【2024最新】おすすめ簿記電卓ランキング!安さや使いやすさ、選び方を徹底解説
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簿記
公認会計士たぬ吉
「使いやすくて安いおすすめの電卓はどれ?」
「簿記試験を受験するけれど、使いやすい電卓を教えて!」
簿記電卓の選び方でお悩みの方はいらっしゃいませんか?
電卓は非常に種類があるので選ぶのも一苦労ですよね。安いものが使いやすいとは限らず、また機能やサイズにも大きな差があります。
この記事ではおすすめの簿記電卓・計算機をランキング形式で紹介します。
どれも安い、使いやすいと評判の製品ばかりです。読み終えるころにはきっと自分に合った電卓や計算機が見つかるでしょう。
おすすめの電卓についてざっくり説明すると
- 使用目的に合ったものを選ぶ。
- サイズ・機能それぞれにこだわるべき項目がある。
- 安いものよりも使いやすい電卓を選ぶ方がいい。
- メーカーによっても違いがある。
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簿記電卓の選び方【外装編】
簿記用の電卓の選び方のポイントはサイズ感や大きさ、デザインなど外装に着目することです。
自分が使いやすいかや手に馴染むかなどを意識して、最適の一台を選びましょう。
簿記3級までは「普通電卓」を
電卓には大きく分けて「普通電卓」や「関数電卓」「実務電卓」といった種類があります。それぞれ用途が異なるので、自分の目的に合ったものを選びましょう。
将来的に経理の仕事に就くのであれば実務電卓が最適です。一方、簿記をするのならば普通電卓がおすすめです。なお、関数電卓は理系の計算に用いられます。
簿記試験用に購入するのなら簿記3級までは普通電卓で十分です。2級以上を受験するなら事務電卓も視野に入れましょう。
手のひらサイズが最も安定
使いやすい電卓を選ぶ上で重要なのが大きさです。電卓は手の平サイズが一番安定します。縦18cm・横11cm程度のものが特におすすめです。
早く正確に電卓を打つためにも、大きさは非常に重要です。小さすぎても大きすぎてもいけません。
小さすぎる電卓は押し間違いの原因になります。
大きすぎる電卓はかさばります。特に税理士試験においては、机が非常に小さいため大きいと邪魔になることもあるようです。
キーは押しやすさを重視
電卓のキーは押しやすさを重視して選びます。キーそのものの大きさ、キーとキーの間隔で判断しましょう。
キーの大きさが小さい電卓や、キーとキーの幅が小さすぎる電卓は避けましょう。押し間違いのリスクが高いです。
適切なキーの大きさはキーが人差し指で隠れない程度です。店頭で購入する際には、実際に指をあてて大きさを確かめてみると良いでしょう。
表示は12桁が必要
表示できる桁数は電卓によって異なります。簿記試験や経理の場で活用する予定なら12桁以上のものがおすすめです。
最低でも10桁以上が表示できるものを選びましょう。簿記や会計では桁数が大きい数字を扱うため、電卓も同程度の表示が必要です。
桁数が足りなくて計算できないとなると余計な時間がかかってしまうため、表示桁数は非常に大切なのです。
滑り止めがあるものを
電卓によっては裏側に滑り止めがついていることもあります。滑り止めは電卓の使用に慣れている人にとっては重要なポイントです。
電卓を使った計算に慣れてくると、キーを打つよりも叩くようになってしまいます。勢いがあるためにどうしても電卓がズレていってしまうのです。
電卓の裏にゴム製の滑り止めがついているとそうした使用中の電卓のズレが防ぐことができます。
操作に勢いがある人は特に、滑り止めがついているものを選ぶと良いでしょう。
簿記電卓の選び方【機能編】
簿記に使う電卓の選び方にはもう一つポイントがあります。機能面で必要な機能がそろっているかどうかもまた重要です。
簿記用電卓は四則計算が出来れば良いというものではありません。性能次第で使い勝手が変わるので、こだわりがあれば追求しましょう。
