TOEIC800点の難易度レベルは?勉強法・勉強時間からおすすめ参考書まで解説!
「TOEIC800点の難易度って具体的にはどれくらいなの?」
「TOEIC800点からのスコアアップを目指すにはどんな勉強法が良いの?」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
TOEICで800点は難易度が高く、かなりの勉強時間が必要だということはぼんやりわかるという人は一定数存在します。しかし、具体的なレベルやスコアアップ勉強法についてはわからないという人もいるでしょう。
そこで、TOEIC800点の難易度レベルについて解説します。また、必要な勉強時間やおすすめスコアアップ勉強法についても紹介しますので、参考にしてください。
TOEIC800点の難易度レベルについてざっくり説明すると
- TOEIC800点レベルは仕事で本格的に英語が活用できる
- TOEIC800点以上を取っている人は1割程度
- リスニング力もリーディング力も高いレベルが求められる
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TOEIC800点の難易度レベル
TOEIC800点を取得している場合の英語レベルは、英語で本格的な仕事ができるレベルと言えます。仕事で必要なビジネス英語はほぼマスターできているということです。
具体的には、海外への赴任や出張の際に通訳を付ける必要がない英語力です。海外の取引先などとも、スムーズに契約などができるでしょう。
仕事でしっかり英語が活用できるレベルであるTOEIC800点ですが、実際にはどの程度のレベルなのでしょう。難易度という観点から、そのレベルについて解説します。
TOEICテスト全体から見た800点の割合
2019年度のTOEIC試験における、受験者数と得点分布で見た場合、参考になるのは公開テストとIPテストのそれぞれの分布です。
- TOEIC公開テストのスコア分布(受験者数961,440人)
スコア | 人数 | 割合 |
---|---|---|
895~ | 33,356人 | 3.5% |
845~ | 37,609人 | 3.9% |
795~ | 52,751人 | 5.5% |
745~ | 64,303人 | 6.7% |
695~ | 76,715人 | 8.0% |
645~ | 87,809人 | 9.1% |
595~ | 96,418人 | 10.0% |
545~ | 100,350人 | 10.4% |
495~ | 97,734人 | 10.2% |
445~ | 90,959人 | 9.5% |
395~ | 80,127人 | 8.3% |
345~ | 64,155人 | 6.7% |
295~ | 43,720人 | 4.5% |
245~ | 24,011人 | 2.5% |
195~ | 9,389人 | 1.0% |
145~ | 1,622人 | 0.2% |
上記の一覧表から、795点以上のスコアで測った場合の800点以上の割合は、12.9%ということがわかります。これは、全体の1割程度の数字であり、大変少ないことは明確です。
12.9%という数字だけで見た場合、高い割合のように感じるかもしれません。しかし、この数字は日本国内で英語学習に対して高い意識を持った人たちの中の割合です。日本国民全員に対する割合ではないので注意してください。
- TOEICのIPテストのスコア分布(受験者数1,289,311人)
スコア | 人数 | 割合 |
---|---|---|
895~ | 17,662人 | 1.4% |
845~ | 18,235人 | 1.4% |
795~ | 26,498人 | 2.1% |
745~ | 36,134人 | 2.8% |
695~ | 48,445人 | 3.8% |
645~ | 63,602人 | 4.9% |
595~ | 80,937人 | 6.3% |
545~ | 100,180人 | 7.8% |
495~ | 118,681人 | 9.2% |
445~ | 137,486人 | 10.7% |
395~ | 149,758人 | 11.6% |
345~ | 145,858人 | 12.0% |
295~ | 138,286人 | 10.7% |
245~ | 110,746人 | 8.6% |
195~ | 68,383人 | 5.3% |
145~ | 18,013人 | 1.4% |
上記は、企業や学校などで受験するIPテストのスコア分布です。自発的に受験していない人も含まれているこのテストで見た場合、800点以上の割合は4.9%です。
IPテストは英語学習に高い意識を持っていない人も含まれているため、日本人全体の割合に近い数字であると言えます。ただ、受験を全くしない人も多く存在するため、実際には4.9%以下ということです。
TOEIC800点の具体的なレベル観
TOEIC800点のレベルを実際にできることで見た場合、以下のような点が挙げられます。
- 自社製品の英語で書かれた契約書などの理解ができる
- 海外のWebサイトから必要な情報を集めることができる
- 海外出張ができる
日常会話で必要な英語の能力は一通り身についてます。そのため、ネイティブな英語を使う人たちとのコミュニケーションが可能になり、英語圏での日常生活にも支障が出ることはないと言えます。
また、ビジネス英語においても高い能力を保持しています。海外などの活躍の場が一気に広がり、海外出張だけではなく、海外への転勤なども視野に入ってくるでしょう。
実際の800点取得者はどう感じている?
