TOEICのおすすめ模試10選!新形式対応の問題集・アプリを使い方も含めて徹底解説
「TOEIC模試ってどれを選べばいいの?」
「TOEIC模試のおすすめが知りたい!」
このように、TOEICの模試についてお悩みの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、TOEIC模試のおすすめ問題集・アプリをご紹介しています。
模試の選び方、模試の活用法など、TOEIC模試に関する情報も徹底解説します。
TOEICを受験する方はぜひ参考にしてみてください!
TOEIC模試のおすすめについてざっくり説明すると
- 新形式・新傾向に対応している模試を選ぶ
- 公式問題集は最も信頼度が高い
- 模擬試験対策は、問題集だけではなくアプリでも出来る
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TOEIC模試を選ぶポイント
TOEIC模試はどれでもよいわけではありません。
受けよう、購入しようとしている模試が、以下にご紹介するポイントを満たしているかどうかしっかりチェックしましょう。
難易度・レベルは本番と同じか
模擬試験によって難易度やレベルが微妙に異なります。
初心者や英語が苦手な方は簡単なレベルのものから始めてもよいでしょう。
ただし、TOEIC受験前には、必ず本番と同じレベルのものを解いてから試験に臨むことをおすすめします。
高スコアを目指す方は、本番と同じレベルの模試から始め、本番より難しい模試にもチャレンジするとよいでしょう。
模擬試験の解説は丁寧か
模擬試験を受けた際は復習が必要です。復習のためには、丁寧な解説が必須になります。
模擬試験が収録されている問題集の特徴によって、模擬試験の内容解説が充実しているものとそうではないものがある点には注意が必要です。
例えば、1問1問解法のプロセスを丁寧に解説したり、重要単語を掲載したりしているものもあります。
一方、和訳と解答だけの簡潔な解説のものもあります。
かなりの英語力があり満点を目指している方なら、簡潔な解説の模擬試験を選んでも構いません。
しかし、満点を目指せるレベルの方でない限り、丁寧な解説が付いている模擬試験を選ぶようにしましょう。
復習用のツールがついたものも
模擬試験には、解答結果から自分の苦手分野がわかるようになっているもの、リーディングの音源がついているものなど、復習用のツールが付いているものがあります。
このように、復習用のツールが付いている模擬試験は復習の際に非常に便利であり、効果的な復習をすることができます。
模擬試験を復習するにあたって自分に必要なツールは何か考え、必要なツールが付いている模擬試験本を探して利用するとよいでしょう。
新形式・新傾向に対応しているか
TOEICは2016年より問題形式や出題傾向が一部変更されています。
旧形式対応の問題集に取り組んでも効果がないことはありません。
ただ、新形式対応の問題集を解いた方が、圧倒的に効率がよいと言えます。
旧形式の問題集しか持っていない方は、新形式対応の問題集を購入して取り組みましょう。
購入するときは、出版年、問題内容から新形式に対応している問題集なのかどうか、必ず確認するようにしてください。
コスパで判断するのは難しい
模擬試験を選ぶ際、コスパも大切な要素ではあります。
模擬試験の参考書はたくさんありますが、なるべく安く済ませたいと考え、一番安い模擬試験本を選んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、模擬試験を選ぶ際には、コスパよりも模擬試験の内容を見て判断することをおすすめします。
例えば、模擬試験の回数やページ数が多く、より多くの問題が解けるものの方がよいでしょう。
それだけではなく、解説が充実しているかもしっかり確認し、総合的に判断するようにしましょう。
TOEIC模試のおすすめ問題集10選
ここからは、TOEIC模試のおすすめ問題集を10冊ご紹介します。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集』はTOEICを運営しているETSが出版しています。
そのため、実際の試験傾向を最も反映していると言え、信頼度が高い問題集です。
本番と同じ形式・レベルの問題が200問×2回分、計400問収録されています。
