育休・産休中におすすめの資格14選!資格取得のメリットから勉強法まで徹底解説

「育休・産休中の取得がおすすめの資格はどれ?」

「資格取得にはどんなメリットがある?効果的な勉強法は?」

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

育休・産休中に資格を取得すれば、その後の育児や仕事に資格の知識・スキルを活かせるので、無理のない程度でチャレンジするのは非常に有意義であるといえます。

そこで今回は育休・産休中におすすめの資格を14種類紹介します。育休・産休中に資格を取るメリットや勉強法についても解説するので参考にしてください。

育休・産休中におすすめの資格についてざっくり説明すると

  • 資格を取得することで離職の不安を和らげられる
  • 復職後のキャリアアップにも役立つ
  • 1日〜1ヶ月で取れる資格も多数
  • 通信講座で効率よく学ぶのがおすすめ

育休産休中に資格を取る様々なメリット

育休・産休は1年近くに及ぶことが多いため、その期間を利用して資格を取ろうと考える人はたくさんいます。

資格取得には、仕事の上でも私生活の上でもメリットが多く、総じて生活を充実させてくれるので、育休・産休を利用して挑戦するのはおすすめです。

以下では育休・産休中に資格を取るメリットの例をいくつか紹介します。

離職で感じる不安を解消

育休・産休を連続して取れば、一年近く仕事を休むことになるので、復職に対する不安を感じる人が多いです。

休暇中に仕事に関係する資格の取得に取り組めば、業務内容や感覚などを完全に忘れてしまうことがなく、心配が軽減されるでしょう。

また育休・産休の時間を利用して、市場価値の高い資格を取り、転職するという選択肢もあり、これにより離職による不安をしっかりと解消することができます。

休暇明けのキャリアに役に立つ

休暇中に自発的に資格を取得すれば、復職後に社内でその積極性を評価してもらえる可能性は十分にあります

育休・産休明けはパフォーマンスやキャパシティが落ちてしまうと考えられることが多いので、資格を取って仕事に対する意欲や意識が高いことをアピールするのは重要です。

また昇進昇給に関わるような価値の高い資格を取れば、復職後にキャリアアップを狙うこともできます

気分転換やストレス発散になる

育児では気を張りっぱなしでストレスが溜まってしまうこともよくあるので、短時間の勉強でリフレッシュをはかることができれば理想的です。

また育休中は孤独や不安を感じやすく、短い時間でもそうしたネガティブな感情を忘れて、育児とは関係ないことに没頭できることには、精神的なメリットが大きいと言えます。

よって、例えばご両親に数時間子供を見てもらったり、ベビーシッターを雇ったりして、資格の勉強に集中するひとときを作るのはおすすめです。

自分自身を見つめ直すきっかけになる

妊娠中・育休中には、新たなコミュニティに入ったり、様々な問題に直面したりするため、人生のターニングポイントになりやすい時期です。

そのため、将来についてじっくり考えるのに適したタイミングだと言えます。またこれまでの仕事に関係なく、自らの興味・関心にしたがって勉強に集中できる貴重な時間でもあります。

気になっていたけれど勉強する暇がなかった分野や、それまで気にも止めなかったジャンルを学び、視野を広げることが可能です。

資格を選ぶ際のポイント

育休・産休中に取得する資格を選ぶ際には、以下の項目に注目するのがおすすめです。

スキルアップできるか

休暇明けに転職せず、元の職場に復帰する場合は、仕事内容に関連する資格を取得しておくことで、キャリアアップに繋げることができます

特にIT関連やカウンセリング系の資格は種類が豊富なので、積極的に挑戦して新たなスキルを色々と習得するのは有意義です。

また資格で証明されるような特別なスキルが必要でない業種・職種でも、資格を取れば社内での評価を高めることができます。例えば、金融や会計系の資格など、企業経営にまつわるものは評判が良いです。

