統計検定2級の難易度は高い?合格点からおすすめの勉強方法・参考書を徹底解説!
「統計検定2級ってどんな検定試験?」
「統計検定2級の難易度は?」
統計やデータなどに興味のある人には、こうした疑問を持っている人が多いのではないでしょうか。
近年、企業や組織にとってデータの活用は不可欠で、多くの企業がデータを基にして商品開発を行い、企業戦略を立てています。
こうしたデータを収集して分析する上で必要なのが統計学の知識とスキルで、それに最適な方法が、統計検定2級の受験勉強をすることです。
この記事では、「統計検定2級ってどんな検定試験か」にあわせ、取得のメリットやそのための勉強方法・勉強時間などさまざまな側面から解説します。
統計検定2級の難易度についてざっくり説明すると
- 大学基礎課程(1・2年次)の統計学のレベル
- 筆記試験における合格基準は70点以上
- 合格率は40%台で推移
統計検定2級の試験の概要
「統計検定」とは、統計関連学会連合が主催する、統計に関する知識や統計の集計結果をビジネスに活用する能力を評価する民間資格の全国統一試験です。
日本統計学会・応用統計学会・日本分類学会など6学会が参加している『統計関連学会連合』では、大学における「統計学分野の教育課程編成上の参照基準」を策定しています。
統計検定2級は、この参照基準にもとづいて「大学基礎課程(1・2年次)レベルの統計学の知識の習得度と活用のための理解度を問うことを目的」に実施される検定試験です。
試験では、次の内容を問われます。
(1)現状についての問題の発見、その解決のためのデータ収集
(2)仮説の構築と検証を行える統計力
(3)新知見獲得の契機を見出すという統計的問題解決力
について試験します。
なお、試験の概要は次のとおりです。
項 目 | 内 容 |
---|---|
試験方式 | 筆記試験方式またはCBT(Computer Based Testing)方式 |
試験日 | 筆記:6月の第3日曜・11月第4日曜が目安 CBT方式:常時 |
試験形式 | 4~5肢選択問題(マークシート) |
問題数 | 35問程度 |
試験時間 | 90分 |
出題範囲 | 統計検定2級出題範囲表による |
統計検定2級の受験者数
2011年11月から2018年11月までの統計検定2級の受験者数は以下のとおりです。
実施年月 | 受験者数(人) |
---|---|
2019年11月 | 2369 |
2019年6月 | 1938 |
2018年11月 | 1896 |
2018年6月 | 1532 |
2017年11月 | 1644 |
2017年6月 | 1440 |
2016年11月 | 1864 |
2016年6月 | 1690 |
2015年11月 | 1777 |
2015年6月 | 1443 |
2014年11月 | 1625 |
2014年6月 | 1082 |
2013年11月 | 1510 |
2012年11月 | 840 |
2011年11月 | 346 |
この8年間で、試験回数が年1回から2回に変更されたことも影響していますが、年間受験者数は約12倍にも増えています。
また、年間受験者数は2018年に3,000人を超え、翌2019年には4,000人を超えました。
統計検定2級の受験者層
2019年11月実施の統計検定2級の年齢階層別の受験者数は、およそ次のとおりです。
年齢層(歳) | 人数(人) |
---|---|
15~17 | 1 |
18~20 | 312 |
21~23 | 434 |
24~26 | 113 |
27~29 | 58 |
30~32 | 258 |
33~35 | 148 |
36~38 | 141 |
39~41 | 119 |
42~44 | 101 |
45~47 | 91 |
48~50 | 88 |
51~53 | 49 |
54~56 | 48 |
57~59 | 51 |
60~62 | 41 |
63~65 | 15 |
66~68 | 0 |
この表が示しているとおり、受験者の多くは18~38歳で占められているのが分かります。
