声優能力検定ってどんな資格?合格のためのポイントまで全て解説!
アニメや吹き替えの映画・ドラマが好きということから声優に興味をもち、「声優能力検定」について知ったという人もいるでしょう。
スマホで簡単に受験できるというこの資格について、「どんな検定なのか詳しく知りたい」という人のために、今回の資格Timesでは、声優能力検定の受験の流れ、勉強方法などについて紹介していきます。
声優能力検定についてざっくり説明すると
- 客観的に声優になるためのスキルを判定できる
- いつでも、どこでも24時間365日受験がスマホでできる
- 声を使った仕事に就くために総合的な勉強ができる
- 声優、ラジオDJなどのオーディションでアピール可能
声優能力検定ってどんな資格?
声優能力検定という名前から、声優に関する試験だということが想像つきますが、「どんな団体が主催をしているのか」や、「試験内容」が気になる人も多いでしょう。
まずは声優能力検定が、どのような検定であるのかを項目別にみていきましょう。
声優能力検定とは
声優検定とは何かを伝えるとするならば、あなたに「声優になるスキルがあるかどうか」 、その能力を客観的に判定してくれる試験だということです。
この声優能力検定は、一般に「声検」と省略されて呼ばれています。
漠然と声優という仕事に興味を持っている人から、声優になることを夢見て短大・大学の演劇科や専門学校に進学してレッスンを受けている人まで、「声優」になるための一歩となる検定資格といえます。
この声優能力検定試験の特徴の1つが、手持ちのスマートフォンで24時間いつでも受験ができるということです。
いつでも場所を選ぶことなしに受験ができるメリットがありますね。
声優能力検定の主催団体
声優能力検定は、一体どんな団体が主催をしているのでしょうか。
声優能力検定試験は、東京都が認定している特定非営利活動法人**「日本声優能力検定協会」が主催**して行っている試験です。
この団体は、2008年に創立した比較的新しい団体です。
団体は声優能力検定を実施するほか、検定試験を受験する人にむけて講習会を不定期に開催しています。
声優能力検定は芸能人の取得で注目を集めている
この声優能力検定は、2022年3月時点で9年目を迎える比較的若い検定試験の1つです。それにもかかわらず、すでに2万人近くの方が受験をしています。
そのことからも、かなり多くの人が声優という仕事に夢を抱いており、声優能力検定に関心があることがうかがい知れます。
事実、テレビで活躍しているタレント・コメディアンのロンブー田村淳さんも「新型学問はまる!ツボ学」という日本テレビの番組で、この声優能力検定を紹介したほどです。
さらに、検定の紹介をして番組を終了するのではなく、実際に検定試験を番組内で受験をします。
その結果、司会を務めていた田村敦さんは実際に試験をうけて、声優能力検定の2級に合格しています。
声優能力検定のメリットは?
