握し、的確に補強することで合格を手繰り寄せることができるのです。

行政書士不合格後の将来

将来の選択肢

行政書士の浪人は比較的楽ではありますが、人によっては合格をあきらめて就職活動に専念する方もいます。

実際に、大学卒業後に行政書士のを目指して就職浪人をしたものの、壁にぶつかってしまい就職に方針転換する方は多くいます。

しかし、行政書士の受験年数は司法試験などの超難関試験と比べると短期間であり、就職活動においてデメリットとなるブランクも短期間で済みます。

場合によっては新卒と同様に扱ってくれる企業も多いため、行政書士の合格を諦めて就活に専念する選択肢も持っておくことをおすすめします。

なお、行政書士は働きながらでも合格を目指せるレベルの資格なので、仕事と勉強を上手に両立しながらコツコツと努力を重ねて合格を目指す、という道もアリです。

通信講座利用で効率よく勉強しよう

チェックリスト

独学で行政書士試験に臨む方は多くいますが、独学だと自分で学習計画等を立てたり教材を選ぶ手間が発生します。

また、合格のノウハウが無いため効率的な計画を立てるのは難しく、非効率な勉強法で学習を進めてしまうことで浪人の可能性を高めてしまう危険も孕んでいます。

そのため、確実に合格を目指したい方であれば通信講座を受講して勉強することと良いでしょう。

なお、行政書士講座でおすすめなのはアガルートで、業界最多の296名もの合格者を輩出しています。(2022年度実績)

手厚い学習サポートと指導実績抜群のベテラン講師の力を掛け合わせることで、効果的に勉強を進めることのできる講座に仕上がっているのです。

一発合格を目指したい方は、ぜひアガルート行政書士講座の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

アガルートの公式サイトはこちら

行政書士を取得するメリットは大きいの?

時間・お金・質

行政書士は浪人してまで取得する価値があるのか、という疑問をお持ちの方もいるでしょう。

結論から言うと、行政書士は非常に価値と需要が高い資格なので、浪人して取得する価値はあります。

具体的な取得メリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 生活に役立つ民法の知識が身に着く
  • 法務に詳しくなれる
  • 独立開業が狙える
  • プチ開業も可能

特に、働き方の多様化が進んで着る昨今において、プチ開業はリスクを抑えながら独立の準備を進めることができる魅力的な選択肢です。

本業としても収入を得ながら行政書士としてのスキルを磨き実戦経験を積むことができるので、キャリアの選択肢を大きく広げることができるでしょう。

また、法務に強くなることで就職や転職が有利になることもあるので、行政書士に合格するメリットは非常に大きいのです。

行政書士の浪人まとめ

行政書士の浪人まとめ

  • 挫けずに勉強を継続すれば、合格を掴み取れる
  • 不安であれば、通信講座を活用して確実に合格を目指そう
  • 浪人してまで取得するメリットはある!

行政書士の難易度を考えると、浪人するのは決して恥ずかしいことではありません。

もちろん、不合格になってしまったショックはあるでしょうが、しっかりと反省して次回のチャンスで合格できるように工夫することが重要です。

行政書士は非常に価値のある資格なので、勉強中の方は挫けずに努力を継続してください!

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