保育士のイメージは？仕事の楽しいところ・いいところやモテる理由まで解説！

保育士の仕事は楽しいというイメージがやはり強いようです。一方で昨今は大変な仕事だというイメージを抱く人も一定数います。

楽しい仕事というイメージが強い

保育士は子供と触れ合える楽しい仕事であるとイメージする人は多いようです。

確かに子供と遊んだり、散歩に出掛けたりするシーンが印象的なので、そうしたイメージを持つのも肯けます。

特に子供好きからすると、羨ましいと思うこともあるでしょう。

もちろん実際の勤務では楽しいことばかりがあるわけではありませんが、子供の世話をする保育士特有の楽しさがあることも事実です。

近年は大変だというイメージも

昨今は待機児童問題やその一因である保育士の人手不足がよく報道されていることから、保育士に対して大変だというイメージを抱く人も一定数います。

平成24年の厚生労働省による調査では、保育士資格を有する求職者のうち、保育士職種を希望した者は全体の51.5％に過ぎませんでした。

そのため、保育士自身も保育士の仕事に対して大変であるというイメージを持つ人が多いようです。

保育士の仕事には楽しいという側面もありますが、実際はかなり大変です。仕事内容も子供の世話だけでなく、多岐に渡ります。

以下では保育士職種の大変さを解説しましょう。

残業や休日出勤も多い

保育士は子供の世話だけでなく、連絡帳の記入や園だより・月報の作成などの事務作業も行わなくてはなりません。それらを行うのは昼寝時間や園児の帰宅後です。

また延長保育を行う園であれば、遅くまで子供の面倒を見なければなりません。

厚労省のデータでは保育士の残業は月4時間とされていますが、サービス残業を含めると実際にはもっと多いです。毎日2〜4時間残業している保育士も大勢います。

事務作業に関しては自宅に持ち帰ってこなすことも多いので、時には休日返上で作業を行うこともあります。

中学・高校の教諭には部活の指導で土日が潰れるというイメージがありますが、保育士が休日に働いていることは世間では知られざる一面です。

保育カリキュラムの策定が大変

保育園での子供の世話は、全て「保育のねらい」というカリキュラムに基づいて行われます。

この保育カリキュラムを策定するのも保育士の仕事です。日案、週案、月案など、遊びの内容やねらいを細かく事前に定めなければいけません。

保育カリキュラムは子供の興味や発達状況はもちろん、園の教育方針なども考慮して作成する必要があります。なかなか表には出ない仕事ですが、神経を使う大変の仕事です。

重い責任を負っている

保育士は大勢の子供の命を預かるため、重い責任の伴う仕事です。

小さい子供は不意に車道に飛び出すなど予測不能な行動をするため、危険な目に合わないように細心の注意を払わなければなりません。

1クラス30人ほどの子供を預かることもあるため、常に一人一人を見守るだけでも一苦労です。

園児への対応に問題があれば保護者からクレームが来ることもあるので、プレッシャーを感じながら仕事をしなければいけません。

実は専門性が高い

子供の世話は誰にでもできそうと思う方もいるでしょうが、保育士は専門性の高い職業です。

それぞれの園児に合わせて遊び方を変えたり、周囲に馴染めない園児のケアをしたりするには、保育に関する知識や保育士としての経験・スキルが必要になります。

保育士でなければ、奇抜なごっこ遊びに付いていくだけでも一苦労でしょう。

また子供の体調の変化にいち早く気付くためには、医療の知識も必要です。

保育士の仕事の大変さについてより具体的に知りたい方は下記記事を参照してください。

保育士の仕事って実際大変？きつい仕事内容からやりがいまで徹底解説！

大変な保育士の仕事ですが、その分やりがいが大きいことも事実です。以下では保育士のやりがいを紹介します。

子どもの成長を支えられる

子供の成長を感じると保育士は大きな喜びを得られるでしょう。日々子供と接する中では、子供の成長に立ち会う瞬間が溢れています。

例えば以下のような成長があるでしょう。

• 初めて歩けるようになった

• 友達に「ありがとう」が言えるようになった

• 年下の面倒を見るようになった

• 先生の元から離れて友達同士で遊ぶようになった

時には保護者すら知らないような成長を感じられることもあります。子供が人間としての基礎を作っていく時期に、側で成長を支えられる保育士は素晴らしい仕事であると言えるでしょう。

