FP2級の勉強時間は?簡単な理由や合格率・独学でのおすすめ勉強法まで徹底解説!
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ファイナンシャルプランナー
FPこう
「FP2級を取得してみたいけど、実際どれくらい勉強する必要があるの?」
「FP2級に独学合格って本当にできるの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事ではFP2級の合格に必要な勉強時間や、事前知識がなくても独学可能なのかなど、気になる点を分かりやすく解説していきます!
FP2級合格に必要な勉強時間をざっくり説明すると
- FP2級取得に必要な勉強時間は150~300時間
- 4~6ヶ月で合格が狙える
- 独学で合格を目指すことも可能
- FP2級は受験資格にも注意が必要
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FP2級の勉強時間は150~300時間が目安
FP2級に合格するまでの勉強時間は、150~300時間程度が目安と言われており、平均学習期間は4~5か月ほどとなっています。
当然ですが、勉強時間というのは個人差が非常に大きく、最短2か月で合格する方もいます。
普段からFPに関連している人やまとまった勉強時間をとって短期決戦ができる人であれば勉強時間は短くなる一方、初めてFPについて学ぶ方であれば勉強時間は長くなる傾向があります。
FP2級合格までの勉強期間の目安は次のようになっています。
合計勉強時間 | 1日の平均勉強時間 | 勉強期間 |
---|---|---|
150時間 | 1時間 | 150日(5ヶ月) |
150時間 | 3時間 | 50日(2ヶ月弱) |
300時間 | 1時間 | 300日(10ヶ月) |
300時間 | 3時間 | 100日(3ヶ月半) |
したがって、合格までは2ヶ月~10ヶ月程度かかるということになります。かなり個人差が大きいですが、ボリュームゾーンは4~5ヶ月です。
社会人の方であれば、たとえ昼休みや通勤時に勉強したとしても1日平均3時間も勉強時間を確保するのは難しいと思います。
現実的に考えれば1日に1~2時間程度が妥当であり、かつ土日にまとめて勉強する事を考えれば、以下のような勉強時間のプランが考えられるでしょう。
平均勉強時間ごとの学習スケジュール
平日・休日にどのくらいの学習時間を設けることができるか、によって学習期間やスケジュールは大きく変わってきます。
平日1時間・土日2時間ずつ勉強した場合の勉強期間
1ヶ月を30日として、土日を除けば平日22日、土日合わせて8日とすると、22+16=38時間が一月の勉強時間となります。それを一般的なトータルの勉強時間で換算すると以下のようになります。
合計150時間の場合 | 合計300時間の場合 |
---|---|
150時間÷38時間/月=約4ヶ月 | 300時間÷38時間/月=約8ヶ月 |
このプランは忙しい社会人がコツコツ勉強して資格を取得するパターンです。社会人にとっては最も現実的な学習パターンといえるでしょう。
1日の勉強時間が短い分勉強期間が比較的長いのが特徴となっており、毎日さぼらず勉強を継続できるかが合格のカギを握ってきます。
自分に合った勉強時間帯を見つけて、勉強習慣を確立することが重要です。
平日2時間・土日4時間ずつ勉強した場合の勉強期間
一ヶ月30日として、土日を除けば平日22日、土日合わせて8日とすると、44+32=76時間が一月の勉強時間となります。 それを一般的なトータルの勉強時間で換算すると以下のようになります。
合計150時間の場合 | 合計300時間の場合 |
---|---|
150時間÷76時間/月=約2ヶ月 | 300時間÷76時間/月=約4ヶ月 |
このプランは主に短期集中で合格をつかみたいと考えている人にお勧めのプランとなっています。
社会人などは特に仕事終わりに毎日2時間勉強するのは難しい場合が多く、実際に行う場合はスケジュールをきちんと定めて、それを愚直に実行していくことが必要になります。
また、いずれのプランにしても数ヶ月間毎日勉強しなければ合格ラインに届かない可能性が高いので、社会人は空き時間をうまく利用しつつ土日にしっかり勉強時間をとる必要があります。
FP2級の勉強時間を他の資格と比較
ファイナンシャルプランナー2級合格に必要な勉強時間を、他の人気資格と比較してみましょう。
資格 | 勉強時間 |
---|---|
ファイナンシャルプランナー2級 | 150~300時間 |
日商簿記2級 | 250~500時間 |
宅建士 | 200~400時間 |
行政書士 | 500~600時間 |
ここからFP2級の勉強時間は、簿記2級や宅建士など他の人気資格と比べても短めであることが分かります。
勉強時間の面で見ると、FP2級の取得難易度は4つの資格の中では低めであると言えます。
それでいながら、FP2級を取得していると金融知識があると認められて金融・保険業界で仕事を有利に進めやすくなったり、資産運用など今後の人生に活用できるため、大変コストパフォーマンスの良い資格です。
独学でFP2級取得をするため手順と受験方法
そもそもFP2級ってどんな試験なの?
