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日本城郭検定ってどんな資格?難易度・試験レベル・練習問題まで全て解説!

更新日時 2020/03/04

日本のお城や歴史に興味のある人はいらっしゃいませんか?日本城郭検定は日本のお城についての知識が問われる試験です。お城に興味があるけれど勉強方法がわからない、そんな方にピッタリの資格です。

ここでは日本城郭検定の基本情報を紹介します。取得するメリットや合格率などを説明します。比較的少ない勉強時間で合格できるので、ぜひチャレンジしてみてください!

日本城郭検定について説明すると
  • 日本のお城の魅力を広めるために作られた。
  • 短い勉強時間でも合格できる。
  • 合格率は5%から90%まで様々。
  • テキストや過去問が販売されているので独学でも大丈夫。

日本城郭検定ってどんな資格?

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日本城郭検定とは

日本城郭検定は日本の財産である城の奥深い魅力をより多くの人に知って欲しいという目的の元、2012年から始まった資格です。

合格したことで直接的なメリットがあるような国家資格ではありませんが、お城に関する珍しい資格です。

資格は5段階の難易度に分かれています。一番易しい4級は誰でも合格できる難易度ですが、最高の1級は簡単には合格できない歯ごたえのある難関試験となっています

日本城郭検定の主催団体

日本城郭検定を主催しているのは公益財団法人日本城郭協会です。この日本城郭協会に加えて学研プラスが加わって運営されています。

日本城郭協会は「日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、教育、文化の発展に寄与すること」を目的とした団体です。城郭検定もその一環で実施されているようです。

日本のお城は海外からも注目されている

日本のお城は外国人の観光スポットとして人気があり、国内外から注目を集めています。

日本城郭検定もこれまでに約21000人の人が受験してきました。有名人の受験者には城好きで有名なロンドンブーツ1号・2号の田村淳さんなどがいらっしゃいます。

日本合格者検定の合格者特典

日本城郭検定に合格した方には、以下のような特典がいただけるというメリットがあります。

ピンバッジや名刺などここでしか入手できないものばかりなので、興味のある人はチャレンジしてみましょう。なお、いずれも有料特典です。

  • 「合格認定ピンバッジ」
  • 裏面のデザインが選べる「合格認定カード」
  • 自分の好きな城の名前入り「合格認定名刺」
  • 信楽焼の「熊本城宇都櫓(うとやぐら)焼酎サーバー」「松本城焼酎サーバー」

日本城郭検定の難易度

悩む女性

日本城郭検定の試験範囲と難易度

日本城郭検定は以下の5つの難易度に分かれています。いずれの級も4択のマークシート式で出題されます。問題数は4級のみ50問で、制限時間はどの級も60分です。

出題内容は各級で異なります。詳細は後述しますが、日本のお城の基本的な知識や日本100名城などから出題されます。難易度があがると100名城以外からも出題されます。

  • 4級(シロッぷ級)
  • 3級(初級)
  • 2級(中級)
  • 準1級(武者返級)
  • 1級(上級)

日本城郭検定の合格率と合格ライン

以下の表に日本城郭検定の合格率をまとめました。2級までは比較的高い一方で、準1級からは急激に低下していることが読み取れます。

合格率
4級 96.7%
3級 82.8%
2級 73.6%
準1級 35.8%
1級 4.9%

合格ラインはどの級でも大きな変動はありません。おおむね60%から70%の得点で合格できます。50問しか出題されない4級では30問、100問出題される他の級では70問の正解で合格です。

日本城郭検定の対象レベル

日本城郭検定4級レベル

シロッぷ級とも呼ばれる4級は最も難易度の低い試験です。城巡り初心者や城に興味がある人を主な対象としている入門レベルと位置付けられています。

4級では主に城巡りの際に最低限押さえておきたい基礎知識や日本100名城などの知識が出題されます。

4級は他の級と異なり問題数が50問と半分しかありません。合格ラインも6割と低く、非常に難易度が低い試験です。実際、合格率は90%を超えておりほとんどだれでも合格できると言えるでしょう。

