大学生のTOEIC平均点数は何点?就活で評価されるスコアや大学別平均点も紹介
「大学生のTOEICの平均点数ってどのくらい?」
「大学生のうちに取っておいた方がいい点数ってあるのかな?」
大学生でTOEICに興味がある方、実際に勉強をしている方はこのような疑問を抱くのではないでしょうか。
この記事では、大学生のTOEICの平均点数、就活で評価される点数、大学別の平均点など、大学生のTOEICに関する情報を徹底解説しています。
希望の点数に到達できるよう、ぜひこの記事を参考にしてください!
大学生のTOEIC点数についてざっくり説明すると
- 試験対策を行っている大学生のTOEIC平均点数は560~570点
- 大学別にみると、一番平均スコアが高いのは国際系学部がある大学や外国語大学
- 就活で評価されるスコアは600点以上
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大学生のTOEIC平均取得点数
2017年度から2019年度までの3年間の大学生のTOEIC公開テスト、IPテストの平均点は以下のようになっています。
- TOEIC公開テスト 大学生平均点
年度 | リスニング | リーディング | 合計 |
---|---|---|---|
2019年度 | 311点 | 256点 | 568点 |
2018年度 | 307点 | 255点 | 561点 |
2017年度 | 311点 | 255点 | 565点 |
- 大学生のTOEIC IPテスト平均点
年度 | リスニング | リーディング | 合計 |
---|---|---|---|
2019年度 | 250点 | 194点 | 444点 |
2018年度 | 251点 | 193点 | 444点 |
2017年度 | 253点 | 196点 | 449点 |
この二つの表から、試験対策を行っている大学生の平均点は560~570点、一般的な大学生の平均点は440~450点ほどであることがわかります。
なお、IPテストは大学での団体テストなので、TOEICを受けたいわけではなく、試験対策をせず受験した学生も含まれていると考えられます。
そのことから、IPテストのデータは一般的な大学生のデータとみることが可能です。
TOEIC全受験者の平均点数
TOEICを受けた全受験者の平均スコアは、データの新しい順に以下のようになっています。
- TOEIC 全受験者平均スコア
実施回 | リスニング | リーディング | トータル |
---|---|---|---|
第252回(2020年9月) | 346.6 | 288.8 | 635.3 |
第247回(2020年1月) | 320.6 | 260.6 | 581.2 |
第246回(2019年12月) | 327.6 | 267.8 | 595.4 |
第245回(2019年11月) | 318.4 | 267 | 585.5 |
第244回(2019年10月) | 326.6 | 270.9 | 597.5 |
第243回(2019年9月) | 321.2 | 261.9 | 583.1 |
TOEICのトータルでの平均得点は、コロナウイルスで受験生が3万人台となった第252回を除くと毎回580点前後になっています。
先ほどの大学生のデータと比べると、一般的な大学生の英語力は、TOEIC受験者の全体の平均よりも下であると言えます。
大学別にみるTOEICの平均点数
大学別にTOEICの平均点をまとめると、以下のような結果になります。
大学・学部 | 平均スコア |
---|---|
上智大学国際教養学部 | 938点 |
国際教養大学(全体) | 920点 |
東京外国語大学外国語学部英語学科 | 877点 |
国際基督教大学 | 874点 |
上智大学外国語学部英語学科 | 865点 |
一橋大学大学院法学研究科(法学研究科・法科大学院合格者) | 823点 |
東京大学大学院生(文系) | 800点 |
同志社女子大学国際教養学科 | 783点 |
早稲田大学国際教養学部 | 770点 |
神戸市外国語大学外国語学部英語学科 | 762点 |
東京大学文科三類 | 752点 |
慶應義塾大学SFC | 750点 |
群馬県立女子大学国際コミュニケーション部 | 738点 |
上智大学(全体平均) | 732点 |
広島大学教育学部(英語科) | 725点 |
東京外国語大学 | 719点 |
東京大学大学院生(理系) | 703点 |
京都大学 | 690点 |
青山学院大学 | 689点 |
東京大学(学部) | 688点 |
長崎県立国際経営学科 | 677点 |
関西外国語大学外国語学部英語学科 | 667点 |
立教大学 | 652点 |
神戸大学 | 648点 |
同志社大学 | 641点 |
東京工業大学 | 640点 |
一橋大学 | 619点 |
中央大学 | 617点 |
明治大学 | 615点 |
拓殖大学 | 610点 |
東京海洋大学(新入生) | 600点 |
千葉大学薬学部 | 599点 |
立命館大学 | 594点 |
岐阜市立女子短期大学英語英文学科 | 594点 |
長崎県立大学国際社会学科 | 590点 |
埼玉大学教養学部(4年生) | 590点 |
宮崎国際大学(3年生) | 570点 |
立教大学 | 569点 |
千葉大学 | 552点 |
奈良女子大学 | 550点 |
千葉大学文学部 | 548点 |
千葉大学法経学部 | 544点 |
広島大学法学部 | 538点 |
千葉大学教育学部 | 531点 |
金沢大学 | 524点 |
千葉大学理学部 | 518点 |
広島大学歯学部 | 518点 |
