知的財産管理技能検定ってどんな資格?難易度・過去問・独学勉強法まで全て解説!

「知的財産管理技能検定とはいったいどんな検定試験なの?」

こちらの試験は、誰も一度は名前を聞いたことがある著作権や特許などの運営や活用について詳しくなることができる資格です。

絵や文章、あるいは音楽を作るのが趣味な人のなかには、著作権について詳しくなりたいという人もいるのではないでしょうか。

ここでは知的財産管理技能検定試験についてどのような試験であるか、この試験に合格することでどのようなことができるのかなどを説明していきます。まずは、検定試験の概要から見ていきましょう。

知的財産管理技能検定についてざっくり説明すると

  • 国家資格である
  • 受験級が1~3級と受験者のレベルに合わせて受けられる
  • 学科試験と実技試験の両方がある
  • 弁理士資格取得に役立つ

知的財産管理技能検定ってどんな資格?

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2008年より技能士の仲間として新しく登場した知的財産管理技能検定とは、どのような検定試験なのでしょうか。

まずは、知的財産管理技能検定について簡単に見ていきましょう。

知的財産管理技能検定とは

知的財産管理技能検定とは、知的財産に関する国家資格です。もしも、勤務先に知的財産である著作権、特許などを運営したり活用するような部署がある場合は、この知的財産管理技能検定の資格を取得しておくことで、技能士として活躍することができます。

また、すでにコンテンツ制作部門、特許や発明などを扱う特許事務所などで勤務している場合は、知的財産管理技能検定を取得を推奨されるでしょう。

知的財産管理技能検定の主催団体

知的財産管理技能検定試験は、知的財産教育協会によって実施されている検定試験です。

この「知的財産教育協会」は、一般社団法人知的財産研究教育財団の中にある事業の1つです。

地的財産教育協会の運営母体である「一般社団法人知的財産研究教育財団」は、平成28年4月に(旧)一般財団法人知的財産研究所と合弁し現在の名称へと変更しました。

この財団の目的は、下記の通りです。

「知的財産に関する調査研究、知的財産に関する知識の普及及び啓発、知的財産に関する専門的知識を有する人材の養成、知的財産関係の諸機関との交流等を行うことにより知的財産制度の発展に寄与し、もって我が国産業経済の健全な発展に資すること」

出典:知的財産教育協会

なかでも知的財産教育協会は、旧一般社団法人知的財産教育協会が行っていた事業を引き継ぐことを目的とされています。そして、この知的財産管理技能検定がその受け継いでいる事業の1つです。

知的財産管理技能検定の仕事内容

知的財産管理技能検定の資格を取得するとどのような仕事をするのかピンとこないという人も多いのではないでしょうか。

この知的財産管理技能の資格を取得をするのは、著作権、知的創作物などの知的財産などに関する仕事です。

コンテンツ制作部門がある会社に勤務したり、社内の特許部および特許事務所などに所属したりします。

つまり、知的財産管理技能検定資格を持っている人は、知的財産権を守ったり、特許を取るなどの仕事をすることができるでしょう。

そもそも知的財産管理技能検定はどんな検定?

それでは、知的財産管理技能検定について詳しく見ていきましょう。

そもそも、知的財産管理技能試験とは、先ほども少し述べたように、知的財産の運用・管理を正しく行う専門知識を問う試験です。

  • 知的財産とは下記のものを指します。

発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物その他の人間の創造的活動により生み出されるもの(発見又は解明がされた自然の法則又は現象であって、産業上の利用可能性があるものを含む。)、商標、商号その他事業活動に用いられる商品又は役務を表示するもの及び営業秘密その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報である

出典:知的財産

この知的財産管理技能検定という資格は、かつて民間試験で知的財産検定と呼ばれていました。2008年から国家資格となり、現在の名称である知的財産管理技能検定を変更されました。