転職の際に評価してもらえる資格を選ぶ

育休・産休後の転職を考えている方は、志望の業種・職種に関連する資格を取得することで、より良い転職先を見つけやすくなります。

資格はスキルや知識を有することの客観的な証明になるので、基本的に持っていたほうが転職には有利です。

なお、専門的な資格の場合は、実務経験が必要だったり、実技試験を課せられたりすることもあるので、受験要項をきちんと確認しておきましょう。

変化した暮らしを整えられる資格もおすすめ

育休・産休明けは、子育て・家事と仕事を両立しなければならないなど生活が大きく変化しますが、それに対応する意味でも資格取得はおすすめです。

例えば、掃除や整理整頓、食事などのスキルを磨ける資格を取得すれば、暮らしを効率化することができます。

またアロマテラピーや水彩画など、新しい趣味を開拓して、リフレッシュできる時間を作るのも有意義です。

休暇期間内に取得できるか否かチェック

資格には1日の講習で取得できるものから、3年以上の勉強が必要なものまで色々ありますが、基本的には育休中・産休中に取得できるものがおすすめです。

なお、短期間で取得できる資格でも、セミナーの参加が必須であるなど、誰かにサポートしてもらわないと取れないようなものもあるので注意してください。

また産休と育休をどちらも取るなら、産休の間に自分に合う資格を見つけ、学習スケジュールを立てておきましょう

乳幼児の育児にはかなりの時間と労力を取られることから、余裕のあるうちにスケジューリングを済ませておくべきです。

育休・産休中の方におすすめの暮らしを向上させる資格

出産後は家事の負担を大変に感じる女性が多いので、暮らしに関わる資格を取得して、育休・産休後の生活に活かすのはおすすめです。

また子育て関連の資格を取れば、育児に対するやりがいをより一層高めることができます。

以下では暮らしの質を高めるためにおすすめの資格を紹介していきます。

整理収納アドバイザー

整理収納のプロフェッショナルである整理収納アドバイザーの資格を取得すれば、片付けや整頓に関する基礎から応用までの知識と、スペースをうまく使うスキルを習得できます。

主婦向けの雑誌にかなりの頻度で登場する既婚の女性にお馴染みの資格です。

部屋をきれいにすることが苦手な方や家事と仕事の両立を目指す方におすすめします。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 1級:2級資格の取得+予備講座(準1級)の受講
2級・3級:制限なし
試験形式 マークシート方式(1級二次は実技・プレゼン)
合格率 1級:一次70〜80%・二次80〜90%
2級・3級:ほぼ100%
難易度 簡単
受験料 1級:一次11,000円・二次13,200円
準1級:36,300円
2級:23,600円
3級:9,900円
独学での合格 可能

初学者おすすめのユーキャンの通信講座

整理収納アドバイザーの勉強には、ユーキャンの「整理収納アドバイザー講座」を活用するのがおすすめです。

リーズナブルな価格で、整理収納アドバイザー準1級・2級の資格を取得できます。在宅で添削課題を提出するだけで認定が受けられるので、育休中・妊娠中の方にぴったりです。

初学者にも理解しやすいテキストをはじめ、教材も充実しているため、効率的な学習が行え、更に添削指導や質問対応、受講期間の延長など、サポートも手厚いです。

食生活アドバイザー

食生活アドバイザーは、食生活という観点から健康に関するアドバイスを行う存在です。食文化や食習慣、衛生管理など、食と健康にまつわる幅広い知識を有します。

「子供に食事の楽しさを教えてあげたい」「家族の健康管理ができるようになりたい」と考える30〜40代女性などに人気の資格です。

職についての理解を深めたいと考えている育休・産休中の女性には特におすすめの資格であるといえるでしょう。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 マークシート形式(2級は記述式も)
合格率 2級:40%程度
3級:65%程度
難易度 比較的易しい
受験料 2級:7,500円
3級:5,000円
独学での合格 可能

ユーキャンの通信講座で最短取得

食生活アドバイザーの資格を取得したいなら、ユーキャンの「食生活アドバイザー講座」を活用して勉強するのがおすすめです。

この講座では、初学者が基礎からじっくりと勉強できるカリキュラムが用意されており、栄養学などの学習経験がなくても安心して受講できます

また4ヶ月で食生活アドバイザー2級と3級のダブル合格が目指せるので、手軽に資格を取得したい方にもおすすめです。

色彩検定

色彩検定は、色彩学についての基礎知識が問われる検定試験です。合格に向けて勉強することで、彩りの観点から暮らしを豊かにしたり、色の効果を意識して仕事をしたりができます。

