Webクリエイター能力認定エキスパートの難易度は?合格率や過去問・試験日程まで解説
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「Webクリエイター能力認定のエキスパートの難易度はどれくらい?」
「合格率・過去問・試験日程はどうなっているのか?」
このような疑問をお持ちの方もいるでしょう。
Webクリエイター能力認定エキスパートの難易度は高くなっているのか気になる方もいるはずです。
また、Webクリエイター能力認定のエキスパート合格率・過去問・試験日程など詳しい情報も知りたいでしょう。
この記事ではWebクリエイター能力認定のエキスパートについて、項目に分けて紹介していきます。
記事を読み終えた頃には、資格の習得に向けて前向きになっているはずです。
Webクリエイター能力認定のエキスパートの難易度についてざっくり説明すると
- Webクリエイター能力認定試験には「スタンダード」・「エキスパート」がある
- 「エキスパート」の合格基準は知識・実技問題を合計した得点の65%以上
- Webクリエイター能力認定の受験資格には制限が無く誰でも受験することが可能
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Webクリエイター能力認定試験のエキスパートって?
Webクリエイター能力認定試験は2つの級が分かれており、「スタンダード」・「エキスパート」があります。ちなみに「スタンダード」が初級、「エキスパート」が上級になっています。
この記事ではWebクリエイター能力認定試験の「エキスパート」について、詳しく紹介していきます。また、「エキスパート」・「スタンダード」の違いについても見ていきましょう。
Webクリエイター能力認定試験とは?
Webクリエイター能力認定試験は、Webクリエイターに求められる「Webサイト制作のデザイン能力」・「Webページのコーディング能力」を認定します。
このWebクリエイター能力認定試験には2つの級があり、「スタンダード」・「エキスパート」に分かれています。
ちなみに初級が「スタンダード」、上級が「エキスパート」となっており、受験者のレベルによって受ける級が決まるでしょう。初級者は「スタンダード」の試験から受けると良いです。
また、各級とも「HTML5」・「XHTML1.0」・「HTML4.01」の3種類がありますが、「HTML5」を受ける方が多くなっています。世間では一般的に「HTML5」が使われているため、受験する方も必然と多くなるのです。
この資格が無くてもWebデザイナーになれますが取得した方が良いでしょう。
Webクリエイター能力認定試験の概要
ここではWebクリエイター能力認定試験の各級「エキスパート」・「スタンダード」の「試験日程」・「実施場所」・「出題形式」・「合格基準」・「採点基準」・「受験料」について、まとめています。
エキスパート | スタンダード | |
---|---|---|
試験日程 | 試験会場が設定した日程 | 試験会場が設定した日程 |
実施場所 | 全国の主要都市 | 全国の主要都市 |
出題形式 | 知識問題・実技問題 | 実技問題 |
合格基準 | 「知識問題」・「実技問題」を合計した得点の65%以上 | 実技問題の得点の65%以上 |
受験料 | 7500円(税込) | 5900円(税込) |
Webクリエイター能力認定試験を個人で受験する場合は、「サーティファイ」が認定した試験会場(全国の主要都市)で随時試験になっています。
出題形式については、上級の「エキスパート」の科目が知識問題・実技問題、「スタンダード」の科目が実技問題のみです。試験での大きな違いは知識問題が有無になります。
また、採点基準について「HTML5」・「CSS」の文法を正しく使用して、設問の指示に従ってコーディングが行っていれば、原則として減点されることはないでしょう。
試験を受けている時に設問の指示をしっかりと理解して、解いていくようにしましょう。
もし、設問の指示とは違うことをしてしまうと合格できない可能性があります。緊張して落ち着かない場合でも、焦らずに少しずつ問題を解きましょう。
Webクリエイター能力認定の受験資格
Webクリエイター能力認定の受験資格には制限がなく、誰でも受験することが可能になっています。資格試験の中でも受験のハードルが低いと言えるでしょう。この試験は受験資格がないため、興味がある方は受けてみると良いです。
また、試験を受ける際に「スタンダード」から受ける必要がなく、最初から「エキスパート」を受けても問題ありません。
「エキスパート」の試験は知識問題・実技問題の両方がありますが、自信がある方は積極的に受験してみましょう。
自信がない方は「スタンダード」から受けると良いです。この試験に合格できたら「エキスパート」を受けて、徐々に難易度を上げていきましょう。
Webクリエイター能力認定エキスパートの難易度と勉強方法
次にWebクリエイター能力認定の「エキスパート」の難易度・勉強方法について、解説していきましょう。
上記でも説明しましたが、Webクリエイター能力認定試験の「エキスパート」は知識問題・実技問題に分かれており、対策が必要です。
Webクリエイター能力認定試験の「エキスパート」に合格するためには、どのような勉強をすれば良いのか見ていきましょう。また、この試験の「エキスパート」がどれくらいの難易度なのか把握しておきましょう。
Webクリエイター能力認定エキスパートの合格率は90%ほど
Webクリエイター能力認定試験の「エキスパート」の合格率は89.9%(2018年度)と非常に高い数値になっています。仮に10人が受験した場合に9人が合格することになり、受かりやすい試験です。
これは2018年度に限ったことではなく、例年高くなっており難しい試験ではありません。
また、Webクリエイター能力認定試験の「スタンダード」は知識問題がなく実技問題のみになっており、難易度が低いと言えるでしょう。
Webクリエイター能力認定試験の「エキスパート」は実技試験だけではなく、知識問題があります。そのため、配色・レイアウトなどデザインの知識を深めなければいけません。
勉強時間の目安としては「エキスパート」が38時間、「スタンダード」が24時間となっています。
これは各々のレベル次第ですが目安として合計で約62時間が必要です。他の資格試験と比べると勉強時間は短いと言えるでしょう。
上記の説明から、Webクリエイター能力認定試験の難易度は「エキスパート」・「スタンダード」とも難しくないことが分かります。Webデザインに興味がある方は積極的に受験して、一発合格を目指しましょう。
Webクリエイター能力認定試験の基準は?