千葉大学工学部 | 511点 |
広島大学文学部人文学科 | 509点 |
千葉大学園芸学部 | 504点 |
東京農工大学 | 503点 |
大学別にみると、一番平均スコアが高いのは上智大学国際教養学部でした。
日本で最難関と言われる東京大学が意外にも高い順位にはなっておらず、国際系の学部がある大学や外国語大学が上位を占めているのが特徴です。
また全体の点数を見ると、比較的偏差値の高い私立・国立大学でも全体の平均点数と同じほどの点数しか取れていないこともわかります。
よって、TOEICは単純な英語力以外にも、試験に特化した対策を求められることがわかります。
学年別に見る大学生のTOEIC平均点
大学生の学年別にTOEIC IPテストの平均点をみると、以下のようになっています。
学年 | リーディング | リスニング | トータル |
---|---|---|---|
大学1年 | 242 | 192 | 433 |
大学2年 | 255 | 191 | 447 |
大学3年 | 276 | 210 | 485 |
大学4年 | 290 | 224 | 514 |
全体 | 253 | 196 | 449 |
大学1・2年生のときの平均スコアは400点台前半で、英語力があるとは言えません。
しかし、学年が上がるごとにスコアは上がっていき、4年生になってからの平均スコアは500点を超えています。
この現象は、就活で利用することを意識して学年が上がるごとに対策を行う人が増えるからだと考えられます。
学部別に見る大学生のTOEIC平均点
大学4年生のTOEIC IPテストの平均点数を学部別にまとめると、以下のようになります。
学部 | リスニング | リーディング | トータル |
---|---|---|---|
国際関係学系 | 333 | 256 | 589 |
語学系・文学系(英語専攻) | 334 | 248 | 582 |
語学系・文学系(英語専攻意外) | 315 | 242 | 556 |
商学・経済・経営系 | 301 | 238 | 539 |
教育・教養系 | 295 | 237 | 533 |
社会学系 | 291 | 229 | 520 |
法学系 | 290点 | 228 | 518 |
医・薬学系 | 275 | 224 | 499 |
理・工・農学系 | 259 | 205 | 465 |
情報科学系 | 250 | 190 | 450 |
このように、英語を学ぶ学生が多い国際系、英語専攻の語学・文学系の学部が上位になっています。
IPテストの結果であるため、受験者の中にはTOEIC対策をしていない学生も含まれると考えられます。
とは言え、このような上位の学部の平均スコアは、TOEICの全受験者の平均スコア(580点前後)と同じレベルです。
つまり、TOEICは単純な英語力だけではなく、英語専攻の学生のように英語を日々勉強し続け、しっかり試験対策をすることが必要だと言えます。
大学生が就活で評価されるTOEICの点数
大学生が就活をする際に英語力を評価されるTOEICスコアは何点からなのでしょうか。くわしく解説します。
TOEICの点数が高いと就活で有利?
2013年に、TOEICの運営団体ETSが上場企業を対象に行ったアンケートで「採用時にTOEICスコアを参考にしているか」と聞いたところ、回答結果は以下のとおりでした。
- 「参考にしている」:27.6%
- 「参考にすることがある」:41.7%
近年、日本の上場企業がグローバル化してきていることからも考えると、2020年現在、TOEICスコアを参考にする、もしくは参考にすることがある上場企業は、80%を超えているのではないかと考えられます。
いずれにしても、上場企業での就活ではTOEICスコアが高スコアであることに越したことはありません。
まずはTOEIC600点の取得を目指す
TOEICテストの平均点は毎回580前後になっています。そのため、新卒採用の就活で履歴書に書き英語力をアピールできるのは600点以上であると言われています。
TOEICテストの結果が600点に満たない方は、まずは、600点の達成を目指してTOEICテスト対策を行っていきましょう。
一方で、採用難易度が高い企業や職種では、700点、800点など、600点よりもさらに上のスコアが求められる場合があります。
目標とすべきスコアは、採用を志望する企業・職種次第と言えます。
自分が志望する企業・職種ではどのくらいのスコアが求められるのか調べてみましょう。
企業が新卒採用で求めるTOEICスコア
企業が新卒採用で求めるTOEICスコアは、具体的にはどのくらいなのでしょうか。
以下のように、企業ではTOEICスコア700点、800点で足切りを設けているところもあります。
- 700点以上
- ユニリーバ 720点 新卒採用募集要項
- 日産 730点 新卒採用
- 武田薬品工業 730点 新卒採用
- アビームコンサルティング 730点 入社時
- 東京海上日動 730点 TOKIO MARINE Premium Seminar(2DAYS) /グローバルビジネス編
- GE Healthcare 740点 EEDP・OMLP部門(理系)
- 800点以上
- 楽天 800点 入社時
- UBS証券 800点 In-House Environment Program Part Time
- 日本IBM 800点 マーケットデベロップメント部門(インターン)
- GE Corporate 860点 FMP (Financial Management Program)
- 野村ホールディングス 860点 グローバル型社員
- 三菱東京UFJ銀行 900点 グローバルCIB
商社・外資系企業内定者の点数は?