テレビアニメや劇場アニメのアフレコや海外ドラマや映画の日本語吹き替え、ゲームの吹き替えなどと声優が活躍する場はいろいろとあります。
ラジオのDJとして活躍している声優さんもいます。つまり、声を使う仕事ならすべて声優が必要とされます。
そう考えると声優能力検定で一定の基準を示すことは、仕事へ就く近道の1つで、受験のメリットはあるといえます。
声を使う仕事に就きたい人は、様々なオーディションを受験します。
オーディション受験の際に、「自分はそのオーディションを受けるだけの実力があるのか客観的に知りたい」という時にも、この声優能力検定は役立ちます。
この声優能力検定試験で客観的に自分のスキルを知ることが、自信にもつながります。
オーディションで、自信がない人よりは合う方が、審査する方も安心してきけますし、自信のなさは声に反映されるでしょう。
そう考えると、自信をもつことができるという点からも声優能力検定試験を受験するメリットはあります。
もちろん、この声優能力検定試験に合格したから、声優としての仕事が確証しているわけではありません。
しかし、この検定を受験することで、様々なシチュエーションの問題を解くことができるため、多様で様々な難易度のオーディションの下地作りとなるでしょう。
この経験は、今後、仕事を得るうえで受験するオーディションの時に役立つためメリットの1つといえます。
声優能力検定の試験内容
それではここから、この声優能力検定試験の内容や受験するあたってどんな準備が必要かを簡単に見ていきましょう。
声優能力検定の試験の流れ
声優能力検定試験を受けたいと思ったら、スマートフォンが必要です。OSはアンドロイド、IOSどちらからも受験ができ、自動受験システムという方式を採用しています。
この自動受験システムを採用することで、24時間365日、場所、時間を問わずにどこでも試験を受けることができます。
検定試験は1級から5級まであり、検定の内容は級ごとに異なります。試験にかかる時間は、1級と2級がおよそ8分。3級が6分。4級と5級が5分となっています。
下記で、受験の流れを説明します。
- パソコン・携帯電話で申し込む
- コンビニなどで検定料を支払う
- 郵便で問題が届く
- 問題を読み準備・練習を行う
- 自動受検システムに電話し、受検級を選択し、音声応答装置で回答を録音
- プロによる採点
- 合格発表(受験月の翌月10日)
声優能力検定の各級の試験内容・採点方法
先ほども簡単に説明したように、受験する級により検定試験の内容、難易度が異なります。主な試験の内容は下記の通りです。
滑舌、小説や詩の朗読、ナレーション、ドラマです。
問題の内容に即して、スマートフォンを使い音声を録音します。録音されたデータをもとに、それぞれ専門の担当者・プロの目によって採点され合否が出されます。
それでは、どのような問題が出題されるのかを級ごとにご紹介します。独学で勉強する人の指針となるでしょう。
各級、録音できる回数、試験内容+標準録音時間は下記の通りです。
1級
- 録音回数5回
- 試験内容 第1問:滑舌1分
- 第2問:朗読1(小説)2分
- 第3問 : 朗読2(詩)1分30秒
- 第4問 : ナレーション・口上 1分
- 第5問 : ドラマ 2分
2級
- 録音回数5回
- 第1問:滑舌1分
- 第2問:朗読1(小説) 2分
- 第3問:朗読2(詩) 1分30秒
- 第4問:ナレーション 1分30秒
- 第5問:ドラマ 2分
3級
- 録音回数 4問
- 第1問 滑舌 1分
- 第2問 声の使い分け2分
- 第3問 ナレーション1分
- 第4問 朗読 2分
4級
- 録音回数 3問
- 第1問滑舌 30分
- 第2問 声の使い分け 2分
- 第3問 朗読 2分
5級
- 録音回数 3問
- 第1問滑舌 30秒
- 第2問 声の使い分け 2分
- 第3問朗読 2分
声優能力検定の各問題の特徴と採点基準
それぞれの問題の特徴をご紹介します。どのような特徴があるかを知ることで、高い採点へと繋がるでしょう。 より試験の内容を理解するために、例文も掲載しています。
①「滑舌問題」
滑舌はボイストレーニングの基礎になります。そのため、全部の級でこの問題は出題されます。問題の難易度は受験する級によって異なります。
