MOSってどんなパソコン資格なの?難易度や独学でも合格可能か等まで詳しく解説!
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「MOSってどんなパソコン資格なの?」
「難易度はどのくらい?独学でも合格できる?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
MOSは、マイクロソフトオフィスの操作スキルを測る試験です。マイクロソフト社公認の国際資格で、取得すればグローバルにPCスキルを証明することができます。
今回は、MOS資格について、試験の難易度や独学での合格可能性などを詳しく解説します。
これを読めば、MOS資格は比較的取得しやすい資格であり、尚且つあらゆる職場で有用な資格であることがよく分かるはずです。
MOS資格についてざっくり説明すると
- 試験の種類が多く、自分のニーズに合わせて試験を選べる
- 合格率はスペシャリストで80%程度と易しめの難易度
- 一定のPCスキルがあれば独学でも十分合格可能
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MOSってどんなパソコン資格?
Microsoft Office Specialist (MOS)は、ワードやエクセルなどマイクロソフトオフィスの操作スキルを証明する国際資格です。
試験には一般レベル(スペシャリスト/アソシエイト)と上級レベルであるエキスパートがあります。
MOS試験の種類は多い
MOSでは、ワードやエクセルなどに関する実践的な試験が行われます。
ワードの試験は「2016」「2019」の2つのバージョンに対応する試験が受験可能です。
エクセルの試験は「2016」「2019」「365」の3つのバージョンに対応する試験が受験可能です。
ワードの場合は「懇親会の案内文を作成せよ」などといった問題が出題され、実際にパソコンを使ってファイルや文書を作成します。
一つの問題にはページの設定や画像の挿入など、いくつかのタスクが含まれており、完成したタスクの数によって点数が付けられるようです。
またエクセルの試験では、グラフの作成や文字の装飾、表計算、写真・図の挿入などのタスクによって、操作スキルが試されます。エクセル試験の一部では、計算式の暗記が必要です。
他にもパワーポイントやアウトルックの操作能力を問う試験などがあり、自分の目的に合わせて多種多様な試験を受験することができます。
一般的なレベルの習得にはスペシャリストが最適
MOSアソシエイトは、ワードやエクセルで一般的な業務を行う事務職の方などにおすすめです。
試験で問われるのはマイクロソフトオフィスの基本的な操作方法なので、初心者からでも十分に合格が目指せます。
またアソシエイトではパワーポイントやアウトルック、アクセスの試験も受けられるため、これらを仕事で用いる方は受験すると良いでしょう。
特に営業職の方などは、パワーポイントを練習することでプレゼンスキルを高めることができるのでおすすめです。
Wordアソシエイト
Wordアソシエイトでは、Wordの主な機能に関するスキル試されます。タスクとしては文書の作成・保存や書式設定、段落の設定などが含まれます。
例えばWord 2019 の試験範囲は以下の通りです。
-
文書の作成・管理
-
文字・段落・セクションの書式設定
-
表やリストの作成
-
参考資料の作成・管理
-
グラフィック要素の挿入・書式設定
Excelアソシエイト
Excelアソシエイトでは、Excelの主な機能に関するスキルが試されます。タスクには複数のシートを含むブックの作成・編集やデータの抽出・並べ替え、数式の作成などが含まれます。
以下はExcel 2019 の出題範囲です。
-
ワークシートやブックの作成・管理
-
セルやセル範囲のデータの管理
-
テーブルの作成
-
数式や関数を使用した演算の実行
-
グラフやオブジェクトの作成
プレゼンスキルを試されるPowerPoint
PowerPointでは、パワーポイントの主な機能を活用したプレゼンテーションのスキルが試されます。
タスクにはスライドマスターの編集や書式設定、スライドショーの設定などが含まれます。
例えばPowerPoint 2019の出題範囲は以下の通りです。
-
プレゼンテーションの作成・管理
-
テキスト・図形・画像の挿入と書式設定
-
表・グラフ・SmartArt・メディアの挿入
-
画面の切り替えやアニメーションの適用
-
複数のプレゼンテーションの管理
