高卒でも土地家屋調査士になれるの?学歴と試験の関係や資格取得するメリットを解説!
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「高卒だけれど、士業に挑戦したい・・・」
「土地家屋調査士は挑戦し甲斐のある資格だと言うけれど、誰でもなれるのかな?」
士業は国家資格であり、高学歴の人が資格取得を目指すケースが多いですが、中には学歴とは関係のない資格もあります。
その中でも土地家屋調査士は受験資格に学歴要件がなく、幅広い人に門戸が開かれている資格だと言えるでしょう。
この記事では、土地家屋調査士の学歴との関連性や資格取得のメリットについて詳しく解説しています。
「学歴に関係なく、やり甲斐のある士業に挑戦したい」と考えている人は、必見です。
土地家屋調査士に高卒でなる方法についてざっくり説明すると
- 土地家屋調査士は誰でも挑戦できる
- 独占業務があるので、生涯にわたり活躍できる
- 求人などでも学歴はあまり関係ない
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高卒でも土地家屋調査士になれるのか
土地家屋調査士になるための道は厳しく、まず例年10月第3日曜日に実施される筆記試験を受験し、これにパスする必要があります。
さらに、翌年1月中旬に実施される口述試験にも合格することで、初めて登録資格が得られます。
ですが、特に学歴制限や年齢制限が設けられていないので、試験に対してしっかり備えができていれば、誰でも受験することが可能な試験です。
同じような士業でも税理士や社労士などは、受験要件として学歴制限や指定資格を有していることが求められます。これらと比較すると土地家屋調査士は、挑戦しやすい資格と言えるでしょう。
合格に学歴は関係ない
このように、土地家屋調査士の合格と学歴について直接的な関連性はありません。学歴そのものが受験要件に含まれているわけではないので、全ての人が同一条件で試験に臨みます。
強いて挙げるならば、試験科目に測量や民法・不動産登記法などの法律分野や測量など建築系の科目が含まれています。
別の資格試験でこれらの勉強をしたことがあり、午前中の試験科目の免除要件に該当した場合、多少勉強がラクになるでしょう。
また土地家屋調査士の試験は、合格率が10%未満の高難度の試験です。勉強時間も1,000~1,500時間は必要とされており、1度で試験に合格する人は12%程度とわずかな人に限られています。
一見学歴の高い人の方が有利に思えるのは、これらの人は大学受験などを通して効率の良い勉強方法や努力の仕方を身につけているからと考えられるからです。
逆に言えば、学歴に関わらずそれらを身に付けており、自分なりの勉強方法が確立されていれば、勉強がスムーズに進むはずです。
苦手分野があると厳しい
土地家屋調査士の試験科目は、ざっくりと午前の平面測量や作図問題、午後の民法や不動産登記法を中心とした法律の択一問題に分けられます。
午前中の試験では三角関数や複素数平面などある程度数学の基礎知識も必要であり、複数の図面作成を手早く行う練習もしなければなりません。
また、午後の試験では民法が鬼門と言われています。
つまり建築・測量のセンスだけでも法律の知識だけでも、合格することはできないのです。
過去の学歴はあてにならない
どれだけ高学歴であったとしても、それはあくまでも学生時代などの話です。
土地家屋調査士は働きながら学習する人も多く、そのような環境で仕事と勉強を効率良く両立できるかどうかは、また別の話でしょう。
自分の意思とは関係なく、社会人になってから仕事に追われて勉強時間を確保できなかったり、効率が上げられない人は多いものです。
たとえ高卒であっても、早くから仕事に励みつつ自己鍛錬を怠らなかった人であれば、上手に仕事と勉強をこなすことも可能です。
「高卒だから」と言って、自己卑下して試験を諦めるのは止めましょう。
高卒で土地家屋調査士になる人も多い
もちろん高難易度の資格であるだけに、学歴のある人が目指すケースも多く見られます。
ただし実際には、高卒で建設会社などに就職した後に土地家屋調査士を目指す人も多いですし、その中から有資格者になり、土地家屋調査士として活躍する人も少なくないです。
社会に出てから仕事に携わっていると、学生時代に勉強が苦手だった人や、趣味の延長感覚で勉強を継続してきた人でも、机上の学習と実務の感覚が一致しやすいこともあります。
家事に追われて忙しい主婦の方などであっても、勉強のレベルや今までの経歴に関係なく試験に合格している実例もあります。
最終的には、学歴よりも試験合格に対する熱意を維持できるかどうかが合格へのカギとなるでしょう。
高卒で土地家屋調査士の資格を取得するメリット
