【2024年】TOEFL ITPの参考書おすすめ人気ランキング18選|おすすめ対策法も紹介
「TOEFL ITPの参考書ってどれを使えば良い?」
「より良い選び方は?おすすめの対策法はある?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
TOEFL ITPは団体で受験するリスニング、文法、リーディングに関するペーパーテストです。
学校や会社で試験があり、それに向けて対策をしたいという方もいるでしょう。
そこで今回はTOEFL ITPの対策におすすめの参考書をランキング形式で18冊紹介します。
参考書のより良い選び方やおすすめの対策法についても合わせて解説するので参考にしてください。
TOEFL ITP対策におすすめの参考書についてざっくり説明すると
- 解説のわかりやすさを重視すべき
- 専用の単語帳と文法問題集が必須
- 公式テスト問題は全受験者必携
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TOEFL ITP参考書の選び方・ポイント
まずはTOEFL ITPの参考書を選ぶ際に着目すべきポイントをいくつか紹介します。
TOEFL ITPとiBTの違いを理解することが第一
TOEFLには今回対象としているTOEFL ITP以外に、TOEFL iBTという試験もあります。選び方を解説する前に両者の違いを押さえておきましょう。
まずTOEFL ITPですが、これは企業や学校などで実施される団体向けのTOEFLです。一方でTOEFL iBTは英語圏への留学や転職などを考える個人が受験します。
スコアが活用できる範囲も異なり、個人受験ができるiBTでは英語力を公的(世界的)に証明することができますが、ITPの場合は団体内の用途(クラス分けや昇進など)にしか有効ではありません。
またITPではリーディング(文法含む)とリスニングの試験しか実施されませんが、iBTはスピーキングとライティングを含めた4技能全ての活用力を試すテストです。
試験の形式や内容、時間の違い
ITPは一般的なペーパーテストであるのに対し、iBTはコンピュータ試験なので、マウスやキーボード、マイクなどを使って解答を行います。
またそれぞれの試験内容は以下の通りです。
ITP | iBT | |
---|---|---|
リスニング | ○短い会話に関する問題 30問 ○2つの会話に関する問題 8問 ○長いトークや講義に関する問題 12問 (計50問) |
○2もしくは3つの会話に関する問題 各5問 ○3もしくは4つの講義に関する問題 各6問 (計28〜39問) |
文法 | ○空所補充 15問 ○誤文訂正 25問 (計40問) |
- |
リーディング | 5つの長文問題 各10問(計50問) | 3もしくは4つの長文問題 各10問(計30or40問) |
スピーキング | - | 4課題 |
ライティング | - | 2課題 |
なお、試験時間はITPが約2時間、iBTが約3時間です。
解説のわかりやすさは重要
ITPはアカデミックな出題が多く、問題の内容は難しいと言えるので、特に勉強を始めたばかりの頃は苦戦するでしょう。
そのため、参考書は解説がわかりやすいものを選ぶのがおすすめです。そうでないと、間違えた原因やより良い解き方などを把握することができないため、試験勉強が停滞してしまいます。
そうならないためにも、解答プロセスや効率的に解くコツなどが丁寧に解説されているものを選ぶのが良いでしょう。
また押さえておくべき頻出単語や学術用語の背景知識も含めて解説されている参考書なら、尚良いと言えます。
自分のレベルに合った参考書を用意
TOEFL ITPの参考書は何冊もあり、それぞれで教材としての難易度が違うため、自分のレベルに合った難易度のものを選ぶということが重要です。
よってまずは公式問題集を使って自分の実力を測ってみるのが良いでしょう。その上で自分の実力に合った参考書を手に取るべきです。
また本番形式の問題演習を行えば、自分の弱点も把握できるはずなので、それを克服するための参考書を選ぶというのもおすすめできます。
さらに現状のレベルだけでなく、理想のレベル(目標スコアなど)も考慮に入れ、それにより良く到達できそうな教材を選ぶのが良いでしょう。
単語帳はTOEFL専用のものを用意
TOEFL ITPやiBTでは、大学受験の英語やTOEICなどには登場しないようなアカデミックな専門用語が頻出します。
そのため、大学受験用の単語帳などでは十分に対応することができず、一定以上のスコアを狙うのであれば、TOEFL専用の単語帳で暗記学習を行わなければなりません。
