コーヒースペシャリストってどんな資格?難易度や通信講座の口コミまで全て解説!

皆さん、コーヒーはお好きでしょうか。

江戸時代の末期に入ってきたコーヒーですが、明治の頃より徐々に日本人の間に浸透してきました。

今やコーヒーは私たちの生活に欠かせない物となっており、お笑いタレントの明石家さんまさん、俳優の細川茂樹さんなど芸能人の中にもコーヒー好きの方が多くいらっしゃいます。

一方で、コーヒーに関連する様々な資格については、ご存じない方も多いかと思います。

そこでここでは、数あるコーヒーに関する資格の中から「コーヒースペシャリスト」についてご紹介します

コーヒースペシャリストってどんな資格?」「この資格を取得することでどんな風に役立つの?」と思っている人から、すでにカフェや飲食店で勤務している人にまで役立つ情報満載でお届けします!

コーヒースペシャリストについてざっくり説明すると

  • コーヒー全般の知識を学ぶことができる万能資格
  • コーヒーに合わせたフードペアリングができる
  • カフェ開業・コーヒー教室をしたい人にもおすすめ

コーヒースペシャリストってどんな資格?

バリスタ

コーヒースペシャリストとはどのような資格なのでしょうか。

ここでは、資格の概要はもちろん、どのような団体が認定しているのか、資格を取ることでどのように仕事などに活かすことができるかを見ていきましょう。

コーヒースペシャリストとは

2014年に始まった資格であるコーヒースペシャリストですが、下記のことを目的として作られました。

コーヒースペシャリストは美味しいコーヒーを淹れる技術はもちろん、豆や焙煎による香味の違いや、ラテアートやデザインカプチーノ、ペアリング理論に基づいたスイーツ&フードレシピや、ブレンディングなど、コーヒーに関するあらゆる知識を修得した専門家を目指す資格である

資格取得を通じて豆の挽き方からラテアートの技術、カフェ開業のノウハウなど、コーヒーに関連するあらゆる知識・スキルを身に付けられるのが、コーヒースペシャリストの特徴です。

コーヒースペシャリストの主催団体

コーヒースペシャリストは、一般社団法人 日本能力教育促進協会(JAFA)と、formie(フォーミー)主催で行われています。

formie(フォーミー)は、スマホで簡単に様々な資格を受講できるということで話題の、新しいスタイルの通信講座を運営している団体です。

一方の一般社団法人日本能力教育促進協会は、教養・知識の向上支援を目的として様々な事業を開催している団体です。

いずれも知名度が高く、信頼のおける団体と言えるでしょう。

コーヒースペシャリストの難易度

ランキング コーヒーに関する知識を学ぶことができるコーヒースペシャリストですが、資格の取得は大変なのでしょうか?

資格を取得するためにはどのような試験を受験しないといけないのかや、取得難易度、合格率などについて確認していきましょう。

コーヒースペシャリストの試験範囲と出題形式

認定機関であるformie(フォーミー)が実施しているコーヒースペシャリスト資格取得講座を受講することで出題範囲を全て網羅できます。

この資格取得講座で学ぶことは下記の通りです。

  • コーヒーに全般の知識
  • 確かな技術・・・カッピング、ホームロースト、ブレンド技術など
  • 豆の香味の違い
  • ペアリング理論

WEB上で受験可能

コーヒースペシャリストの資格試験はWEBで受験ができます。そのため随時受験が可能です。

最初の試験料は受講料に含まれています。万が一不合格でも1500円支払うことで何度もチャレンジできます

標準学習期間の1ヶ月で修了する講座ですし、会場まで行く必要がないWeb受験ということも考えると、難易度は低めの易しい資格と言えます。

コーヒースペシャリストの合格率・合格ライン

コーヒースペシャリストの合格率及び合格ラインは正式には発表されていません。一方で、受験した人によると全体の約8割が合格しているとのことです。

出題は受講した範囲から出題され4択問題記述式正誤問題など様々です。

また、受講期間は何度も質問ができるようになっていますので、合格圏に手が届きやすくなっている資格と言えるでしょう。

標準学習機関の1ヶ月が過ぎたとしても教材は手元に残るほか、受験そのものに期限はありません

再試験は1500円でできますので自分のタイミングで合格を狙える資格です。

コーヒースペシャリストの取得がおすすめな人

コーヒースペシャリストの資格はどのような人に向いた資格なのでしょうか。

仕事につなげるという点では、カフェや飲食店でコーヒーを出す仕事に従事している人におすすめですし、コーヒー豆の販売をしている会社に就職を希望している人にも向いている資格です。