日本城郭検定3級レベル

下から数えて2番目の難易度が3級です。3級の主な対象者はお城や歴史に興味があり、もっと詳しく知りたいと思っている人です。

3級では4級よりも幅広い知識が出題されます。分類や歴史はもちろん、地域文化や城造り、文化財、災害対策、信仰などの観点から問題が出されます。また、日本100名城に加えて続日本100名城としてよりマイナーなお城も試験範囲に入ってきます。

3級からは問題数が100問になり、合格ラインも70問に引き上げられています。合格率は80%程度と4級について高い水準です。

日本城郭検定2級レベル

2級は5つある難易度のちょうど中間で、いわゆる中級レベルに相当します。歴史から各要素まで日本全国のお城を詳しく探求しようとする人を対象とした試験です。

2級の出題範囲は3級とほとんど同じです。お城の総合的な知識と日本100名城・続日本100名城などが出題されます。

2級の試験形式は3級と変わらず100問です。合格ラインも70%、合格率も70%ほどで大きな変化はありません。

日本城郭検定準1級レベル

準1級には武者返し級という二つ名があります。これは、お城を楽しむ時には攻める側と守る側の双方の立場で鑑賞するつわものを迎え撃つ難関試験という意味です。

準1級からは試験範囲が大きく変化します。3級と2級で出題されていた問題に加えて、今回のテーマに合わせた問題が重点的に出題されます。

この今回のテーマは決まり次第発表されるという形のため、勉強できる時間はかなり短くなります。なお、第15回のテーマは地戦と縄張りでした。

実際、準1級の合格率は低く、30%と大きく落ち込んでいます。準1級合格を目指す場合には限られた時間で指定されたテーマについて勉強することが不可欠でしょう。

日本城郭検定1級レベル

最も難関の1級はお城全般について高度で幅広い知識を持つ専門家レベルの試験です。1級は準1級に合格した人だけが受験できます。

出題範囲は4級から準1級までの試験範囲すべてに加えて、時事問題やうんちくなどお城に関するあらゆることです。

合格率は非常に低く、5%弱です。数字だけで見れば最難関の国家試験にも匹敵します。よほどの知識がなければ合格は難しいでしょう。

日本城郭検定を取ることをおすすめする人

日本城郭検定は日本のお城や歴史に興味・関心がある人におすすめの資格です。日本人に限らず、日本の文化や歴史を詳しく知りたい人にも適しています。

また、お城は観光名所となっていることが多いので、観光が趣味の人にもおすすめです。国内旅行が好きな人なら実際にお城に訪れる楽しみも広がるでしょう。

日本城郭検定の勉強法

たくさんの本

日本城郭検定の勉強法は?独学は可能?

日本城郭検定は独学で勉強できるのでしょうか?もちろん可能です。勉強するための公式テキストやガイドブック、過去問題集などが販売されているので、活用すれば十分な知識を身に付けられます。

また、お城のうんちくや時事問題なども出題されるので、それぞれのお城のパンフレットやニュースなども勉強には重要です。

2級までは比較低容易に対策できるので、不安な人はまず2級以下から始めてみると良いでしょう。なお、準1級からは専門書などで独自に勉強する必要があります

各レベルの学習ポイント

各級別の学習のポイントは次のようになっています。

ポイント
4級 「知識ゼロからの日本の城入門」を読み込む。お城に関する基礎知識や有名な個別城郭が問われやすい。
3級 「日本の100名城公式ガイドブック」使用する。日本100名城の知識が重要。
2級 「日本の100名城公式ガイドブック」で勉強する。日本100名城だけでなく続日本100名城を合わせて抑えておく。
準1級 「よくわかる日本の城」と「お城のすべて」読み込む。日本100名城・続日本100名城は必須。加えてパンフレットやインターネットで情報収集。
1級 テキストが指定されていないので、各種文献を読み込む。加えて、ニュースなどで時事情報も仕入れておく。