では、実際に高卒であっても土地家屋調査士を目指すと、どのようなメリットがあるのでしょうか。
以下の項目で、土地家屋調査士を目指すメリットについて触れていきます。
求人が多く就職・転職がしやすい
インターネットなどで丁寧に検索するとわかりますが、土地家屋調査士は他の職業と比較しても求人が多いと言えます。
土地家屋調査士はフィールドワークの割合が高く、特に体力に自信がある有資格者は歓迎されやすい環境でしょう。
言い換えれば、高卒でも資格さえ取得すれば、土地家屋調査士として働くのはあまり難しくはありません。
求人数がある程度見込めるので就職や転職もうまくいきやすく、学歴を見られやすい他の職業よりも、フレキシブルに活動できると考えられます。
高い年収を目指すことができる
一般的に、土地家屋調査士の収入は500万円/年ほどと言われています。他の難関資格と比較すると低く感じてしまい、資格の難易度と収入が見合わないと考える人もいるかもしれません。
ですが、国税庁が発表した平成29年度分の「民間給与実態統計調査」によると、会社員の平均年収は432万円です。これと比較すると、収入が高いと言えるのではないのでしょうか。
また、高卒の平均年収は300万円と言われていますから、同世代の高卒の人の年収よりはかなりの金額を手にすることになります。さらに、土地家屋調査士の特徴として受注案件の条件次第で収入が大きく増減します。
結論としては、土地家屋調査士になってからは、平均年収よりはるかに多い収入を手にすることも可能でしょう。
独立も可能
土地家屋調査士の働き方として、独立開業を目指すのもありでしょう。
独立すると、営業力次第では勤めている場合よりも収入がアップできる可能性もあり、中には年収が1,000万円を超えるケースも見られます。
注意点としては、営業力と収入が直結する点が挙げられます。営業力がないと案件獲得に結びつかないため、独立前のほうが、収入が多いケースもあります。
学歴不問の求人も多くある
土地家屋調査士の求人を見ると、「学歴不問」の求人も非常に多く見かけます。
もちろん、資格に加えて学歴がある人と比較すると需要は少なくなりますが、高卒でも土地家屋調査士として働くことは可能です。
実際には、学歴よりも地元の他業者とのつながりや実務経験などを重視する企業もあるため、必ずしも学歴が意味を持つとは限りません。
高卒だから土地家屋調査士になるのを諦めるのではなく、若い頃から専門分野について知識を深め、人とのつながりも構築しておくと、高学歴に匹敵する価値を持つ人材になれると言えます。
周りからの評価が上がる
上述したように、土地家屋調査士の資格は他の各種資格と比べても難易度が高いです。
そのため、資格を所持しているだけで、周囲からも一目置かれる存在となり得るでしょう。
就職時はもちろんのこと、社内での評価も上がり資格手当などの期待も持てます。さらに行政書士や司法書士など、関連性の深い資格を所持すると、業務の幅が広がり、顧客側にしてもワンストップサービスで依頼できるようになります。
このように、土地家屋調査士はダブルライセンスとしても有益な資格ですから、学歴と関係なしに活用しやすい資格だと言えるでしょう。
高卒の方向けの土地家屋調査士の勉強法
土地家屋調査士試験は難易度が高く、時間もかかってしまうため、より効率の良い勉強法を考える必要があります。
そのような場合は、高卒で試験に合格した人の体験記などを見ると良いでしょう、たくさんの記事があり、様々な意見を参考にすることができます。
勉強内容に学歴はあまり関係してこないため、高卒でも合格することは十分可能です。
また、必要な勉強時間が長いことから、勉強に慣れていない人には学習スケジュールも組んでくれる通信講座もおすすめです!
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土地家屋調査士に高卒でなる方法まとめ
土地家屋調査士に高卒でなる方法まとめ
- 土地家屋調査士の難易度は高いが、学歴と関係なしに取得できる
- 資格を取得すると収入アップにもつながる
- 土地家屋調査士の資格を持っていると、評価されやすい
土地家屋調査士の試験そのものは難しいと言えます。ですが働きながら挑戦している人も多く、決して学歴に左右されるものではありません。
たとえば、社会経験を早く積むために卒業後すぐに就職しようと考えている人も多いでしょう。
その就職先が建築会社や測量会社だった場合は、午前試験の免除を活かして土地家屋調査士を目指すことも可能です。
学歴要件が課されていない資格試験では、本人の努力工夫次第で、合格をつかみ取れます。
土地家屋調査士の資格自体は、非常に活用価値が高いですから、学歴を理由にして諦めずに、頑張ってくださいね!