50歳からでも弁護士は目指せる?司法試験の勉強法や合格後の就職先を解説!

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「50歳からでも弁護士は目指せる?」

「50代で弁護士になれる可能性は低い?」

このような疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

言うまでもなく、弁護士になるための司法試験は超難関試験です。

司法試験は一般的に「若い内から勉強して合格を目指すもの」というイメージがあるため、50代の人が「自分は本当にできるのか」という不安を感じてしまうのは仕方のないことです。

しかし、50代から弁護士になることは十分に可能なので、自信をもって勉強を継続しましょう。

こちらの記事では、50歳から弁護士を目指せる理由や、50代ならではの強みなどを解説していきます。

弁護士を目指している50代の方に役立つ内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください!

50歳から弁護士目指す方法についてざっくり説明すると

  • 合格者の最高齢は71歳なので、50歳からでも十分に合格は目指せる
  • 50代には「豊富な社会人経験」という強みがある
  • 効率よく勉強するためにも、アガルートの講座利用がおすすめ

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50歳から弁護士になる人はいる?

弁護士になるためには、

  • 若い内から勉強しなければならない
  • 在職中の人間は不利

というイメージを持つ人が多いです。

若い内から勉強して合格を目指すケースが多いものの、50歳から目指しても司法試験に合格することは可能です。

つまり、何歳からでも弁護士を目指すことは可能なので、年齢を理由に諦めるのは早計です。

司法試験合格者の平均年齢

ここ数年、司法試験合格者の平均年齢は28~29歳となっています。

司法試験よりも「ワンランク劣る」司法書士試験の合格者平均年齢は37~38歳なので、やはりデータ上は若い人の方が司法試験に臨む際には有利に見えます。

しかし、司法試験に臨む人は、

  • 早い段階から法曹を目指していて、法学の勉強に着手するのが早い
  • 大学在学中からみっちり法律の勉強をしている
  • 勉強時間を確保しやすい内に基礎知識を仕上げている

という特徴があるため、必ずしも「若い人が決定的に有利」というわけではありません。

令和4年度における司法試験の最年少合格者は18歳、最高齢合格者が68歳という結果だったため、年齢に関係なくしっかりと勉強すれば司法試験に合格することは可能です。

むしろ、50代は十分な社会人経験がある上に、管理職としてマネジメント経験を有している強みもあることから、就職で不利になる可能性も低いです。

合格者の最高齢は71歳

法務省の発表によると、現行の司法試験合格者の最高齢は71歳です。

また、先述したように令和4年度の試験での最高齢合格者は68歳だったため、50代から司法試験の合格を目指すことは十分に可能と言えるでしょう。

もちろん、若い人と比べると

  • まとまった勉強時間を確保するのが難しい
  • 責任ある仕事を任されていて、仕事の負担が重い

などの理由から、勉強面で不利が多いのは否めません。

しかし、効率よく学べる通信講座を活用し、すきま時間を上手に活用すれば、年齢に関係なく司法試験の合格は可能です。

いつから目指しても遅くない

先述したように、司法試験の合格を目指す上で年齢は関係ありません。

「50代から勉強しても知識が定着しない」という不安を持つ人は多いですが、最新の研究によると、「人は20歳を超えてから100歳程度まで、脳の働きは衰えない」という結果が出ています。

つまり、定期的に脳を使っていれば思考力や記憶力は維持できるので、年齢を理由に諦めるのはもったいないと言えるでしょう。

つまり、50代からでも自信を持って学習に励むことで、着実に弁護士を目指せるため、「何歳から目指しても遅くない」と言えるのです。

50歳から弁護士として就職できる?

一般的に年齢が高くなれば高くなるほど就職や転職は不利になります。

しかし、最難関国家資格である司法試験に合格し、弁護士資格を保有している場合は年齢に関係なく就職できる可能性が高いです。

「弁護士資格を持っている」というだけで非常に人材価値は高いため、法律事務所や一般企業の法務などでスムーズに内定を得られるでしょう。

つまり、50歳から弁護士として就職することは十分に可能であり、弁護士資格は年齢に関係なくキャリアを充実させることができる大きな武器と言えるのです。

予備試験に合格すると入りやすい

司法試験の受験資格を得るためには、

  • 予備試験に合格する
  • 法科大学院を卒業する

といういずれかの条件をクリアする必要があります。

予備試験合格者は、法科大学院卒業生と比較して就職しやすいため、「スムーズに就職したい」と考えている方は予備試験ルートで弁護士を目指すのがおすすめです。

なお、主要法律事務所研究(71期)によると、大手事務所は顕著の就職経路の割合は下記のようになっています。

事務所名・採用人数 予備試験合格者 東京大学法科 早稲田大学法科 慶應義塾大法科 京都大学法科
西村あさひ(46人) 67.4% 28.3% 0% 0% 0%
アンダーソン・毛利・友常(36人) 36.1% 44.4% 2.8% 5.6% 8.3%
森・濱田松本(34人) 67.6% 11.8% 5.9% 2.9% 2.9%
長島・大野・常松(46人) 41.3% 30.4% 4.3% 15.6% 6.5%
TMI総合(32人) 25.0% 15.6% 6.3% 15.6% 6.3%

参考:主要法律事務所研究(ジュリナビ)