知的財産管理技能検定は1~3の受験級があります。受験級ごとに難易度が異なります。それぞれの級の資格を取得することでどのような作業ができるようになるかを見ていきましょう。

3級の作業内容

3級は受験級の中で最も難易度が低い検定で、知的財産管理に関して基礎的なことを問われます。既に上級、中級の知的財産管理技能検定の資格を持つ人の下で、知的財産の管理業務ができます。

2級の作業内容

3級同様に知的財産の管理業務が主体です。中級の資格となるため、上級である1級の資格をもつ上司のもとで3級の指導をしつつ業務に従事します。

知的財産を管理する上で必要なときは、外部の専門家を一緒に問題を解決したりする業務に携わります。

知的財産を管理する上で中級の知識が必要とされます。

1級の作業内容

知的財産管理技能検定資格の上級です。1級では特許管理専門業務、コンテンツ専門業務、ブランド専門業務などの仕事ができます。知的財産全般に精通しており、会社などでは2級、3級の有資格者の指導に当たる立場です。

知的財産管理技能検定を取ることをおすすめする人

知的財産管理技能検定の取得をおすすめするのは、職場で知的財産を扱う部門がある場合です。知的財産の運用・活用には専門知識が必要となるために、職場で知的財産を扱っている場合はこの資格を取得することでキャリアアップにつながるでしょう。

特許事務所などに勤務している場合は、2、3級などの資格を取得することで、知財管理や弁理士補佐などの業務に役立つためおすすめです。

知的財産を管理する特許事務所などに就職を考えている人にとっても、就職に有利となるので受験をおすすめします。弁理士試験の受験を考えている人にとってもおすすめのです。

よく耳にする言葉に「著作権の侵害」があります。これも、知的財産の権利について詳しく知っておくと問題になることはありません。インターネットが普及し誰もが簡単にブログを書いたり、Youtubeなどで動画や音楽を作成しアップする時代です。

クリエイターはもちろん、国内に住む誰にとっても知的財産に関する知識を身に着けることは、リテラシーの一環といえます。興味がある人は、知的財産管理技能検定を受験してみるとよいでしょう。

知的財産管理技能士の就職・転職

ビジネスマン 知的財産管理技能検定を取得することで就職活動や転職をするときにどのようなメリットが生まれるのでしょうか。ここからは、資格を取得した後に、どのようにその資格を活用できるかを中心に見ていきましょう。

知的財産管理技能検定を取ることで就職・転職に繋がる

今までも述べてきたように知的財産管理技能検定は、仕事に結びついた資格です。なかでも、「コンテンツ制作部門」「企業内の法務部・特許部」「特許事務所」などの仕事に従事したい人が資格を取得することで、就職・転職につながる心強い資格の1つです。

上記で述べて3つの仕事内容をさらに詳しく見ていきましょう。

コンテンツ制作部門に勤務

知的財産管理技能検定の資格を有する人にとっておすすめな職場はコンテンツ制作部門がある職場です。音楽業界、出版社、放送局、広告会社、アニメーション制作となどの職場ではコンテンツを扱うことが多い業種です。このような職場に就職する際に、知的財産管理技能検定資格などを持っていると就職・転職に有利に働くでしょう。

知的財産管理技能検定資格を取得した人の多くの就職先は、会計・知的財産管理技能士事務所です。

将来、独立開業をしたいという目標がある場合も、コンテンツ制作部門のある職場で業務を通しながら知識を増やし、上級の資格取得を目指すのが良いでしょう。

企業内の法務部・特許部も就職可能!

メーカーなどで「特許」が必要となった時に、特許の申請は膨大な時間と労力が必要となります。そのため、開発や研究において生まれた特許の申請を、企業内の法務部・特許部が行います

特許を得るためには、知的財産に関する専門が必要です。そのため知的財産管理技能検定の資格を有する者が企業内で必要となります。

特許事務所での勤務

知的財産管理技能検定有資格者にとっておすすめの就職先は、特許事務所です。

特許事務所の業務とは、何かを開発して特許が必要になったり、制作して著作権の保護が要求したりする時に、特許庁に提出する書類手続きなどです。

特許事務所には特許、実用新案、意匠などの特許庁に提出する書類のエキスパートである弁理士がいます。

知的財産管理技能士の資格を有することで、この特許事務所に就職および転職する機会ができます。

弁理士にステップアップ!

