秘書検定合格に必要な勉強時間は?効果的な勉強法や難易度、独学可能かも解説!
「秘書検定に合格するにはどのくらいの勉強時間が必要なの?」
「秘書検定の独学は可能?良い勉強法は?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
秘書検定は社会人に必要な礼儀やマナー、教養が身に付くため、あらゆる人におすすめの検定です。
準1級以上は面接試験もあるため、就活生の面接対策にも役に立ちます。
今回は秘書検定に必要な勉強時間を、試験の難易度や独学でのおすすめ勉強法などと共に紹介します。
これを読めば、秘書検定の勉強時間及び対策法がよく分かるはずです。
秘書検定の勉強時間についてざっくり説明すると
- 1・準1級は2〜6ヶ月、2級は1〜2ヶ月の勉強期間が必要
- 3級なら20日程度の独学で合格が可能
- 1・準1級を狙う場合は通信講座の活用がおすすめ
このページにはプロモーションが含まれています
秘書検定について
秘書技能検定試験は「人柄育成」を目的とした試験です。社会人に必要な礼儀やマナー、教養が身につきます。
主催団体は公益財団法人・実務技能検定協会です。当協会は、他にもビジネス実務マナー検定などのビジネスパーソンに向けて試験を実施しています。
秘書検定では社会的なマナーを習得できるため、秘書に限らず就活生や会社員などが多く受験する試験です。
受験者としては、やはり女性の割合が圧倒的に多く、中でも女子高生や女子大生が広く受験しています。
秘書検定のメリットは、社会に出た時に必要になる礼儀作法や日常では学ぶことのできないビジネスの場における手紙・メール、敬語の使い方を学べるという点が挙げられます。
あらゆる人に有用な社会的常識を学ぶ資質開発型検定ですので、男性の方も積極的にチャレンジしてみて欲しい資格です。
秘書検定の各級難易度
秘書検定には、準1級を含む1〜3級までの4等級が存在します。
以下では各階級の詳細を解説しましょう。
1級・準1級は難易度が高いため秘書を目指す人向け
1級・準1級は合格率40%以下のかなり難易度が高い試験です。
試験内容は、現役秘書や大手の秘書課へ就職を目指す人向けのレベルになります。
準1級以上になると筆記試験に加えて面接試験も行われるため、対策が難しい試験です。
過去の合格者の対策方法を十分に学びつつ、自分の強みと経験を上手く活かす必要があります。
しかし就活の面接対策には有効のため、特に準1級は大学生に人気があります。
コスパがいいのは2級
2級までは筆記試験のみで、独学でも十分合格が可能と言われる試験です。
大学生や社会人がマナー・教養の力をつけるために受験するには、ちょうど良いレベルと言えるでしょう。
2級では、上司に適切なサポートを行うための優先順位を考える問題などが出題されます。
人柄に加え、仕事における要領の良さが試される内容です。
合格率は50〜60%と高いので、比較的取得しやすい試験と言えます。
その割には実用的なスキルが身に付くため、コスパの良い試験と言えるでしょう。
3級取得は比較的容易
3級も2級同様、筆記試験のみで合否が判定される試験です。
試験範囲も2級と同じですが、3級ではより基本的な内容が問われます。
2級と3級は併願で出願することができるため、滑り止めとして利用するのも良いでしょう。
基本的な職場常識をテーマにした社会人向けの内容なので、高校生などは3級から順番に受けるのもおすすめです。
勉強時間の目安
各等級の勉強時間の目安は以下の通りです。
1級や準1級合格に必要な勉強時間
1・準1級に合格するには、1日1時間勉強した場合、2〜6ヶ月の勉強期間が必要です。
かなり難易度が高い試験のため、勉強時間もその分長くなります。
特に筆記試験の記述問題は難しいため、対策に多くの時間が必要です。
勉強法としては、テキストの読み込みを入念に行い、知識が定着したら問題集・過去問でアウトプットを繰り返し行う方法をおすすめします。
面接試験の対策は個人で行うのは難しいため、講座やセミナーを活用しましょう。
ちなみに勉強期間の目安に4ヶ月もの幅があるのは、事前知識や能力によって勉強の進度が異なるからです。
2級合格に必要な勉強時間
2級に合格するには、60時間の勉強時間が必要と言われています。つまり1日1時間勉強したとして1〜2ヶ月ほどかかる計算です。
2級は比較的易しい試験のため、独学でも十分合格できます。筆記試験のみなので対策がしやすい試験です。
