【2024】ドイツ語テキスト&単語帳ランキング|入門者・上級者におすすめの教材15選
「ドイツ語学習でおすすめのテキストってどれ?」
「ドイツ語の入門的な教材は本ってあるの?」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ドイツ語は英語のように学校で習う機会が多い語学ではありません。そのため、入門レベルや中級者レベル、上級者レベルに沿った本を探すのが難しいと感じている人も一定数存在します。
そこで、ドイツ語のおすすめ教材を紹介します。入門レベルはもちろん、中級者・上級者レベル向けの本も解説しますので、参考にしてください。
ドイツ語のおすすめ教材についてざっくり説明すると
- ドイツ語教材は文法書や単語帳などのようにタイプ別に揃える
- 自分のレベルに合ったテキストを見つけることが大切
- 作者や出版社はもちろん、口コミも要チェック
テキスト選びで気をつけるべきポイント8選
ドイツ語のおすすめ教材を紹介する前に、まずはテキスト選びで気を付けるべきポイントを8つに絞って解説します。
テキストのタイプを見極める
一口にドイツ語テキストと言っても、テキストはさまざまなタイプが存在します。そのため、自分がどのような目的でテキストを必要としているのかを明確にし、その目的に応じたテキストを購入する必要があります。
例えば、ドイツ語初心者なら、いきなりドイツ語の問題集を購入しても充分活用できません。途中で学習することが嫌になってしまい、挫折することも大いに考えられます。
ドイツ語の初学者は、文法の解説が詳しく掲載されている文法書を中心にテキストをそろえ、学習していくと良いでしょう。文法の理解が深まれば、ドイツ語の理解度が増し、学習することも楽しくなってきます。
ただ、テキストのタイトルを見ただけでは、どのようなタイプの教材なのかわかりにくいこともあります。テキストのタイプを見極めるためには、レビューなども参考にすると良いでしょう。
文法だけでなく単語帳も購入する
ドイツ語の初学者や中級者は、志半ばで挫折してしまうことがあります。その原因として考えられるのが、語彙力不足です。語彙力が不足していると文章の理解ができず、「学習が楽しくない」と思ってしまうのです。
ドイツ語を学習する際には文法書だけではなく、単語帳も必ず購入しましょう。単語帳を活用することで語彙力が増し、学習することの楽しさも実感できるようになるでしょう。
単語帳を購入する際には、持ち運びに便利なものを選ぶことをおすすめします。持ち運びに便利な単語帳なら、スキマ時間をフルに活用して学習することが可能です。
また、単語帳の中には例文が掲載されているものも存在します。単語の使い方も同時に学習できるので特におすすめです。
自分に合ったテキストを見つける
ドイツ語に限らず、テキスト選びで最も重要なポイントは、自分に合ったテキストを見つけるということです。自分に合ったテキストでなければ、そのテキストがどれだけ良書でも学習は進まないでしょう。
自分に合ったテキストを上手に見つけるには、実物を手に取って確かめることが大切です。実際に書店へ足を運び、実物の中身をチェックしましょう。
その際、他のテキストと比較してみることもおすすめします。インターネット上ではほかのテキストと比較して紹介しされているサイトもあります。このようなサイトであらかじめチェックすると、さらに見つけやすくなります。
選ぶときは作者や出版社も参考にする
もし、自分が愛用している出版社や著者が存在するのなら、それらを基準にテキスト選びをすると良いでしょう。愛用しているということは、自分に合っていることの証明だからです。
特に愛用している出版社や著者が存在しないのなら、有名な出版社や著者が出版しているテキストを中心に探すことをおすすめします。有名ということは、それだけ多くの人が活用しているからです。
ただし、有名でなくてもわかりやすいテキストも多く存在します。「有名」ということだけに着目するのではなく、あくまで選ぶ上での足掛けのつもりでテキストを探してみてください。
他の人の意見も見てみる
テキスト選びでは、他の人の意見も参考になることが多くあります。これらは実際にそのテキストを活用して学習した人が多く、テキスト選びの基準になるからです。
Amazonなどのようなサイトでは、テキストのレビューが公開されています。良い意見はもちろん、悪い意見も掲載されているので、どちらも参考にしてテキスト選びの基準にすると良いでしょう。
ドイツ語検定受験者は専用のテキストで学習する
ドイツ語を趣味で学習するのではなく、検定を視野に入れているのなら、検定専用の参考書や問題集を活用することをおすすめします。実際の検定では、試験形式に慣れることも重要だからです。