税率表示や日数計算機能
簿記計算をする上で、税率表示機能や日数計算機能があると非常に便利です。これらの機能があると、個別に計算する必要がないので効率が大きく変わります。
税率表示機能とは税込み価格や税別価格をボタン一つで算出できる機能です。2種類の税率表示ができる電卓は、最近導入された軽減税率に対応できるため特におすすめです。
日数表示機能は期間の日数計算が出来る機能です。使用する場面は多くないのですが、利息の日割り計算などで力を発揮します。
キーロールオーバー機能
キーロールオーバー機能とは、あるキーを押して指が離れていなくても他のキーを押せば認識される機能のことです。早打ちには欠かせないとても重要な機能です。
1キーロールオーバーでもあるかないかで入力速度は大きく変わります。さらに欲を言えば2~3キーロールオーバー機能まで欲しいところです。
簿記の勉強を始めたころは気にならないかもしれませんが、プロの領域になると指さばきが素早く、キーロールオーバーなしでは正常に入力できなくなります。
時間との勝負になるような資格検定でも差がつくため、非常に重要度の高い機能と言えるでしょう。
メモリ機能
メモリ機能とは特定の数字や計算結果を一時的に保存しておく機能のことです。メモリ機能は複式簿記の並列して複数の計算を進める時に役に立ちます。
集計項目の計算を行う際に必須の機能となるため、必ずその機能の有無を確認するようにしましょう。
メモリ機能の有無は、カタログや説明書を見ればもちろんわかりますが、外見でも見抜けます。
電卓に「M+」や「Mー」のキーがあるならば、メモリ機能がついているため、できればそういった電卓を選ぶと良いでしょう。
アンサーチェック機能
アンサーチェック機能は再計算の結果と1回前の計算の結果が一致しているかを確かめてくれる機能です。
計算ミスや入力ミスに気が付くことができる、有益な機能です。
一度計算した後に検算を行って答えが合っているかチェックしたい時に使います。あくまでも前回の結果と照合するだけなので、使い方には注意しましょう。
グランドトータル機能
グランドトータル機能とは複数の計算の結果の合計値を算出してくれる機能です。総支出や合計金額を算出する際には便利です。
例えば、材料費や人件費など複数項目の費用を計算しておき、その合計を一斉に弾き出すという使い方ができます。入力が減るので効率的ですね。
なお、GT機能がなくてもメモリ機能のM+キーがあれば代用可能です。
ただ、両方ある電卓を選んだほうがその後の計算をスムーズに行うという点で無難であるといえます。
サイレント機能
サイレント機能は電卓のキーを叩く際の打鍵音を最小限にしてくれる機能です。計算速度や効率に影響する機能ではありません。
静かなオフィスや試験会場において、打鍵音は周りに迷惑を掛けてしまう場合も少なくないでしょう。
周囲への影響が不安ならサイレント機能付きの電卓を購入しておくのがおすすめです。
チルトディスプレイ機能
チルトディスプレイ機能は電卓のディスプレイ部分を動かして傾斜をつけ見やすくできる機能です。明かりや蛍光灯の位置関係によっては画面が反射で見えにくくなることもあるでしょう。
気にしない人は無くても大丈夫です。しかし、液晶が見えにくいのが気になってしまう人は是非導入しましょう。
電卓によっては角度調整はできないけれど、元から傾斜がついているものもあります。また、反射を抑える工夫が施されているものもあるので、チルト機能がなくても見やすいという製品もあります。
オススメ電卓を紹介するにあたって
これからおすすめの電卓を10個、ランキング形式で紹介していきます。
それぞれの製品にメリットや特徴があるので、ランキングの順位に関わらず興味を持った製品はぜひ検討してみてください。
試験対応電卓かを確認
もし簿記試験への持ち込みを考えている場合、そもそも持ち込みOKな電卓なのかを確認してください。ほとんどの試験において、持ち込める電卓の機能に制限があります。