具体的には子供服のコーディネートや自宅のインテリアを考えるときなどに便利です。

またファッション業界や出版広告業界など、色彩の知識を活かせる業界も多いので、育休・産休後に転職を考える方にもおすすめします。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 マークシート方式(一部に記述式)
合格率(2021年度) 1級:52.7%
2級:77.9%
3級:76.8%
UC級:89.7%
難易度 比較的易しい
受験料 1級:15,000円
2級:10,000円
3級:7,000円
UC級:6,000円
独学での合格 可能

対策はキャリカレの講座がおすすめ

色彩検定の合格を目指す際は、キャリカレのカラーコーディネーター講座を受講するのもおすすめの手段です。

色彩検定・カラーコーディネーター検定というファッション業界で注目を集める2代資格のW取得を最短1ヶ月で目指せる講座に仕上がっている点が魅力的です。

育児で忙しい女性の方でも無理なく学べる講座に仕上がっているため、ぜひ育休・産休中の方は受講を検討してみるとよいでしょう。

キャリカレの公式サイトはこちら

メンタルケアカウンセラー

メンタルケアカウンセラーは、日本学術会議から指定された研究団体が認定する「公的学会認定資格」です。

取得の過程で、心理学の基礎知識やコミュニケーション能力、メンタルケアのスキルなどを習得できます。

企業や学校など様々なバックグラウンドを持った人間が集まる場所では、精神的に強いストレスを感じてしまう人も多く、昨今はメンタルケアの注目度が増しており、心理職の需要も高いです。

この資格なら、心理学の予備知識がない初心者でも取得できるので、これから心理学を学んでいきたいという方に向いています。

また取得すれば、人間関係の悩みや心の問題を抱えた身近な人をケアすることが可能になり、メンタルが揺らぎがちな育休中・産休中のセルフコントロールにも役立つため、メリットは大きいです。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 講座受講(レポート提出)
合格率 ほぼ100%
難易度 簡単
受験料 5,100円

メンタルケアカウンセラーは、指定の講座を修了すれば取得できる資格であるため、一般的な資格試験よりも簡単です。

たのまなの通信講座が高評価

メンタルケアカウンセラーは、たのまなの「メンタルケアカウンセラー講座」を活用して取得するのがおすすめです。

心理学の初学者でも無理なく理解できるテキストで学び、4回の添削課題を一定以上のレベルで完成させることによって、在宅で資格を取得できます。

メンタルケアカウンセラー向けのテキストは3冊あり、各テキストに合った添削課題が出されるので、インプットとアウトプットをバランスよく行い、知識を効果的に定着させられます。

たのまなの公式サイトはこちら

カラーコーディネーター

カラーコーディネーター検定は、色彩についての専門知識が試される検定試験です。色彩検定との主な違いとして、商業や環境と絡めて色彩を学べることが挙げられます。

色名や配色イメージだけでなく、照明やインテリア、ファッションなどに関する色彩についても幅広く扱うため、実践的な空間コーディネートに便利であり、美容にも役立てられます。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 IBT(インターネット経由の試験)
合格率(2022年) アドバンス:60.7%
スタンダード:80.2%
難易度 比較的易しい
受験料 アドバンス:7,700円
スタンダード:5,500円

キャリカレの通信講座で確実に資格取得

カラーコーディネーター検定の対策には、色彩検定の部分でも紹介したキャリカレの「カラーコーディネーターW合格指導講座」を受講するのがおすすめです。

他社の講座よりもリーズナブルな価格で受講でき、色彩検定のところでも述べたように、カラーコーディネーター検定だけでなく、色彩検定2・3級の合格も同時に目指せます

質問対応や添削指導などの学習サポートも手厚く、独学よりも効率的に検定試験が対策ができるコスパの良い講座であるため、多くの方の受講をおすすめします。

キャリカレの公式サイトはこちら

ペン字検定(硬筆書写検定)

