秘書検定は難しい?人気の2級や3級はもちろん準1級や1級の合格率などを解説!
「秘書検定ってどんな検定なの?」
「興味はあるけど難易度は高いの?」
そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
秘書検定は社会人にかかせない常識やマナーなどの知識・技能をはかる検定で、秘書志望はもちろん、そのほかの職種の社会人や学生にも人気です。
この記事ではそんな秘書検定について、基本情報から取得のメリットや難易度、勉強時間の目安まで詳しくまとめています。
読み終わった頃には、秘書検定について理解することができるはずです。
秘書検定をざっくり説明すると
- マナーや常識などが出題される
- 就活対策にも使える
- 1級、準1級、2級、3級がある
- 2級、3級は筆記試験のみ、1級・準1級は筆記と面接試験が行われる。
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秘書検定ってどんな資格?
秘書検定とは、公益財団法人実務技能検定協会が運営・実施している文部科学省後援の民間資格です。正式名称を「秘書技能検定試験」といいます。人材育成をテーマに、人柄も重視して実施されています。
検定名に「秘書」とありますが、社会人として必要なマナーや常識が学べるため、秘書志望でない人にもおすすめの検定です。実際高校生や大学生、社会人と幅広い層から受験されています。
受験目的としては、就活や転職活動でのアピール材料としてや、社会人としての自己研鑽などが挙げられます。検定の対策をしていく中で、実生活に生かせる知識・技能が得られるのが魅力です。
試験についての概要
秘書検定試験について基本情報をまとめました。
試験日及び試験地
秘書検定の試験日と試験会場を調査しました。
試験日
秘書検定試験は例年6月、11月、2月頃に年3回行われます。
予定されている2023年度の試験日は以下の通りです。
試験日:2023年6月18日(日) 受験申込期間:2023年4月6日(木) ~ 5月16日(火) 開催される級:すべて 1級、準1級の面接日程:6月下旬~8月上旬
試験日:2023年11月12日(日) 受験申込期間:2023年9月4日(月) ~ 10月10日(火) 開催される級:すべて
試験日:2024年2月11日(日) 受験申込期間:2023年12月4日(月) ~ 2024年1月16日(火) 開催される級:2級、3級
例年、1級、準1級の試験は、6月と11月の年2回のみの開催です。1級、準1級は筆記試験に合格すると面接試験に進め、面接の日程は試験会場ごとに異なります。1級、準1級を受ける際は、面接の日程も確認しておきましょう。
試験地
秘書検定試験では、全国各地に試験会場が用意されており、申し込みの際に希望のブロックを選ぶことができます。ブロック内のどの会場になるかは、選択できません。
例えば愛知県には、県内に2つのブロックが用意されています。比較的試験会場が多く、受けやすい試験と言えるでしょう。
自分がどの試験会場で受験するのかは、後日届く受験票にて確認できます。
受験資格や受験料
秘書検定を受ける上で気になる受験資格や受験料についてまとめました。申し込み方法についても調査したので、参考にして下さい。
受験資格
秘書検定には受験資格は問われません。学歴、年齢、実務経験など関係なく、だれでも受験できます。
また下の級から挑戦していく必要もありません。いきなり一番上の1級に挑むことも可能で、自分の実力や状況に合わせた受験ができるのが魅力です。
受験料
受験料は、級によって異なります。上級ほど受験料が高く設定されています。詳細は、以下の通りです。
級 | 金額 |
---|---|
1級 | 6,500円 |
準1級 | 5,300円 |
2級 | 4,100円 |
3級 | 2,800円 |
試験をインターネットで申し込む場合は、クレジットカードもしくはコンビニエンスストアで支払います。郵送で申し込む場合は、現金書留です。
申し込みの方法
申し込み方法には
- インターネットでの申し込み
- 郵送での申し込み
の2つがあります。
インターネットでの申し込みは、公益財団法人実務技能検定協会の秘書検定のページから行います。支払い方法はクレジットカードかコンビニ払いから選べます。