TOEICスコアを採用の参考とし、700点や800点で足利りをする企業もあります。
一方で、外資系企業や大手総合商社などのトップ企業では、800点でさえ「最低水準」であるとされることも多いです。
2017年に行われた外資就活ドットコムの調査によると、実際に大手企業内定者のTOEICスコアには以下のような傾向がみられました。
企業区分 | 平均点 | 最高点 | 最低点 |
---|---|---|---|
外資系投資銀行 | 922 | 990 | 860 |
外資系コンサルティングファーム | 819 | 950 | 685 |
大手総合商社 | 868 | 980 | 730 |
このように、平均点でも800点以、900点以上である企業が多かったのです。
また、このような企業では、これらの水準のスコアを持っていることに加え、TOEIC L&Rでは正確に測ることができない「スピーキング能力」も求められる場合が多くなっています。
大学生でTOEICの勉強をするメリット
TOEICを勉強すると就活面でメリットがありますが、大学生のうちにTOEICで高いスコアを残しておくことで、就活以外にも以下のようなメリットがあります。
就活だけでなく入社後も有利に
現在、外資系企業だけではなく日本の一般企業の多くが英語を使った仕事を行っています。
8割近い企業が入社後も社員の英語力強化に力を入れているということです。
このように、入社後にも英語力が必要になる可能性が高いため、時間のある大学生のうちにTOEICの勉強をしておき、英語力を鍛えておくのがよいと言えます。
また、TOEICスコアによって昇給・昇進がしやすくなる場合もあります。高スコアを保持していることで入社後に得られるメリットは非常に多いのです。
入社後にキャリアの可能性を広げるためにも、大学生のうちにTOEICの勉強をすることは重要だと言えます。
実用的な英語力が身に付く
TOEICではビジネス英語や日常英会話に特化した内容が出題されます。
そのため、TOEICの勉強を進めることによって実用的な英語が身に付けられるというメリットもあります。
特に、大学生の方はTOEICのビジネス英語を学ぶことで、就職に向けてビジネスでのマナーや用語などビジネスの基礎を身に付けることも可能です。
一方で、TOEIC L&Rテストでは、ライティングやスピーキングの能力は測れません。
そういった能力を伸ばしたい場合は、TOEFLやIELTSといった4技能を測るテストを受けるのがよいでしょう。
TOEICの点数で大学の単位が取得できる
TOEICのスコアによって英語の単位を認定している大学は多く、その制度を利用する人も年々増加傾向にあります。
TOEICのスコアを使って英語の単位を取得すると、英語の単位を取りつつ就活の準備も進められるため、一石二鳥になると言えます。
また、学生の方の中には、大学の英語の講義のレベルが高くなく、講義を受けてもスキルアップができていないと感じる人もいるのではないでしょうか。
そのような方も、英語の講義を受ける代わりにTOEICの勉強を続けることでスキルアップできる可能性があります。このような方にも単位認定制度の利用はおすすめです。
TOEICは大学院入試でも利用できる
まだ数は少ないですが、TOEICスコアを大学院入試で利用できる場合もあります。
例えば、指定のスコア以上で英語検定試験が免除されたり、英語の試験での点数を8割取れたこととしたりするケースです。
出願時に英語能力の証明としてTOEICなどの英語試験のスコアを提出する義務がある大学院や、英語の試験で筆記試験に加えTOEICのスコアが点数に加算される大学院もあります。
科目免除などで利用できなくとも、大学院に進学したい方はTOEICの勉強をしておく必要があるでしょう。
効率良く点数を上げるテスト対策法
以下の点を押さえておくと、勉強の効率が高まり短期間でのスコアアップが期待できます。
単語対策はTOEIC用の単語帳を必ず使う
単語力はリスニング・リーディング両方に大きく関わってきます。まずは、頻出単語を押さえることに取り組みましょう。
単語を覚えるときには大学受験用の単語帳を使ってしまいがちですが、それだとTOEICの頻出単語はわかりません。
必ずTOEIC対策用の単語帳を買って勉強する必要があります。
TOEICはビジネス英語に特化しており、大学受験の英語と同じ単語でも、違った意味・用法で出題されることが多々あります。そのため、TOEICに特化した対策が必要なのです。
TOEICの頻出単語を集めた単語帳を覚えることで、TOEICで使われている単語がどのようなものか把握でき、問題が解きやすくなっていきます。