専用の単語帳で学術的な頻出用語をしっかり記憶するようにしましょう。
なお、中にはTOEFL iBT専用の単語帳もあるので、単語帳を選ぶ際はITPに対応しているかどうかもよく確認するべきです。
文法問題集の用意が必須
iBTにはないITP独自の特徴といえば、文法問題が40問も出題されることだと言えます。
ちなみに出題構成は、15問が「Structure」という短文に対する空所補充問題、25問は「Written Expression」という短文に関する訂正問題です。
どちらも独特なので十分な対策が必要ですが、特に誤文訂正問題は慣れていないと高得点は難しいので、ITPに対応した文法の問題集でしっかり演習を行うのが良いでしょう。
TOEFL ITPおすすめ参考書ランキング(英単語編)
ここからはTOEFL ITPにおすすめの参考書を具体的に紹介していきます。まずは単語帳からです。
3位:聞いて覚える英単語キクタン TOEFL Test【頻出編】
TOEFLでハイスコアを取得するために欠かせない重要単語を800語収録した単語帳です。
基本的な語彙200語に加え、自然科学と社会・人文科学に関する単語が300語ずつ収録されており、全セクションに有用な単語を効率よく覚えることができます。
この単語帳最大の特徴は、全ての見出し語に音声が付属しており、目からだけでなく、耳からも覚えられるということです。
視覚と聴覚の両方を刺激することができるので、より効果的に暗記学習が進められるでしょう。
よってスキマ時間に音声を聴き流しするなどして、耳から単語を覚えたいという方におすすめです。
2位:TOEFLテストでる単5000
最新のテスト傾向を徹底分析した上で作成された、ITPとiBTの両方に対応した単語帳です。
特徴は見出し語が頻出度順に並んでいることであり、より重要な単語を優先的に覚えていくことができるため、効率的なスコアアップに役立つでしょう。
また収録語数は5,000語と、今回紹介する3冊の中では最も多いため、語彙力を十二分に強化したいという方にもおすすめです。
なお、語数は多いものの、基本的な単語から順番に収録されているので、中上級者だけでなく、初心者が活用するのにも良いでしょう。
1位:TOEFLテスト英単語3800
TOEFL対策の定番とも言えるこの単語帳もITPとiBTの両方に対応しています。
本書の特徴は、頻出単語が難易度に応じて4つにランク分けされていることです。簡単なものから順番に覚えていくことができるため、初心者でも学習しやすいでしょう。
また付録の「分野別英単語」では、TOEFLに頻出の専門用語やそれに関する学術的な背景知識も学ぶことができます。
アカデミック背景知識を補強すれば、TOEFLの英文がグッと理解しやすくなるはずなので、特にこれからITPの対策を始める方などは是非とも購入するべきです。
TOEFL ITPおすすめ参考書ランキング(総合編)
続いては、試験に関する情報収集も含めてITPの対策を総合的に行えるような参考書の中から、おすすめの3冊をランキング形式で紹介します。
3位:完全攻略!TOEFL ITPテスト
TOEFL ITPの概要を学んだ上で、各セクションの対策ができる初心者向けの人気の参考書です。2022年1月に改訂版が出版されました。
IPTの出題傾向や各セクションの攻略法が解説されており、その上模擬問題まで付いているので、導入用の参考書としてはお誂え向きだと言えるでしょう。
またセクションごとの学習法に関しても詳しく解説されているため、初めての受験で勉強の仕方がよくわからないというような場合にもおすすめできます。
さらにITPに必要な文法事項の網羅的な解説や頻出語句150語なども収録されているため、初心者でも抜かりない対策ができるはずです。
2位:はじめて受けるTOEFL ITP TEST総合対策
初心者はもちろん、一定以上のスコアを取得したい中級者以上にもおすすめのテキストです。
ITPの全容と頻出の出題パターンに関する攻略法が詳しく解説されているため、短期間でもハイスコアが目指せるような効率的な学習につながります。
また数多くの練習問題と1回分の模擬問題も収録されているので、演習量としてもまずまずです。
インプットとアウトプットをバランスよく行えるので、本書に沿って勉強すれば、初心者でも質の良い試験対策が可能になるでしょう。
1位:はじめてのTOEFL ITPテスト完全対策
ITPを初めて受験する方向けに執筆された入門書です。