子どもの笑顔に癒やされる

子供の笑顔を数多く見られることは、保育士の特権と言えるでしょう。

また初めはなかなか心を開いてくれない園児もいるため、子供が笑顔を見せてくれることは信頼されている証でもあります。

そのため、子供の嘘偽りのない笑顔を見ると、癒しと共に達成感を味わえるでしょう。

多くの子供と良好な信頼関係が築ければ、自らの人間性にも自信が持てます。

保護者から信頼される

子育てに関する相談相手がいない保護者にとっては、保育士が最も頼りになる存在です。人から信頼されることは自己肯定にも繋がります。

保護者からの信頼を得るのは難しいですが、真摯な態度で接すれば相手も心を開いてくれるでしょう。

よく話しかけてくれるようになったり、連絡帳にメッセージをびっしり書いてくれるようになれば、信頼関係を築けた証です。

また「先生が担任で良かった」などと言われるとこの上ない喜びを感じられるでしょう。

さらに子供が家庭で先生に感謝している様子であることを保護者から聞けることもあり、そうした瞬間にもやりがいを感じられます。

行事でみんなを喜ばせられる

保育士は日常業務に加えて、(運動会や卒園式などの行事の運営に携わらなければいけません。それら行事の準備や実行は保育士にとって大きな負担になります。

しかし、園児が頑張っている姿や保護者が喜んでいる様子を見ると、大変な分だけ達成感も大きくなるでしょう。

定期的にそうした幸せな瞬間に立ち会えることも、保育士ならではの魅力と言えます。

子どもとの交流は卒園後も続く

長期に世話をしてきた園児が卒園するのは、保育士にとって最も感慨深いイベントです。

しかし卒園する子供達との関係は、卒園によって終わるわけではありません。偶然どこかで再会したり、保育園へ遊びに来てくれることもあるでしょう。

かつての園児の成長した姿を見ることも、保育士の楽しみの一つです。

また卒園した園児が実習生として戻ってくるというケースもあります。「先生を見て保育士を目指した」と言われて感動したという保育士もいるようです。

社会全体の役に立っている

保育士は未来の日本を担う子供たちの成長を支えているため、国の将来にとって大変意義深い仕事に携わっていると言えます。

また共働きの家庭にとっては保育園は不可欠であり、多くの女性は保育士がいるから育児と仕事が両立できるわけです。

そのため保育士の仕事は、男女雇用機会の均等化や少子化改善などに貢献しているとも言えるでしょう。

現在保育士は深刻な人手不足なので、保育士一人一人の社会における役割は非常に大きいと考えられます。

保育士のやりがいについてもっと知りたい方は以下の記事をご覧ください。

保育士の仕事のやりがいとは？仕事の魅力から大変な側面まで徹底解説！

結婚式のサービスを提供するアニヴェルセルが行ったアンケートによると、「あなたが妻にしたい憧れの職業は？」という質問に対する男性の答えは以下のようになりました。

上記より、保育士は結婚したい職業として圧倒的な人気があることが分かります。保育士は「家庭的である」「優しい」などのイメージがあることから、男性には人気のようです。

