【速報】令和2年度(2020年)1月FP2級・3級試験合格発表結果 - 合格率から一部合格者数まで完全公開!

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合格速報

令和2年度(2020年)1月FP3級試験合格発表結果

日本FP教会 きんざい
学科 申込者数 31,806 36,291
受験者数 25,170 27,744
受験率 79.13% 76.44%
合格者数 21,479 18,154
合格率 85.34 65.43
実技 申込者数 30,825 39,93人
受験者数 24,237 31,147
受験率 78.62% 78.00%
合格者数 19,257 15,318
合格率 79.45% 49.17%

令和2年度(2020年)1月FP2級試験合格発表結果

日本FP教会 きんざい
学科 申込者数 30,592 51,092
受験者数 23,968 40,110
受験率 78.34% 78.50%
合格者数 10,032 11,557
合格率 41.86% 28.81%
実技 申込者数 25,508 43,034
受験者数 18,980 32,494
受験率 74.40% 75.50%
合格者数 11,884 12,495
合格率 62.61% 38.45%

本日2020年3月6日、令和2年度1月のFP3級試験、及びFP2級試験の合格発表が実施されました。本試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

本年度のFP試験は、特にFP2級の試験で難しい問題が例年よりも多く出題されたので、基礎問題で如何に失点しないかが鍵となる試験であったと言えるでしょう。

以下では令和2年度1月に行われたFP試験の合格発表の結果と、今回のFP試験の特徴をより具体的に確認していきましょう。

2020年度1月のFP試験の特徴をざっくり説明すると

  • FP3級の合格率は平均69.85%で例年よりも上がった
  • FP2級の合格率は平均42.93%と例年よりもやや上がった
  • 2020年度5月試験でも例年通りの難易度が続くか

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受験者数は例年通り

FP3級の受験者数

2020年1月実施のFP3級試験の受験者数は次のようになりました。

日本FP教会

試験種 申込者数 受験者数 受験率
学科 31,806人 25,170人 79.13%
実技(資産) 30,825人 24,237人 78.62%

きんざい

試験種 申込者数 受験者数 受験率
学科 36,291人 27,744人 76.44%
実技(個人) 17,897人 15,146人 84.6%
実技(保険) 22,034人 16,001人 72.6%

FP2級の受験者数

2020年1月実施のFP2級試験の受験者数を以下の表に記しました。

日本FP教会

試験種 申込者数 受験者数 受験率
学科 30,592人 23,968人 78.34%
実技(資産) 25,508人 18,980人 74.40%

きんざい

試験種 申込者数 受験者数 受験率
学科 51,092人 40,110人 78.50%
実技(個人) 26,474人 20,294人 76.65%
実技(中小) 2,339人 1,745人 74.60%
実技(生保) 14,221人 10,455人 73.51%

総評

令和2年度1月のFP試験の受験申込者数は、FP3級で68,097人、FP2級で81,684人となりました(学科・実技のどちらか一方でも受験した人数)。

また、受験率は約78%でした。

また、今回も例年通り日本FP教会の受験者数がやや少なく、受験者の過半数がきんざいの実施するFP試験を受験することになりました。

2020年1月のFP試験の難易度・合格率

ここでは、今回のFP試験の難易度について考察していきます。

FP3級の合格率

今回のFP3級の合格者数・合格率は次のようになりました。

日本FP教会
試験
受験者数 合格者数 合格率
学科 25,170人 21,479人 85.34%
実技 24,237人 19,257人 79.45%
学科と実技 22,999人 17,643人 76.71%
学科
一部合格
- 2,661人 -
実技
一部合格
- 788人 -
きんざい
試験
受験者数 合格者数 合格率
学科 27,744人 18,154人 65.43%
実技
(個人)
15,146人 7,607人 50.22%
実技
(保険)
16,001人 7,711人 48.19%

また、以下のグラフは2020年1月に行われたFP3級学科試験の合格率を含む合格率の推移を示しています。

学科試験の合格率はFP教会で85.3%、きんざいで65.43%と、前回試験と比べても合格率は上昇しました。

次に、実技試験の合格率を確認すると、次のような結果が確認できます。

特にきんざいの学科試験において、近年は合格率の減少が続いていましたが、今回の試験で減少に歯止めをかけた形となります。

FP2級の合格率

次に今回のFP2級試験の合格率も確認していきましょう。

2020年1月のFP2級試験の合格者数・合格率は次のようになりました。

日本FP教会
試験
受験者数 合格者数 合格率
学科 23,968人 10,032人 41.86%
実技 18,980人 11,884人 62.61%
学科と実技 17,613人 7,379人 41.90%
学科
一部合格
- 649人 -
実技
一部合格
- 3,565人 -
きんざい
試験
受験者数 合格者数 合格率
学科 40,110人 11,557人 28.81%
実技
(個人)
20,294人 6,724人 33.13%
実技
(中小)
2,339人 974人 55.81%
実技
(生保)
14,221人 4,797人 45.88%

以下のグラフは2020年1月に行われたFP2級学科試験を含む合格率の推移を示しています。

また、実技試験の合格率は次のようになっています。

特に実技試験に関しては、例年合格率のバラツキが大きいく、一概に傾向を把握するのは難しいです。

一方で、2020年1月の試験に関しては難易度が高めであったものの、総じて合格率に増加傾向が見られました。

落ちた人は次回5月試験にどう向き合う?

特にFP2級試験においては若干の難化傾向が見られたので、通常であれば合格できていたはずの方でも不合格になってしまうといった事態が起こりやすい試験だったと言えます。

今回惜しくも不合格だったという方も、試験当日までに積み上げてきた知識が無駄になるということでは決してありません。

次回5月の試験に焦点を当てて、早めの対策をとるようにしましょう

2020年5月FP試験の難易度予想

まずFP3級試験については、きんざいを中心に合格率の減少傾向が確認されます。

受験者数の大幅な増減がないことや、合格点が6割で固定されていることなどを考慮すると、しばらくは大きく傾向が変わることはないと推察されます。

そのためFP3級に関しては、3~4年前の過去問よりも難しい問題が出ると踏んで、気を引き締めて準備を進める必要があるでしょう。

FP2級に関しては、きんざいの実技試験における合格率のバラツキが非常に大きいので、次回試験の難易度を推測するのは困難です。

とすれば、合格率が低い回に当たっても合格できるようにする必要があるので、やはりこちらも入念な対策が求められるでしょう。

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令和2年度1月FP試験の結果まとめ

2020年1月FP試験の結果まとめ

  • FP3級の合格率は平均69.85%であり、日本FP教会で受験する人の方が総じて高かった
  • FP2級の合格率は平均42.93%であり、きんざいの実技試験の合格率は例年通り大きくブレた
  • FP2級が内容がやや難化したが、合格率は微増していることもあり、今後試験難易度が大きく変わることは考えにくい

令和2年1月のFP試験の特徴について解説しました!

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