証券アナリストの二次試験について知りたい!合格率・実施日程から勉強法まで徹底紹介
「証券アナリストの二次試験についてもっと知りたい」
と考える人も多いのではないでしょうか。
証券アナリストの第2次試験は比較的難易度の低い試験ですが、その詳細については不明な点もたくさんあるでしょう。
今回は、証券アナリストの二次試験について、合格率や実施日程、勉強法などを踏まえながら詳しく解説します。
これを読めば証券アナリスト第2次試験の全容がはっきり分かるはずです。
証券アナリストの二次試験をざっくり説明すると
- 二次試験の合格率は45%
- 試験は6月上旬に開催される
- 公式の通信講座とテキストで独学が可能
証券アナリストの二次試験について
証券アナリストの第2次試験は、第1次試験合格後、第2次レベル講座を受講すれば受験できます。
一次試験と二次試験がある
証券アナリストは、「日本証券アナリスト協会」が主催する認定資格です。
資格を取るためには、協会の通信講座を受講して、第1次試験と第2次試験の全科目に合格する必要があります。
通信講座は第1次レベル講座、第2次レベル講座の二つです。それぞれの試験に対応しています。
第2次試験を受けるには、第1次レベル講座を受講後、第1次試験の3科目にそれぞれ合格する必要があります。
合格後は、合格年を含め3年の間に第2次レベル講座を受講する必要があります。この期間を過ぎると受講資格剥奪となるため注意しましょう。
二次試験の実施日程・実施会場・受験料
第2次試験の実施時期は6月上旬です。
試験会場は国内9都市、海外3都市になります。詳細は以下の通りです。
国 | 都市 |
---|---|
国内 | 札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、福岡 |
海外 | ニューヨーク、ロンドン、香港 |
また、試験日程および申し込み期間は以下の通りです。
内容 | 期間 |
---|---|
試験日程(国内・香港) | 2020年6月7日(日) |
試験日程(ニューヨーク・ロンドン) | 2020年6月6日(土) |
申込期間 | 2020年3月16日〜4月15日 |
なお、受験料の入金は申し込み日から1週間以内となります。
ちなみに、第2次レベル講座を受講して翌年以降3年間に該当する方に受験資格があります。
二次試験の受験料
受験料の合計金額は8,400円(税込)です。
支払いは、現金での支払いはコンビニエンスストアから、ネットバンキングおよびATMからの支払いはペイジーからとなります。
ペイジー(Pay-easy)とは、電子決済サービスの一種です。ATMやネットバンキングに支払いに関わる番号を入力することで決済ができます。
全国ほとんどの金融機関に対応しています。
二次試験の合格発表・合否判定について
試験結果が、試験実施日の約2ヶ月に発表されます。
日本証券アナリスト協会ウェブサイトのマイページにある「試験結果の確認」から見ることが可能です。
なお、合格者には進展郵便で合格通知等が郵送されます。
不合格者には、不合格者中の各自の順位ランク(A〜Dの区分)が開示されます。
試験の合否判定ですが明確な合格ライン、合格点の公表はありません。
上位一定割合の受験者の平均得点を基準として合否が決定されるそうです。
また合格には午前と午後の両方の受験が必要です。例えば、午前の試験で満点を取り、合格ラインを超えても、午後の受験をしなければ不合格となります。
さらに4科目の総合得点で合格ラインを超えていても、「職業倫理・行為基準」の得点が一定水準に達していない場合は不合格となります。
通信講座受講が受験の用件!
