【2024最新】介護事務のテキスト・問題集おすすめ人気ランキング10選!
「介護事務のテキストや問題集ってどれがいいの?」
「介護事務のテキストや問題集はたくさんあるけれど、その違いは?」
このような疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか?
介護事務を目指す人が多くなってきた昨今、多くの出版社がテキストや問題集をこぞって出版しています。テキストや問題集は合格の鍵にもなりますから、大変重要です。
そこで、おすすめの介護事務のテキストや問題集を10選ご紹介します。おすすめのポイントなども解説しますので、購入の際の参考にしてください。
介護事務のテキスト・問題集についてざっくり説明すると
- ポイントは最新情報の掲載があるかどうか
- どの試験を受験するのかもテキスト選びの重要なポイント
- スキマ時間を活用できるかどうかも考慮すると良い
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1位:いちばんやさしい「介護事務」超入門
おすすめの介護事務テキスト・問題集の第1位は、「いちばんやさしい「介護事務」超入門」です。1,650円でぱる出版から出ています。
介護事務の基本をマスター
介護保険や報酬請求業務など、介護事務に携わる上で必要最低限知っておかなければならない基礎知識が網羅されています。介護業界未経験や、介護事務というものを始めて勉強する人におすすめのテキストです。
中でも介護報酬請求業務の部分は、介護業界や介護事務に初めて触れるという人にとってはかなりハードルが高く感じられます。ですが、このテキストでは初学者でもわかるように丁寧に解説しているので、抵抗なく理解できるでしょう。
介護事務の仕事内容まで解説
介護事務の仕事内容は、介護施設の規模によって変わってきます。中小規模の介護施設では携わらなかった業務が、大規模な介護施設では含まれるということは多々あります。
一口に介護事務と言っても、勤める場所の大きさによって仕事範囲は異なるのです。介護業界での経験が浅い人にとっては、仕事内容の範囲が異なることに戸惑うケースも多く見られます。
このテキストでは、そのような規模によって仕事の範囲が異なった時に戸惑わなくて済むように、介護事務として携わる仕事全般を解説しています。介護事務の資格を取得するだけではなく、本気で仕事をしたい人におすすめです。
2位:これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険
介護事務のテキスト・問題集でおすすめの第2位は、「これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険」です。1,540円の価格で翔泳社から出版されています。
2018年の改正を反映
2018年4月に介護保険制度が変わり、介護報酬と診療報酬が改定されました。介護報酬や診療報酬は介護事務の仕事の要とも言える部分です。しっかり理解し、マスターしておかなければいけません。
このテキストでは、この改定された部分についても図解を用いてわかりやすく説明しています。どの部分がどのように改定され、仕事にどのような影響を及ぼすのかが、丁寧に解説されているのです。
図解などを用いたわかりやすい説明は、改正点などを視覚で捉えることもできるように工夫されています。より理解度が深まり、実務で戸惑うことも少なくなるでしょう。
今後の改正などを幅広く解説
昨今の介護業界には、2018年4月にあらゆる問題を考慮に入れた大幅な改革をする予定でしたが、各方面から調整が入り、思い切った改定ができなかったという事情があります。
その代わり、今後3年をかけて現在介護業界が抱えている問題を検討しつつ、改定が行なわれていきます。つまり、介護保険制度に関する改定は今後も継続して続いていくということです。
この「これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険」では、どのような点が改正され、どの部分の問題が残っているのかということも具体的に挙げて解説しています。国の財源や今後の課題など、多くの視点から解説されているので、仕事に就いた後も役立つテキストと言えます。
3位:ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集
おすすめの介護事務のテキスト・問題集の3位は、「ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集」です。
現在は2023年版の最新のものが出ています。価格は2,530円で、出版社はナツメ社です。
図や表を用いて丁寧に解説
