資格スクエア予備試験講座のリニューアル内容とは?開発者の小野弁護士に取材しました!

予備試験において、多数の合格実績を生み出してきた資格スクエアの予備試験講座は、この度大きくリニューアルされました。

そこで、今回は資格スクエア予備試験講座の講座開発代表の小野講師にリニューアルされた点を中心にインタビューを行いました。

実力派講師陣の加入やサポート体制の拡充など、魅力的なリニューアル内容が盛りだくさんです。

今後予備試験学習のお供に資格スクエアの予備試験講座を検討されている方は、ぜひ最後までご覧になってください!

実力派の4名の講師陣が新たに加入

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加藤

本日はお忙しい中、インタビューに応じていただき誠にありがとうございます。資格Timesを運営しております、株式会社ベンドの加藤と申します。

本日のインタビューを通じて、資格スクエア様の予備試験講座について受講生が理解を深めるきっかけにできればと考えております。

何卒よろしくお願いいたします。

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小野様

資格スクエアの小野と申します。本日はどうぞよろしくお願い致します。

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加藤

資格スクエアの予備試験講座では、講師のラインナップがリニューアルされ、各科目の一流講師から指導を受けられる体制が整備されたと伺いました。

最初に各講師の特徴について教えてください。

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小野様

予備試験講座のリニューアルに伴い

  • 樋田 早紀講師
  • 佐々木 一彦講師
  • 斉藤 伸明講師
  • 宮武 広講師

の4名に新たにご参画いただきました。

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小野様

樋田先生

樋田先生は、予備試験で短答1位、司法試験でも短答4位の成績をおさめられ、予備試験・司法試験の短答式試験をハックされた先生といえます。

また、短答式試験が非常に難しいといわれる司法書士試験も1位で合格されています。

樋田先生は、短答式試験の難所である民事系科目、その民法と民事訴訟法について、精密な知見をもって講義を受け持たれています。

ぜひ、樋田先生の短答攻略のノウハウを体得いただけると幸いです。

佐々木先生

一方、佐々木先生は予備試験の論文式試験で1位合格をされています。樋田先生が短答式試験をハックされた先生であるとすれば、佐々木先生は論文式試験をハックされた先生といえるでしょう。

佐々木先生には商法をご担当いただいておりますが、佐々木先生は、企業法務を中心にお仕事をされており、ビジネスの現場を踏まえた講義をされております。

そのため、習得が難しい会社法の内容も現場での具体例を交えながらすらすらと理解することができます。

佐々木先生の論文攻略のノウハウを体得いただけると幸いです。

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加藤

短答式試験・論文式試験を一度極められた実力派の講師陣から指導を受けられるのは資格スクエアの予備試験講座ならではですね!

残りの2名の講師の特徴についても教えていただきたいです。

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小野様

斉藤先生

斉藤先生は、予備試験論文3位、司法試験短答3位、司法試験総合17位、司法試験倒産法1位をおさめられております。資格スクエア生からは、白ねこ先生の愛称で親しまれています。

特に、司法試験論文で刑事系4位の成績をおさめられており、刑法・刑事訴訟法の答案の書き方指導には定評があります。

ぜひ、短答攻略・論文攻略の白ねこメソッドを体得していただければと思います。

宮武先生

次に宮武先生は、東京大学法科大学院を修了後、新司法試験に合格されています。

大学在学中にモスクワ国立大学に1年間の交換留学もされ、ロシア語能力検定1級をお持ちなど、国際派の先生です。

国家・政治・社会に関係性が深い憲法・行政法において、幅広いご教養のもと非常にわかりやすい講義を展開されております。

また、論文の難所といえる公法系について、「実際の試験で、どうしたらいい?」の疑問に応える実践的な講義を展開されています。

ぜひ、宮武先生の論文攻略のノウハウを体得いただければと思います。

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加藤

残りの2名の講師陣も各自の得意分野を基に魅力的な授業を展開されているのですね!

講師陣が新しくなることについて、受講生から寄せられた感想などあれば教えていただきたいです。

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小野様

12月の発売開始から間もないため、まだお声を頂けてはいませんがプレスリリース発表直後からX(旧twitter)上で、

  • 「資格スクエアの中身が良くなっている」
  • 「講師陣が豪華になっている」
  • 「一位すごすぎる!!」

といった驚きの声を複数頂戴しております。

試験上位合格者から指導を受けるメリットについて

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加藤

予備試験・司法試験を超上位で合格された方から指導を受けるメリットについて教えてください。

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小野様

試験に上位合格をするには、上位合格をする理由が必ず存在します。

合格者は、総合判定で一定の水準に達したという点では間違いありませんが、だからといって、法律の理解や学習の作法が完璧であったというわけでもありません。

一方上位合格者は、中でも特に優秀と認められたということであり、その結果の背景には、正確な知識のインプット、本番で評価されるアウトプットがあります。(なお、短期合格者は、効率学習を極めたものといえます。)

上位合格者であればあるほど、「この問題は、結局、どうしたらいいの?」というあいまいさがなくなっていき、切れ味のいい「技」を繰り出せるようになります。

いわば、「法律」という剣術を極めた剣豪、「法律」という魔術を極めた大魔術師といったところでしょうか。

上位合格者の学習ノウハウを学ぶことで、より正確な知識やノウハウを体得し、結果的に、安全圏での合格に至ることができます。

それが結果的に、最短合格にもつながります。要するに、「道を極めるならば、達人に学べ」が妥当する世界ということです。

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加藤

その道を極めた方々から指導を受けることで、合格に必要な武器を効率よく集めることができるのですね!