大手法律事務所においては、採用者の多くが予備試験合格者です。

そのため、合格時に高齢だったとしても、予備試験に合格しているれば就職しやすくなるメリットが期待できます。

今までのキャリアを活かして就職する

50代には「十分な社会人経験がある」強みがあるため、今までのキャリアを活かして就職する方法もあります。

50代になると自分の強みやセールスポイントも的確に把握できることから、自分の価値を魅力的にアピールできれば就職に繋がりやすくなります。

例えば、営業の仕事を長年やってきた人であれば、営業力のある弁護士を求めている事務所に自分を売り込むのが効果的です。

このように、50代には「自分の強みを活かした事務所を選べる」強みがあるため、就職しづらいということは全くありません。

40代50代で司法試験に合格するためのポイント

司法試験は年齢に関係なく合格を目指すことができますが、40代50代で司法試験に合格するためのポイントが存在します。

以下で、40代50代の方が司法試験に合格するためのポイントについて解説していくので、参考にしてみてください。

毎日コツコツ勉強する

40代50代の人は、働きながら勉強を並行して行う人がほとんどです。

働きながら勉強をする際には、「勉強時間の確保が難しい」点が最大のネックになります。

司法試験に合格するためには膨大な法律の知識を習得する必要があり、司法試験の合格に必要な勉強時間は5,000時間以上とも言われています。

勉強時間の確保が難しい以上、合格に近付くためには勉強の質を意識することが重要です。

勉強の質を高めるためには、毎日コツコツ勉強して「知識抜けを防ぐ」ことが効果的です。

通勤時間などのすきま時間を有効活用して、毎日勉強を継続することで難解な法律知識を着実に習得できるでしょう。

予備校で効率的に学習する

司法試験のような超難関国家試験に臨むのであれば、独学よりも予備校で効率よく勉強することをおすすめします。

社会人は勉強できる時間が限られている以上、

  • どれだけ効率的に学習を進められるか
  • 勉強の質をどれだけ高められるか
  • 勉強に集中しやすい環境に身を置けるか

上記のポイントを意識する必要があります。

予備校では、司法試験に合格するための知識やノウハウを惜しみなく教えてくれるため、独学よりも圧倒的に効率よく勉強することが可能です。

また、合格に必要な知識を厳選し、最低限の学習で合格を目指せるため、忙しい社会人の方と好相性です。

まずは基礎知識を定着させる

いきなり司法試験の問題を解くことはできないため、まずは基礎知識を定着させることを意識しましょう。

最短合格を目指すと、「とにかく問題演習をやろう」と考える人がいますが、司法試験に合格するためには、まずは基礎知識を定着させることが近道となります。

各法律の制度や理論を学びつつ基礎知識を習得し、その後に過去問演習や法律論文の書き方を学ぶことで、対応力や応用力を培うことができます。

そのため、「まずは基礎から習得する」ことを念頭に置き、着実に知識を習得していきましょう。

50歳から弁護士を目指す人におすすめの通信講座

50歳から弁護士を目指す人に最もおすすめなのは、通信講座のアガルートです。

令和4年度の司法試験合格者1,403人中、45.3%にあたる636人の合格者がアガルート受講生です。

抜群の合格実績を誇っていることから、弁護士を目指す多くの人に自信を持っておすすめできます。

また、予備試験の合格を目指す講座の受講料は100万円を超えることも少なくありませんが、アガルートは約 77万円(予備試験最短合格カリキュラム) で受講可能です。

他社よりもリーズナブルに弁護士を目指せるので、コストパフォーマンスは抜群です。

さらに、アガルートはただ安いだけでなく、受講生のサポートも非常に充実しています。

  • 分かりやすいフルカラー教材
  • 経験豊富な精鋭講師陣の講義を受講できる
  • 受講生限定のFacebookグループで直接講師に質問可能
  • 一人あたり100通から最大250通、論文の添削指導が受けられる
  • コーチングオプションを付ければ、オンライン上で司法試験合格者から個別指導を受けられる
  • 講師が常駐している自習室(ラウンジ)を利用できる

上記のようなサポートを受けることができます。

通信講座でありながらも受講生の疑問や不安を逐一解消してくれるサービスを提供している点は、アガルートの大きな魅力です。

  • 費用を抑えつつも確実に合格を目指したい
  • 合格実績を重視している
  • 質問サービスを利用したい
  • 自習室で集中して勉強したい

上記のように考えている方は、アガルートの受講を検討してみてください。

アガルートの公式サイトはこちら

50歳から弁護士目指す方法まとめ

50歳から弁護士目指す方法についてざっくり説明すると

  • 年齢を理由に諦める必要は全くない!
  • 弁護士資格は非常に強いため、50代でも就職に困る可能性は低い
  • 忙しい50代に最もおすすめの講座はアガルート

50歳からでも弁護士を目指すことは十分に可能です。

しかし、勉強時間の確保が難しいことを念頭に置き、

  • 効率よく勉強する
  • 質の高い勉強を心掛ける
  • 通信講座を利用する

上記のポイントを意識することが重要です。

特に、アガルートは他社よりもリーズナブルに合格を目指せる上に、受講生のサポートが非常に手厚い強みがあります。

司法試験の合格・弁護士を目指している50代の方は、ぜひアガルートの講座の利用を検討しながら、諦めることなく勉強していきましょう!

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