【2024最新】TOEIC文法参考書おすすめランキング10選|Part5・6の勉強法も紹介
「TOEICの文法に特化した参考書や問題集ってあるの?」
「TOEICの中でも特に文法を効率良く対策する方法ってある?」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
TOEIC関連の参考書や問題集は書店に数多く並んでいます。特に文法に関する参考書や問題集は種類が豊富で、どれを選べば良いのかわからないという人も一定数存在します。
この記事ではTOEICの中でも文法に焦点を当てておすすめの参考書や問題集をランキング形式で紹介します。
Part5や6の対策法や初心者にも易しい勉強法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
TOEIC文法参考書についてざっくり説明すると
- TOEIC文法の参考書や問題集は問題演習量で選ぶと良い
- TOEIC受験経験者が著者の参考書や問題集がおすすめ
- 頻出度ランクが表示されている参考書や問題集は使いやすい
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TOEIC英文法の参考書を選ぶポイント
TOEICの英文法を対策する上で参考書や問題集の存在は欠かせません。効率良く学習を進めるためには、どのような参考書や問題集を選ぶかが鍵です。
そこで、どのようなポイントに注目して問題集や参考書を選べば良いのか、具体的な解説と合わせて紹介します。
問題演習の量が豊富であるか
TOEICではパート単位で文法関連の問題が出題されます。
高校程度の文法の基礎知識がある人は、文法そのものの説明を受けるよりも問題演習を積みながら文法の対策を行った方が点数アップに向けて効率が良いと言えます。
具体的には、問題演習の量が豊富な参考書や問題集の方が良いでしょう。また、問題演習を通じて覚えなければならない文法について網羅的に学習できる参考書や問題集が良いでしょう。
また、問題の演習量を効果的に生かすには、問題を解いた後の復習も大切になってくるため、解説も同時にわかりやすく充実したものがよいといえるでしょう。
頻出度がランク表示されているか
初心者が学習する場合は、頻出度の高い文法事項から順番に学習した方が、効率良く対策が行えます。頻出度が高い文法事項は、さまざまなパートで登場する可能性も高いからです。
このことから頻出度が明確になっている参考書や問題集を選ぶことをおすすめします。
これにより、学習すべき内容を優先的に学べることはもちろん、それらの内容をいつ学ぶかというスケジューリングも立てやすくなるため、学習全体の見通しが立てやすくなるでしょう。
TOEICを何度も受験している著者の参考書か
TOEICの試験では、過去の問題が出題されることもあるという特徴があります。
この傾向をTOEICを何度も受験しているスペシャリストはよく熟知しているため、受験の際に過去と同様傾向の問題を記録していることもあるのです。
よって、それらのTOEICを何度も受験した著者が出版したTOEIC対策本は、それらの知見を惜しみなく出してくれるため、効率の良い試験対策につながりやすいでしょう。
特に初心者は、これらプロのノウハウに触れることで、大幅なスコアの伸びが期待できるため、参考書選びの際には、TOEICを何度も受験している著者の書籍を購入することをおすすめします。
TOEIC英文法の参考書おすすめランキング10選
TOEICの英文法に特化した参考書や問題集の中でも特におすすめのものをランキング形式で紹介します。
10位:TOEICテスト英文法プラチナ講義
おすすめランキングの第10位は「TOEIC(R)テスト英文法 プラチナ講義」です。
一番の特徴は、TOEICの本試験で出題される文法事項のみを効率良く学習できるという点です。無駄なく学習を進めることができるので、短期間で文法の力をつけたい人におすすめです。
ただし、この参考書は新形式テストに対応していないというデメリットがあります。TOEIC初心者は、TOEIC特有の試験形式に慣れていない人は、試験本番で戸惑うことになるかもしれないので注意が必要です。
