ビジネス実務法務検定は独学も可能?勉強法やスケジュール・おすすめテキストまで紹介!
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「ビジネス実務法務検定に独学で合格することって可能なの?」
と疑問に思う方もいるでしょう。
ビジネス実務法務検定試験は、等級によっては難易度が高く、勉強時間も長い試験です。
この資格の保有者でない限りは、その勉強方法の実態に関しては不明な点も多いでしょう。
今回はビジネス実務法務検定の独学について、勉強法やスケジュールの立て方、おすすめテキストなどを詳しく解説します。
これを読めばこの資格に合格したい場合、どのような勉強方法が適切か、よく分かるはずです。
ビジネス実務法務検定の独学をざっくり説明すると
- 難しいが独学での合格も可能
- すでに法律系の資格を持っている人や過去に成功体験のある人に向いている
- 基本は予備校や通信講座を活用すべき
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ビジネス実務法務検定試験とは
ビジネス実務法務検定試験は、あらゆる職種で必要な法律知識の基礎が習得できる資格試験です。通称「ビジ検」と呼ばれます。
企業活動におけるあらゆる分野をカバーしているため、法務部門に限らず、営業や販売、人事などで働く人にもためになる資格です。
この資格の勉強で身に付けた法務知識は、自分を守ることに繋がります。
例えば契約内容から自社の不利益や法的な不備を発見できれば、自分のミスを防ぐことになるでしょう。それはひいては企業全体のリスクマネジメントにも有効なのです。
主催団体は東京商工会議所で、試験は夏と冬(1級は冬のみ)の年2回行われます。
等級によっては難易度が低く、参加者も多い試験です。
ビジネス実務法務検定試験は独学合格できるのか
ビジネス実務法務検定は1~3級の3段階に難易度が分かれており、一般的には2・3級は難易度が低めであるといえるでしょう。
特に3級の難易度は1番基本の試験であることもあり、易しくなっています。
一方、1級はテキスト自体が少なく合格率もガクッと落ちる試験であることから、難易度は高いといえるでしょう。
よって、2.3級に関しては十分独学できる難易度であるといえるが、1級は難しいといえます。
ビジネス実務法務検定2・3級は難易度低め
ビジネス実務法務検定試験は1〜3級の3段階です。
一番初めに受ける3級は、身近な内容が試験範囲のため、勉強のしやすい試験になります。また2級と比べて専門性も低いため、合格率も高く、難易度の低い試験です。
2級、3級ともにマークシート方式の試験で、年に2回開催されることもあり、ハードルはそれほど高くないと言えるでしょう。
以下がビジネス実務法務検定試験における過去の合格率になります。
- 3級
回 | 試験年度 | 実受験者 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
47・48回 | 2020 | 9,372 | 7,097 | 75.7% |
49・50回 | 2021 | 14,279 | 12,601 | 88.2% |
51・52回 | 2022 | 13,568 | 11,293 | 83.2% |
- 2級
回 | 試験年度 | 実受験者 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
47・48回 | 2020 | 6,890 | 2,990 | 43.4% |
49・50回 | 2021 | 8,282 | 5,403 | 65.2% |
51・52回 | 2022 | 9,798 | 5,053 | 51.6% |
- 1級
回 | 試験年度 | 実受験者 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
47・48回 | 2020 | 372 | 46 | 12.4% |
49・50回 | 2021 | 458 | 97 | 21.2% |
51・52回 | 2022 | 481 | 43 | 8.9% |
ビジネス実務法務検定1級の合格率が低い理由
ビジネス実務法務検定試験の1級で扱う内容は2級や3級のものに比べて難しいです。
また2級、3級の出題形式はマークシート方式で100点満点中70点以上をもって合格となりますが、1級は論述方式になることも合格率を下げる要因でしょう。
さらに1級では共通問題が2問、選択問題が2問出題されますが、各問題で正答率が50%を超え、且つ合計点が200点中140点以上ないと合格にはなりません。そのためどの分野でも失敗が許されない設定です。
2級、3級と違い、年に1回しか受験できないこともあり、敷居が高く難しい試験となっています。
独学合格に必要な勉強時間
ビジネス実務法務検定試験の3級に必要な勉強時間は、一般的に約40時間と言われています。もちろん人によってはそれ以上の場合もあるでしょう。
約40時間というと、1日に1〜2時間勉強したとしても最低1、2ヶ月は要するという計算になります。1日の勉強時間が短ければさらに長くなるでしょう。
2級はさらに20時間、1級はさらに40時間が目安です。そのため1級の勉強は1年ほどかかることもあります。
それだけの長期間、ずっと孤独に勉強を続けられ、さらに法学分野で大きく詰まってしまうことがなければ、独学でも合格することは可能でしょう。
もちろんそれをきちんと実践して実際に合格した人もいます。
しかし、不合格となればもう一年勉強しなければならないリスクを考えると、無理に独学で頑張る必要はないと言えるでしょう。独学が得意な人はいいですが、そうでない人にはおすすめしません。
試験範囲は?
