ドットコムマスターアドバンスってどんな資格?ベーシックとの難易度の差まで解説!
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「ドットコムマスターアドバンスはどんな資格なのか?」
「ベーシックとの難易度の差は、どれくらい?」
そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
ドットコムマスターアドバンスは、かなり難しいのではないかと不安に感じている人もいるでしょう。
この記事ではドットコムマスターアドバンスについて、様々な項目に分けて解説していきます!
ドットコムマスターアドバンスについてざっくり説明すると
- 難易度は少し難しい
- アドバンス・ダブルスターの合格率は25%前後
- アドバンス・ダブルスターの勉強目安は約80時間以上
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ドットコムマスター・アドバンス試験の難易度は高いの?
ドットコムマスターには、ベーシック試験とアドバンス試験があります。更に、アドバンス試験はシングルスターとダブルスターに分かれているのです。ベーシック試験に比べて、アドバンス試験は難易度が上がっています。
元々、ドットコムマスター試験の難易度は少し高めです。この試験の合格率は非公表ですが、アドバンス・シングルスターは35%前後・アドバンス・ダブルスターは25%前後といわれています。
上記の数値からドットコムマスター試験は、合格率の低い試験だと分かります。そのため、試験勉強をしっかりと行う必要があるでしょう。
ドットコムマスター試験の勉強時間の目安としては、アドバンス・シングルスターが70時間程度、アドバンス・ダブルスターが80時間以上になっています。難易度が少し高めの試験になっているため、計画的に勉強を進めていきましょう。
シングルスターに比べダブルスターは一層難関
アドバンス・ダブルスター試験は、ダブルスター専用の問題が出題されます。配点は300点になっており、シングルスターと共通している問題より難しいです。
ダブルスター試験に合格するためには、この300点の正答率をどれだけ挙げられるのか、カギになっています。受験者にとって、合格を左右する大事な部分になるでしょう。
試験内容は情報通信に関する重要知識を問う問題ばかり
次にドットコムマスターアドバンスの試験内容について、説明していきましょう。分野ごとに分けると以下のようになります。
試験範囲は「インターネットの仕組みと関連技術」「インターネット接続の設定とトラブル対処」「セキュリティ」「サービスの利用と法律」がメインです。
また、試験範囲を機能ごとに分けていくと「IPv6に関する知識」「モバイルに関する知識」「クラウドに関する知識」になります。
試験内容は情報通信について知識を深めていく上で、どれも大事なものばかりです。受験者は気を抜かずに、勉強をしていきましょう。
ダブルスターに合格するには
アドバンス・ダブルスターの試験では、シングルスターと共通した問題が出題されます。
配点は700点分となっており、全体の7割以上を正解できるとシングルスターより難易度の高いダブルスターに自信を持って挑めるでしょう。シングルスターの問題を解けるようにしていくと良いです。
ダブルスターの試験ではクラウドに関する知識などが問われる傾向があるため、早めの試験対策を行いましょう。
ドットコムマスターアドバンスを偏差値で表すと55~58
ドットコムマスター試験のアドバンスの偏差値は、シングルスターが55・ダブルスターは58くらいになっています。偏差値から見ると決して難易度が高すぎる試験ではありませんが、しっかりと試験勉強をする必要です。
ちなみにベーシック試験の偏差値は、50前後となっています。アドバンス試験に比べると難易度は下がりますが、しっかりとした試験対策をしましょう。
アドバンスの難易度があがったって本当?
アドバンス試験の対策としては、これまで市販の問題集が使われていました。これは市販の問題集に類似した問題が出題される傾向だったためです。過去問を解くことが合格への近道でした。
市販の問題集を購入して試験勉強をすれば良かったので、試験対策がしやすくなっていました。
ただ、近年の試験問題は新たな問題が出題されるようになったのです。そのため、アドバンス試験の難易度が高くなったと言われるようになっています。過去問だけではなく、新たな問題が出題される比率が高くなりました。
試験で新たな問題が出題されても解くことができる能力が必要になりました。また、この能力は実務上でも活かすことができるので、人材を育成するための改革です。
アドバンス試験の合格率・難易度・勉強時間は?
