アガルートの行政書士講座の実態とは?大人気の豊村講師に直接取材しました!
「アガルートで行政書士試験対策を進めたい!」
「アガルートの講座内容って実際どうなの?」
令和4年度の行政書士試験で受験者の合格率が12.13%だったのに対して、アガルートの行政書士講座の受講者全体の56.17%の人が合格を勝ち取るなど、近年非常に高い注目を浴びています
アガルートの講座を受講するにあたり、その講座の内容や、魅力について気になる人もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、アガルートの大人気講師でもある豊村先生にアガルートの講座の内容やこだわりポイントについてお話をお聞きしました。
アガルートの講座の受講を検討される方や、行政書士試験の受験生の方はぜひ、最後までご覧になってください。
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教材・講義のこだわり
本日はお忙しい中、インタビューに応じていただき誠にありがとうございます。資格Timesを運営しております。株式会社ベンドの加藤と申します。
本日はどうぞよろしくお願いします。
アガルートで行政書士試験講座の講師をしております。豊村です。よろしくお願いいたします。
では、早速質問に移らせていただきます。
アガルート様の講座で使用されている教材のこだわり・注目ポイントについて教えていただきたいです。
メインテキストはフルカラーで、法律初学者でも抵抗感なく学習に取り組めるビジュアルを採用しています。
また、テキストは各科目分冊ではなく1冊にまとまっていますので持ち運びがしやすいのも特徴的です。
さらに、豊村クラスの場合は、テキストに掲載されていない判例や周辺知識を「豊村慶太のAWESOMEレジュメ」という講師オリジナルレジュメで補足しますので、
そのため、試験合格に必要な知識はテキスト+レジュメで完全に習得できるようになっています。
初学者にとって一般の法律の参考書・専門書はとっつきにくい印象がありましたが、フルカラーであれば気負わずに隙間時間でもテキストを開きたくなりますね。
わかりやすい講義
アガルート様の講座で使用されているオンデマンドの講義映像のこだわり・注目ポイントや指導の際に意識している点などについて教えて下さい。
私自身が法学部出身ではないですから、法律は完全に初学者の状態で学習をスタートしました。だからこそ法律の取っつきにくさは誰よりも分かります。
そこで、豊村クラスの講義ではとにかく分かりやすい具体例を豊富に提示するようにしています。
例えば、
- 「ドラ息子(無権代理と相続)」
- 「チキン南蛮唐揚げデラックス弁当(不完全履行)」
- 「銀座のホステスのアケミちゃん(遺留分侵害額請求)」
などのような具体例がどんどん登場し、各法律内容の要点を受講生が掴みやすいよう工夫しています。
あとは、法律の学習の基本は「条文」ですから、講義中は必ずこまめに一緒に六法を開いてもらいますね。
なるほど、法律の条文を文字だけで捉えるのではなく、法律の内容がイメージしやすいキャラクターを用いて説明されているのですね。
豊村クラスが人気である理由
豊村先生のクラスは特に高い人気を誇ります。
その人気の理由やクラスの特徴を教えて下さい
ありがとうございます。
私はアガルートに移籍する前は大手予備校のLECで100人以上の大人数を相手に12年にわたり教室講義を行ってきました。
その時の経験から、受験生の人が躓きがちな箇所や理解が難しい箇所を徹底的に把握しています。
ですから、アガルートのようなオンライン講義でも、目の前に生の受講生がいると思って講義をします。
豊村クラスの合格者インタビューでは、「まるで生講義のようで臨場感が凄かった!」という感想を度々いただきます。
おかげさまで、各種サイトの「行政書士講師ランキング」でも他スクールのビッグネームの先生方をおさえて1位という評価をいただいていると聞きました。
まさに行政書士試験対策といえば、豊村講師というわけですね!
アガルートと他社の講座の違い
アガルート様の講座は他の講座と比べて多くの時間を講義に充てていると思います。
講義内容を他の講座と比較して手厚くしている背景について教えてください。
大手予備校の講義は、どうしても講義時間の制約があります。
例えば、憲法なら3時間×10コマといった具合です。
先述したように私も大手のLECで長く講義をしていましたから分かるのですが、どうしても「ここの部分は本当はもう少し詳しく時間を取って話したいけど、時間の都合上仕方なく短縮せざるを得ないな」という部分があるのです。
そのようなことがアガルートの場合はないですから、内容的に過不足なく完全に講義ができます。
このような背景から、他の大手スクールよりも講義時間が多少長くなっております。
アガルート様の講座であれば、講師の知識やノウハウを余すことなく教えていただけるのですね。
アガルート独自のゼミ・マンツーマンコーチングについて
豊村ゼミで行われているオンラインクラスの内容や雰囲気について教えてください。
豊村ゼミは2018年にスタートしたオリジナルゼミです。現在は、全10回・各回4時間半で行います。
豊村ゼミはスタートが2月で6月には終了しますから、7月以降の大切な夏秋の時期の学習に支障を来すことはありません。
豊村ゼミは大きく分けて以下の4パートから成ります。
- ①メインテキストを使いゼミ生との質疑応答を通じて民法・行政法の総復習を行う
- ②多肢選択式の過去問をあらかじめ2問指定して解いてもらった上で解法をレクチャーを行う
- ③公務員試験の文章理解の過去問をあらかじめ2問指定して解いてもらった上で解法をレクチャーを行う
- ④最新時事対策として『ニュース検定』の講義を行う
です。
①のパートがメインで4時間行います。ゼミ生の方は早い段階での民法・行政法の総復習を行えることでその後の模試にスムーズに繋げられます。
②・③は、ともすれば後手後手に回りがちな部分ですから、豊村ゼミを通じて強制的に完成させることができます。
④のみスタジオ収録したものを配信するという形式を採用しています。
実は、表立っては公表していませんが、①については毎年補講を2回行うことで憲法の総復習も行います。
だから、豊村ゼミを受講すれば「民法・行政法・憲法の総復習」が完成するということです。この話はアガルートのホームページにも掲載していないのですが(笑)
おかげさまで、豊村ゼミの開講以来とても多くの合格者を輩出しています。豊村ゼミ出身合格者の詳細は、アガルートの『合格体験記』を読んでみてください
民法・行政法・憲法の総復習ができるなんて、盛りだくさんの授業内容ですね!