9位:TOEIC L&Rテスト猛牛の文法問題
おすすめランキング第9位は「TOEIC L&Rテスト 猛牛の文法問題」です。
おすすめする一番の特徴は、TOEICで600点を取得することにフォーカスしているという点です。TOEICで600点と言うと、TOEIC初心者にとって最初の壁になるスコアです。
600点が取れないということは、基本的な文法力が身についていないということが考えられます。反対に言うと、600点取得に必要な文法力を身につければ、さらにその上のスコアも視野に入ってくるということでもあります。
このテキストはTOEIC全体において必要不可欠な文法事項が網羅されています。力をつけるために必要な演習量も確保されているので、初心者や文法に自信がない人の対策におすすめです。
8位:TOEIC L&Rテスト900点特急パート5&6
おすすめランキングの第8位は「TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6」です。
注目すべき特徴は、900点以上というハイレベルなスコアを目指す人に特化した演習問題が豊富に掲載されているという点です。特にパート5と6で出題されることの多い文法や語彙を網羅的に学習できます。
上級者の実力向上にフォーカスが当てられており、上級者の癖やパターンを分析したうえで、書籍の内容に落とし込んでいます。
よって、TOEIC文法パートを完璧にしたい人向けの1冊であるといえるでしょう。
7位:いきなりスコアアップ!TOEICテスト600点英文法集中講義
おすすめランキング第7位は「いきなりスコアアップ! TOEIC(R) テスト600点英文法集中講義」です。
特徴は、TOEIC全7パートの中でも特にパート5にフォーカスしているという点です。パート5は文法問題が最も多く出題されるパートであり、ここを攻略することが、他のパートでも高得点を取得するための土台となります。
この問題集は600点を最短ルートで取得する方法を伝授しています。TOEICでの600点は初心者にとって最初の壁となるスコアでもあるので、特にTOEIC初心者におすすめです。
6位:TOEIC L&Rテスト英文法ゼロからスコアが稼げるドリル
おすすめランキングの第6位は「続・TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル」です。
この問題集の最大の特徴は、監修が「でる単特急金のフレーズ」の著者としても有名なTEX加藤先生である点です。TOEIC問題をよく熟知されているので、実力アップに重要な文法問題が豊富に掲載されています。
掲載されている問題を解くことで文法だけではなく、語彙力も同時に鍛えることが可能です。TOEIC初心者向けの対策問題集として作成されている参考書となります。
5位:1駅1題TOEICテスト文法特急
おすすめランキング第5位は「1駅1題 TOEIC TEST文法特急」です。
おすすめする特徴として、これ1冊で初級~上級まで学習することができるという点が挙げられます。中身が「初級編」「中級編」「上級編」の3つの段階に分かれているので、自分の英語レベルに合わせた学習が可能です。
この問題集は、TOEICで出題される文法事項がしっかり押さえられています。繰り返し演習を行うことで、問題を解きながら文法や語彙を習得することができるようになっています。
4位:世界一わかりやすいTOEICテストの英文法
おすすめランキングの第4位は「世界一わかりやすいTOEICテストの英文法」です。
一番の特徴は、TOEICの大人気講師として有名な関正生先生の著書であるという点です。「わかりやすいシリーズ」はどの参考書も人気が高いことで有名ですが、この参考書は英文法に焦点を当てて作成されています。
TOEIC試験に出題される英文法の本質を丁寧に解説していることから、内容理解がスムーズに進むでしょう。
また、例文クオリティの高さも大きな特徴であり、リスニングや長文で役立つ実践的な文章を取り上げているため、出題される言い回しが効率よく習得できるのです。
3位:TOEICテスト英文法でるとこだけ!