PowerPointには2016バージョンもありますが、どちらを受験するか迷う場合は2019を選ぶと良いでしょう。
なお、PowerPointの試験は一般レベルになります。いわゆるエキスパートレベルはありません。
Access
Accessもパワーポイント同様、一般レベルの試験です。Accessの基本的な知識を活かして、データベースオブジェクトの作成や編集、管理ができるかどうかが試されます。
試験はAccess 2016・エキスパート2019です。以下は2016の出題範囲になります。
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データベースの作成と管理
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テーブルの作成
-
クエリの作成
-
フォームの作成
-
レポートの作成
Outlook
Outlookは電子メール及び情報管理を行うソフトです。パワーポイントと同様に、2019と2016の2バージョンに関する一般レベルに試験が実施されます。
メールの作成・編集や予定表の管理・活用など、Outlookの基本的な機能を活用できるかどうかが試されます。
Outlook 2019の出題範囲は以下の通りです。
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生産性向上に向けたOutlookの環境の管理
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メッセージの管理
-
スケジュールの管理
-
連絡先や連絡先グループの管理
グループ業務に必要なスキルを問われるエキスパート
エキスパートは上級レベルの試験です。ワードやエクセルに関する高度な機能を理解しているかどうかが試されます。
エキスパートで求められるのは、組織内の文書管理やデータ集計など個人よりもグループに関わる業務に必要なスキルです。
そのため、単に作業をスムーズに進めるだけでなく、業務自体をいかに改善していくかという発想も必要になります。
Wordエキスパート
Wordエキスパートでは、Wordの高度な機能を活用して、最適なWordの利用環境をカスタマイズするスキルが試されます。
文書の暗号化やスタイルの管理・カスタマイズ、フォームコントロールの管理などのタスクが出題されます。
Word 2019 エキスパートの出題範囲は以下の通りです。
-
文書のオプション・設定の管理
-
高度な機能を使用した文書のデザイン
-
高度な機能を使用した参考資料の作成
-
ユーザー設定の Word 要素の作成
Excelエキスパート
Excelエキスパートでは、Excelの高度な機能を用いてExcelの利用環境をカスタマイズし、生産性を高められるかどうかが試されます。
ユーザー設定の入力規則・表示形式や高度な関数の利用・数式のネスト、What-if分析ツールなどのタスクが出題されます。
Excel 2019 エキスパートの出題範囲は以下の通りです。
-
ブックのオプション・設定の管理
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ユーザー定義のデータ表示形式・レイアウトの適用
-
高度な機能を使用した数式の作成
-
高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成
MOS 2013とMOS 2016以降の違い
MOS 2013とMOS 2016では試験形式が異なったため、受験科目を選ぶ際は注意が必要でした。
MOS 2013はファイル完成型という形式で実施されました。その名の通り、1つのファイルを完成させるという試験です。
ファイルを完成させるにはいくつかのタスクをこなす必要があり、タスクをどれだけ完成させられるかでスキルの習熟度が測られます。
ファイル完成型で扱うファイルは一つだけなので、序盤のタスクでつまずくと後のタスクに全く手がつけられなくなる可能性があります。また一回の試験で問われるスキルは限定的です。
一方でMOS 2016以降からは「マルチプロジェクト」という形式が採用されています。マルチプロジェクトは、5〜7個のプロジェクトを作成するという試験です。
プロジェクト内には4〜7個のタスクが含まれており、こちらもタスクの完成度で採点がなされます。
マルチプロジェクトでは、各プロジェクト同士は独立しているため、一つのプロジェクトの操作が他のプロジェクトに影響することはありません。
