【最新版】TOEIC Part7の問題集おすすめランキング10選|勉強方や対策法も紹介
「TOEICの中でもPart7に特化した問題集や参考書はあるの?」
「TOEICのPart7に関する対策法や勉強法が知りたい」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
TOEICの中でもPart7は長文読解問題となっており、最低でも50分程度の解答時間が必要だとされています。それだけPart7は難しい問題だということです。
そこで、TOEICの中でも多くの人たちが壁と感じているであろうPart7に特化した問題集や参考書を、ランキング形式で紹介します。
さらに対策法や勉強法についても解説しますので、参考にしてください。
TOEIC Part7についてざっくり説明すると
- TOEICのPart7対策の参考書はレベルごとに選ぶのがポイント
- Part7の問題集を選ぶ時は新形式対応かどうかチェック
- Part7ではリーディング力を高めることが重要
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TOEIC Part7の出題傾向や特徴
TOEICの中でも、多くの人たちが壁と感じるPart7は問題集や参考書選びが重要です。
しかし、自分に合った問題集や参考書を選ぶには出題傾向を知っておく必要があります。
そこで、まずはPart7の出題傾向や特徴について解説します。
Part7は長文問題の中でも難関
TOEICはPart1~7まで全部で7つの問題に分かれていますが、セクションごとではリーディングとリスニングの2つに分けることができます。
この中で、リーディングに特化した問題が出題されるのはPart5~7までの3つです。
特にPart7は他のPart5や6に比べて長めの長文が出題されるという特徴があります。文章全体の内容を理解し、適切な選択肢を選んで回答することが必要です。
ただ、問題文となる文章が大変長いため、苦手意識を持ってしまう人も多く存在します。
そのため、リーディングセクションの中でもPart7は最難関と言われているのです。
出題パターン1:Single passages
Part7には、「Single passages」と「Multiple passages」の2種類に分類されます。
このうちの「Single passages」は、一つの文章から問題を読み解いて解答するスタイルです。
「Single passages」は、複数の文章が出題される「Multiple passages」に比べて比較的優しい出題パターンです。
初心者の人はまずはこの「Single passages」で満点を目指して学習することをおすすめします。
出題パターン2:Multiple passeages
「Multiple passages」は、2~3つの文章を読み解いて、正しい解答を選択する形式です。
複数の文章を読み解かなければならないため、「Single passages」よりも難易度は上がります。
文章の中には、ヒントとなる単語や語彙がちりばめられています。しかし、一つの文章が長い上に、2~3つも読み解かなければならないため、ヒントに気づきにくいという難点があります。
そのため、比較的得点が取りづらい出題パターンです。
Part7の問題文は長くなっている?
近年、Part7で出題される問題文は長くなっている傾向が見られます。速読力がより求められているということです。
Part7で使用される英単語は約3000ワードと言われています。本来、Part7にかけて良い時間から計算すると、1分間に180ワードを読解しなければならない計算です。
Part7は、一つの単語にだけ集中していると点数を落としてしまいます。ひっかけ問題も少なからず出題される点も注意です。
全文をしっかり読みきるためのトレーニングが必要となります。
TOEIC Part7対策の参考書を選ぶポイント
Part7の対策用参考書や問題集は、書店でたくさん売られています。その中でいかに自分に合ったものを選ぶかが、Part7対策の決め手です。
ここでは、Part7対策用の参考書や問題集を選ぶ際のポイントや注意点について解説します。
初級・中級・上級のレベルごとに選ぶ
Part7はTOEICの中でも難易度が高い分野のため、対策用の参考書や問題集はレベルごとに出版されていることが多くあります。そのため、自分の英語レベルにあったものを選ぶことが重要です。
初心者の場合は、初歩的な単語や文法事項が掲載されている参考書や問題集を選ぶと良いでしょう。読解力が上がり、効率良く学習を進めることが可能です。
初心者レベルの参考書や問題集に慣れてきた、または物足りないと感じ始めたという場合は、中級や上級レベルのものに随時切り替えていくことをおすすめします。
さらなる高得点を目指すために、よりレベルの高い参考書での演習が必要です。
必ず新形式対応の問題集を選ぶ
TOEICは2016年5月29日の試験から、問題の一部が変更されています。そのため、新形式対応の参考書や問題集を選ぶことが大切です。
書店では、新形式に対応していない参考書や問題集も多数並んでいます。このような参考書や問題集を選んでしまうと、実際の試験に出題されないことから戸惑ってしまい、高得点が取れないという可能性も出てきます。
書店で購入する際は、必ず新形式対応のものを選びましょう。
また、何年も前にTOEICを受験したことがある人は、手持ちの参考書や問題集が新形式対応かどうか確認してください。
TOEIC Part7の問題集おすすめ人気ランキング10選
TOEICの中でも特に難問と言われているPart7は、対策用の参考書や問題集が多数出版されています。その中でも特におすすめのものをランキング形式で紹介します。