前述したように、知的財産管理技能士の就職先の1つに、特許事務所があります。特許庁に申請する書類業務を請け負っています。その職場に欠かせないのが弁理士です。

弁理士は、特許、意匠、商標登録などを制作者の代理として書類を作成し、特許庁に提出する専門家で、弁理士法に規定された業務を行う国家資格を有したものしかなれません。

この弁理士は、弁護士・司法書士・税理士・行政書士・社会保険労務士・土地家屋調査士・海事代理士の8士業の1つであり難易度が高い国家資格の1つです。

知的財産管理技能として資格を取り、業務を通しながら知識を高めていき弁理士を目指すというのもよいでしょう。

求人で有利なのは2級以上

知的財産管理技能には受験級があります。そのため、即戦力として活躍できる級は中級である2級以上からとなります。

それは有する 知的財産管理技能の級によって取り扱える業務内容が異なるためです。

知的財産に関する専門知識をもっており、さらに一部の条件下で問題を解決する権限を与えられているのは、2級以上からのために転職などに有利となります。

知的財産管理技能検定の平均年収はどれくらい?

民間資格、公的資資格などのように資格には種類があります。知的財産管理技能検定、社会的に信用が高いと言われている国家資格です。

しかしながら、この資格を一つ有しているからといってすぐに職に結び付くわけではありません。

また、前述したように弁理士などの他の専門家と連携して働くことが多い仕事です。専門的な知識を必要とするため社内での需要が一定数あり、資格を活かせる職場は増加しつつあるとはいえ、知的財産管理技能士だけだと仕事は限定的です。

そのため、 弁理士のような独占業務というわけではありません。さらに、知的財産管理技能士は2008年以前は民間資格であったということもあり給与は、一般的なサラリーマンなどと差はないでしょう。

知的財産管理技能検定の難易度は?

グラフ

国家試験である知的財産管理技能検定は、どの程度の合格率なのでしょうか。ここからは検定の難易度を見ていきましょう。

知的財産管理技能検定になるために

知的財産管理技能士になるためには、知的財産管理技能検定を受験しないといけません。この検定試験を受験するには、どのような受験資格が必要なのでしょうか。

受験級は1~3級があることは前述したとおりです。それぞれの級を受験するには、 受験資格がありその基準を満たしていないと試験を受けることができません。

受験資格に関しては後ほど詳しくご説明します。

知的財産管理技能検定の試験範囲と出題形式

それぞれの受験級の試験範囲及び、出題形式について説明します。

3級の出題形式

学科試験と実技試験の2種類の試験が実際されます。試験の制限時間は、両方とも45分間です。

学科試験は3択式のマークシートで30問出題されます。実技試験は、記述式で30問出題です。

以下は出題範囲について表にまとめました。

学科試験 実技試験
1.保護(競争力のデザイン) 1.保護(競争力のデザイン
1-1 ブランド保護 1-1 ブランド保護
1-2 技術保護 1-2 技術保護
1-3 コンテンツ保護 1-3 コンテンツ保護
1-4 デザイン保護 1-4 デザイン保護
2.活用 2.活用
2-1 契約 2-1 契約
2-2 エンフォースメント 2-2 エンフォースメント
3.関係法規