FP2級の試験科目は、学科・実技共に同じです。FP2級では以下の6科目を勉強することになります。
FP2級の試験科目
- ライフプランニングと資金計画
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- リスク管理
- 不動産
- 相続・事業継承
このうち、FPの基礎的な分野であるのが所得税や贈与税といった税金対策を学ぶ「タックスプランニング」であり、最も難易度が高いのが相続関連の計算を学ぶ「相続・事業継承」です。
試験科目を見てみるとFPがいかに日常生活に密接に関わってる資格か分かります。
なおFP2級では、学科試験は4択の選択問題で、実技は比較的かんたんな計算問題及び資料の読み取り問題が出題されます。
合格ラインは正解率60% であり、評価は絶対評価であるため周りの受験生との順位を比較する必要がありません。
いきなりFP2級を受験することはできない
全く知識が無い状態でFP2級を独学で勉強すると、トータルの勉強時間が300時間程度必要とされています。
しかし、実際にはFP2級には受験資格として以下のいずれかが必要です。
- FP業務の実務経験が2年以上ある
- FP3級に合格
- AFP認定研修を修了
つまり、FPについて全く知識のない人はFP2級を受験することが出来ません。
全く知識のない状態からFP2級を目指すのであれば、まずはFP3級(受験資格はFP業務に従事・又は従事しようとしている人)を取得するか、AFP認定の講座を受講するのが良いでしょう。
FP3級の取得の難易度は易しいため、先に取得しておけばFP2級の受験資格の獲得と同時に基礎勉強が完了します。そのため、後のFP2級の独学においても勉強時間の短縮を期待できます。
試験の傾向としては、学科試験が2~3択のみになっており出題傾向もパターン化しています。合格ラインはFP2級と同様正解率60%となっているので、計画的に勉強を行っておけば独学でも合格することが可能です。
また、フォーサイトが運営するFP講座の中には、日本FP協会が認定するAFP認定研修対象講座もあります。こちらを受講することで、学習しつつ受験資格も手に入るので、効率よくFP2級合格が目指せるでしょう。
FP3級は独学で1ヶ月で合格できる?