ここでは、ドットコムマスター試験のアドバンスの合格率・難易度・勉強時間について、項目ごとに詳しく解説していきます。上記でもアドバンス試験について簡単に説明しましたが、更に掘り下げていきましょう。
ドットコムマスター試験のアドバンスを受けようと考えている人は、試験の概要を知りたくなります。アドバンス試験に合格するためには、まず試験について理解を深めるべきです。
また、社会人でアドバンス試験を受ける人は勉強のスケジュールを細かく立てたくなるはずです。平日は仕事があり、帰宅してからの数時間しか勉強時間を作れません。勉強する日を思い切って、休日する人もいるでしょう。
受験者が試験勉強を進めていく上で必要な情報を伝えていきます。
合格率は非公表ながら低いと推定される
アドバンス試験の合格率は非公開ですが、シングルスターが35%前後・ダブルスターが25%前後といわれています。シングルスターとダブルスターは10%前後の差があります。
試験の合格率がこの数値であることから、合格率の低い試験だと分かります。そのため、試験勉強をコツコツ行っていくことが大事です。計画的に勉強を進めなければ、合格するのは難しいでしょう。
また、ベーシック試験の合格率は60%前後といわれています。ベーシック試験とアドバンス試験の難易度は大きく差があるので、両方の試験ともしっかりと勉強をする必要があるでしょう。
シングルスターは6割・ダブルスターは7割が合格基準点
ドットコムマスターのアドバンス試験は試験時間が80分で、出題数は70問の1000点満点になっています。試験時間が80分なので、1問あたり1分ぐらいで解かなければなりません。
問題の振り分けはシングルスターレベルの問題が50問で、700点分です。ダブルスターレベルの問題が、300点分となっています。
ちなみにダブルスターは300点分の問題をどれくらい解けるのかで、合否に大きな影響を与えるでしょう。
合格基準点について、アドバンス・シングルスターは700点中420点以上です。全体の6割以上の得点でシングルスターに合格できます。
一方、ダブルスターは1000点中700点以上の7割以上の得点を取ることができれば、合格です。ダブルスターの合格基準が7割以上とシングルスターより高くなるため、しっかりと勉強をしましょう。
70時間以上の勉強時間が目安
ドットコムマスター試験のアドバンスに合格するのに必要な勉強時間は次のような目安があります。アドバンス・シングルスターが70時間程度、アドバンス・ダブルスターが80時間以上です。
ベーシック試験は、40時間程度の勉強時間が必要になります。ドットコムマスター試験を1から始めた場合は、100時間から120時間程度でアドバンス試験に合格できるレベルになるでしょう。
例えば、勉強時間を1日2時間ほど行った場合は、2カ月ほど達成できます。あくまでも1つの例で、個人差はあります。自分に合ったスケジュールを立てるようにしましょう。
受験資格はなくドットコムマスターアドバンス試験の合格者層は広い
ドットコムマスター試験のアドバンスには受験資格がなく、誰でも受けることが可能になっています。ちなみにベーシック試験に合格する必要はなく、最初からアドバンス試験を受けることができるのです。
また、ベーシック試験に合格していなくてもアドバンス試験の得点によってシングルスターか、ダブルスターの合格が決まります。
試験には受験資格がないため、年齢・性別・学歴に関係なく幅広い層が受けています。そのため、幅広い層の受験者が合格を手にしているのです。
この試験は就職や転職の時に、ITに関する知識があることを証明できるため良い評価を受ける可能性もあるでしょう。
ドットコムマスターベーシックとの違いは?
ドットコムマスターのベーシック試験の合格基準点は、100点中70点以上となっています。この得点率は、アドバンス試験と同じ数値です。
ベーシック試験の合格率は約60%となっており、アドバンス試験の合格率が25%~35%です。アドバンス試験よりは、ベーシック試験の方が難易度は低くなるでしょう。
アドバンス試験とベーシック試験の合格率は大きく差があります。自信がない人は、ベーシック試験から受けても良いでしょう。
アドバンスから受験しても大丈夫
ベーシック試験とアドバンス試験には合格率に大きな差があります。しかし、試験内容に関しては基本的には異なっていますので、状況に応じてアドバンス試験から受けても大丈夫です。
試験の制度としては、ベーシック試験を合格していないとアドバンス試験が受けれないわけではありません。
最初からアドバンス試験を受けることが可能なため、自信がある人はベーシック試験からではなく、アドバンス試験からの積極的に挑戦してみましょう。
ドットコムマスターアドバンス取得のメリットは?