TOEIC800点は、ビジネスを含めた英語活動の幅を広げるための1つの分岐点のような位置づけです。800点以上のスコアを取れば、英語活動の範囲は一気に広がるでしょう。
しかし、実際に英語学習に熱心な人の中では800点を取得している人は意外と多いというのが現状です。大注目されるような英語レベルではないということです。
帰国子女やすでに海外で活躍している人たちから見た場合、TOEIC800点レベルの英語力は世界水準に達していないという意見もあります。海外を拠点にした活動を考えた場合、英語力は足りていないというのが一般的な考えです。
TOEIC800点の英語力を幅広い観点から解説
TOEIC800点の英語力を、ビジネスだけではなく、もっと幅広い観点から見た場合、どれくらいのレベルなのでしょうか?
実際のTOEIC試験における単語数やリスニング、リーディング、スピーキングという観点から800点について解説します。
TOEICの具体的な点数配分
TOEIC試験は、リスニングとリーディングの2種類の英語力で行われます。800点スコアを目指す場合、考えられるスコア配分は以下の通りです。
-
リスニング400点/リーディング400点
-
リスニング350点/リーディング450点
-
リスニング450点/リーディング400点
一番良いとされる目安のスコア配分は上記の3パターンです。リスニング力もリーディング力もバランス良く備わっていることが大切です。
ただし、リスニング力とリーディング力のどちらか一方が得意な場合、得意な方で9割を超えるように学習する方法も存在します。そうすれば、苦手な能力の方をカバーすることができるからです。
点数配分によっては点数の伸びに差が出る
上記で、800点以上のスコアを目指す場合のパターンとして3つ紹介しました。そのうちの2と3のパターンに該当する人は、800点を目指すまでの道のりで大きな差が生まれる可能性があります。
2のリーディング力が強みの人の場合は、英文法などの基礎的な部分は十分なレベルに達していると言えます。そのため、読解力や語彙力も補強されており、リスニング力を伸ばすことは比較的容易です。
ただし、3のリスニング力が強みの人の場合は、英文法などの基礎的な部分が不充分な可能性があります。読解力などの土台も固まっていないので、基礎的な部分から見直す必要があると言えるでしょう。
リーディングはリスニングに比べ、英語の根幹ともいえる土台の部分をしっかり固めておかないと伸びづらいという難点があります。点数が上げにくい部分でもあるので道のりは長くなるでしょう。
必要な単語数はどれくらい?
TOEIC800点を目指す場合の単語数は、目安として8,500語ほどと言われています。この数字だけで見るとかなりの多いように感じますが、ネイティブ圏での6歳の子供くらいが覚える単語数です。
ただ、単語数だけ増やしても意味がありません。ネイティブに近い語彙数を意識して、充分な単語数を学習する必要があります。日常会話や読み書きができるレベルに引き上げることを意識するということです。
リスニング400点前後のレベル
リスニングで400点前後のレベルをすでに獲得している人は、耳で聞いた英語の会話を日本語に訳さずに理解している英語力を身に着けています。英語を英語で理解することができるということです。
ビジネスの現場で例えた場合、馴染みのある分野についてなら、ゆっくりしたペースで議論できるレベルです。ただし、この場合はスピーキング力も必要です。
また、知らない分野の会話が始まると、内容が全く理解できなくなる可能性が高いと言えます。会話に参加することもできなくなるでしょう。
リーディング400点前後のレベル
リーディングで400点前後のレベルをすでに獲得している人は、英文法の基本的な部分はすでに習得しています。そのうえで、高度は英文法についても理解が充分あるレベルです。
例えば、仮定法や助動詞の使い方などは充分理解できています。そのため、複雑な英文も、抵抗感なく読み進めることが可能です。複雑な内容の契約書や説明書なども理解できるでしょう。
読解力を集中的に伸ばすには、英文を読みこなすことが重要です。簡単な英文から始めて、少しずつレベルアップをさせていくと良いでしょう。多くの英文を読むことが、読解力のレベルアップにつながります。
スピーキング力には大きな差が生まれる
TOEICはリーディングとリスニングの2つの能力の測定を行うための試験です。言い換えるなら、スピーキング力がなくてもTOEICで高得点を取ることは可能です。
TOEICで高得点を出したからと言って、スピーキング力が伸びるわけではありません。スピーキング力を上げたいのなら、会話トレーニングも上手に取り入れなければならないということです。
スピーキング力の目安として、会話のスピードが挙げられます。800点以上なら充分な文法力や単語力が身についているため、違和感を感じない速度で会話が可能です。700点台ではやや遅めだと相手に感じさせてしまうでしょう。
TOEICで800点を取る英語力がある場合は、英会話のトレーニングを1~3か月ほど積めばネイティブに近いスピーキング力を得ることが可能です。基礎ができているので、スピーキング力も素早く身に着けることができるのです。
TOEIC800点と他の英語試験との比較
TOEIC | TOEFL iBT | TOEFL PBT | IELTS | 英検 |
---|---|---|---|---|