アガルートの通信講座の合格実績について
アガルート様の行政書士試験における受講生合格実績を教えてください
豊村クラスの合格者に対しては、私が毎年3月に合格者インタビューを行っています。
例えば、令和3年度の豊村クラス合格者インタビューは総勢87名、令和4年度の豊村クラス合格者インタビューは総勢126名の方にインタビューしました。
豊村クラス出身の実際の合格者数は、合格者インタビューには出演せずに合格体験記の執筆のみという方もいらっしゃいますから、実際のところの合格者はさらに多いです。
今後もより多くの合格者を輩出できるように頑張りたいですね。
<実際の合格者の方々>
画像出典:豊村講師ブログ
多数の方がアガルートの講座を活用して試験に合格されているのですね!
近年多数の合格者を輩出できるようになった秘訣について教えて下さい。
近年ここまで多くの合格者を輩出できるようになった秘訣ですが、それは私の講義が良かったから……では決してありません(笑)
私は大して役に立っていないです。
(合格者インタビューでお話をお聞きすると分かるのですが、もうとにかく皆さん圧倒的な努力が凄い!
合格者の皆さんの努力こそが多数の合格者を輩出している秘訣です。本当に皆さんハンパないんですよ
働きながらの方が大半であるにも関わらず、もの凄い努力量で毎年毎年私の方が尊敬させていただいています。
勉強開始1年以内で合格を掴み取る「短期合格者」の方も多数輩出しています。
そちらの秘訣についても併せて教えてください。
「短期合格者」は、先述の3点がより先鋭化されているイメージですね。
あとはやはり短期とはいえ学習時間をきちんと確保されていますし、試験を突破する上で覚えるべきことを確実に覚えています。
決して「あー、この内容なんか見たことあるな」という程度の知識定着レベルで終わらせていません。
限られた時間で司法書士試験に合格する秘訣は
行政書士の資格取得を目指されている人の中には、フルタイムで働かれている方や、仕事と子育てに追われて勉強時間の確保が難しい方も多いと思います。
そのような方に向けて行政書士合格の秘訣を教えて下さい
行政書士試験の受験生は、大半が社会人や子育てをされている主婦の方です。つまり、ほとんどの方が専業受験生ではなく時間の制約がある中で合格を目指されます。
そのような中で合格された方を見ると、3点のポイントがあります。
1つ目は、本試験から逆算して何をやるべきか(やらないべきか)がしっかりとしていて、それを具体的な学習スケジュールに落とし込んでいるということです。
豊村クラスの合格者インタビューでもスケジュール管理帳を見せていただきますが、圧巻の緻密さです。
2つ目は、手を広げないことです
学習をしていると不安から新しいテキストや講座に目が行きがちです。
しかし、合格者の人は、カリキュラムの「テキスト・過去問・六法・問題集(模試も含む)」の通称『学習四天王』をこれでもかと繰り返してボロボロにします。
やるべきことの選択と集中ですね。余計なものに手を広げて不正確な知識だけが増えても試験では通用しないんですよね。
合格者が手を広げているとすれば、他スクール(LEC・伊藤塾・TAC等)の模試を受験されるくらいでしょう。
3つ目は、継続した学習習慣です。
長いと1年にも及ぶ学習期間では勉強の気乗りがしないときもあるでしょう。
しかし、合格者はモチベーションに左右されずに淡々と学習をこなします。いわば「習慣化」しているのです。
また、スキマ時間の使い方も上手なのが特徴です。例えば朝4時に起床して必ず朝2時間の学習時間を確保する、ランチは10分で済ませて残り50分は必ず過去問を解くようにしていた等です。
綿密で目的に沿ったスケジューリング、選択と集中、そして勉強の習慣化が重要であるということですね。
独学の初学者にとってはスケジューリングと選択と集中は難しい部分だと思います。
通信講座などを利用することで正しい努力を積み重ねたいですね。
アガルートの今後の展望
最後に豊村様が描くアガルート行政書士講座の今後について教えてください。
今後はYouTubeにより力を入れていきたいと考えております。
試験対策において役立つコンテンツをどんどんYouTube上で発信していきたいと考えております。
本日は貴重なお話誠にありがとうございました!