おすすめ3位は「TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ!」です。
本書は人気の「TOEIC(R))TEST 英文法 出るとこだけ!」(2016年初版発行)の最新版です。
注目すべき特徴は、パート5と6で頻出度が高い問題パターンを集中的に学習できる点です。
具体的には解き方の極意となる「33の鉄則」が掲載されており、問題パターンごとの解き方の極意を知ることで、スピーディーな問題解答が実現します。
解答の際に意識すべき点を知ることで、問題をパッと見た瞬間にアタリをつけることができ、瞬時に問題の要求内容を把握することができるのです。
2位:TOEIC L&Rテスト究極のゼミPart5&6
おすすめランキングの第2位は「TOEIC(R)L&R テスト 究極のゼミPart5&6」です。
おすすめする一番の特徴は、パート5と6を得点源にするためのノウハウが掲載されているという点です。このノウハウを習得することで、TOEIC全体のスコアを引き上げることにつながります。
本試験でパート5と6を20分で解くための方法が余すところなく掲載されています。わかりやすい講義と掲載されている豊富な問題演習を通じて、文法の対策が楽しく行えるのでおすすめです。
1位:TOEIC L&Rテストでる1000問
おすすめランキングの第1位は「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」です。
この問題集を1位としておすすめする特徴は、数あるTOEIC文法の参考書や問題集の中で常に売り上げ1位を記録しているという点です。
それだけ多くのTOEIC受験者から支持されている点は、信頼性が非常に高い書籍であるといえるでしょう。
売り上げ1位をキープしている理由として、演習問題の多さとわかりやすい解説が挙げられます。
どの参考書や問題集よりも使いやすく、これ一冊を繰り返し活用することで着実にスコアを上げることが可能な1位にふさわしい1冊です。
TOEIC人気英文法参考書の比較一覧表
おすすめランキング | タイトル | 出版社 | 特徴 | 価格(単行本) |
---|---|---|---|---|
No.1 | TOEIC L&Rテストでる1000問 | アスク | 豊富な演習量で文法を制覇 | 2,530円 |
No.2 | TOEIC(R)L&R テスト 究極のゼミPart5&6 | アルク | パート5と6を得点源にするためのノウハウが掲載 | 2,200円 |
No.3 | TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ! | パート5と6で頻出度が高い問題パターンを集中的に学習 | 1,430円 | |
No.4 | 世界一わかりやすいTOEICテストの英文法 | KADOKAWA | 英文法の本質を丁寧に解説 | 1,650円 |
No.5 | 1駅1題 TOEIC TEST文法特急 | 朝日新聞出版 | これ1冊で初級~上級まで学習することができる | 935円 |
No.6 | 続・TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル | アルク | TOEIC初心者向けの対策問題集として作成 | 1,430円 |
No.7 | いきなりスコアアップ! TOEIC(R) テスト600点英文法集中講義 | 日本経済新聞出版 | 600点を最短ルートで取得する方法を伝授 | 990円 |
No.8 | TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 | 朝日新聞出版 | 900点以上を目指す人に特化した演習問題が豊富 | 924円 |
No.9 | TOEIC L&Rテスト 猛牛の文法問題 | 旺文社 | 600点を取得することにフォーカス | 1,540円 |
No.10 | TOEIC(R)テスト英文法 プラチナ講義 | ジャパンタイムズ | 本試験で出題される文法事項のみを効率良く学習できる | 1,980円 |
ここまで紹介してきたおすすめランキングの参考書や問題集10選を一覧表にしました。書籍名や価格はもちろん、特徴についても掲載しています。
TOEICの文法に関する参考書や問題集は数多く出版されています。効率良く対策を行うには、参考書や問題集選びが重要です。自分に合った参考書や問題集を選ぶ際の参考にしてください。
TOEICに出題される文法事項の特徴
TOEICの中でも文法対策を行うには、出題傾向や特徴を知っておく必要があります。そこで、まずは具体的な出題傾向や問題の特徴について解説します。
Psrt5と6で文法問題が出題される
TOEICは全7パートで構成されています。すべてのパートで文法は重要です。しかし、その中でも文法に関する問題が多く出題されるのは、パート5と6です。
パート5と6は穴埋め形式で文法問題が出題されます。文法事項を把握し、内容をしっかり理解しておくことで比較的容易に得点でき、TOEICの中では得点源にもなりやすいパートでもあります。
また、リスニングとリーディングの両方で、文法事項は必要不可欠です。
よって、この2つのパートの学習成果は、他のパートの成果にも大きく影響を与えることから、なめてかからず基本となる重要個所として重点的に対策を行うことが必要となるでしょう。
TOEICに頻出する文法事項
- 動詞の時制
- 不定詞
- 前置詞
- 冠詞
- 形容詞
- 関係代名詞
- 語彙
- 品詞
- 接続詞
- 比較
上記は、TOEICで頻出度が高い文法事項です。
10種類という数字だけで見ると多いと感じる人もいるかもしれません。しかし、実際の中高で習ってきた英文法はもっと数が多いので、全体で見れば大変少ない数と言えます。
上記に挙げている10種類の文法事項を特に集中的に学習すれば、TOEIC対策は充分に行えます。文法はTOEIC全体のスコアを引き上げる最短ルートでもあります。重点的に学習して対策を行いましょう。
効率の良い英文法の勉強法とは?