ペン字検定(硬筆書写検定)は、これまでにおよそ1,000万人が受検した人気の検定試験で、書写能力が評価されます。

「きれいな字は一生の財産」と言われ、美しい文字を書けると様々な場面で便利です。

例えば、年賀状やお礼状はもちろん、お子さんの持ち物に名前を書いたり、学校の書類に記入したりするときにも役立ちます

また転職するなら履歴書や職務経歴書での好印象も狙えるため、育休中・産休中に取得して損はない資格です。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 実技・理論(マークシート)
合格率(2021年) 1級 10.2%
準1級 18.8%
2級 60.3%
準2級 61.6%
3級 71.0%
4級 89.3%
5級 95.7%
6級 97.8%
難易度 1級・準1級は難しい
それ以外は比較的易しい
受験料 1級 7,500円
準1級 6,000円
2級 4,000円
準2級 3,500円
3級 3,000円
4級 1,700円
5級 1,500円
6級 1,200円

ユーキャンの通信講座がおすすめ

硬筆書写検定を受検するなら、ユーキャンの「実用ボールペン字講座」を使って対策するのがおすすめです。

1日20分という短時間のレッスンで効率よく学べるので、育児中でもスキマ時間を使って無理なく進められます。

質問サービスや添削指導などの手厚いサポートが最長12ヶ月継続されるため、忙しくても確実に美しい字が書けるようになること間違いなしです。

離乳食・幼児食コーディネーター

離乳食・幼児食コーディネーターは、乳幼児の食と身体発達に関する正確な知識を活用し、発達段階に応じた栄養バランスの良い食事を効率よく調理できるスペシャリストのことを指します。

離乳食と幼児食について併せて学べるので、特に妊娠中の方におすすめの資格です。

また安心・安全で美味しい子供向けの食事を、手早く作れるようになるため、お母さんのみならず、奥さんをサポートしたいお父さんにも適しています。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 指定講座の終了
試験形式 マークシート方式
難易度 比較的易しい
受験料 32,000円(ユーキャンの講座の受講料)

離乳食・幼児食コーディネーターは、ユーキャンの「離乳食・幼児食コーディネーター講座」を修了し、在宅試験に合格することで取得できる資格です。

定番のユーキャンの通信講座で合格

離乳食・幼児食コーディネーターは、ユーキャンの「離乳食・幼児食コーディネーター講座」で取得するようにしましょう。

標準的なペースならで勉強すれば4ヶ月で取得できますが、万が一学習が捗らなくても開始から1年間はサポートが継続されるので、育休中・産休中の忙しいママ・パパでも問題ありません。

教材はメインテキスト3冊に加えて、離乳食・幼児食レシピ集や食材・外食ハンドブック、副教材のDVDも届き、様々なことが学べます。

1日の学習時間は20分程度であるため、スキマ時間を活用して実用的な資格を取得したい場合にもおすすめです。

育休・産休中の方おすすめのキャリアアップを狙える資格

育休中・産休中に仕事内容に関連する資格を取得しておけば、休職のブランクがあってもスムーズに職場復帰することが可能です。

またスキルアップを目指して資格に挑戦する積極的な姿勢を、上司などから評価される場合もあります。

特に汎用性の高い知識やスキルに関する資格は、様々な業種・職種で便利です。逆に専門性の高い資格は、特定の業界で活躍するのに役立ちます。

以下で紹介するような資格は、将来のキャリアアップにつながるので、育休・産休後に仕事で活躍したいと考える方におすすめです。

医療事務

医療事務に関する民間資格はいくつか存在しますが、今回は「医療事務認定実務者試験」について解説します。

この試験では、医療機関での受付業務や診療報酬明細書の作成、カルテ管理など、医療事務に必要な能力が総合的に評価・認定されます。

医療事務について色々学び、育休・産休後に医療事務に携わりたいと考えている方におすすめです。医療事務は女性に人気の職種なので、特にママさんにおすすめの資格であるといえるでしょう。

資格の基本情報

以下は医療事務認定実務者試験の基本情報です。

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 学科:マークシート方式
実技:レセプト作成
合格率 60~80%
難易度 易しい
受験料 5,000円