ただし、独学での勉強に不安を感じる人や社会人のマナーに馴染みのない人は、通信講座を利用するのも良いでしょう。
実際に問題を見てみて独学は難しいと感じたら、通信講座を活用するのがおすすめです。
合格がしやすい試験でありながら、社会人として有用なマナーが身に付くので、就職にも有利に働くでしょう。
また、2級の試験内容は実用的な内容が多く含まれており、習得した知識は日常のコミュニケーションにおいても活かせることでしょう。
3級合格に必要な勉強時間
3級は1日1時間勉強すれば、20日程度で合格することが可能です。
社会人として働いていれば当たり前の内容なので、オフィスマナーに自信があるならほとんど勉強しなくても合格できるでしょう。
そのため、社会経験のない学生であっても、テキストや問題集を1通りこなせば十分合格出来ます。
試験勉強は毎日コツコツ続けるのがおすすめです。試験直前に詰め込むのではなく、通学・通勤の間に30分でも良いので毎日少しづつ勉強しましょう。
秘書検定の試験形式
ここからは秘書検定の試験内容について詳しく解説します。
秘書検定の出題範囲
秘書検定の問題は5つの分野から出題されます。各分野の詳細は以下の通りです。
分野 | 問われる内容 |
---|---|
秘書の資質 | 秘書に必要な知識や人柄 |
職務知識 | 秘書として働く上で必要な知識 |
一般知識 | 社会常識や経営に関する知識 |
マナー・待遇 | ビジネスマナーやもてなしの方法 |
技能 | 会議や文書資料管理に関する知識 |
なお、上から3つが「理論」、下から2つが「実技」に領域区分されます。
秘書検定の試験形式
2級までは筆記試験のみ、準1級以上は筆記試験と面接試験(二次試験)が実施されます。
試験形式及び試験時間の詳細は以下の通りです。
等級 | 試験形式 | 試験時間 |
---|---|---|
1級 | 記述問題17問/ 2人1組の面接 | 筆記:140分 面接:10分 |
準1級 | 選択問題14問・記述問題9問/3人1組の面接 | 筆記:130分 面接:10分 |
2級 | 選択問題31問・記述問題4問 | 120分 |
3級 | 選択問題31問・記述問題4問 | 120分 |
秘書検定の例題
各等級ごとの試験内容の詳細は以下の通りです。
1級
試験形式は筆記及び面接で、筆記は全て記述式となります。
上司の仕事内容を把握し、秘書としてやるべきことをその都度判断する能力が問われる試験です。
具体的には上司の仕事が捗るように、常に先を読んだサポートを行う上級の秘書にふさわしい振る舞いが求められます。
面接はロールプレイング形式で、実践を通して人柄の表現力が問われる試験です。
ロールプレイングとは、現実に起こりうる設定の元で複数人がそれぞれの役を演じ、擬似体験を行うという形式になります。
ある事柄が起こった時の適切な対応能力が試される内容です。
面接の課題内容は、上司への「報告」及び来客への「対応」になります。
準1級
準1級は中堅秘書向けの内容で、物事の判断力や対応力が問われます。
こちらも筆記試験と面接試験が実施されます。
筆記試験の形式は、マークシート方式と記述式の二つです。
面接試験は1級同様、ロールプレイング形式で行われます。課題は「あいさつ」、「報告」、「状況対応」の3つです。
「あいさつ」の内容は、面接番号や名前を言う簡単な自己紹介になります。
「報告」は50字程度の文章を書く試験です。
「状況対応」ではパネルに示された課題に対応する力が試されます。
2級
2級では上司に適切なサポートを行うための優先順位など、やや複雑な場面設定の問題が出題されます。
筆記試験のみで実施され、面接試験はありません。
マークシート方式が9割、残り1割が記述式という出題構成です。
3級
職場で必要となる基本的な常識が問われます。秘書としての気配りや人柄が良いと思われるコツなどが問われる試験です。
こちらもマークシート方式と記述式が実施され、面接試験はありません。
筆記試験の出題構成は2級と同様です。
理論と技能で60%以上が合格ライン
秘書検定の合格基準は、「理論」と「実技」の両方で正答率が60%以上を超えることです。これは全ての等級に共通した基準になります。
そのため、例えば「理論」が80%の正解率でも「実技」の正解率が50%なら不合格となるため注意が必要です。
勉強の際は、「理論」と「実技」をバランスよく対策するようにしましょう。
