国家公務員の面接カードはどう書く?実際の記入例を元に好印象に繋がる書き方を解説!
「国家公務員試験の面接カードにはどのようなことを書けばいいの?」
「国家公務員試験の面接カードの具体的な書き方が知りたい!」
国家公務員試験の面接カードの書き方について、このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、国家公務員試験の面接カードについて、具体的な記入例や注意する点、印象がアップする書き方などを徹底解説しています。
現在面接カードの書き方で困っている方は、ぜひこの記事でよい面接カードが書けるようにして面接を突破し、国家公務員に合格しましょう!
国家公務員の面接カードについてざっくり説明すると
- 面接カードとは、国家公務員試験の一次試験合格者が、その後の人事院面接の際に提出するカードのこと
- 面接カードでは、学歴、職歴、志望動機、自己PRなどを書く
- 志望動機についてのよい記入例としては、自分の体験談を元に志望した動機に繋げていくことが挙げられる
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国家公務員の面接カードは超重要
国家公務員の官庁訪問で行われる面接では、面接カードの内容を元に質問されることが多いため、面接カードの内容が採用に直結すると言っても過言ではありません。
そのため、面接カードにはしっかりと自分のアピールポイントを書き、丁寧に作成することが重要です。
ここでは、面接カードの書き方について解説します。
そもそも公務員の面接カードとは
そもそも面接カードとは、公務員試験の一次合格者が、人事院面接に向けて、経歴、志望動機、自己PRなど自分についての情報を書く書類のことです。
この面接カードを参考にし、第2次試験以降の人物試験である人事院面接が行われます。民間企業でのエントリーシートのようなもので、採用されるためには大変重要なものです。
面接カードは事前に郵送で提出するケースが一般的ですが、国家公務員の官庁訪問では訪問当日に提出させられるケースもあり、訪問カードとも呼ばれます。
人事院のホームページでダウンロード
国家公務員の面接カードは、人事院のホームページでダウンロードをし、印刷したあとに記入します。
試験のレベルや試験名ごとに面接カードをダウンロードできる期間は異なっています。各面接カードのダウンロード可能期間については、人事院の国家公務員試験採用ホームページに掲載されていますので、期間中に忘れずにダウンロードしておきましょう。
また、志望する職種によって面接カードに書くべき内容も異なることについても注意が必要です。
国家公務員の面接カードの記入項目
国家公務員の面接カードは、志望する職種によって書くべき内容が違う部分もありますが、一般的には次のような内容を書くようになっています。
①自分の基本的な情報
自分の基本的な情報を書く部分では、自分の名前などの他、最終学歴、専攻分野、職歴などの経歴について書く必要があります。
この部分により、受験者の能力が面接官からある程度測られる場合もあるため、自分の経歴についてはしっかり記入しておくことが必要です。
例えば、専攻分野については、ゼミで学んだことや卒論で研究したテーマなど、その分野に関して自分にどれほどの知識やスキルがあるか記入しましょう。
②自身の取り組んできた活動・経験
この部分については、主に
- 学業や職務について
- 社会的活動や学生生活について
- 日常生活その他について
の3点について書かされる傾向があります。
ここでは、簡潔に書くのではなく、具体的な体験談などのエピソードを書き、これらの活動や経験から得たものについて述べるようにしましょう。
また、これらの活動や経験は、個人で行ったものではなく、サークルやボランティアグループなど団体で行ったものについて述べることで、協調性があることをアピールしましょう。
③志望動機・志望官庁
志望動機では、これまでの体験を踏まえた上で、国家公務員としてどのような貢献ができるのかについて具体的に記入しましょう。
志望動機を考える際には、その官庁で出来る仕事についてしっかり調べましょう。そうしないと、本当にその官庁で自分が貢献したいことが実現可能かわからないからです。
また、志望官庁については複数記入できますが、自分の能力を活かせる官庁かという点で矛盾が生じない書き方をするようにしましょう。
国家公務員面接カードの評価ポイント
国家公務員の面接カードを書く前に、具体的に意識しておくべき点があります。それは、面接官がどのような点を評価するのかということです。
ここからは、面接カードが面接官からどのように評価されるのかについて解説します。
