TOEIC800点を獲得する勉強法とは?勉強時間や参考書・メリットまで徹底解説
「TOEIC800点ってどのくらいの難易度?」
「TOEICで800点を超えるにはどうすればいい?」
TOEICを勉強している方の中には800点を目指している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、TOEICで800点を獲得するための勉強法について解説しています。
また、800点に到達するために必要な勉強時間、おすすめの参考書・アプリなどもご紹介しています。
現在800点を目指している方はぜひ参考にしてみてください!
TOEIC800点の勉強法についてざっくり説明すると
- 独学で800点を目指すのは難しい
- 800点が取れれば就活・転職で有利になれる
- 初心者が800点を目指すには1000時間以上の勉強時間が必要
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TOEIC800点以上を取る勉強法とは
TOEICで800点以上を取りたいと思っていても、どのように勉強すればよいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
このトピックでは、800点以上を取る勉強法について解説します。
まずはマインドセットから
勉強を継続するにはモチベーションが大切になります。
モチベーションを保つための方法をご紹介します。
TOEIC受験の目的を明確にする
TOEICを受験する目的には留学、就職、転職、昇進などさまざまなものがあります。
TOEICを受ける理由が「何となく受けておいた方がよさそうだから」といった漠然としたものである場合、受験の目的をはっきりさせましょう。
TOEICを受ける目的をはっきりさせてから臨むことにより、モチベーションアップに繋がります。
目標スコアを設定する
目標スコアを設定することもモチベーションアップに繋がります。
留学、就職などで目的を達成するために特定のスコアが必要な場合、そのスコアをそのまま目標にするとよいでしょう。
例えば、800点あると大手企業や外資系でも評価されるため、800点は目標としておすすめできるスコアです。
TOEIC800点に必要な正答率
TOEICは、1問○点という採点方式ではなく、素点(正答数)に統計処理を施してスコアに換算する方式になっています。
例えば、リスニングで405点、リーディングで395点を取り、トータルのスコアが800点以上になるケースを考えてみましょう。
リスニングで405点、リーディングで395点を取るには、それぞれおおよそ86%の正答率が必要です。
余裕を持って常に9割の正答率を目指して勉強していくと、800点が取れることになります。
TOEICパート別・セクション別勉強法
TOEICで800点以上を取るには、それぞれのセクション、パートごとの勉強法を知っておくことも必要です。
800点の壁を越えるリスニング勉強法
リスニングを勉強する際には、ただ問題を一度解いて終わるのでなく復習することが大切です。
そこで、リスニング学習に効果的な復習法をご紹介します。
スクリプトと翻訳文を必ず確認
リスニング学習をするときには、音源を聴きながらスクリプトを読み、しっかり聴き取れているか確認しましょう。
また、スクリプトの翻訳文も読み、スクリプトの内容を正しく理解できているか確認しながらリスニング学習を進めていきましょう。
スクリプトの翻訳文を読むことは、リスニングだけではなく読解の練習にもなります。
音読で徹底的に発音練習
自分が発音できない音は聴き取れないので、音読をして徹底的に発音を習得することも重要です。
音読することにより、英語独特のリズムを掴むことができます。
また、音読は単語や文法をアウトプットする方法としても有効です。
リスニング教材は、最低3回は音読しましょう。リーディングの文章も音読して、発音練習をなるべく増やすことをおすすめします。
オーバーラッピング・シャドーイング
オーバーラッピングとは音声と同時に発音する方法です。
また、シャドーイングは、音声を聴きながら、少し遅れて発音していく方法を指します。
どちらもリスニングに効果的な音読法です。
オーバーラッピング・シャドーイングをする際には、発音だけではなくイントネーションなどもできるだけ真似して行いましょう。
慣れてきたら、シャドーイングはスクリプトを読まずに行うようにすると、リスニング力が上がってきます。
スマホに音源を入れる
リスニング教材の多くは、スマホにダウンロードすることができます。
スマホにリスニングの音源をダウンロードしておけば、外出先でも聴くことができるため、ぜひダウンロードしておきましょう。
リスニングは何度も聴いて耳を慣らす必要がありますので、常に聴ける環境を整えておくことが重要です。
通勤・帰宅中や休憩時間など、隙間時間はできるだけリスニングにあてて、意識的に英語を聴くことをおすすめします。
リーディングの得点を最短で伸ばす戦略
リーディングを自己流で勉強していると、なかなかスコアが伸びないことがあります。
そこで、リーディングのスコアを最短で伸ばす学習方法をご紹介します。
精読だけでなく速読も大事