880~960 | 100~108 | 600~627 | 7 | 1級 |
805~875 | 90~99 | 577~597 | 6.5 | ー |
730~800 | 79~89 | 550~577 | 6 | 準1級 |
650~725 | 69~78 | 523~547 | 5.5 | ー |
590~645 | 61~68 | 500~520 | 5 | 2級 |
500~585 | 52~60 | 470~497 | 4.5 | ー |
445~495 | 45~51 | 450~467 | 4 | 準2級 |
315~440 | 33~44 | 407~447 | 3.5 | ー |
270~310 | 29~32 | 390~403 | 3 | 3級 |
上記は、TOEICとほかの英語力を測定する試験とで英語レベルを比較した場合の一覧表です。ただし、これはあくまでも目安です。試験の形式や目的は異なっているため、一概にこの一覧表の通りだとは言えません。
CEFRで800点のスコアを把握しよう
CEFRレベル | スコア(Reading) | スコア(Listening) |
---|---|---|
C1 | 455~ | 490~ |
B2 | 385~ | 400~ |
B1 | 275~ | 275~ |
A2 | 115~ | 110~ |
A1 | 60~ | 60~ |
CEFRとは、ヨーロッパで作成された外国語学習者の習熟度を測るためのガイドラインです。欧米を中心に幅広く導入されています。
上記は、TOEICのリーディングとリスニングそれぞれのレベルをCEFRで測った場合の一覧表です。800点はCEFRでは「B2」に該当しており、これは熟練度レベルでは中上級者に当てはまります。
800点はどのランクの大学に該当する?
平均スコア | 大学(学部) |
---|---|
938 | 上智大学国際教養学部 |
920 | 国際教養大学(全体) |
877 | 東京外語大学外国語学部英語学科 |
874 | 国際基督教大学ICU |
865 | 上智大学外国語学部英語学科 |
823 | 一橋大学 大学院法学研究科(法学研究科・法科大学院合格者) |
800 | 東京大学大学院生(文系) |
783 | 同志社女子大学国際教養学部 |
770 | 早稲田大学国際教養学部 |
762 | 神戸市外国語大学外国語学部英語学科 |
752 | 東京大学文科3類 |
上記は、TOEIC800点を大学入試のランクに当てはめてみた場合の一覧表です。難関大学と呼ばれる国立や私立の中でも、英語の偏差値が高い人が到達している点数であることがわかります。
特に800点前後というスコアだけで見ると、英語で最優秀と呼ばれている人たちが得点する点数に相当しています。大学レベルで見た場合、かなり高い英語力を保持していると言えるでしょう。
TOEIC800点は就職・転職で非常に有利
TOEICで800点を取得していた場合の、就職や転職面でのメリットや有利な点について紹介します。
採用時にTOEICを考慮する企業は多い
以下は、「英語活用実態調査2019」における企業や団体でのTOEIC活用状況です。
回答内容 | 新卒採用の場合 | 中途採用の場合(英語使用前提) |
---|---|---|
採用要件としている | 4.2% | 10.2% |
採用の参考としている | 44.9% | 43.6% |
新たに要件・参考とする可能性がある | 6.3% | 7.4% |
利用していない | 44.5% | 38.4% |
新卒採用においては約半分以上、中途採用の場合は英語使用前提の限り6割以上が活用していると回答しています。TOEICで高得点を取ると、就職や転職で有利になる可能性が高いいと言って良いでしょう。
大学生や社会人における800点の評価
次に一般的な大学生や社会人が800点を取得した場合の立ち位置について解説します。
大学生
大学生がTOEICで800点を取得すると、就職活動で大変有利になります。通常、就職活動でアピールできる最低ラインは600点と言われています。
この最低ラインの正当性は内定者の平均スコアからもうかがえます。
大学生の間にTOEICで800点以上を取っておくと、就職活動で注目される可能性は高くなります。ほかの就職活動生と大きな差が付き、好印象を与えることが可能です。
社会人
テスト | 中途社員 | 技術部門 | 営業部門 | 海外部門 |
---|---|---|---|---|
TOEIC L&R | 560 | 560 | 575 | 690 |
TOEIC Speaking Test | 110 | 120 | 120 | 140 |
TOEIC Writing Test | 110 | 130 | 120 | 140 |
社会人は、会社内での昇進などでTOEICスコアを活用することが多くあります。高いスコアを取れば、それだけ昇進が早くなるということです。
海外部門への移動を希望する場合には、700点以上あれば期待に添えることができるでしょう。800点以上を取得していれば、海外部門での活躍は充分視野に入ります。
英語の活用の場は今後どんどん増えていく
今後、会社全体として英語使用は積極的に採用されていくでしょう。その背景にグローバル化があると考えられます。