1から3級は1分間ほど、4級と5級では半分の30秒ほど量の問題を解きます。
【採点基準】
各級ともに、問題文を噛まずに、はっきりと、リズミカルに発音できるかをチェックされます。
録音する時間も大切で、制限時間を超える場合は減点対象です。
【例題】
-
小米の生嚙み、小米の生嚙み、こん小米のこ生嚙み (こごめのなまがみ、こごめのなまがみ、こんこごめのこなまがみ)
-
上加茂の加茂の傘屋で傘借りて加茂の帰りに返すから傘 (かみかものかものかさやでかさかりてかものかえりにかえすからかさ)
②「声の使い分け」
声優は様々な声を使い分けないといけません。キャラクター、状況にあった声を出すことができるかが、この問題では審査されます。
課題を喜怒哀楽を込めて、声だけで表現することができるかが重要です。やや誇張気味かと思えるぐらいに感情を込めて表現してみましょう。
【採点基準】 映像がないので、声だけで感情や課題文の状況を伝えるために、適切な声色が必要とされます。セリフの大きさ、イントネーションなどを注意して表現しましょう。
【例題】
-
「なんだって、ほんとうか!」を(ⅰ)~(ⅲ)の感情を込めて読んでください (ⅰ)嬉しそうに (ⅱ)びっくりして (ⅲ)聞き返すように
-
次のアニメ番組の臨場感あふれる表現で読んでください 「ケイ!。危ない!伏せろ!」「右、右後ろだ!、気をつけろ、銃をもっているぞ」
③「ナレーション」
ナレーションの問題は3級以上からの出題です。テレビやラジオなどでよく耳にするナレーション、口上ですがそれぞれの場面にあった声が必要とされます。
ここでは、映像はなく出題された課題文からどのような状況でどの声が適切かを判断しナレーションにあった声を作らないといけません。
【採点基準】
課題文に書いてある指示をよく読み、指示通りの設定でナレーションをすることができるかが、問題となります。
ナレーションを聞いて、そのイベントにいってみたい、そのテレビ・ラジオ番組あるいは映画を見たいと思わせる力量が必要となります。
難易度は、級ごとにかわるため読み上げる速度、間の取り方1つなども受験する級によって審査の基準が変わります。抑揚にも注意しましょう。
下記に例題を掲載しますので、チャレンジしてみましょう。
【例題】
指示1 F1マシンが1000分の1秒に勝負を賭けて爆走する様子を表現して下さい
指示2 難度で世界最高クラスのレースであることを表現して下さい。
指示3 見ている人をグイグイと引き込んでいく様を表現して下さい。
F1、「モナコグランプリ」、世界3大レースのひとつ。1000分の1秒に命をかけ、時速280キロで曲がりくねった一般道をガードレールぎりぎりに駆け抜けていきます。
難度の高いこのコースを制覇することは、他のレースに勝つより何倍ものステイタスになるのです。
空気を切り裂くエンジン音は、魂を震わせ、見ている人たちを高速のドラマへ引き込みます。
F1、「モナコグランプリ」。間近で観戦して、あなたもこの感動を味わってみませんか。
④「朗読」
小説や詩の一部分が朗読の問題として出題されます。この朗読問題が出題されるのは、4級以上からです。級が上がると難易度が変わります。
【採点基準】
必要となるのは、課題である小説や詩の内容を理解しているかです。
どのように判断するかというと、声色ひとつで、登場人物の動き、どんな格好をしているのかまでを表現できるかを審査されます。
下記に例題を抜粋します。
【例題】
次のハンス・クリスチャン・アンデルセンの 「裸の王様」を指示に従い2分程度で朗読して下さい。
指示1 「さぎ師と大臣達」の会話を使い分けて下さい。
指示2 さぎ師の軽妙な口調と、大臣たちのお世辞が本当らしく伝わるように朗読して下さい。
裸の王様 さぎ師は言葉をまくしたてました。 「これらの服はクモの巣と同じくらいかるくできあがっております。何も身につけていないように感じる方もおられるでしょうが、それがこの服がとくべつで、かちがあるという、いわれなのです。」
「まさしくその通りだ!」大臣はみんな声をそろえました。でもみんな何も見えませんでした。もともとそこには何もないんですから。 「どうか王さま、ただいま、おめしになっている服をおぬぎになって下さいませんか?」さぎ師は言いました。