10位:極めろ!リーディング解答力Part7
おすすめ人気ランキングの10位は、「極めろ!リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 7」です。スリーエーネットワークから2,640円で出版されています。
Part7で確実に得点が得られるような英語力を磨くための構成になっています。
問題を解き進めることで、全文を素早く読む力と、正しい解答を導き出す力の両方を身につけることが可能です。
日本語の解説は、TOEICで人気講師として有名な関正生先生が行っています。解答のポイントや押さえておくべき点なども掲載されているので、着実にPart7に必要な英語力が身につくでしょう。
9位:TOEICテスト正攻法で攻めるパート7読解問題
おすすめ人気ランキングの9位は「TOEIC® L&Rテスト正攻法で攻めるパート7読解問題」です。語研から1,760円で出版されています。
この問題集は、読解力を基礎から鍛え上げるための構成となっています。
初心者から上級者まで活用できる問題集として、多くのTOEIC受験生からの人気を集めている一冊です。
長い英文を最初から読み進めて理解することができる速読力と、英文をひと固まりで理解する読解力の両方を身につけることが可能です。
また、Part7では必須とされいてる能力がこれ一冊で身につく点も大きな特徴となっています。
8位:これだけ!TOEICテストパート7速攻対策
人気のおすすめランキング第8位は「【新形式問題対応】これだけ! TOEIC TESTパート7速攻対策!」です。あさ出版から1,320円で出版されています。
この参考書はリーディングパートで出題される「Single passages」と「Multiple passages」のすべての出題傾向に完全対応しています。
これ一冊でPart7で必要とされるテクニックが習得できるのです。
2016年5月以降の新形式にも対応しています。初学者の人はもちろん、久しぶりにTOEICを受験するという人にもおすすめの一冊です。
7位:TOEIC初心者特急Part7
人気のおすすめランキング第7位は「TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート7」です。朝日新聞出版から880円で出ています。
TOEICのバイブルとも呼ばれている「特急シリーズ」の中でも、Part7に特化した参考書です。Part7で頻出度の高い英単語やフレーズが収録されています。
この参考書の一番の特徴は、初心者向けの構成で作成された参考書である、と言う点です。
初心者の演習に適した問題が多数掲載されているので、初めて受験する方に特におすすめと言えます。
6位:TOEIC飛躍のナビゲーターPart7
おすすめの人気ランキング第6位は「よりぬき!TOEIC®L&Rテスト 飛躍のナビゲーター Part 7」です。オープンゲートから2,090円で出版されています。
著者は、TOEIC満点講師として有名で人気も高い濱崎潤之輔先生です。
Part7の効率の良い解き方やポイント、対策方法などが多数掲載されています。
また、Part7を短時間で解くためのトレーニング方法も解説しています。スコアアップに必要なテクニックやコツが網羅されているので、繰り返し解くことで実力が身につくでしょう。
5位:TOEIC Part7を全部読んでスコアを稼ぐ本
おすすめの人気ランキング第5位は「TOEIC(R)L&Rテスト Part 7を全部読んでスコアを稼ぐ本」です。アルクから1,980円で出版されています。
Part7で出題される英文の読解法にスポットライトを当てた参考書です。Part7の英文読解を何とかしたい、という人はこの参考書を活用すると良いでしょう。
Part7は時間との勝負という一面も持っています時間内に正確に英文を読み解く力を身に着けるためのノウハウが詰め込まれた一冊です。Part7を得点源に変えることも可能になるでしょう。
4位:世界一わかりやすいTOEICテストの授業Part7
人気のおすすめランキング第4位は「新形式問題対応 改訂版 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 7 読解)」です。KADOKAWAから1,650円で出版されています。
著者はTOEIC人気講師の関正生先生です。Part7に関する基本情報や試験傾向が詳しく掲載されています。
どのように解けば良いのかという解き方のポイントやコツなどが、大変わかりやすく解説されています。
特に初心者の方には必携の内容や情報が多く詰め込まれているので、おすすめです。
3位:TOEIC990点獲得最強Part7模試
人気おすすめランキングの第3位は「TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part7模試」です。ベレ出版から2,420円で出版されています。
超高スコアを狙う人に向けて、本番の試験に近いクオリティの高い問題が豊富に掲載されています。
本番さながらの学習ができるので、Part7に必要な精読と速読の両方を確実に高めることができるでしょう。
この参考書は問題のレベルがかなり高めなので、初心者の方にはあまり向いていません。
Part7が壁となり、スコアが伸びないという問題を抱えている上級者に特におすすめの参考書です。
2位:TOEICテスト新形式精選模試リーディング2・3
おすすめ参考書ランキングの第2位は「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2・3」です。ジャパンタイムズから2,090円で出版されています。