ユーキャンの通信講座が大人気

医療事務認定実務者試験を受験するなら、ユーキャンの「医療事務講座」を活用して対策するのが最もおすすめです。

図やイラストが効果的に用いられた理解しやすいテキストで勉強し、初学者でも無理なく合格が目指せます

余裕のあるスケジュールで学習し、4ヶ月かけて資格を取得するカリキュラムなので、育児や出産準備で忙しい方でも心配せずに学習を進めることができるでしょう

秘書検定

秘書検定は人柄育成を目的とした検定試験であり、試験対策を通じて社会人に必要な常識やマナーを勉強することができます。

ビジネスシーンで役立つスキルを身につけることができ、就職・転職の場でのアピール材料にもなることから、秘書になる予定がない場合にもおすすめです。

マナーについておさらいし休職中に仕事の勘が鈍らないようにしたい方や、育休・産休後の転職を考えている方などに適しています。

資格の基本情報

以下は受験者数が多い2級・3級の基本情報です。

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 マークシート方式・記述式
合格率(2020年11月) 2級:64.1%
3級:81.9%
難易度 比較的易しい
受験料 2級:4,100円
3級:2,800円
勉強時間 2級:60時間程度
3級:20~40時間程度

人気NO.1のユーキャンの通信講座

秘書検定の対策には、ユーキャンの「秘書検定講座」を活用しましょう。こだわり抜かれたテキスト2冊で、秘書検定2級と3級、そして準1級の対策ができます。

メインテキスト以外にも、問題演習BOOKや面接対策BOOK、DVDをはじめとした多種類の教材があり、充実した対策が可能です。

独学では対策が難しい準1級の面接についても、DVDの映像を見て十分に準備が行えます。また添削指導や質問対応などのサポートも手厚いので、安心して学習を進めることができます。

簿記(日商簿記)

簿記は、売り上げや支払いなどの企業活動にまつわるお金の動きを記録・管理する経理職のスキルが試される試験です。

経理関連の業務は専門性を伴うことから、企業からの需要も高く、特に2級以上は就職や転職で有利になります。

経理職や営業職などに転職したい方やそれらの職種に良い形で復職したい方などにおすすめです。

資格の基本情報

日商簿記には1〜3級の3つが存在しますが、今回は取得する人が多い2級と3級の基本情報を紹介します。

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 ネット試験/統一試験
合格率(2020年11月) 2級:18.2%
3級:47.4%
難易度 標準的
受験料 2級:4,720円
3級:2,850円
勉強時間 2級:200〜250時間程度
3級:100〜150時間程度

忙しい方にお勧めのスタディングの通信講座

日商簿記の対策にはスタディングの「簿記講座」を活用するのが一番おすすめです。

かなりリーズナブルな価格で受講でき、スマホ学習のコンテンツが充実しているので、出費を抑えて簿記の対策がしたい方や、育休中・産休中のスキマ時間をうまく使って勉強したい方に適しています。

フォーサイトの公式サイトはこちら

MOS

MOS(Microsoft Office Specialist)は、WordやExcel、PowerPoint、OutlookなどのMicrosoft Office製品に関する活用スキルを証明できる資格です。

マイクロソフト社が公認する世界的に高い知名度を持つ資格なので、信頼性と権威性は申し分ありません。

また特にWordとExcelはあらゆる職場で使用されるサービスであるため、元の職場に復帰するにせよ、転職するにせよ大いに役立ちます

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 CBT方式
合格率※ スペシャリスト(一般):約80%
エキスパート(上級):約60%
難易度 比較的易しい
受験料 スペシャリスト(一般):10,780円
エキスパート(上級):12,980円
勉強時間 20〜80時間程度

※合格率は公式発表のデータではなく、あくまで推定値です。

信頼度抜群のユーキャンの通信講座

MOSの対策には、ユーキャンの「マイクロソフトオフィススペシャリスト講座」を活用しましょう。

テキストとガイドブックだけでなく、動画講義も視聴できるので、MOS対策の通信講座の中で圧倒的にわかりやすいです。特にパソコン操作に苦手意識のある女性に向いています。

ユーキャンの会社としての信頼性は抜群であり、MOS講座に関してもすでに3万人を超える人が受講しているため、安心して利用可能です。

FP

FPは金融に関する知識を身につけられる人気の国家資格です。転職や副業などに役立ち、お金の知識を習得できることから、日常生活にも好影響があります。

家計のやりくりや保険選び、金融商品の購入など、様々な場面でFPの知識が生きてくるので、育休中・産休中にお金にまつわる実用的な資格を取得したいという方におすすめです。