海外との取引がすでに多い企業や外資系はもちろん、今後の海外展開を視野に入れている企業も多く、高い英語力は必要不可欠となっていくと言えます。社内でも英語力の強化が推し進められている現状もあります。
場合によっては英語力の低さがあだとなり、就職したい企業に就職できない可能性も高いくなっていくでしょう。TOEICで800点を目指すことは、キャリアリスクを減らすことにもつながるということです。
800点を3か月以内に目指すための独学勉強法
3か月以内に独学でTOEIC800点を目指すにはどうすれば良いのでしょう。800点という高いスコアをたった3か月でクリアするなんて無理と思う人もいるかもしれません。
しかし、自分に合った勉強法で学習を進めることで、3か月という短期間でも目標を達成させることが可能です。その具体的な勉強法について解説します。
目標スコアの決め方には注意
TOEICでは目標スコアの設定に注意が必要です。本来目的としているスコアを目標に設定してしまうと、実際の試験ではそれ以下の少し取れないという可能性が高くあります。
TOEICで800点を目指すのなら、目標スコアは800点よりも上に設定しましょう。背伸びするくらいの方が比較的早く本来の目標スコアに達成できます。
各パートの目標スコア設定例
パート | 問題数 | 目安の正解数 |
---|---|---|
1 | 6問 | 6問 |
2 | 25問 | 22問 |
3 | 39問 | 36問 |
4 | 30問 | 27問 |
5 | 30問 | 25問 |
6 | 16問 | 13問 |
7 | 54問 | 37問 |
上記は、各パートごとの全問題数と目標正解数を一覧表にしたものです。リスニング重視で得点を稼いだ場合は、上記のような正解数を目安にすると良いでしょう。
ただし、大学受験などで集中的に英語を学習しているなら、TOEICクラスのリーディングレベルはすでにあると予想されます。その場合は、TOEIC試験に向けた学習をしっかり行うことで、より高い点数を取ることができるでしょう。
リーディングを得点源とする場合には、壁となるのはパート7です。このパート7の目安正解数を引き上げて学習することで、壁を容易に乗り越え、リスニングで対象の失点をしてもカバーできます。
語彙の数が800点の基礎を形作る
英語学習の基本となるのは語彙力の強化です。これはTOEICでも同じことが言えます。高い語彙力があれば、TOEICでも高得点を取ることが可能だということです。
その理由として、文法やリスニングやリーディングなど、どれをとっても語彙力がなければ文章全体の理解ができないからという点が挙げられます。単語の意味が分からなければ、読み解くことはできないのです。
語彙力の学習方法として、リスニング力強化の一環にもなる発音も一緒にマスターしましょう。単語の意味と発音を同時に学習することで、リスニング力も同時に身に着けることが可能です。
英英辞書の活用もおすすめ
英英辞書を活用することで、語彙力と同時に単語の言いかえ力も身に着けることが可能です。英英辞書には、言い換え単語も掲載されているからです。
TOEIC問題では、ほかの英単語や英熟語に言い換える問題も多数出題されます。ひとつの単語から派生して覚えることで、複数の単語が記憶に残りやすくなります。また、英語そのものになれるという効果も期待できます。
高校レベルの文法は当たり前に
TOEICで800点以上を目指すのなら、高校レベルの文法力は必須です。文法の自信がない場合は、まずはこちらから学習を始めましょう。
高校生向けの文法参考書を活用することをおすすめします。インプットとアウトプットを繰り返し、知識をしっかり定着させてください。その後、TOEICに特化した文法問題に取り掛かりましょう。
800点を突破するためのリスニング勉強法
TOEICで800点を目指すのなら、リスニング力も必要です。ただ、リスニングは解くだけでは充分な力が身につきません。繰り返し復習することが重要なのです。ここでは効果的な復習法を紹介します。
発音練習で音を聞き取れるように
リスニングは英語を聞く力ですが、発音がわからなければどれだけ聞き取ろうとしても聞き取れないでしょう。自分が発音できない英単語は聞き取れないということです。
そこで、まずは音読を繰り返して正しい発音を習得してください。音読は英語独特のリズムをつかむと同時に、単語や文法のアウトプット効果も期待できます。
音読学習におすすめなのがリスニング教材です。リスニング教材は最低3回は音読してください。繰り返し音読をすることで英語が耳に慣れ、聞き取りやすくなります。
リスニング文章の意味も併せて確認
リスニングの文章は意味も併せて確認することが重要です。意味を確認することで読解力をレベルアップさせることができるからです。
リスニング音源を聞くとき、スクリプトを確認しながら自分が正しく理解しているかどうかもこまめに確認してください。翻訳文も同時にチェックすることで、誤って理解している部分に気付くことができます。
リーディング力アップの秘策
TOEIC800点を目指すためには、リーディング力アップも必要です。リーディング力をいかに効率よくアップさせるかについて紹介します。
精読と速読のバランスを大切に
TOEICではリーディング問題をすべて丁寧に読み解こうとすると時間が足りなくなってしまいます。高スコアを狙うのなら、必要な情報だけを効率よく読み解く方法を身に着ける必要があります。