リーディングを時間内で解くには、全文を丁寧に読むのではなく、必要な情報だけを効率的に得る必要があります。
そのためには、先に設問を読んで何を聞かれているのか把握することが大切です。
設問の内容を把握しながら本文を読むことにより、必要な部分とそうでない部分を取捨選択し、速く読み進めることができます。
設問に関係ない箇所は大まかに理解したら読み飛ばし、設問を解くのに必要な内容だけ精読することを心がけましょう。
知らない単語を大切に
単語帳で一度暗記した単語でも記憶から抜けてしまい、問題集や模試で出てくるとわからなくなっていることが多々あります。
そのような単語があったら、単語帳にチェックをするなどし、意識して覚えることが大切です。
単語の知識がないと高スコアを取ることができません。知らなかった単語、忘れてしまった単語は何度も復習して語彙力を高めていきましょう。
洋書の多読がおすすめ
洋書を読むこともTOEICリーディングの対策になります。
洋書とTOEICリーディングで使われる英語はやや違います。
しかし、普段から洋書などの英語の文章を読み、英語に親しんでおくことはTOEIC対策としても有効です。
また、洋書を日常的に読むことは、読解力を上げる効果もあります。
洋書を読むことは気分転換にもなりますので、自分のレベルに合ったものや興味のある分野のものを選び、無理のない範囲で行ってみましょう。
スコアアップのための想定学習時間
スコアアップのためには、具体的にどのくらいの学習時間が必要になるのでしょうか。
初心者なら1000時間以上の勉強が必要
TOEICで100点のスコアアップをするには250時間以上の勉強が必要です。
つまり、TOEIC400点の初心者が800点を目指す場合、1000時間以上の勉強が必要になります。
ただし、これには個人差があります。例えば、TOEICの形式に慣れていないだけで英語の基礎はできている場合は、もっと少ない勉強時間で十分です。
一方、700点以上の上級者が100点スコアアップする場合、必要な学習時間は250時間では済まず、さらに多くなる傾向があります。
もともと700点と高レベルであるため、さらにレベルアップするためには相当な勉強量が必要だからです。
1日の勉強時間を算出して計画を立てる
どのくらいの学習時間が必要になるのか概算したら、1日に何時間勉強できるか考えてみましょう。
そして、必要な学習時間を毎日の学習時間で割ると、想定学習期間が算出されます。
例えば、目標スコアになるために必要な学習時間が1000時間、毎日の学習時間が2時間だとします。
その場合、1000時間を2時間で割って出る500という数字から、目標スコアまでにかかる想定学習期間が500日であることがわかります。
効果的な勉強をするためには、特定の日にまとめて勉強するのではなく、1日30分でもよいので毎日勉強することが大切です。
また、毎日勉強できるよう、学習時間は無理のない時間に設定しましょう。
TOEIC800点以上は独学で取得可能?
TOEICを受けている方の中には、独学で800点以上を目指している方も多いでしょう。
独学で800点以上を目指すことは可能なのでしょうか?
独学で800点達成が難しい理由
結論から述べると、独学で800点を目指すのは難しいと言えます。
800点は日本人の平均スコアよりはるかに高いスコアであり、取得するには非常に高い英語力が必要になります。
例えば、東大や早慶といった最難関大学を目指せるレベルの英語力です。
また、800点は、東京大学の文系大学院生の平均スコアでもあります。
このように、ある程度英語力の基礎や英語学習の経験がある人でないと、独学で800点を達成することは難しいでしょう。
独学で失敗する人がやりがちな勉強法
独学で失敗する原因として一番多いのは、モチベーションを保てずにだらだら勉強してしまうことです。
また、間違った勉強法として多いのは、問題を解きっぱなしにして復習しないことです。
色々な問題をただやみくもに解くのではなく、1つの問題を解いたら丁寧に復習を行い、時間を置いてまたその問題を解き直すようにしましょう。
初心者がTOEIC800点を取る学習法
800点はかなりの高スコアであり、簡単には達成することができません。
しかし、初心者の方で800点を目指している方もいるでしょう。
そこで、このトピックでは初心者が800点を取るための学習法をご紹介します。
効率的よく語彙力を伸ばす単語暗記法
わからなかった単語を完全に定着させるためには、単語帳を最低でも3周はする必要があります。
1周にかける時間は短くしてテンポよく学んでいき、何周もするように心がけましょう。
復習のタイミングが大切
ドイツの心理学者であるエビングハウスが提唱した忘却曲線をご存知でしょうか。
忘却曲線とは、時間の経過とともにどれくらい記憶力を維持できるかを図で表したものです。
これによると、人間は何かを学んでも1日後に67%、6日後に75%、31日後には79%忘れてしまいます。
このことから、学習したものは定期的に復習する必要があると言えます。
また、カナダのウォータールー大学の研究結果によると、学習したあと24時間以内に10分間の復習をすると、記憶は100%戻ります。