出題範囲の詳細は、こちらのpdfを参考にしましょう。

2級の出題形式

4択式のマークシートの学科試験と記述式の実技問題が出題されます。試験の制限時間は60分で問題数は共に40問出題されます。

以下は出題範囲について表にまとめました。

学科試験 実技試験
1.戦略 1.戦略
2.管理 2.管理
2-1法務 2-1法務
2-2リスクマネジメント 2-2リスクマネジメント
3.創造(調達) 3.創造(調達)
3-1.調査 3-1.調査
4.保護(競争力のデザイン) 4.保護(競争力のデザイン)
4-1 ブランド保護 4-1 ブランド保護
4-2 技術保護 4-2 技術保護
4-3 コンテンツ保護 4-3 コンテンツ保護
4-4 デザイン保護 4-4 デザイン保護
5.活用 5.活用
5-1 契約 5-1 契約
5-2 エンフォースメント 5-2 エンフォースメント
6.関係法規

2級の出題範囲について詳しくはここから確認することができます。

1級の出題形式

1級の出題形式は、4択マークシートの学科試験と筆記と口頭試問による実技試験です。

学科試験は45問で制限時間100分です。1級では実技試験ではじめて口頭により試験も加わります。制限時間は30分で記述式事例問題2題・小問計5問です。

以下は出題範囲について表にまとめました。

  • 1級(特許専門業務)
学科試験 実技試験
1.管理 1.特許専門業務
1-1 リスクマネジメント イ.戦略
2.創造(調達) イ-1.知的財産戦略
2-1 契約 ロ管理
3.活用 ロ-1.法務
3-1 契約 ロ-2.リスクマネジメント
3-2 エンフォースメント ハ 創造(調達)
3-3 資金調達 ハ-1 情報・調査
3-4 価値評価 ハ-2 契約
4.関係法規 ニ 保護(競争力のデザイン)
5.特許専門業務 ニ 保護(競争力のデザイン
A 戦略 ニ-1 国内権利化
A-1 知的財産戦略 ニ-2 外国権利化
B 管理 ホ 活用
B-1 法務 ホ-1 契約
C 創造(調達) ホ-2 エンフォースメント
C-1 情報・調査 ホ-3 資金調達
D 保護(競争力のデザイン) ホ-4 価値評価
D-1 国内権利化
D-2 外国権利化
E 特許関係法規

1級学科試験の詳細は、ここから

実技の詳細はこちらから見ることができます。

  • 1級(コンテンツ専門業務)
学科試験 実技試験
1.管理 content2
1-1 リスクマネジメント イ 戦略
2.創造(調達) イ-1 コンテンツ開発戦略
2-1 契約 ロ 管理
3.活用 ロ-1 リスクマネジメント
3-1 契約 ハ 創造(調達)
3-2 エンフォースメント ハ-1 コンテンツ創造支援
3-3 資金調達 ニ 保護(競争力のデザイン)
3-4 価値評価 ニ-1 コンテンツ保護
4.関係法規 ホ 活用
5.コンテンツ専門業務 ホ-1 契約
A 戦略 ホ-2 エンフォースメント
A-1 コンテンツ開発戦略 ホ-3 資金調達
B 創造(調達) ホ-4 価値評価
B-1 コンテンツ創造支援
C 保護(競争力のデザイン)
C-1 コンテンツ保護
D コンテンツ関係法規

1級コンテンツ専門業務の詳しい学科出題範囲は、こちらから確認することができます。

1級コンテンツ専門業務の詳しい実技はこちらから確認することができます。

  • 1級(ブランド専門業務)
学科試験 実技試験
1.管理 1.ブランド専門業務
1-1 リスクマネジメント
2.創造(調達) イ 戦略
2-1 契約 イ-1 ブランド戦略
3.活用 ロ 管理
3-1 契約 ロ-1 リスクマネジメント
3-2 エンフォースメント ハ 創造(調達)
3-3 資金調達 ハ-1 情報・調査
3-4 価値評価 ニ 保護(競争力のデザイン)
4.関係法規 ニ-1 国内権利化
5.ブランド専門業務 ニ-2 外国権利化
A 戦略 ホ 活用
A-1 ブランド戦略 ホ-1 契約
B 創造(調達) ホ-2 エンフォースメント
B-1 情報・調査 ホ-3 資金調達
C 保護(競争力のデザイン) ホ-4 価値評価
C-1 国内権利化
C-2 外国権利化
D ブランド関係法規