試験時間や出題構成、iBTとの差異など、ITPに関する詳細な情報が載っています。
また各セクションに対して「傾向と解答手順」という題で攻略方法が解説されており、その解説に練習問題も付属しているので、初心者でも効率的な試験対策ができるはずです。
1回分の模擬問題もついているので、直前期の仕上げや最初の力試しなどに利用すると良いでしょう。
TOEFL ITPおすすめ参考書ランキング(文法編)
以下ではITPの文法問題を対策するのにおすすめの参考書をランキング形式で紹介します。
3位:TOEFL ITPテスト文法問題攻略
ITPの文法における頻出ポイントと解答のコツが丁寧に説明された参考書です。
また豊富な練習問題と模擬試験もついているので、インプットだけでなくアウトプットも十分に行えます。
特に模擬試験は、文法セクション5セット分が収録されているので、繰り返し演習を行えば高得点が取れるだけの実力を磨くことができるでしょう。
さらに付録の語彙リストには頻出単語も載っているため、語彙力強化にも役立ちます。
総じて文法セクションでハイスコアを取得したい方にとっては良いでしょう。
2位:全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題580問
TOEFL ITPの受験者が解いておくべき文法問題が580問収録されている問題集です。
実力を高めるのに有効だと考えられる良問が厳選されているため、繰り返し解いて実力を付けていくというスタイルの学習に向いているでしょう。
そのため、限られた問題を周回して完成度を高めていきたいという方におすすめです。
なお、本書には多くの受験者が解けないような難問奇問は含まれていないため、初心者でも十分使いこなすことができるでしょう。
1位:全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策
ITPの文法セクションの基本的な対策方法を学びたいという方にはこの参考書がおすすめです。
本書には「Powerful Code(パワフルコード)」と名付けられた文法問題を解くためのコツが27個収録されています。
それらを学習すれば、問題文のどこに目をつけるべきかということが理解できるため、解答時間の短縮やスコアアップに繋がるはずです。
特にITPの文法問題に苦手意識があるような方は是非とも手に取ってみてください。
TOEFL ITPおすすめ参考書ランキング(リーディング編)
続いてはTOEFL ITPのリーディング対策におすすめの参考書をランキング形式で3冊紹介します。
3位:TOEFL ITPテストリーディングスピードマスター
十分な問題演習を行うことで、各出題パターンに対する攻略法を体得し、速読力を高めることができる参考書です。
ITPのリーディンセクション6回分に相当する300問の模擬問題が収録されているので、たくさん演習をこなしたいという方には良いでしょう。
また全てのパッセージや設問・選択肢に和訳がついており、各問題の解き方も丁寧に説明されているなど、解説も非常に充実しているため、復習作業もかなり捗るはずです。
2位:完全攻略!TOEFL ITPテストリーディング
ITPのリーディングセクション4回分の模擬試験が収録されている参考書です。
またリーディングセクションの攻略方法や出題傾向などに関する解説も載っています。
実戦問題の量も十分に豊富で、攻略法の解説もかなり充実しているので、非常にバランスの良い参考書だと言えるでしょう。
なお、本書では弱点の確認から技術の習得、そして模擬試験という流れで学習を行います。効率的に学習を行い、読解力とスコアを伸ばしていけるので、勉強の仕方がわからない初心者にもおすすめです。
1位:TOEFL ITPテストリーディング問題攻略
TOEFL ITPを主催するETSの公認トレーナー・五十峰聖氏が執筆した対策本です
リーディングセクションを解く上で押さえておくべき10種類の出題パターンに関する詳しい解説が載っています。
各出題パターンを解く「型」を学ぶことができるため、その後の演習が非常に捗るはずです。そのため、これからリーディング対策を始めるという方におすすめできます。
また3回分の模擬問題も収録されており、解説も非常に丁寧なので、問題を解いて復習までしっかり行えば、弱点を克服することもできるでしょう。
TOEFL ITPおすすめ参考書ランキング(リスニング編)
今度はTOEFL ITPのリスニング対策をするのにおすすめの参考書をランキング形式で3冊紹介します。
3位:完全攻略!TOEFL ITPテストリスニング
