チーズプロフェッショナルってどんな資格?難易度・過去問・独学勉強法まで全て解説!
「チーズプロフェッショナルってどんな資格なの?」
「難易度はどのくらい?勉強法は?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
チーズプロフェッショナル資格認定試験は、その名の通りチーズに関する資格です。
しかし、C.P.Aチーズ検定などの類似資格も存在するため、チーズプロフェッショナルの詳細については不明な点も多いでしょう。
今回はチーズプロフェッショナルについて、難易度や過去問の有無、独学での勉強法などを詳しく解説します。
これを読めば、チーズプロフェッショナルの全容がよく分かるはずです。
チーズプロフェッショナルについてざっくり説明すると
- チーズプロフェッショナルはチーズのソムリエ
- 過去問は公式サイトから入手可能
- 公式テキストの読み込みと過去問演習の反復がおすすめ
- チーズに興味のある方にはチーズ検定もおすすめ
チーズプロフェッショナルってどんな資格?
まずはチーズプロフェッショナルの概要について、主催団体や類似資格との違いを含めて解説します。
チーズプロフェッショナルとは”チーズのソムリエ”
チーズプロフェッショナル資格認定試験は、チーズの基礎知識と取り扱いに関するスキルを測る民間資格です。
チーズに関する基本的な事項を理解し、丁寧かつ適切な説明と経験を元にした合理的な取り扱いができることが認定要件になります。
チーズプロフェッショナルはチーズ関連資格の中でも難易度が高く、業界においても信用されている実務的な資格です。そのため、取得者は「チーズのソムリエ」と言っても良いでしょう。
ちなみに、試験の合格者には「チーズプロフェッショナル」の呼称を使用することが認められています。2020年度試験までに3,300人を超える認定チーズプロフェッショナルが誕生し、全国で活躍しているそうです。
チーズプロフェッショナルの主催団体
チーズプロフェッショナル資格認定試験は、NPO法人・チーズプロフェッショナル協会の主催で実施されています。
なお、チーズプロフェッショナル協会はC.P.Aとも呼ばれています。C.P.AとはCheese Professional Associationの略称です。
C.P.Aは日本の食卓をはじめとするあらゆる生活の場面にチーズを定着させることを目的としています。チーズ愛を持ち、チーズの魅力を普及させたいと思う全ての人のために、資格認定やセミナー・イベントなどを行う非営利団体です。
チーズプロフェッショナル資格認定試験とCPAチーズ検定の違いは?
チーズプロフェショナル資格認定試験の他にもチーズに関する資格試験は存在します。例えば、同じくC.P.Aが主催するC.P.Aチーズ検定などです。
チーズプロフェッショナル資格認定試験とC.P.Aチーズ検定は主催団体は同じですが、対象や開催頻度、受験条件が違います。
チーズプロフェッショナル資格認定試験は上級者向けの資格で、チーズに携わる者を対象にしたプロフェッショナルな試験です。こちらは年に1回開催されます。また受験にはC.P.Aへの入会が必要です。
一方でC.P.Aチーズ検定は初心者向けの資格になります。チーズに興味関心がある者なら誰でも受験可能です。年に2回開催され、受験条件もないため、受験ハードルが低い資格試験と言えるでしょう。
趣味程度ならC.P.Aチーズ検定がおすすめですが、仕事でチーズと関わる人が実務に活かしたいという場合はチーズプロフェッショナルを受験すべきです。
チーズプロフェッショナルの試験概要・難易度
チーズプロフェッショナル資格認定試験では一次試験と二次試験が行われます。以下ではそれぞれの試験概要及び難易度をお伝えします。
一次試験は正確な知識が求められる
一次試験ではチーズに関する基本的な知識を試す問題を中心に出題がなされます。問題形式は選択式が多いですが、マークシートではなく記述式の筆記試験です。
記述問題に関しては曖昧な答えでは不正解となります。また誤字脱字や冗長な文章などは顧客への丁寧かつ真摯な対応力に欠陥があると見なされるため、正確な記述が必要です。