具体的には関数計算や特殊計算ができる関数電卓が持ち込み禁止とされています。
また、電子手帳タイプのものや文字表示が出来るものも禁止とされています。カンニング対策ですね。
メロディの出るものや印刷機能があるものも持ち込みできません。周りの受験者へ迷惑が掛かるので、当然ですね。
他の試験条件なども注意
簿記試験のほか、税理士試験や公認会計士試験、ファイナンシャルプランナーの試験を受ける人も多いでしょう。その場合は他の試験の条件に適合した電卓を選ぶ必要があります。
例えば、ファイナンシャルプランナー試験では関数計算やローン計算機能のない電卓を使用することと定められています。とはいえ、ほとんどの試験で共通しているのでさほど神経質にならなくても良いでしょう。
会社によってボタンの配置が違うので注意
電卓を比較していると、会社によってボタンの配置が違うことに気が付くでしょう。カシオ製の電卓とシャープ製の電卓とではボタンの位置が若干異なります。
例えば、カシオの電卓ではクリア機能のあるC/CEボタンが数字の近くにあります。一方、シャープの電卓ではクリアキーが数字と離れたところにあります。
カシオ製の電卓ではクリアキーと数字キーが近いため、打ち間違えて全部クリアしてしまうこともあります。
その一方、カシオはACキーによってメモリの内容を残してクリアできます。
事故が不安ならクリアキーが離れたシャープ、メモリ機能重視ならカシオと言えそうです。とはいえ、結局は自分が使いやすい電卓を選んでよいでしょう。
キーの並びは一度慣れてしまうとなかなか変えられません。もしすでに慣れた並びの製品がある場合には、キーの並びが同じかどうかも考慮しましょう。
おすすめ簿記電卓ランキング
【第10位】カシオ:ジャストタイプ 12桁 JS-20WK(12桁)
簿記用電卓のおすすめランキング、第10位は「カシオ:ジャストタイプ 12桁JS-20WK」です。特徴やメリットを確認していきましょう。
項目 | 特徴 |
---|---|
タイプ | 実務電卓 |
重さ | 210g |
値段 | 12800円(メーカー希望価格) |
サイズ | 174.5×107×24.2mm |
機能 | 税計算・2キーロールオーバー・メモリ・GT・検算 |
カシオ:ジャストタイプ 12桁 JS-20WKのメリット
「カシオ:ジャストタイプ 12桁JS-20WK」は、電卓メーカーとして有名なカシオの本格実務電卓です。検算やキーロールオーバーなど必要な機能はほとんど網羅しています。
経理や財務、金融機関での使用に堪えるように見やすさ・使いやすさを追求した一品です。実際に業務に従事している人はもちろん、簿記や会計の資格を受験する予定の人にもおすすめです。
持ち運びに便利な手の平サイズでさほど大きくありません。キータッチは若干重めで、重いタッチを好む人向けです。滑り止めのゴム足もついていて、外装面でもハイスペック。
反面、希望小売価格が10000円を超えており決して安いとは言えません。Amazonで値引きされていても7000円程度するので、使い込む覚悟で購入しましょう。
【第9位】キャノン:新・ビジネス向け電卓 KS-1220TU-BK(12桁)
ランキング第9位は、「キャノン:新・ビジネス向け電卓 KS-1220TU-BK」というモデルです。Amazonでの購入は上のボタンからどうぞ。
項目 | 特徴 |
---|---|
タイプ | 事務電卓 |
重さ | 178g |
値段 | 7000円(メーカー希望価格) |
サイズ | 178×109×16.3mm |
機能 | 税計算・3キーロールオーバー・メモリ・GT |
新・ビジネス向け電卓 KS-1220TU-BKのメリット
電卓メーカーとしてはカシオとシャープが有名ですが、キャノンにも良い製品がそろっています。第9位にランクインした「キャノン:新・ビジネス向け電卓 KS-1220TU-BK」の魅力を見ていきましょう。