ビジネス実務法務検定試験の等級ごとの出題範囲は以下の通りです。
3級の試験範囲
内容 | 詳細 |
---|---|
ビジネス実務法務の法体系 | ビジネスを取り巻くリスクと法律のかかわり、企業活動の根底にある法理念、法律の基礎知識 |
企業取引の法務 | 契約とは、契約の成立、契約成立後の法律関係、売買以外の契約形態、ビジネス文書の保存・管理、契約によらない債権・債務の発生~不法行為等 |
債権の管理と回収 | 通常の債権の管理、取引の決済(手形・小切手等)、債権の担保、緊急時の債権の回収 |
企業財産の管理と法律 | 企業の財産取得にかかわる法律、企業財産の管理と法律、知的財産権 |
企業活動に関する法規制 | 取引に関する各種の規制、ビジネスと犯罪 |
企業と会社のしくみ | 法人と企業、会社のしくみ |
企業と従業員の関係 | 従業員の雇用と労働関係、職場内の男女雇用にかかわる問題、派遣労働における労働形態 |
ビジネスに関連する家族法 | 取引と家族関係、相続 |
2級の試験範囲
内容 | 詳細 |
---|---|
企業取引の法務 | ビジネスに関する法律関係、損害賠償に関する法律関係 |
債権の管理と回収 | 債権の担保、緊急時の債権回収、債務者の倒産に対応するための処理手続 |
企業財産の管理・活用と法務 | 流動資産の運用・管理の法的側面、固定資産の管理と法律知的財産権の管理と活用 |
企業活動に関する法規制 | 経済関連法規、消費者保護関連の規制、情報化社会にかかわる法律、事業関連規制、企業活動と地域社会・行政等のかかわり、企業活動にかかわる犯罪 |
株式会社の組織と運営 | 株式会社の仕組み、株式会社の運営 |
企業と従業員の関係 | 労働組合と使用者との関係、労働者災害補償保険法(労災保険法) |
紛争の解決方法 | 紛争の予防方法、その他の紛争の解決方法 |
国際法務(渉外法務) | 国際取引に関する法的諸問題と対応ポイント、国際取引に関する個別の法的諸問題 |
1級の試験範囲
内容 | 詳細 |
---|---|
共通問題(2問必須) | 民法およびに商法・会社法を中心に、おおよそ全業種に共通して発生することが考えられる法律実務問題 |
選択問題(4問中2問選択) | 特定の業種に関連する一定の法律をクローズアップして出題。法務実務の担当者が遭遇するであろうさまざまな場面を想定した出題によって実務対応能力が試験される。以下は事例。(1)取引上のトラブルを処理、(2)取引関係に立たない第三者とのトラブルを処理、(3)法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顛末・処理方法を報告、(4)予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応 |
独学で勉強するメリットは?
独学で合格することが難しいとされるビジネス実務法務検定ですが、独学で勉強するメリットはどういったところにあるのでしょうか。
費用を抑えられる!