郵送での申し込みの場合はまず願書を取り寄せます。その後すぐに返送するのではなく、受験票が別途届くのを待って願書と受験料を郵送します。郵送する際は、記録の残る現金書留を利用しましょう。
生協などで申し込みできることも
秘書検定は、高校や専門学校、大学などでも推進されています。そのため、学校などで秘書検定の申込を受け付けていることも少なくありません。
学校で受験者を募集していたり、大学生協窓口で検定の申込ができることもあります。在籍している団体で確認しましょう。
秘書検定の受験者数と合格率について
2023年6月に行われた、秘書検定の受験者数と合格率は以下の通りです。
等級 | 受験者 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 666人 | 26.4% |
準1級 | 2,816人 | 45.9% |
2級 | 14,292人 | 57.6% |
3級 | 7,565人 | 73.3% |
一番受験者数が多いのは2級です。2級と3級は、どちらも合格率50%越えと多くの人が合格しています。またより難しい準1級でも45.9%あり、比較的合格率が高い試験であるということが伺えます。
併願することも可能
秘書検定は、「3級と2級」「2級と準1級」であれば併願できます。「落ちたら就活に間に合わないから不安」という人にも併願はおすすめです。
「3級と準1級」など連なっていない級の併願や、「準1級と1級」の併願はできません。併願する場合は、同日に筆記試験を2つ受けることになります。両方合格基準を超えた場合は、両方の級が合格になります。
併願する場合は、1通の願書で申し込みましょう。願書を2通に分けると試験会場が分かれる可能性があり参加が難しいです。また準1級の秘書検定は6月、11月しか開催されないため、注意が必要です。
秘書検定の試験形式
秘書検定の試験形式は級によって異なります。例年試験は、以下の通りの試験形式で行われています。
級 | 試験形式 | 制限時間 |
---|---|---|
3級 | マークシート方式約9割、記述式約1割 | 110分 |
2級 | マークシート方式約9割、記述式約1割 | 120分 |
準1級 | 1次試験:マークシート方式約14問、記述問題約9問 2次試験:面接(3人1組) | 1次試験:130分 |
1級 | 1次試験:記述問題約17問 2次試験:面接(2人1組) | 1次試験:140分 |
2級と3級は筆記試験のみですが、準1級と1級は筆記試験突破後、後日面接が行われます。級が上がるにつれて筆記試験の記述問題の割合が増え難しくなるのが特徴です。
秘書検定の出題範囲
筆記試験の出題範囲はいずれの級も、必要とされる資質、 職務知識、一般知識、マナー・接遇、技能の5項目です。
必要とされる資質、 職務知識、一般知識は理論に、マナー・接遇、技能は技能に区分され、それぞれの区分で60%以上正答することが合格ラインとなっています。
準1級、1級ともに2次試験の面接では、ロールプレイングゲームが行われます。準1級は、自己紹介と上司への報告、上司の来客への対応が試されます。また1級は、上司への報告、上司の来客への対応が出題範囲です。
秘書検定の例題
秘書検定の公式ページには過去問の一部と解説が掲載されています。雰囲気を知るためにも、確認してみましょう。
例えば2級の項目「必要とされる資質」では、「来客を取り次がないよう指示された場合に不適切な行為を5つの選択肢から選びなさい」という出題がされました。
また準1級の項目「職務知識」では、「出張帰りの上司に秘書はどうすべきか、4つ記述しなさい」という出題がされています。いずれの級も実際会社でよく起こる場面が問題にされていることが伺えます。
1級の試験内容
秘書検定1級では上司の仕事内容を把握した上で何をすべきか判断したり、上司の動きを先読みする、秘書として一段上の能力が求められます。1次試験が筆記、2次試験が面接です。筆記はすべて記述形式で答えなくてはなりません。
面接はロールプレイング形式で実践的な力が試されます。実際によくある場面を模した問題が出され、その出来事に対する対応力が見られる試験です。2人1組で行います。出題は「上司への報告」と「来客対応」の2問です。
準1級の試験内容
準1級では、上司や後輩への相談に乗れるような物事への判断力や対応力があることが求められます。中堅の秘書レベルの検定です。筆記試験だけでなく面接が行われ、人柄も重要になってくるのが特徴です。