ドットコムマスター試験の受験者は、2018年で45万人を超えています。
人気資格のドットコムマスター試験の中でも、アドバンスが注目度が高くなっているのです。それはアドバンス試験に合格すると実務で活かすことができるからです。
アドバンス試験は、実務上の多くの場面で活かすことができるので、社会人にとっては取って良い資格になっています。これからアドバンス試験に挑もうとしている人は、計画的に試験勉強を行っていましょう。
ここではアドバンス試験に合格した時のメリットについて、紹介していきます。
合格すると自分の実力の証明になる
ドットコムマスター試験の勉強をすることは、情報通信に関する知識が身に付けられます。試験に合格できるレベルになると、様々なメリットが出てくるでしょう。どのようなメリットがあるのか、気になるでしょう。
まず、自らがパソコンを使う時に好みに応じた機能を円滑に使いこなせます。
更に仕事でトラブルが起きた際にも役に立つでしょう。トラブルが起こった原因や解決方法が見つけやすくなり、仕事上のストレスを減らすことができるはずです。
一度で合格できなくても意味のある資格
資格習得を目指している人は、できれば一度で合格したいでしょう。仮にドットコムマスター試験は合格できなかったとしても、無駄になりません。試験勉強をすることでパソコンのスキルは向上するはずです。
一度で試験に合格できなかったとしても、しっかり試験勉強を行っていれば実用的な情報通信技術が身についています。
この試験に臨むことは受験者にとって、大きなメリットがあります。再度、試験を受けて合格できるようにしましょう。
NTT関連社主催の試験で履歴書でも高評価の資格
ドットコムマスターの資格は、仕事上のスキルに繋がります。この資格は就職・転職や社内の昇進の際にも高い評価を受けるでしょう。会社によっては、昇進の時に影響を与えることもあります。
更にNTTコミュニケーションスキルズが主催している試験は、NTTの関連会社などに就職・転職する際に高い評価を受ける場合が多くあります。履歴書や面接の時にアピールポイントになるでしょう。
多くのメリットがあるドットコムマスター資格は、自信を持ってアピールできる資格です。また、企業によっては入社後に報奨金の対象になることもあります。
ドットコムマスターのスキルは仕事に直結する
試験に向けて勉強を積み重ねていくことは、ドットコムマスター試験に合格する以外にも大きな影響を与えます。この試験の勉強を積み重ねていくと、業務上で円滑にパソコンを使用することができるでしょう。
ドットコムマスター試験に合格するレベルに達すると、パソコンの使用する際に自分が使いたい機能を選択できます。業務が円滑になるため、仕事上でのストレスを減らすことができるでしょう。
ドットコムマスターアドバンスの勉強方法は?
人気資格であるドットコムマスター試験は、今までに多くの人が受験してきました。現在、この資格に興味がある人や仕事に活かしたいと思っている人は積極的に受験しましょう。
ドットコムマスター試験のアドバンスは、勉強をする過程でも業務に活かせる知識や技術を得ることができます。しかし、ドットコムマスター試験を受けるなら1回で合格したいでしょう。
ここでは、ドットコムマスター試験のアドバンスの勉強方法を解説していきましょう。特に社会人は仕事がメインになるため、時間が限られているので効率良く試験勉強を進めたいはずです。
独学合格する人も
試験を受ける人の中には、普段からパソコンを使用する人や情報通信の知識を持っている人もいるでしょう。一定の知識を持っている人は独学で合格する人もいます。
特にベーシック試験は日頃、ICT技術を使う人が受験の対象になっております。実務経験がない人でも、しっかり試験勉強を進めていけば合格することはできるでしょう。
短期合格を後押しするテキストを紹介
ドットコムマスター試験用の対策問題集から多く問題が本試験で出題されています。問題集を繰り返して解くことが合格への近道になるでしょう。
アドバンス試験を受ける人におすすめのをテキストは「インターネット検定.com Master ADVACE公式テキスト」です。
一冊で中級から上級までの学ぶ事ができます。試験勉強を段階的に進めていく事で知識を深めていけるでしょう。
また、アドバンス・シングルスター、ダブルスターの両方の試験にも対応しているテキストなので、使いやすくなっています。自分が納得するまで、勉強を行っていきましょう。
忙しい社会人には特におすすめの通信講座も存在
独学でも合格が可能なドットコムマスター試験ですが、試験対策用の講座もあります。通信講座は社会人など、時間が限られている人におすすめです。仕事が終わった後や休憩時間を使って、効率良く勉強を進められます。
