通関士の難易度は高い?合格率・勉強時間から独学の可能性まで徹底解説!
「通関士の難易度ってどれくらい?」
「独学でも取れる資格なら試験を受けてみたいけれど…」
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?
通関士は貿易に関わる仕事ですから憧れている人も多いと思います。もし独学でも合格できるなら挑戦してみたいですよね。
そこでこの記事では通関士の資格について、試験の難易度や合格率、独学の可否や勉強時間についてなど、通関士の難易度を中心に試験情報を詳しくまとめました。
読み終わった時には、すぐに通関士の勉強を始められるようになっています。ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
通関士の難易度についてざっくり説明すると
- 通関士の合格率は10~20%と低め
- 資格全体で比較すると難関資格だが、国家資格と比べると同程度かやや易しいレベル
- 合格に必要な勉強時間は400~500時間ほど
- 計画的に勉強すれば独学での合格も可能
通関士の難易度は高い
通関士は、他の資格試験と比べると合格率が低い資格です。
例えば2019年度の試験では、合格率が13.7%ほどでした。1割強しか合格できていないことを考えると、難易度はかなり高い資格だと言えるでしょう。
なぜ通関士の資格はこれほど難易度が高いのでしょうか。その理由をご紹介いたします。
通関士の試験範囲の内容が難しい
通関士の難易度が高い主な理由は、学習内容の難しさにあります。
「通関」という分野は日常生活からはイメージしづらいものですよね。また「通関士」の名前に反して、通関士の試験勉強は法律がメインとなります。この点も難易度を上げている要因です。
試験内容は「通関業法」「関税法等」「通関実務」と3つに分かれていますが、法律の知識を実務で使いこなせるかどうかが通関士合格のカギです。法律用語には難しい文章も多い中、その全てを網羅しなくてはなりません。
通関実務は要注意
通関士の試験分野の中でも「通関実務」は特に難しいとされています。
通関実務の試験では、通関に関する法律を実務として使いこなせるかどうかが問われます。ここでつまずく人がかなり多く、全体の合格率を下げる要因になっています。
具合的な内容は関税や消費税などの計算問題、輸出入の際の申告書作成など、まさに通関士の「実務」を行うものとなっています。
択一式、選択式、計算式など出題パターンも幅広いため、専門知識を身に付けながらもあらゆる出題形式に対応する力を養う必要があるでしょう。
科目免除要件も存在
通関士の試験は、通関現場での実務経験がある場合は試験科目が免除されることがあります。
科目免除要件があるのは、通関での実務経験が「5年以上」の場合と「15年以上」場合の2通りです。それぞれの免除要件は以下のとおりです。
通関業務従事期間 | 科目免除要件 |
---|---|
5年以上 | 「通関実務」が免除 |
15年以上 | 「通関実務」「関税法等」が免除 |
法改正にも対応が必要
通関士の試験の出題範囲は、受験する年の7月1日時点で施行されている法律・政令・省例になります。
したがって、これらが改正されるたびに、勉強する内容が変わることになります。 独学で通関士の資格を取得する人は特に、最新情報を自分でチェックしておくことが必要でしょう。
英単語も最低限必要
通関士は、海外からの商品輸入や、日本からの輸出に関して、輸入業者を相手に仕事をします。実際の業務で英語での書類のやり取りもあります。よって、通関士には最低限の英語の知識が問われます。
通関実務の試験では、英語書類から新しい通関書類を作る問題もあります。したがって、通関士が読む英語の書類に慣れておく必要があります。 以上のことから、中学生レベルの文法と単語の理解は最低限必要となるでしょう。
出題形式が独特
通関士の資格試験は、基本的にマークシート方式です。
ただし形式がかなり独特で、通常のマークシートと同じだと思っていると驚くかもしれません。
以下で、通関士のマークシート方式について詳しくご説明します。
五肢択一式
通関士の五肢択一式では、「正しいもの・もしくは誤っているもの」をひとつ選ぶという形式になります。さらに、もし該当するものがない時は「0」をマークするというかなり複雑な内容です。