この問題集の最大の特徴は、Part7だけではなく、リーディングセクション全体に対応したクオリティの高い問題が掲載されている点です。
Part5~7全体のスコアを、大きく引き上げることができるでしょう。
リーディングに特化した問題が多数掲載されているため、繰り返し問題を解くことでリーディング力が着実に伸びていきます。
リーディングが苦手だという受験生におすすめの、総合的な得点アップが見込める参考書です。
「TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング3」は上級者向けで900点以上を狙う受験生におすすめできます。
1位:TOEIC究極のゼミPart7
人気が高いおすすめランキングの第1位は「TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7」です。アルクから2,420円で出版されています。
本書の最大の特徴は、Part7を設問タイプ別に対策できるという点です。
さまざまなタイプに沿った解き方はもちろん、正解・不正解の理由まで詳しく解説しています。
また、模擬形式の問題演習も掲載されています。この一冊を繰り返し解くことで、Part7の対策は完璧と言える内容になっていることから、特におすすめの一冊です。
TOEIC Part7の人気問題集比較一覧表
おすすめランキング | タイトル | 出版社 | 価格(単行本) | 特徴やポイント |
---|---|---|---|---|
1位 | TOEIC究極のゼミPart7 | アルク | 2,420円 | Part7の出題ごとに徹底解説 |
2位 | TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2・3 | ジャパンタイムズ | 2,090円 | リーディングセクション全体に対応 |
3位 | TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part7模試 | ベレ出版 | 2,420円 | 本番の試験に近いクオリティの高い問題を豊富に掲載 |
4位 | 新形式問題対応 改訂版 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 7 読解) | KADOKAWA | 1,650円 | Part7に関する基本情報や試験傾向を詳しく掲載 |
5位 | TOEIC(R)L&Rテスト Part 7を全部読んでスコアを稼ぐ本 | アルク | 1,980円 | Part7で出題される英文の読解法にスポットライトを当てた参考書 |
6位 | よりぬき!TOEIC®L&Rテスト 飛躍のナビゲーター Part 7 | オープンゲート | 2,090円 | スコアアップに必要なテクニックやコツを網羅 |
7位 | TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート7 | 朝日新聞出版 | 880円 | 初心者向けに構成 |
8位 | 【新形式問題対応】これだけ! TOEIC TESTパート7速攻対策! | あさ出版 | 1,320円 | Part7で必要とされるテクニックが習得 |
9位 | TOEIC® L&Rテスト正攻法で攻めるパート7読解問題 | 語研 | 1,760円 | 読解力を基礎から鍛え上げるための構成 |
10位 | 極めろ!リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 7 | スリーエーネットワーク | 2,640円 | Part7で得点が得られるような構成が素晴らしい一冊 |
上記は、ここまで紹介してきたTOEICの中でもPart7に特化した問題集や参考書の一覧表です。
タイトルや出版社名や価格はもちろん、それぞれの特徴についても掲載しています。
参考書や問題集選びは学習を進める上での重要な鍵です。自分に合ったものを選ぶ際の参考にしてください。
TOEIC Part7の具体的な対策方法
TOEICのPart7でスコアアップを目指すには、参考書や問題集の力だけでは充分と言えません。具体的な対策法もスコアアップに大きく影響します。
そこで、対策法はもちろん、注意点などについてもいくつかピックアップして解説します。
Part7に頻出する語彙を完璧にする
TOEICのPart7では、例年同じようなフレーズや単語が多く出題されるという特徴があります。
長文問題だからと言って、特別に難しいフレーズや単語ばかりが出題されるわけではないのです。
まずは、これらの頻出度の高い単語やフレーズをしっかり押さえましょう。
意味や使い方だけではなく、派生した単語や言い換えのフレーズなども抑えておくとより効果的です。
しかし、それでも長文問題では知らない単語はフレーズが出てくることがあります。
その場合は、文章の前後から意味を推測して読み解くことが重要です。そのための訓練もしっかり積みましょう。
時間配分をしっかりと決める
Part7はTOEICテストの中でも、一番最後に出題される長文問題です。Part1~6に時間をかけすぎてしまうと、最後の長文問題に割く時間が無くなるという事態が起こります。
実際に、TOEIC受験者で時間配分がうまくいかず、最後の長文問題が解ききれなかったという人は多数存在します。
このように、時間配分はTOEICのスコアを決める非常に重要な要素なのです。
「問題文を読む時間」と「一問にかける時間」はしっかり決めておき、それに即して練習を積むことが必要となります。
あくまでも目安ですが、Part7には最低でも50~55分は必要です。しっかりとした時間が残るように時間配分を考えましょう。
新形式で問題はどのように変わった?