国家公務員としての人柄
面接官は、面接カードのチェックと実際の面接の両方で「この人と一緒に働けるのかどうか」という点を重要視しています。
具体的には、「面接カードの写真や字の綺麗さ」や、「面接時の立ち居振る舞いや話し方」など、第一印象に関わる部分も見られています。
面接カードの内容はもちろんのこと、このような人柄が推測されるような部分についても、面接カードや面接では重要になります。
二次試験ではこの点について常に意識することが必要です。
業務に対する能力・センス
働く上での能力やセンスのことを「コンピテンシー」と呼びます。コンピテンシーとは、優れた業績を達成できる人の特徴というような意味です。
面接官は、このコンピテンシーの観点から、主に次のような点を見て、実際の業務で活躍できるのかを判断します。
- 仕事に対して持っている考え方
- 逆境を跳ね除けられる能力・その経験
- 創意工夫する能力・その体験があるか
面接カードでは、これらを判断できるような内容を書く必要があります。
仕事の理解度や熱意
また、仕事への熱意も見られます。国家公務員は安定しており地域手当などの福利厚生も充実しているため、そのような点が志望動機である学生もいます。面接官は、そのような学生ではなく、本当に国家公務員として働きたい学生であるのかを見ています。
また、国家公務員の仕事についてどれだけ理解しているのかという点も評価対象になります。
面接カードでは、なぜこの官庁を志望するのかを具体的に述べることで、仕事への理解度が高いとアピールすることもできるでしょう。
面接カードを書く際の注意点
面接カードを書く際には、以下で解説する項目についてしっかり理解していないと、印象が悪くなってしまいかねません。
そのため、以下の内容を踏まえて面接カードを書くようにしましょう。
嘘を書くのはもちろんNG
面接カードの印象をよくしようとして嘘を書いてしまうのは、絶対にしてはいけないことです。
面接カードを書いて提出した段階では嘘だとバレなくても、面接で話していく中で話の辻褄が合わない、話し方が不自然になるなどの変化から、嘘だとバレてしまう可能性は高いと言えます。
面接官はさまざまな人材を採用する中で研修を受け、人の嘘に気付けるテクニックを身に付けています。相手は嘘を見抜くプロだと言えますので、嘘をつき通すことはほぼ不可能です。
どのような内容の嘘でもバレるものと思っておき、正直な内容を書くようにしましょう。
詳しく書きすぎると危険な場合も
面接カードは具体的に書いた方がよいですが、詳細に書きすぎるのはよくありません。詳細に書きすぎると、面接カードを読めばそれでわかってしまうため、面接官が「質問したい」「もっと詳しく聞きたい」と思うような部分がなくなってしまいます。
面接カードは、具体的に書きながらも、全てを書いてしまうのではなく、面接官が質問したくなるような点についてはあえて詳しく書かないようにしておくこともテクニックの一つです。
面接官にこちらの思う通りの質問をさせるよう、誘導することも可能になります。そうすれば、質問に上手く答えることができ、面接官によい印象を与えられるでしょう。
用紙を汚くしないように注意
当たり前のことではありますが、面接カードの用紙は汚くしてしまわないように注意しましょう。
何度も書き直してシワだらけになってしまったり、汚れがついている用紙を提出してしまうとイメージは最悪です。
そのような用紙を見ると、面接官から「ミスの多い人物なのではないか」「だらしがない性格なのではないか」などと疑われてしまう可能性が高くなります。
綺麗な状態の用紙を提出するためには、まず下書きをして内容をまとめておきます。そして、ボールペンでの清書の際にも間違ってしまったら、用紙を再度人事院のホームページから印刷して書き直しましょう。
国家公務員の面接カードを作成するポイント
ここからは、面接カードを作成する際のポイントについて解説します。
このポイントを意識しながら面接カードを作成することで、面接官の印象がよくなる可能性があるため、しっかり押さえておきましょう。
印象の良い写真を選ぼう
面接カードに使用する写真は、身だしなみを整え、スーツを着るなどして履歴書の写真用のような恰好で撮影しましょう。
面接カードの写真は、面接官に「この受験生と仕事をしたい」と感じさせるかどうかに大きな影響を及ぼします。
「だらしない」「TPOが理解できていない」と判断されるような写真にならないよう、写真を撮影する際の身だしなみには気を使いましょう。
写真の印象についてはあまり意識しない人もいますが、非常に大事なポイントです。
丁寧な字で濃く書こう