筆記試験ではマークシート式の選択問題と記述式の問題が出されます。面接では、「あいさつ」「報告」と2問「状況対応」を行います。あいさつは、試験管に面接番号と名前を伝える簡単なものです。
報告は、50文字程度にまとめて伝えます。状況対応では、パネルに書かれた言葉を適切な言葉に言い換える能力が問われます。体勢や動作、言葉遣いだけでなく明るさや身なりなども審査に含まれます。
2級の試験内容
2級では、上司のサポートをする中で優先順位を考えられるだけの能力が求められます。面接は行われず、筆記試験に受かれば合格です。
試験問題のおよそ9割がマークシート式で、残りのおよそ1割は記述式で出題されます。
3級の試験内容
秘書検定3級では社会人の基本となる常識を知っているかや、好感を持たれる対応の仕方が問われます。高校生の受験者も多い級です。筆記試験のみで、およそ9割がマークシート式、残りのおよそ1割は記述式での出題です。
合格ラインは理論と技能で60%以上
いずれの級も、筆記試験の合格ラインは「理論」と「実技」の両方の区分で正答率が60%以上あることです。どちらかの点が足りない場合不合格となってしまうため、苦手を作らないことが大切になります。
筆記試験の試験項目はいずれの級も、必要とされる資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇、技能の5つです。このうち必要とされる資質、職務知識、一般知識は「理論」に、マナー・接遇、技能は「実技」に区分されます。
実技=面接試験ではないので注意しましょう。他の受験者に影響されない絶対評価なので、しっかり勉強して臨めば合格が期待できます。
それぞれの級の難易度はどのくらい?
以下では、秘書検定の難易度について、級ごとに詳しく解説していきます。
1級・準1級は高難易度
2023年6月に行われた試験の1級の合格率は26.4%で、高難度であることが伺えます。秘書として働いている人や、秘書課への配属を希望している人が受験することも多いハイレベルな試験です。また準1級の合格率は45.9%でした。
どちらの級も難易度が高く難しいため、しっかり対策することが必要になります。
2級なら独学で取得可能なレベル
秘書検定2級の合格は独学でも可能だと言われています。社会人だけでなく大学生の受験も多いです。
働くうえでよく出会う場面からの出題も多く、実践的な知識が身につきます。置かれた状況に対する優先順位や、知っておきたいマナー・常識なども問われます。受験しておいて損はない検定でしょう。
2023年6月に行われた試験の合格率は57.6%でした。
3級は比較的簡単に取得可能
秘書検定3級では基本常識を問われることが多く、それほど難しい試験ではありません。高校生の受験も多いのが特徴です。
3級は2級との併願も可能なので、滑り止めとして使うこともできます。併願することで安心感が増すため、リラックスして試験に臨めるというメリットもあります。併願する際は一つの願書で申し込むよう気を付けましょう。
各級の取得に必要な勉強時間の目安
どのくらいの勉強時間で合格できるのか調査しました。もともとの知識量が異なり、勉強ペースにも個人差が大きいためあくまで勉強時間の目安として考えましょう。
1級・準1級合格には数か月から半年かかる
1日の勉強時間を1時間とした場合、2~6ヶ月程度の学習が必要だと言われています。筆記試験における記述問題の割合が多く、対策に時間がかかります。何度も過去問や問題集を解き、身に着けていくことが大切です。
また面接試験対策として講座やセミナーを利用する人が多いのも特徴です。しっかり腰を据えて勉強した上で合格を目指す人の多い試験であると言えるでしょう。
2級は最短で1か月で取得可能
1日の勉強時間を1時間とした場合、2ヵ月程度が目安です。60時間程度勉強時間が必要だと言われています。通信講座やセミナーはもちろん、独学で合格している人もいます。面接試験がなく、比較的対策しやすい級と言えるでしょう。
独学にするか講座などにするか勉強方法に悩んだ場合は、問題を解いてみて感触を確かめてみるのがよいでしょう。公式ページに過去問が少し掲載されています。
比較的合格率も高い級でありながらメリットが多く、就活対策にも使えます。自分磨きになるのも利点でしょう。
3級合格には勉強しなくても良い?