そのため、一つのタスク及びプロジェクトでつまづいたとしても、他で挽回することが可能です。加えてマルチプロジェクトなら幅広いスキルを試すことができます。
現在はMOS2013は廃止され実施されていないので、試験形式はマルチプロジェクトのみとなっています。
エキスパートだけ合格すれば十分ではない
エキスパートは上級レベルですが、エキスパートに合格することでアソシエイトのスキルも証明できるというわけでありません。
なぜなら、両者の出題範囲はほとんど重複していないからです。よって、エキスパートを取得したからといって、ワードやエクセルの基本スキルを証明することにはなりません。
エキスパートで証明できるのは、あくまでワードやエクセルの高度なスキルを有していることだけです。
このことを知らない採用担当者にとっては、エキスパートの方が箔がつくことは確かですが、一般職の場合は実用的なことを考えればアソシエイトから受験するのが良いでしょう。
MOSは就職・転職や仕事でも有利
MOSは実務に直結するPC資格なので、就職・転職においても有用です。
先述したように事務職や営業職には、ワードやエクセル、パワーポイントなどのスキルは大いに役立ちます。
MOSは国際的に通用するPC資格
現代では業種・業態に関わらず、あらゆる現場でマイクロソフトオフィスが利用されています。またICTが普及した昨今は、PCスキルはもはや社会人としては必須の素養です。
MOSを取得していれば、ワードやエクセルを中心に一定のPCスキルを有していることも客観的な証明になります。よって就職・転職の際は、採用側に安心感を与えることが可能です。
マイクロソフトオフィスのスキルは入社後でも身に付けらるという意見もありますが、入社後にはその他にも学ぶべきことが山積しています。
そのため、MOSなどは入社前に取得しておき、入社後は社内でしか学べないことに専念すべきでしょう。
ちなみにMOSはマイクロソフト社が公認する国際資格です。取得すればグローバルに自らのPCスキルを証明できます。
スマホ世代こそPCスキルの証明が必要
昨今、ネット検索などはパソコンではなくスマートフォンで行うのが主流になりつつあります。
このことにより、スマホ世代の若年層は一昔前のパソコン世代に比べてパソコンが使えないという現象が生じているようです。
そのため、特に20代以下の若者にはMOSなどのPC資格の取得をおすすめします。MOSを取得しておけば、スマホ世代だがパソコンスキルは問題ないことをアピールすることが可能です。
周りの同世代との差別化を測ることもできるでしょう。
就職・転職で評価される
MOSがあればパソコンスキルの証明になるので、就職・転職市場においても一定の評価を得られます。
事務職ならワードやエクセルをよく使うため、MOSを取得すれば業務をスムーズに進められるでしょう。
また総務や経理などの部署でも、エクセルを用いた表計算やワードでの文書作成に関するスキルは重宝されます。
さらにパワーポイントならプレゼンスキル、アウトルックならビジネスメールのスキルが身に付けられるため、営業職での好業績にもつながるでしょう。
このようにMOSは様々な職種で役立つことから、就職・転職には有利な資格と言えます。
幅広い業界で通用する資格
現代ではあらゆる職場にパソコンが普及しているため、MOS資格は様々な業界で役立てることが可能です。
例えば法律事務所や税理士事務所などでは、ワードやエクセルをよく用いるでしょう。
またアパレル業界や不動産業界など、一見パソコンとは関係ないように思われる業界でも、やはりマイクロソフトオフィスは活用されています。
文書作成やお金の計算などは職種に関係なく行われる業務だからです。それは学校や役所、省庁などにも当てはまります。商社やメディアでもマイクロソフトを使わない日はないでしょう。
このように、マイクロソフトオフィスはどの職場においても幅広く活用されている製品です。そのため、MOS資格はどの業界に進む場合でも、取得しておいて損はない資格と言えるでしょう。
ちなみにマイクロソフトオフィスは、自宅での書き物や家計簿の作成など、プライベートな場面でも活用できます。よってMOSは主婦の方にもおすすめな資格です。
MOSスキルがあると仕事も楽になる
MOS資格を取得すれば、ワードやエクセルなどの基本操作が円滑に行えるようになるため、仕事の効率化に繋がります。
様々な機能を使いこなせるMOSの有資格者とパソコンに疎い無資格者では、同じ作業をするのでかかる時間は全く違うでしょう。もちろんMOSを持っていた方がスピーディに作業が進められます。
