食生活アドバイザーの独学におすすめテキストは?勉強のコツまで解説!

更新日時 2020/04/24

食生活アドバイザーの試験勉強には、どのテキストを使ったら良いのだろう?

と疑問をお持ちの方もいるでしょう。

食生活アドバイザーの試験勉強は独学が基本です。そのため、良いテキストを選ぶことは重要になります。

今回は、食生活アドバイザーの独学におすすめのテキストを、勉強のコツなどと合わせて紹介します。

これを読めば、食生活アドバイザーの独学にどのテキストを選べば良いか分かるはずです。

食生活アドバイザーの独学におすすめのテキストをざっくり説明すると

  • 理解しやすい内容・充実した用語解説が良いテキストの条件
  • おすすめの3冊から、自分に合ったものを選ぶ
  • 暗記と問題・過去問演習を重要視

食生活アドバイザーを勉強する上でテキストを選ぶポイントは?

パソコンを見る二人 食生活アドバイザーの試験に独学で合格するには、どのようなテキスト・問題集を選べば良いでしょうか。

そもそも食生活アドバイザーとはどんな資格なのか?

食生活アドバイザーとは、食生活の視点から提案を行うことで、自分や周りの人たちの健康的な生活をサポートするための資格です。

資格試験は、一般社団法人FLAネットワーク協会によって実施されます。ユーキャンなどがこれに協力する団体です。

その他にも産業能率大学なども、食生活アドバイザーの試験を後援しており、注目度の高い試験だと言えます。

食生活アドバイザーは2級と3級のみ!

食生活アドバイザーには、2級と3級が存在します。試験形式ですが、3級は5肢択一のマークシート方式です。

一方、2級は6肢択一のマークシート方式の他に、記述式問題の出題もあります。

3級は日常生活に関係した消費者目線の内容が中心ですが、2級では消費者目線に加え、食を提供する側の視点がプラスされた内容です。

試験時間はどちらも90分で行われます。

食生活アドバイザーテキストを選ぶポイント

複数の出版社が、食生活アドバイザーのテキストを出しています。そのため、テキスト選びに迷うかもしれません。

時間があれば、実際に書店へ行き、直接手に取って見比べるのも良いでしょう。

テキストを見定めるポイントは主に2つです。1つは「自分の理解力と好みに合っているか?」、もう1つは「用語の解説がしっかりされているか」ということが挙げられます。

あまりに簡単すぎる、もしくは難しすぎるテキストを使っても、勉強の能率は上がりません。また、好みのレイアウトのテキストを使う方が、勉強の継続には良いでしょう。

さらに内容にもこだわるべきです。用語を詳しく解説しているものは、良いテキストだと言えます。

”自分の理解力と好みに合った”テキストとは?

テキストには色々なタイプがあります。例えば内容に着目しても、以下のような分類分けができるでしょう。

  • イラスト・図が多く、視覚的説明が中心のテキスト

  • イラスト・図が少なく、項目ごとのまとめや要点が書いてあるテキスト

  • 一冊に内容説明・過去問・過去問の解説まで網羅されているテキスト+問題集一体型のテキスト

また、内容だけではなく、テキストの大きさや厚さなども重要です。勉強する場所や時間によって、自分に合ったテキストは人によって違います。

こうした観点から、幾つかのテキストを比較して、自分に合ったものを選びましょう。

用語解説があるテキストを選ぼう!