なお、受験者数のデータと同じ統計質保証推進協会公表のデータですが、受験者数2369人に対し年齢階層別の人数が300人程度少ないので注意してください。
試験は筆記とCBT方式どちらでもOK
統計検定は、試験会場での筆記試験を受けるタイプとテストセンターのコンピューター上で受験し、その場で合否を知ることができるCBT方式の2つのパターンがあります。
筆記試験は年に2回しか受験できませんが、CBT方式は学習の準備が整ったタイミングでいつでも受験できます。
CBT方式の大きな特徴は、「自分の都合の良い時間と会場で受験できること」と「マウスとキーボードで簡単に入力できること」と言えるでしょう。
なお、CBT方式では、極めて優秀な成績を修めた受験者はS、特に優秀な成績を修めた受験者はAと評価され、合格証だけではなく表彰状が贈られます。
また、CBT方式試験の受験には、運営しているオデッセイ・コミュニケーションズにアカウント登録が必要です。
試験科目と範囲
統計検定2級の試験科目と範囲の一部は、次表のとおりです。
実際には、ここに掲載した試験科目以外にも、「推測のためのデー タ収集法、確率モデルの導入」など5つの大項目があります。
詳細な情報が必要な場合は、統計検定のホームページに掲載の「統計検定2級 出題範囲表」で確認ください。
大項目 | 小項目 | 具体的項目 |
---|---|---|
データソース | 身近な統計 | (調べる場合の)データソース、公的統計など |
データの分布 | データの分布の記述 | 質・量的変数、棒グラフ、累積度数グラフなど |
1変数データ | 中心傾向の指標 | 平均値、中央値、最頻値(モード) |
散らばりなどの指標分 | 分散、標準偏差、範囲、四分位範囲、ジニ係数など | |
中心と散らばりの 活用 | 偏差、標準化(Z得点)、変動係数、指数化 | |
2変数以上のデータ | 散布図と相関 | 散布図、相関係数、層別した散布図、相関行列など |
カテゴリカルデー タ | 度数表、2元クロス表 | |
データの活用 | 単回帰と予測 | 最小二乗法、決定係数、回帰係数、分散分析表など |
時系列データの処 理 | 成長率、指数化、幾何平均、コレログラム、トレンドなど |
統計検定2級の難易度は一般的
統計検定2級では大学基礎課程レベルの統計学の知識が問われるものの、試験内容としては高校数学Bの『確率と統計』程度です。
したがって、高校での数学が不得意であった人には難しいのですが、ある程度理解できた人にはそれほど難易度が高いとは言えません。
統計検定2級の難易度は、それを示す1つの指標である合格率は40%ですから、「普通」と言えるレベルです。
こうした難易度であることに加えて参考書や問題集も容易に入手できることから、高校での数学をある程度頑張った人であれば、統計検定2級を独学でも合格できます。
統計検定2級の合格率の推移
統計検定2級の合格率は、2016年6月から2019年11月までの7年間にわたり、常に40%台で推移しています。
毎年若干の変動があるものの、合格率は半分弱で推移しているといえるでしょう。
受験者数は2019年11月の試験で初めて2,000人を超えましたが、2013年11月以降で合格者数が1,000人を超えたことはありません。
合格点は7割が目安
統計検定2級の合格点は、筆記試験方式とCBT方式で異なる点数で設定されています。
具体的には、筆記試験方式の場合は100点満点で「70 点以上」、CBT方式では「60点以上」です。
筆記試験方式の合格点について押さえておかなければならないのは、合格点の「70点以上」というのはあくまでも目安であるということです。
ですから、試験の難易度によって、合格点は70点よりも高い点数や低い点数に変更されることがあります。
問題が易しい場合は、たとえ70点以上の得点を取っても、合格を認められないケースもあるのです。
なお、CBT方式の場合は、上記の「70点」をすべて「60点」と読み替えてください。
勉強時間はどれくらい?