ITPのリスニングセクション4回分に相当する200問の模擬問題が収録された人気の参考書です。2022年11月に改訂版が発売されました。
また解説も充実しており、出題傾向や解き方のコツなどを詳しく学ぶことができます。
よって本書で問題演習を行って解説をよく読み込めば、自らの弱点を把握した上で、それを克服する方法を知ることができるので、効率的に得点力を高めることができるでしょう。
なお、著者はNHKラジオで10年間英語講師をつとめた経験も持つ英語教授法の専門家なので、信頼度は申し分ありません。
2位:TOEFL ITPテストリスニング問題攻略
リーディング編の第1位で紹介した参考書と同様、こちらもETSの公認トレーナー・五十峰聖氏が執筆した参考書です。
ITPのリスニングセクションに頻出の会話や講義のパターンに関する解説が載っています。出題傾向や解答する際の注意点などが詳しく学べるので魅力的です。
また3回分の模擬問題も収録されており、日本語訳と詳細な解説も付属しているため、実践的な問題演習も十分に行える点も魅力の一つになります。
さらに覚えておくべき口語やキャンパス表現などがまとめられた語彙リストは、スキマ時間を活用した語彙力強化に便利です。
1位:TOEFL ITP TESTリスニング完全攻略
ITPのリスニングセクションでよく出題される18種類のパターンについて解説した参考書です。
パターンごとに細かく有益な対策を行うことができるので、実際の試験でも問題をパターンごとに処理できるようになるでしょう。それにより、解きやすさは格段に向上するはずです。
また260問の練習問題と1回分の模擬問題も収録されており、攻略法を学ぶだけでなく、それを実践してみる機会も豊富に与えられているので、本書をフル活用することで存分に得点力を磨けるでしょう。
TOEFL ITPおすすめ参考書ランキング(問題集・模試編)
ここからはTOEFL ITPの問題演習に活用すべきおすすめの参考書を3冊紹介します。
3位:完全攻略!TOEFL ITPテスト模試4回分
TOEFLの研究・分析を長年行ってきた専門家たちが本番そっくりに作成した4回分の模擬問題が収録された問題集です。
ボリューム満点の教材なので、思う存分問題演習をこなしたいという方におすすめできます。問題形式や出題傾向を体得したり、繰り返し解いて弱点を把握するのにも良いでしょう。
また解答用のマークシートや自己採点用のスコア換算表が付属しているのも魅力的です。直前期に本番さながらのシミュレーションを行えます。
2位:TOEFL ITPテスト本番模試
前後で予習・復習をしながら、2回分の模擬試験を解くことができる問題集です。
模擬試験、解答解説、学習アドバイスという三部構成になっており、実力アップに効果的な問題演習がすることができるでしょう。
また本番を忠実に再現した内容になっているため、試験当日さながらの緊張感を味わいながら、シミュレーションをすることも可能です。
解答解説では解き方のコツが丁寧に解説されているため、自らの弱点を把握し、それを克服するのにも役立ちます。
1位:TOEFL ITPテスト公式テスト問題
TOEFL ITPのテストを作成しているETSによる日本初の公式ガイドブックであり、ITPの全受験者に必携の教材だと言えるでしょう。
本書にはITPで実際に出題された問題が収録されているので、出題傾向や問題形式を把握するのにはこの上ない教材です。
また本番さながらの実戦演習を行う上でも、これに勝るクオリティの教材はないでしょう。
ただし、発売日は2012年3月とやや古い問題集であることには注意が必要です。
TOEFL ITP人気参考書の比較一覧表
ここからは今回紹介した参考書を比較一覧表でおさらいしていきましょう。
英単語の人気参考書比較一覧
順位 | 参考書名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | TOEFLテスト英単語3800 | 2,530円 | 難易度ごとに単語を分類 |
2位 | TOEFLテストでる単5000 | 2,860円 | 収録単語数の多さが魅力 |
3位 | 聞いて覚える英単語キクタン TOEFL Test【頻出編】 | 1,980円 | ハイスコア取得に必須の800語厳選 |
基本的には第1位の単語帳を買うのがおすすめです。ただし、より多くの単語を覚えたいという方なら、第2位を購入するのも良いでしょう。
また耳から単語を覚えたいという方なら第3位のキクタンを選ぶのも有意義です。
総合対策の人気参考書比較一覧