第2次レベル講座1回の受講で、開講年度の翌年以降3年間、第2次試験を受けるチャンスが得られます。試験は3年で計3回です。
3回の受験機会の中で合格し、3年間の実務経験があれば、CMA(協会検定会員)に入会できます。
講座の受講要件・開講期間・受験料
第2次レベル講座を受験できるのは、第一次試験の3科目に全て合格した者だけです。
ちなみに、第1次試験は第2次試験とは異なり、科目別で合否が決まります。
第1次試験の3科目合格後は、合格年を含め3年以内に第2次レベル講座の受講が必要です。期間を過ぎ、受講の資格が失効すれば、また第一次レベル講座からやり直しです。
開講期間および申込受付期間、テキスト発行日は以下の通りです。
内容 | 期間 |
---|---|
開講期間 | 8月1日から翌年3月31日 |
申込受付期間 | 6月1日から翌年3月31日 |
テキスト発行日(年4回) | 8月15日、10月15日、12月15日、翌年2月15日 |
開講期間中は好きなタイミングで受講をスタートできます。
第二次レベル講座の受講料
新規受講料は53,500円(税込)です。受講料の支払い後は原則として返却はないため注意しましょう。
第1次レベル講座と違い、協会の法人会員や法人賛助会員への割引は存在しません。
また科目選択はないため、試験範囲である4科目の一括受講です。
推奨図書などの購入に関してはeducation@saa.or.jpに問い合わせの上、送料実費を負担しての購入となります。
学習教材が送られる
講座受講者に送られる教材は以下の通りです。
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学習を効率よく進めるためのスタディ・ガイド(一冊)
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証券分析とポートフォリオ・マネジメント講座テキスト 全11冊
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コーポレート・ファイナンスと企業分析講座テキスト 全8冊
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市場と経済の分析講座テキスト 全6冊
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実務ハンドブック(職業倫理・行為基準のテキスト)
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直近3回分の過去問及び解答例(日本証券アナリストサイトから過去5年分を見ることができる)
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オーディオ教材
テキストの料金は受講料に含まれます。受験者や検定会員は、マイページのインターネット販売より購入することも可能です。
再受講制度
未受験を含め、3回の受験機会で合格しなかった場合は、直ちに第2次レベル講座を受講し直す必要があります。
受講しなかった場合、受講資格を失い、第1次レベル講座からやり直しとなるため、注意が必要です。
再受講すべき年度を超えると再受講ができなくなります。再受講すべき年度とは、最終試験の年度と同じです。
再受験料は45,000円(税込)となります。再受講の場合も、受講料の支払い後は原則払い戻しはありません。
再受講の申し込みは日本証券アナリスト協会ウェブサイトのマイページから行って下さい。第2次試験結果判定後(8月上旬)に、メールで案内が来ます。
試験範囲・出題形式
第2次試験は、4分野から出題され、論述式が中心の試験となります。
二次試験の出題範囲・配点
2次試験は4分野12科目から出題されます。詳細は以下の通りです。
分野名 | 科目名 |
---|---|
証券分析とポートフォリオ・マネジメント | ①計量分析と統計学、②ファンデメンタル分析、③個別資産の分析・評価、④ポートフォリオ・マネジメント |
コーポレート・ファイナンスと企業分析(第一次レベル「財務分析」) | ①財務会計、②財務諸表分析、③コーポレート・ファイナンス、④コーポレート・ガバナンス |
市場と経済の分析(第一次レベル「経済」) | ①マクロ経済学(国際経済学を含む)、②ミクロ経済学、③経済・金融の諸問題 |
職業倫理・行為基準 | - |
「コーポレート・ファイナンス」と「コーポレート・ガバナンス」および「職業倫理・行為基準」は第二次レベルで初めて学習する科目・領域です。
二次試験の配点
配点は、「証券分析とポートフォリオ・マネジメント」、「コーポレートファイナンスと企業分析」、「市場と経済の分析」の合計が360点、「職業倫理・行為基準」が60点です。
職業倫理の内容は比較的簡単なので、満点を目指すべき分野です。
一方で、職業倫理の問題は、一定水準以下の場合、他が良くても不合格となるため気が抜けません。
二次試験の試験時間
証券アナリストの第2次試験は、午前210分、午後210分の合計420分です。
合わせて7時間の論述試験という長丁場になります。
時間割は以下の通りです。
午前・午後 | 科目 | 時間 |
---|---|---|
午前 | 3科目総合150分+職業倫理・行為基準60分 | 合計210分 |
午後 | 3科目総合 | 合計210分 |
合格には午前、午後両方の参加が必須となります。
また午前と午後の間には、75分の昼食休憩があります。
試験日には、試験開始時刻の10分前までに、試験会場へ入場するようにして下さい。入場は試験開始時刻の30分前から可能です。
当日の詳細は各自の試験会場のルールを確認して下さい。
二次試験の内容・形式
第2次試験では、証券分析業務に必要な高度な知識と実務への応用力および職業倫理の習得が問われます。
第1次試験と違い、テキストの内容が必ずしもそのまま引用されるわけではない点に注意しましょう。
計算問題などの出題もありますが、大部分が記述式の応用問題です。
正解が必ず一つに決まる客観問題ではないため、採点の際は、解答に至る論旨展開が重要視されます。
特に仮想的な状況設定の中でどのような意思決定を行うべきかというような設問ではその傾向が顕著です。
結論ではなく、解答までの整合的な論理展開や考え方が評価され、採点が決まります。
計算用の電卓を2台まで持ち込めるため、計算自体の能力が問われることはありません。
二次試験は難しい?