食生活アドバイザーの試験範囲は広いため、知識量がものをいう試験です。具体的には、栄養素や食事マナー、食中毒、食の歴史、食に関する法律など範囲の知識を覚える必要があります。

そのため、試験範囲に含まれる専門的な用語を、丁寧かつ網羅的に解説しているテキストが望ましいでしょう。

テキストを見比べる際は、欄外の用語解説や巻末や別冊に付属する用語集などの充実度や有無に注目するべきです。

食生活アドバイザー試験のおすすめテキスト3選

ジャンプする女性 上で解説したテキストの選び方を踏まえて、食生活アドバイザーにおすすめのテキストを紹介します。

おすすめ①:王道‼「公式テキスト+問題集」

日本能率協会マネジメントセンターが出版する「食生活アドバイザー 公式テキスト+問題集」は、唯一の主催団体による公式テキストです。2級と3級それぞれのテキストが存在します。

試験の全出題範囲を網羅しており、3級では「食生活を見直す」知識と実践力の習得がコンセプトです。

一方、2級のテキストは「食と生活を提案する」実践知識が身につきます。

出題範囲に合わせた構成になっているため、勉強が進めやすいレイアウトです。

巻末には模擬問題が収録されており、索引は用語集のようになっています。

理解しやすさは人によって違うでしょうが、公式テキストのため、内容の網羅性という点では優れたテキストです。

公式から重要用語辞典も出版されている

同出版社から「食生活アドバイザー公式重要用語辞典」も出版されています。実に1,318語もの重要単語が収録されたテキストです。

この重要用語辞典は、上の公式テキスト+問題集に準拠した内容なので、合わせて用いることで、より充実した勉強が可能でしょう。

おすすめ②:イラストが豊富で初心者でも分かりやすいテキスト!

「一発合格!ここが出る!食生活アドバイザー検定 テキスト&問題集」もおすすめできるテキストです。ナツメ社から、こちらも2級・3級それぞれのテキストが出版されています。

カラーリングやイラストが充実していることが特徴です。初心者にも親切なテキストと言えるでしょう。図が多いため、内容が理解しやすくなっています。

重要単語は赤文字で強調されており、赤シートで隠すことで、暗記の練習が可能です。

巻末に模擬試験、別冊付録として、頻出項目のまとめも収録されており、情報が豊富だと言えます。

文字だけでなく、視覚的にも理解できるため、初心者におすすめしたいテキストです。

おすすめ③:復習問題が豊富+別冊用語付きのテキスト!

最後におすすめなのが、「3ステップで最短合格!食生活アドバイザー テキスト&模擬問題集」です。出版社は秀和システムで、こちらも2級・3級に対応したテキストがそれぞれあります。

題名の3ステップとは、以下のような手順です。

  1. イラストを多用したわかりやすい基本解説

  2. 穴埋めチェックで重要語句をおさらい

  3. 最終チェックで演習問題を解く

単元ごとに豊富な復習問題が収録されており、読んでいるうちにしっかりと知識が定着するレイアウトになっています。また、問題演習の量も十分です。

別冊に用語解説も付属しているため、通勤時間や仕事の合間など、スキマ時間を利用した勉強に良いでしょう。

食生活アドバイザーは独学合格のポイント3選

スマホを見る女性 食生活アドバイザーは、独学でも十分合格が可能な試験です。では独学する場合のポイントは、どのような点にあるでしょうか。

ポイント①:暗記事項をおろそかにしない!

食生活アドバイザーの試験は、出題範囲の広い試験です。そのため、直前で用語や重要事項を短期記憶するという、詰め込み式の勉強は向いていません。

覚えるべき用語は、書き出すなどしてあらかじめまとめておき、計画的に何度も見返しましょう。

おすすめのまとめ方としては、小さいノートや暗記カードの活用があります。持ち運びやすく、スキマ時間の勉強が可能です。

特に3級の試験は、ひねりのない純粋な出題が多いため、暗記量がそのまま得点に直結します。そのため暗記は、食生活アドバイザー試験における、最重要課題です。

ポイント②:問題・過去問演習を重要視する

暗記した知識を、実際の問題において活用できるようにしておくことも重要です。そのため、問題演習を十分に行いましょう。

問題演習には、先ほど紹介したテキストに付属する問題集を使います。それらの問題集は、最低でも3周は解くようにしましょう。

過去問題集の書店でも販売はありません。しかし、受験案内に過去問題集の申し込み用紙が同封されています。

過去問を使うことで、頻出問題や出題傾向が把握でき、その後は要点を押さえた勉強が可能です。

試験勉強の手順としては、まずテキストで基本知識をインプットし、問題演習に進むのが基本となります。試験前には過去問演習で、試験の傾向に慣れることもおすすめです。

通信講座で効率よく勉強できる

上述のポイントを意識して勉強すれば、食生活アドバイザーは独学でも合格可能です。しかし、ユーキャンの食生活アドバイザー講座を受講すれば、効率よく学習を進めることができます。