また、リスニングやリーディングの音声はスマホやパソコンにダウンロードでき、いつでも聴くことができる点もメリットです。
なお、このシリーズは今までに9冊出版されており、2022年10月に最新版が出版されています。
TOEIC® L&Rテスト 究極の模試600問+
『TOEIC® L&Rテスト 究極の模試600問+』には模擬試験が3回分収録されています。
全ての問題には解説動画が付いているため、独学でも安心して学習することが可能です。
こちらの解説動画の音声はmp3ファイルでも利用できるため、通学・通勤中に音声を聴いて学習するのもよいでしょう。
また、自分の正答数から予想スコアや弱点問題のタイプを知ることもできます。
その結果をもとに、今後の学習方針を決めるとよいでしょう。
TOEIC®テスト新形式精選模試
『TOEIC® L&Rテスト精選模試』はリスニングとリーディングに分かれており、それぞれ5回分の模擬試験が収録されています。
模擬試験は本番の出題傾向から予想される内容になっているため、試験に向けて実力を図りたい方におすすめです。
また、この本はTOEICで990点を獲得した講師が執筆しており、解き方のコツやスコアを上げる勉強法など役立つ情報を解説しています。
さらに、頻出語彙のリスト、問題などの音声が無料でダウンロードできるため、隙間時間に音声を聴いて勉強を進めることもできます。
TOEIC L&Rテスト 目標スコア奪取の模試
『TOEIC L&Rテスト 目標スコア奪取の模試』はスコアアップに特化した模擬試験本です。
問題の取捨選択の仕方や時間配分など目標スコアに応じた解き方解説や、解いた問題を2週間で定着させる復習プログラムが掲載されています。
これらのノウハウは他の模擬試験にも応用可能なので、模擬試験に初めて取り組む方にもおすすめです。
この本ではまず模擬試験を解いたあと、同じ模擬試験に著者のコメントが付いているものを再度解く手順になっています。
問題の理解度が上がりやすい仕組みになっているため、独学の方でも解きやすい模擬試験本です。
TOEIC L&Rテスト でる模試600問
『TOEIC L&Rテスト でる模試600問』は、TOEIC大国の韓国で最も人気がある参考書の日本語版です。
TOEIC対策で有名な韓国の専門学校・ハッカーズが長年研究してきた専門的なノウハウを日本語で学ぶことができます。
日本人が間違いやすい問題など、日本人向けのオリジナル解説が付いている点も特徴です。
また、テストの攻略法やテスト当日の過ごし方など、役立つ情報が満載なのでTOEIC初心者にもおすすめできます。
新メガ模試1200問 TOEIC L&R テスト VOL.2
『新メガ模試1200問TOEIC® L&Rテスト VOL.2』は韓国で人気のTOEIC対策カリスマ講師、キム・デギュン氏による模擬試験本です。
模擬試験6回分に相当する1200問が習得されており、かなりボリュームが多い本です。
ただし、問題以外は、日本語訳とPart3、4、7の正答の根拠しか収録されていません。
解説は付いていないため、正答率が高くない方、解説を読みながら模擬試験の内容を復習したい方には向いていません。
すでに一定の英語力があって満点に近いスコアを目指しており、とにかくひたすら問題を解きたい方におすすめの一冊です。
TOEIC L&Rテスト必勝ダブル模試
『TOEIC L&Rテスト必勝ダブル模試』は、最新の出題傾向を反映した問題400問(模擬試験2回分)が収録されています。
解答方法や、間違いの選択肢が間違っている理由などの丁寧な解説が400問全てに付いています。
著者はTOEIC満点を取り続けており、受験経験をもとにした最新の傾向や対策法を教えてくれます。
15日間で完成できる特訓プログラムや、リーディングセクションなどの音声がダウンロードできる点もメリットです。
TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part7模試
『TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part7模試』 は、900点以上を目指していて、Part7に特化した対策をしたい方におすすめです。
この本で学ぶことで、時間内に全問を解き、かつ正確な解答をするための精読力、速読力を身に付けることが可能です。
そのような力を養うため、この本では2ヶ月間という期間を設定しトレーニングをしていきます。