出題例としては、チーズ名を原語で答えさせるような問題やチーズの製造に用いる道具の名称をたずねる問題などが挙げられます。
文章問題も豊富に出題されるため、問題文の内容と出題者の意図を読解し、自分の言葉で適切に記述する能力が必要です。
一次試験の試験範囲と出題形式
一次試験では以下の内容が出題されます。
-
公式テキスト「チーズの教本」の内容(約240ページ)
-
基本講習会の講義内容
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チーズに関連する常識的な事項やトピックス
また一次試験の出題形式は以下の通りです。
出題形式 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 120分(14時~16時) |
試験形式 | 筆記試験 |
合格ライン | 正答率70%以上 |
二次試験は実務を想定した試験
二次試験ではテイスティング問題と実務を意識した論述問題を中心に出題がなされます。
テイスティング問題では、2〜6種類のチーズをテイスティングし、以下のような要素に関して適切な表現ができるかどうかが試されます。
-
チーズの外観
-
テクスチャー(触感・食感)
-
風味(香り・味)
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乳種
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保存方法
一方で論述問題では、チーズの製法や特徴、セールストークなどに関する問題が出題されます。
二次試験は、一次試験で問われた知識のアプトプット能力が求められる実践的な内容です。さらにチーズに関する時事問題が出題されるため、より実務を意識した試験と言えるでしょう。
一次試験同様、誤字脱字などには厳しい採点がなされるため、丁寧な解答を心がけることが必要です。
二次試験は同年度及び前年度の一次試験合格者が受験できます。ちなみに一次試験の合格者が二次試験を不合格となった場合、翌年度の一次試験の免除を受けることが可能です。
二次試験の試験範囲と出題形式
二次試験では一次試験同様、公式テキストの内容からも問題が出題されます。それに加え、以下の内容も試験範囲です。
-
ブラインドテイスティングによるチーズの識別
-
チーズの販売やサービス現場で遭遇する事項
また二次試験の出題形式は以下の通りです。
出題形式 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分(14時30分~15時30分) |
試験形式 | ブラインドテイスティング+記述試験 |
合格ライン | 正答率70%以上 |
チーズプロフェッショナルの合格率の考察、難易度は?
チーズプロフェッショナル資格認定試験における一次試験の合格率は以下の通りです。
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
第20回(2019) | 539名 | 268名 | 49.7% |
第19回(2018) | 521名 | 236名 | 46.6% |
なお、二次試験の合格率は公表されていません。合格者数は公表されているのですが、際受験者数を考慮した受験者数が不明なので、正確な合格率を知ることは困難です。
ちなみに再受験者の数を80名程度と仮定すると二次試験の合格率は約50%となります。
合格率を見ると、チーズプロフェッショナル資格認定試験の難易度はそれほど高くないように見えます。しかし、この試験はチーズを専門にした人向けの実務的なものなので、出題内容自体は相当レベルが高いものです。
また特に二次試験に関しては試験の大半が記述式のため、知識が正確でないと合格できないことがこの試験の難易度を押し上げる要因となっています。
チーズプロフェッショナルの勉強法
チーズプロフェッショナルの試験対策には、以下の内容を参考にしてください。
チーズプロフェッショナルの勉強法は?独学は可能?