学習したものは、その後1週間以内に5分、一ヶ月以内に2~4分復習すると、再び記憶がよみがえるということです。
このような研究を参考にし、効果的な復習のタイミングを設定して学習スケジュールを立てていきましょう。
高校レベルの文法を完璧にする
800点を目指すためには、高校レベルの文法を身に付けることが必要です。
高校の文法が完璧でない方は、まず高校の文法を学ぶことから始めましょう。
高校生向けの文法参考書を利用し、インプットとアウトプットをしながら知識を定着させていくことが大事です。
TOEICに特化した文法問題集は、高校レベルが完璧になるまで基礎を身に付けてから取りかかりましょう。
外国人と話して感覚を身につける
ネイティブスピーカーの友人・知人がいる場合、話すときには英語で話すとリスニング・スピーキングのよい練習になります。
話すときには単語を思い出したり、正しい文法で文を組み立てたりしますので、アウトプットとして効果的です。
もちろん、英会話スクールやオンライン英会話を利用するのもよい方法で、おすすめできます。
忙しい方が効果的に隙間時間を使うコツ
TOEICを受験しようと思っても、仕事などで忙しく勉強する時間がない方もいるでしょう。
そこで、効率的に隙間時間を使って勉強する方法をご紹介します。
通勤・移動時間を活用しよう
通勤などの移動で電車やバスを利用している場合、その時間を活用して勉強することがおすすめです。
このような隙間時間は、1日あたりの時間は短くても、毎日積み重ねればかなりの時間になります。
移動中はスマホでネットをするなどして時間を潰している方は、勉強時間に変えてみることをおすすめします。
単語帳を確認したりリスニング音源を聴き流したりなど、移動に負担のない範囲での勉強方法でよいですので続けてみましょう。
通勤中にリスニングを聞く
バスや電車での通勤中に勉強をするといっても、車内が混んでいれば参考書を開いたりノートに書いたりすることは難しい場合もあります。
リスニングは物がかさばることがなく満員電車の中でも勉強しやすいため、通勤中はリスニングすることをおすすめします。
リスニング音源を聴くときには、ただ聴き流すのではなく、内容を理解しながら聴いたり、頭の中でオーバーラッピング(音源と同時に発音する音読法)したりするとより効果的です。
ちょっとした時間に単語を確認
単語は一度暗記したと思っても時間が経つと忘れがちです。
そのため、何度も同じ単語を見て確認する回数を増やしていくことによって、記憶に定着させることが重要になります。
休憩時間や、目的地に早く着いて時間が空いたときなど、ちょっとした時間でも単語の確認をすることをおすすめします。
いつでも単語の確認ができるように、単語帳は常に持ち歩くようにしましょう。
TOEIC800点以上を獲得するメリット
TOEIC800点以上を目指す人は多いですが、800点以上が取れると具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
日本でTOEICを主催さいている国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公表している「英語活用実態調査2019」のデータをもとに解説します。
大学生は就活でアピールできる
新卒採用において、TOEICを採用の要件・参考にする企業は47.1%で、要件・参考にするスコアの平均は545点でした。
800点以上を取得している場合、求められるスコアの平均をはるかに上回るため、就職において有利になると言えます。
ただし、大手商社や外資系企業の場合、800点は足切りになる可能性がありますので、注意が必要です。
社会人は異動・昇進で有利に
昇進・昇格の場合、役職によっても異なりますが、20~30%の企業がTOEICのスコアを要件・参考にしています。
要件・参考にするスコアの平均は、課長クラスで530、役職でも600となっており、800点があれば十分有利だと言えます。
海外出張、海外赴任にも選抜されやすくなる可能性が高いです。
TOEIC800点のレベルと難易度
TOEIC800点とは、具体的にはどのくらいのレベル・難易度なのでしょうか。
TOEIC800点は中級者レベル
TOEICで800点が取れる場合、英語力としては中級者レベルと言えます。
中級者レベルとは、各技能で言うとそれぞれどのような能力がある状態なのでしょうか。
リスニングで400点、リーディングで400点取れるケースで解説していきます。
Listeningパート400点の英語力
リスニングパートで400点が取れる場合、英語を英語のままである程度理解できるレベルになっていると言えます。
試験では、リスニングの内容はおおよそ理解できる状態です。日常生活でもある程度の英会話は聴き取ることができます。
ただし、ネイティブスピーカー同士の速いスピードでの会話や、自分に馴染みがない分野の話題は聴き取るのがまだ難しいでしょう。
Readingパート400点のレベル
リーディングで400点が取れるレベルになると、試験では本文の大まかな内容が理解できており、時間内に文章を読み終えることができます。
日常生活においては、新聞記事や簡単な洋書の内容を理解できるレベルになっています。
スピーキング力はどのくらい?