マークシートの択一問題は勘で答えることもできますが、上記のような形式の場合、マークシートとは言え答えを正確に把握していなければ正解することはできないでしょう。
選択式は2種類存在
通関士試験では選択式の問題も出ますが、「語群選択式」と「複数選択式」という2種類の選択問題で構成されています。
まず「語群選択式」ですが、こちらは15個の選択肢の中から適切だと思う語句を5つ選ぶという内容です。これは比較的わかりやすいですね。
次に「複数選択式」です。こちらは5つ記述がある中から、正しいものと誤っているものをそれぞれ全て選ぶという内容です。部分点はなく、「全て正解」の場合に得点となります。
先ほどの五肢択一式と同じく、答えを正しく認識していなければ正解できない点に注意が必要です。
通関実務で計算式が出題
通関実務で出題される「計算式」については、計算問題と申告価格を求める問題が中心となります。
電卓を使って課税価格、関税額、延滞税などを計算し、答えをマークしますが、ここでもやはり「該当しない部分は0をマークする」必要があります。実際の数値だけでなく、使わない桁にもマークしなくてはならないので気を付けましょう。
また輸入申告問題では、品目番号を選択してから申告価格の金額をマークしなくてはなりません。こうした回答の手順も試験対策で叩き込んでおいてください。
受験資格がなく気軽に受験できる
通関士は、合格率が低く難易度は高いものの、受験資格が存在しません。
性別や学歴はもちろんのこと、国籍や年齢なども問われませんので、興味がある方は誰でも受験できる試験となっています。
年齢制限がないということは、小学生でも通関士の試験を受けることが可能ということになりますね。もちろん受験は可能ですが、通関士として働くためには最低でも義務教育は卒業する必要があります。
難易度偏差値は59
通関士の資格難易度を偏差値で表すと、大体59くらいだと言われています。
他の国家資格と比較すると、例えば行政書士は62、社労士は65程度とされていますので、それよりは低いことになります。国家資格としてはそこまで難易度が高いとは言えないかもしれませんね。
ただし国家資格以外の資格全体で見ると、偏差値59はやや高めの難易度となります。試験対策の際には気を引き締めて勉強してください。
通関士の難易度を他の要素から考察
通関士の難易度について、もう少し詳しく見ていきましょう。
以下では合格率や勉強時間の長さなど、色々な要素から考察を深めます。
通関士の合格率は10~20%台で推移
まずはこちらのグラフをご覧ください。通関士の過去年10間の合格率をグラフにしたものです。
こちらのグラフを見ますと、通関士の合格率は年度によってかなり大きく変動することがわかります。
ただし概ね10%前半くらいの合格率になっているので、合格率は1割強程度と思って良いでしょう。これは他の難関資格と同じくらいの合格率となっています。
合格者に科目免除者が含まれていることに注意
上のグラフでご紹介した通関士の合格率は、通関現場での実務経験を積んで科目免除を受けた合格者も含まれています。
そこで、科目免除者を除いた「一般受験(3科目受験)」で合格した人の割合もグラフにしてみました。こちらは過去7年分のデータです。
こちらのデータを見ると、先ほどよりも合格者の割合が下がっていることがわかりますね。
3科目をフルで受験する方は、広く公表されている合格者の割合に惑わされないよう注意してください。こちらのデータを参考の上、気を引き締めて対策を行いましょう。
通関士の合格率に関して以下の記事で詳しく記載しています。
通関士の合格点
通関士試験は、3科目それぞれに合格基準が設定されています。
1科目でもその基準を満たせなかった場合は不合格となりますので、全ての科目においてしっかり得点する必要があることを覚えておいてください。
なお、2021年度の3科目それぞれの合格基準は以下のとおりです。
科目 | 配点 | 合格基準 |
---|---|---|
通関業法 | 45点 | 60%以上 |
関税法等 | 60点 | 60%以上 |
通関実務 | 45点 | 60%以上 |