学習のポイントを見ても、4級や3級と比べて1級のレベルがいかに高いかがよく分かりますね。

公式テキスト・問題集

主催している日本城郭検定から公式のテキスト・問題集が指定されています。級ごとに分けて紹介しましょう。なお、1級には公式テキストはありません。

【4級】

  • 「知識ゼロからの日本の城入門」¥1,300+税

【3級】【2級】

  • 「日本の100名城公式ガイドブック」¥1,500+税
  • 「続 日本の100名城公式ガイドブック」¥1,600+税
  • 「日本城郭検定公式問題集<日本100名城編>」¥1,300+税

【準1級】

  • 「よくわかる日本の城 日本城郭検定公式参考書」¥1,800+税
  • 「お城のすべて」¥1,500+税

過去問は存在する

4級から2級までに限っては、過去問が公式に販売されています。1冊にまとめられているので、ステップアップして受験する予定の人はいちいち買いなおす必要はありません。

  • 「日本城郭検定過去問題集 2級・3級・4級編」¥1,600+税

過去問を使用することで、出題傾向の把握や重要ポイントの確認に役立ちます。また、本番で問われるレベルもわかるので、受験する級に迷っている場合にもおすすめです。

日本城郭検定の練習問題にチャレンジ

日本城郭検定の公式webページではサンプルの練習問題にチャレンジすることができます。紹介されていた問題をここでも取り上げてみますので、試しに解いてみてください。

【4級問題】 問題:新政府軍と旧幕府軍が戦った戊辰戦争で最大の攻城戦が行われた城はどこか?

  • ①仙台城
  • ②会津若松城
  • ③大阪城
  • ④米沢城

解答:②会津若松城。会津藩は新政府軍との戦いで1ヵ月も籠城に耐え、城の堅牢ぶりを見せつけた

【3級問題】 問題:毛利元就が広島城を築城するにあたって手本としたとされる城はどこか?

  • ①名護屋城
  • ②安土城
  • ③聚楽第(じゅらくだい)
  • ④大阪城

解答:③聚楽第。広島城は京都にある聚楽第をモデルとして、10年かけて島普請といわれたデルタ地帯に建築された

【2級問題】 問題:日本最古といわれる噴水があり、松平定信が命名した大名庭園を持つ城はどこか?

  • ①水戸城
  • ②岡山城
  • ③彦根城
  • ④金沢城

解答:④金沢城。大名庭園は「兼六園」であり、三十間長屋や長さ約50㎝の二重二階の多門櫓、海鼠壁が美しく現存している。

日本城郭検定の勉強をするメリット

話し合う人々

日本城郭検定を取ることで日本のお城に詳しくなる

日本城郭検定の勉強をすると、当然のことながら日本のお城に詳しくなれます。日本の歴史や時代劇などが好きな人にはぜひおすすめです。

お城は戦いのために作られたと思われがちですが、そんなことはありません。権力を示すために作られたものもあり、その役割は様々です。現代では観光のシンボルとなっていますね。

日本城郭検定の勉強をすればこうした日本の文化や歴史に詳しくなり、歴史や文化をさらに楽しめるようになるでしょう

日本城郭検定の取得を通して観光が趣味となる

日本のお城は観光スポットにもなっています。日本城郭検定を通じて日本のお城に興味が深まれば、観光が趣味になるでしょう。

また、就職や転職に直結することはないものの観光業やガイドなどのお仕事にも役立ちます。旅行が趣味の人や観光に携わる人には特に大きなメリットですね。

上位の級はそれなりの勉強時間が必要なものの、3級や4級は少ない勉強時間で合格できます。家事や仕事の合間に勉強しても合格できるくらいの実力は身につくでしょう。

お城について友達に語りやすくなる

日本城郭検定の勉強ではお城に関する知識や情報を体系的に得ることができます。友人・知人に語る際にもストーリーを追って話したり、興味を引くエピソードを話したりしやすくなります。

転職してガイドになった場合には特に効果的です。ガイドブックやパンフレットに記載されている以上の情報をお話しすることもできるでしょう。

日本城郭検定の試験日程・会場・申し込み方法

こよみ

日本城郭検定の基本情報

日本城郭検定は毎年2回、6月と11月に実施されています。ただし、1級だけは6月にのみ実施されます。11月には行われませんので気を付けましょう。

申し込みは郵送払い込みまたはインターネットのどちらかで、試験日の40日前が申し込み締め切りです。次回の試験は2020年6月7日(日)なので、申込期限は40月30日(木)までです。

試験は以下の主要六都市で開催されます。いずれの都市も城や城跡にゆかりのある場所ですね。受験のついでに観光するのもいいかもしれません。

  • 仙台
  • 東京
  • 名古屋
  • 大阪
  • 姫路
  • 福岡

日本城郭検定に受験資格はある?