特に過去問題集では、実際の試験で頻出度の高い単語や文法問題が数多く掲載されています。確実に検定で高得点を狙うための工夫が施されているので、フルに活用しましょう。
また、過去問題集は実際の試験本番に近い形で問題が出題されています。出題形式に慣れることもできるので、おすすめです。
ただし、ドイツ語検定専用のテキストや問題集は難易度が高めです。しっかり基礎ができてからチャレンジすることをおすすめします。
スマホ学習に便利な機能があるかチェック
ドイツ語に限らず、語学を学習するにはスキマ時間を徹底的に活用することが重要です。ドイツ語の場合も、電子書籍やリスニングの専用CDが付属されているかチェックしましょう。
電子書籍付きなら、移動時間を活用して手軽にドイツ語を学習することができます。電車の中などは意外と集中力も高まるため、効率よくドイツ語の知識を身に着けることができるでしょう。
また、CDなどの音声データは聞き流すことでドイツ語特有の発音やリズムを身に着けることが可能です。耳をドイツ語に慣らす、ということも可能になるので特におすすめです。
テキストでの学習を終えたら
テキストを活用した自己学習が終わったら、一歩踏み込んでWeb教材で学習すると良いでしょう。さらにレベルの高いドイツ語が身につきます。
特におすすめなのが、東京外国語大学が提供しているドイツ語文法モジュールです。さらに踏み込んだドイツ語文法の知識が身につきます。ドイツ語で書かれた文法書も並行して活用すると良いでしょう。
また、文法や単語を用いてドイツ語を話すことも挑戦してみてください。生きたドイツ語が身につきます。会話練習ではタンデムがおすすめです。
ドイツ語のテキストおすすめランキング【入門編】
ドイツ語初心者の場合は、文法から学習することをおすすめします。文法を集中的に学習することで、ドイツ語への理解が深まるからです。
特に丁寧な文法解説が掲載されているテキストや、演習と解説の両方が掲載されているものを選ぶと良いでしょう。自分の理解度を確認しながら学習を進めることが可能です。
1位:ゼロから始めるドイツ語
「ゼロから始めるドイツ語―文法中心・新正書法対応」は、三修社から1,760円で出版されています。
本書はドイツ語初心者に最もおすすめする一冊です。また、ドイツ語初心者ではないけれど、入門レベルである人にもおすすめします。
文法を学んだあと、すぐに練習問題で知識を定着させることができるように工夫されています。こまめに練習問題に取り組むことで、効率よく知識が吸収されていくでしょう。
また、本書には付属品としてCDが付いています。リスニングの練習も行うことができるので、早い段階から耳をドイツ語に慣らすことが可能です。
初心者に必要な練習が可能
本書は、文法の説明や練習問題はもちろん、応用問題も収録されています。応用問題に取り組むことで、学んだ文法の知識の応用力も身につくでしょう。
ドイツ語のインプットからアウトプットまでを、これ一冊で行うことができるのは大変魅力的です。何冊もドイツ語のテキストを用意する必要もないので、足掛かりとしても活用できるでしょう。
カラーと図式形式による見やすさの重視
語学系のテキストや問題集にありがちなのが、文字のみの掲載です。文字のみの掲載では、集中力が途切れ、理解力も低下してしまいます。
本書は重要なポイントはカラーで掲載されています。一目見れば、どこが重要なのかがわかるので、効率よく学習することができるでしょう。
また、文字だけでは理解しにくい部分については、図式形式が採用されています。視覚でとらえてドイツ語を学ぶことができるので、わかりやすさを実感できるでしょう。
1位の口コミ・評判
所々に著者のユーモアも込められていて、楽しくわかりやすく基礎を学べる。基礎的なルール、小問題、長文読解がこの本でできる。 amazonカスタマーレビューより
単語や発音の解説を読んで、いっきに理解の幅が広がりました。とても分かりやすく、わかりだすと次へ次へとページをめくりつつ勉強をしてます。 amazonカスタマーレビューより
ドイツ語初学者の人でも、「基本的な学習がしやすい」という声や「わかりやすい」という声が多く見られました。途中で挫折したりせず、最後まで楽しく学習することができる一冊と言えるでしょう。
2位:英語と一緒に学ぶドイツ語
「英語と一緒に学ぶドイツ語」は、ベレ出版から1,980円で出版されています。こちらの書籍は他のドイツ語関連のテキストとは異なった視点です。
英語が得意な人におすすめする一冊です。なぜなら、本書は英語の観点から、ドイツ語との共通点や相違点を学習するテキストだからです。
日本人にとってはドイツ語よりも慣れ親しんでいる英語の観点からドイツ語を学習することで、ドイツ語そのもの理解度を深めようとする一冊です。