1級ブランド専門業務の詳しい学科試験はこちらから確認することができます。

1級ブランド専門業の詳しい実技試験はこちらから確認することができます。

知的財産管理技能検定の合格ライン

各受験級の合格ラインを見ていきます。

  • 3級

学科試験、実技試験ともに70%以上で合格です。

  • 2級

学科試験、実技試験ともに80%以上で合格です。

  • 1級

1級は「特許専門業務」「コンテンツ専門業務」「ブランド専門業務」それぞれの業務の学科試験は80%以上が合格です。実技試験は、それぞれ60%以上です。

知的財産管理技能士の合格率は級の差が激しい

知的財産管理技能検定は、受験級によって難易度の差が激しいです。そのため、受験する級ごとに勉強時間が異なってきます。下記を参考にしっかり対策をしていきましょう。

3級の難易度

2019年3月に実施された3級の合格率から過去5回の合格率は下記のようになっています。

実施日 学科試験の合格率 実技試験の合格率
2019年3月 63.8 % 74.6%
2019年7月 67.2% 71.3%
2019年11月 69.97% 78.4%
2018年3月 53.7% 69.4%
2018年7月 61.3% 61.3%

これからみてもわかるように合格率の良い時と悪い時では、10%ほどの差があります。

2008年からの全てのデータが見た人は、ここから全て見ることができます。

3級は知的財産技能検定では一番やさしい級になります。その合格率で60%前後です。

2級の難易度

2級は、3級よりも難しく合格基準は学科、実技ともに80%を超えないといけません。

実施日 学科試験の合格率 実技試験の合格率
第32回 44.8% 38.5%
第29~31回 37%~54% 41%~53%
実施日 学科試験の合格率 実技試験の合格率
2019年3月 44.8 % 38.5%
2019年7月 42.2% 49.0%
2019年11月 43.5% 39.8%
2018年3月 36.8% 52.9%
2018年7月 49.2% 47.5%

こちらも同じように10%の開きがあります。また、学科、実技ともに合格率が5割を切るために、非常に難関だということがわかります。

1級の難易度

最後に最上位の級である1級についてみていきましょう。

3つある専門業務の合格率を学科、実技別で表にしたものが下記です。

学科 合格率
特許 8.40%(2018年11月実施)
ブランド 5.22%(2019年3月実施)
コンテンツ 9.23%(2018年7月実施)
実技 合格率
特許 95.35%(2019年3月実施)
ブランド 36.67%(2018年7月実施)
コンテンツ 72.97%(2018年11月実施)

表からみてわかるように、学科の試験の合格率は10%に満たないことから、かなり難易度が高い資格であることがわかります。

また、学科試験に合格をしていないと、実技試験に進むことができます。年度によって実技試験のばらつきがありますが、学科、実技ともに ブランド専門業については点数が取りにくく、どちらも合格率は極めて低いのが特徴といえます。

知的財産管理技能検定の勉強時間は?