FP3級を独学する場合、トータルの勉強時間が平均して120時間程度必要とされています。
もしFP3級に1ヶ月で合格しようとする場合、120時間÷30日で1日あたり約4時間の勉強が必要になります。
これは社会人が働きながら確保するのはなかなか難しい時間と言えるでしょう。もう少し1日あたりの勉強時間を減らして考えてみましょう。
仮に①平日1時間で土日にそれぞれ2時間勉強した場合だと1ヶ月あたり38時間、②平日2時間で土日にそれぞれ4時間勉強した場合だと1ヶ月あたり76時間勉強出来ることになります。
この事から換算すると、それぞれの勉強期間は以下のようになります。
①の勉強時間の場合の期間 | ②の勉強時間の場合の期間 |
---|---|
120時間÷38時間/月=3ヶ月強 | 120時間÷76時間/月=2ヶ月弱 |
FP3級の独学プランとしては、前半に基礎講座と問題集でFP3級の基礎を学び、後半で過去問と模擬試験を行って弱点科目を克服するプランが良いでしょう。
試験の合格だけを狙うなら、過去問と模擬試験だけでも達成できてしまいますが、このやり方だと基礎が身につかずFP2級の合格が難しくなるだけでなく、キャリアとしてFP自体が形骸化する恐れがあります。
したがって、しっかりとテキストや問題集を活用しつつ基礎を身につけるように心がけましょう。
FP3級の勉強時間や勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています。
3級合格後は時間を空けずに2級申し込みを
FP3級の受験を終えた後は、その合格を待ってからFP2級にチャレンジすることを考えると思います。
確かに合否の結果が分からず勉強していたら、合否が気になって勉強が手につかなくなることも考えられますよね。
しかしFP3級の合格率は高く、さらに3級と2級の試験範囲は同じであるため、 試験の間隔はできるだけ空けずに受験するのが効果的です。
仮に落ちたとしても、試験範囲が同じなのでFP3級の再受験にも役立ちますしそれまでの試験勉強の知識が残っている内にFP2級の勉強にそのまま移行できるので、FP2級のトータルの勉強時間の短縮を図ることができます。
FP3級合格後間もなくFP2級の受験受付が開始されるので、申込みを忘れないことと、FP2級の計画的な独学プラン(FP3級で得点の悪かった分野を重点的にするといった作戦)を練ることをおすすめします。
独学でFP2級取得をするための勉強方法
FP2級を独学する場合、トータルの勉強時間が平均して150~300時間程度必要とされていますが、FP3級に合格しその後すぐにFP2級を申し込んだとすると、その平均値である225時間程度が妥当な勉強時間だと言えます。
この場合、①平日1時間で土日にそれぞれ2時間勉強した場合だと1ヶ月あたり38時間、②平日2時間で土日にそれぞれ4時間勉強した場合だと1ヶ月あたり76時間勉強出来るので、先程のトータルの勉強時間で換算するとそれぞれ以下のような勉強期間になります。
①の勉強時間の場合の期間 | ②の勉強時間の場合の期間 |
---|---|
225時間÷38時間/月=6ヶ月程度 | 225時間÷76時間/月=3ヶ月程度 |
FP2級の独学プランとしては、FP3級同様に前半に基礎講座と問題集で基礎を学び、後半で過去問と模擬試験を行って弱点科目を克服するプランが挙げられますが
- 1教科を短期で勉強しすぐに過去問や問題演習に取り掛かる
- 分からない教科を重点的に行う
- テキストが理解できなくてもとりあえず過去問をやる
- 『相続・事業承継』の分野は最も難しいとされるので重点的に学習する
以上のような点を念頭に入れて勉強を行うことをおすすめします。
いずれにしても、インプット→アウトプットのサイクルを早めることが重要であり、テキストが理解できなくても過去問に取り掛かることで問題の構成が理解できることもあります。
また過去問演習をおこなうことで、試験問題の傾向が分かり点数アップが見込めるので、有効な独学方法だと言えるでしょう。
効率よく勉強するために計画を立てよう
FP2級の勉強は科目ごとに内容が分かれているため、分量が多いと感じてしまうかもしれません。
しかし合格基準は正解率60%とそこまで高くはないので、一つひとつの内容にじっくり時間をかけすぎるのは非効率的です。
効率よく学習を進めるために、行う教材・その順番・期限などの学習計画をあらかじめ定めておくのが良いでしょう。
この際、覚えた内容を忘れないうちに定着させることが重要なので、少しの時間でもなるべく毎日勉強時間を作るようにしましょう。
誘惑に負けずに計画を実行するには、朝起きて会社に行く前や夕食後など、FP2級の勉強に充てる時間帯を決めてルーティーンのようにすることもおすすめです。
一夜漬けは厳禁
当然ですが、試験対策として一夜漬けを行うのは厳禁です。
FP2級の試験は比較的易しめであるとはいえ、その範囲をカバーするためにはある程度の勉強期間が不可欠です。
寝不足は勉強や試験当日のパフォーマンスを下げてしまいます。試験直前に焦らないよう、計画的な学習を心がけましょう。
タックスプラニングから勉強すると効率的
FP2級の試験科目をみると独学するにはかなり範囲が広く難しいように感じますが、共通して言えることは全て税金が関係しているということです。