ドットコムマスター試験のアドバンス・ダブルスターは、難易度が高くなっています。試験に合格することは大きな価値があるので、通信講座を利用しても良いでしょう。
社会人にとって、プライベートでの負担は極力避けたいはずです。試験勉強の効率を上げてストレスを減らしていきましょう。また、時間に余裕を持って勉強を進めていくと良いです。
過去問や公式問題集での演習を大切にしよう
試験勉強を行っている人はテキストや問題集をメインにするでしょう。以前ほどではありませんが、ドットコムマスター試験は過去問から類似した問題が出題される傾向があるでしょう。
ドットコムマスター試験に合格するためには、過去問を繰り返して解くことで合格に近づきます。過去問を解けるようになれば、自信もついてくるでしょう。
過去問集は本屋で購入しにくくなっていますので、ネットで購入することも考えときましょう。試験に近い問題の過去問を解き、本番当日に良い結果を残せるようにしましょう。
試験日・試験会場等の試験制度
上記ではドットコムマスター試験のアドバンスの勉強方法について、説明してきました。情報通信の知識がある人や日頃からパソコンを使用している人は、独学でも合格することは可能になっています。
初心者やあまり知識がない人でも日々勉強を積み重ねていけば、合格することは十分可能です。時間にゆとりを持って計画的に試験勉強を行いましょう。
続いて、ドットコムマスター試験の日程や試験会場などについて紹介していきます。社会人など時間が限られている人は、事前に予定を立てたいはずです。また、試験直前になって焦らないように準備しておくと良いです。
アドバンスの一般受験料は8,640円
ドットコムマスター試験の受験料は、アドバンスが8640円になっています。一見、受験料が高く感じる人もいるはずです。他のIT関連の資格試験とドットコムマスター試験を比べてみると、少し安め料金になっています。
他のIT関連の資格試験よりもドットコムマスター試験のアドバンスは、良心的な値段です。試験を受けようと考えている人は、積極的に受けてみましょう。
随時受験が可能
試験の開催時期に関しては、随時実施されています。一定の時期に試験日が固定されておらず、いつでも受けられるので予定が入れやすいでしょう。
受験者にとって試験を受ける機会が多くなっているので、自分の生活スタイルに合わせて勉強を進めやすくなっています。試験勉強の時にストレスを減らして、合格しやすい試験といえるでしょう。
試験会場は全国各地に存在
ドットコムマスターの試験会場については、全国各地になっています。受験地が多いため、試験当日の移動時間も短縮できるでしょう。また、金銭的な負担も減らすことができます。
ちなみにアドバンス試験は、全国で140カ所以上で受験が可能です。多くの場所で受験できるため、受験前や受験当日もストレスを減らせるでしょう。
公式サイトから簡単に申し込める
試験の申し込み方法は、公式サイトのフォームから可能になっています。公式サイトにアクセスしてから、最初に受験のためのIDを取得するとこから始まります。
全体の手続き自体は難しくなく、簡単に申し込むことができるでしょう。
申し込む際は1つずつ落ち着いて、登録をしていきます。試験を受ける第一歩になりますので、入力を間違えがないようにしましょう。
コンピュータ上で受験する形式
ドットコムマスター試験の受験方法はCBT方式になっています。CBT方式とは割り当てられたコンピュータを使用して受験の方法です。この方法を採用しているため、受験した後に合否をすぐに確認できます。
受験者は一刻も早く結果が知りたいはずなので、有難いです。ちなみに合格した受験者に交付されてた有料の認定証は、2020年3月31日で発行されなくなりました。
試験を合格するには、高いモチベーションが大事
ドットコムマスター試験のアドバンスについて、様々な事が分かったでしょう。試験の内容や合格率・難易度など、詳しく把握できたはずです。
試験日程は随時となっており、実施会場も多く場所が準備されています。他の資格に比べて、受験しやすくなっているでしょう。
ただ、試験の難易度は少し難しくなっているので、しっかりと勉強をしなければなりません。試験日に合わせて、計画的に試験勉強を行う必要があります。
また、試験に合格したいという高いモチベーションを持つ事が大事です。計画を立ててもモチベーションが上がらずに、途中で諦めてしまう事もあり得ます。高いモチベーションを持って、試験合格を目指しましょう。
ドットコムマスターアドバンスについてまとめ
ドットコムマスターアドバンスまとめ
- 独学でも合格可能
- 受験資格に制限はない
- 随時受験は可能
この記事ではドットコムマスターアドバンスについて、詳しく解説してきました。
多くのメリットがあるドットコムマスターアドバンスの試験に魅力を感じたはずです。興味が湧いた人は、積極的に受験してみましょう!