知的財産管理技能検定の2級及び3級に合格するためには、何時間ぐらい勉強をするとよいのでしょうか。

3級の勉強時間

3級の合格基準は、学科試験、技術試験ともに70%正解していると合格できるために、難易度は低めです。

そのため、テキストを読むことである程度の内容を理解できます。その後、問題集を3回ほど繰り返してやることにより、知識は定着します。

会社に勤めながら勉強するのは大変かもしれませんが、1日1時間ほど勉強時間を取りましょう。2ヶ月ほどで問題なく3級合格の目途がつきます。

30日×2ヶ月×1時間ですので、 60時間ほど勉強時間があればよいでしょう。

2級の勉強時間

2級の合格基準は、学科試験、実技ともに8割以上となています。3級より基準が1割高くなっています。

3級に合格しているなら引き続き2級の勉強を始めましょう。実は、出題範囲はほぼ3級と同じですので、勉強のコツをすでにつかんでいるはずです。

2級では、 同じ出題範囲でもより深い質問内容となっています。ひっかけ問題も多くなります。

既に似たような内容を勉強をしていることもあり、人によって、差はありますが勉強に必要な時間は20時間から40時間だといえます。

知的財産管理技能検定の勉強法

勉強中の図

試験合格のためには、20時間から60時間ほどあるとよいことがわかりました。

おすすめの勉強方法などについてここからは見ていきましょう。

知的財産管理技能検定の勉強法は独学中心!

知的財産管理技能検定に限らず,検定試験を受験しようと思っている人の多くが、独学合格を目指す人が一定数います。

知的財産管理技能検定を受験するあたり、公式のテキストブックと過去問が販売されていますので、それらを使って独学ができる環境が整っています。

また、独学だけでは少し不安という方は、通信教育、通学などで講座を受講 してみるのもよいでしょう。

また、Webでは模擬テストなども実施されています。ある程度勉強したところで、どの程度実力があるかを確認してから本場に臨んでみるのもよいでしょう。

過去問は存在する

知的財産管理技能検定の公式サイトから、過去に実施された学科及び実技試験の過去問題が掲載されています。

pdfでダウンロードして過去問題をみなおすことができますので、ぜひ活用してみましょう。

過去問題はこちらからからダウンロードすることが可能です。

また、詳しい解説のページがテキストを販売しているサイトから出ていますのでこちらも参考にしましょう。

その他、公式のテキストが販売されています。知的財産管理技能検定3級公式テキスト(改訂10版)と知的財産管理技能検定2級公式テキスト(改訂9版)が2020年4月現在で一番新しいテキストになります。

テキストに関して詳しい情報はこちらから確認できます。

通信講座も存在

独学だけでの勉強に不安を抱えている方々も多いのではないでしょうか。

そんな時には合格のメソットがふんだんに詰まったスタディングの通信講座を使用してみることをおすすめします。

スタディングの1番の魅力は何といっても圧倒的な受講料の安さにあり、破格の安さで知的財産管理技能検定の合格を目指すことができます。

そのほかにもスキマ時間を使ってスマホで効率よく学べる学習システムや、わかりやすいビデオ講義など魅力的な点が数多く存在します。

圧倒的なコスパの良さとわかりやすさを備えたスタディングの講座をぜひ受講してみてください!

スタディングの公式サイトはこちら

知的財産管理技能検定の試験日程・会場・申し込み方法

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知的財産管理技能検定は、いつ受験することができるのでしょうか。受験資格についても説明します。

知的財産管理技能検定の基本情報

知的財産管理技能検定の実施時期は、年に3回となっています。実施する級と実施する地域は毎回ことなりますので、受験を申込する時に確認しましょう。

2020年4月現在申し込みをしているのは、2020年7月19日に実施予定の検定試験 です。

実施する級 試験の種類
1級 (コンテンツ専門業務)学科試験
2級 (管理業務)学科試験
2級 (管理業務)実技試験
3級 (管理業務)学科試験
3級 (管理業務)実技試験

試験会場となるのは下記の地域です。

北海道、宮城、茨城、東京、神奈川、石川、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、山口、香川、愛媛、福岡 ただし、実技試験は東京のみですので気をつけましょう。

知的財産管理技能検定に受験資格はある?

