【2024最新】登録販売者のおすすめテキスト・問題集10選をランキングで紹介
耳慣れない登録販売者という資格ですが、これはどのような資格なのでしょうか。
「登録販売者」というのは簡単にいうと一般用医薬品(第2類・第3類のみ)を販売できることを証明している資格です。
この記事では、登録販売者がどのような資格かを簡潔に見ていったのちに、登録販売者試験に受かるための、おすすめ参考書やテキストについて特集します。
登録販売者の参考書についてざっくり説明すると
- 登録販売者は「第二類医薬品」「第三類医薬品」が販売できる
- 試験に受かるためには、勉強しやすいテキストを選ぶべし
- 過去問系参考書のおすすめはユーキャンの速習テキスト
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登録販売者ってどんな仕事?
薬といえば、「薬剤師さんがいるのでは?」と思われた方もいるでしょう。登録販売者は、薬剤師に似た資格ですが違う部分があります。
登録販売者と薬剤師の最も大きな違いは、調剤用薬、第一類薬品は薬剤師しか販売をすることができないということです。
しかしながら、ドラッグストアや薬局、コンビニなどで販売されている薬の90%が第二類・第三類薬品であることから、登録販売者でも充分に薬品販売に対応ができます。
そのようなこともあり、登録販売者は「薬のスペシャリスト」と呼ばれることがあります。
薬剤師同様の薬の知識をもった登録販売者が、薬局、及びドラッグストアにいることで、お客に対して、薬品のアドバイス、解説をすることができます。
また、服用するときの注意点などをつたえることにより、誤用にもつながらなくなります。
薬局、ドラッグストアで働きたいと考えている人にとって、この登録販売者の資格をとることで面接のときに自己PRすることができます。
薬品の知識をもっているということで、即戦力として働くことができるのは、就職時の武器となります。
では、登録販売者になるにはどのように勉強をするとよいのでしょうか。次からは独学で登録販売者の資格を取得する人に向けたおすすめのテキストの選び方を説明します。
登録販売者のテキストの選び方
薬剤師に次いで一般用薬品の第二類・第三類を販売できる登録販売者になるには、どのようなテキストを使って勉強をすると効率が良いのでしょうか。
テキストを選ぶ時のヒントをご紹介します。
出題範囲は合っているか
登録販売者の試験問題を選ぶ時の注意点のひとつが、出題範囲です。
試験問題は、厚生労働省が作成している「試験問題作成に関する手引き」をもとにして例年作成され、出題されています。
そのため、参考書をチェックする際は出版年度を確認して、最新のものを購入しましょう。
出版年月日を見つけることができない場合は、自分が受験する年に対応した参考書かどうかを確認しましょう。
もしも参考書が古かったり、中古で参考書を購入した場合は、試験問題作成に関する手引きで異なった部分をチェックしましょう。
問題付きのテキストを買うべし
登録販売者の参考書を購入する時におすすめなのが、過去問題がついているものです。
テキストを読んでいる時は理解しているつもりでも、いざ試験となって問題を解く段階になって、全く答えが思い出せない、あるいは思いつかないという経験がある人はいませんか?
参考書を読んでいる時は、理解したように感じていても、実は、十分に知識が定着してなかったということは良くあることです。
しっかりと知識を定着させるには、問題を解くことが必要です。
テキストによっては過去問題が別冊子になっている参考書もありますし、別途問題集を購入しないといけない場合もあるでしょう。
参考書の中には、単元ごとに学んだ分のおさらいができるようにと、○×形式のチェックテストがついていたりします。
問題集を別途購入しなくても困らないように、本格的な過去問題がついてるテキストを選んで購入するのもよいでしょう。
テキストを選ぶ時は、一冊だけを見て決めるのではなく、数冊テキストを比較して、自分にとって使いやすい形で問題集がついているかどうかを判断してからテキストを購入するようにしましょう。
カラーのテキストを選ぼう
登録販売者のテキストを選ぶ時は、中を開いてテキストをチェックをしましょう。
テキストは、白黒の単色刷りなものよりも、カラフルでデザイン的に優れたものを選ぶようにしましょう。
なぜ単色刷りのテキストよりもカラーがいいかというと、人間の情報というのは視覚優位であると言われているからです。
人間は80%、あるいは90%近くを視覚に頼って物事を暗記していると言われています。
このことは、筑波技術大学学術・社会貢献推進委員会から出版されている加藤 宏 氏が書いた論文『「視覚は人間の情報入力の80%」説の来し方と行方』にも明記されています。
