TOEFL ITP試験の対策法は?初心者におすすめの勉強法や参考書を徹底解説!
「TOEFL ITPテストについて知りたい」
「TOEFL ITPテストの対策法を知りたい」
TOEFL ITPを考えている人の中には、このような悩みや疑問を持っている人が多いのではないでしょうか?
TOEFL ITPは海外留学する際の英語力の証明にはなりませんが、近年は高校や大学での英語学習や組織や企業内の昇進昇格の要件などに利用されています。
団体向けの試験であることから、このテストの概要や受験対策についてはあまり理解されていません。
ここでは、TOEFL ITPに関連した悩みや疑問を持つ人のために、テストを攻略のコツやするセクション別スコアアップ法などについて徹底解説します。
TOEFL ITPテストの勉強法についてざっくり説明すると
- 単語・熟語の数を増やすことが勉強のスタート
- 文法セクションの勉強は高校までの教科書の復習
- リーディングセクションの基本は精読と多読
- リスニングセクションはシャドーイングが効果的
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TOEFL ITPテストとは
TOEFLは、受験者が大学や大学院に入学し、学業を修める際に必要な英語力があるかどうかを見極めることが目的のテストです。
TOEFLのテストはもともと「iBT・ITP・PBT・CBT」の4種類が実施されていましたが、現在わが国では「iBTとITP」の2種類に限定されています。
ここでは、TOEFL ITPテストについて、さまざまな側面から紹介していきましょう。
TOEFL ITPの特徴は団体受験用
TOEFL ITPテストは、運用団体のETSが、学校や企業などの団体向けに提供しているテストです。
2017年6月まで運用されていたTOEFL PBTテストを再利用したテストで、難易度はレベル1とレベル2の2つあります。
個人での受験は認められないうえにスコアが留学などに使用できないので、TOEFL iBTよりもややマイナーな試験と言えるでしょう。
なお、2023年時点のわが国におけるTOEFL ITPテストの利用は、高校・大学・語学学校・企業・官公庁など500を超える団体の約22万人といった状況です。
ITPテストの概要
以降では、ITPテストの概要を紹介します。
試験日程・受験申し込み方法
ITPテストは学校や企業などの団体向けテストですから、申込み方法・会場・日程などは、受験者が所属する学校や企業などが決定します。
したがって自分の所属先に確認するか、その所属先から提供される情報に基づいて受験することが必要です。
問題構成・試験時間
TOEFL ITPテストにはレベル1・レベル2があり、問題数・試験時間・スコアは次表のとおりです。
レベル1のセクション | 問題数(問) | 試験時間(分) | スコア(点) |
---|---|---|---|
Listening Comprehension | 50 | 約35 | 31~68 |
Structure and Written Expression | 40 | 25 | 31~68 |
Reading Comprehension | 50 | 55 | 31~67 |
合計 | 140 | 約115 | 310~677 |
レベル2のセクション | 問題数(問) | 試験時間(分) | スコア(点) |
---|---|---|---|
Listening Comprehension | 30 | 約22 | 20~50 |
Structure and Written Expression | 25 | 17 | 20~50 |
Reading and Vocabulary | 40 | 31 | 20~50 |
合計 | 95 | 約70 | 200~500 |
ITPテスト各セクションの特徴
ここでは、ITPテストを構成する3つのセクションごとの特徴を紹介しましょう。
リスニングセクション
リスニングのセクションは、Part A・Part B・Part Cで構成されています。
Part Aは短い会話を聞き質問に答える力、Part Bは長めの会話を聞いて複数の質問に答える力、Part Cは1~2分程度の講義を聞き取る力を測定します。
なお、問題の音声は1回だけで、その後に流れる質問に四肢択一で解答する型式です。
文法セクション
文法セクションの問題の多くは、わが国では高校卒業までに学ぶレベルの難易度です。