最も良い方法は、先に設問を読んで答えるべき内容を理解することです。そうすれば、必要のない部分は大まかに読み、重要な部分だけ丁寧に読むことで、時間短縮が図れます。
普段の学習でこの勉強法を取り入れることで、精読と速読の両方をバランスよく身に着けることが可能です。
単語のインプットは読解スピードに直結
リーディング力を身に着けるためには、高い単語力や語彙力も必要です。しかし、単語帳などで暗記してしまうと、長文が出てきたときにわからないということも多くあります。
頻出度の高い単語は、文章などで覚えると良いでしょう。単語帳の中には実際の使い方を示したものも数多く出版されています。これらを活用し、文章として読み解く力も身につけましょう。
また、長文学習において知らない単語は必ず出てきます。それらは見落とさず、一つずつインプットしていくことも重要です。焦らず地道に努力を続けましょう。
洋書の多読で読解力アップ
リーディングに必要不可欠な読解力を着実にアップさせるためには、多読が最も効果的です。長文を多読すればするほど、読解力のアップにつながります。
おすすめは洋書を読むことです。TOEICのリーディング問題で使われる英語とは多少異なりますが、英文の読解力を上げるためなら、洋書を多読することで充分身につきます。
また、好きな洋書を読むことで気分転換になると同時に、高いモチベーションを保つことにも役立ちます。自分のレベルに合った洋書を選びましょう。
スクールなら最短ルートで得点アップ
TOEIC800点を短期間で目指すなら、スコアアップのプロから指導をもらえるスクールに通うことが最も効果的でしょう。
特に、TORAIZのTOEIC講座は徹底したマンツーマン指導により、効果的な学習を行える講座として特に受講がおすすめです。
専属コーチ+TOEIC対策のコンサルタントの豪華2名体制で学習面・学習管理面の指導を行ってくれるため、実力を盤石に固められるでしょう。
TOEIC800点に到達するための目安勉強時間
現状スコア | 850点に到達するための時間 |
---|---|
250 | 1450時間 |
350 | 1225時間 |
450 | 975時間 |
550 | 725時間 |
650 | 500時間 |
750 | 275時間 |
上記は、TOEICで850点を目指す場合のそれぞれの現状スコアにおける必要な勉強時間です。今回の目標は800点ですが、目標スコアは高くしておいた方が良いので、850点を目標にした場合の必要勉強時間を参考にします。
一覧表から見てもわかるように、最大で1500時間程度、最低でも270時間程度の勉強時間が必要です。上の表を参考にして、自分の現状スコアから必要な勉強時間を換算し、計画を立てることをおすすめします。
また、独学で立ち止まっている場合には、上記の一覧表で紹介した以上の勉強時間が必要だと思った方が良いでしょう。
TOEIC800点以上は最も学習時間が長い
項目 | ~1h未満 | 1~2h未満 | 2~3h未満 | 3~4h未満 | 4~5h未満 | 5~10h未満 | 10h~ | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
全体 | 26.3% | 19.4% | 16.1% | 12.4% | 3.2% | 15.1% | 7.5% | 3h43m |
800点以上 | 23.3% | 15.0% | 8.3% | 11.7% | 3.3% | 18.3% | 20.0% | 6h4m |
600~800点未満 | 29.8% | 25.5% | 12.8% | 12.8% | 0.0% | 14.9% | 4.3% | 2h42m |
600点未満 | 20.0% | 16.7% | 33.3% | 13.3% | 0.0% | 16.7% | 0.0% | 2h40m |
参考:「英語活用実態調査2019」
上記は、「英語活用実態調査2019」における、それぞれのスコアを目標とした場合の実際の勉強時間の割合です。上級レベルに行けば行くほど、勉強時間は長くなっています。
TOEICで800点以上を取得している人たちは、平均時間をはるかに上回る勉強時間を積んでいます。これから800点を目指す人は、平均勉強時間を超える学習を積む意識をもって勉強に臨む必要があると言えるでしょう。
スキマ時間での勉強が実力アップのカギ
上級者レベルを目指すには、自宅でのまとまった勉強時間だけでは不充分です。確保できるあらゆる時間も、勉強時間に活用する必要があります。
スキマ時間の活用法は、実力アップのカギと言えるでしょう。移動時間や外出先での少しの時間も学習することで、よりスムーズに実力アップが行えます。
800点を目指すためのおすすめ参考書
TOEICで800点を目指すためには参考書や問題集が欠かせません。そこで、TOEICに特化した参考書や問題集を紹介します。
出る単特急金のフレーズ
「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」は、「TOEIC TEST 特急シリーズ」で大変有名な参考書です。朝日新聞出版から979円で出版されています。
数あるTOEIC用の単語帳の中でも最も高い販売実績を誇っている、定番中の定番です。TOEIC受験者のほとんどが、この単語帳を使って必要な単語や語彙を身に着けています。