また、ドイツ語と同時に英語の理解も深めることが可能です。ドイツ語と英語の両方が得意になりたい、という人にもおすすめします。
3位:しっかり身につくドイツ語トレーニングブック
「しっかり身につくドイツ語トレーニングブック」は、ベレ出版から2,860円で出版されています。
本書は、ドイツ語の基本的な文法をしっかり学ぶことができるテキストです。例文も掲載されているので、実際の使い方を見ながら文法の知識を身に着けることが可能です。
また、頻出度の高い単語も掲載されています。文法と同時に語彙力も伸ばすことができるので、ドイツ語初心者にとっては効率よく学習できる一冊と言えるでしょう。
ドイツ語の教材おすすめランキング【文法書編】
ドイツ語は全体的に暗記すべきことが多いという特徴があります。発音はローマ字読みのものが多いため、簡単です。
しかし、動詞の活用が英語よりも多く、文法の難易度も英語に比べると高めです。そのため、文法書は手放せないテキストでもあります。
1位:ドイツ語のしくみ
「ドイツ語のしくみ」は、白水社から1,430円で出版されています。ドイツ語の文法を学習する上で重要なテキストと言えるでしょう。
ドイツ語の文法は難しいポイントが多いという特徴があります。その難しい文法のポイントを徹底的に解説したテキストが本書です。ドイツ語の全体像をつかむ意味でも本書は特におすすめです。
ただし、内容は決して簡単とは言えません。入門編のテキストではないため、初心者向けのテキストである程度学んでから活用すると良いでしょう。
図式ではなく文による説明が主であるテキスト
本書は図式ではなく、文章での説明が主体となっています。そのため、目で見て理解するというテキストではありません。
本を読むという感覚で学習するテキストなので、ドイツ語の基本的な知識は身に着けておいた方が良いでしょう。そのような意味で、初級者向けではないと言えます。
最後まで読み通しやすい構成と説明
本書は、ドイツ語の文法を通して全体像や方向性がわかるテキストです。全体像を把握することで、ドイツ語の理解力が高まります。
文字での解説が主体となっている本書ですが、内容は簡潔にまとめられているという特徴があります。ある程度のドイツ語の知識があれば、初心者でもわかるようになっているので、一度は読んで頂きたい一冊です。
1位の口コミ・評判
図式化された文法書よりも、しっかり文で説明されている本書のほうが、新書を読んでいるような感覚で読みやすかった。 amazonカスタマーレビューより
よみやすい本です。だいたい途中で投げ出すんだけど、これは読めました!!! amazonカスタマーレビューより
本書の口コミでは、「新書を読んでいるような感覚」や「読みやすい」という声が多く寄せられています。これらの口コミから、読書好きにおすすめの一冊と言えるでしょう。
2位:しっかり学ぶ中級ドイツ語文法
「しっかり学ぶ中級ドイツ語文法」は、ベレ出版から2,530円で出版されています。ドイツ語の脱初心者を目指す方におすすめの一冊です。
本書は、さまざまな難易度に対応した文章が多く掲載されています。幅広い難易度に対応しているので、初歩的な文法の復習をしながら、一方先へ進んだ学習も可能です。一度はドイツ語を学んだ方におすすめできるテキストです。
3位:書き込み式ドイツ語文法ノートブック
「書き込み式ドイツ語文法ノートブック」は、三修社から2,420円で出版されています。
本書の大きな特徴は、書き込み式のテキストであるという点です。見開きになっているので、大変使いやすいレイアウトです。
また、ネイティブ収録のCDも付属しています。実際のドイツ語のイントネーションをつかむことができるという点もおすすめです。
ドイツ語のテキストおすすめランキング【単語帳編】
ドイツ語を学習する上で最も重要なのは、単語です。単語力がなければ、ドイツ語の学習は全く進まないと言っても過言ではないでしょう。単語「7」に対して文法「3」の割合で学習したほうが良いと言われています。
単語の学習には4つのステップが存在します。その4つのステップとは以下の通りです。
- 日本語からドイツ語への訳
- 正しい単語の発音
- 単語を聞いて意味を理解
- ドイツ語から日本語への訳
これらのステップをクリアできるおすすめの単語帳を紹介します。
1位:新・独検合格 単語+熟語1800
「新・独検合格 単語+熟語1800」は、第三書房から2,530円で出版されています。
本書はタイトルに「独検合格」と書かれていますが、基礎レベルにも対応した単語帳です。そのため、ドイツ語学習初心者にもおすすめの単語帳と言えます。