また、個人でもコーヒーが好きで、幅広くコーヒーの知識が欲しいという人にもおすすめです。

資格を取得後、コーヒーについてのワークショップ、コーヒー教室を開いてもいいでしょう。

また、この資格では「コーヒーにあったスイーツや食事」について学ぶペアリング理論も学ぶことができるので、将来的にカフェなどを開業したいという人もおすすめです。

コーヒースペシャリストの勉強法 

コーヒーを淹れる人

コーヒースペシャリストの学習をするにあたって、どのように勉強を進めていくとよいのでしょうか?

コーヒースペシャリストの勉強法と独学の可否

コーヒースペシャリストの資格を取るためには、まずはformie(フォーミー)の開講する通信講座を受講することが必要です。そのため、勉強も基本的にはformieの教材に沿って進めることになります。

formieの講座では教材をオンラインで利用可能なので、スマホを使って場所を選ぶことなくどこでも勉強をすすめることができます。したがって、普段忙しくてなかなか勉強時間が取れないという方でも学習を継続しやすいでしょう。

また、標準学習期間は1ヶ月なので、「長期間勉強を続ける自信がない」という方でも安心です。

過去問は存在しない

コーヒースペシャリストの資格を勉強するにあたり過去問題集がないか気になる人もいることでしょう。残念なことに、過去問は存在しません

しかし受講する通信講座では各章が終わるたびに確認テストがあります。また、練習問題があるのでそちらで問題を解くことでしっかりと知識を定着させることができるでしょう。

コーヒーに関する専門用語の多くがカタカナ語なので、勉強をしている途中で難しく感じることもあるかと思いますが、練習問題を繰り返すことでこうした用語にも慣れてきます。試験合格に向けてコツコツ知識を蓄えていきましょう。

コーヒースペシャリストの勉強をするメリット

コーヒーの粉

コーヒーを美味しく淹れられる

コーヒースペシャリストの資格を取得することで、どのような水温でコーヒーを淹れるとおいしいのかなどを学ぶことができます。おいしいコーヒーを淹れるには、豆の選び方、焙煎なども知らないといけません