最大の特徴は、フレーズとともに単語を覚えることができるという点です。単語の使い方として意味を覚えることができるので、実践に近い形で効率よく単語を暗記することができます。
TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は、アスク出版から1,971円で出版されています。AmazonのKindleを使用することで学習が可能です。
Part5で出題される文法事項が網羅されています。Part5だけではなく、全体的な文法の総仕上げとしても活用できるのおすすめです。
電子書籍なので、スマホやiPadなどの端末を使って学習することができます。いつでも好きな時に好きな場所で学習できるという点も大きなメリットと言えるでしょう。
Evergreen
「総合英語 Evergreen」は、いいずな書店から1,870円で出版されています。文法のルールが詳しく丁寧に解説された参考書です。
英文法の理解力に不安がある、いまいち固まっていないと感じる人は、この参考書を活用すると良いでしょう。英文法のルールの基本が丁寧に解説されているので、基礎固めに大変役立ちます。
TOEICテスト新形式精選模試リスニング3
「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング3」は、ジャパンタイムズから2,090円で出版されています。TOEICの公式問題集です。
リスニング対策に特化した問題集なので、リスニング力を強化したい場合におすすめです。500問の演習が可能なので、これ一冊で充分リスニング力をレベルアップすることができるでしょう。
また、パートごとの攻略法や出題パターンも網羅されています。試験前のさらなる強化にも役立つ問題集です。
TOEICテスト新形式精選模試リーディング3
「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング3」は、ジャパンタイムズから2,090円で出版されています。上記の問題集のリーディング版です。
リスニング版同様に、この問題集にも500問の演習問題が掲載されています。頻出度パターンを網羅されているので、これ一冊でリーディング問題に対応可能です。
リーディングのセクションごとに時間配分や攻略法も掲載されています。得点アップに直結する学習が可能なので、おすすめの一冊です。
TOEIC公式問題集は必携
現在のスコアや目標スコアにかかわらず、TOEICの公式問題集は一冊は購入しておくことが必要です。本番形式の問題に触れることで、得点アップにつながるからです。
特におすすめなのが「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9」で、 国際ビジネスコミュニケーション協会から3,300円で出版されています。
TOEICの試験本番と同じ内容で作成された問題集なので、本番の形式に慣れることが可能です。すべての受験者に必須の問題集と言えるでしょう。
参考書は中途半端に何冊も使わない
TOEICでは参考書は中途半端に何冊も使っても、思うように英語力はアップしません。自分にぴったりの1冊を購入して極めることが、最も有効にかつ効率よく英語力をアップさせる方法です。
参考書については、繰り返し活用し、すべての内容を100%理解できたと自信を持って言えるくらいにしましょう。その方がより確実にスコアがアップします。
通信講座の利用もおすすめ
TOEIC800点を目指すうえで、通信講座を利用することもおすすめです。通信講座を利用することは、参考書を利用した独学に比べて費用面はかかってしまう一方で、より効率的にTOEIC対策を進めていくことができるでしょう。
特に、ベルリッツのTOEIC®専門の個別指導コースでは、受講者の特定のニーズや目指す目標に応じたオーダーメイドの学習計画を提供してくれます。このカスタマイズされた学習計画に沿って、経験豊富な講師が学習進度のサポートを行い、より効率的な学習進行を促します。
また、1レッスンあたり120分間とTOEICの試験時間と同じ長さに設定されているため、受講者は試験で求められる集中力を自然に身につけることができます。
このように、ベルリッツのTOEIC対策講座は、TOEICスコアの向上を目指す人だけでなく、自分の学習ペースで勉強を進めたい人にもおすすめな選択肢です。
800点を目指すためにおすすめのアプリ
TOEICで800点を目指すのなら、書籍の参考書や問題集だけではなく、アプリも活用することをおすすめします。
今回はその中でも、特に800点に特化したアプリを紹介します。
スタディサプリでの対策が最もおすすめ
TOEICに特化したアプリはたくさんありますが、特にその中でも一番おすすめなのがスタディサプリです。
スタディサプリは、20回分の演習問題が用意されています。800点取得に必要な問題演習を充分確保することが可能です。
そのほかにもシャドーイング練習やカリスマ講師の関先生が行う講義動画などの使用も可能です。800点取得のために必要な英語力がしっかり身につくでしょう。
実際に3か月の使用で650点から855点にスコアアップできたという人も存在します。TOEICに特化したアプリとしての実績も充分なのでおすすめします。
POLYGLOTS
「英語 ニュースで生きた英語力を習得-POLYGLOTS」は、英語ニュースを読みながら英語力を身に着けるアプリです。