「よろしければ、大きなかがみの前で王さまのお着がえをお手伝いしたいのです。」
王さまはさっそく服をぬぎました。二人のさぎ師はあれやこれやと新しい服を着つけるふりをしました。着つけおわると、王さまはあちこちからかがみにうつる自分を見ました。
「何と美しい!」「よくおにあいです!」 その場にいただれもがそう言いました。
「この世のものとは思えなく美しい柄(がら)、言いあらわしようのない色合い、すばらしい、りっぱな服だ!」と、みんなほめたたえるのでした。
⑤「ドラマ」
ドラマは、下記に掲載する例題を見るとわかりますが、今まで解いてきたナレーション、朗読に通じるところがあります。
ドラマでは、絵コンテもあるので、それに助けられる部分も多くなるでしょう。ドラマでは、絵コンテで状況を把握しつつ、指示通り演じるという問題が出ます。
【採点基準】 試験を実施している日本声優能力検定協会のHPにおいて、このドラマの採点基準に関しては特別な注意書きがありません。
もしも採点基準について詳しく知りたい場合は、協会へ直接問い合わせてみるとよいでしょう。
【例題】
タイトル「おやつ」
登場人物・・・勝太(小学校2年生)・お母さん
シチュエーション・・・夕方、家に勝太が元気よく学校から帰ってきた。
指示1 やさしいお母さんの様子と、お腹をすかした勝太の会話を、テンポ良く構成してドラマを進めて下さい。
指示2 ケーキを落としてショックを受ける勝太の情景が分かるように楽しく読んで下さい。
勝太 「ハァーハァー、お母さん!」「ただいま」 お母さん 「あら、あら、おかえり勝太。今日は、早かったわね」
お母さんは洗い物をしている。
勝太 「ねぇ、ねぇ、お母さん、おやつは? おなかすいたよー。今日はなにー?」
勝太はお母さんの服をひっぱりながらおやつをねだる。
お母さん 「いやぁねぇ、この子ったら帰ってくるなり…。冷蔵庫の中に、勝太の好きなものが入っているわよ」
お母さんは冷蔵庫を指す。
勝太 「やったぁ!冷蔵庫の中、見てい~い?」
勝太は冷蔵庫をあけようとする。
お母さん 「コラ、駄目でしょ。ちゃんと手を洗ってからって、いつも言ってるじゃないの」
勝太 「はぁ~い」「あーあ、面倒くさいなぁ。うるさいなー、ちょっと見たかっただけなのにー、これぐらいで、まぁーいっか。」
勝太は手を洗い、いそいそと手をふき、冷蔵庫をあける。
お母さん 「ちゃんと手を洗ったの?」
勝太 「うわぁー、ショートケーキだー、すっごく食べたかったんだ。このイチゴ、おいしそうー」「いっただっきまーす!」
まず、メインのイチゴを食べようとする勝太。食べようとした瞬間、イチゴが床に落ちてしまった。
勝太 「ああ…ヴァーーー…イチゴが…うー、もったいない…、うー」
声優能力検定の合格率、合格ライン
声優能力検定の合格率は、試験を主催している日本声優能力検定協会では公開していません。
各級ごとの合格ラインですが、そちらも合格率同様に公式サイトでの発表はありません。
しかし、声優能力検定の難易度に関しては、2級から難しくなると言われています。問題数も2級から増えることからも難易度が上がることがうかがえます。
声優能力検定の受験料
声優能力検定を受験するための検定料について、級ごとにご紹介します。検定料はすべて税込みです。
- 1級:¥10,500
- 2級:¥7,350
- 3級:¥5,250
- 4級:¥3,150
- 5級:¥2,100
この試験を受けるにあたり受験資格というのは、特にありません。
声優能力検定を取ることをおすすめする人
声優能力検定を受験することをおすすめしたいのが、声優になりたい人です。
その他に、声を使う仕事としてアニメ、海外ドラマや洋画の吹き替え、テレビ、CMのナレーションをしたい人も、声検定試験を受験し合格を手にしておくことで夢に近づくことができるので、おすすめです。
海外では有名な俳優が手掛けていることもある、ゲームのアテレコなどの仕事もあります。人気がでた声優さんのなかではラジオ番組を持っている人もいます。
新卒、転職関係なく、声を使った仕事全般に就きたい人にとって、声優能力検定試験は、夢に近づく一歩になるおすすめの検定試験といえます。
声優能力検定の勉強法
それではここから、声優能力検定に合格するためについて簡単に触れていきます。
声優能力検定の勉強法のコツは?