ドイツ語単語学習の達成段階を可視化できるインジケータが付いています。自分のレベルが明確に分かるので、自己学習しやすい単語帳です。
初心者から中級者まで学べる、学習範囲の幅広さ
この単語帳は、基礎レベルの5級から2級まで対応しています。幅広くカバーされている単語帳なので、初心者はもちろん中級者も活用できる一冊です。
また、単語は「冠詞+名詞」という形で掲載されています。覚えたい名詞や監視などの単独ではなく、セットで覚えることができるという点も魅力的な一冊と言えるでしょう。
CDと最新出題語録という豪華な付録
本書の最大の魅力は、CDが付属されているという点です。音声CDを活用するkとで、正しい発音を学ぶことが可能です。
また、不規則変化動詞については、例文も掲載されています。具体的な使われ方を学ぶことができるので、学習しやすい単語帳と言えます。
1位の口コミ・評判
独語検定受験者ではありませんが、こちらの書籍での学習は非常に効率的で、海外赴任者、そのご家族、ワーキングホリデーを予定される方にもオススメできる商品です! amazonカスタマーレビューより
例文が載ってて勉強しやすい参考書でした。本の品質も良好でした。 amazonカスタマーレビューより
本書の口コミでは、「ドイツ語検定受験者ではない人でも使いやすい」や「例文が記載されているのでわかりやすい」などの声が多く寄せられています。
ドイツ語検定を目指すのではなく、趣味としてドイツ語を学習する人にとっても有効な単語帳であると言えるでしょう。
2位:独検対応 クラウンドイツ語単語1600
「独検対応 クラウンドイツ語単語1600」は、三省堂から2,420円で出版されています。
本書はドイツ語検定5級から3級まで対応した単語帳です。ドイツ語検定5級というと入門レベルであるため、初心者におすすめできる一冊です。
内容はテーマごとや品詞ごとにまとめられているので、部分的に学習することが可能です。苦手意識が強い部分のみ強化する場合にも活用できるでしょう。
また、1日1セクションという目安が定められています。計画的に学習を進めるうえでも大変有効な単語帳です。
3位:最高率!例文で覚えるドイツ語単語
「最効率!例文で覚えるドイツ語単語」は、研究社から1,980円で出版されています。
本書はドイツ語検定5~2級まで対応している単語帳です。ドイツ語入門者の5級にも対応しているという点から、ドイツ語初心者におすすめできる一冊です。
単語だけではなくフレーズも掲載されています。そのため、ピンポイントの単語と同時に複数の語彙や使い方なども覚えられるという特徴があります。
さらに、音声データもホームページからダウンロード可能です。単語を学習しながら、正しい発音も身に着けられるので、学習しやすいと感じるでしょう。
ドイツ語のテキストおすすめランキング【ドイツ語検定編】
ドイツ語検定を視野に入れている人は、検定専用のテキストを購入することをおすすめします。趣味で学習する場合と異なり、試験本番に慣れる必要もあるからです。
ドイツ語検定を目指す人におすすめのテキストをランキング形式で紹介します。学習を進めるうえでの参考にしてください。
1位:独検過去問題集<5級・4級・3級>
「独検過去問題集<5級・4級・3級>」は、郁文堂から3,080円で出版されています。
タイトルにもあるようにドイツ語検定5~3級に対応した過去問題集です。本書では前年に実施された実際の問題がそのまま掲載されています。
すべての問題に丁寧な解説がついています。ドイツ語検定5~3級は初心者レベルなので、ドイツ語検定の足掛かりとして活用すると良いでしょう。
また、実際の検定で出題された問題なので、試験形式の把握にも役立ちます。本番のつもりで問題に取り組むことで、試験そのものに慣れることも可能です。
1問1問に詳しい解説付き
本書は、1問に対して詳しい解説がついています。問題を解いていて途中でかからない部分が出てきても、解説を読むことで理解できるように工夫されています。
特にドイツ語検定を初めて受験する場合は、「初めて」ということで不安も多いでしょう。解説を読みながら問題を解き進めることで自信が付き、不安も解消されていきます。
正答率が記載されているため、どこに躓きやすいか分かる
本書は、各問題についての正答率が掲載されています。正答率が低ければ、その問題は間違いやすい問題であるということです。
また、間違いやすい問題にはより丁寧な解説がついています。理解力を深めることで、多くの人が躓きやすい問題も難なくクリアできるでしょう。
1位の口コミ・評判
この本は昨年の独検5級 4級 3級 がそのまま掲載されている。毎年この本は前年の試験問題がそのまま掲載されている。 amazonカスタマーレビューより