2016年5月以降、TOEICの問題は一部が変更されています。特にPart7については以下の点が変更されました。
- 48問から54問に問題数が増えた
- Single passagesとMultiple passagesの2パターンで出題
- 英語圏に住む人が目にするような文書が出題
これらは2016年5月以前までは出題されなかった形式です。久しぶりにTOEICを受験する人は、上記の3つについてしっかり把握しておく必要があります。
Part7で出題される長文の勉強法
Part7で高スコアを取るためには、どのように勉強すれば良いのでしょう。効率良く得点を上げるための勉強法を紹介します。
文法事項を完璧にする
長文を読解するためには、文法事項を把握しておく必要があります。そのため、まずは文法事項の基礎知識をしっかりに身につけるための勉強が必要です。
そのためには、上記で紹介した問題集の中でも文法事項について詳しく解説がなされているものを選ぶことも同様に重要となります。
すると、Part7の対策と同時に文法事項の対策も行うことが可能です。
また、英語初心者や文法に不安のある人は、文法対策用の参考書も購入しましょう。
Part7と並行して文法事項についても勉強するという勉強法で、読解力も着実に身につけることができます。
初心者は精読から始める
TOEIC初心者は、いきなり速読を始めようとするとハードルが高すぎます。途中で嫌になってしまい、挫折する可能性も高くなります。
そこで、初心者はまず精読するという勉強法をおすすめします。時間をかけて長文を読み解いていきましょう。
時間をかけても良いので、複雑な英文でもしっかりと読み解く練習を積むと、読解力が自然と身につきます。
読解力が身につけば、英語を読む速さも上がっていきます。まずは文法構造をを把握するつもりで、繰り返し長文を精読するという勉強法を取り入れましょう。
音読を繰り返す
Part7の勉強をする際には、ただ文章を読むだけでは効率が悪くなる場合もあります。瞬時に英文を読み解く力をつけるために、音読を繰り返すという勉強法も有効です。
音読は通常、リスニング対策で行われる勉強法です。しかし、音読を繰り返すことで文法の意味が瞬時に理解できるようになり、リーディング力も上がります。
Part7対策用の参考書や問題集の多くは、音声教材も付属しています。これらを活用し、繰り返し音読を行いましょう。
スマホアプリで勉強するのもおすすめ
英語学習をする際には、「毎日の継続」という点も非常に重要になります。そのためには、隙間時間でも学習ができる環境を整えることが重要です。
リーディングの参考書はサイズの大きいものが多く、隙間時間の学習には向きません。そのため、アプリを有効に活用することが必要となります。
リーディング対策ができるアプリには様々な種類がありますが、中でもスタディサプリTOEICは演習量や使い勝手の良さなどの面で、群を抜いて素晴らしい内容となっています。
さらに、問題の解き方などを講義動画を試聴しながら学ぶことができるため、スコアアップに直結した「攻略法」を学ぶことも可能です。
ベルリッツでカスタマイズされた学習を
ベルリッツのTOEIC対策講座は、受講者の利用可能な時間、英語のスキルレベル、そして目標とするスコアを踏まえて、個々にカスタマイズされた学習プランを提供してくれます。
そのため、ベルリッツでは個人の学習ペースに合わせてTOEICスコアを向上させることが可能になるうえに、自分のペースを守ることで勉強を続けていくモチベーションの維持にも繋がります。
また、各レッスンは120分間となっており、これは実際のTOEIC試験の所要時間と同じ長さです。そのため、レッスンを受けることで、試験時に求められる集中力を自然に身につけることができる点もベルリッツの魅力の1つだと言えるでしょう。
TOEIC Part7についてまとめ
TOEIC Part7についてまとめ
- Part7対策では高い文法の理解力が必要不可欠
- 時間配分を意識して学習を進める
- 音読を繰り返すことでPart7対策になる
TOEICのPart7について解説してきました。
TOEICの中でも最難関と言われるPart7ですが、しっかり対策を行うことで、高スコアを取ることは可能です。
Part7に限らずTOEICは毎日の積み重ねが必要不可欠です。焦らず、ゆっくり時間をかけて自分の英語力を上げることで、Part7の対策も行うことができるでしょう。