チーズプロフェッショナル資格認定試験は独学でも合格が可能な試験です。しかし、取得の難易度は受験者の予備知識や状況によって大きく左右されるでしょう。
仕事で本格的にチーズ販売に携わる人であれば、独学でも十分対策が可能です。一方でチーズに全く馴染みのない場合は、独学でチーズに関する専門的な内容を習得するのは困難でしょう。
ただし、チーズプロフェッショナル資格認定試験の受験要件であるC.P.Aへの入会に関しては基本的に誰でも行えます。
そのため、チーズソムリエになりたいという強い意志があるなら、チーズ初心者でも独学で合格できる可能性はあります。
一次試験は公式テキスト+問題を解く
一次試験の対策は、公式テキストの読み込みと過去問演習によって行います。試験問題は公式テキストから出題されるため、公式テキストの内容を完璧に把握していれば間違いなく合格です。
とはいえ、公式テキストの分量は多いため、テキストを読み込んでその内容を全て暗記するのは困難でしょう。
そのため、まずは流し読み程度で良いので通読します。どこに何が書いてあるかを大まかに把握する程度で構いません。
テキストを1周読み終えたら、早速問題演習に進みましょう。とにかく演習量をこなすことが重要です。
間違えた問題やわからない箇所に関しては、公式テキストでよく復習しましょう。復習によって知識の穴を埋めていくことによって、結果的には公式テキストの内容をほとんどを暗記できるはずです。
テキストをただ読み込んでもなかなか内容が頭に入らないため、問題演習を通して知識を定着させるのが最も効率的な方法になります。
公式テキスト「チーズの教本」
チーズプロフェッショナル資格認定試験の受験を決めたら、公式テキストである「チーズの教本」を入手しましょう。
このテキストは何度か改定されており、試験に対応しているのは「チーズの教本」です。
購入はC.P.Aの公式サイトから行えます。売り切れの場合は書店やネットで探しましょう。協会直販の場合、価格は以下の通りです。
購入者 | 価格(送料・税込) |
---|---|
C.P.A.会員 | 4,257円 |
一般(非会員) | 4,950円 |
小学館が出版するテキストで、カラーの図を用いた分かりやすい解説に定評があります。
過去問は存在する
チーズプロフェッショナル資格認定試験の過去問は、C.P.Aの公式サイトから入手することができます。一次試験・二次試験どちらの過去問も閲覧が可能です。
過去問は最低3回は解くようにしましょう。過去問演習によって頻出範囲や重要ポイントを把握することができます。また本番での時間配分などの作戦を立てるのにも有用です。
試験対策の際は積極的に過去問を活用するようにしましょう。
二次試験は練習+アウトプット
二次試験ではテイスティングの対策が必要です。テイスティングのスキルは一朝一夕で身に付くものではないため、余裕を持って練習を行うのが良いでしょう。
練習方法としては、チーズを数種類買ってきて実際にテイスティングしてみることになります。テイスティングで重要なのはチーズの銘柄を当てることではありません。
チーズの表面・中身の見た目やテクスチャー、香りなどの特徴を客観的に表現できる力が重要です。
さらにそれら特徴の根拠を推測することも必要になります。製法や乳種、発酵方法、地域性などを分析し、的確に説明できなければいけません。
チーズの教本には各チーズの特徴が記載されているため、それを参考に自分の感覚を磨いていくのが良いでしょう。
二次試験ではより実務的なアウトプット能力が求められるため、家族や友人をお客さんに見立てて練習するのもおすすめです。感じたことを書いて考えをまとめるのも良いでしょう。
基本講習会に参加しよう
C.P.Aが開催する基本講習会に参加するのもおすすめです。チーズの教本をベースに、チーズを総合的に学ぶことができます。
前年度の過去問解説や実践的なテイスティングも行われるため、チーズプロフェッショナル資格認定試験の対策としては有用です。
基本講習会では6時間半かけて以下の内容を学びます。
-
チーズの文化史・原料と製造方法
-
テイスティング方法について
-
世界各国のチーズについて
-
チーズの販売、サービス、チーズの栄養、料理
また基本講習会の受講料は以下の通りです。
受講者 | 受講料 |
---|---|
C.P.A会員 | 19,800円 |
非会員 | 25,300円 |
決して安い金額とは言えませんが、1日で「チーズの教本」を理解できる魅力的なイベントです。