こちらはあくまで「2021年度のもの」であり、合格基準点は年度によって変動する場合があります。上記はあくまで目安として考えてください。
目安の勉強時間は400~500時間
通関士の試験に合格するためには、大体400時間~500時間程度の勉強時間が必要とされています。
仮に1日3時間ずつ勉強したとすると、4~5ヵ月程度勉強すれば合格できる計算です。途中で休息日などを作ると半年程度かかることになりますが、地道にコツコツ勉強していきましょう。
通関士の試験を受ける方の中には、社会人も多くいると思います。忙しい中で勉強時間を確保する必要がありますので、忍耐強く対策を行ってください。
自宅での勉強時間の確保が難しい場合は、通勤時間などのスキマ時間を利用して勉強時間を重ねるようにすると良いでしょう。
以下の記事では通関士の勉強時間について徹底解説しています。ぜひご覧ください。
通関士の受験者は多様化
近年、通関士の受験者は多様化していると言われています。通関業界以外の受験者だけでなく、女性や学生の受験者も増えているというデータが出ています。
その理由のひとつとして、通関業の知識が別業種でも必要になったことが挙げられます。
商社やメーカー、貿易業務などでは海外との物流に関わる機会が多いため、通関の知識が活かされます。通関業に従事するわけではなくても受験を希望する人が多くなったのはこれが要因です。
また、これらの業界はデスク業務が中心になるため女性が多いです。転職の武器にするために通関士の資格取得を目指す女性が増えていることも考えられるでしょう。
学生の中でも貿易関係の仕事は人気があるため、就活時にアピールポイントを作るために受験する学生が増えているようです。
通関士の難易度を他の資格と比較
通関士の難易度は、他の資格と比べるとどのような位置づけになるのでしょうか。
貿易系の資格や士業などと比べながら考えていきましょう。
他の貿易系資格と比較
まずは、通関士と同じく貿易に関係する資格と比較してみます。
貿易実務検定
貿易実務検定は、貿易に関する知識や実務能力を測る検定試験です。試験内容は貿易実務に加えて実務英語、マーケティングなど幅広く、貿易に関する総合的なスキルが身に付きます。
難易度はA~Cの3段階に分かれており、「A」が最も難易度が高くなっています。
C級の合格率は50%~60%、時に70%にもなります。B級は50%前後、A級も40%前後の合格率ですので、通関士と比べると難易度は低いと言えるでしょう。
海事代理士
海事代理士は、船舶登記や船舶登録など、海事に関する行政機関への申請や手続き、書類作成などを行うための資格です。試験では一般的な法律に加え、海事関係の法律も出題されます。
試験は筆記と口述に分かれており、合格率は筆記が50%前後、口述は60~90%程度と幅があります。
試験全体の合格率で換算すると30%~50%程度ですので、合格率だけを見れば、海事代理士は通関士より易しい資格と考えられます。
ただし海事代理士の試験を受ける人は、ほとんどが法律系の知識を元から持っている人です。初心者が受けるような試験ではありませんので、それを考えると通関士よりも海事代理士のほうがやや難しい資格と言えそうです。
海事代理士の難易度について以下の記事で詳しく解説しています。
他の士業系資格と難易度を比較
次に、士業系の資格と通関士を比較してみましょう。
主な士業として「行政書士」「社労士」「公認会計士」「税理士」を挙げます。それぞれの合格率を比較して表にしましたので、まずは以下をご覧ください。
資格名 | 合格率 |
---|---|
行政書士 | 10%前後 |
社労士 | 3~9%程度 |
公認会計士 | 10%程度 |
税理士 | 12~17%程度 |
通関士 | 10~20% |
並べてみると、どの士業も通関士と比べると合格率は同程度、もしくはやや低くなっています。
つまり士業全体で見ると通関士は若干易しい試験だと言えます。
ただし大幅に簡単だというわけではありません。他の士業資格と同じく、しっかり勉強しなくては合格できないということは覚えておきましょう。
通関士資格を取得するメリットは大きい
通関士の資格は、近年は受験者も多くそのメリットが注目されています。
通関士の資格を取るとどのようなメリットがあるのでしょうか。
将来性の高い仕事
