ユーキャンの行政書士講座がリニューアル!注目ポイントを担当者に直接取材しました!
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資格の通信講座と聞いてユーキャンを真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
資格業界で抜群の知名度と人気を誇るユーキャンですが、この度行政書士講座がリニューアルされました!
そこで資格Timesは、リニューアルに際して工夫した点や新しくなった講座の魅力について詳しく取材しました!
ユーキャン独自の学習スタイルや優れた合格実績の理由など、行政書士を目指す方にとって役立つ内容となっております。
ぜひ最後までご覧ください!
リニューアルされたユーキャン行政書士講座について
本日は取材のお時間をいただき誠にありがとうございます。資格Timesを運営しております、株式会社ベンドの石原と申します。
今回の記事ではリニューアルされたユーキャン様の行政書士講座についてインタビューをさせていただければと考えております。よろしくお願い致します。
株式会社ユーキャンの板垣と申します。本日はどうぞよろしくお願い致します。
ユーキャン行政書士講座の主任講師を務めております海野と申します。よろしくお願い致します。
リニューアル後のテキストについて
それでは早速質問に移らせていただきます。
まずテキストについてお伺いします。今回のリニューアル実施で、従来と比べて大幅に学習範囲を絞り込んでいますが、具体的にどれほどの学習量削減に成功されましたか。
また、テキストをスリムにするときに心がけた点や工夫された点も併せて教えてください。
テキストの文字数を、従来と比べて約2割ほど削減いたしました。
ユーキャン行政書士講座では従来より学習内容の「絞り込み」を徹底しておりましたが、ここからさらに要点を絞ることで勉強量を削減しました。
無駄を省き「最短距離で」かつ「着実に」合格できるよう、過不足のない収録内容の選別を、過去のデータの蓄積を基に丁寧に行いました。
各巻厚さ1センチ前後の薄いテキストですが、この中に合格に必要な得点のエッセンスが、ギュッと凝縮されています。
イメージ図を所々に入れることで文章の意味をスムーズに理解できるテキスト構成となっており、要点もより把握しやすくなっています。
また、難しい法律用語は噛み砕いた言葉で解説しているため、用語の意味が分からずに勉強が止まってしまう可能性を最小限に抑える工夫もしております。
勉強量が2割減らせるというのは、仕事で忙しい社会人の方々にとってかなり大きな時間の短縮になりそうですね。
メインテキストと問題集について片手で収まるサイズに変更されたということですが、テキストを小さくすることのメリットにはどのようなものがございますか?
メリットは大きく分けて2つあります。
1つ目は、片手で持てることで電車で立ちながらでも、テキストを見て勉強ができたり、寝る前などのわずかな時間でも気軽にテキストを見たりすることができる点です。
ハンドバッグにも入りやすいサイズとなっておりますので、出かける時の移動時間、待ち時間などにすぐに取り出して勉強することができます。
テキストのサイズが小さいことでスキマ時間を活用して勉強しやすいという方が多く、受講生の方々からも好評をいただいております。
2つ目は、スマホ学習の際にも見やすいテキストになっている点です。
デジタルテキストで学習する際にスマホでも見やすく、スマホの画面に綺麗に収まるように本紙のサイズを考えて作りましたので、さらに学習がしやすくなっております。
テキストが小さくなったことでスキマ時間の学習がさらに捗りそうだと感じました。
スマホ学習でも使いやすくなっているということですので、勉強に対するハードルも大幅に下がりそうですね!
リニューアルされた講義内容について
次にリニューアルされた動画講義についてお伺いします。
リニューアルされた行政書士講座では、メインテキスト8冊すべてのレッスンと問題集3冊分の動画講義が収録されているそうですね。
さらに動画講義1本あたりの長さは平均約6分と、他社の講座と比べてもかなり短い印象ですが、その中で受講生の方に学習内容を分かりやすく伝えるためにどのようなことを工夫していらっしゃいますか?
講義の担当者として力を入れたポイントは、試験の徹底的な分析です。 この分析を元にして、6分間という短い時間でも合格に必要な知識を効率よく身につけられるような講義を心がけました。
また、『インスピカード』というイラストを使い、要点を図にまとめて講義の中で解説することで、短時間の中でもこちら側が伝えたい内容がしっかりと伝わるようにしています。
次に、法律の使い方を理解することに重点をおいて講義を行うよう心がけています。
試験に合格するには法律的な考え方についての深い理解が必要になりますので、法律の原理や原則というものをできるだけ早い段階で理解できるような講義を行っております。
具体的には、「この条文はどういった趣旨で作成されているのか」「どうしてこのような判例が出ているのか」などを『インスピカード』を使って解説することで、法律知識の根本的な理解を促しております。
学習の早い段階からこれらを繰り返すことで、結論をただ覚えるだけではなく、応用問題にも対応できる法的思考力を養うことができるのです。
6分間でも要点がまとまっている講義があることで、受講生の方々も勉強しやすいものになっているのですね。
マンガを取り入れた講義スタイルについて
応用テキスト2 民法編(下)より抜粋
今回の講座リニューアルの特色として、マンガと動画講義を組み合わせた学習スタイルを取り入れていますが、この学習スタイルによって得られる効果を教えていただきたいです。
初めから高度な理解を目指すことは初学者にとってはハードルが高いので、今回のリニューアルではマンガと動画を使った新しい学習スタイルを取り入れました。
マンガは事務所にお客様が相談に来るというところから始まり、ストーリーの中で具体的に法律がどのような場面で使われているかを学ぶことができます。
これにより、一つ一つの法律をただ文章で読むだけよりも、法律の内容が理解しやすくなるのです。
そして、このマンガを見た後に動画講義を見ていただくことで、お客様の相談の解決を通して条文や判例を深く理解できるという効果が期待できます。
レッスンの導入部分が、身近なケースをマンガで紹介する形になっていることで、初学者の方にも理解しやすいものになっているのですね!