加藤氏はこの論文のなかで、人間が視覚から得る情報入力の8割が視覚優先であると頻繁にいわれているが、誰がそれを言及しているのか多くの場合は不明であると指摘し、論文のなかで、誰が情報入力の80%が視覚からであることを書籍にかいたのかなどを説いています。
いずれにしろ、視覚から人間は8割近い情報を得ているために、カラーであったり、デザイン的に優れたテキストのほうがおすすめだということになります。
図や表の豊富なテキストを選ぼう
先ほども述べたように、視覚から得る情報量は8割近くです。そのため、テキストは文字だけで構成されているのではなく、グラフや図などが適度に挿入されている参考書を選ぶようにしましょう。
文字だけでは伝わりにくい内容も、グラフや図をみることで理解できることもあります。
また、文字だけだと単調で飽きてしまうということもあるでしょう。
医療系の大学などを修了していない人が、登録販売者の資格を取得する際に、臓器、漢方名なじみがない言葉が多く出てくるでしょう。
とくに臓器に関しては、図解説があったほうが文字だけより理解しやすいでしょう。
テキストを比較して、自分にとって見やすいグラフや図がついて、用語を解説しているテキストを選んで購入するようにしましょう。
用語集があると良い
試験勉強をする時に、新しい用語というのが出てきます。そのような時に、用語だけがまとまった参考書があると大変便利です。ぜひ用語集を探しましょう。
参考書によっては、取り外しができる冊子として用語集が付属となっている場合があります。
また別の参考書では、インデックス形式で用語が一覧表になって掲載されているものもあります。
用語集だけ出版されている場合は、それを購入して、新しい用語を覚えるのもよいでしょう。
参考書を丸ごと持って歩くよりも、鞄にいれてもちあるけるようなハンディーな用語集を1冊購入するのがおすすめです。
理由は場所を選ぶことがなく通勤電車やお昼休み、あるいは就寝前など隙間時間を利用して新出用語を効率よく覚えることができるためです。
様々なテキストを比較し、自分に合った用語集を見つけましょう。
問題集を買おう
参考書だけでなく、問題集を購入しましょう。前述したように、読んで覚えたつもり、だと試験合格の道のりは遠いです。
購入した参考書に十分な過去問題がついている場合は、それを利用することで問題ないでしょう。
もしも参考書に呼応した形で、問題集が販売されている場合はセットで購入することをおすすめします。
一通り参考書を読んだ後に、問題集を繰り返しとくことで知識が定着します。
問題集を買う時は、正誤だけが載っているだけの問題集ではなく、解説が詳しくついているものを選ぶようにしましょう。
テキストを開いて、該当する問題を探す時間を省くことができるので、効率よく学習をすることができるでしょう。
登録販売者おすすめテキストランキング
ここからは、おすすめの参考書をランキング別にてご紹介していきます。
【第10位】ユーキャンの登録販売者 これだけ! 一問一答&要点まとめ【赤シートつき】
通信教育会社として、様々な資格の参考書、問題集を販売しているユーキャンから販売されているのが、「ユーキャンの登録販売者 これだけ! 一問一答&要点まとめ【赤シートつき】」です。
これはオールカラーの問題集です。見開きで、過去の頻出問題を中心に、200問が収録されています。問題は○×形式で出題されています。
そのため、短時間で知識を確認する時におすすめです。問題集なため、別途詳しい参考書が必要となります。
【第9位】らくらく完全攻略! 登録販売者試験一問一答&要点整理
こちらの問題集は、一問一答形式の問題集です。過去問題が1,156問とたっぷり収録されています。
352ページとコンパクトでハンディなサイズです。持ち運びもしやすく通勤時間などを利用して勉強することができます。
時間のない中で勉強をしたい方は、買っておいて損のない一冊です。
【第8位】イメージで攻略 わかる!受かる!!登録販売者 テキスト&問題集
第8位のテキストは、テキストと問題演習がセットとなった参考書です。
テキストは、イラストや図解を豊富に用いており、初学者の方にも学習内容をわかりやすく説明してくれます。
また、過去問題集は厳選されており、優先的に解くべき問題から順番に解くことで効率よく実力を身につけることができるでしょう。
【第7位】登録販売者 合格教本
登録販売者合格教本は、キンドルと紙媒体との両方から出版されています。
ウィンドウズに対応したCD-ROMがついており、過去問題が収録されています。
そのほか、テキストには1142題分の問題が○×形式で掲載してあります。
見開きでテキストを読んだあとに、すぐにチェックテストをしたい人向けです。
【第6位】登録販売者になる! いちばんわかるテキスト! 本番向け模擬試験120問付き!