資格の基本情報

FPには1〜3級までが存在しますが、今回は受験者数が多い2級・3級の基本情報を紹介します。

項目 内容
受験資格 2級:AFP認定研修の修了・FP3級合格・2年以上の実務経験・金融渉外技能審査3級の合格のいずれか
3級:制限なし
試験形式 マークシート方式(2級は記述式も)
合格率
(日本FP協会主催2021年1月試験)
2級:学科44.02%・実技71.01%
3級:学科87.92%・実技86.53%
難易度 2級は標準的・3級は比較的易しい
受験料 2級:学科4,200円+実技4,500円
3級:学科3,000円+実技3,000円
勉強時間 2級:150〜300時間程度
3級:30〜120時間

人気のフォーサイトの通信講座

FP試験の対策には、フォーサイトの「ファイナンシャルプランナー・FP通信講座」を利用するのが最もおすすめです。

受講者合格率が例年高いのが特徴で、全国平均の2.47倍という非常に高い水準の年度もありました。

わかりやすさを追求した色々な工夫がなされたテキストやクオリティの高い映像講義、便利なeラーニング教材など、教材内容も非常に充実しています。

上質な教材を使って、試験の頻出ポイントを重点的に学べる講座なので、効率的に対策して最短での合格を果たしたい方におすすめです。

フォーサイトの公式サイトはこちら

登録販売者

登録販売者は、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品を販売する際に必要となる資格です。

医薬品や健康についての知識を習得できるので、今後の育児や家事に役立ちます。拡大中のヘルスケア業界の需要の高いです。

また登録販売者は働き口が多く、資格があれば様々な働き方が可能であることから、特に女性には適しています

育休・産休後に、高時給のアルバイトを見つける際などは非常に便利であるといえるでしょう。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 制限なし
試験形式 マークシート方式
合格率(2022年) 44.4%(全体)
難易度 標準的
受験料 都道府県ごとに異なる
勉強時間 400時間程度

登録販売者試験は都道府県ごとに実施されるので、合格率や受験料は各都道府県で異なる点には注意が必要です。

口コミの高いユーキャンの通信講座

登録販売者試験の対策は、ユーキャンの「登録販売者講座」を活用して行うのが一番おすすめです。業界最大手ならではの実績とノウハウがあるため、安心感が違います。

費用はやや高いですが、教材内容とサポート対策がともに優れているので、育児で大変な方や初めて登録販売者の勉強をする方にぴったりです。

また7回の添削指導やそれぞれに合わせた学習スケジュールの作成など、学習サポートも充実していることから、勉強が苦手な方も安心して学習を進めることができるでしょう。

保育士

保育士資格を取得すれば、子供の保育や保護者への保育指導ができるようになります。保育士は人手不足の職種であり、需要・将来性ともに十分な資格です。

また保育業界は育児経験者の転職先として人気であることから、特に育休・産休後の転職を考える方におすすめできます。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 大卒・短大卒・高卒+実務経験など
試験形式 筆記(マークシート方式)・実技
合格率(2022年) 29.9%
難易度 比較的難しい
受験料 12,950円
勉強時間 60~180時間程度

評判の高いユーキャンの通信講座

保育士試験の対策は、ユーキャンの「保育士講座」で行うのが最もおすすめです。30年以上の開講実績がある歴史の長い講座であり、平成13〜令和元年までの19年間で20,000名を超える受講生が合格しています。

2019年度に輩出した合格者は1,476名であり、これは合格者全体の10%弱に該当する規模であるため、講座の信頼度は抜群です。

わかりやすい解説が載っているオリジナル教材で、効率的に実力を養える講座なので、育休中・産休中のスキマ時間で受講するのにも適しています。

短い休暇期間で資格を取るコツ

ここからは育休・産休の限られた期間で、資格試験に短期合格する方法について解説していきます。

勉強のスケジュールを予め立てる

育休・産休中の資格取得を成功させる上で、最も重要であることの一つは、自分に合った良い学習スケジュールの作成です。

限られた短期間で効率よく勉強を進めるには計画性が大切なので、まずは無理なく続けられるようなスケジュールを考えましょう。

なお、学習スケジュールといっても大掛かりで綿密なものを立てる必要はなく、「1日30分勉強する」といった小さな目標で構いません

自分や赤ちゃんの体調不良など、突発的なトラブルで順調に勉強できないこともたくさんあるため、大まかでゆとりのある計画のほうがうまくいくためのコツであるといえるでしょう。