「この豆で味を引き立たせるためには、どのような方法でコーヒーを淹れれば良いのか」といった実用的な知識を、資格取得の過程で学ぶことができます。

最短1ヶ月で取得できる

上記のように、フォーミー(formie)の講座を利用する場合、コーヒースペシャリストの資格は最短1ヶ月で取得することができます。

また、一度試験に落ちたとしても、1,500円を支払うことで再試験を受けることができるため、取得比較的簡単です。

他のコーヒー資格では、取得までに半年かかる場合もあるため、最初に取るコーヒー系資格として特におすすめだと言えます。

カフェのスタッフなら接客に役立つ

カフェなどで働いている人が、コーヒーの豆の違い、原産国について詳しく知っていることで、お客様が望んでいるコーヒーを提供することができます。

もちろん、そのようなコーヒーに関する知識はお客様とのコミュニケーションにも役立ちます。

また、デザインカプチーノ、ラテアートのスキルがあることでお客様を喜ばせることも可能です。

さらに、コーヒーの香りや風味にあったスイーツや食事を学んだペアリング理論を使うことで、お客様に様々なメニューを提案しておもてなしができるようになるでしょう。

コーヒーショップやカフェの開業も

通信講座で学び資格に合格したあとは、その知識を活用して自宅でコーヒーサロンを開くのもよいでしょう。

豆の違い、焙煎の違いを実際に体験してもらうためのテイスティング講座を開催したりするのもおすすめです。

また講座で学ぶカッピング技術、コーヒーの抽出方法、美味しいコーヒーの淹れ方などはカフェ開業を考えている人にも役立つ知識です。

豆の違いなどにも詳しくなるのでコーヒー豆販売経営などにも活かすことができます。

コーヒースペシャリストの試験日程・会場・申し込み方法

宙 コーヒースペシャリストの試験はどのように申し込むとよいのでしょうか。

ここでは受験の申し込み方などについて述べていきます。

コーヒースペシャリストの基本情報

試験は在宅受験=ウェブ受験を取っています。そのため、自分の都合でいつでも受験ができます。

また、合格の合否は受験後すぐにわかります。合格の場合は、すぐに認定証が発行されますが、届くまでには2~3週間待つ必要があります。

資格は履歴書などに記載できます。記入する時の注意点ですが、下記のように書きましょう。

  • 一般社団法人 日本能力教育促進協会認定 *** 資格 合格
  • 協会名+資格名 合格

こちらが主催団体の推奨する書き方です。

コーヒースペシャリストの受験資格や受験料は?

受験料は、講座を受講する料理金にすべて含まれています。

つまり、教材・認定証・検定・サポートまで込みで35,000円となっています。受講料は一括支払のほかに月々3500円の10回払いも可能です。

受験資格については、先ほども触れたようにformieの通信講座の受講が受験資格となります。他の方法でコーヒースペシャリストの資格を手に入れることはできないので注意しましょう。

formieコーヒースペシャリスト講座の評判は?

吹き出しを持った人

過去に講座を受講してコーヒースペシャリストの資格を取得した人の口コミ、評判を紹介します。

講座費用は相場以下

コーヒーコーディネーター、ドリップマイスターなど各種コーヒーに関する資格はありますが、取得に必要な出費は4万円以上であることが多く、中には6万円以上必要になる資格まであります。

そのような資格と比較すると、コーヒースペシャリストの費用は相場か良心的な価格設定と言えるでしょう

さらに言えば、受講申し込みをしたものの自分に向いてないと思った場合は、受講申し込み後7日以内なら全額返金が可能ですので、無駄な出費を被ることもありません。

動画を使ったデジタル教材でわかりやすい

formie(フォーミー)はオンライン資格講座であるため、教材の発送を待つことなく申し込み後すぐに勉強を始めることができます

従来の通信講座の多くはDVDを使ったり、参考書があったりとしますが、formie(フォーミー)の教材はスマホでいつでも自由に見ることができるデジタル教材です。

画像、図もたくさん使われていて、カラフルで見やすいのが特徴です。いつでも勉強できる環境が整っているので、自分の時間を有効に使うことができ、勉強もはかどるでしょう。

質問回答などのサポートも

オンライン講座と聞くと、「学校に通学する場合と違って先生に尋ねることができないのでは?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

しかし、formieではメールサポートで分からない点をいつでも質問可能なので、疑問点が生じた場合も安心です。回数制限もないので、分からないところをそのままにすることなく学習を進めることができるでしょう。

さらに、合格後もカフェ開業のノウハウ教材を受け取れたり、開業時のHP作成のテンプレートを送付してくれたりなど、細かいところまでサポートが充実しています。

このように、formieのサポート体制は極めて手厚いと言えるでしょう。

コーヒースペシャリスト資格取得講座の口コミ・評判

formie(フォーミー)は、人気の資格取得のスタイルで、女性に人気の雑誌である「CLASSY.」や「anan」、地上派など数多くのメディア取り上げられています

また、受講生からの評判もよく、満足度の高い講座であることが伺えます。

ここでは、そんなformieコーヒースペシャリスト講座を実際に受講された方によるリアルな口コミを一部ご紹介します。

これまで資格の必要性を感じていなかった私ですが、実際にコーヒースペシャリストの資格取得を経て、信頼感と安心感の2つを提供する為に必ず必要なものとだと今は確信しています。これまでは家族からの「美味しい!」で満足していましたが、スキルアップすることがこんなに楽しいなんて!大人の時間を贅沢にする学習として、コーヒー好きには本当にお勧めです!

サロンでのお客様サービス向上のためコーヒーを独学で勉強していましたが、どうしても個人の好みに偏りがちになるため、今回コーヒースペシャリスト資格取得に挑戦しました。非常に興味深くわかりやすい内容のテキストで、独学ではカバーしきれない豆の知識もしっかり学ぶことができました!今後は、お客様の好みに合わせて豆を選んだり、得た知識で話題を広げたりと、顧客満足度アップに活用していきます!