3級の受験期間は1日の勉強時間を1時間とした場合、20日程度が目安と言われています。難易度は高くなく社会人でマナーに自信のある人なら、新たに勉強しなくても合格できるでしょう。
また働いたことのない学生の人でも、テキストや問題集を1周行えば合格が期待できます。もちろん基礎知識に差があるため、勉強時間に個人差はあるでしょう。
合格率は52.5%で、およそ半数の人が落ちているのも事実です。独学で合格できる級ですが一夜漬けでの合格は難しいでしょう。こつこつ勉強時間を積み重ねていくのがおすすめです。
おすすめ独学勉強法
おすすめの勉強法をご紹介します。
テキストと問題集を使った勉強法
秘書検定合格のためには、できるだけ多くの問題を解くのがよいでしょう。出題に傾向があり、似た問題が出されることも多いです。問題を解いていく中で、試験の雰囲気を掴んだり、知識を身に着けることができます。
また、一度間違えた問題は解説を利用して正しい知識を身につけましょう。何度も同じ問題に挑戦することで、本番で誤答しないようになります。過去問は3回を目安に繰り返し挑戦しましょう。
書く動作は手と頭両方を使うため、記憶に残りやすいです。またテキストを利用する際は声に出して読むのが効果的だと言われています。視覚と聴覚両方を使いながら、効率的に覚えることができます。
季節の挨拶は暗記が大変
○○の候という時候の挨拶問題がよく出題されます。たくさんの種類があるため、難しいと感じる人が多い分野です。これはこの季節とだいたいで覚えるのではなく、月単位で正確に記憶しなくてはなりません。
イメージしたり、パターン化して覚えるのがよいでしょう。
グラフ問題はポイントを押さえて得点力アップ
秘書検定では「円グラフ」「帯グラフ」「棒グラフ」「折れ線グラフ」の作成能力が問われます。どの種類のグラフにするのかも、問題を読み自分で判断しなくてはなりません。
用途によって向き不向きがあるため、どのグラフが何を表しやすいのか、特徴を把握しておきましょう。
また、グラフを作成する際忘れやすいのが「タイトルの表記」「単位の表記」「基点となる0の表示」「令和○年 ○○調べ」の記載Sです。確認する癖をつけておくのが、着実に点を取り合格するポイントです。
2級以上は4つすべてのグラフが出題範囲で、3級は帯と棒グラフのみ出題されます。グラフはよく出る分野なので、対策を取っておきましょう。
4つのおすすめテキスト・参考書
優秀なテキストを4冊ご紹介します。
- 現役審査委員が教える 秘書検定2級・3級テキスト&問題集(税込1,188円)
2級・3級の対策を1冊で行えるテキストです。巻末に模擬問題がついています。併願を考えている人にもおすすめです。
- 秘書検定2級 2020年度版問題集(税込1,540円)
実務技能検定協会が編集した問題集です。問題を解きながら学んでいきたい人にぴったりの1冊でしょう。
- 秘書検定集中講義 2級 早稲田教育出版(税込1,430円)
実務技能検定協会が編集しており、試験範囲が網羅されています。項目ごとに学んでいける参考書です。
- 秘書検定2級パーフェクトマスター(税込1,430円)
実務技能検定協会編集の、過去問題集型テキストです。過去問が221問掲載されています。
1級・準1級まで受けたい場合
1級・準1級に合格するには、面接対策が欠かせません。1級・準1級の挑戦を視野に入れている人は、通信講座で対策するのもよいでしょう。
ユーキャンの秘書検定講座では、秘書検定面接試験の元審査員により監修されたオリジナルの「面接対策DVD」が教材としてついており、面接試験の重要ポイントを効率よく身に付けることができます。
さらに筆記試験対策に関しても質問対応や添削サポートなどのサービスがついており、勉強に不安がある方でも使いやすい講座となっています。
対策が難しい秘書検定の上位級を受験される方には、特におすすめの講座なのでぜひ一度チェックしてみてください。
秘書検定を受けるメリット