順位 | 参考書名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | はじめてのTOEFL ITPテスト完全対策 | 2,200円 | ITPについての詳細な解説も載っている初心者向けの入門書 |
2位 | はじめて受けるTOEFL ITP TEST総合対策 | 2,860円 | 豊富な練習問題と1回分の模擬問題も収録 |
3位 | 完全攻略!TOEFL ITPテスト | 2,640円 | 各セクションの攻略法の解説と模擬問題を収録 |
上記はいずれも初心者におすすめの参考書です。特に1位はITPに関する情報が詳しく載っているので、初めて受験する場合には一読しておくのが良いでしょう。
なお、中上級者がこのような総合的な参考書を欲しいという場合は、2位のテキストを選ぶべきです。
文法対策の人気参考書比較一覧
順位 | 参考書名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | 全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策 | 2,200円 | 解答のコツを27個紹介 |
2位 | 全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題580問 | 2,420円 | 実力を付けるために解くべき580の良問を収録 |
3位 | TOEFL ITPテスト文法問題攻略 | 2,200円 | 文法セクション5セット分の模擬問題が収録 |
ITPの文法セクションが苦手という方であれば、ぜひ1位の参考書を使って対策をしてみてください。
また限られた問題を何度も繰り返し解きたいなら第2位を、実戦問題を数多く解きたいなら第3位を選ぶのが良いでしょう。
リーディングの人気参考書比較一覧
順位 | 参考書名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | TOEFL ITPテストリーディング問題攻略 | 2,200円 | 10種類の出題パターンの解き方を詳しく解説 |
2位 | 完全攻略!TOEFL ITPテストリーディング | 2,640円 | 4回分の模擬試験が収録 |
3位 | TOEFL ITPテストリーディングスピードマスター | 1,650円 | 300問を解いて各出題パターンの攻略法と速読力を習得 |
リーディングに関しては、第1位で攻略法を学ぶことをおすすめします。
また2位と3位はどちらも十分に演習をこなせるので、1位の後に用いるのも良いでしょう。
リスニングの人気参考書比較一覧
順位 | 参考書名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | TOEFL ITP TESTリスニング完全攻略 | 3,080円 | 18種類の出題パターンの攻略法をそれぞれ学べる |
2位 | TOEFL ITPテストリスニング問題攻略 | 2,530円 | 頻出の会話や講義のパターンを詳しく解説 |
3位 | 完全攻略!TOEFL ITPテストリスニング | 2,640円 | 4回分の模擬問題が収録されている |
第1位の参考書ならインプットとアウトプットがバランスよく、そして量的にも十分に行えるので、これを買っておけば間違えありません。
また攻略法をさらに詳しく学びたいなら第2位、演習量を十二分に確保したいなら第3位もそれぞれおすすめです。
問題集・模試の人気参考書比較一覧
順位 | 参考書名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | TOEFL ITPテスト公式テスト問題 | 3,080円 | 日本初の公式ガイドブック |
2位 | TOEFL ITPテスト本番模試 | 3,080円 | 2回分の模擬試験を解いて前後で予習・復習もできる |
3位 | 完全攻略!TOEFL ITPテスト模試4回分 | 3,080円 | 本番さながらに作られた4回分の模試を収録 |
問題集に関しては、1位の公式問題集は是非とも持っておきべきです。
ただし、この参考書は若干古いので、必要に応じて第2位や第3位を購入するというのも良いでしょう。
550点を目指すためのおすすめ対策法
以下の表はTOEFL iBTとITPのスコアの対応関係を示しています。
iBT | ITP |
---|---|
120 | 677 |
109 | 630 |
100 | 600 |
92 | 580 |
83 | 560 |
79 | 550 |