独学の最大のメリットはコスト面にあります。独学で勉強する場合、参考書などの書籍代や受験料くらいしか試験に関する出費はありません。
予備校や通信講座を利用する場合を考えると費用面ではかなり生まれるでしょう。
独学の場合、かなりお金をかけた場合でもせいぜい数万円です。一方で本格的に予備校に通うとなると、10万円近くが必要になるでしょう。
もちろん必要な部分だけ通信講座を利用して、他は独学するなどの工夫をすれば、費用を抑えることは可能です。
自分で学習量調節が可能
苦手な範囲や頻出範囲を重点的に学習したり、事前知識がある分野は手軽に済ますなど柔軟性のある勉強ができることも独学のメリットでしょう。
予備校と違い、独学では自分自身の学習カリキュラムをいわばオーダーメイドできるのです。そのため自分のことをよく理解している人であれば、講座を使うよりも効率的な試験対策ができる可能性もあります。
また仕事などで急な予定が入った場合、予備校に通っていれば講座を欠席しなくてはなりません。時間的制約がないという点も独学の魅力です。
独学でビジネス実務法務検定を目指すデメリット
費用面の安さや勉強の自由度、時間的制約のないことなどが独学で勉強することのメリットでした。では独学におけるデメリットはどういったところにありのでしょうか。
学習スケジュールの自己管理
自分でスケジュールを立てる場合、実現不可能な詰め込み方をしていたり、演習不足になったりと、学習内容に偏りが出やすいことも事実です。
試験勉強が上手くいかず、受験前から合格はすでに絶望的な状況などということも考えられます。
特にビジネス実務法務検定試験の2級や1級は合格率が低く、難関な試験です。
そのため周りの受験生から頭ひとつ抜け出せるような試験対策、勉強をしなければ合格はありません。問題はそれが独学で可能かということです。
モチベーション維持ができなくなる
ビジネス実務法務検定試験は、2級の段階で60時間以上の勉強が必要とされています。勉強時間がなかなか取れない社会人であれば、2、3年かかる場合もあるそうです。
また独学は、一緒に合格を目指す仲間やライバルの存在が感じにくい勉強スタイルになります。
長期間孤独に勉強し続ける必要があるため、モチベーションの維持は難しいでしょう。
また法律の勉強をしたことがない人にとって、ビジネス実務法務検定試験の内容は簡単に理解できない部分もあります。そうした内容に直面した際、独学では挫折してしまう危険があると言えます。
ビジネス実務法務検定の独学が向いている人はどんな人?
ここまで紹介してきたメリット・デメリットを踏まえると、ビジネス実務法務検定試験の独学が向いているのはどういった人なのでしょうか。
すでに関連資格を取得している人
すでに法律関係の資格を取得している場合、債権や企業財産などの知識があるため、ビジネス法務に関する法律の理解も早くなると言えるでしょう。
具体的には、行政書士や宅建などの資格取得者はビジネス実務法務試験の勉強もスムーズに行えるでしょう。
法律関係の資格保有者なら予備知識があるため、法学の内容でつまずく可能性も低く、勉強時間もその分短く済みます。
そのため一般の受験者よりもモチベーションの維持は楽だと言えます。またすでに知識を持っているなら、予備校で一から丁寧に教えてもらうよりも、苦手な範囲を重点的に自学した方が効率的と言えるかもしれません。
難関試験の独学合格経験者
法律関係の資格でなくても、過去に難しいとされる資格を独学で掴み取った経験のある人は、ビジネス実務法務検定に関しても独学で良いかもしれません。
どのくらいのペースでインプットすれば良いかや、試験直前期の焦りへの対処法など、独学のノウハウをすでに持っているなら、独学で合格するハードルは低くなります。
また資格試験でなくても、大学受験などで自学で実力をつけて合格したという成功体験のある人も独学に向いているでしょう。
独学におすすめなビジネス実務法務検定のテキスト
ビジネス実務法務試験に独学で挑もうという気になった人には、これから紹介するテキストをおすすめします。
おすすめは東京商工会議所の「ビジネス実務法務検定試験公式テキスト」シリーズ
ビジネス実務法務検定を主催する東京商工会議所によって出版されたオフィシャルテキストです。出題区分に準拠したレイアウトのため、効率的に勉強できます。
また日常業務に必要な生きた法律知識を解説しているので、広く実務の助けにもなるテキストです。もちろん試験対策にも大変有効だと言えます。