資格の取得にはある程度の時間と労力が必要ですが、取得によって業務時間を短縮できたり、職務上のストレスを軽減できることを考えれば、MOSの取得はメリットの大きい選択と言えるでしょう。
MOSは履歴書や面接でも評価される資格
上記で解説した通り、MOS資格は就職・転職に有利な資格です。またあらゆる業界・職場で役立つ資格でもあります。
そのため、MOS資格を保有している場合はぜひ履歴書に記載しましょう。さらにMOSを使って面接でアピールすることも可能です。
以下ではMOS資格を履歴書に記載する際のポイントや面接でのアピール方法などを解説します。
履歴書への書き方のポイント
MOSの公式サイトによると、履歴書に記載する際は英語表記・カタカナ表記・MOS表記のいずれかを用います。具体例は以下の通りです。
表記 | 記載例 |
---|---|
英語表記 | Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格 |
カタカナ表記 | マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2019 取得 |
MOS表記 | MOS(エクセル 2019) 合格 |
なお、「合格」「取得」に関してはどちらでも構いません。
またMOS表記の場合は、「MOS(Excel2019) 合格」とするのも良いでしょう。
履歴書に資格名を記載する場合は、正式名称を用いるのが原則です。MOSの正式名称は、Microsoft Office Specialist又はマイクロソフト オフィス スペシャリストで、MOSは短縮表記になります。
そのため、英語表記もしくはカタカナ表記を用いる方が丁寧な印象を与えるでしょう。MOSは知名度の高い資格ですが、採用担当者が資格の内容を知らない可能性もあります。
よって確実にアピールするためには、正式名称の使用をおすすめします。
面接でもアピールできる
就職や転職の面接で自己アピールが課された場合は、MOSを活用するのも良いでしょう。
面接でMOSをアピールしたい場合は、単にMOSを保有していることを伝えるのではなく、MOS資格を取得した動機やPCスキルと絡めた自分の長所などを含めてアピールするべきです。
採用担当者は保有している資格よりも、その人自身の人柄やポテンシャルを重視しています。特に新卒採用ではこの傾向が顕著です。
MOS資格取得の過程で身に着けた問題解決能力や効率的な業務実行能力などを具体的な事例とともに伝えることで、自身の価値を示しましょう。
そのため、MOS自体をアピールするというよりも、MOSを一助として自分自身をアピールするという意識を持っておくと良いでしょう。
MOSの難易度は?
MOSは、マイクロソフトの操作が問題なく行えるかどうかを測る試験のため、難易度に関してはそれほど高くありません。
きちんと練習してスムーズに仕事が行える状態であれば、問題なく合格することができるでしょう。
合格率は約60%~80%と高い
MOSの合格率は公開されていませんが、パソコンスクールに通えば90%以上は合格できると言われています。そのため、決して難易度の高い試験ではありません。
もちろんパソコンスクールに通わなくても合格は可能です。一般の場合、合格率はアソシエイトで約80%、エキスパートで約60%と言われています。
ちなみにMOSの累計受験者数は、2023年2月28日の時点で490万人以上です。
合格ラインは7割以上の得点
MOSの合格点は公開されていませんが、試験後には自分が受けたテストの合格点を知ることが可能です。
合格点は試験終了後のパソコン画面に表示され、後に貰える試験結果レポートにも記載されています。
また合格点は1000点満点中550点〜850点の範囲を目安に定められるようです。各試験の難易度によって合格点は変動しますが、一般的には7割以上の得点で合格できると言われています。
しかし、確実に合格したいと思うなら、850点以上を目指すべきです。
なお、一部科目では上記の範囲外で合格点が設定される場合もあります。
勉強時間は40時間以上が目安
MOSを取得するのに必要な勉強時間は、受験者にどの程度のパソコンスキルがあるかによって異なります。
ワード・エクセル初心者の場合、80時間程度の勉強が必要です。一方でワード・エクセルにある程度慣れているならば、40時間程度の勉強で合格できるでしょう。
特にエキスパートでは、一般的な業務であまり使われないような機能に関するタスクも含まれるため、ワード・エクセルに熟達していたとしても最低限の対策は必要です。