薄い字や走り書きのような、適当な印象を与える書き方をしてしまうと面接官に「この受験生は熱意がないのではないか」と感じさせてしまうため、丁寧に書くことを心がけましょう。
綺麗に字が書けない方であっても、丁寧に書きさえすれば、心を込めて書いたことは相手に伝わり、印象はよくなります。
また、字の濃さについては、面接カードは黒のボールペンで書くのが一般的であり、ボールペンであれば読みやすい濃さで書くことが可能です。ボールペンであっても薄めの字になってしまうような筆圧の方は、強く書くことを意識して書いてください。
誤字・脱字がないかチェックしよう
基本的なポイントですが、面接カードが書き終わったら誤字・脱字がないかチェックしましょう。緊張しながら書いていると、意外と誤字・脱字に気付かないこともあるため、見直すことは重要です。
公務員にとって文書の作成は基本的な業務であり、しっかりとした文書が作成できる能力があるかという点は面接カードのチェックポイントの一つです。
作成したあとは、自分で見直すだけではなく友人など第三者にチェックしてもらい、絶対に間違いがないようにしておきましょう。
空欄のない綺麗なレイアウトか
面接カードを書く際には、記入欄のレイアウトについても気を使うようにしましょう。
文章を書く際に行の両端が揃っていなかったり、それぞれの文字の大きさや位置がずれていたりすると、印象が悪くなってしまいます。文章がまっすぐ書けず、全体的に斜めになってしまうこともよくあることです。
また、記入欄に対して分量が少なすぎたり多すぎたりすることもよく起こりがちです。目安としては、記入欄の大きさの8割程度は埋めるように意識しながら書くとバランスがよくなります。
評価の高い面接カードの具体的な書き方
ここまで述べた内容を踏まえ、面接カードに書くそれぞれの項目について、高い評価を受けられる書き方について解説していきます。
志望動機では熱意を伝える
国家公務員として働くためには、国民に奉仕する強い熱意が必要です。面接カードの志望動機の欄では、その熱意が面接官に伝わるような書き方をすることが重要になります。
志望動機では、将来的に仕事でどのようなことを達成したいのか、どのような働きをすることによって国の役に立ちたいのかなどについて書くことになるでしょう。
その際には、志望動機を抱くに至った体験談などの具体的なエピソードを盛り込みながら書くことができれば、志望動機に説得力が出ます。
すると、本当に国家公務員になりたいという思いが伝わりやすくなり、面接官からの高評価に繋がりやすくなります。
国家公務員として達成したいことを伝える
国家公務員を志望した動機について書く際には「どうして国家公務員でなければ駄目なのか」という質問に対して明確に答えることができるかという点も意識する必要があります。
その際には、
- なぜ民間企業でなく、公務員という職種なのか
- 地方公務員ではなく、なぜ国家公務員なのか
といった点を中心に考えることが重要です。このような質問に答えるために、公務員、国家公務員という仕事についてよく理解しておきましょう。
そして、自分が国家公務員として働く中で達成したいことを想定できるようになると、上記のような質問をされても明確に答えられるようになるでしょう。
自己PRは過去の経験とともに伝える
自己PRは、過去の経験とともに伝えましょう。
国家公務員に特に必要とされている能力は
- 高い思考力
- コミュニケーション能力
- 組織として行動できるか
- 成果思考
の4つです。これらの能力が自分に備わっていることをPRする際には、過去の経験など具体的なエピソードを盛り込み、説得力を持たせることが重要です。
例えば「所属するサークル内で意見が割れたとき、自分が仲介役となり双方の意見を聞きながら折衷案を提案し、無事サークル内での活動方針が決定した」というようなエピソードを語れば、コミュニケーション能力があり、組織の中で働いていける人物だと感じさせることが可能です。
このように、求められている能力があると実証できる具体的なエピソードを述べ、自分の能力の高さをアピールしましょう。
自分の趣味・特技で個性をアピール
自分の趣味・特技の欄では、その人のプライベートの部分を伝えることができます。プライベートの面では、自分の個性をアピールすることが可能です。
どのようにプライベートを楽しんでいるのかを伝えるため、趣味・特技を語る際には、ある程度リラックスし、はつらつとした表情で明るく語り、自分がどのようなキャラクターの持ち主なのか面接官に伝えるようにしましょう。
また、趣味や特技は仕事の能力と結びつけることも重要です。例えばチームスポーツをしているのであれば「チームスポーツを行うことによって協調性を養うことができている」などと述べ、仕事ではどのような働きができるのかを面接官が想像できるような回答が望ましいでしょう。