日本城郭検定は1級以外受験資格に制限はありません。老若男女問わず誰でも自由に受験できます。1級を受験できるのは準1級の合格者のみです。まずは準1級合格を目指しましょう。

一応1級と準1級の併願であれば申し込み時点で準1級に合格していなくても受験は可能です。しかし、準1級に合格できなかった場合はその時点で1級も不合格となってしまいます。

単独での受験ではどの級にもチャレンジ可能ですが、併願には若干の制限が設けられています。まず、4級と準1級の同時受験はできません。

また、3級と1級の同時受験も同様にできません。もっとも、1級の受験資格が準1級合格であるため、この併願をする人はいないでしょう。

日本城郭検定の受験料

日本城郭検定の受験料は以下の表の通りです。難易度が高い級ほど値段が高くなります。併願時には別々に受験した場合の合計金額よりは安くなります。

級名 通常料金 早割料金 中学生以下
4級(入門・シロッぷ級) 4,000円 3,700円 3,700円
3級 4,700円 4,300円 3,700円
2級 6,000円 5,600円 3,700円
準1級(武者返級) 6,800円 6,400円 3,700円
1級 9,400円 8,900円 6,900円
4級・3級併願 7,500円 7,100円 6,900円
3級・2級併願 9,500円 9,100円 6,900円
2級・準1級併願 11,500円 11,100円 6,900円
準1級・1級併願 14,600円 14,200円 10,100円

受験料の早割もある!

上記の表で触れたように、日本城郭検定には早割という制度があります。早割とは受験日よりも非常に早く申し込んだ場合に受験料が割引になるという制度です。日本城郭検定以外の資格でも導入されているのでご存じの方もいるでしょう。

早割はいずれの級でも一律400円だけ値引きされます。ただし、中学生以下が受験する場合だけは適用されません。もっとも、中学生以下の場合には早割以上の値引きがされているので損にはなりません。

日本城郭検定と合わせて取りたいおすすめ資格

「never stop learning」の文字

歴史能力検定(歴検)

歴史能力検定は学校で学ぶような主だった歴史的事件の背景や詳細について学ぶ資格です。歴史上の出来事が起きた時、国内外でどのような事情があったのか探求することで理解を深めていくことができます。

歴史能力検定は歴史能力検定協会が主催しています。1級から5級までの難易度に分かれています。また、3級以降は日本史と世界史を別々に学習していきます。

江戸文化歴史検定

江戸文化検定とは江戸時代の文化や生活を学ぶ資格です。江戸時代の優れた文化や生活の知恵を身につけることで日本の伝統や和心を学ぶことを目的として江戸文化歴史検定協会が実施しています。

難易度は1級から3級までの3段階に分かれており、中でも3級は手が付けやすいのでおすすめです。日本の歴史の中でも特に江戸時代が好きな人や、ライフスタイルに興味のある人はぜひどうぞ。

世界遺産検定

世界遺産検定はNPO法人世界遺産アカデミーが主催している資格です。世界遺産登録条件や世界遺産の基礎を学ぶことで、世界遺産の趣旨である国際理解や平和理念など「世界遺産保全草の根ネットワーク」が広がることを目的としています。

2006年から2018年までの間に20万人以上が受験している大人気の試験です。受験料の一部はユネスコが窓口を務めている世界遺産基金に寄付され、世界遺産保全に役立てられます。

日本城郭検定のまとめ

日本城郭検定のまとめ
  • 2級までは容易に合格できる。
  • 毎年2回実施される。
  • 1級以外に受験資格の制限はない。

日本城郭検定について解説しました!

日本城郭検定を学ぶことで教養が深まり、日々の生活がより豊かになることでしょう。

お城に興味がある方は、まずは4級からチャレンジしてみてください!

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