カリキュラムやサポート体制について
次に、カリキュラムやサポート体制についてお伺いします。
ユーキャンの講座では動画講義とテキストで知識をインプットした後にWebテストでアウトプットを行うとのことですが、このカリキュラムを導入した背景や問題を作る際に工夫された点について教えていただきたいです。
試験に合格するには満点の6割を正解できれば良いのです。つまり、試験問題の中には確実に正答すべき問題と間違えても合否に影響しない問題があるのです。
ただ、受験生の多くはこのことを深く意識せずに、全ての問題に正解しようとしてしまう傾向にあり、これによって学習方法が非効率的になるケースが多々存在しています。
このような受験生の多くが抱える課題を解決するために、『ストライクメソッド』というカリキュラムを組んでおり、解くべき問題と解かなくていい問題を正しく分別できるように講座内容を工夫しています。
具体的には、まず初学者用の動画講義で押さえるべき知識を徹底的に理解できるように指導し、次のステップとして解くべき問題とそうでない問題を見分けられるようにする、という段階構造を作りました。
それぞれの問題で把握しておくべき知識とそうでない知識が分かるようにテキストを執筆しています。
解くべき問題を逃さず正解し、解く必要がない問題を見分けて効率よく学習を進められる優れたカリキュラムなのですね!
デジタルサポートについて
次にデジタルサポートについてお伺いしたいと思います。
デジタルサポートを活用することにより、受講生の方が得られるメリットについて教えていただきたいです。
デジタルサポートによって、日常のスキマ時間を活用した学習が行いやすくなっております。
スマホやパソコンでも学習が可能ですので、受講生の方それぞれの状況に合わせて勉強を進めていただくことができます。
また、受講生の方の学習履歴を残せることもデジタルサポートならではのメリットです。
これにより、自分が学習した範囲や次の課題を簡単に把握できるようになっております。
試験までの残り日数と学習進捗から自動計算し、ご自身専用の、今やるべき「今週の課題」が表示される機能があるのですが、これによって日々「合格に間に合う学習ペース」が掴めるメリットは、試験対策上実は結構大きいかと思います。
学習する上でどの内容を進めたらいいか迷うことがありますが、時間の管理をデジタルサポートに任せることで迷うことがなくなり、勉強の効率も上がると考えております。
忙しい社会人の方にとってとても頼もしい機能ですね!
さらに、Webテストの履歴が残ることで重要な部分や苦手分野の対策を重点的に行える点もメリットの一つに挙げられます。
優先度が高い問題をデジタルサポートが自動的に出題してくれますので、それらをこなしていくことで受講生の方一人一人に即した形で苦手を克服することができます。
最後に、達成度を可視化できるというメリットがございます。学習の達成率を見ることができるグラフに加えて、残りの課題数も把握することができます。 自分がどのくらいできているかを理解することで学習モチベーションの維持・向上につながる効果を期待できます。
また、学習の進みに合わせて「頑バッジ」というバッジがコレクションされていく…という、ちょっとしたゲーム要素なども搭載しております。こちらも、スモールステップでの達成感を可視化できる仕掛けになります。
バッジの絵柄や一緒に添えるメッセージのひとつひとつにも、応援の思いを込めております。学習の際、ひとつの励みにしていただけたら嬉しいですね。
モチベーションの維持やスケジュール管理は自分で勉強する時の課題になると思うので、ぜひ活用してほしいサポートですね。
合格実績や評判について
多くの方が気にされている合格実績についてお伺いしたいと思います。
ユーキャン行政書士講座では優れた合格実績も大きな特長となっていますが、実際にどのくらいの方が合格されていますか?
行政書士講座は過去10年間(2011~2020年)で2,908人もの方が合格されております。
また、2001年から合格者数の集計を開始いたしましたが、累計の合格者数は6,000名を超えています。
継続して多くの合格者を輩出している点は、ユーキャン様の大きなストロングポイントですね!
このように多くの合格者を輩出できる要因は何なのでしょうか?