近年はグローバル化が進み、日本国内だけでなく海外との取引が増えています。
大企業だけでなく中小企業にとっても、海外との取引は日常的なものになっていますよね。規制緩和が進んできていることから通関業者も増えています。
通関業を行う場合、営業所には最低でも一人の通関士資格保有者を置かなくてはなりません。こうしたこともあり、通関士の仕事は今後ますます需要が高くなることが考えられます。
通関士の資格はグローバル化が進む世の中では将来性がかなり高いものですので、メリットはかなり大きいと言えるでしょう。
貿易系の就職に効果を発揮
先ほども少し触れましたが、通関士の資格が活かされるのは通関業の現場だけではありません。運送や流通、貿易会社、商社、メーカーなど幅広い業種で通関士の知識は活かされます。
というのも、上記のような業界で働くためには、貿易に関する知識が必要になります。貿易に関する資格は色々ありますが、貿易全体の内容を体系的に身に付けられる国家資格は今のところ通関士のみとなっています。
通関士の資格があれば、海外との取引がある会社に就職するには大きな強みになります。幅広い業界への就職や転職が可能となるでしょう。
仕事の安定性が高い
通関士の資格があると、通関に関連する企業にとっては非常に重要な仕事を任せられることになります。そのため、雇用形態は正社員となる場合が多いです。
通関業者だけでなく海外との貿易に関わる企業であれば、通関士の資格は幅広く活かせます。幅広いニーズに応えられる資格として、どの企業でも重宝されるでしょう。
資格の中には、せっかく持っていても採用枠が少なかったり、非正規雇用となってしまうものも少なくありません。
通関士なら多くの企業が正社員として迎えてくれますし、安定した職を確保することができます。このメリットはかなり大きいと言えるでしょう。
資格手当がつく場合も
通関士の資格を持っていると、会社によっては資格手当がつくこともあります。
ケースバイケースですが、一般的には月額で3,000〜5,000円の手当てがつくことが多いようです。
それほど大きな額ではありませんが、働く上でのモチベーションアップになりますよね。通関士として就職活動をする場合は、資格手当がつくかどうかを確認しながら企業を探すと良いかもしれません。
通関士の独学は可能?
通関士の試験は、試験範囲がそこまで広いわけではありません。受験資格がないことから受験生全体のレベルもそこまで高くないと言われています。
計画的に勉強することができるなら、独学でも十分合格可能だと言えるでしょう。
ただし、独学で合格を目指すためにはおさえるべきポイントがあります。この段落では通関士の試験に独学で合格するためのコツを解説していきましょう。
通関士の独学を進めるうえで気を付けるポイント
通関士の試験は、試験範囲が広くはないと言っても難易度が高いことに変わりはありません。
独学を進める上では、以下のようなポイントに気を付けてください。
モチベーション維持が大切
通関士の試験に合格するためには、400~500時間もの勉強時間が必要です。かなり長い期間を勉強に費やすことになりますので、モチベーションの維持は大きな課題と言えるでしょう。
最後までやる気を維持して勉強を続けるには、ご自身に合ったモチベーションアップの方法を模索する必要があります。
例えば、短期的な目標を立てて段階的に達成感を得るようにするのはいかがでしょうか。1週間ごとの勉強ノルマを設定してひとつずつ達成していけば、モチベーション維持に役立ちます。
他にも、身近なライバルを見つけることもやる気を持ち続けるのに有効です。インターネット上のコミュニティに参加すれば良いライバルが見つかるかもしれません。
あとは、自分に向けてご褒美を設定するのも良いでしょう。合格したら海外旅行に行くなど、具体的に計画を立てておけばそれを目指して頑張ることができますよね。
色々と試行錯誤しながら、モチベーション維持に注力していってください。
学習スケジュールを立てる
通関士に限らず、独学で勉強する際は計画性が大切です。やみくもに勉強しても、間違った方向に進んでしまっては元も子もありません。
計画的に勉強を進めるには、まずスタートからゴールまでの道筋を明確に設定してください。最初に過去問を一通り解いてみると自分が何を勉強するべきなのかを把握できますので、道筋が見えやすいと思います。