71 | 530 |
64 | 510 |
61 | 500 |
TOEFL iBTの受験者は80点を一つの目安とすることが多いですが、上記の表より、それはITPの550点に相当することがわかります。
よって以下では初心者がITPで550点を取得するにはどのような対策をすべきかということについて解説します。
単語帳は何度も繰り返し触れることが大切
TOEFL ITPの単語帳には、馴染みの薄い学術用語も多数収録されていることから、一度で覚えようとするのではなく、何度も繰り返し触れることで徐々に馴染ませていくというイメージで学習すべきです。
なお、550点を取得するには、一定以上の語彙力が必要であるため、単語帳で頻出と明記されているような語句に関してはもれなく押さえておくのが良いでしょう。
また見るだけでなく、書く、読み、聞くなどの動作を取り入れて、様々な感覚を刺激しながら覚えるようにすると、効率よく暗記できるのでおすすめです。
文法の参考書は1冊を極めることが大事
文法セクションの出題パターンは概ね固定的であり、参考書は1冊で各出題パターンを網羅的に攻略できるように設計されている場合が多いです。
そのため、一度文法の参考書を手に取ったら、それを最後までやり通すのが良いでしょう。
また文法セクションは問題数が多いので、問題演習を繰り返し行い、全てを解き切れるだけの解答スピードも身につけておくべきです。
加えてインプットした出題パターンごとの攻略法も意識し、演習を繰り返す中で学んだことをきちんと実践できるように仕上げていきましょう。
リスニングはスクリプトを有効活用
550点にまだ到達できない学習者は、リスニングセクションでの聞き取りに苦戦している場合が多いです。
そのため、まずは聞き取る力を鍛えることが重要になりますが、そのためには発音のスキルを磨くのが良いでしょう。
具体的には音読で発音の練習をするべきです。各参考書の解説にはスクリプトが付いているはずなので、それを読んでいきましょう。
スクリプトを読めば、発音スキルの向上に繋がるだけでなく、リスニングセクションの出題内容の傾向も把握できるので一石二鳥です。
リーディングは速読の練習が必須
ITPの長文は比較的短いですが、内容は難しく、設問数も多いため、攻略するには速読力が必要です。
よって1つの長文に対して10〜15分程度の制限時間を設定し、その時間内に読解して問題を解くという練習を繰り返し行うのが良いでしょう。
また参考書の解説には、アカデミックな背景知識や各長文の和訳などが詳しく載っているため、復習の際には大いに活用するべきです。
模試・問題集で本番で使える英語力に
試験対策の後半には、模試や問題集で本番さながらの実戦演習を行い、得点力を磨くのが良いでしょう。
なお、わからない問題やあやふやな箇所を見つけた時は、参考書の解説などに立ち返って十分に復習を行うのがおすすめです。
インプットの段階では無味乾燥に思われた知識も、実戦演習の後であれば必要性を実感しながら覚えられるので、より理解が深まるでしょう。
同じ参考書を繰り返し使用することが鉄則
解説の仕方やレイアウトなどは各参考書で異なるものの、基本的な解き方や解説の内容などに関しては、どの参考書を使ったとしてもそれほど大差はありません。
そのため、勉強が捗らないからといって参考書を変えたとしても、劇的に学習効果が上がるというようなことは考えにくいです。
よって基本的には参考書は1冊に決めて、それをとことん使い込むのが良いでしょう。
参考書をコロコロ変えて失敗するというのは、550点を目指す初心者にありがちなケースなので気をつけてください。
TOEFL ITP対策におすすめの参考書まとめ
TOEFL ITP対策の参考書の選び方まとめ
- 自分のレベルに合った難易度のものを選ぶべき
- 単語帳は何度も繰り返し見て覚える
- コロコロ参考書を変えないことが鉄則
TOEFL ITPの対策におすすめの参考書を紹介しました。
TOEFL ITPの出題内容は比較的高度なので、参考書は解説がわかりやすいものを選ぶのがおすすめです。加えて自分のレベルに合った難易度のものを選ぶことも大切だと言えます。
またITPに対応した専用の単語帳や文法セクションの対策本も必須です。さらに公式テスト問題(公式問題集)も購入しておくのが良いでしょう。
なお、TOEFL ITPの対策における鉄則は、一冊の参考書をとことん使い続けるということです。特に550点を目標にした初心者は、参考書を頻繁に変えて失敗することが多いので注意しましょう。
以上を参考に、ご自身にぴったりの参考書を探してみてください。