TOEICで800点が取れるレベルの人は、基本的な単語・文法知識を身に付けています。
そのため、スピーキングにおいては日常会話をすることが可能です。
ただし、スピーキングは瞬時に文を組み立てる能力などが必要になるため、練習は必要になります。
公開テスト・IPテストにおける割合
TOEICには、公開テストとIPテストがあります。
公開テストとは個人受験のことです。IPテストとは、学校や企業での団体テストのことを指します。
公開テストとIPテストそれぞれで800点以上の人はどのくらいいるのでしょうか。
2019年度の公開テストでは、795点以上を取得しているのは全体の13.6%でした。
また、同年度のIPテストで795点以上を取得しているのは、全体の4.8%に過ぎませんでした。
どちらのテストでも、800点以上の人の割合はかなり低い結果となりました。
このことから、800点以上を取得できるのは非常に優秀な人であると言えます。
就職・転職時に履歴書に書ける
履歴書に書けるTOEICのスコアは、一般的に600点以上です。
多くの企業では、TOEICで600点ほどのスコアがある人は最低限レベルの英語力があるとみなす傾向があります。
つまり、800点レベルは一般的な企業で設定しているTOEICの最低基準を大幅に超えています。
TOEICで800点が取れれば、多くの企業で自分の英語力を強みにできるレベルだと言えます。
800点取得者自身の英語力の評価
800点を取るにはかなりの努力が必要です。800点が取れる人は、英語習得のモチベーションが高い人であると言えます。
そのような人は、自身の英語スキルについてどのような評価をしているのでしょうか。
英語で能動的に仕事ができる最低レベル
先にご紹介した「英語活用実態調査2019」では、「ビジネスパーソンの英語に対する意識」についても調査しています。
この調査でTOEIC800点以上のビジネスパーソンに現在の英語スキルを尋ねたところ、約45%の人が「海外赴任できるレベル」、約18%が「通訳なしで海外出張に一人で行けるレベル」だと答えました。
一方、600~800点のビジネスパーソンで最も多かった答えは「取引先や海外支店とメールでやりとりができる」「簡単な業務連絡ができる」でした。
このことから、英語で自分から能動的に仕事ができるレベルになるには、最低でも800点以上の英語力が必要だと言えます。
TOEICの点数が上がらない理由
一生懸命勉強しても、なかなか点数が上がらないという方もいます。なぜ点数が上がらないのでしょうか。
英語の基礎ができていない
TOEICは、中学・高校の英語が完璧であれば一定の点数が取れるようになっています。
つまり、点数が取れない人は英語の基礎的な部分が身に付いていないと言えます。
700点〜800点を狙う人ほど問題演習ばかりを重視して基礎をおろそかにしていることがあります。
しかし、英語は積み重ね型の勉強によって力が付いていきますので、基礎ができていないと高得点を狙うことは難しいのです。
TOEIC単語を習得していない
一番点数を上げやすい方法として、単語を習得することが挙げられます。
TOEICでは、中学・高校で習う単語を覚えているだけでは高スコアを取ることができません。
ビジネスや日常生活で使う単語がよく出題されるのがTOEICの特徴です。
このような単語を覚えるには、TOEICに特化した単語集を一冊購入し、それを完璧にするのがおすすめです。
TOEICの出題形式に慣れていない
800点、810点、820点…といった800点以上の高スコアを狙う場合、TOEICの出題形式に慣れておく必要があります。
TOEICはパートごとの出題形式が異なり、パートごとの特徴を掴んでいないと得点しにくくなっています。
解答のコツや時間配分などの感覚を掴んで過去問演習を繰り返すことで、TOEICの出題形式に慣れることができます。
800点を確実に突破するおすすめ参考書
800点を取ることは簡単ではありませんが、勉強の仕方によっては突破することが可能です。
このトピックでは、800点以上を突破するためにおすすめの参考書をご紹介します。
出る単特急金のフレーズ
『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、TOEIC用の単語帳として最も高い販売実績を誇っています。
どのようなレベルの受験者にもおすすめできる定番の単語帳です。
フレーズで単語を覚える形式であるため、単語の意味と一緒に使い方も覚えることができます。
より実践に近い形で単語の暗記ができるのがメリットです。
この単語帳は、レベル別に単語が別れており、以下のような分類になっています。
- 600点レベル 助走の400語
- 730点レベル 加速の300語
- 860点レベル 飛躍の200語