ここでは、秘書検定を受けるメリットをまとめました。秘書検定は就活で有利になるだけでなく、仕事や日常生活でも周囲の人に好印象を与えるような立ち居振る舞いを身につけるのにピッタリの資格と言えます。
就活の際、面接で有利に
秘書検定は、就活対策として使える資格です。最近では面接を重視する企業が増えていますが、特に地方では資格も採用判断の一つとして見られる傾向にあります。
秘書検定を持っていることで、社会人として必要なマナーや常識を知っていることを客観的に証明できます。また秘書検定で学んだことが、面接の場で生きることもあるでしょう。
資格の勉強によって身についた時間管理能力やコミュニケーション能力、また多様な業務に対応することで得た柔軟性は様々な場面で役に立ちます。
就活や転職を控えている人は、受験を検討するとよいでしょう。
社会人としての基本的な言葉遣いやマナーが身に付く
秘書検定では、電話対応や来客対応、社内文章の書き方などの社会人として必要な知識が得られます。多くの職種で実際使うものなので、身に着けておくのがよいでしょう。
すでに社会人の人も改めて勉強することで自信をもって行えます。自分のレベルを確認してみるのもよいでしょう。
また、大人として知っておきたい祝儀袋の書き方や葬儀での言葉遣い、返信ハガキの書き方なども学べます。いざというときに役に立つ知識が多いのが、秘書検定の魅力です。
広範な分野にわたる幅広いスキルを身につけることで、日常生活をより豊かにするだけでなく、職務の幅を広げることにもつながるでしょう。
周りに好印象を与える
どういう態度や言葉遣いをすれば、周囲の人に好感を持たれるのかを習得できるのが秘書検定のメリットです。人に与える印象には言葉遣いをはじめ態度や振る舞い、話し方など多くの要素が関わっています。
そのため、勉強していく中で自分が今まで意識していなかった部分に触れれる可能性もあります。また秘書検定で学んだ知識・技術は就活や転職の面接でも生きてくるでしょう。
正しいマナーや常識を知っていることは、信頼に繋がります。秘書検定はビジネスマンとして知っておくべきことを、何となくではなくきちんと学べる良い機会の一つと言えます。
何級以上から履歴書に記載すべき?
秘書検定は何級から履歴書に書くとよいのか調べました。
3級からでOK
難易度の低い資格は履歴書に書くメリットがないと言われることもありますが、秘書検定は3級でも履歴書に書くとよいでしょう。
秘書検定3級を取得しているからという理由で、特段に評価が上がるわけではありませんが、資格・免許欄がすべて埋まっていないのであれば書いておくのがおすすめです。持っている資格が多い場合は、厳選する必要があります。
秘書検定の記載で、一般的な常識やマナーを知っていると客観的に証明できます。また、資格にチャレンジした意欲の高さを評価してもらえる可能性もあります。
準1級や2級を持っているとアピール力アップ
秘書検定準1級は難しい試験であり、秘書検定の知名度自体も高いため、アピール材料として十分活躍するでしょう。面接試験を突破したことから、即戦力や実践的な人材として期待されることもあります。
また2級の合格でも、社会人として働いていけるだけの敬語の知識や常識を持っていると客観的に証明できます。2級は効果的な仕事の仕方を問われる級でもあります。評価されやすい検定のため社会人だけでなく大学生も多く受験しています。
多くのことを学んで、吸収していく姿勢を見せることで、就職・転職活動を優位に進めていけるでしょう。
秘書検定のまとめ
秘書検定のまとめ
- 社会人として必要な知識・技術が身につく
- 履歴書には3級から書けるが、アピールするなら2級以上あるとよい
- 「2級と3級」「準1級と2級」は併願可能
- 上の級を受けるなら通信講座もおすすめ
秘書検定は級によって難易度が異なるため、自分に合った勉強法で必要な級に挑戦するとよいでしょう。併願制度もうまく活用してください。
メリットの多い秘書検定、是非一度取得を検討してみてはいかがでしょうか。