そのため、なるべく早くスコアを上げたい方よりも、じっくり学んで確実にスコアを上げていきたい方に向いています。
TOEICのおすすめ模擬試験アプリ2選
TOEICの模擬試験対策はアプリでもすることができます。
ここからは、TOEICの模擬試験ができるアプリを2つご紹介します。
スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース」はTOEICテスト20回分の問題が収録されており、問題演習がしっかりできるアプリです。
また、リスニング力を上げるためのディクテーション・シャドーイング機能、TOEIC対策のカリスマ講師・関先生による約300本の講義動画など、TOEIC対策の教材が非常に充実しています。
問題演習、講義動画の時間は3分からなので、隙間時間を使って手軽に勉強を進めることが可能なところもメリットです。
Rep∞t
「Rep∞t」(リピート)はTOEICの模擬試験ができるアプリです。
1回分の模試を無料で解くことができ、2回目以降の模試は、購入すれば追加できます。
また、機能も充実しています。例えば、アプリの設定から各パートの時間配分をすれば、タイマーとして使えます。
また、解答の下に「勘ボタン」があり、正解かどうかあやふやな問題はボタンを押しておけば記録され、あとから振り返ることができます。
問題は全問を一気に解く必要はなく、中断したいところでデータを保存しておけばあとで再開することができるため、気軽に問題演習できる点もメリットです。
ベルリッツの通信講座で効果的に対策しよう
TOEIC向けの知識を豊富にアウトプットされたい方はベルリッツの通信講座の利用もおすすめです。
ベルリッツのTOEIC®対策講座は、目標とするTOEICスコア(550点、650点、750点)に基づいた異なる3つのコースを提供しています。そのため、初心者から上級者まで、それぞれの英語レベルに応じた最適な学習コースを選択できるようになっています。
さらに、ベルリッツでは、受講者一人ひとりの英語の能力と目標に合わせて、パーソナライズされた学習計画を提案します。
これにより、自分のレベルに合致しない難易度の高い内容や、すでに習得済みの内容の学習を回避することができ、目標とするTOEICスコア達成に向けて最も効率的な方法で学習を進めることが可能です。
TOEIC模擬試験の効果的な活用法
TOEICの模擬試験は、解き方に気を付けることによって、本番でのスコアアップに効果的な活用ができます。
本番と同じ時間制限を設ける
TOEICは時間との勝負です。試験時間に対して何も対策をしないで臨むと、後半の問題を解く時間がなくなってしまいます。
そのため、普段の問題演習の際には必ず時間制限を設けて解くようにしましょう。
時間制限を設けて問題を解く経験を積んでいけば、パートごとの時間配分や、時間内で効率よく正解する解法を身に付けることができます。
英語が苦手な方は、はじめのうちは本番より長めの時間を設定し、正確に解くことを優先しましょう。
英語が得意な方は、本番より短い時間で解く練習をすると、より速い時間で正確に解く力を付けることが可能です。
できるまで繰り返し解く
問題演習では、いろいろな問題を浅く解くのではなく、1回の問題をできるまで繰り返し解き、深く理解する方がよいと言えます。
特に、英語が苦手な方は1つの問題を丁寧に解くよう意識しましょう。
問題を解く際には、正解・不正解だけではなく、その問題を解くのに必要な単語、文法など基本的なものをしっかりチェックすることが重要です。
このように問題を丁寧に解くことによって、基礎的な英語力を身に付けることができます。
英語がある程度できる方の場合、一度解いた問題は時間をおいてもう一度解くことを心がけましょう。
時間をおくことで、その問題に必要な知識が定着しているかどうかチェックすることができます。
復習は必須
問題演習は復習することが特に大切です。復習する際は、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。
なぜ間違えたかを大切に
間違えた問題については、解き直して正解すればそれでよいというわけではありません。
「ケアレスミスだったのか」「単語の意味がわからなかったのか」「時間が足りなかったのか」など、なぜ間違えたのか具体的な原因をしっかり検証しましょう。