長所・短所は伝え方が重要
長所を伝える際にも、具体的なエピソードを踏まえながら伝えることが必要ですが、より重要なのは短所の伝え方です。
短所の伝え方に気を付けないと、ただ自分のマイナスな部分、欠けている部分を伝えるだけになってしまい、面接官からの印象が悪くなります。
短所を伝えるときには、まず、自分がその欠点を自覚していることを述べましょう。欠点を自覚しているということは、自分を客観的に見ることができるということでもあります。
また、欠点を解決・克服するために努力しているという内容をアピールすると、短所についての内容であってもポジティブな内容になり、印象は悪くなりません。
ここでも、ただ「努力している」と簡潔に述べるのではなく、体験談などのエピソードを用いて、どのように解決・克服に向けて努力しているのか具体的に述べることが非常に大切です。
最近の関心事は差別化が大事
最新の関心事について聞かれる際には、その受験者が社会的な事柄や話題についてどう考えているのかや、その対処法についての考えについて問われています。そのため、自分の考えをしっかり持つことが大切です。
普段からニュースを見てさまざまな話題について知っておき、面接官も知っている内容を選んで述べるのがよいでしょう。しかし、誰もが知っているような話題の場合、他の受験者もその話題を選んでいる可能性があるため、差別化という意味ではインパクトに欠けます。
できれば有名すぎる話題は避けた方が無難ですが、どうしてもその話題を語りたいという場合は、他の受験者との差別化を図るため、独自の見解を述べられるようにしておきましょう。
併願状況は正直に書く
面接カードの「志望官庁」の欄には、複数の官庁名を書くことができます。また、面接の際にも「併願している官庁はありますか?」と聞かれることもあります。
併願することは悪いことではなく多くの受験生がしていることであり、併願状況については正直に述べても問題はありません。
併願は一般的なことであることや、嘘を付くとバレる可能性が高いことから「○○省しか志望していません」といったような嘘を付く必要もありません。
また、併願していることを正直に話してもマイナス評価には繋がりにくいということもあります。
ただし、併願している官庁の中での志望順位については、合格するためにはどの官庁でも常に「ここが第一志望です」と答えることが重要です。
国家公務員の面接カード記入例
ここまで、面接カードを記入する際のポイントについて解説してきました。では、実際にどのような内容を書けばよいのでしょうか。
面接カードでは特に重要となる「取り組んできた活動・体験」と「志望動機」の例文を紹介していきます。
「取り組んできた活動や体験」の記入例
この部分については、
- 「学業や職務」
- 「社会的活動や学生生活」
- 「日常生活やその他」
の3項目について書く必要があります。
それぞれ「大学の新卒者」「外交官として外務省を志望している」という設定の記入例を紹介していきます。
「学業や職歴」の記入例
学歴や職歴の良い例文
大学時代、国際経済学を専攻していたことから日本の政治経済の現状だけなく、諸外国との関わり方についても学ぶことで外交について興味を持ちました。また、大学3年生のときに〇〇国との国交において日本の政治課題である××が解決される点に発表をし、高い評価を受けた経験があります
「社会的活動や学生生活」の記入例
社会的活動や学生生活の良い例文
大学時代に英語サークルのサークル長として積極的に活動を行い、留学生との外国語での交流だけでなく、他国文化を尊重する精神を養いました。また経済会でも積極的に活動をし、グローバル化が進む中での世界各国との経済的な連携に関して、専門的な知識を学んでいたという経験があります
「日常生活やその他」の記入例
日常生活やその他の良い例文
日常生活では、英語を中心とした様々な外国語を日々学び、同時に英字新聞を読むことで世界経済についての現場を把握すると共に、交渉・交流の場で実用的な用語の習得に努めています。また趣味としてサッカーに取り組み、チームとして行動することの大切さを学んでいます
「志望動機」の記入例
志望動機の良い例文
私は様々な報道を見たり、上記のような様々な場面での学習を通じて、日本と他国における外交の不公平さに疑問を抱き、また他国の尊重をした上での国交の必要性を感じています。
国交の際に、両国の長所を生かせるような合理に到達することで、地球規模での政治的連携を実現させるだけでなく、日本国民が他国民に持つ否定的先入観の問題も解決していきたいと考えています。