知的財産管理技能検定試験には、3級を除いて全て受験資格があります。3級にも実務経験ありとかいてありますが、よく読むと、資格を取得したい意思がある場合は受験できます。

つまり3級に関しては、受験資格制限はなしです。

それでは残りの2級、1級にはどのような制限があるのでしょうか。

2級の受検資格

学科試験、実技試験共に受験資格は一緒です。受験できる条件は下記の通りです。

  • 知的財産に関する実務業務に勤務経験が2年以上ある場合

  • 3級の資格を有している場合

上記のいずれかに該当している場合は受験資格があります。

ここからは特別な事例です。

Webから試験の申込はできませんが、下記の場合も受験資格があります。

  • 学校教育法による大学又は大学院において検定職種に関する科目について10単位以上を修得した者

また、

  • 実技あるいは学科のどちらか一方だけ合格している場合

これらの場合にも翌々年度まで受験資格があります。

1級の受検資格

1級の受験資格は複雑ですので、よく条件を見てどれに該当するか確認しましょう。

学科試験の受験資格 については以下の通りです。

  • 知的財産に関する仕事の実務経験が4年以上あることが求められる。

  • 2級あるいは3級の資格を有しており、実務経験が2年以上あるもの

次の条件に当てはまる人は、Webで申し込みができませんので注意しましょう。

  • 学校教育法による大学又は大学院において特許専門業務、コンテンツ専門業務、ブランド専門業務に関する科目について10単位以上を修得していて、さらに、知的財産に関する1年以上の実務経験がある人

  • 2004年からできた国内唯一の著作権に関するだけの資格である**「ビジネス著作権検定上級」の合格者であり、知的財産に関する実務経験が1年以上**ある場合

経験年数の計算の方法ですが、受検申請日現在で計算します。

実技試験の受験資格については以下の通りです。

実技の受験資格は、業務内容ごとに異なります。

  • 特許専門業務の受験資格は、1級技能検定(特許専門業務)学科試験の合格者、一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)、一級知的財産管理技能士(ブランド専門業務)のです。

  • コンテンツ専門業務の受験資格は、1級技能検定(コンテンツ専門業務)学科試験の合格者、一級知的財産管理技能士(特許専門業務)、一級知的財産管理技能士(ブランド専門業務)です。

  • ブランド専門業務の受験資格は、1級技能検定(ブランド専門業務)学科試験の合格者、一級知的財産管理技能士(特許専門業務)。一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)です。

知的財産管理技能検定の受験料

受験料は下記の通りになります。

受験級 業務内容 学科試験 実技試験
1級 特許専門業務 8,900円(非課税) 23,000円(非課税)
1級 コンテンツ専門業務 8,900円(非課税) 23,000円(非課税)
1級 ブランド専門業務 8,900円(非課税) 23,000円(非課税)
2級 管理業務 7500円(非課税) 7500円(非課税)
3級 管理業務 5,500円円(非課税) 5,500円円(非課税)

受験申請の仕方ですが、Web郵送で申し込みが可能です。ただし、一部の受験資格に該当する人は、郵送からしかできませんので気を付けましょう。

  • Web申請の場合 インターネットでクレジットから受験料金を支払う方法、コンビニを利用する方法、銀行ATM,Pay easyで支払うなどがあります。都合の良いものを選びましょう。

  • 郵送申請の場合 銀行口座からの振り込みのみとなります。

知的財産管理技能検定についてまとめ

知的財産管理技能検定についてのまとめ

  • 3級以外は受験資格が存在するので注意
  • 免除制度なども存在する
  • 試験対策には通信講座が存在する
  • キャリアアップも狙える

知的財産管理技能士になるための検定試験「知的財産管理技能検定について各級ごとに説明してきました。

インターネットの普及により、誰もが気軽にブログを書いたり、動画作製、音楽作製などをする時代です。

そのため、知的財産のひとつである著作権はとても身近なものになりました。

それだけに、知らない間に著作権を侵害していたりするなどが起きかねません。また、発明などが好きな人にとっては、特許を取得することで自分の創造・創作物の権利を守ることができます。

上級の資格を取得すると弁理士などのキャリアアップも望める資格です。ぜひ、興味がある人は知的財産の管理・運営について学ぶことができるこの資格を受験してみましょう。

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