必要かつ自分に見合った資格に取り組む

資格を選ぶ際は、難易度や試験範囲、費用、必要時間を確認し、育休・産休の期間内に無理なく取得できるのかを検討しましょう。

また出産準備や育児と資格の勉強を両立するのはそれなりに大変なことであるため、きつい思いをしてまで取得する価値のある資格なのかも考えるのがおすすめです。

取ってもキャリアアップや転職に全く使えない資格もたくさんあるので、休職後の仕事に役立てたい場合は、特に慎重に選ぶよう心がけましょう。

自分に合う勉強スタイルを探す

通信講座や学習アプリ、eラーニング教材、参考書など、資格の勉強をする手段は多数存在します。これまでに成功した勉強方法や生活スタイルなどを踏まえ、自分にとって一番効率よく勉強しやすいと感じるものを選びましょう。

まとまった勉強時間が確保できない場合は、通信講座などのサービスを利用するのがおすすめです。自分で教材を選んだり、勉強内容を考えたりする必要がなく、サクサクと無理なく進められます。

最近はスキマ時間のスマホ学習・タブレット学習だけで充実した対策ができるサービスも多いため、通信講座は幅広く検討してみるのがおすすめです。

育休・産休のどのタイミングで勉強する?

続いて育休・産休中に勉強時間を確保する方法について解説します。

以下の内容を参考に、忙しい中でも効率的な学習ができるように意識してみてください。

産休中

子どもが生まれる前は、比較的スケジュールにゆとりがあり、精神的にも落ち着いていることが多いです。そのため、資格の勉強をするには良いタイミングだと言えます。

特に出産の6週前頃に、数日から1ヶ月程度の勉強で取得できる資格に挑戦するのがおすすめです。

今回紹介した資格でいうと、以下のような気軽に取得できる資格を学習してみるとよいでしょう。

  • 整理収納アドバイザー2級・3級
  • 食生活アドバイザー3級
  • 色彩検定2級・3級・UC級
  • カラーコーディネーター検定スタンダード
  • 硬筆書写検定2〜6級
  • 秘書検定3級
  • MOSスペシャリスト

子どもが生まれた後

子どもが生まれた後に勉強するなら、子どもが寝ている時間が狙い目です。

なお、産後すぐは育児にも不慣れで、お子さんの寝つきがよくないこともあるので、満足な勉強時間が確保できないかもしれませんが、焦る必要はありません。

一般的に生後半年を過ぎると育児のペースが掴めてくる人が多いことから、その時期からペースを上げて集中的に勉強するつもりでいると良いでしょう。

また、自分の体調や疲れを無視せず、無理をせずに勉強を進めることが、長期的には効果的な学習に繋がります。

慣らし保育中

慣らし保育とは、保育園や幼稚園に子どもがスムーズに通えるように、最初に用意されている期間で、通常よりも短い時間の保育が行われます。

この慣らし保育は、2〜3週間確保されているのが一般的なので、資格の勉強をするには良いタイミングです。

「産休中」の項目でも紹介した数日で取得できる資格にチャレンジしたり、柔軟に受講時間を調整できる通信講座を始めたりすることをおすすめします。

育児のスキマ時間を有効活用

育休中・産休中に資格を取得するには、スキマ時間を有効活用して効率よく学習を進めるのがおすすめです。

病院の待ち時間や子どものお昼寝中など、ちょっとした空き時間を利用し、コツコツ勉強を続けていけば、まとまった勉強時間が確保できなくても、資格を取得できます。

また早朝なら一人で勉強に没頭できる時間を作りやすく、頭や体の疲れも少ないので、要領よく学習を進めるには良い時間です。

なお、産休中の日中や里帰り出産の期間など、まとまった時間が取れる場合は、そこで一気に勉強してしまうのも良いでしょう。

短期間での集中学習だけでなく、長期的な学習計画を立てることで、学習のモチベーションを維持しつつステップバイステップで進むことができます。

資格取得のおすすめ勉強スタイルは?