統計検定2級の合格を目指す際の対策期間は、統計学を全く勉強したことがない人の場合で約6カ月、数学や統計学の基礎がある人で約3カ月が目安と言われています。
この目安は、仕事を続けながら土日を中心に2~3時間勉強をするパターンでの期間ですから、勉強時間としては80~150時間と言えるでしょう。
もちろん個人差があるので、数学に自信のない人でも6カ月より短期間で合格の可能性はあります。
統計検定2級で必要な数学は、基礎的な計算技能に加え高校数学の順列・組合せ・確率・簡単な微積分などです。
自信のない人は、受験用の勉強を開始する前に、高校数学の参考書を使って必要な単元だけを集中的に復習するか数学の得意な人に教わることをおすすめします。
統計検定2級に合格するためのおすすめ勉強方法
統計検定2級の合格にむけた勉強方法は、基本的には「独学」または「講座」と言えるでしょう。
独学は参考書や問題集を購入し、それらを利用して準備をすすめるパターンです。
また、講座は統計検定の対策講座を開講しているスクールで、専門家の教えを受けるパターンです。
ここでは、どのような人にどちらの方法がおすすめかを解説します。
独学での学習が向いている人
以下では、「独学」がどのような人に向いているかを、具体的に取り上げて解説していきます。
独学で試験に合格した経験のある人
過去に資格試験や大学受験などの際に、一人でコツコツと勉強をした経験のある人がこれに当てはまります。
こうした人は、勉強のペース配分やモチベーション管理などのセルフコントロールができることから、競争相手や同じ目的を持つ同僚の存在などを必要としないのです。
高校数学の知識をきちんと持っている人
高校時代に学んだ数学の知識をきちんと持っている人であれば、あえてスクールに出かけて数学の復習をしなくても、独学で十分に合格が可能です。
なお、積分・シグマ計算に関しての知識は必須ですし、組み合わせ計算の記号なども使える必要があります。
勉強時間を主体的に作れる人
働いている人や既婚者が勉強時間をしっかりと確保するためには、会社や家庭の協力が必要です。
検定受験への明確な目的意識を、誠意をもって会社や家庭に伝えないと調整はうまくいきません。
会社や家庭との調整、スキマ時間の活用などを主体的にできる人が、合格に必要な勉強時間を確保できます。
出費を最小限にしたい方
「独学」と「講座」の大きな違いの1つは、講座には独学よりも高額な費用が掛かることです。
出費を最小限に抑えるためには、当然のことながら独学を選びます。
なお、統計検定2級対応の講座の受講料はそれほど高くはないことから、抑えられる費用も高額ではありません。
講座を使った対策がおすすめの人
以降では、「講座」がどのような人に向いているかを、いくつか取り上げて紹介していきます。
内容を1人で理解できない人
統計検定2級検定では大学基礎課程レベルの統計学の知識を求めているので、決して簡単な内容ではありません。
したがって、もともと数学が苦手で自分では理解できない人は、講座で専門家のわかりやすい説明を聞いたほうが、短期間で受験準備をできます。
スケジュール管理が苦手な人
学習スケジュールを立てられない、スケジュールどおり学習に取り組めないといった人には講座の利用が有効と言えます。
統計検定2級の勉強法に講座を選択するメリットは、ある程度強制的にでも勉強をせざるを得ない環境を設定できるからです。
短期間で結果を出したい方
統計検定2級向けには、さまざまな勉強時間、受講料の対策講座が開設されています。
講師陣は統計検定に関しての専門家ですから、独学よりも短時間で必要な知識を身に付けられます。
このことから、短期間で結果を出したい場合は、講座を選択すべきでしょう。
独学の際のおすすめ勉強法
統計検定の勉強を市販の教材だけでする際のポイントはあるのでしょうか。
ここでは独学をするにあたって知っておくべきことやおすすめ勉強法を紹介します。
費用は5000円以内で収まるケースが多い
独学での統計検定2級の勉強を開始する際にまずやるべきことは、参考書と問題集、過去問を入手することです。
入手する際には、手に取って自分のレベルに合った納得できる参考書を1冊と、問題集や過去問は正誤の解説が豊富なものを選びます。