英語ニュースはさまざまな種類があるので、自分興味のある内容を選択することが可能です。英語の力を身につけながら、社会や世界情勢などの知識も得られるのは大きなメリットと言えるでしょう。
英語ニュースの中でわからない単語が出てきた場合には、タップすることでその意味を調べることが可能です。その都度わからない単語を身に着けることができるので、TOEICのリーディング対策に最適です。
金のフレーズ2
「金のフレーズ2」は、書籍版「出る単特急金のフレーズ」のアプリ版です。書籍に収録されている内容はすべて網羅されています。
スマホにアプリを入れることで、書籍を持ち歩く必要はありません。移動時間や外出先などでも気軽に単語の学習や練習が可能です。スキマ時間を徹底的に活用できるのでお勧めのアプリです。
文法・語彙対策640問1 for TOEICテスト
「英語文法問題640問1 TOEIC®テストPart5対策」は、英文法が一番多く出題されるPart5対策として配信されているアプリです。TOEIC全体の英文法学習にも活用できます。
目標スコア別に出題内容が変更されます。800点を目指すのなら、860点目標に設定して学習を進めると良いでしょう。
時間制限機能やピンポイント復習機能も搭載されています。実際の試験を想定した学習ができるので、文法に自信がない人だけではなく、試験の総仕上げとしても活用可能です。
800点到達を妨げる主な壁
実際の試験を受けてみるとわかりますが、800点を取得することは想像以上に困難を極めます。その理由として、いくつかの壁があるという点が挙げられるでしょう。
そこで、800点取得を妨げているとされる壁について紹介します。それぞれの壁の攻略方法についても解説しますので、参考にしてください。
高校程度の文法知識の不足
800点到達が難しい壁の一つに、文法知識の不足が挙げられます。高校レベルや大学受験レベルの文法の知識に抜けがあるということです。
TOEICで求められる英文法は、表面的な知識だけではありません。さらに掘り下げた知識が求められます。しかし、学校の授業では、特に仮定法や分詞などのような難しい分野は表面的な学習だけで終了しています。
800点を目指すのなら、まずは文法の内容を掘り下げて学習することが必要です。それぞれの文法の内容を完璧に理解する努力をしましょう。
TOEIC特有の単語知識が不足
800点に到達できない理由として、単語知識の不足という壁も挙げることができます。この場合の単語知識とは、TOEICで頻出度の高いビジネス単語のことです。
ビジネス英語の中には、日常会話では使用しない単語も多く登場します。TOEICはビジネス英語に特化した試験なので、聞きなれない英単語が多数出題されます。
TOEICで頻出度の高いビジネス単語の知識が不足していると、長文読解で苦労するでしょう。また、リスニングの際にも聞き取れず、点数を落としてしまう原因につながります。
必要な単語の知識を身に着けるためにも、TOEICに特化した単語帳を活用することが大切です。この時、実際の使い方や言い換えの単語も一緒に覚えるようにしましょう。
正しい発音ができないと処理速度が上がらない
TOEICでは、リーディングとリスニングの2つの分野で試験が行われます。このうちのリスニングは、正しい発音を知っておかなければ、処理速度が極端に低下します。
人間は、知っている単語しか聞き取ることができません。TOEICのリスニングでもそれは同じです。正確に聞き取るためにも、正しい発音を知っておく必要があります。
TOEICの学習では、シャドーイングの学習を積極的に取り入れましょう。シャドーイングを行うことで、英単語を正確に聞く力と正確な発音を行う力の2つを身に着けることが可能です。
適切な時間配分ができていない
TOEICの学習では適切な時間配分を意識することも重要です。この時間配分が適切でないと、800点を取ることは難しくなるでしょう。
- リスニングパートの時間配分の目安
Part | 問題数 | 時間配分 |
---|---|---|
Part1 | 6問 | 約3分 |
Part2 | 25問 | 約9分 |
Part3 | 39問 | 約17分 |
Part4 | 30問 | 約16分 |
- リーディング(Part5&6)の目安時間配分
Part | 問題数 | 時間配分 |
---|---|---|
Part5 | 30問 | 約10分 |
Part6 | 16問 | 約10分 |
- リスニング(Part7)の目安時間配分
パッセージ | 文章数 | 問題数 | 時間配分 | 1問あたりの時間 |
---|---|---|---|---|
シングル | 10 | 29問 | 約25分 | 約51秒 |
ダブル | 2 | 10問 | 約10分 | 約60秒 |
トリプル | 3 | 15問 | 約20分 | 約80秒 |
合計 | 15 | 54問 | 約55分 | ー |
上記の3つは、それぞれのパート別の問題数や時間配分の目安をまとめた一覧表です。実際の試験では、上記のような時間配分で問題を解くことを目指します。
ただ、試験本番は自宅での学習とは異なるため、思うように問題を解き進めることができなくなる可能性があります。
そのため、自宅などでの演習では上記の一覧表の目安よりもさらに短い時間を目標にしましょう。見直しなどの時間も考慮に入れて、スピードアップを図ることも重要なのです。
TOEIC800→900点を目指す勉強法・参考書は?