全く対策せずに臨むのは得策ではありません。MOSは受験料が高めなので、きちんと対策した上で受験することをおすすめします。
MOS合格のための勉強法
MOS資格の試験対策には、以下の内容を参考にして下さい。
独学での対策が可能な人も
MOSは独学でも合格が可能な試験です。仕事などでパソコンに慣れており、ワードやエクセルの新機能を一人でも習得できる自信があるなら、独学でも十分合格できるでしょう。
独学での勉強法としては参考書でワードやエクセルの機能をインプットし、実際にパソコンを使って練習するという方法になります。
ただし、過去問が使えないことが独学での難点になります。MOSでは過去問が公開されていないため、一人では問題形式や出題傾向を把握するのが難しいでしょう。
そのため、問題集やネットなどで情報収集を行い、試験本番とかけ離れた勉強にならないように注意する必要があります。
また、分野を偏らせて勉強するのではなく、幅広い知識と応用力を身につけれるように学習していきましょう。
パソコン教室での対策も有効
パソコンスキルに自身のない方は、パソコン教室に通うことをおすすめします。特にパソコン初心者の場合は、独学でワードやエクセルの新機能を習得するのは困難です。
そのため、パソコン教室に通った方が試験対策にかかる負担を軽減できます。パソコンスクール生のMOS合格率は90%以上と言われており、初心者でも十分合格が可能です。
より効率的な学習を望むなら、ハローパソコンスクールのような個別指導を選ぶと良いでしょう。ハローパソコンスクールなら60分のMOS講座が1,500円で受講できます。
通信講座の受講もアリ
パソコン教室に通う時間がないという場合には、通信講座を利用するのも良いでしょう。通信講座なら好きな時間に勉強できるため、多忙な社会人にもおすすめです。
現在MOS通信講座を開講しているサービスとしては、たのまなやユーキャン、KENスクール、パソコンスクールISAなどが挙げられます。
受講料の相場は20,000円〜180,000円程度で、比較的リーズナブルな値段で受講することも可能です。
おすすめはユーキャンの通信講座
MOSの通信講座を展開している会社は多数存在しますが、資格Timesではその中でもユーキャンの通信講座をおすすめします。
ユーキャンの通信講座はテキストのわかりやすさと学習サポートシステムが充実していることから、初心者でも合格に近づきやすいと評判の講座です。
テキストでは実際の操作画面を基に、一つ一つの操作を丁寧に解説しており、操作方法をイメージしやすい構成となっています。
また、質問対応システムも充実しており、わからないことはすぐに聞けるようなシステムが整っています。
パソコン操作に不安がある人などは、ぜひユーキャンのMOS講座で学習をスタートさせてください!
過去問は存在しない点に注意
MOSの過去問は存在しません。MOSの試験はCBT方式で実施され、受験者それぞれに同一レベルの異なる問題が出題されます。
試験には様々なパターンが存在し、全ての処理はコンピュータ上で行われるため、過去問を公開することができないのです。
よって試験対策を行う際は、過去問の代わりに参考書に付属している模擬問題などを利用して、実践的な練習を積む必要があります。
過去問なしの独学は心許ないと感じる場合は、パソコン教室や通信講座を利用しましょう。
おすすめテキストを紹介
MOSの対策教材は多数市販されています。
中でもおすすめなのは、『MOS Excel・Word 365&2019 対策テキスト&問題集』です。
価格は各2,310円(税込)で、富士通FOM社から出版されています。これらのテキストを購入すれば「模擬テスト体験版」がダウンロード可能です。
MOS試験と同じような解答操作で模擬試験が受けられるため、過去問のないMOSの試験対策には重宝されます。
MOS資格についてまとめ
MOS資格についてまとめ
- 種類が豊富なので、自分に合ったものを受けるのがベスト
- 就職時にも役立つ資格
- 難易度は比較的易しい
今回はMOS資格について、難易度や独学での勉強などを解説しました。
MOS資格は上級レベルのエキスパートの合格率が60%であることを考えても、決して難易度の高い試験ではありません。
一定のPCスキルがあるならば、独学でも十分合格が可能です。独学の場合は、参考書を片手にパソコンを使って新機能を習得していくことになります。
MOS資格に興味のある方はこの機会にぜひ受験を検討してみてはいかがでしょうか?