「実技」と言う名前から面接試験を連想する方がいますが、「理論」・「実技」共に筆記試験の領域区分です。
2級・3級は筆記試験のみで面接試験はありませんが、「実技」の領域に関しても出題されます。
秘書検定の受験者数、合格率
2022年に行われた秘書検定の受験者数及び合格率は以下の通りです。
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 1,492人 | 30.0% |
準1級 | 6,069人 | 39.9% |
2級 | 45,799人 | 59.4% |
3級 | 28,587人 | 67.1% |
データ出典:ビジネス系検定 受験者状況
上記を見ると、最も受験者数が多いのは2級ということが分かります。
合格率は60%程度のため、比較的簡単な試験だと言えるでしょう。
併願することも可能
秘書検定では、準1・2級もしくは2・3級の併願が可能です。
ただし、1・準1級の併願出願は出来ません。
全ての筆記試験は同一日に行われるため、併願の場合は2連続で試験を受けることになります。
1・2級もしくは準1・3級は、試験時間がかぶるため併願は不可能です。
おすすめの勉強法
ここからは秘書検定の対策に有効な勉強法について解説します。
独学におすすめの参考書ベスト4
秘書検定の独学には以下の4冊がおすすめです。
現役審査委員が教える 秘書検定2級・3級テキスト&問題集
1冊目は「現役審査委員が教える 秘書検定2級・3級テキスト&問題集」です。
2級と3級の対策に有効な参考書になります。
2級・3級は試験範囲が同じため、両者を併願する場合でもテキストはこれ1冊で十分でしょう。
ちなみに価格は1210円(税込)です。
秘書検定2級 2023年度版問題集
2冊目は「秘書検定実問題集2級 2023年度版」です。
実務技能検定協会が編集した公式問題集になります。
この問題集から類似問題が出題されることもあるため、これを使った演習は得点アップに効果的です。
価格は1650円(税込)になります。
秘書検定集中講義 2級
3冊目は「秘書検定集中講義 2級」です。こちらも実務技能検定協会が編集した公式テキストの一つになります。
ケーススタディで具体的な場面をイメージしながら学ぶことができるため、分かりやすい1冊です。
価格は1430円(税込)で、早稲田教育出版から出ています。
秘書検定2級パーフェクトマスター
最後におすすめしたいのは、「秘書検定2級パーフェクトマスター」です。
こちらは秘書検定におけるメインの公式テキストになります。
過去問でポイントがチェックできるため、主題のイメージを掴みやすい内容です。
価格は1430円(税込)になります。
必要なのはテキストと過去問だけ
秘書検定2級の合格に必要な教材は、テキストと過去問だけです。
テキストで学んだ箇所を過去問で対策するというシンプルな勉強法で合格できます。
勉強時間が確保しにくい場合
勉強時間が満足に取れないという場合は、「秘書検定クイックマスター2級」を使いましょう。
こちらも公式テキストの一つですが、試験合格に必要な要点だけを厳選した内容なので、忙しい人にはおすすめです。
ちなみに価格は1320円になります。
社会人や一度、不合格になった人
万が一、不合格となってしまった場合は、過去問演習を十分に行って試験形式に慣れることが重要です。
基本的な知識はすでに持っている状態のため、一から勉強し直す必要はありません。
また、社会人なら試験内容は日頃の業務で身に付けている場合も多いので、いきなり過去問演習から始めても良いでしょう。
1・準1級も受験したいと考える場合
秘書検定で1級や準1級といった上位級を目指す場合は、通信講座を受講するのがセオリーとなります。
というのも、準1級や1級では「面接試験」が登場するため一人で対策するのが難しくなってしまうからです。
資格Timesがおすすめする「ユーキャンの秘書検定講座」では、秘書検定の元面接試験審査官の方が監修したDVDを元に面接のコツや流れを身に付けることができます
また、学科試験に関しても質問回答サービスや添削サービスが充実しているため勉強を進めやすく、上位級を目指す方に大変おすすめの講座となっています。
この機会に、是非一度チェックしてみてください。
オンラインでの勉強もできる
「オンスク.JP」というオンライン学習サービスも存在します。