TOEICのスコアを伸ばすためには、英単語や長文対策など、さまざまな方面の勉強法を取り入れなければいけません。英文法ばかりに集中している暇はないということです。
そこで、ここでは特に効率の良い英文法の勉強法を紹介します。ご自身の勉強法に取り入れて、効率良く英文法の知識を身に着けてください。
とにかく問題演習を積むことが大切
TOEICの文法に関した参考書の多くは、問題を解きながら学習するという形式です。このような形式を取っている参考書が多いのは、文法問題が最も多く出題されるパート5と6の出題形式が穴埋めだからです。
TOEICの学習は、本試験に基づいた勉強法を取り入れることも重要です。本試験同様の勉強法で学習を進めることで、必要な知識が身につくだけではなく、試験本番でもリラックスして問題に取り組むことができます。
TOEICの文法に特化した参考書や問題集は、パート5や6で出題される問題と大変似ています。そのため、問題演習を積むという方法が最も効率良い勉強法と言えます。
一冊の文法書を辞書のように用いる
文法問題が最も多く出題されるのはパート5と6です。しかし、文法は英語の根幹とも言える部分なので、7パートすべてに関係している重要な事項でもあります。
リスニングやリーディング問題においても、文法の知識がしっかり定着していることで、より正確に素早く解答することが可能です。そのためには、文法の内容を定着させることが重要です。
豊富な文法掲載量を誇る参考書を一冊購入して、リーディング・リスニングの勉強中にわからない英文法が出てきた際にその内容を調べる辞書代わりとして使用することがおすすめです。
この1冊を学習中に繰り返し使用することで、文法書の内容も自然に頭に入り、文法の理解度も大きく上がるでしょう。
時間配分もしっかりと決めて解く
TOEICは全200問を2時間で解く必要があります。特にパート7は長文読解なので、ゆとりをもって問題に取り組むためには、充分な時間を残しておかなければいけません。
文法問題が多く出題されるパート5と6は穴埋め問題です。ここで時間を使い過ぎてしまうと、パート7に取り組む時間は少なくなってしまうため、いかに素早く正確に解くかが重要なポイントです。
パート5と6における理想的な解答時間は一問につき30~40秒程度と言われています。そのため、普段から解くスピードを意識した勉強法を取り入れることをおすすめします。
通信講座もおすすめの勉強法
TOEICの文法対策を行うにあたって、通信講座を利用することで効率的にレベルアップが狙えます。
特に、ベルリッツでは、学生の時間割、英語のレベル、および目標とするTOEICスコアを踏まえた、個人に合わせた学習プランを提案してくれるコースが存在します。
この学習プランに沿って勉強を進めていくことで、過度に難しい内容やハードすぎる勉強時間を避けることができるため、結果的にモチベーションを維持しながら効率的にTOEICの文法対策を行うことができます。
さらに、このコースの各レッスンは120分という時間で行われ、これはTOEICの実際の試験時間と一致しています。このような時間配分は、試験中に集中力を保つ技術を自然に身につけさせるのに有効でしょう。
通信講座の利用は参考書などを利用した独学に比べて費用がかかってくるというデメリットがある一方で、自分のペースで効率的に学習を進めていきたいと考えている方にはベルリッツの通信講座がおすすめです。
TOEIC文法参考書についてまとめ
TOEIC文法参考書についてまとめ
- パート5と6に対応した参考書や問題集を購入して演習量を増やす
- 10種類の文法を重点的に学習することで対策が可能
- 繰り返し学習して文法の内容をしっかり定着させる
TOEIC文法参考書について解説してきました。文法をしっかり学習することで、TOEIC全体のスコアを引き上げることにつながります。
参考書や問題集を選ぶ時には、演習量が多くて本試験同様の出題形式が採用されているものを選ぶと良いでしょう。試験本番でリラックスして問題に取り組むことが可能になるので、おすすめです。