文法問題の目的は大学の授業で使用するアカデミックな英文を理解できるかどうかを試すことにあるため、問題文には学術的な英文が使われる傾向があります。
問題は、「空所に入る語句を選ぶ問題」と「4カ所の下線部の英文で誤りのあるものを選ぶ問題」の構成です。
リーディングセクション
このセクションは、250~350語程度の英文を5つ読み、各10問・計50の問題に答える問題形式です。
英文の内容は、さまざまなジャンルでのアカデミックな分野の入門書からの抜粋が多くあります。
専門用語が多く語彙は高レベルですが、専門的な知識がなくても回答できるよう必要な情報は文中で提供されます。
iBTと受験者と目的が違う
TOEFL iBTとTOEFL ITPにはさまざまな違いがありますが、決定的な違いは受験者と受験目的の違いと言えるでしょう。
TOEFL iBTは個人向けですが、TOEFL ITPテストは集団・団体向けで個人では受験できません。
iBTのスコアは、英語圏の大学に留学する際や移住・長期滞在の際の審査基準に使用されます。
しかし、ITPスコアは留学などでは使えないことから、大学院の選考試験や企業の昇進・昇格要件などに使うのが目的です。
TOEFL ITPのスコア
ここでは、TOEFL ITPのスコアに関しての情報を提供します。
ITPテストのスコア計算方法
ここでは、次の「セクション別正答数に応じた得点表」を使ったITPスコアの計算方法を紹介します。
正解数 | セクション1 | セクション2 | セクション3 |
---|---|---|---|
48~50 | 63~68 | - | 63~67 |
45~47 | 60~62 | - | 61~62 |
41~44 | 57~59 | - | 58~60 |
39~40 | 56 | 62~68 | 56~57 |
36~38 | 54~55 | 59~61 | 54~55 |
33~35 | 52~53 | 57~58 | 52~53 |
30~32 | 49~51 | 54~56 | 50~51 |
27~29 | 47~48 | 51~53 | 48~49 |
24~26 | 45~46 | 48~50 | 45~47 |
21~23 | 43~44 | 45~47 | 43~44 |
18~20 | 40~42 | 43~44 | 41~42 |
15~17 | 38~39 | 40~42 | 39~40 |
12~14 | 36~37 | 37~39 | 37~38 |
9~11 | 34~35 | 34~36 | 35~36 |
6~8 | 32~33 | 32~33 | 32~34 |
0~5 | 31 | 31 | 31 |
予測スコアは、『3つのセクションの最小値と最大値をそれぞれ合計し、10倍した後に3で割る』ことで算出できます。
例えばセクション1で40問・セクション2で34問・セクション3で25問正解した場合の計算方法は次のとおりです。
- 最小値と最大値:セクション1が56点、セクション2が57~58点、セクション3が45~47点
- 最小値合計:56+57+45=158 → 158×10÷3≒527
- 最大値合計:56+58+47=161 → 161×10÷3≒537
このことから、スコアは527~537点と予測できます。
CEFRレベルと比較
ETS(教育試験サービス)では、CEFRのレベルとTOEFL ITPのスコアを次のように比較提示しています。
TOEFL ITPテストスコア | CEFRレベル |
---|---|
627~677 | C1 |
543~626 | B2 |
460~542 | B1 |
337~459 | A2 |
TOEFL iBTとスコアを換算
TOEFL ITPスコアからTOEFL iBTスコアへの換算は次表のとおりです。
TOEFL ITPテスト | TOEFL iBTテスト |
---|---|
640~677 | 111~120 |
600~637 | 100~110 |
577~597 | 90~99 |
550~573 | 79~89 |
527~547 | 71~78 |
500~523 | 61~70 |
467~497 | 51~60 |
437~463 | 41~50 |
397~433 | 30~40 |
英検・IELTSと難易度を比較
TOEFL ITPテストのスコアが表す英語力のレベルを、英検やIELTSに比較すると下表のとおりです。
TOEFL ITPテスト | 英 検 | IELTS |