民法(債権法)や働き方改革関連法案など重要法令の改正が反映されているため、必ず最新版を買うようにしましょう。
さらにこのテキストに対応した「ビジネス実務法務検定試験公式問題集」も出版されているため、セットでの利用がおすすめです。
「テキストいらずの問題集」もおすすめ
公式テキストと問題集では難しいと感じた場合、「法務教科書 ビジネス実務法務検定試験 テキストいらずの問題集 2023年版」菅谷貴子、厚井久弥( 翔泳社)の利用をおすすめします。
過去9回分の試験問題に基づき、問題の詳しい解説に加え、最新の出題傾向や解答の時間配分などもチェックすることが可能です。試験対策に有効だと評判のテキストになります。
テキスト選びでのチェックポイント
テキストを選ぶ際には、自分の事前知識を考えて選ぶようにしましょう。
他の資格を持っており、法律関係の勉強をしたことがある人なら、どんなテキストでも基本的には読みこなせるでしょう。
その場合は自分の好みのレイアウトなどで選べば問題ありません。
一方で、初学者の場合は、いきなり難しい参考書を使うと、専門用語のニュアンスを取り違えてしまう危険性があります。無理せず最初は簡単なものを選ぶべきです。
必ずテキストが最新版か確認!
ビジネス実務法務検定試験では、改正された法律が出題の対象となるケースもあります。
そのため古いテキストを使っていると、試験時に混同して失点してしまうかもしれません。
テキストは最新版を買うようにし、またその最新版にきちんと直近の法改正に対応しているかも合わせてチェックしなければいけません。
同じシリーズの教材で統一!
資格試験の勉強をする場合には、使う教材をできるだけ同じシリーズで統一することが基本です。
別シリーズを併用していると、内容にダブりや漏れが生まれたり、それぞれの教材で説明の切り口が違うと混乱してしまう危険があります。
スマホアプリを活用しよう
現在では、教材となるようなアプリも多く存在します。
アプリを用いると、通勤中の電車やバスの中でも勉強が可能になります。
また隙間時間の勉強にわざわざ大きくて重い参考書を持ち運ぶ必要がなくなるというメリットもあります。
例としては「ビジネス実務法務3級 試験問題対策 アプリ-オンスク.JP」という無料アプリなどがあります。
独学での勉強方法は?
独学でビジネス実務法務検定試験の合格を目指す場合に有効な勉強法をお伝えします。
試験日から逆算してスケジュールを立てる
例えば、初学者の社会人が残り3ヶ月しかない試験の合格を目指す場合、早めに勉強を開始する必要があります。
まずはどのように合格を目指すのかを具体的に考えてみましょう。
スケジュールを立てる際は、時間に適度なゆとりを持たせることが基本です。
過密日程は心身ともに負担をかけることになりますし、あまりに期間が長すぎても、モチベーションの持続が難しくなります。
まずはインプット重視
人それぞれ自分に合った学習法を違います。今から紹介するのはあくまで一例であり、必ずしも全てを踏襲する必要はありません。
場合に応じて改良し、自分に合った勉強方法をカスタムして下さい。
最初は基本情報のインプットから始めます。
独学の人向けにおすすめした参考書を使う場合、まず公式テキストを一読するのが良いでしょう。それが理解できるようになったら次のテキストに進みましょう。
公式テキストは早い人なら3週間程度で読み終わるようです。
止まらずに読み進めることが重要
参考書を初めて読む場合、分からないところがたくさん出てきても問題ありません。気にせず読み進めましょう。
全体像を大まかに理解できるようになれば細かな部分の理解も自然とできてくるものです。
テキストを2、3回読み、目立った疑問点などがなくなれば問題演習に進みましょう。
過去問を使って実践力をあげよう
テキストの読解がある程度できたら過去問演習を行います。
いざ問題を解いてみると自分の知識に思わぬ抜けがあったり、解釈が間違っていたことに気付くことがあります。それらを適宜修正していくことで確実に学力は伸びてゆくでしょう。
この工程にどれだけ時間をかけられるかで合否が決まると言っても過言ではありません。
間違っていた箇所はテキストを読み直し、似た問題が出題された時に絶対に間違えないような対策をすることが何よりも重要です。
ビジネス実務法務検定資格を取るメリットは?