無料体験も可能

コーヒースペシャリストの資格に興味をお持ちになった方でも、すぐに受講とまではいかない人もいるでしょう。

そんな人のためにformie(フォーミー)は無料体験講座を提供しています

氏名、メールアドレスなど公式サイトから必須項目を記入し会員登録をするだけで詳しい情報を無料で得ることができます。

登録は30秒ほどで済む簡単なものなので、ぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょうか。

その他のコーヒー関連資格

クリップ ここまでコーヒースペシャリストについてご紹介しましたが、コーヒーの資格は実はまだまだたくさんの種類が存在します。

コーヒーソムリエ

コーヒーソムリエとは、日本安全食料料理協会(JSFCA)が認定している資格の1つです。

ソムリエとは、フランス語でワインの知識を持ち、レストランなど飲食店でお客におすすめのワインなどを提供する人のことを指します。

味や香りからワインを選定できる専門知識があるということから、他の飲食でも目利きができる人のことを呼ぶ場合に「ソムリエ」という言葉が使われています

ここでいうコーヒーソムリエとは、下記ことを知っている人を指し、その知識を持っている人に与えられる資格です。

  • コーヒーの歴史
  • 生豆の選び方
  • 豆どうしの相性
  • コーヒー豆の産地
  • コーヒーの淹れ方
  • 淹れ方と味の関係
  • コーヒー豆の種類
  • 豆の違いによる焙煎
  • ラテアート
  • コーヒーカップの種類

コーヒースペシャリストと学ぶ内容は似ていますが、フードペアリングの理論等まで学べるスペシャリストの方が、より応用範囲は広いと言えるでしょう。

コーヒーマイスター

コーヒーマイスターは、一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会が認定している資格です。団体名は英語でSCAJと呼ばれます。

コーヒーマイスターは、コーヒー全般についての知識を極めたい人向けの資格です。資格取得のためにはコーヒーマイスター養成講座を終了する必要があり、講座では下記のようなことを学ばないといけません。

  • コーヒーマイスター
  • コーヒーとカフェの歴史
  • コーヒーの生豆
  • コーヒーの産業・経済
  • コーヒーの産地
  • コーヒーの抽出技術と食器の知識
  • コーヒーの科学と健康

ちなみに合格率は80%で、合格の基準は60点以上となっています。

コーヒーコーディネーター

コーヒーコーディネーターは、公益社団法人日本通信教育振興会協会が実施している民間の資格です。

資格を取得するには自宅で講座を受講する必要がありますが、試験はなく受講するだけなので、取得の難易度は低いといえます

資格は家庭や日常生活に関する講座の1つとしてあり、受講の標準期間は6ヶ月ほどで、下記のことについて学びます。

  • 美味しいコーヒーの淹れ方がみにつく
  • 本物の豆で本物の香味を知る
  • 焙煎方法から抽出方法までを学ぶ
  • エスプレッソの作り方
  • ラテアート、カフェフードの作り方
  • カフェ開業のノウハウ

こちらの資格ではコーヒーの基礎+カフェ開業者向けのノウハウを得ることができます。

こちらもコーヒースペシャリストと似た資格ではありますが、やはりコーヒースペシャリストの方が学べる内容の範囲は広いと言えるでしょう。

カーサバリスタ

日本能力開発推進協会が認定する通信講座を受講することで、取得することができます。

コーヒーの知識はもちろん、ドリップ・サイフォン・デザインカプチーノの技術を学びます。

キャリアカレッジが開講する「コーヒー&紅茶カフェマイスターW取得講座」の受講が必要となり、受講後はティースペシャリストの資格取得も可能です。

コーヒースペシャリストについてまとめ

コーヒースペシャリストについてまとめ

  • 受講費用は一括、分割どちらもえらぶことができる
  • 受講中のサポート体制もばっちり・180日間サポート
  • 受講申し込み後に7日以内なら全額返金可能。

コーヒースペシャリストは、コーヒーが大好きという消費者の方から、すでに飲食店でコーヒーを淹れることを職業としている人まで、誰もが講座を受講することで資格取得を目指すことができます。

受講費用は教材費、受験料、認定証の発行まで一式で追加費用もありません。サポートも態勢もばっちりなので、勉強していても不安になることはないでしょう。

受講費用が高いのでは?と悩む心配もなく分割で支払いが可能となっています。ぜひこの機会にコーヒースペシャリストの資格について色々と学んでみましょう!

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