ネット上でおすすめの参考書や問題集が多数紹介されていますが、懸命に勉強に取り組むうえでは、自分で選択し決定することが重要なのです。
独学用に教材をそろえるためには5,000~6,000円の費用が必要ですが、対策講座が数万円かかることに比べればはるかに安い出費ですみます。
基本的な勉強の流れ
効率的で効果的な独学をすすめるには、参考書を利用した知識のインプットと過去問を利用したアウトプットを繰り返す勉強法がおすすめです。
具体的には、次のよう手順で行います。
-
まず、読み物くらいの感覚で参考書に目を通して内容を把握
-
次に、適当な「章・節・項」などで区切り、参考書を精読して知識をインプット
-
2で学習した範囲に該当する過去問を解くことで知識をアウトプット
-
足りなかった知識と誤っていた知識だけを、参考書を再読してインプット
-
過去問に再挑戦することで4でインプットした知識をアウトプット
-
過去問で100点が取れるまで、4~5のインプットとアウトプットの繰り返し
-
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記述統計には3級の問題も頻出
統計検定では、「3級の記述統計から推測統計の基礎(推定・仮説検定・回帰分析のそれぞれ基礎事項)まで」の試験範囲が、2級の試験範囲とオーバーラップしています。
また、ルール化されてはいませんが、統計検定2級では3級の範囲の問題が3〜4割程度出題される)ので、3級の過去問を解くことも必要です。
演算子記号を使った計算に慣れよう
期待値・分散・共分散を計算する際に、演算子(記号)を使うことを難しく感じる人も多いようです。
しかし、対策勉強開始の段階から避けたりしないで演算子を利用すれば、すぐに慣れます。
ほとんどの記号は、楽に計算をするために導入されたものですから、これを利用した方が計算も速いのです。
仮設検定は演習を通じて感覚をつかむ
仮説検定とは、「ある仮説に対し、それが正しいのかどうかを統計学的に検証する」という推計統計学の手法の一つで、考え方が独特なものです。
このことから、理論を覚えようとしてもかなり難しく、仮説検定は実際に使ってみなければ理解できない統計学の手法と言われています。
したがって、ある程度理解できれば、過去問や問題集を解くことで理解を深めるのが有効です。
回帰レポートの読み取りを徹底演習
統計検定2級では、毎年最後の3問くらいは「回帰分析の出力結果」から出題されており、特に回帰レポートの読み取りの問題が出題されています。
回帰分析の問題については決定係数・回帰係数・自由度をきちんと読み取ることが重要ですから、過去問や問題集で演習を積むことが必須です。
2級対策におすすめの参考書を紹介
ここでは、統計検定2級用のおすすめの参考書と問題集を紹介します。
なお、これらの教材を購入する際のポイントは次のとおりです。
- 内容を自分の目で確かめ、知識レベルにあった参考書を1冊だけ購入する。
- 問題集や過去問は、解答関連の解説が細かく書き込まれたものを購入する。
インプット用のおすすめ参考書
統計検定2級用の参考書として、次の2冊をおすすめします。
- 完全独習「統計学入門」
入門者向けでの統計学の本であり、高校数学を忘れてしまった人でも統計学を学び直せる1冊です。
文系の人であっても、統計検定2級の合格に向けて独学する際に有効性の高い参考書と言えます。
- 「確率統計キャンパス・ゼミ」
統計検定2級の試験範囲である大学で統計学の基本を学ぶ際に多くの学生が活用する定番の1冊で、すばらしく実力がつくと評判の統計学の本です。
統計検定2級の試験範囲に該当する内容が、わかりやすく書かれています。
過去問は公式問題集がおすすめ
統計検定2級向けには、次の問題集をおすすめします。
- 「統計検定2級・公式問題集」
この問題集は、日本統計学会認定の唯一の公式な問題集です。
一般的には、「問題集」の場合は「過去問」ではなく、その問題集用にオリジナルに作成した問題が掲載されます。
しかし、この公式問題集に掲載されているのは、この問題集用のオリジナルな問題ではなく、統計検定2級の「過去問」です。
独学の際の注意点
ここでは、独学の際に注意すべき点を2つ取り上げて解説します。