最大の特徴は3キーロールオーバーに対応していることです。簿記用の電卓の多くは1~2キーロールオーバーなので珍しい性能と言えます。早打ちに自信はあるけれど電卓がついてこれないという人には良いかもしれません。
また、キーや液晶にもこだわったつくりです。キーの文字には特殊インクを用いたVコーティング刷がされているのでより耐久性があります。液晶画面は角度調整が可能で、ユーザビリティにも優れています。
税計算やメモリ機能なども搭載されているのでスペックでも安心。希望価格こそお高いのですが、Amazonでは2000円弱とお安い値段で入手できます。カラーバリエーションもあるのですがルート機能がないことだけは気を付けましょう。
【第8位】カシオ: カラフル電卓 MW-C8C-RD-N(10桁)
ランキング第8位には「カシオ: カラフル電卓 MW-C8C-RD-N」が入りました。カラフルな色合いが印象的です。
項目 | 特徴 |
---|---|
タイプ | 事務電卓 |
重さ | 70g |
値段 | オープン価格(メーカー希望価格) |
サイズ | 120×85.5×19.4mm |
機能 | 税計算・2キーロールオーバー・メモリ・GT |
カシオの カラフル電卓 MW-C8C-RD-Nのメリット
「カシオ: カラフル電卓 MW-C8C-RD-N」の大きな特徴は二つあります。見てわかるようにヴィヴィッドな色使いとコンパクトなサイズ感です。
他の電卓ではありえないような、ピンクが特徴的な10桁のカラフルなカラーにまず目を奪われます。カラーバリエーションが豊富で、ピンク、水色、紺、黄と4色あります。ポップでにぎやかな色ばかりですね。
もう一つの特徴がサイズ感です。縦14cm×横10cmと電卓全体の中でも特に小さな部類です。卓上においても手で持っても活躍できるミニサイズです。コンパクトな電卓をお求めの方には特におすすめ。
スペックも決して劣ってはいません。税計算やキーロールオーバーなどもしっかり完備。さらに太陽電池と補助電池を併用しているため、光量が変動しても計算結果を保持できます。
欠点は桁数の少なさ。10桁しか表示できないのでやや不安が残ります。とはいえ、Amazonで500円程度とかなり安い金額で購入できるのは非常に魅力的ですね。
【第7位】シャープ:ナイスサイズタイプ電卓 電卓50周年記念モデル EL-VN82AX(12桁)
第7位は「シャープのナイスサイズタイプ電卓 電卓50周年記念モデル」です。
項目 | 特徴 |
---|---|
タイプ | 事務電卓 |
重さ | 168g |
値段 | 2066円(Amazonにて) |
サイズ | 180×109×14mm |
機能 | 税計算・2キーロールオーバー・メモリ・GT |
ナイスサイズタイプ電卓 EL-VN82AXのメリット
高級感漂うおしゃれなデザインにまず目を奪われますね。シャープの電卓50周年を記念したデザイン投票で選ばれたものです。多くの人から使いやさを認められたデザインが活かされているのです。その上、カラーは4種類もあります。
外装だけでなく、機能面も見てみましょう。5年間使える電池式、角度調整できるチルトディスプレイ機能、税計算定数機能など痒いところに手が届く多機能ぶり。キーロールオーバーなどももちろん実装しています。
比較的安価でありコストパフォーマンスに優れています。サイズがやや大きい、打鍵音がするという声もあるので気になる人は一度実物を見てみるといいでしょう。
【第6位】CASIO CALCULATOR S100(12桁)
次は「カシオのCASIO CALCULATOR S100」です。第6位に入りました。
項目 | 特徴 |
---|---|
タイプ | 実務電卓 |
重さ | 250g |
値段 | 28500円(Amazonにて) |
サイズ | 183×110.5×17.8mm |
機能 | 税計算・3キーロールオーバー・メモリ・GT |
CASIO CALCULATOR S100のメリット