この試験の「エキスパート」・「スタンダード」では、それぞれ認定する基準が決まっています。その基準を満たすことができれば、試験に合格することができるのです。
Webクリエイター能力認定試験の「エキスパート」では、「レイアウト手法」・「色彩設計」・「ユーザビリティ」・「アクセシビリティ」を考えたWebデザインを表現する必要があります。
また、スクリプトを用いた「動きのあるWebページの表示」・「マルチデバイス対応」の新規Webサイトを構築することが認定基準になっています。
一方、Webクリエイター能力認定試験の「スタンダード」は、セマンテックWebを理解して、HTML5をマークアップしなければいけません。
更にCSSを用いてHTMLの構造を維持して、Webページの「デザイン」・「レイアウト」を表現する必要があります。
Webクリエイター能力認定試験の「エキスパート」まで取得することができれば、仕事上での業務の幅も広がるでしょう。この試験に興味があり、スキルアップを図りたい方にはおすすめです。
Webクリエイター能力認定試験合格までに必要な勉強時間
上記でも説明しましたが、Webクリエイター能力認定試験の「エキスパート」が38時間、「スタンダード」が24時間になっています。これは各レベルの勉強時間になっており、合計する約62時間が必要となるでしょう。
この数値は公式サイトに記載されていますが、あくまでも参考程度にしておきましょう。公式サイトでは「モデルカリキュラム」・「公式テキスト」・「問題集」が販売されています。これらを用いて勉強することをおすすめします。
この資格を習得するために必要な準備期間は約2週間から1ヶ月半ほどになっています。長期間の勉強をするケースが少なくなっており、短期間で資格の習得が可能です。特に「社会人」・「忙しい方」で資格の習得を目指す方には嬉しいでしょう。
勉強方法・過去問について
Webクリエイター能力認定試験は独学で合格する方が多くなっています。勉強方法としては公式テキストを使い、勉強を進めていくようになるでしょう。ちなみに公式テキストだけで十分合格することが可能になっています。
もし、公式テキストだけでは心配な方は公式の問題集も解くようにしましょう。「公式のテキスト」・「問題集」を用いてしっかりと勉強をすれば、合格できるはずです。
勉強する際に過去問が存在しないことを覚えておきましょう。
試験では公式テキストと似ている問題が出題されることが多く、対策しやすくなっています。過去問はありませんが、公式テキストを解けるようになれば合格できるでしょう。
また、公式テキストのみならず問題集をしっかりと解いて対策をしましょう。何度も問題集を解きしっかりと対策を行っていけば、本番で実力を発揮できるはずです。
更に本番で緊張しやすい方は納得するまで勉強を行い、自信をつけると良いです。何度も解くことで知識が身につくだけではなく、精神的にも落ち着いてくるはずです。
Webクリエイター能力認定試験の出題される傾向を把握して、試験に慣れることができるでしょう。本番では実力を発揮できるように日々勉強を行っていき、自信をつけると良いです。
Webクリエイター能力認定が人気な理由
最後にWebクリエイター能力認定が人気の理由について紹介していきます。資格の中でも今までに18000人と多く方が受験しています。人気の資格の1つになっていますが、その理由を見ていきましょう。
就職・転職に有利に働くことも
Webクリエイター能力認定試験は、勉強時間の目安から見ると難易度の高い資格とは言えません。そのため、Webクリエイター能力認定試験に合格して転職の際に有利には働きにくいでしょう。
この試験は難易度が高くなく受かりやすくなっているため、他の試験に比べて高い評価を受けにくいのでしょう。
しかし、Webクリエイター能力認定の資格を持っていない方よりも有利になります。資格を持っていることで、職場で良い印象を持たれるはずです。
転職した場合に良い印象を持ってもらうためにも、Webクリエイター能力認定の資格を持っていて損はないでしょう。同じ資格を持っている方と話が盛り上がる可能性があります。
Webデザイナーへの第一歩になる
Webクリエイター能力認定試験の難易度は高くありません。また、受験資格もないため、ハードルが低いと言えるでしょう。
この試験は「Webデザインに興味を持ち始めた方」・「HTML5を学びたい方」にはおすすめになっています。Webデザインの基礎を学びたい方は積極的に受験しましょう。
Webデザインへの知識が乏しくても興味がある方は、Webクリエイター能力認定試験を受験して基礎を学んでいきましょう。難易度の高い試験ではないため、しっかりと試験勉強を行って受験すると良いです。
Webクリエイター能力認定のエキスパートの難易度についてまとめ
Webクリエイター能力認定のエキスパートの難易度についてまとめ
- Webクリエイター能力認定の「エキスパート」の合格率は約90%
- Webクリエイター能力認定試験の難易度は高くない
- 勉強時間は「エキスパート」で約62時間が必要
この記事ではWebクリエイター能力認定の「エキスパート」の難易度について、項目に分けて紹介してきました。
また、合格率・過去問・試験日程も解説してきました。
Webクリエイター能力認定の「エキスパート」の難易度は高くなく受験資格が無いため、誰でも受験しやすくなっています。
また、Webクリエイター能力認定の「エキスパート」の合格率は約90%と、合格しやすくなっており、積極的に受験しましょう。
この試験は独学でも合格を目指せるため、興味がある方は早速勉強を始めてみると良いです。
自らのスキルアップに繋がるので、勉強を進めていきましょう。