LECの不動産鑑定士講座の評判は？他社との価格比較や教材の特徴まで解説！

LEC東京リーガルマインドの不動産鑑定士講座には、以下のような特徴があります。

• 受講価格が非常に安い
• 割引制度も充実
• 充実したコースから自分に合う内容を自由に選べる
• 使いやすさにこだわって作られたテキスト
• 本試験を徹底的に分析して構成した「合格できる」カリキュラム
• 多彩なサポートも用意されている

LECの不動産鑑定士講座は価格が非常に安いことで知られており、他社と比較しても格安です。

それでいてテキストは非常に使いやすく、模試の内容も本試験の傾向を徹底的に分析して作られているなど、講座全体の質が非常に高く、充実しています。

コスパ良く不動産鑑定士の勉強をしたい方にはもってこいの講座と言えるでしょう。

以下ではLECの不動産鑑定士講座の気になる詳細について解説していきます。

ここでは、LECの不動産鑑定士講座の受講価格を他社の講座と比較してみます。

不動産鑑定士の合格を目指せる講座は、現在のところLECの他に、「資格の学校TAC」のみとなっています。

ここでは初学者向けの基本講座の価格を比較すると、LECの「短答＋論文基礎コース」は税込320,000円であるのに対して、TACの「1.5年本科生」は税込484,000円です。

よって、TACと比較しても17万円以上安いことから、価格重視の方はLECの講座を受講してみるとよいでしょう。

以下では、LECの不動産鑑定士講座の価格をさらに詳しくご紹介します。

初学者向けコース価格一覧

LECの不動産鑑定士講座において、初学者向けのコースは主に5つです。

初学者向けコース（通信Webタイプ）の価格は以下のとおりです。

学習経験者向けのコース価格一覧

次に、学習経験者向けのコース4つの価格をご紹介します。

こちらも全て「通信Webタイプ」の価格です。

なお、上記の表において「論文徹底強化コース」「論文集中強化コース」の2つには、民法改正対策講座も含まれています。

直前対策講座・単科講座価格一覧

次は、LECの直前対策講座や各種コースにおいて、特に好評な単科講座をご紹介します。こちらも全て「通信Webタイプ」の価格です。

これまで見てきたように、LECの不動産鑑定士講座には非常に多くのコースが用意されています。

それぞれの受講者のニーズに合ったコースが必ずありますから、ここまで紹介してきたぜひじっくり吟味してください。

割引・特典の利用でよりお得に

LECの不動産鑑定士講座は他社講座（資格の学校TAC）と比較すると格安の講座ですが、さらに割引や特典制度も豊富に用意されています。

各種割引や特典を利用すればさらにお得に受講できますので、ぜひ存分に活用しましょう。

以下は、初学者向け割引の概要を紹介します。

＜初学者向けの割引＞

このように初学者・学習経験者共に多数の割引が用意されていることがわかります。

TACではここまでの割引は用意されていないため、この割引を活用することでLECはTACよりもさらに安い価格で講座を受講することができます。

LECの不動産鑑定士講座は教材の質が良いことでも知られています。

以下では、気になる教材の特徴を紹介していきます。

内容が頭に入りやすいインプット用テキスト

LECの不動産鑑定士講座におけるインプット用のテキストはモノクロのシンプルなデザインで構成されており、図やマークを使った分かりやすい解説が非常に好評です。

モノクロであることに抵抗を持つ方もいるかもしれませんが、カラーよりもモノクロのほうが、アンダーラインなどを書き込んだ時に目立つため、内容が頭に入ってきやすいというメリットがあります。

また、事例を分かりやすく表した図、4段階に分かれた重要度など、受講者の考える負担を軽減した構成になっていることから、覚えるべきことだけに集中できるでしょう。

「シンプル」かつ「機能的」であるということが、LECの不動産鑑定士講座の教材の大きな特徴と言えます。

過去問を基にしたアウトプット用テキスト

LECの不動産鑑定士講座の教材は、アウトプット用テキストも非常に充実しています。

過去問をもとにした構成になっているだけでなく、分野別に過去問が並び替えられており分野ごとにピンポイントで対策を進められる点が大きな特徴です。

また、重要度が3段階に分かれて表示されており、試験の点数に直結する箇所から重点的に内容を学習することができます。

さらに、解説にはインプット用テキストの参考ページが明記されているので、間違った問題の復習も容易にできるでしょう。

的中率の高い答練や模試

LECの不動産鑑定士講座では、答練や模試も行われます。

LECの答練や模試は本試験での的中率が高いことで知られており、例えば短答式では行政法規や鑑定理論、論文式では民法・経済学・会計学・鑑定理論において、本試験で内容が的中した実績を持ちます。