資格取得に向けた勉強スタイルの定番は、通信講座の利用もしくは独学です。以下ではそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

通信講座の利用が最も効率的

通信講座や独学、専門学校、セミナーなど、資格の勉強をする手段は色々あります。

自分に合った手段で学習するのが最良の勉強スタイルだと言えますが、どれを選べば良いのかわからない方には通信講座がおすすめです。

通信講座なら、必要な教材を全て揃え、セットで届けてもらえます。動くのが大変な妊娠後期や忙しい育児の合間に、書店やネットショップで自分でテキストを探す必要はありません。

また与えられたカリキュラムに沿って勉強すれば、自然と良いペースで勉強でき、資格試験の最新情報も提供してもらえます。

以上より、通信講座は育休・産休中を利用して、無理なく学ぶのに適した勉強スタイルだと言えるでしょう。

手厚いサポートの通信講座で最短合格

通信講座なら、効率的に学べるカリキュラムが用意されているので、学習内容についてあれこれと悩むことなく、順調に勉強を進めることができます。

また質問対応や添削指導などの手厚い学習サポートが受けられることも多いため、適宜疑問や不安を解消しながら、安心して学ぶことが可能です。

通信講座は強い継続力が問われる

カリキュラムが用意されている通信講座でも、細かい学習スケジュールまで提供されるわけではないので、学習の継続には受講者本人の計画性と強い意志が必要です。

教材を購入したことで満足してしまい、その後勉強しないという可能性も考えられます。

また申し込む前に教材内容を細かく比較・検討できないのもデメリットです。自分に合わない教材が届き、モチベーションが落ちることも想定できるため、予め選んだ通信講座が自分に合っているかどうかを確認することは大切です。

独学での合格が難しい理由は?

育休・産休中の勉強は、それだけに集中できるわけではないので、長期戦になりやすく、モチベーションの維持が課題となることが多いです。

過去に独学の成功体験があり、自分に合った勉強方法を確立できている人でなければやる気が萎んでいき、挫折してしまう可能性も低くありません。

以下では、独学での学習を行うメリット・デメリットについて解説していきます。

独学は自由に勉強できる点がメリット

資格試験に向けて独学するメリットは、出費を抑えて合格が狙えることです。通信講座を利用すれば数万円がかかりますが、独学なら数千円の参考書代だけで済みます。

また自分の好みに合わせてテキストをカスタマイズできるのも良い点です。教材一式が届く通信講座と違い、独学では自分の目利きで好きな教材だけを選べます。

さらにマイペースで勉強でき、柔軟にスケジュールを調整できるのも魅力です。通信講座ならサポート期間が決まっていますが、独学ならどれだけ時間をかけても問題ありません

効率よく勉強できない点がデメリット

独学の場合、学習スケジュールの作成やテキストの購入を含めて、全てを自分で考えて実行しないといけないので、特に育休・産休中の方には負担が大きいと言えます。

行動力があり、情報収集も上手い人でないと、資格試験合格に向けて効率よく勉強するのは難しいです。勉強が捗らず、挫折してしまう可能性も大いにあります。

また質問対応のサポートがある通信講座は異なり、わからないことや困ったことを質問できる機会が少なく、疑問や不安が残りやすい点もデメリットです。

出産や育児で大変な時に、勉強のもやもやによるストレスを抱えるのは得策ではないので、勉強に自信のある方以外には、通信講座の活用をおすすめします。

育休・産休中におすすめの資格まとめ

育休・産休中におすすめの資格まとめ

  • スキマ時間を有効利用して勉強するのが良い
  • 簡単な学習計画を立てて進めるべき
  • 勉強方法がわからない人には通信講座をおすすめ

育休・産休中の取得がおすすめの資格を数々紹介しました。

休職の間に資格を取ることで離職の不安を和らげられたり、キャリアアップにも活かせたりと資格取得にはメリットが多いです。

上記の記事を参考に、育休・産休中に取得できそうな資格を探してみてください。

資格Timesは資格総合サイト信頼度No.1