ちなみに2020年度の基本講習会はオンライン配信されます。自宅のパソコンから簡単に視聴できるため、積極的に参加してみましょう。
C.P.Aのセミナー・イベントへの参加もおすすめ
C.P.Aでは様々なセミナーやイベントが開催されています。チーズプロフェッショナルの試験対策には直接関係するものではありませんが、チーズに関する貴重な体験ができるのでおすすめです。
セミナー・イベントのテーマは色々で、日本酒とチーズの相性に注目した酒造見学やチーズ食べ比べセミナーなど、多角的にチーズを楽しむことができます。
開催場所は東京をはじめ、大阪・名古屋・福岡など全国各地に設けられます。
丁寧な解答を心がけよう
チーズプロフェッショナル資格認定試験は記述式の採点が厳しいため、難易度の高い試験となっています。
記述内容が正しい場合でも、誤字脱字や冗長な表現、回答欄からのはみ出し、殴り書きなどは減点の対象です。的確さ・丁寧さを欠くこれらの解答は「適切かつ真摯な接遇対応力」がないと判断されてしまいます。
そのため、試験勉強の段階から丁寧な解答を心がけて対策を行いましょう。
通信講座でしっかり学ぶこともおすすめ
チーズの世界は奥が深く、実は学ぶことは非常にたくさんあります。そのため、チーズの専門家が講師を務める講座を受講して網羅的に知識を習得することもおすすめです。
また、通信講座の方が短い時間でも効率的に学習できるという点でも受講するメリットがあります。
チーズプロフェッショナル検定はNPO法人チーズプロフェッショナル検定によって提供されていますが、この団体はチーズについて基礎から学べるチーズ検定も実施しています。
PBアカデミーは「チーズ認定講師資格取得講座」でこの検定の合格をしっかりサポートしてくれることで評判です。
チーズプロフェッショナルの試験日程・会場・受験料
ここからはチーズプロフェッショナル資格認定試験の受験に必要な基本情報をお伝えします。
チーズプロフェッショナルの基本情報
チーズプロフェッショナル資格認定試験は年に一回実施されます。一次試験は7月頃、二次試験は10月頃に行われるのが通例です。申込期日は一次試験の約1ヶ月前になります。
試験会場は一次試験が札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5会場 、二次試験が東京・大阪の2会場です。
申し込みはC.P.Aのホームページから行います。マイページにログインの上、申し込み及び支払いを行って下さい。
チーズプロフェッショナルに受験資格はある?
チーズプロフェッショナル資格認定試験の受験資格は、C.P.A全期個人会員にのみ与えられます。なお、申し込み期間内に会員になることも可能です。
会員登録はC.P.Aの公式サイトから行います。「アカウント登録」からログインの上、「マイページ」の「各種お申込み」から申し込みが可能です。
また、提出書類や入金の確認に時間を要するものの、郵送やFAXで申し込むこともできます。
一次試験に合格すれば二次試験を受験することが可能です。加えて前年度の一次試験合格者も二次試験を受けることが認められています。
チーズプロフェッショナルの受験料
認定チーズプロフェッショナルになるために必要な費用は以下の通りです。
費用 | 金額(税込) |
---|---|
一次試験+二次試験 | 11,000円 |
二次試験のみ(一次免除の場合) | 6,600円 |
認定料 | 11,000円 |
なお、前年度の一次試験合格者(一次免除対象者)に関しては5月初旬に「二次試験受験要項」が送付されます。
C.P.Aの年会費
チーズプロフェッショナル資格認定試験の受験資格は、C.P.Aの全期会員であることです。全期会員になるには、入会金5,000円と年会費10,000円の計15,000円が必要になります。
会員有効期間は1月から12月までの12ヶ月間です。途中から入会した場合でも12月までが期限となるため、注意しましょう。
チーズプロフェッショナルの合格者特典
チーズプロフェッショナル資格認定試験に合格すれば、「チーズプロフェッショナル」の呼称資格が与えれられます。
加えて、デュプロム(認定証やバッジ)やステッカー、認定証明証も合格時の特典です。ちなみにデュプロムはフランス語で「資格」を意味します。
また資格者として登録されると、小売店や飲食店などの場合はC.P.Aの公式サイトに掲載されるため、売り上げアップにつながるでしょう。
さらに資格を取得すればチーズ講師の道も開かれ、チーズソムリエとして多様な活躍が期待できます。
チーズプロフェッショナルが活かせる仕事は?