このように模試の信頼性が非常に高いと言えますので、1回のアウトプットのクオリティを最大限引き上げることができる点は大きな魅力であると言えるでしょう。

模試や答練の復習をしっかりしておけば、確実に本試験の点数を上げることができるため、しっかり有効活用するようにしましょう。

講義動画はすき間時間で学習可能

LECの不動産鑑定士講座では、動画講義も充実しています。

動画は1つあたり30分～40分で構成されており、4つのユニットに分かれています。ユニット別になっていることで、朝昼で2ユニット、夜に2ユニットなど、柔軟に講義を受けることができます。

また、使用教材は画面上に表示されますから、手元に教材を置かなくても学習できるというメリットもあります。これにより、通勤や通学中のすきま時間でも、気負うことなく学習できるため非常に便利です。

こうした面も、LECの不動産鑑定士講座が忙しい社会人の方などから高い評価を得る要因になっています。

LECの不動産鑑定士講座では、各種サポートも充実しています。どのようなサポート制度があるのか以下で詳しくご紹介します。

添削した答案はPDFでチェック

LECの不動産鑑定士講座では、論文式の練習問題の添削結果がPDFファイルで受講生に届けらます。

具体的な添削内容がしっかり確認できるのはもちろんのこと、データとして保管することができますから、かさばることなく、見たい時にすぐ確認できるという利点があります。

ご自身に何が足りなかったのかをしっかり確認の上、次回に備えて復習を行う有意義な機会にしていきましょう。

24時間いつでも質問できる

LECの不動産鑑定士講座は、「教えてチューター」という質問システムも高い評価を得ています。

教えてチューターでは24時間いつでも質問できる上に、教材や講義に関するものから具体的な学習相談など、あらゆる疑問を円滑に解決できます。

思い立った時にすぐ質問できますから、疑問によってモヤモヤする時間が最小限で済むでしょう。安心して学習を進めるにはもってこいのシステムと言えます。

成績はWebで確認可能

LECの不動産鑑定士講座では模試や答練が充実していますが、添削を待つ間のタイムラグが勿体ないと思う方も多いことでしょう。

こうした受講者のニーズに応えて、LECの不動産鑑定士講座ではWebの「マイページ」で各種成績を確認することができるシステムを導入しています

郵送を待つことなくすぐに結果を知ることができるので、回答した時の感覚を忘れないうちに復習を始めることができます。より質の高い復習を行いたいという方には非常に有り難いシステムと言えるでしょう。

通信講座の受講を検討する際は、過去の合格実績も重要ですよね。

LECの不動産鑑定士講座では、2020年〜2022年の3年分の論文式試験における合格実績が公表されています。

不動産鑑定士のもう片方の講座であるTACと比較するとその実績は見劣りするものの、毎年着実にその合格者数シェアを伸ばし続けています。

今勢いのある講座であるため、今後の合格者数の伸びに期待大の講座であると言えるでしょう。

LECの不動産鑑定士講座は総合的に見て非常に高く評価できますが、惜しい点もかあります。

以下をしっかりご確認の上、最終的な受講を検討してください。

通学実施校が少ない

LECの不動産鑑定士講座は通学での講義も実施されていますが、現在のところ通学での講義が可能なのは「水道橋本校」の1校のみとなっています。

通学での受講を希望する方もある程度いることと思いますが、遠方の方は通学にかかる時間を考えると、あまり現実的ではありません。

通学で受講できる制度がありながら、校舎を選択できないというのは非常に惜しい点であると言えます。

ここで改めて、LECの不動産鑑定士講座の各コースについてご紹介します。

LECの不動産鑑定士講座では、初学者向けに5つ、学習経験者向けに4つ、計9つのコースが用意されています。

以下はその詳細です。ご一読ください。

LECの不動産鑑定士講座では、上記の内容に加えて「直前対策講座」、各コースからピックアップした「単科講座」も展開されています。こちらについても表にまとめましたのでご覧ください。