リーディングは英語を読む量を重視
リーディングセクションは、苦手にしている方が多いセクションです。
リーディングセクションのパート5、パート6、パート7はそれぞれで解く時間を設定することが重要です。
しかし、適切な時間設定にするのが難しいため、時間内に全て解き終われずに苦手意識を持ってしまう方が多いのです。
まずは日々英文を読む習慣をつけて英語を読む量を増やし、情報処理能力を養うことが大切です。
そして、速く英文を読めるようにトレーニングしていきましょう。
速く英文を読めるようになった分、問題を解ける時間ができますので、設定した時間内に問題が解けるようになり、全問を解き終われるようになります。
リスニングはシャドーイングが有効
リスニングセクションの場合も、まずは英語を聴く量を増やしてリスニング能力を伸ばし、英語を聴き取れるようになる「英語の耳」を作ることから始めましょう。
ただ英語を聴き続けるのも一定の効果がありますが、よりリスニング能力を伸ばしたいなら音読やシャドーイングといった学習方法も取り入れましょう。
このようなリスニングの学習方法は五感をフルに使うため記憶に残りやすい方法です。
音読では、音声のネイティブスピーカーの発音やイントネーションを真似して読み、英語のリズムを体で覚えましょう。
また、シャドーイングは、なるべくテキストを見ずに耳で聴いたように発音しましょう。
大学生のTOEIC目標点数別勉強法
ここからは、大学生がTOEICを受ける際の目標スコアごとに、おすすめの勉強法を解説していきます。
TOEIC600点を目指す大学生の勉強法
600点を目指している方は、まずは頻出単語と文法事項を完璧に覚えることを意識して勉強するのがおすすめです。
また、このスコアを達成するためには、ある程度「捨てる問題」を決めておいた方がよいでしょう。
例えば、全パートで難易度が最も高いパート7の長文問題はある程度捨ててしまい、点が取りやすいパート5、パート6の対策に集中するという方法もあります。
パート7は捨ててしまっても、他のパートでしっかり点を取れれば600点を取ることは可能です。
TOEIC700点を目指す大学生の勉強法
700点を目指す場合は、これまで以上にリスニングの強化に力を入れることがおすすめです。
リスニングは対策をすることでスコアが上がりやすいセクションです。
また、出題の癖がリーディングよりも少なく解きやすいため、スコアアップを狙うためには力を入れるべきセクションなのです。
700点未満の方の場合、リスニングではまだ細かい部分まで聴き取れるようにはなっていません。そのため、本番では聴き漏らしてしまっている部分があります。
公式の過去問を音読・シャドーイングし、過去問が全て聴き取れるくらいまで練習しましょう。
TOEIC800点を目指す大学生の勉強法
800点を目指す場合、リーディングで全ての問題を解けるようにする必要があります。
パートごと、一問ごとに時間配分を決め、決めた時間配分通りに解けるようにしておくことが重要です。
また、TOEICにはパートごとにそれぞれ特徴があり、パートごとの解き方のテクニック・コツというものが存在します。
このテクニック・コツを身に付ければより速く解けるようになることが可能です。
800点付近は伸び悩む方が多いスコア帯です。解き方のテクニック・コツを身に付ければ、解ける問題が増えスコアも上がっていきます。
TOEIC900点を目指す大学生の勉強法
900点を目指す方は、全パートを完璧に仕上げる必要があります。
本番形式の演習を繰り返して、単語や文法事項などで未習のもの・忘れているものがないかチェックしましょう。
このレベルになると公式問題集を解くだけでは演習量が足りない場合が多いため、模試形式の問題集を使うのがおすすめです。
本番と同じような問題量を何度も解いていくのがよいでしょう。
また、模試形式の問題演習の際には、本番でも素早く解けるように自分で決めた時間設定通りに解くようにし、毎回全問を解けるようにしましょう。
大学生におすすめのTOEIC参考書・アプリ
ここからは、TOEICの数ある参考書の中から選りすぐった良書を、学習分野ごとに紹介します。
大学生におすすめの参考書①単語帳
大学生は通学時間や講義の間の休憩時間などの隙間時間が多いため、この時間を有効に活用し単語学習に当てると効率がよくなります。
隙間時間での単語学習では、持ち運びやすいサイズで値段もお手頃な『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』がおすすめです。