こちらのテキストは、模擬試験を収録した形となっています。各都道府県の過去問題から、選りすぐりの問題120問を掲載しています。
過去に出題された試験問題を徹底分析して、要点をまとめてあります。
テキストそのものは、544ページと少しボリュームがありますが、参考書としては大変人気がありこれ一冊で大丈夫という人もいるほどです。
チェック用の赤シートがついていて、暗記帳としても活用できます。
【第5位】登録販売者試験対策テキスト「ココデル虎の巻」楽天パック
登録販売者試験対策テキスト「ココデル虎の巻」楽天パックから販売されているこちらの学習教材は、試験対策テキスト上下、解説用講義DVD、直前対策教材(対策テキスト 1冊、解説講義DVD 4枚組、予想問題 1冊)がセットになっています。
文字だけで勉強するよりも、動画で目や耳からの情報を得るスタイルの勉強方法が向いている人におすすめの教材です。
年度別に教材が作成され、販売されていますので、年度を間違えないようにして購入しましょう。
【第4位】らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版
「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版」は、別冊で、頻出・重要項目総まとめハンドブックがついています。
持ち運びに便利なハンドブックがあることで場所を選ばずにどこでも、効率よく学習をすることができます。
過去問題も収録したテキストなので、一冊で要点から問題までを網羅しています。初めて販売登録者の勉強を始める方におすすめなテキストです。
【第3位】うかる! 登録販売者 テキスト&問題集
短期集中型におすすめなのがこちらの、7日間でうかる! 登録販売者 テキスト&問題集です。
要点、過去問題、模擬試験が一冊にまとめてあります。
ある程度、他のテキストを使い勉強し終えたあとに、試験直前の追い込みとして、知識漏れがないかの確認チェックをするうえで、活用するといいでしょう。
7日で終了できるように編集されていますので、受験日近くに計画的に活用しましょう。
【第2位】いちばんわかりやすい!登録販売者 合格テキスト
「いちばんわかりやすい!登録販売者 合格テキスト」は、文系の方でもわかりやすいように、イラストを使った解説がついていて、暗記もしやすくなっています。
付属の赤シートで穴埋め問題を解くことで、確実に問題が説けるようになります。テキストは377ページと程よい厚さでなのがいいですね。
繰り返し、一問一答式の問題をとくことで、知識が定着していきます。
【第1位】ユーキャンの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集
ユーキャンの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集 は、オールカラーで、わかりやすい参考書と過去問題が一つとなった書籍です。
キンドル、紙媒体の両方から出版されていますので、好きな方を選択しましょう。
こちらのテキストには、○×式の問題が収録されていますので、空き時間にいつでも簡単に学習した部分がどれだけ定着したかを確認することができます。
説明もイラスト付きで分かりやすく工夫されていますので、医療系の修了していない文系の人にもおすすめのテキストになっています。
医療系でない人にとっては、なじみがないような用語も丁寧に解説をしています。また、受験生から寄せられた質問をもとに、わかりやすく解説をしているのも特徴です。
漢方、生薬などに関しては一覧で掲載していますし、頻繁に試験にできる漢方名には頻出度マークがついているので、要点を抑えて短時間で学習をすることができます。
登録販売者の参考書まとめ
登録販売者の参考書についてまとめ
- 試験範囲に合った問題付きのテキストを選ぶと良い
- 用語集などが付属しているテキストは活用しやすい
- 登録販売者テキストで一番のおすすめは「一番わかりやすい」シリーズ
登録販売者の資格は、国家資格ですが認定をするのは受験地の各都道府県になります。試験は各都道府県ごとに、年に1回以上実施されています。
この資格は筆記試験のみで、受験には実務経験もとわれませんし、年齢や学歴などの制限もありません。つまり、ドラッグストアや薬局などで勤務を考えた時にこの資格を取得することで、就活の道が一歩近づくということになります。
薬品の販売販路は薬局やドラッグストアだけでなく、コンビニなどにも広がっています。しかし、薬剤師の数は不足の傾向です。
そのため、薬剤師に次ぐ知識を持つ登録販売者が活躍する場が増えています。
医療関係者でなくても、十分に独学で合格できる資格ですので、興味がある方はぜひ前向きに資格取得を考えてみましょう。