ユーキャンの食生活アドバイザー講座は、食生活アドバイザー試験実施団体であるFLAネットワーク協会認定のため、出題内容に即した講座です。

テキストはたったの2冊で1レッスン数ページにまとめてあり、勉強が苦手な方や初学者でも無理なく継続的に勉強を進められます。1回の学習は30分~1時間でOKです。

受講者の9割が初学者のため、わかりやすく丁寧にテキストが作られています。また、スマートフォンでクイズ感覚で問題演習を行うこともでき、いつでもどこでもスキマ時間にコツコツ勉強ができます。

ぜひユーキャンを活用して、食生活アドバイザーの学習をはじめてみてはいかがでしょうか。

食生活アドバイザーの実用性

こちらを見る女性 食生活アドバイザーを取得すると、どのような場面で活用できるのでしょうか。

食生活アドバイザーはあらゆる現場で求められている

食生活アドバイザーは、「食」に関わる仕事であれば、あらゆる現場で活用できます。現在は、飲食業界や食品メーカーで活用されるケースが多いようです。

レストランなどはもちろんのこと、病院などでも活かすことができるでしょう。

また、高齢者福祉施設の相談員や学校給食の調理師などにも、食生活アドバイザーの知識を使って活躍する人がいます。

大手企業では資格手当が出る場合もあり、昇格の一助となることもあるかもしれません。

2級の取得は必須

食生活アドバイザーを仕事で活かそうと思うなら、必ず2級を取得しましょう。

3級は主に消費者視点の目線ですが、2級はそれに加え、食を提供する側の視点や経営的な観点も追加されます。

2級を取得することで、食に関する仕事を含めた全体像が把握できるため、昇進や収入アップにも影響するでしょう。

食生活アドバイザーを活かして就職するには?

食生活アドバイザーはあくまで民間資格です。また、食育や食と健康などをテーマにした民間資格や検定は、他にも15個以上存在します。

そのため、食生活アドバイザーの取得が、就職や転職に、即効性のある大きな影響を与えることはないでしょう。

例えば、国家資格とのダブルライセンスとして取得するなら、仕事の幅が広がり、評価が上がることもあるかもしれません。以下のような資格をすでに持っているのであれば、食生活アドバイザーの知識を有効活用できるでしょう。

  • ホームヘルパー

  • 調理師

  • 栄養士

  • 販売士

  • アスレチックトレーナー

  • 保育士・教師

ここからは、各職場での食生活アドバイザーの活かし方を紹介します。

飲食業界・食品メーカーで活躍できる

飲食業界では、メニューの考案で食生活アドバイザーの知識を活用できます。栄養学の知識を持つ食生活アドバイザーなら、食育を意識した健康メニューや、美容・ダイエットに適した低カロリーメニューなどを考えられるでしょう。

食品メーカーで新商品の開発を行う際にも、同様の活躍が期待されます。

また、カフェやレストランなど飲食店の従業員にも、この資格の知識は有用です。

さらに、スーパーの店員であれば、食生活アドバイザーで得た知識を、商品を販売する際の説明に活かすことができます。

福祉・介護施設で活躍!

食生活アドバイザーは、福祉施設で高齢者の食に関する相談を受けたり、食事メニューの栄養バランスを考案することができます。

ホームヘルパーの資格を持っていれば、ヘルパー業務に、食という観点をプラスでき、資格の良い活用法だと言えます。

家庭でも十分生かせる!