このテキストは診療報酬請求事務能力認定試験のために作成された問題集としても使えるテキストです。介護事務の要とも言える請求事務に特化したテキストなので、実務で活用できる力をつけることもできます。
テキスト自体は、試験内容の出題範囲を図表を活用しながらわかりやすく解説しています。図表を使うことで文字では理解しにくい部分も、抵抗なく自分の知識として身につけることができるよう、工夫されています。
また、カルテから診療報酬明細書(レセプト)を作成する方法についても、丁寧にその手順を解説しています。1章分使って説明しているので、駒中部分の疑問点も解消することができるでしょう。
外出先でも便利な別冊つき
このテキストには持ち運びに便利な「レセプト作成早見表」が付いているという点も大きな魅力です。「レセプト早見表」はオールカラーになっているので、視覚的にも見やすく必要な知識を身につけることが可能です。
もちろん、試験にも持ち込むことが可能なサイズと内容になっています。試験中に必要な情報を素早く得ることができるように工夫されているので、さまざまな場面で大活躍するでしょう。
また、最新の試験問題と解説も別冊で付いています。大判のテキストを持ち運んで勉強するのは大変です。別冊の試験問題と解説ならもち運びにも便利なので、外出先で試験に必要な知識を身につけることも容易になるでしょう。
4位:介護福祉経営士テキスト「基礎編Ⅱ」〈2〉
介護事務のテキスト・問題集のおすすめ第4位は、「介護福祉経営士テキスト「基礎編Ⅱ」〈2〉」です。価格は一冊2,750円で、日本医療企画から出版されています。
介護報酬制度・請求事務を学ぶ
より深い介護報酬制度や請求事務を学ぶことができるテキストです。一般的な問題集やテキストと異なり、介護報酬制度の概要について掘り下げて学ぶことができます。また、介護報酬請求事務の実情についても具体的に解説しています。
介護事務の実務についてはもちろん、介護実務の実際の状況や裏事情なども垣間見ることができるでしょう。試験というよりは、現場に近い目線で学ぶことができるテキストです。
介護福祉経営士も目指せる
全4巻で構成されていますが、これらのテキストは介護福祉経営士向けの内容です。介護事務に携わる人ではなく、経営者として必要な知識を吸収し、深めるための内容となっています。
介護事務だけを目指すのなら第2巻だけで充分です。しかし、将来的に介護福祉経営士も目指すのなら、全巻揃えた方が良いといえる充実の内容となっています。
5位:介護保険【サービス・費用】と介護施設のしくみと手続き
おすすめの介護事務のテキスト・問題集の第5位は、「介護保険【サービス・費用】と介護施設のしくみと手続き」です。三修社から1,980円の価格で出版されています。
介護保険の仕組みに特化
高齢化社会とは切っても切れない介護保険ですが、この本ではその仕組みについて大変詳しく解説しています。各種サービスの内容や費用負担、保険外サービスなども網羅されているので、介護保険の仕組みに特化したテキストと言えます。
テキストでは、要介護認定や介護プラン、介護・予防給付や施設の種類と費用の目安等の内容も取り扱っています。介護に関する必要な知識や情報が網羅されているので、多方面からの知識を得るためにも有効活用できるテキストです。
最新の法改正にも対応
2018年4月に介護保険制度が改正されました。その後、2019年10月にも介護報酬か何度かに渡って改正されています。
このテキストは、これらの最新の法改正にも対応しています。実務では法改正に伴った知識やスキルが必要不可欠です。このテキストは最新情報に対応しているため、法改正に対応した実務を行なうことが可能になります。
その他のおすすめテキスト
介護事務におすすめのテキストや問題集は、ここまでご紹介してきた5つだけではありません。他にも実務などに特化したテキストや問題集が多数あります。
そこで、そのほかのおすすめのテキストを5冊紹介します。具体的な内容についても解説しますので、参考にしてください。
介護報酬パーフェクトガイド
「介護報酬パーフェクトガイド」は3年ごとに最新の情報のものが出版されます。価格は3,080円で医学通信社から出版されています。
最新版の「2022-23年版」では、2021年に改定された介護報酬について、丁寧に解説しています。基礎的な知識はもちろん、具体的な実務についても説明しているので、実用書として活用できます。
大きなポイントは、さまざまな事例を挙げて算定や請求のポイントを解説している点です。具体的な実例を挙げて解説することで、大変わかりやすくなり、理解も深めやすくなります。
また、このテキストにはQ&Aが付いています。介護保険制度や介護報酬における疑問に答えてくれているので、実務現場でも大いに役立つでしょう。
介護保険の実務