---|---|---|
― | ― | 8.5~9.0 |
627~677 | 1級合格 | 7.0~8.0 |
543~626 | 準1級合格 | 5.5~6.5 |
460~542 | 2級合格 | 4.0~5.0 |
337~459 | 準2級合格 | ― |
― | 3級合格 | ― |
初心者は500点を目指そう
TOEFL ITPは英語圏の大学への留学や移住などには役立ちませんが、国内での大学や大学院の選考試験や企業内での昇進・昇格要件などに利用されます。
TOEFL ITPスコアを取得する人は、まずは500点を目指すべきでしょう。
ITPスコアの500点は英検2級・TOEIC600〜700に該当し、組織や企業内で英語力をアピールするには最低限取得しておきたいスコアなのです。
TOEFL ITPテストを攻略するコツ
ここでは、TOEFL ITPテスト対策として、必要な勉強時間と勉強法について紹介します。
TOEFL ITP対策の必要勉強時間
TOEFL iBTで100点を取るには90点の人なら約300時間、70点の人なら約700時間、70点未満なら約840時間必要とされています。
これをITPテストのスコアに換算すると、ITPで600点を取るには、約577点の人なら約300時間、約527点の人なら約700時間、500点未満の人なら約840時間必要です。
この時間数は、目安として1日3時間勉強したとすると300時間は3カ月強・700時間は8カ月弱・840時間は10カ月必要であることを意味します。
長時間の試験を乗り切る集中力
TOEFL ITPの試験時間は、レベル1の場合「リスニング・約35分、文法・25分、リーディング・55分」ですから、合計で約2時間です。
TOEFL iBTテストに比べれば短いものの、約2時間も集中力を維持するのは簡単ではありません。
試験中に集中力を維持するには、自分がどのくらい集中力が続くのかを知り、切れたときの対策法に慣れておくことが必要です。
実際に長文の読解やリスニングを練習することで、集中力の継続時間を伸ばす訓練を行うとともに、適切な休息やリラックス方法も学ぶとよいでしょう。
1冊のテキストを繰り返し使用する
ここでは、TOEFL ITPテスト用のテキストの正しい購入方法と使用方法について紹介します。
- 公式テキストがある場合は、原則としてそれを購入
- 公式テキストのない場合は、自分の目で確認した上で納得したものを購入
- 購入するテキストは、1冊に限定
テキストの正しい購入法と使用法は、1冊だけ購入して隅々まで完璧になるまで繰り返し使用することです。
最短でスコアアップする分野別勉強法
ここでは、TOEFL ITPの3つのセクション別に、最短でスコアアップする勉強法を紹介します。
文法知識はアウトプットが大切
わが国の英語教育では文法を長時間学習するうえに大学受験でも必要なことからよく勉強できており、「文法」は点数を取りやすいセクションです。
TOEFL ITPの文法問題は、わが国の大学入試で扱われる英文法に比べればそれほど難しくはないことから、大学受験経験者には高得点を狙えます。
なお、英文法の勉強は、高校時代の教科書や大学受験参考書でひととおり知識の確認し、あとはひたすら問題集でアウトプットすることです。
実際の英語コミュニケーションにおいても、文法の正確さは相手に明確に意図を伝えるための基盤となりますので、継続的な学習が推奨されます。
単語は定着したかを意識
ボキャブラリーを増やすにはTOEFLに特化した単語帳を使うのが一般的ですが、ここではそれを使って飛躍的に増やす方法を紹介しましょう。
- 五感を最大限に活用して記憶:正しい発音とアクセントで何度も声に出し、同時に手を動かして紙に書くことで海馬を刺激しながら記憶します。
- 毎日少しずつではなく、毎日多くの単語に触れる:週300語記憶するのなら、次のような記憶法を採用します。
日程 | 単語数 |
---|---|
1日目 | 1~50 |
2日目 | 1~50と51~100 |
3日目 | 51~100と101~150 |
4日目 | 101~150と151~200 |
5日目 | 151~200と201~250 |
6日目 | 201~250と251~300 |
7日目 | 1~300 |
熟語は例文の中で覚える
TOEFLのテストに必要な「熟語」は、次のように例文で記憶することをおすすめします。
たとえば『keep up with:追いつく』と記憶するのではありません。