ですから、独学でFP2級を合格するのであればまずはタックスプランニングから勉強する事をおすすめします。
FP2級に限らず、タックスプランニングはファイナンシャルプランナーとしての身につけておくべき基本となっています。
この分野から勉強すればライフプランニングと資金計画や金融資産運用などで扱われる税金の計算などもすんなりと理解できるようになるでしょう。
結果としてFP2級の独学がかなりスムーズになり、勉強時間を大幅に短縮することが期待できます。
科目は並行して学習しよう
タックスプランニングを学習した後は、複数の科目を同時に学習するのがおすすめです。
FP2級の試験は6科目で範囲が広いため、科目ごとに時間をかけて学習をしていると、他の科目を学習する時間が無くなってしまうこともあります。
また、暗記のコツとして、短い時間で詰め込むよりも、期間をおいて学習した方が長期記憶として残りやすいです。
よって、学科試験は複数の科目を並行して進めることで、全体を網羅しながら長期に残る学習ができます。
直前期は過去問や問題演習が大切
FP2級はタックスプランニングから独学を開始するのがベターですが、 効率的な勉強を目指すのであれば、一通り教科書を読んで過去問や問題演習を行うのが理想的です。
なぜなら、一つの分野をやり込みすぎてしまうと勉強するスピードが落ちてしまいますし、一方的にインプットばかりしているだけでは知識として身につかないからです。
試験勉強ではインプット(教科書を読む)→アウトプット(過去問・問題演習)を繰り返すようにし、FP2級の知識が蓄積されているかを確認するように勉強すると良いでしょう。
過去問で出題傾向を把握
過去問を解くことで、過去の出題傾向を把握できるだけでなく、その時点での自分の実力を測ることができます。
過去問には、出題範囲や形式でまとめられた問題集と、本番と同様の形式で構成されたものがあります。
まずは、出題範囲がまとめられた問題集から解き始め、慣れてきたら本番同様の過去問に取り掛かりましょう。
過去に出題された問題が再び出ることもあるため、しっかりと対策を行いましょう。
アプリやサイトを活用する
スキマ時間を活用しながら効率的に学習するためには、ネット上に公開されているアプリやサイトを利用するものおすすめです。
様々なサイトでFP2級について解説していますが、特に使いやすいものとしてはFP2級ドットコムが挙げられます。
出典:FP2級ドットコム
こちらのサイトでは「過去問道場」や「2級FP過去問解説集」などのコンテンツが盛りだくさんで、スマホやタブレットにも完全対応しているので、チェックしておいて損はないと言えるでしょう。
独学者におすすめのFP2級のテキストは?
FP2級を独学するなら「みんなが欲しかった!FPの教科書」が最もおすすめです。
このテキストはフルカラーで構成されているので非常に読みやすく、解説も丁寧で分かりやすいです。また、スマホを使っていつでもテキストを確認できるのも魅力的です。
FP3級の勉強でも「みんなが欲しかった!」シリーズを使用された方も多いかと思いますが、そうでない方でも自信を持っておすすめできる1冊です。
このテキストを使ってFP2級の勉強をスムーズに進めていきましょう!
おすすめの問題集は?
問題集は、おすすめのテキストの「みんなが欲しかった!」シリーズに対応する、「みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP」を使うのがおすすめです。
過去問を頻出問題に絞って厳選しており、質の高い問題で演習を重ねることができます。
解説は要点をまとめているため、間違った際でも必ず知っておくべきポイントを知ることができるでしょう。
最短でFP2級を取得できるのは通信講座
ここまでFP2級は独学でも合格可能だという話をしてきましたが、それでも非常に多くの方がFP2級に向けて通信講座を利用しています。
その理由は、通信講座の方が独学よりも圧倒的に合格率が高いことに加えて、通信講座を活用することでFP3級を取得せずともFP2級の受験資格を得られるからです。
通信講座受講生の合格率は極めて高い
先ほどFP2級の合格率は約35%前後だと紹介しましたが、実は通信講座を利用した方々の合格率はこれとは比較にならないほど高いです。
資格Timesが最もおすすめしている「フォーサイト」のFP講座の場合、受講生のFP2級合格率は毎年80%前後です。
合格率の全国平均には通信講座受講生も含まれていることを考えれば、独学者と通信講座を利用している人の合格率の差は極めて大きいことが分かります。
FP2級の受験資格が免除される
上の方でも述べましたが、通常FP2級を取得するためには、FP3級の資格を保有しているか実務経験が必要です。
しかし、日本FP協会の認定教育機関に指定された通信講座の場合、「通信講座を修了すること」でFP2級の受験資格を得ることができます。端的に言えば、通信講座を使うことでFP3級を飛ばしていきなり2級の受験が可能になるいうことです。
したがって独学でコツコツ勉強を積み上げなくても最速でFP2級の資格を手に入れられるということです。
FP2級向けのおすすめ通信講座は?