「s100」はカシオが製造している電卓の中でも最高級の逸品です。外装・機能の両面が最高レベルです。
高級感あるボディにはアルミニウム合金が、数字が見やすいディスプレイにはFSTN液晶がそれぞれ採用されています。反射を抑えるコーティングが施されているので、画面のちらつきも気にならないでしょう。
3キーロールオーバー設定のため他の電卓よりも一層早く入力できます。また、キー同士の間隔も大きいので誤入力のリスクも低くなっています。2色成型仕上げなので長期間使用しても数字が消えにくいのもメリット。
最大の欠点は値段で、他の電卓よりも頭一つ抜けています。高級品が欲しい本物志向の人にはおすすめですが、一般的にはなかなか手が出ない金額です。
【第5位】キャノン: 実務電卓 HS-1220TUG(12桁)
ランキングの5位は「キャノン: HS-1220TUG」です。
項目 | 特徴 |
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タイプ | 実務電卓 |
重さ | 208g |
値段 | 5000円(メーカー希望小売価格) |
サイズ | 179.5×130×37.5mm |
機能 | 税計算・2キーロールオーバー・メモリ・GT |
キャノン: 実務電卓HS-1220TUGのメリット
「HS-1220TUG」はコストパフォーマンス抜群の電卓です。Amazonでは2000円以下で購入可能なため、簿記用の電卓としてはかなり安い部類です。
そして、機能面も充実しており初心者の方から熟練の経理マンまで幅広い層におすすめできます。
例えば特大ディスプレイで文字が大きくて見やすい点。角度ももちろん調整できます。キーの大きさもベスト。指にフィットする適度な大きさです。キーロールオーバー機能やGT機能も実装されているので、計算効率も良くなるはず。
【第4位】PLUS MINUS ZERO ZZD-Q010-B(12桁)
4位は「PLUS MINUS ZERO ZZD-Q010-B(12桁)」です。では、メリットを見ていきましょう。
項目 | 特徴 |
---|---|
タイプ | 事務電卓 |
重さ | 149g |
値段 | 2000円(メーカー希望小売価格) |
サイズ | 165.0×107.0×26.0mm |
機能 | 税計算・2キーロールオーバー・メモリ・GT |
プラスマイナスゼロ ZZD-Q010-B(12桁)のメリット
プラスマイナスゼロの「ZZD-Q010-B」の魅力はやはりデザイン。マットな塗装が施された外装には大人の風格があります。シンプルかつおしゃれな点が最大の特徴です。
こだわって設計されたという縦横の比率もポイント。液晶の表示がとても自然です。また、ディスプレイが少しだけ斜めに起き上がっているので視認性にも優れています。
「税計算機能」、「累計計算」、「ツインパワー」など機能面も充実。おしゃれさと機能性の両方にこだわる経理マンにおすすめです。
【第3位】シャープ:EL-VW31RX(10桁)
ついにランキングベスト3の発表です。3位は「シャープ:EL-VW31RX」です。
項目 | 特徴 |
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タイプ | 事務電卓 |
重さ | 59g |
値段 | 1588円(Amazon価格) |
サイズ | 120×72×8.5mm |
機能 | 税計算・2キーロールオーバー・メモリ |
シャープ: EL-VW31RXのメリット
「EL-VW31RX」はスリムでコンパクトな電卓です。重量も非常に軽く、ポケットやカバンに入れておいても邪魔になりにくいでしょう。カバーもついているので、傷がつくことも少ないでしょう。
機能面で言えば、日数計算と時間計算が簡単にできる点が大きなメリット。日割り計算などをよく使う人なら大きな恩恵を受けられるでしょう。もちろん、定数計算や早打ち機能も搭載されています。