講座のカリキュラムについて

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加藤

資格スクエアの講義では、アウトプットを意識したインプットを特に徹底しているように感じます。ここまでアウトプットを重視している背景について教えてください。

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小野様

アウトプットを重視する理由は「脳科学」にあります。

資格スクエアでは、脳科学者である東京大学教授の池谷裕二先生の監修・指導のもと、学習カリキュラムの設計やシステムの開発をしております。

池谷先生の書籍でも紹介されていますが、脳科学的に推奨される勉強方法として、「入力よりも出力」、「間違えることで記憶を強化する」「テストは勉強中にどんどんやる」などが挙げられています。

実際、弊社の合格者の学習統計を分析すると、合格者の多くがインプット段階である基礎講義の視聴の段階から短答アプリを利用してアウトプット学習をしております。

このような背景から、学習カリキュラムとしても、インプットのためのインプットだけの学習期間をつくらない、徹底的なアウトプットカリキュラムを採用しておいります。

資格スクエアはアウトプットの教材が豊富

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加藤

導入期におけるアウトプット教材の多さが、資格スクエアのカリキュラムの一つの特徴であると感じています。

特に短答攻略クエストは多くの受講生から高い評価を集めているアウトプット教材であると伺っております。こちらの教材の特徴について教えてください。

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小野様

短答攻略クエストは、司法試験・予備試験の短答過去問を肢別形式で演習できるアプリです。

スマホ学習を可能にすることで、多忙な学習者がスキマ時間を最大活用しできるようにしています。

また、その解説は、さきほどご紹介した司法試験・短答3位合格の斉藤先生がすべて監修しており、試験を極めた達人の思考方法を学ぶことができます。

特に、達人の学習方法として、正解したか否かではなく、正解の理由付けがあっていたかを重視するという特徴があります。

これをアプリ上でも可能にするため、解答選択理由と合致したかをチェックする機能、理由が間違っていたものなどをしぼり込んで学習できる機能を実装しています。

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加藤

短答式試験を極められた講師の学習方法をアプリで手軽に真似することができる点は、本アプリの大きな魅力ですね!

短答攻略クエストのおすすめの活用方法も教えていただきたいです。

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小野様

おすすめの活用方法は学習フェーズに応じて様々ですが、まずはインプット段階の講義を視聴した後に、講義の復習として短答攻略クエストを解くことをおすすめします。

これは資格スクエアの講義に関わらず、大学や法科大学院の授業の復習として利用することもできますので、ぜひ法律学習のお供として、たくさんご利用ください。

学習習慣プログラムについて

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加藤

予備試験講座の新たなサポートとして、学習習慣の創出を支援する学習習慣プログラムを開始されたと伺いました。

学習習慣プログラムの概要について教えてください。

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小野様

学習習慣化プログラムは、参加希望者がいくつかのチームに分かれて、そのチーム内で互いに励ましあい、競いあいながら、学習をともにするプログラムです。「学プロ」と呼ばれています。

講義視聴・短答演習・基礎問演習・過去問演習の量に応じてポイントが付与されますが、参加者はその目標ポイントへの到達を目指して学習します。ランキング発表など、学習意欲が高まるイベントが定期的に行われます。

予備試験合格には学習を習慣化し、継続していくことが重要ですが、そのためには、モチベーションの維持が重要なポイントです。

そして、脳科学者の池谷先生いわく、勉強仲間などの「横のつながり」がモチベーションの維持において重要であるとのことです。「学習習慣化プログラム」は、その「横のつながり」をつくるために誕生しました。

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加藤

勉強仲間と共に競い、助け合うことでモチベーションを醸成することができる学習サポートとなっているのですね。

実際の学習参加者の感想について教えてください。

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小野様

プログラムが2023年の12月に修了したので、修了後アンケートを取りました。

アンケートの内容を見ると

  • 「他の人の頑張りを見たり、連絡を取って励まし合ったりできたから、精神的にも助けられました。」
  • 「ポイント制による学習量の見える化ができました。」

など、参加して良かったというポジティブなコメントを多くいただいております。

プログラムに参加をおすすめする人の特徴

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加藤

本プログラムへの参加をおすすめする人の特徴について教えてください。

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小野様

基本的には、皆様に参加をおすすめしています。

司法試験・予備試験の学習は難しく、長い戦いです。独りで学習することができないわけではありませんが、どこかで孤独や不安を感じることもあるでしょう。

勉強が苦しくなった際に勉強仲間の存在を身近に感じることで、難しいと感じるのは自分だけではないというある種の安心感や励みになったり、ときに競争意識を高めてくれたりと、様々な形でモチベーションを高めてくれます

また、そこでの出会いが、自分の行動や人生を大きく変えてくれたりもします。 これというマイナスはありませんので、ぜひご参加いただけたらと思います。

今後の展望について

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加藤

今後の資格スクエア予備試験講座においての展望を教えていただきたいです。

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小野様

引き続き、どうしたら受講生の合格確度をよりあげていけるか、どうしたらもっとユーザー体験を良くしていけるかを講座開発チーム一丸となって考えて参ります。

特に、短答アプリなどは非常に有効なものであるため、よりブラッシュアップをかけていきたいと考えております。

また、いわゆる学習ゼミの有効性なども幅広い角度から検証しておりますが、今後は、学習ゼミのようなものも充実させていけたらと考えております。

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加藤

受講生の合格率を引き上げるために講座内で施されている様々な工夫を、本日の取材を通じてよく実感することができました。

本日は貴重なお時間を割いて取材をお引き受けいただき誠にありがとうございました!

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