食生活アドバイザーが給料アップや昇進に直接結びつくことはありませんが、日々の食生活が豊かになることは、とても有意義なことでしょう。

家庭での生活において、毎日旬の食材を使った料理を作れば、家庭の雰囲気が明るくなります。

また、家族や自分の健康・美容を、食生活を通して実現することも可能です。

発育に良い食事メニューの考案や生活習慣病の予防、老年期の病気予防など、子供からお年寄りにまで、食生活のサポートができます。

仕事に活用するのではなく、家族の健康や幸せのために役立てるのも良いでしょう。

食生活アドバイザーの難易度

勉強する青年 食生活アドバイザーを取得するには、資格試験に合格する必要があります。資格試験の難易度はどのくらいなのでしょうか。

食生活アドバイザー試験の基本情報

食生活アドバイザーの試験は、年に2回実施されます。毎年、7月の第2月曜日と11月の第4日曜日に行われるようです。

3級が午前10時30分から、2級が午後1時30分から、それぞれ行われます。受験資格はないため、いきなり2級を受けることも、併願することも可能です。試験に免除制度は一切ありません。

ちなみに、食生活アドバイザーの試験は、1999年から行われています。20年以上の歴史を持つ検定です。

受験会場と受験料

2020年第43回試験の受験会場は以下の通りです。

都市 会場名
札幌 北海道建設会館
仙台 フォレスト仙台
さいたま JA共済埼玉ビル
千葉 TKPガーデンシティ千葉
東京 東京外語専門学校本館
横浜 TKPガーデンシティ横浜
新潟 新潟ユニゾンプラザ
金沢 金沢勤労者プラザ
静岡 CSA貸会議室
名古屋 愛知みずほ大学
大阪 CIVI研修センター新大阪
神戸 神戸ファッションマート
広島 広島YMCA国際文化センター
福岡 リファレンス駅東ビル貸会議室

試験会場には、追加や変更の可能性があります。また、会場へ直接問い合わせることはやめましょう。

食生活アドバイザーの受験料は以下の通りです。

受験料(税込)
3級 5,000円
2級 7,500円
3級・2級併願 12,500円

食生活アドバイザーの受験科目

以下の受験科目は2・3級とも共通です。

受験科目 内容
栄養と健康 栄養・病気予防・ダイエット・運動・休養など
食文化と食習慣 行事食・旬・マナー・配膳・調理・献立など
食品学 生鮮食品・加工食品・食品表示・食品添加物など
衛生管理 食中毒・食品衛生・予防・食品化学・安全性など
食マーケット 流通・外食・中食・メニューメイキング・食品販売など
社会生活 消費経済・生活環境・消費者問題・IT社会・関連法規など

食生活アドバイザーの合格率・合格基準

公式の発表によると、合格率の平均は、3級が65%、2級が40%です。どちらもそれほど難易度が高い試験ではありません。

試験には以下のような合格基準が設けられています。

配点 合格基準
3級(100点満点) 1問2点 合格点60点以上
2級(123点満点) 選択問題1問2点・記述問題1問3点 合格点74点以上

合格に必要な勉強時間

食生活アドバイザーは、高い合格率や受験資格がないことから判断して、そのまで難易度の高い試験ではありません。

勉強方法は独学が一般的で、テキストと問題集を使って対策します。

合格に必要な勉強時間は、1日1時間勉強したとして、2ヶ月もあれば十分でしょう。

食生活アドバイザーの独学におすすめのテキストまとめ

食生活アドバイザーの独学におすすめのテキストまとめ

  • 自分の理解力や好みに合うか・用語解説が充実しているかを確認
  • イラストの多い、初心者向きのテキストも
  • 暗記と問題集による、インプットとアウトプットが必勝法

食生活アドバイザーの独学におすすめのテキストを、勉強のコツと共に紹介しました。

食生活アドバイザーは、昇進や給料アップに直結するわけではありませんが、自分や家族の健康にとっては有意義な資格です。

自分に合った良い教材を見つけ、ぜひ取得してみてください。

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