「介護保険の実務」は、2,640円で社会保険研究所から出版されています。初めて介護事務を学ぶ人や、介護の研修の際に役立つ1冊です。
介護保険の事務についてはもちろん、保険制度の基本的な考え方や運用方法などについても多く記載されています。事例を挙げて解説しているので大変わかりやすく、実用書としても充分活用できるでしょう。
スッキリわかる! 介護保険
「スッキリわかる! 介護保険」は、1,760円でナツメ社から出版されています。介護制度の基本はもちろん、制度改正まで網羅されているテキストです。
大きなポイントは、序章が漫画になっている点です。テキストの最初に漫画を用いることで抵抗感がなくなり、それ以降も楽しく介護保険について学ぶことができます。図解が多く用いられているのも学習しやすいポイントといえるでしょう。
世界一わかりやすい 介護保険のきほんとしくみ
「世界一わかりやすい 介護保険のきほんとしくみ」は、1,430円でソシムから出版されています。介護保険について一から解説している点が大きな特徴です。
保険制度だけではなく、介護サービスなどについても説明しています。もちろん2021年の改正にも対応しています。図を使ってわかりやすく説明しているので、より理解が深まるでしょう。
ケアマネジャーのための介護報酬 加算・減算ハンドブック
「ケアマネジャーのための介護報酬 加算・減算ハンドブック」は、3,530円でナツメ社から出版されています。改正による面倒な報酬算定の加算や減算について解説しています。
更に、介護支援は訪問介護、よくあるミスの防止方法などの知識も載っています。特定疾病や福祉用具に関する説明もあるので、幅広い知識を得たい場合にも大変便利な1冊です。
良いテキストを選ぶためのポイント
良いテキストを選ぶには、いくつかのポイントがあります。そのポイントを押さえておけば、自分に合ったテキストが選びやすくなるでしょう。
最新情報を反映しているかどうか
テキストを選ぶ上で最も重要な点は、最新情報が反映されているかどうかです。介護保険制度は頻繁に改正されます。その改正に対応していないテキストを選んでしまうと、誤った知識を得ることになります。
介護事務のテキストの中には、改訂版があまり発刊されず、古い情報のままのものもあります。タイトルにある「〇年版」や「〇〇年の改定に対応」などの文言に注目してテキストを選ぶと良いでしょう。
受験する資格に合ったものを選ぶ
介護事務にはさまざまな資格がありますが、その資格に個別に対応したテキストはあまりありません。その一方で、介護全般に対応した本もあれば、保険専門や報酬請求専門の本もあります。
自分が受験する資格がどのような内容なのかをしっかり把握し、その内容に適したテキストを選ぶことも重要です。テキストの内容を確認し、試験内容と合致しているかどうか、細かくチェックしましょう。
資格に特化したテキストは、その資格の試験範囲や出題傾向に合わせて必要な知識やスキルを効果的に学べるため、自信を持って試験に臨むことができるでしょう。
独学でテキストを有効活用する方法
独学でテキストを有効活用すると、より深い知識を得ることが可能です。その方法についてご紹介しましょう。
一冊のテキストを使い尽くす
独学で勉強をすると、ついつい他のテキストに魅力を感じて複数のテキストを並行して活用してしまいます。ですが、これはあまりいい方法とは言えません。
一冊のテキストを繰り返し使った方が、知識がよりしっかり深く定着します。テキストに書かれている内容を完全に暗記できるくらいまで使い尽くすという心構えでもよいでしょう。その方が費用面でも節約になり、学習効果の上でも大きなメリットが得られます。
また、同じテキストを繰り返し使用することで、異なる角度から同じ内容を見直すことができ、より理解を深めることができます。
就職した後も役立つ
介護事務関連のテキストは、実務で役立つものも多く出版されています。それは、介護事務の勉強は資格取得がゴールではなく、実務で役に立つ人材でなければならないという意識で出版がなされているためです。
また、実務に携わっている時にふと疑問に思うことは多々あります。そのような時にテキストを活用すると基本的な知識がよみがえり、疑問点も解消されるでしょう。
介護事務のテキスト・問題集についてまとめ
介護事務のテキスト・問題集についてまとめ
- 独学で勉強する時には複数のテキストを購入しない
- 就職後に役立つテキストを選ぶことも重要
- 介護事務系の試験には専用テキストがないので、試験内容とテキストの内容に注意する
介護事務のテキストや問題集について解説してきました。介護事務のテキストや問題集の多くは、実務と深く関わる資格取得の先を目標設定にしたものが多く出版されています。
多くのテキストや問題集を紹介してきましたが、従事する仕事内容に応じて、自分にあった最適なテキストや問題集を選ぶ一助となれば幸いです。