『She even started a blog to keep up with the times.:彼女は時代に乗り遅れないようブログを始めた」と記憶するのです。
なお、熟語に関しても記憶方法は単語と同様、五感のフル活用と毎日少しずつではなく毎日多く触れることが必要です。
リーディングが得意になるには
ここでは、TOEFLのリーディングが得意になるには方法を紹介しましょう。
まずは短い文章から始めよう
リーディングの勉強法のポイントは、「単語力→精読→多読」の順番で取り組むことです。
リーディング力は7~8割くらいは単語力で左右されるので、まずはしっかりと単語力を強化します。
次に、300語程度の文章を、単語や文法を確認しながら精読に取り組むのです。
この精読を、徐々に長い文章で多読することでリーディング力が身に付きます。
慣れてきたら速読力をつける
TOEFLのリーディング問題は、1分間に100語くらいのスピードで読んで内容を理解できれば、時間内にすべての問題を解けます。
この程度の速読力を身に付けるには、次の2つに取り組むことです。
- 英文の根幹となる「名詞と動詞のボキャブラリー」を増やす
- シャドーイング(次の「見出し」で解説)でネイティブの読解スピードに慣れる
リスニングはシャドーイングが効果的
シャドーイングとは、ネイティブの英語を聞き同時に発音・アクセントを真似て声出しをする英語学習法です。
英語の発音のすぐ後を影のように追いかけることからシャドーイングと呼ばれるこの学習法は、もともとは同時通訳者のトレーニング法でした。
それが近年では、次のような効果を期待できるとして注目されています。
- スピーキングとリスニングを同時に鍛えられる
- ネイティブと同じスピードで英語を読む練習で、確実にリーディングスピードが上がる
- シャドーイングを続けると発音・アクセントが矯正され、ネイティブにも伝わる発音が身に付く
初心者のTOEFL ITP勉強スケジュール
ここでは、初めてTOEFL ITPに挑戦する際の勉強スケジュールについて、手順にそって解説しましょう。
①自分の今の英語力を把握する
TOEFL ITPを正式に受験するまえには公式問題を1度解いて、自分の英語力を把握します。
自己採点することで、次の点が明らかになります。
- 自分の現在の英語力
- ITPテストの問題形式
- 自分が重点的に学習すべきセクション
これを知ることで、TOEFL ITPの受験に向けた計画作りに役立ちます。
②学習計画を立てる
初心者が目標とするTOEFL ITPスコアの500点を取得するには、一般には約200時間程度の勉強時間が必要と言われます。
これを目安にすると、1日3時間の勉強で約100日(2時間で約150日)の日数が必要ですから、その日数経過後に実施の試験に申し込むことが必要です。
予約した試験日までの日数をカウントし、次の2点に注意して具体的な学習計画を立てます。
- 計画は80%程度の緩やかな計画
- 週1日はフリーな日を設定(進捗遅れのリカバリー)
③単語・文法の土台を固める
単語や熟語と文法の土台ができていないと、TOEFL ITPのテストのリーディングと文法の問題は全く手が出ません。
ここでは、リーディングと文法のセクションを攻略するうえでの、単語や熟語と文法の学習法を紹介します。
アカデミックな単語・熟語を暗記
TOEFLに出題される英文はアカデミックな内容が多く、かなり専門的な単語や熟語が含まれます。
そうしたテストに備えては、TOEFLテストに特化した単語集や熟語集を利用して暗記すべきでしょう。
なお、具体的な暗記法は、「五感のフル活用と毎日少しずつではなく毎日多くの単語・熟語に触れる」ことです
高校までの英文法を復習
文法のセクションは、わが国の高校卒業者向けレベルの問題が出題されることから、難易度はそれほど高くありません。
この文法問題を落とさないようにするには、高校英語の教科書や大学受験の参考書をしっかりと復習してから問題集で知識を確認します。
④セクションごとに計画的に勉強する
勉強時間の配分は苦手なセクションほど比重を高くする必要があることから、学習計画を立てる前に練習問題を解いてみて、セクションごとの自分の実力を診断します。
学習計画は、まず当初は単語・熟語の記憶に一番多くウエイト配分し、次に苦手なセクションから順番に多くの時間を割り当てるのです。
それをベースにセクションごとの学習計画を立て、公式問題集でひたすらアウトプットしながら不足した知識をインプットすることを繰り返します。