声優能力検定試験を受験すると決めたら、まずは公式のHPに目を通しましょう。
公式のHPには、合格者の声が掲載されているページがあります。合格者が、どのようにして独学で合格を勝ち取ったのかを確認しましょう。
声優能力検定試験は、筆記はありません。全て声を使った実技での試験で、審査されます。
そのため、発音・発音・滑舌・アクセントなどの基本中の基本はしっかりと練習しましょう。
公式ホームページからは、「はじめての声優トレーニング声のテクニック編」を購入できるようになっています。
「はじめての声優トレーニング声のテクニック編」はAmazonからも購入することができます。
テキストを購入することで、プロの声優による実演をききながら、独学で勉強できるようになっています。
テキストは120ページほどの薄さですが、アクセント、イントネーションなど繰り返し練習しないといけない項目もあるため、勉強時間はそれなりに必要です。
しかし、全て独学で行う場合は地道な努力が必要となるでしょう。
声優能力検定と合わせて取りたいおすすめ資格
声優能力検定を受験する人にとって、同じく声を使う職業であるアナウンサーなどは気になる職業の1つではないでしょうか。
声優能力検定を受ける人にとって、勉強にもなる声に関連する2の資格「アナウンス検定」と、「話ことばとコミュニケーション検定」について、ご紹介します。
それぞれの項目別に、どのような内容の資格なのかを見ていきましょう。
アナウンス検定
声を使う職業の1つに、アナウンサーがあります。話し言葉のプロとして、テレビでニュースを読んだり、テレビ番組や冠婚葬祭で司会をしたりと幅広く活躍しています。
そんな人におすすめなのが、アナウンス検定です。こちらの検定試験は、NPO法人日本話しことば協会が主催しています。
こちらは、実技だけでなく正しい日本語の読みなど知識なども必要され筆記試験もあります。
また、審査の際は、音声のみでなく面談もあるために、見た目の印象などにもウェイトが置かれます。
受験資格には制限はありません。合格率などはわかりませんが、筆記試験が必要なため一般教養などを勉強する勉強時間をプラスして考えましょう。
話し言葉とコミュニケーション検定
アナウンス検定と同じく、NPO法人日本話ことば協会が主催の試験です。こちらは、1級から4級まで級があります。
コミュニケーションをとう検定試験のために、話すだけでなく「聞く」能力も問われる試験です。
社会人として他人と円滑にコミュニケーションができるかが問われる試験です。
転職などを考えている人や、就職で面接を控えている人で会話が苦手な人にとっては、受験しておくと有利になるでしょう。
この試験も受験資格に制限はありません。筆記で社会人として知性、知識がとわれるためその分の勉強時間を加味しましょう。
声優能力検定のまとめ
声優能力検定の難易度まとめ
- 誰でも受験可能
- スマホさえあれば受験できる場所・時間を選ばない気軽さ
- 実技のみ
- プロの声優の音声つきテキストで独学可能
声優能力検定についてシンプルのまとめてみました。
スマホがあるといつでも受験できるという敷居の低さとは別に、独学で合格を手にしようとすると決して楽ではないでしょう。
社会人から転職でという場合は、勉強時間を割くのも大変でしょう。
しかし、声優やアナウンサー、ラジオDJなどのように声を使う仕事に就きたい人にとって、夢に近づくことができる資格です。
ぜひ、声優能力検定取得に向かって一歩踏み出してみませんか?