また子育てのスキルが高いという点も妻にしたいと考える上で大きなアドバンテージであると考えられます。

保育士は周囲に女性が多いことから出会いがない・モテないと思っている方もいるでしょうが、保育士は実はモテる職業です。

モテると言われる保育士の恋愛事情についてのリアルな声を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

保育士の恋愛事情は？モテるかどうかからデート・結婚相手との出会いの場まで徹底解説

家庭的なイメージのある保育士は、男性人気の高い職業です。以下では男性から支持される理由をいくつか紹介します。

子どもが生まれた時に安心できる

保育士は日常から子供の世話をしていることもあり、男性から「良いお母さんになりそう」と思われているようです。

子どもの世話のプロ

大抵の男性は子供と触れ合った経験を持たないため、子育てには非常にナーバスになっていることが多いです。

保育士は育児に関する知識や経験が豊富で、子供が好きな場合が多いため、男性は子育てに関して安心感を得ることができます。

子どもに対して寛容

子供はなかなか言うことを聞かなかったり、予測不能な行動で親を困惑させることもあります。そうした場合、普通の親ならイライラしてしまいがちです。

しかし、保育士は子供の扱いになれているため、子供のそうした言動にも感情的にならず優しく接することができるでしょう。こうした点も男性に好印象を与えます。

家事や裁縫などができる

保育士は料理や掃除、片付けなどを卒なくこなせそうというイメージを持つ男性も多いようです。また手先が器用で裁縫もできると思い込んでいる男性もいます。

実際は家事や裁縫が苦手な保育士もいるでしょうが、「保育士」というブランドがあれば家庭的な女性であることをアピールすることが可能です。

結婚したいと思うなら、家事や裁縫などのスキルを磨き、イメージ通りになってみるのも良いでしょう。

音楽ができる点も印象が良い

保育士はピアノを弾きながら歌うというイメージもあり、音楽ができるという点も男性に好印象を与えられます。

ピアノが弾ける女性は、上品や清楚といったイメージがあるようで、男性からは一定の人気があります。

将来子供ができたら、家庭でピアノを教えたり、一緒に歌ったりすることを期待する男性も多いようです。

家庭的なイメージが好評の保育士ですが、人柄や能力面でも男性からの評価が高いようです。

優しくて癒やしになる

保育士は子供に笑顔で接しているというイメージがあるため、男性からは優しい人が多いと思われているようです。

仕事で疲れて帰ってきた時に、優しい笑顔で出迎えられると癒しになることから、保育士を妻に迎えたいと考える男性が大勢います。

実際は仕事とプライベートでオンオフを切り替える保育士もいるでしょうが、男性にモテたいという場合は保育士らしい優しさをアピールポイントにすると良いでしょう。

しっかりしていて気配り上手

保育士は他人の子供を預かるという責任の大きな仕事を担うため、しっかり者が多いというイメージもあります。体力を使う仕事も多いため、忍耐力があるというイメージもあるでしょう。