一番は受講生の方々の頑張りだと思いますが、ユーキャンとしては「頑張れる教材」作りを心がけています。
学習の生命線であるテキストを徹底的に分かりやすく作り込み、またサポートさせてもらうことに、講師・スタッフ一同心血を注いでいます。
特に、初学者でも読めばすぐに内容を理解できるテキストである点には強いこだわりを持っています。
そのために、ユーキャン行政書士講座の長年のノウハウを活かして研究を重ね、教材の改善を絶えず行っているという点が大きいのではないでしょうか。
試験の研究と教材の改善を繰り返していることが、安定して優れた合格実績につながっているのですね!
リニューアルに対する評判について
今回のリニューアルでは、受講生の方からどのような評判が届いていますか?
また、リニューアル前と比較して評判が変化したということがあればお聞きしたいです!
受講生の方からはさまざまな評判をいただいておりますが、その中でも多いのが「初学者目線のテキストが分かりやすい」というご意見です。
難しい用語を噛み砕いて書いた文章や、『インスピカード』を使った解説が「理解しやすい」というお声につながっていると感じます。
また、マンガと動画講義を組み合わせた学習スタイルも、「ひとつの体験になっていて、法律的な問題がイメージしやすく、楽しく勉強できる」という評判をいただいております。
「動画講義は要点が明快、5〜7分前後で学びやすい、海野講師の語り口や笑顔がいい」というお声も多いです。
総じて、以前と比べてコンパクト、かつ工夫を凝らした講座内容になったことで合理的に&楽しく合格を目指せるようになったと感じております。
初学者にも分かりやすいテキストにこだわっているとおっしゃっていたので、そのこだわりが受講生の方々にも届いているのは嬉しい点ですね!
講座に向いている方の特徴について
ユーキャン様の行政書士講座が向いている方の特徴についてお伺いしたいと思います。
どのような方にこの講座をおすすめしたいとお考えですか?
全国津々浦々、初学者を含めたすべての方に学びやすい教材&サービスを、というのがユーキャンのモットーです。
今の行政書士講座は、行政書士の資格取得を目指すすべての方におすすめしたい、かなりバランスの取れたカリキュラムになっているのでは、と思います。
ただ、その中でも特におすすめしたい方の特徴として、効率よく学習を進めたい方が挙げられます。
ユーキャンの教材は、「効率合格」に照準を合わせたテキスト、5〜7分×約390本にポイントを集約した動画講義、いつでもどこでも学べるデジタルサポートなど、限りある時間、スキマ時間をうまく使って合格していただくための工夫が多く詰め込まれています。
合理的な学習で合格したいという方に、ぜひ一度我々の講座を見ていただきたいですね。
仕事で勉強時間の確保が難しい場合も多いと思いますので、働きながら資格を目指す方にとってはありがたい講座ですね!
また、試験勉強を実務に最大限活かしたいという方にも向いていると思っております。
なぜなら、テキストで提供しているマンガが実際の事務所での業務を元にして作られており、実際に行政書士になった時のことを想定して講義を受けていただけるからです。
この学習スタイルは他では見られない独自のものとなっておりますので、普通の法律学習では刺激が足りないという方にも楽しく勉強していただけます。
実際の仕事の様子を知ることができるのも、独自の学習スタイルならではの強みですね!
今後の展望
最後にユーキャン様の今後の展望についてお伺いしたいです。
行政書士試験も変化を続けていますので、知識をただ増やすだけでは今後の試験への対応は難しいと分析しております。
むしろ、多くのことを覚えるほど情報の整理が難しくなっていくケースもございますので、本当に求められている知識を過不足なく伝えるための講座づくりをさらに追求していこうと考えております。
また、行政書士の仕事は場面に応じて求められる知識も変化してきますので、状況に合わせて的確に法律の知識を使いこなせる力が何よりも大切です。
試験内容から見ても、法律を実際にどのように運用するかについて知っていることが重要なポイントとなっておりますので、その使い方をいかに効果的に伝えられるか、という点を意識して今後も指導を続けていきたいと考えております。
今後も分析を重ねて、受講生の方々が行政書士についてイメージしやすいように、また楽しく勉強できるように講義を進化させていきます。
試験で求められるポイントにフォーカスを当てて、講座をより進化させていくのですね!
テキストも、指導スタイルと同様に試験傾向に合わせて進化していくのでしょうか?
おっしゃる通りです。「最強の効率教材」を追究し続けていきたいです。
テキストもさらに分かりやすくするために、文章の表現やテキストのデザイン・図の改良を今後も実施していく予定です。
デジタルサポートも使いやすさや見やすさを追究して、より有用なものにしていきたいです。
また、ユーキャンがご提供するものが、「最強の効率教材」であるとともに「かけがえのない感動体験」でありたいとも思っております。
資格の勉強をすることは、受講生の方々が主人公のドラマのようなものだと感じます。
仕事の合間に勉強する日々や新しいことを知った時の喜び、試験当日の緊張感、感動の合格発表まで…一人一人の大切なドラマの折々に寄り添えるような、心あるサービスを提供していきたいです。
ユーキャン行政書士講座を通じて、他の通信講座では味わえないような感動体験をお届けしたいと考えております。
受講生の合格を第一に考えて、教材作り・指導を真摯になされている姿勢がとても強く印象に残りました!
本日はとても貴重なお話をありがとうございました!