- 990点レベル 頂点の100語
800点を目指す場合「860点レベル 飛躍の200語」まで覚えるとよいでしょう。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』は、TOEICテストを実施しているETSが本番のテストと同じ形式で作成した問題集です。
全ての受験者に必須の問題集と言っても過言ではありません。
800点を目指す場合は問題演習の量が鍵になります。
問題演習には、まずこの公式問題集を使うとよいでしょう。
Part別なら新形式精選模試シリーズ
苦手なパートがある場合、そのパートの対策問題を集中的に解くとよいでしょう。
パート別の問題集を探している方には『TOEIC®テスト新形式精選模試シリーズ』がおすすめです。
TOEICテスト新形式精選模試リスニング2
『TOEICテスト新形式精選模試リスニング2』は、リスニング対策の基本が詰め込まれた500問が収録されています。
リスニングの問題だけではなく、パートごとの攻略法や出題パターンの解説まで収録されています。
これ一冊でリスニング対策は完璧と言える内容です。
TOEICテスト新形式精選模試リーディング2
『TOEIC®テスト新形式精選模試リーディング2』も、同シリーズのリスニング版と同様、頻出パターンを網羅した500問が収録されています。
パートごとの攻略法、時間配分などを詳細に解説しており、スコアアップに直結する学習ができます。
これ一冊で、リーディングの出題パターンほぼ全てに対応しています。
800点を達成するためのおすすめアプリ
参考書・問題集の他に、アプリで勉強することもおすすめです。
金のフレーズ2
TOEICの単語帳の中で非常に高い人気を誇っており、バイブルとも言える『出る単特急金のフレーズ』ですが、『金のフレーズ2』としてアプリにもなっています。
リスニング機能があることはもちろん、解答が手書きやキーボード入力、音声認識でも可能なことなど、アプリならではの便利さがあります。
『金のフレーズ』の単語帳を利用している人は、アプリも利用すれば外出先でも気軽に単語練習ができるのでおすすめです。
POLYGLOTS
「POLYGLOTS」(ポリグロッツ)は、英語のニュース、発音練習、オンラインでの英会話の授業など、さまざまなコンテンツをつか学習できるアプリです。
無料コースでもTOEICのリーディング対策に最適で、「ワンタップ辞書」「オリジナル単語帳機能」「TOEICによく出る単語リスト」などの機能が充実しています。
有料コースでは、料金によってさまざまな機能を利用できます。
コースによってニュース記事のリスニング、AIによる発音チェック、TOEIC対策などが可能です。
スタディサプリは初心者におすすめ
「スタディサプリ」の「TOEIC L&R TEST対策コース」はTOEIC20回分の演習問題が用意されています。
シャドーイング練習、カリスマ講師・関先生のわかりやすい講義動画などコンテンツが盛り沢山です。
実際に3ヶ月で330点から515点、650点から855点、730点から965点と、さまざまなレベルの利用者がスコアアップしており、実績は十分です。
「スタディサプリ」は初心者の方にもおすすめできます。
ベルリッツで個人にカスタマイズされた学習を
プロ講師とともに腰を据えた学習を行いたい方はベルリッツの講座がおすすめです。
ベルリッツのTOEIC®個別指導コースは、学習者の個々のニーズや目標に合わせて、カスタマイズされた学習プランが提供されます。このカスタマイズされた学習プランに基づいて、専門の講師によってサポートされ、学習の進行を効果的にサポートしてくれます。
さらに、レッスンはTOEIC試験の時間と同じ長さで1回120分と設定されているため、学習者は試験に必要な集中力を講座を通じて、自然な形で養うことができるでしょう。
このように、ベルリッツのTOEIC®個別指導コースは、効率的にTOEICスコアを向上させたい方だけでなく、自分のペースで学習を進めていきたいと考えている方にとってピッタリな講座と言えます。
TOEIC800点の勉強法についてまとめ
TOEIC800点の勉強法についてまとめ
- 800点以上が取れる人は少数であり、難易度はかなり高い
- 800点を取るためには9割の正答率を目指すとよい
- リスニングの勉強法はオーバーラッピング、シャドーイングなど
800点は難易度が高いスコアではありますが、長期的な勉強時間を設定すれば目指せすことが可能です。
留学、仕事などでメリットが得られるスコアですので、今回ご紹介した勉強法、参考書を参考に、800点以上を目指してみてはいかがでしょうか。
800点に到達できたら、810点、820点…とさらに上を目指し、英語力をレベルアップさせていきましょう!