苦手分野を克服しよう
自分が間違えた問題や間違いが多かったパートからは、自分の苦手分野を把握することができます。
答え合わせをするときは、ただ丸付けをして終わるのではなく、どのような問題を間違えているのかチェックしましょう。
そして苦手分野がわかったら、苦手分野に特化した対策を行っていきましょう。
TOEICパート別のおすすめ勉強方法
TOEICでは、パートごとに出題内容が違うため、パートの特徴を把握して対策を行っていくことが必要です。
ここからは、パート別のおすすめ勉強法をご紹介します。
Part1・2は発音を鍛えよう
リスニングにおいて、発音できない音は聴き取れません。
CDを聴きながらリスニングのスクリプトやリーディングの文章を読み、発音を鍛えましょう。
具体的には、オーバーラッピングやシャドーイングをするとよいでしょう。
オーバーラッピングとは、スクリプトを読みながら音声と同時に発音する音読法です。
また、シャドーイングとは、スクリプトは読まず、音声を聴きながら音声に少し遅れて発音していく音読法です。
Part3・4は解くコツをつかむ
Part3とPart4は、全ての内容を完璧に把握するのは難しいでしょう。
そのため、音声が始まる前に設問を先に読んでおき、音声から聴き取るべき重要なポイントを押さえておきましょう。
Part3とPart4は、問題演習を積み重ねることで解答に慣れることができます。なるべくたくさんの問題を解くようにしましょう。
Part5・6は素早く解けるように
Part7を解く時間を残すため、Part5とPart6はスピード感を持って解く必要があります。
何度も問題演習をすることによって形式に慣れ、素早く解けるようになります。
Part5、Part6専用の問題集を利用するなどして、なるべく多くの問題を解きましょう。
また、Part5、Part6は文法知識が必要になりますので、復習をしっかりして知識をアウトプットするようにしましょう。
Part7が精読と速読が必要
Part7の問題演習では、はじめのうちは時間を多めにとり、時間をかけて精読して解くことを心がけましょう。
問題に慣れてきたら、本番と同じ時間制限で解き、速読力を鍛えていきます。
Part7では、語彙力、文法知識、速読力など幅広い力が必要になります。
自分に足りない力に応じた勉強をしていくことが重要です。
目標スコア別のTOEIC勉強法
TOEICの場合、目標とするスコアによって勉強法が変わってきます。
ここからは、各目標スコアに合った勉強法をご紹介します。
600点なら1冊の問題集を使い込もう
600点が目標の場合、模擬試験を2〜3回分用意し、完璧になるまで何度も解くのがよいでしょう。
また、模擬試験2〜3回分は問題集1冊に相当しますので、1冊の問題集を何度も解いて使いこむのもよい方法です。
復習は丁寧に行い、間違えた箇所、あやふやな箇所は必ず解説や参考書で内容を確認しましょう。
700~800点は解法をつかむ
700〜800点を目指すためには、解き方のコツを掴む必要があります。
まずは、解き方のコツを解説している参考書で学び、模擬試験を解く際に実際に活かせば、解き方のコツが定着します。
模試は5〜6回、問題集2冊分くらいを解くのがよいでしょう。
900点なら模試の回数を増やす
900点を目指す場合、基礎知識が全て定着している状態でなければなりません。
そして、スコアアップのためには、難しい問題での正答率を上げることが大切になります。
模擬試験は、目標スコアを安定して超えられるようになるまで解きましょう。最低10回は必要です。
なるべくたくさんの問題を解き、知識の穴を埋めるように心がけましょう。
TOEIC模試のおすすめについてまとめ
TOEIC模試のおすすめについてまとめ
- 問題集は時間制限を設けて解く
- アプリを活用し隙間時間にも勉強しよう
- 模擬試験は、新形式・新傾向に対応しているか確認してから購入しよう
模擬試験は難易度、解説の充実度などの点でさまざまなタイプがあります。
今の自分の英語力や、TOEICの目標スコアに合った模擬試験を選ぶようにしましょう。
また、問題は時間制限を設定して解き、時間内に解けるように演習を重ねることがおすすめです。
問題は一度解いて終わるのではなく、間違った箇所の間違った理由まで理解するなど、丁寧な復習をすることも必要です。
ぜひ模擬試験を活用して、目標スコアへの到達を目指しましょう!