計算式を厳密に理解しすぎない
統計検定2級では、厳密に理解するためには大学数学のかなり難しい部分まで理解しなければいけない式が多くあります。
たとえば、「正規分布式・t(ティー)分布・χ2乗(カイ2乗)分布等の確率密度関数」などです。
これらの式は、式そのものの厳密な理解は必要なく、使いこなせればそれで何の問題もありません。
独学の際には、理解の難しい式は大まかな意味だけを理解し、式も1つの記号と受け止めて進めることが大切です。
基本問題を確実に解く練習がおすすめ
統計検定2級の合格基準点は、筆記試験の場合が70点以上です。
また、統計検定2級の基礎問と難問の比率は、一般的には8:2と言われています。
この点から言えば、基礎問でしっかりと得点できれば、検定に合格できると言うことです。
独学の場合、難問に時間を割いてしまう人が多いようですが、合格するには基本問題を確実に解けるようにすることの方が大切と言えます。
どの方法でも過去問は重要
検定や資格試験に合格するためには過去問の攻略が不可欠ですが、その重要性を十分には理解していない受験者は意外と多いと言われます。
一般に言われる過去問を解くことの重要性を、あらためて列挙すると次のとおりです。
- 過去問を解くことで問題の量や出題傾向、頻出内容などをつかめる。
- 過去問を本番と同じ時間で解くことで、本番に必要な解答スピードが身に付く。
- 過去問を解くことで弱点となる箇所を発見できることから、勉強が必要な単元やテーマがわかる。
過去問で思うような点数が取れなくても落胆や心配する必要はなく、大切なのは解き終わった後の勉強法です。
正解できなかった問題から「知らなかったこと・誤って理解していたこと」を明らかにし、参考書を使って正しい知識をインプットします。
つまり、参考書によるインプットと過去問によるアウトプットのサイクルを回すことで、ただしい知識を身に付けることが大切なのです。
統計検定2級取得のメリット
ここでは、統計検定2級取得による代表的なメリットを、2つ取り上げて解説します。
履歴書に書いてアピールできる
統計検定の取得を推奨している企業では2級以上に設定しているのが一般的ですが、一部には3級で設定しているケースや専門職の場合には準1級以上で設定しています。
また、データサイエンティストをはじめとしたデータ分析関連の職場では、統計検定2級を最低ラインの必須知識として求人募集をしていることが多いようです。
こうしたことから統計検定2級以上に合格すれば、履歴書にそのことを記載し、統計学の知識を習得していることを客観的に証明できます。
また、そのことが就職や転職時のアピールポイントにもなるのです。
データ読み取りが得意になる
情報化社会の進展にともない、現在、私たちは数えきれないデータに囲まれて生活を送っています。
統計学についての知識のないときには、これらのデータは単なる文字列にしか見えません。
しかし、統計検定2級に合格に向けた勉強をすることで、意味のある集合体として読み取れるように変化していくのです。
受験勉強の中で培った図表・グラフの取り扱いは、日常の仕事におけるプレゼンテーションにおけるデータの表現に役立ちます。
また、統計量に関した勉強はデータの意味を要約することやデータを正しく解釈することに役立ちますし、需要予測や時系列分析には統計学の知識が活かせるのです。
曖昧なデータも、統計学の手法を用いれば意味のある読み取りができるようになる実践的な資格と言えます。
統計検定2級の難易度まとめ
統計検定2級についてまとめ
- 大学基礎課程(1・2年次)の統計学のレベル
- 合格基準は、筆記試験方式では70点以上、でCBT方式では60点以上
- 合格率は2013年から2019年までは常に40%台で推移
統計検定2級について、さまざまな側面から紹介と解説をしてきました。
統計学は文系の人にとって難しく感じるのは、用語や記号に馴染めないことにあるようです。
しかし、理論はざっくりと理解できればいいのですし公式や記号は暗号と考えて記憶してしまえば悩みは解決します。使ってみればとても便利なものです。
高校で数学を苦手としていた人も文系の人も、統計検定2級なら独学で合格できます。
ぜひ統計検定2級の取得へ向けた行動を開始しましょう!