勉強内容こそ難解な証券アナリストの第2次試験ですが、テスト自体の難易度はそこまで高くありません。
二次試験の合格率
証券アナリスト・第2次試験の直近5年間(2015〜2019年)の合格率は、45.0%〜49.2%の間を推移しています。
これに対し、第1次試験の直近5年間の合格率は、春・秋合わせて49.6%〜53.0%の間の分布です。
よって第1次試験よりも第2次試験の方が難易度が多少高いことが分かります。
2019年の第2次試験では、受験者数2,596名のうち、1,169名が合格しています。
そのうち女性合格者は143名で、大学生の合格者は19名です。ほとんどの合格者が社会人男性ということになります。
二次試験の難易度
専門的な内容が多く、特に第2次試験では高度な分析力などが求められるため、勉強内容自体の難易度は高いと言えます。
しかし合格率10%前後の難関国家資格と比較すれば、試験自体の難易度は比較的低めです。
ちなみに最難関とされる司法試験予備試験の合格率は4%前後と言われています。
第2次試験の出題には、難問・奇問も含まれます。そのため解く問題選びは重要です。
第2次試験は50%程度の正答率で合格できると言われるため、いかに比較的解きやすく配点の大きな科目(論点)を確実に正解するかが合格の鍵となります。
おすすめの試験対策法
証券アナリストの勉強は、公式の通信講座とその時に配布されるテキスト、過去問で行うのが主流です。
二次試験は独学でも可能?
日本証券アナリスト協会の通信講座と、その際に送られる教材で独学することは十分可能です。
また過去問を合わせた学習法も効果があります。証券アナリストの試験では、過去問と同じような出題が多いとされているからです。
過去問は配布されるテキスト以外にも、マイページから5年分を閲覧することができます。
短期間で確実に合格したい人や、仕事や家事など多忙が理由で十分な勉強時間が取れない人には予備校の通信講座も良いでしょう。
資格の学校TACやLEC東京リーガルマインドなどで証券アナリスト試験の対策講座が開講されています。
各科目の概要・対策法
職業倫理・行為基準を除いた3科目の学習量の割合はあらかじめ想定されています。
証券分析とポートフォリオ・マネジメント:3、コーポレート・ファイナンスと企業分析:1、市場と経済の分析:1です。
もちろんこれは受験者の素養と学習経験によって異なります。
出題量や得点配分は各科目によって異なり、「証券分析とポートフォリオ・マネジメント」が420点満点中の210〜230点程度を占めます。
「コーポレート・ファイナンスと企業分析」と「市場と経済の分析」はそれぞれ90点、40〜60点という配分です。
職業倫理・行為基準(60点)は簡単なため、満点を狙いましょう。
また「コーポレート・ファイナンスと企業分析」も同様に、公式通りに解けば易しい問題が多いです。
難問・奇問が混じるのは「証券分析とポートフォリオ・マネジメント」で、問題の取捨選択が重要になります。
50%前後の正答率で合格できる試験のため、得点戦略をしっかり練って受験しましょう。
二次試験の平均勉強時間
受験生の2次対策の平均勉強時間は約200時間と言われています。
そのため1週間に15時間以上した場合、3ヶ月程度の学習が目安になります。
先述したように合格者のほとんどが社会人男性です。そのため受験者の多くは、仕事の前後や土日にまとめて勉強しています。
その場合、週15時間以上という目安は、例えば平日1時間、土日にそれぞれ5時間勉強することで達成できます。
仕事や家事で多忙な人は予備校の通信講座を利用することで勉強時間を短縮することも可能でしょう。
予備校は試験対策に特化した教材や講義で学習ができるため、効率的と言えるからです。
試験当日の持ち物は?