TOEICのゴールは800点ではありません。満点は990点なので、800点を獲得した人の中には、次の目標として900点取得を掲げる人も一定数存在します。
そこで、900点を取得するためにおすすめの学習法や参考書を紹介します。
学習時間は500~600時間が目安時間配分
800点から900点にスコアを引き上げるには、800点取得に必要な勉強時間にプラス500~600時間増やさなければならないと言われています。プラス分だけでも相当な勉強時間です。
1日の勉強時間 | 勉強期間(日数) | 勉強期間(月数) |
---|---|---|
2時間 | 250~300日 | 8か月~10か月 |
3時間 | 167日~200日 | 5か月半~6か月半 |
4時間 | 125日~150日 | 4か月~5か月 |
上記は、具体的な1日の勉強時間と勉強期間を一覧表にしたものです。1日4時間の勉強時間を確保したとしても、半年はかかることがわかります。
苦手パートは極力なくす
900点以上を目指すのなら、苦手パートは確実になくす必要があります。苦手パートが1つあるだけで、それが900点以上を取るための壁になるからです。
800点以上を目指す場合には、得意なパートで苦手なパートを補完するということが可能でした。しかし、900点は得意パートで補完するこということは不可能に近いと言えます。
800点を取得した時に苦手パートがあるのなら、それは必ず徹底的に学習して、取り除いておきましょう。苦手パートを中心にして学習スケジュールを立てるという方法もおすすめです。
あやふやな部分をつぶしていく
TOEICはマークシート形式の試験なので、勘で正解を導き出すことも可能です。しかし、このような方法は900点以上を目指す場合には壁になります。
900点以上を目指すのなら、あやふやな部分があってはいけません。すべて完璧に理解しておく必要があるのです。あやふやな部分は苦手な部分以上に大きな壁となって立ちはだかるでしょう。
あやふやな部分は見つけにくいという難点があります。そこで、間違えた部分や自信を持って答えられない部分を探し出し、書き出すと良いでしょう。その上で復習をすることで、完璧に近づけることが可能です。
音読で膨大な量の暗記をアシスト
900点以上を目指す場合には、800点を目指す以上の単語力や語彙力が求められます。わからない単語や語彙があると、それが900点の壁となって立ちはだかるからです。
従来通りの単語の暗記方法では、900点以上をカバーするには不充分です。最も良いのは、音読をしながら覚えることです。目だけではなく、口と耳も使うことで、より正確に暗記することができます。
また、音読をしながら膨大な単語や語彙を覚えることは、リスニング対策にもつながります。何度も音読を繰り返すことで、耳で内容を聞き取る力もつくので特におすすめです。
リスニングは満点レベルがベスト
900点以上を目指すのなら、リスニングパートは満点を目指すことが大切です。リスニング力を満点レベルに引き上げることで、他のパートのスコアも引き上げられます。
リスニング力を強化する方法に近道はありません。品詞分解を行ったうえで文章の意味を理解し、英文を何度も聞くことを繰り返しましょう。これらの地道な努力がリスニング力の強化につながります。
毎日欠かさず30分は行うことが目安です。根気強く努力を重ねることで、リスニングパートで満点を目指すことが容易になるでしょう。
リーディングは膨大な量を読みこなせるように
- 速読力を精一杯上げる
- 英語を英語のまま理解する
- 英文はテーマを素早くつかむ
リーディングパートで得点力を上げるためには、上記の3つのポイントを強化する必要があります。これらの3つが完璧に身につけば、リーディングパートで高得点を得ることが得きるでしょう。
最も良い方法は、英文の多読です。英文の多読量が多ければ多いほど、英語を英語のまま理解するスピードが身につき、速読力も身につきます。
また、多読する場合には音読を行うことも重要です。音読を行うことで、日本語に変換している暇がなくなり、英文の内容の理解力が大幅に向上します。
最初は比較的優しい英文から始めると良いでしょう。また、好きなジャンルや内容の英文を多読することもおすすめです。楽しく読むことで、速読力も英語の理解力も上がっていくからです。
いきなり難しい内容や長い文章にチャレンジしても思うような成果は得られません。時間をかけてゆっくり地道に努力を積み重ねていきましょう。
TOEIC800点の難易度レベルについてまとめ
TOEIC800点の難易度レベルについてまとめ
- TOEICでの800点は中上級者の熟練度レベル
- 800点を取っておくと就職や転職では有利
- 目標スコアを高めに設定して努力を重ねる
TOEIC800点の難易度レベルについて解説してきました。800点というとかなり高めに感じられますが、英語の熟練度レベルから見た場合、中間程度の実力です。ただ、就職や転職では有利になるスコアではあります。
いきなり800点を目指すのはかなり困難です。英語は日ごろの地道な努力の積み重ねが重要です。本気で800点を目指すのなら、800点よりも高いスコアを目標に掲げ、毎日学習に励んでください。