ビジネス実務法務検定資格は、1級や2級はそれなりに合格が難しい資格ですが、取得することでどんなメリットがあるのでしょうか。
現在の仕事でも役に立つ?
資格の勉強を通じて、法務に関する知識が習得されるのでスキルアップになります。そのため現在の仕事にも活用できるでしょう。
ビジネス実務法務検定有資格者の独占業務があるわけではありませんが、ビジネス実務法務に関する知識はざまざまなところで求められています。例えば、営業や販売、総務や人事の業務などです。
ビジネス実務法務検定の資格保有者の社員がいれば、企業内のリスクマネジメントにも繋がります。
そのため大企業では社内資格制度に取り入れているところもあるほどで、最近では社内価値が上がっている資格です。
就職・転職で活かすには
ビジネス実務法務検定は、もちろん就職や転職の際、履歴書に書ける資格になります。
特別な効力がある訳ではないですが、法務部などであれば法務の知識があることは高評価に繋がるでしょう。
しかし資格保有者の独占業務はないため、基本的には一般企業勤務です。そのためこの資格によって士業事務所に所属したりするケースはほとんどありません。
次の資格取得につなげる
ビジネス実務法務検定の勉強で得た知識を使って、次の資格に挑戦することは可能です。
この資格の勉強では、民法や刑法、商法、労働法など様々な法律知識と接することになります。そのためさらに難しい法律系の資格を取るための第一ステップにもなるでしょう。
具体的には弁護士や行政書士、司法書士などです。これらの有資格者になれば、独占業務も存在するので、さらなるキャリアアップが見込めるでしょう。
ビジネスのための法律知識の学習に
各企業の「コンプライアンス」への意識は年々高まりつつあります。そのため今後は一般社員も法律知識を身に付けることが重要になっていくでしょう。
ビジネス実務法務検定の資格を持つことで、自らのコンプライアンスへの意識の高さをアピールできます。それは社内人事に対しても、世間に対しても好印象を与える大きな武器となるでしょう。
ビジネス実務法務検定は2級以上を目指そう
社会で実際に資格として役に立つのは2級以上だと言えます。
1級は難易度はかなり高いので、挑戦する人は少ないですが、2級はある程度勉強すれば十分合格できる試験です。
そのため特別ハードルが高い試験ではないことから、取得を目指す人もそれなりにいます。
転職には実務経験も必要ですが、2級以上を保有していれば、少なからずアピールになるでしょう。
独学と通信講座はどっちがおすすめ?
これまで見てきたように、ビジネス実務法務検定は独学でも合格を狙うことは可能です。
しかし、そうは言っても通信講座の受講生の方が独学者よりも圧倒的に有利に学習が進められるのも事実です。
もちろん独学でのチャレンジも良いのですが、確実に一発合格を目指されるのであればやはり通信講座の受講がおすすめとなるでしょう。
通信講座を探すなら
ビジネス実務法務検定の通信講座であればスタディングの講座がおすすめです。
スタディングであれば2級講座を18,500円という破格の安さで受講できる上に、スマホ学習に特化しているので通勤時間などのスキマ時間にも勉強することができます。
働きながら資格取得を目指したいとお考えの方にとって、スタディングはまさにぴったりの通信講座だと言えるでしょう。
ビジネス実務法務検定の独学まとめ
ビジネス実務法務検定の独学まとめ
- 多くはないが独学で合格する人もいる
- 事前知識がある人や独学が得意な人には向いている
- 予備校や通信講座を使う方が無難
ビジネス実務法務検定試験の独学について詳しく解説しました。
行政書士など法律系の資格を持っている人や難関大学に独学で合格したことのある人は向いている勉強方法かもしれません。
初学者にとっては独学での合格はハードルが高く、予備校や通信講座を上手く活用することをおすすめします。a