オンスクでは様々な資格対策講座を開講しており、月額980円(税抜)でそれらの講座が受け放題というサービスです。
最短20秒の無料会員登録を行えば、各講座の講義動画や問題演習を一部無料体験することができます。
秘書検定に関しては「秘書検定2級・3級講座」が開講されており、秘書検定の指導や審査経験を持つ講師から合格のコツが学べます。
興味のある方はまずが無料会員登録してみましょう。
秘書検定の勉強法と対策法
秘書検定では過去問と同じような問題が出題されることも珍しくありません。
また社会人なら当たり前に正解できるような問題も多いです。
そのため秘書検定の勉強に関しては、インプットよりもできるだけ多くの問題を解くことに専念するのが良いでしょう。
過去問をひたすら解いて、問題に慣れることが合格への近道です。
間違えた問題や不安な部分は解説をよく読み、次から正解できるように復習しましょう。
一つの過去問は3回程度繰り返し解くことがおすすめです。
反復して解くことで解法がパターン化されるため、紛らわしい問題にも対応できるようになります。
また暗記事項がある場合は、書きながら覚えたり、声に出して覚えたりと、視覚以外の部分も連動させて覚えると効果的です。
季節の挨拶の対策
「○○の候」という季節の挨拶は、秘書検定における頻出問題の一つになります。
季節の挨拶を覚える際のポイントは、月単位で正確に暗記することです。
大体の季節で覚えるのではなく、月ごとに記憶しておけばケアレスミスが防げます。
ただし冷夏や暖冬など季節の挨拶が相応しくない場合は、「時下」を使う必要があります。
季節の挨拶は20個程度なので、全て暗記してしまいましょう。
グラフ問題への対策
グラフ問題も秘書検定でよく出題される項目の一つです。
グラフには「円グラフ」、「帯グラフ」、「棒グラフ」、「折れ線グラフ」の4つと、2種類を組み合わせた「混合グラフ」があります。
グラフ問題のポイントは以下の4つを忘れないことです。
-
タイトルの表記
-
単位の表記
-
基点となる0の表示
-
令和○年 ○○調べ
サイトやスマホアプリで対策
サイトやスマホアプリを上手く活用するのも良いでしょう。
サイトで学習
「過去問.com」というサイトでは、300問という膨大な過去問及び予想問題を解くことができます。
正解率や残りの問題数、正答数などがリアルタイムで表示されるため、適宜自己分析をしながら演習を行うことが可能です。
パソコンやスマホから全て無料で閲覧できるため、独学の強い味方と言えるでしょう。
スマホアプリで学習
「パブロフ秘書検定2級」というスマホアプリを活用するのも良いでしょう。
Apple StoreやGoogle playから500円でダウンロードが可能です。
スマホアプリなら移動時間や待ち時間などのスキマ時間を有効活用することができます。
ただし答えが間違っている箇所があるため注意しましょう。正誤の判断がきちんとつく試験直前期などの利用がおすすめです。
おすすめの勉強スケジュール
秘書検定2級の勉強は以下のようなタイムスケジュールで行うと良いでしょう。
初めの1~2週目はテキストを読む
最初はテキストをざっと読むことから始めます。
まずはテキストを読み込む
まずはテキストを1回読んでみましょう。この時は内容を理解しようとする必要はありません。
流し読みで構わないので一周し、テスト内容の雰囲気を掴みます。
その後2、3回は同じように読み、慣れてきたら内容にも注目して読みましょう。
6、7回目になれば、熟読する気持ちで内容理解を目指します。
過去問にトライ
ある程度内容が理解できたら、早速過去問に挑戦しましょう。
初めなので間違えるのは当たり前です。重要なのは間違えた問題をきちんと復習することになります。
過去問の解答・解説やテキストの該当部を読んで、知識の穴を埋めましょう。
3~4週目はもう一度読み込みと演習を
テキストの読み込みから過去問演習という流れをもう一度繰り返します。
再度テキストの読み込み
過去問演習で分からなかった箇所や不安な部分を重点的に補強するイメージで、テキストもう一度しっかり読み込みましょう。
大体の知識に自信がついてきたら、細部にまで注目して読み直します。
テキスト内容を全て完璧に把握していれば合格は確実なので、そのつもりでインプットに励むべきです。
過去問を解きまくる
再度の読み込みが十分にできたと感じたら、過去問演習に移行します。
過去問演習の目的は自分の苦手な問題や覚えていない部分を発見することです。