この本はTOEIC用の単語帳として最も高い販売実績を誇っています。
さまざまなスコアレベルに対応しているため、英語の超初心者というわけでなければどのような方でもこの単語帳で勉強ができます。
フレーズとともに単語を覚える学習法であるため、単語の使い方や意味を実践に近い形で覚えることが可能です。
大学生におすすめの参考書②文法対策
TOEICはパート5で文法事項についての短文穴埋め問題が出題されます。
『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』 では、パート5と同じような穴埋め形式での学習ができるためパート5対策におすすめです。
こちらの参考書の形式は、大学受験でよく使われる『Next Stage』によく似ているため、大学生には非常に使いやすいレイアウトになっています。
この参考書では、基本的な文法事項を網羅的に学べます。文法事項を習得できるよう、何度も繰り返し解くことがおすすめです。
大学生におすすめの参考書③リスニング
『TOEIC®テスト新形式精選模試リスニング2・3』では、リスニング対策のエッセンスが詰め込まれた500問で演習ができるため、リスニング対策はこれ一冊で完璧と言える内容になっています。
リスニングのパートごとに攻略法や出題パターンが網羅されているため、リスニングを解くコツを身に付けることが可能です。
また、最新の出題傾向も解説されており、リスニング対策に必要なあらゆる情報を知ることができる本です。
『TOEIC L&Rテスト精選模試 リスニング3』は上級者向けで、900点以上を目指す受験生におすすめです。
大学生におすすめの参考書④リーディング
『TOEIC®テスト新形式精選模試リーディング3』は、『TOEIC®テスト新形式精選模試リスニング3』と同じシリーズの本です。
リスニングの参考書と同様に、頻出パターンを網羅できる500問が掲載されています。
この本を1冊やり切ることにより、リーディングセクションのほぼ全ての出題に対応することが可能です。
パートごとに時間配分や攻略法をくわしく解説してくれるため、スコアアップに直結する学習をすることができます。
『TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング3』の方が上級者向けとなっているため、実力が付いた受験生におすすめです。
大学生におすすめの参考書⑤本番対策
『TOEIC® L&Rテスト 究極の模試600問+』は、レベルが高い内容になっているため、特に800点以上を目指す方におすすめできます。
目標スコアが800点以下の方は、まず公式問題集をやり込むことに集中しましょう。
この参考書はTest1~Test3まで3回分の模試と、復習するための模試が1回分ついています。
さらに、模試3回分の解説動画も収録されています。模試の復習をし重要事項を定着させることによって大幅なスコアアップが狙える模試参考書になっています。
ベルリッツで効率的に得点アップ
TOEICを勉強しようと考えている方の中には勉強を始めるきっかけがつかめない方も多いのではないでしょうか。
ベルリッツでは1人だとモチベーションを維持するのが難しいという方に対して、経験豊富な日本人講師がサポートを行います。
また、TOEIC® L&R TESTおよびS&W TESTSの初心者からハイスコアを目指す方まで、それぞれの目標に合わせたプログラムを提供しているため、短期集中型の学習方法で効率的にスコアアップを目指すことができるでしょう。
スタディサプリで隙間時間も有効活用
参考書は分厚いものもあり、忙しい人が持ち運ぶにはやや不便な点もあるでしょう。
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大学生のTOEIC点数についてまとめ
大学生のTOEIC点数についてまとめ
- 大学生のうちにTOEICで高スコアを取っておくと入社後に有利になるなどのメリットがある
- 全受験者の平均点数は580点前後であり、大学生の英語力は平均より少し下である
- 新卒内定者のTOEIC平均点が800点以上、900点以上である大手企業は多い
大学生のうちにTOEICで高スコアを取れると大学で単位として認定されたり、就活や入社後に有利に働いたりするメリットがあります。
TOEICを受けたことがない大学生の方は、ぜひ受けてみることをおすすめします。
まだTOEICを受けたことがない方も受けたことがある方も、今回ご紹介した参考書と勉強法で高スコアを目指しましょう!