試験日には持ち込めるものが決まっています。事前に確認しておきましょう。
筆記用具・電卓には注意
筆記用具は鉛筆、ボールペンのどちらでも使用可能です。
また使い慣れた計算用電卓を持参して下さい。
電卓は、普通のタイプ(加減乗除と√<ルート>機能のみ)のほか、関数電卓や金融電卓も使用することができます。
台数は2台まで持ち込み可能です。
ただし以下に該当する電卓の使用は禁止されているため、注意が必要です。
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文章や公式を記憶させておき試験中に表示できるもの
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通信機能があるもの
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騒音を発するもの
また試験会場での電卓の貸し出しは一切行われないため、必ず持参するようにしましょう。
二次試験に合格したら
第2次試験の合格発表後、3年以上の実務経験者は日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)になれます。
また資格取得後は協会のさらなる資格に挑戦することも可能です。その場合は、受験に際して様々な特典があります。
3年の実務経験について
日本証券アナリスト協会検定会員として入会するには、証券分析等の実務経験が3年以上必要です。
また証券分析に関する学識経験者も入会が認められます。
協会が示す実務経験の例は以下の通りです。
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金融機関等における資産運用・証券投資相談業務(個人顧客、法人顧客とも含む)
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金融機関等におけるリサーチレポートの作成
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証券、債券、株式、不動産への投資業務
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債券、株式等発行による資金調達業務
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法人向け投融資、ならびに与信審査
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金融機関等における金融関連商品のITシステム開発
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経済、産業、金融に関する調査・分析業務
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事業会社における財務管理・分析・企画業務
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IR業務
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監査法人における監査業務
なお、実務経験に関する問い合わせは、member@saa.or.jpへメールで行って下さい。
実務経験がない場合は検定会員補になれる
実務経験が3年未満の場合、第2次試験合格によって日本証券アナリスト検定会員補に登録できます。
その後、実務経験が3年に達した段階で、検定会員として入会申し込みが可能です。
大学・大学院在学中の場合は免除制度が適用され、第2次試験合格後、25歳に達するまで、検定会員補の登録料・登録継続費用が免除されます。
国際公認投資アナリスト(CIIA)資格試験
国際公認投資アナリストは、国際的な証券アナリスト資格です。
CIIA試験は、資本市場の多様性の尊重と国際的に通用する証券アナリストの育成を目的としています。
運営主体はACIIAという非営利法人です。
CIIA試験を受験できるのは、日本では日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)だけとなります。
プライベートバンカー(PB)資格
プライベートバンカーは、富裕者層に向けて金融資産をはじめとした投資戦略の長期的な支援を行う職業・資格です。
CMAと同じく日本証券アナリスト協会によって認定試験が実施されています。
PBコーディネーター(初級)とプライマリーPB(中級)、シニアPB(上級)の3ランクがあり、証券会社や金融機関に勤める多くの方が、CMAと共にこれらの資格を保有しています。
プライベートバンカー資格で学ぶ領域は以下の7つです。
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リレーションシップ・マネジメント(RM)
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ウェルスマネジメント(WM)
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不動産
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税金
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信託・エステートプランニング
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マス富裕層
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職業倫理
CMAには、プライベートバンカー受験に関する特典があります。
プライマリーPBの受験料がCMAは1割引になります。そのため合計で22,800円が受験料の総額です。
またシニアPBの受験資格は、プライマリーPB資格の保有ですが、CMAにも受験資格が与えられます。
合格証明書について
CMAの第2次試験合格発表後、マイページから合格証明書を申請できます。申請は無料です。郵送に1週間程度を要します。
しかし第2次試験の合格年度を含めて3年超過し、合格証明書の申請段階で以下に該当する場合は、マイページから申請はできません。
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検定会員に入会していない
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検定会員を退会している
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検定会員の会費未納などにより会員サービスを停止されている
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検定会員を除名されている
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検定会員補に登録していない
上記の場合はメールでの申請となり、申請は有料(1,000円、税・送料込み)です。
検定会員のメリット
CMAに入会すると様々なサービスが受けられます。
まず無料サービスは以下の通りです。
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機関誌「証券アナリストジャーナル」の毎月送付
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「証券アナリストジャーナル」からの論文ダウンロード
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IRミーティング/工場・研究所見学会への参加
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日本証券アナリスト大会への参加
また割引サービスは以下の通りです。
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講演会・セミナーへの参加
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講演会・セミナー等の動画配信閲覧
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あっせん図書の購入
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プライベートバンカー(PB)資格試験の受験料
さらに以下のようなサービスもあります。
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マイページを取得すると、継続学習のクレジット登録が可能
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各地区(北海道、東北、北陸、東海、関西、中国、四国、九州)の地区交流会に参加、地域の検定会員と交流ができる
入会金と年会費
検定会員は入会金と年会費の支払いが必要です。
種類 | 金額 |
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入会金 | 10,000円 |
年会費 | 18,000円 (満65歳以上の方は12,000円) |
なお、10月1日から3月31日の間に入会した場合は、初年度の会費が半額になります。
再入会の場合でも、入会金は必要です。
また検定会員補として入会する場合、17,000円の費用がかかります。内訳は以下の通りです。
内訳 | 費用 |
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登録料 | 5,000円(登録時1回限り) |
登録継続費 | 12,000円(年間料金) |
証券アナリストの二次試験まとめ
証券アナリストの二次試験まとめ
- 二次試験の難易度自体は高くない
- 実施は6月上旬
- 独学が可能で、得点戦略が合格の鍵
証券アナリストの二次試験について様々なことを解説しました。
二次試験は難易度は易しめで、独学も可能です。本番の得点戦略が合格の鍵となります。