次に、LECの不動産鑑定士講座の受講に向いている方の特徴について解説します。

以下のような特徴に合致する方は、ぜひ受講を検討してみてください。

LECの不動産鑑定士講座が向いている人

LECの不動産鑑定士講座の受講をおすすめしたいのは、以下のような方です。

• 受講するなら格安の講座が良いと考える方
• 本試験での出題率が高い答練や模試を希望する方
• シンプルなテキストのほうが勉強しやすい方
• 質問制度などのサポートを存分に活用したい方

LECの不動産鑑定士講座は、他社（TAC）の講座と比較すると格安の価格設定です。講座価格のコスパを重視する方には、LECの不動産鑑定士講座は非常におすすめと言えます。

また、LECは出題率の高い答練や模試、シンプルなテキストが非常に好評です。

質問や添削などの制度も充実しているため、手厚いサポートを受けながら随時疑問点を解消しつつ勉強を進めたい方は、LECの不動産鑑定士講座を受講することで大きな満足感を得ることができるでしょう。

LECの不動産鑑定士講座が向いていない人

以下のような方は、残念ながらLECの不動産鑑定士講座の受講はあまりおすすめできません。

• 通学で受講したい方
• より合格実績の高い講座を受講されたい方

LECの不動産鑑定士講座は、通学で通える教室は水道橋の1校しかありません。

もし通学での受講が出来る点に魅力を感じている方でも、お近くにお住まいの方以外は通学時間が多くかかってしまいます。

また、合格実績を重視する方も、LECの受講は向いていないと言えます。

通学の可否やデータの内容を中心に受講を考える方は、LECではなく他の講座を検討したほうが良いでしょう。

最後に、LECの不動産鑑定士講座を実際に受講した方の評判や口コミをご紹介します。

LECの教材と講義のみで合格できる

LECの講義を理解し、教材にしっかりと取り組めば、必ず合格できるように設計されているところです。他の書籍等には一切手を出しませんでした。 LEC受講者の声より

テキストがシンプルであり、講義を聴きながら自分でどんどん書き込んでいくことで理解が深まったように感じます。講義が1ユニット30分程度であったことや再生速度を早くでできたことなど、仕事の繁忙期であまり時間が確保できない時でも自分のペースで進められたことが良かったです。 LEC受講者の声より

LECの不動産鑑定士講座の口コミでは、上記のように「テキストと講義さえしっかり行えば、十分に合格が狙える」という内容が数多く寄せられていました。

LECのテキストは非常にシンプルな構成ですが、その分とても使いやすいと好評です。動画講義も忙しい方に向けた親切な設計になっているため、社会人の受講者を中心に高い評価を得ています。

勉強時間を十分に取れないという方でも、LECの教材と講義を利用すれば合格までの実力が短期間で確実に身につくでしょう。

答練や模試で力がついた

総じて重要なこととして、各科目、LEC講師の予想問題である、答練・模試をひたすら繰り返したことが合格につながったと思います。 LEC受講者の声より

答練・模試の解き直しを何度もやることで書く力が上がりました。また、LECの答練・模試はよく的中するので、本試験でそのまま出題されることもあり、何回も復習して書く力を養いました。 LEC受講者の声より

LECの不動産鑑定士講座は、答練や模擬試験の評価も非常に高いです。

上記のように「アウトプットの力がついた」「合格につながった」などの声が多数見られます。

LECの答練や模擬試験は本番での出題率が高く、仕上げの復習の際にも活用できます。本試験を想定した内容になっているので、テスト慣れする意味でも活用できるでしょう。

本番での得点率が少しでも上がるよう、答練や模擬試験を使ってしっかり復習しておいてください。

LECの不動産鑑定士講座はテキストの使いやすさや動画講義、質問制度の充実度などで多くの受講者から高い評判を得ています。

通学講義の整備が不十分であるという点で若干のマイナスはありますが、こうした面をカバーできる要素はそろっていると言えるでしょう。

総合評価としては、LECの不動産鑑定士講座は多くの方におすすめできる講座です。ぜひ今回ご紹介した内容から吟味を重ねていただき、ステップアップに向けての一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

LECの公式サイトはこちら