そうした箇所を発見したらその都度テキストなどで確認するようにしましょう。
疑問点は気づいた時に即座に解決するのがおすすめです。
スキマ時間を利用して
特に試験直前期は、スキマ時間を有効活用して勉強時間を増やすことを心がけましょう。
アプリで学習
先述したようなアプリを使って知識の定着を図りましょう。
知識は時間が経つと忘れてしまうので、試験直前期にはアプリを利用した確認作業が有効です。
ただしスマホアプリは内容が間違っている可能性があるため、知識が十分に定着してから使うようにしましょう。
問題集で学習
過去問演習だけでは不安だという場合は、問題集を活用すると良いでしょう。
問題集を使えば分野ごとに学習することができるため、苦手な分野を重点的に対策するべきです。
特に記述対策や敬語の問題などで問題集を利用するのが良いでしょう。
試験情報
ここでは秘書検定の受験に必要な基本情報をお伝えします。
試験日及び試験地
秘書検定の試験日及び試験地の詳細は以下の通りです。
試験は年に2~3回
秘書検定では2・3級が年に3回、1・準1級は年に2回実施されます。直近の試験日3回の詳細は以下の通りです。
試験日① | 日程 |
---|---|
受験受付 | 2023年4月6日(木) ~ 5月16日(火) |
筆記(全級) | 2023年6月18日(日) |
面接(1・準1級) | 6月下旬~8月上旬 |
試験日② | 日程 |
---|---|
受験受付 | 2023年9月4日(月) ~ 10月10日(火) |
筆記(全級) | 2023年11月12日(日) |
面接(1・準1級) | 12月上旬~1月上旬 |
試験日③ | 日程 |
---|---|
受験受付 | 2023年12月4日(月) ~ 2024年1月16日(火) |
2級・3級 | 2024年2月11日(日) |
試験は全国各地で実施
秘書検定は全国各地で実施されます。
筆記試験会場に関しては各地区ごとにブロック化されています。
居住地域に近い希望ブロックを選びましょう。なお、ブロック内における特定の会場を希望することはできません。
筆記試験会場一覧は、公式HPからご確認ください。
面接試験地について
1級及び準1級の面接試験地は以下の通りです。
等級 | 面接試験地 |
---|---|
1級 | 札幌、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島 |
準1級 | 札幌、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇 |
試験日程は会場ごとに異なるため注意が必要です。
会場によっては何日間かに渡って実施されることもあります。
ちなみに1級では東京で3日、準1級では東京で3日、名古屋で2日、大阪で3日実施されます。他の会場では試験日は1日しかありません。
面接試験日程の詳細は、こちらから確認できます。
受験資格や受験料
秘書検定の受験資格及び受験料の詳細は以下の通りです。
受験資格は無い
秘書検定に受験資格はありません。年齢や学歴、実務経験などを問わず、誰でも受験できます。
そのため、いきなり1級から受けることも可能です。
ただし1・準1級の面接試験(二次試験)に関しては、筆記試験合格者のみが受験できます。
また1・準1級には筆記試験免除もあり、筆記試験に合格して面接試験で不合格の場合、先の2回に関しては筆記試験が免除されます。
受験料
秘書検定の受験料は以下の通りです。 併願することもできるので、是非チャレンジしてみてください。
等級 | 受験料 |
---|---|
1級 | 7,800円 |
準1級 | 6,500円 |
2級 | 5,200円 |
3級 | 3,800円 |
準1・2級 | 11,700円 |
2・3級 | 9,000円 |
秘書検定に必要な勉強時間まとめ
秘書検定に必要な勉強時間まとめ
- 2級なら60時間程度勉強すれば独学でも合格可能
- 独学に必要な教材はテキストと過去問だけ
- 面接試験がある準1級以上は通信講座の利用がおすすめ
秘書検定に必要な勉強時間について解説しました。
秘書検定2級までは比較的難易度が低いため、独学でも十分合格が可能です。
勉強時間の目安は60時間程度で、1〜2ヶ月の勉強期間が必要になります。
面接試験のある準1級以上は対策が難しいため、通信講座を活用するのがおすすめです。