私は大学時代、近年日本との国交が芳しくない〇〇国に関する言語・文化だけでなく、政治的・経済的課題についても専門的に学びました。この経験を生かし、〇〇国との架け橋となる外交官として、活躍ができると考えております。
国家公務員の面接対策方法
いくら素晴らしい面接カードを書いても、実際の面接で適切な受け答えができなければ採用を勝ち取ることはできません。
面接で重要なポイントを押さえておきましょう。
面接対策を意識した面接カードを作ろう
面接カードを元にして面接が行われるため、面接カードを作る際には「面接でどのような質問をされるのだろうか」という点も意識する必要があります。
先に述べたように、面接官から質問を引き出すため「詳しく書きすぎない」というのも一つの方法ですが、「自分が魅力を語れるエピソードを複数回登場させる」という書き方も、面接の質問をコントロールできる方法として挙げられます。
そのようなエピソードが複数回登場すれば、面接官も気になって質問したくなるでしょう。
国家公務員の面接でアピールすべきポイント
先ほど簡単に述べましたが、国家公務員の面接でアピールすべきポイントについてさらに詳しく挙げると、以下のような項目があります。
①思考力
- 新たな分野に対する学習の速さ
- 柔軟に考えられる力
- ミスなく事務処理をする能力があるか
- 困難なことがあっても諦めずやり遂げる力
②対人関係
- さまざまな世代の人や価値観が違う人ともコミュニケーションできる能力
- 組織の中で円滑な人間関係を築き、まとめ上げる力
- 意見が違う相手と交渉し、自分の意見を取り入れてもらう能力
- それぞれ意見が違う人たちをまとめる力
③組織感覚
- チームでの自分の役割を自覚し、チームプレーに貢献できる
- 相手と信頼関係を築き、従ってもらえる指導力
- チームをまとめ上げ、チームの人々が付いて来てくれるようなリーダーシップ
④ 成果思考
- 問題解決をするために、最もよい方法を思いつくことができる
- 困難なことがあっても、成果を上げるまで諦めない
- 仕事のやり方や組織の仕組みに問題点があったら改善していく力
- 成果を上げるためにさまざまな情報を入手し、それに基づいて判断する力
国家公務員の面接で聞かれやすい質問
国家公務員の場合も、一般的な面接と同じように志望動機を詳しく聞かれることが多いため、志望動機については詳細に答えられるようにしておく必要があります。
地方公務員ではなく国家公務員を選んだ理由についても詳しく聞かれる可能性が高いので、回答を準備しておきましょう。
また、国家公務員の職種についての質問だと、総合職の場合「なぜ一般職ではなく総合職を志望したのか」について聞かれます。また、財務専門官のようなストレスを感じやすい職種では「ストレスを感じたときどうするか」などが聞かれやすい項目です。
独学では面接対策が難しい
面接対策は、答える内容についてよく考えることも大事ですが、それ以上に、緊張感のある場で質問にしっかり答えられるように対策をすることが重要です。
しかし、緊張感のある場を作り慣れるということは、独学ではできることではありません。知人に協力してもらうとしても、なかなか緊張感のある場を設定することはできないでしょう。
知人が相手では、どうしても気が緩んでしまうということもあります。
面接対策は独学では難しいでしょう。特に、近年の公務員試験は人物試験が重視される傾向あるため、その点でも独学合格の難易度は高まっています。
おすすめの通信講座で面接対策
上記のように独学では面接対策・官庁訪問対策が難しいことから、通信講座・予備校を受講してプロの力を借りることがおすすめです。
国家公務員対策の講座は多くの会社から開講されていますが、中でも最もおすすめなのは「アガルートの国家公務員講座」でしょう。
面接対策講座で的確なアドバイスがいただけるだけでなく、内定時支払い金額全額返金制度も備わっていることから、高いモチベーションを保って学習を継続できます。
国家公務員の面接カードについてまとめ
国家公務員の面接カードについてまとめ
- 嘘はバレる可能性が非常に高いため、絶対に書いてはいけない
- 志望動機や自己PRでは、自分の仕事に対する能力やセンスをアピールするのがよい
- なぜ民間企業や地方公務員ではなく国家公務員を志望するのかについてはしっかり答えられなければならない
国家公務員試験の面接カードの書き方について解説しました。
面接カードは自分について伝えるものですが、ただ自己紹介をするのではなく仕事の能力があることをアピールする目的で書くものです。
面接官がどのような項目をチェックするのかあらかじめ考え、それに沿って「この人を採用したい」と思わせるような内容を書く必要があります。
今回ご紹介した点を踏まえ、ぜひ魅力的な面接カードを作成してください。