外装に着目すると光沢あるデザインに目がいきます。状況を選ばないデザインですね。また、大きなディスプレイも特徴の一つ。傾斜がついているため光の反射による影響を受けにくいつくりとなっています。
【第2位】シャープ:EL-N942-X(12桁)
いよいよ第2位です。「シャープ:EL-N942-X」がランキング2位に入りました。
項目 | 特徴 |
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タイプ | 実務電卓 |
重さ | 202g |
値段 | 3312円(Amazon価格) |
サイズ | 181×112×35mm |
機能 | 税計算・2キーロールオーバー・メモリ・GT |
シャープ:EL-N942-Xのメリット
「シャープ:EL-N942-X」の最大の特徴は入力の速さです。1秒間に20回という驚異のスピード入力が可能です。
キーの形状にも工夫があり、軽いタッチで入力できます。一つ一つのキーが大きく、また数字キーとクリアキーに2色成型キーが採用されているので誤入力のリスクも低いです。
液晶画面も大型で見やすくなっています。画面には傾斜があるため、蛍光灯や光の反射があっても大丈夫です。
滑り止めのゴムやサイレント機能などもあり、実務一辺倒の電卓です。スピードと安定を求める人には最適の逸品でしょう。
【第1位】カシオ:JS-20WKA-SR-N(12桁)
最後にランキング第1位の発表です。栄えある1位に輝いたのは「カシオ: JS-20WKA-SR-N」という電卓です。
項目 | 特徴 |
---|---|
タイプ | 実務電卓 |
重さ | 210g |
値段 | 7864円(Amazon価格) |
サイズ | 174.5×107×24.2mm |
機能 | 税計算・3キーロールオーバー・メモリ・GT |
カシオ JS-20WKA-SR-Nのメリット
「カシオ JS-20WKA-SR-N」は使いやすさと見やすさを追求したモデルです。簿記などの資格・検定はもちろんのこと実務にもしっかりと対応しています。
液晶画面が大きくて見やすく、計算状態も表示されているため一目で何をしているのか理解できます。耐久性のある二色成型樹脂キーや大型ストッパーなどカシオ製品の優れた部分が満載です。
キーロールオーバー、税計算など実務上必要な機能は一通り実装されています。検算やGTなど省かれることの多い機能も搭載されています。
価格設定も高額すぎず、比較手的買いやすい価格設定です。やや高額に感じるかもしれませんが、安価な電卓や計算機よりも格段に打ちやすいものとなっています。
また、カラーバリエーションの豊富さも魅力。ゴールドやピンク、ブラックなど自分の好みに合ったものを選べます。男性から女性まで、学生から実務家まで幅広い層におすすめできる電卓です。
おすすめの簿記電卓まとめ
おすすめの簿記電卓まとめ
- おすすめランキング第1位は「カシオ JS-20WKA-SR-N」。
- 資格試験用に用いる場合、持ち込み可能か要チェック。
- 外装面ではサイズやキーの大きさと並び、液晶などを重視。
- 機能面では早打ち機能やメモリ、税計算を考慮する。
この記事では主に簿記試験に用いることを念頭に、おすすめの簿記電卓・計算機を紹介してきました。
いかがだったでしょうか?ランキングで取り上げた10種類の電卓はいずれも甲乙つけがたい優れたものばかりです。ぜひ手に取ってみてください。
外装やデザイン、機能に価格と人によって重視するものは様々です。電卓は同じ会社の製品でもキーの並びやサイズが異なります。そして、その差が計算の効率に大きく影響します。
もし今回が初めての電卓選びであれば、この記事で取り上げたような基準で選んでみてはどうでしょう。電卓の機種変更なら、今まで使用してきた電卓から変動の少ないものを選ぶ方がいいかもしれませんね。
簿記会計に携わる人にとって電卓は非常に重要なパートナーです。一度慣れてしまえばそう簡単には変えられません。何年も使用することを考えて、一度真剣に選んでみてはどうでしょうか。