⑤公式問題集で繰り返し実戦演習
英語力は、「インプットとアウトプット」の2つのバランスをとってこそ身に付きます。
つまり、テキストで学ぶことと問題を解くことをバランスよく取り組まなければ実力は身に付かないのです。
以降では、「上手なインプット・アウトプット法」を紹介します。
苦手分野を強化する
問題演習は、新たな情報と正しい情報のインプットにつながらないのでは、意味がありません。
問題を解くことで知らなかった情報や誤って理解していた情報を知り、それらをテキストで新たにインプットするのです。
苦手なセクションは、インプットとアウトプットを集中的に取り組むことで克服できます。
時間を計って試験当日の流れに慣れる
精神的な緊張を強いられる状況で制限時間内に問題を解くのは意外と難しいものですが、これば何としてもクリアしなければなりません。
そのためには、問題集を使い、時間を計って制限時間内に問題を解く訓練が必要です。
試験直前1週間前頃には、試験当日と全く同じタイムテーブルで問題を解くことをおすすめします。
TOEFL ITP対策のおすすめ参考書
ここでは、TOEFL ITPテストの対策におすすめの参考書を紹介します。
TOEFLテスト英単語3800
最初に紹介するのは、TOEFL受験者に圧倒的支持を得ている英単語の参考書「TOEFLテスト英単語3800」です。
旺文社が出版している『TOEFLテスト大戦略シリーズ』の1冊で、iBT・ITP対応の3800語の英単語をTOEFLのスコアによって1~4ランクに分類・掲載しています。
したがって、目標スコアに合わせて必要な単語だけを覚える、といった利用が可能です。
おすすめのリスニング対策本
リスニング対策におすすめの参考書は、「TOEFL ITP TESTリスニング完全攻略」です。
この参考書は練習問題が260問とリスニング模試が1回分・50問と豊富なことから、実戦そのままの受験対策が可能と言えます。
また、リスニング・セクションの出題傾向を「頻出出題パターン18」に分類し、頻出の出題パターンごとに有効な対策の解説付きです。
人気の文法問題対策テキスト
文法セクション用でおすすめの参考書は、「全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策テキスト」です。
このテキストには文法問題を速やかに、そして的確に解くための実戦に即した27個のPowerful Codeがちりばめられています。
このコードが、正解するために英文のどこに目をつけるべきかを教えてくれるものです。
また、このテキストは問題量が豊富ですから、十分なアウトプットができます。
最強のリーディング教材
リーディングセクションでおすすめの問題集は、「TOEFL ITPテストリーディング問題攻略」です。
この問題集はTOEFL ITPテストのリーディングセクションに特化した問題集で、「攻略ポイント+練習問題・Practice Tests・重要語彙リスト」で構成されています。
10通りの問題パターンが掲載されており、ITPテストのリーディングの問題を解くコツを学べます。
模擬試験ができる予想問題集
TOEFL ITPテストで高スコアを取る近道は、「演習」と「復習」を繰り返すことでテストのスタイルに慣れ、弱点を補強することだと言われます。
おすすめの教材として最後に紹介するのは、「TOEFL ITPテスト 模試4回分」です。
本番形式4回分の問題にはセクションごとの問題傾向や形式が載っていますし、スコア換算表で自己採点が可能その場で実力がわかり、今後の学習方針と対策を立てやすい問題集と言えます。
TOEFL ITPテストの勉強法のまとめ
TOEFL ITPテストの勉強法まとめ
- 十分な単語・熟語数を記憶して勉強をスタートしないと、TOEFLの問題を解くのは不可能
- 文法セクションの勉強は、高校の教科書と大学受験用の参考書での復習を徹底
- リーディングセクションの基本は、記憶した単語・熟語を活用しての精読と多読
- リスニングセクションは、十分なシャドーイングへの取組み効果は絶大
TOEFL ITPテストの勉強法について、さまざまな側面から解説してきました!
TOEFL ITPのスコアは海外留学や移住などには役立ちませんが、国内の高校や大学、組織や企業内では有効です。
しかも、それほど長時間の受験準備を必要としないうえに、安価で受験できます。
まずは、TOEFL ITPテストのレベル2への挑戦からスタートしてみましょう。