先ほど軽く触れましたが、FP2級の取得であれば「フォーサイト」のFP2級講座が1番おすすめです。
フォーサイトの魅力は何と言っても合格率が他社と比較して圧倒的に高いところです。せっかくお金をかけて受講するわけですから、しっかりと実績を出している講座を選びたいですよね。
もちろんフォーサイトは日本FP協会の認定教育期間なので受験資格についても安心です。FP3級の資格を持っていない方でも問題なく受講できます。
FP2級の難易度は比較的易しい
FP2級の難易度は国家試験の中でも比較的易しく、合格率35%前後の資格となっています。
この要因として考えられることは、以下のようなものが挙げられます。
- 試験範囲がFP3級と同一であること
- 試験が年3回行われチャンスが多いこと
- 引っ掛け問題などがなく問題を解きやすいこと
以上の点から、FP2級はしっかりと勉強をしておけば独学でも取得可能な資格であるといえます。
また、事前知識がなかったとしてもFP3級取得後すぐに取り掛かれば比較的苦労せずに合格する事が出来ます。
傾向としては実技よりも学科の合格率が低くなっているので、学科試験の過去問に軸足をおいたインプット→アウトプットのサイクルを早めることが重要だと言えます。
FP2級の学科試験合格率は約35%
FP2級の学科試験の合格率の推移をまとめたグラフは以下のようになります。
回によって合格率は多少上下しますが、二つの実施団体を平均して約35%の合格率となっています。
しかしながら、FP2級の試験は他の受験者との相対評価ではなく、合格基準である60%の正答率を達成できるかという絶対評価であるため、合格率は試験難易度の指標として考える程度で良いでしょう。
FP2級の難易度については、実技試験の合格率なども含めて、以下の記事でより具体的に解説しています。
実技試験は5つからの選択式
FP2級の実技試験は、3級よりも選択肢が多くなります。
また、きんざいは4つ、FP協会では1つの業務が用意されており、希望する試験を選ぶことが可能です。
きんざいの実技試験には以下の4種類が存在します。
- 個人資産相談業務
- 中小事業主資産相談業務
- 生活顧客資産相談業務
- 損保顧客資産相談業務
一方で、日本FP協会の実技試験は
- 資産設計提案業務
のみです。
過去問を参考にしながら、得意なものを選ぶようにしましょう。
FP2級合格者の勉強時間まとめ
FP2級合格までの勉強時間まとめ
- FP2級合格者の勉強時間は4~5ヶ月程度
- FP3級受験後は間を空けずにFP2級を受験するのが効率的
- 独学ではインプット→アウトプットのサイクルを徹底する
FP2級の試験はさほど難しくないものの、 勉強時間の確保と、1教科ごとのテキストと過去問を反復するインプット→アウトプットのサイクルを早める勉強が有効です。
特に、過去問に軸足をおいた反復勉強を行うと、点数アップにもつながり、問題の出題傾向もマスターできるので合格率を高くすることが出来ます。
試験当日に関しては、持参すべき持ち物の確認を行うと共に、時間の余裕を持った行動を心がけましょう。
また、試験当日までに体調を崩すと実力が発揮できない事も考えられるので、試験当日の1週間前は体調管理も行っておくと良いでしょう。
この記事で解説した試験対策をしっかりと確認し、万全の状態で試験に挑みましょう!