何を身に付けるべきかがわかったら、勉強日数でざっくりと割ってみます。すると、いつまでに何を勉強すれば良いかが漠然とわかりますよね。
これで大まかなスケジュールが決まりますので、あとは細かい期間で区切り、1日の勉強量として計画を立てていきましょう。
基本知識をおろそかにしない
一人で勉強を進める時、基礎を飛ばしていきなり上級問題ばかりにチャレンジしてしまう人もいます。
しかし何事においても基本知識は非常に大切です。通関士の勉強をする時も、基礎をしっかり固めてから上級問題に進むようにしてください。
基礎のインプットをするためには、まずテキストをざっと1周してみましょう。
一通り知識を確認したら、わからない部分をもう一度読み込んでいきます。この時、ノートにまとめるなど知識に触れる回数を増やしていくと、知識が効率良く定着します。
テキストには単元ごとに練習問題がついています。わからないところはそのままにせず、テキストの該当部分をもう一度読み込み、繰り返し頭に入れるようにしてください。
過去問を軽視しない
知識のインプットができたら、次にアウトプットをしていきましょう。
アウトプットを行う時に最も役立つのが「過去問」です。通関士の過去問はWebで入手できるほか、書籍としても販売されていますので必ず手元に置いてください。
過去問は、試験の傾向や頻出分野を把握するのに役立ちます。何回も解くことで試験の方向性や感覚を体で覚えることができます。何年分も解き進めていくと、毎回必ず出る問題もわかるようになるでしょう。
過去問は「とにかく何度も解く」ことがポイントです。間違えたところはそのままにせず、必ずテキストに戻って復習してください。
全ての内容を理解できるまで繰り返していきましょう。
通関士の独学勉強法について気になった方は以下の記事を参照してください。
通関士対策におすすめのテキスト
通関士試験を対策する際は「通関士教科書 通関士完全攻略ガイド」がおすすめです。
この本は、法律の趣旨や制度の背景などをわかりやすく理解できる構成となっており、重要ポイントを効果的に押さえられる1冊となっています。
豊富なイラストによって、難しい内容も記憶に残りやすくしたり、チェック問題や要点整理を通じて知識定着を促したりと、学習が進みやすい工夫も満載です。
通信講座での学習がおすすめ
通関士試験の内容には専門的な法律も多く登場し、合格率も低いことから初心者が独学でいきなり学習すると、不合格という結果に終わってしまうことも十分考えられます。
手厚い学習サポートで一発合格を狙いたい際には通信講座で学習を進めていくことをおすすめします。
テキストや講義にこだわりを持っている通信講座も多く存在=し、多くの知識を納得感のもと吸収できるでしょう。
他にも困った際の質問対応なども手厚いことから、初心者でも安心して学習を進められること間違いなしです。
フォーサイトの通信講座での学習が特にイチオシ
資格Timesでは数ある通信講座の中でもフォーサイトの通関士講座での学習をおすすめしています。
フォーサイトは非常に高い合格実績が売りの講座となっており、2021年度には全国平均の3.87倍となる61.2%という高い合格実績をたたき出しました。
教材は、この実績にたがわないクオリティの高い仕様となっており、受験生が特に求めているテキスト・講義・スマホ学習の利便性という3つの要件を高いレベルで満たしています。
他にも多くの魅力が詰まった講座となっているので、少しでも気になった方はフォーサイトの公式サイトでその充実の内容を確認してみてください!
通関士の難易度まとめ
通関士の難易度まとめ
- 通関士の合格率は士業で比較するとやや高い
- 誰でも受けられる試験だが専門的な知識を問われるので万全の対策が必要
- 独学で挑戦する場合は計画的に勉強していこう
- 一人で勉強するのが難しい場合は予備校も検討すべし
通関士はグローバル化が進む社会において、非常に将来性がある資格です。
貿易に関わる仕事全般に役立ちますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。独学が厳しい場合は予備校も検討してみてくださいね。
世界規模で役立つ通関士の資格を取って、国同士の架け橋になってください!