また多くの子供や保護者と接するため、気配りができるという印象もあるようです。

そのため、一緒に家庭を持ったり、子供ができたとしても安心できると男性は考えます。

コミュニケーション能力が高い

保育士は毎日子供や保護者と接しているため、コミュニケーション能力が高い人が多いでしょう。

また(子供の話を聞くことが多いので、聞き上手であるというイメージもあります。

さらに笑顔で明るい印象もあるため、付き合ったり、結婚しても楽しく過ごせそうと考える男性が多いようです。

ナチュラルで派手すぎない

保育士は仕事柄、ナチュラルメイクで質素な服装をしています。そのイメージからプライベートでも派手過ぎないと考える男性が多いうようです。

化粧品やブランド物に拘らず、適度に質素な女性は、多くの男性から気に入られます。

逆にプライベートが派手な保育士は、素朴なイメージを損なうため、男性から評価されない可能性もあるでしょう。

思いっきり甘えられる

保育士は子供の話を優しく聞いてあげるというイメージがあるため、付き合って自分も子供のように甘えてみたいと考える男性も多いです。

初恋が保育園の先生という人も大勢おり、その理想を大人になっても忘れていない男性もいるでしょう。

そのため、保育士は年下の男性からの人気が高い職業です。長所を褒めたり、相手と同じ視点で物事を考えたりすると、年下の男性には良いアピールになるでしょう。

職場に女性が多い

保育士の職場には女性が多いというイメージも男性に好印象を与えるようです。実際、保育士の約95％は女性のため、職場で男性と接する機会はあまりないでしょう。

そうしたこともあって、周りの保育士を紹介してほしいと頼まれることもあります。紹介するのは構いませんが、トラブルにならないように細心の注意を払いましょう。

ここまで解説してきた通り、保育士は男性から人気のある職業です。男性にモテたいと思う場合は、以下の内容を参考にしてください。

保育園での子どもの話を自然にする

子供好きな女性は男性から人気があります。保育士は特に子供が好きなことをアピールしやすい職業と言えるでしょう。

普段の会話から園児にまつわるエピソードを楽しく話すことで、子供好きなことを自然に伝えることができます。

また子供が好きということは家庭的なイメージにも繋がるので、家事が得意であることをさりげなく会話に盛り込むのも良いでしょう。

相手の話をよく聞く

多忙な男性は仕事で気疲れしていることも多いので、話を聞いてくれたり、共感してくれる女性には好意を抱きやすくなります。

保育士は子供の話を聞くのに慣れているため、同じように男性の話も聞いてあげましょう。

聞き上手になれば、相手も次第に心を開いてくれるはずです。くれぐれも自分の話ばかりにならないように注意しましょう。

お母さんっぽくならない

何事もテキパキこなしてり、相手の言うことを全て聞いたりしていると、恋人ではなくお母さんになってしまいます。

そのため、時には自分から甘えたり、反論してみるなど、大人同士の対等な関係を築くことが重要です。

また家事が得意であっても、所帯染みてしまうのはよくありません。部屋をお洒落に飾りつけたり、可愛いお弁当やお菓子を作るなどして女性らしさをアピールしましょう。

保育士は十分モテる職業ですが、職場での出会いが少ないのが玉に瑕です。

そのため、恋愛がしたいなら自分から積極的に出会いを見つけなければいけません。

定番の友人の紹介・合コン

保育士の職場には男性が少ないので、友人に良い人を紹介してもらったり、合コンをセッティングしてもらうのが良いでしょう。

友人の紹介なら、相手の身元や性格を事前に聞くことができるため、安心して会うことができます。

また最近は合コンをセッティングしてくれるサービスもあるため、友人に頼むのが難しい場合は利用してみましょう。

保育士は人気の職業なので、合コンに行くと男性から喜ばれます。ただし、期待が高いことも多いので、交際に発展するまでは言動に注意するのが良いでしょう。

サークルや学校でも出会える

趣味の集まりや社会人サークルなどに参加すれば、共通の趣味を持った男性と知り合うことができます。

周りへの気配りを見せたり、集団をまとめるなどして保育士らしいところをアピールすると、集団の中でモテることができるでしょう。

また公務員試験などの学校やパソコンスクールなどでも出会いはあります。キャリアについて似た価値観を持った人と知り合えるため、仲良くなれる可能性が高いでしょう。

街コン・婚活パーティーに参加

街コンや婚活パーティーで、出会いを見つけるのも良いでしょう。初対面の人との会話では、コミュニケーション能力の高い保育士は有利です。

ネットで検索すれば、街コンや婚活パーティーの情報は簡単に見つかるので、積極的に参加してみましょう。

中には男性は消防士だけなど、条件を限定した街コンや婚活パーティーもあります。

街コンや婚活パーティーなら、相手も恋愛目的で来ているので、恋愛に発展する可能性も高いでしょう。

最近はネットやアプリも人気

保育士は忙しいため、ネットやマッチングアプリで出会いを探すのもおすすめです。

出会い系サイトは危険というイメージもあるでしょうが、現在は運営会社の監視が厳しいため、安全性は問題ありません。

特にマッチングアプリなら、スキマ時間に出会いを探せるので便利です。女性は無料で利用できるサービスも多いため、試しに利用してみるのも良いでしょう。

恋愛に加えて、保育士の結婚事情について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

保育士の結婚事情は？結婚の多い年齢や婚活時のポイント・理想の相手の条件まで解説！

保育士は男性にモテる職業ですが、例えば以下のような職業も男性から人気があります。

幼稚園の先生も保育士と同様に人気

保育士同様、幼稚園の先生も男性からモテる職業です。その理由は保育士とほぼ同じで、家庭的なイメージがあることや子供の世話が上手なことなどが挙げられます。

ちなみに保育士としての実務経験がある者は、大学などで5科目8単位を取得することで幼稚園教諭になることができます。

給与は保育士も幼稚園教諭もほとんど変わりません。

公務員は将来が安心

雇用が安定している公務員は、男女問わず結婚相手として人気があります。

特に最近は結婚する女性にも収入を望む男性が多いので、倒産やリストラの心配がない公務員であることは大きなアピールになるでしょう。

公務員なら産休や育休が取得しやすい職場が多いので、子育てをしながら働くのも現実的です。

看護師は頼れる存在

「白衣の天使」とも呼ばれる看護師は、男性から根強い人気がある職業です。

収入も高いため、共働きが多い昨今の夫婦事情にはぴったりの職業と言えるでしょう。

また医療に関する専門知識があることも、男性には好印象を与えます。風邪や病気の時はもちろん、子育てにおいても頼りがいのある女性だと思われるでしょう。

保育士のイメージについて解説しました。

保育士の仕事には楽しいという印象と共に、大変そうというイメージを持つ人が一定数います。昨今は保育士不足が問題となっていることもあり、実際保育士の仕事は大変です。

しかし、子供の成長を日々感じられたり、笑顔に癒される楽しい職場でもあります。

また保育士は非常に男性からモテる職業です。家庭的なイメージや子供好きなところが好印象を与えるようです。

ただし、職場での出会いは少ないため、恋愛するなら自分から積極的に行動しなければなりません。

友人に紹介を頼んだり、マッチングアプリを利用したりして、出会いを探しましょう。