チーズプロフェッショナルには、飲食業界を中心としてチーズに関わる様々な現場で活躍が期待されます。
チーズプロフェッショナルは飲食業界で活躍
チーズプロフェッショナル資格認定試験は、仕事でチーズを扱う者やチーズ愛好者が受験する試験です。
その資格を活かせる職場としては、第一に飲食業界が挙げられます。チーズを取り扱うレストランやワインバーなどでは、資格で得た知識が有用です。
さらにはチーズ販売店においても、チーズプロフェッショナルの活躍が期待されます。特にチーズ販売に関しては、日本の食卓にチーズを定着させたいというC.P.Aの理念とも好相性です。
資格を追加して希少価値を高めよう
チーズプロフェッショナルに加えて、他の「食」に関連した資格を取得するのもおすすめです。専門的な知識をさらに追加することで、チーズソムリエとしての希少価値を高められます。
例えば、栄養士・管理栄養士や食育インストラクター、食育メニュープランナーなどを合わせて取得すれば、チーズを活かした新メニュー開発などが可能です。
さらにソムリエやワインエキスパートになれば、ワインバーなどで活躍することができます。
チーズプロフェッショナルと合わせて取りたいおすすめ資格
チーズプロフェッショナルの取得前後には、以下のような資格に挑戦するのも良いでしょう。
チーズの入門にはC.P.Aチーズ検定
まずは入門編のC.P.Aチーズ検定「コラムード・オブ・チーズ」から始めるのも良いでしょう。チーズ初心者はもちろん、周りよりもチーズに詳しいという自称チーズ通にもおすすめです。
チーズの名称や産地、製法、風味などチーズを取り巻く様々な知識を身に付けることができます。
ちなみにコラムード・オブ・チーズとは「チーズの仲間」という意味です。この検定を通してチーズの魅力を再発見し、食卓を豊かにしてみましょう。
ソムリエ/ワインエキスパート
ソムリエとワインエキスパートは、どちらも一般社団法人日本ソムリエ協会が主催する呼称資格認定試験です。
どちらもワインを中心とした酒類や飲料、食一般の専門知識・テイスティング能力を測る試験ですが、両者では受験資格が異なります。
ソムリエに関しては最低2年以上の実務経験が必要です。一方でワインエキスパートには受験資格がありません。ちなみに実務経験とは以下の職務に従事する経験のことを指します。
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アルコール飲料を提供する飲食サービス
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ワイン・酒類飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造
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アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務
なお、酒類に関する資格なので、どちらも年齢20歳以上の者を対象にしています。
ウイスキー検定
ウイスキー検定は、世界のウイスキーに関する知識を測る検定です。ウイスキーの歴史や原料、製法をはじめ、色々な飲み方やウイスキーについてのうんちくなど幅広い知識が試されます。
奥深いウイスキーの世界を楽しみたいという方におすすめです。ちなみにこの検定は、一般社団法人ウイスキー検定実行委員会の主催で2014年から実施されています。
ウイスキー検定には1〜3級までの等級があり、それぞれのレベルに合った試験を受けることが可能です。
さらにJW級、SM級、BW級、IW級では、それぞれジャパニーズウイスキー、シングルモルトウイスキー、バーボン、アイリッシュウイスキーの知識を試すことができます。
なお、JW級とSM級は初段・二段・三段・師範という4段階認定です。ウイスキー通の方はぜひ挑戦してみましょう。
チーズプロフェッショナルまとめ
チーズプロフェッショナルまとめ
- チーズを仕事にする人向けの資格なので難易度が高め
- 公式の基本講習会に参加するのもおすすめ
- 他の資格も合わせて取得すれば仕事の幅が広がる
チーズプロフェッショナルについて解説しました。
チーズプロフェッショナルはいわばチーズのソムリエで、仕事でチーズを扱う人向けの上級資格です。
独学で勉強する場合は、公式テキストと過去問を用いた学習が基本になります。またチーズをいくつか購入し、テイスティングの練習も行いましょう。
資格取得後はワインエキスパートなどの資格を合わせて取得することで、チーズソムリエとしての希少価値を高められます。
チーズ初心者の方は、まずはC.P.Aチーズ検定に挑戦するのも良いでしょう。