本書の口コミでは、「過去問がそのまま掲載されている」という声が多くみられました。実際の問題を解くことができるので、安心して試験本番に臨むことが可能です。試験前の最終チェックとしても活用できるでしょう。
2位:独検合格4週間neu(ノイ)4級
「独検合格4週間neu(ノイ)《4級》」は、第三書房から2,420円で出版されています。
タイトルにもあるようにドイツ語検定4級に対応した問題集です。4週間で4級合格できるように工夫された参考書なので、効率よく学習できるでしょう。
また、本書は細心の問題にも対応しており、傾向と対策も充実してます。本気で試験合格を目指す人にとっては欠かせない一冊と言えます。
内容は発音、文法、会話文、読解の分野別にまとめて掲載されています。苦手な部分や学習したい分野を徹底的に学習できるのも、本書の大きな魅力の一つです。
3位:ドイツ語検定【独検】 3~4級
「ドイツ語検定【独検】3〜4級 単語集 セット版」は、Kindle版に編集された単語帳で378円でダウンロード可能です。
ドイツ語検定3~4級を目指す人に必要なドイツ語の単語が網羅されています。頻出度の高い単語を中心に収録されているので、効率よく語彙力を高めることが可能です。
また、電子書籍なのでいつでも好きな場所で学習することができます。内容もシンプルな構成になっており、繰り返し学習しやすくなっています。
ドイツ語のテキストおすすめランキング【上達編】
ドイツ語の初心者用テキストを学習し終えたら、次のステップへ進むことをおすすめします。具体的にはさらにレベルの高い新しいテキストに挑戦してみると良いでしょう。
1位:中級をめざす人のドイツ語講座
「中級をめざす人のドイツ語講座」は、NHK出版から1,760円で出版されています。
本書は、ドイツ語検定3~2級を目指す人のために作成されている問題集です。初学者レベルの5~4級を脱出できた人におすすめのテキストでもあります。
内容はわかりやすい解説付きで正しい知識を身に着けることができるよう工夫されています。すでに身に着けた基礎的な知識の整理と新たな知識の定着が同時に可能です。
レベルの高い参考書に挑戦したい方におすすめ
本書は、理解度が自分でチェックできるようになっています。そのため、学習を進めながら、自分の現在のレベルがどれくらいなのかが確認できます。
基本文のおさらいもあるため、基礎的な知識を定着させながら着実にレベルアップすることが可能です。ドイツ語の初歩的な知識に不安がある人もぜひチャレンジして欲しい一冊です。
初級テキストでは学べないポイントも徹底解説
本書は、初級テキストでは扱わない部分も徹底的に解説しています。入門レベルのテキストで明確にならなかった部分も、このテキストを活用することではっきりするでしょう。
また、自分では理解していたつもりでも実際には不充分だった点にも気づかせてくれるテキストです。見落としを攻略することで、さらなるレベルアップが可能になるでしょう。
1位の口コミ・評判
各問題の解説欄に、今まで見落としてきた細かなポイントが何点も、 わかりやすく(簡単な、的を射た日本語で)説明されていたことがとても有用でした。 amazonカスタマーレビューより
ところどころ、ひっかけのような問題もあり、よく考えられているなと思いました。 amazonカスタマーレビューより
本書の口コミでは、「細かなポイントが詳しく解説されている」や「ひっかけ問題が参考になる」などの声が多く寄せられていました。
ひっかけ問題は初級レベルのテキストでは見られなかった部分です。中級らしい内容のテキストになっていると言えるでしょう。
2位:改訂版 耳が喜ぶドイツ語 リスニング体得トレーニング
「改訂版 耳が喜ぶドイツ語 リスニング体得トレーニング」は、三修社から2,420円で出版されています。
本書はドイツ語の短文は何とか聞き取れるけれど、日常会話などの長い文章は聞き取りにくいという人におすすめの一冊です。付属のCDはネイティブな速度で収録されているので、速度に慣れることが可能です。
また、日曜会話だけではなく、歴史や現代社会などの幅広い分野が収録されています。ドイツ語を学習しながら、ドイツという国についても詳しくなれる一冊です。
3位:気持ちが伝わる! ドイツ語リアルフレーズBOOK
「気持ちが伝わる!ドイツ語リアルフレーズBOOK」は、研究社から1,980円で出版されています。
本書は、ネイティブが使用する自然なドイツ語の言い回しを学習することができるテキストです。日常会話にも活用できる一冊と言えるでしょう。
ポイントとなる語彙や文法については、詳しい解説がなされています。意味や理由などを理解しながら学ぶことができるので、暗記しやすい内容です。
CDはリスニングだけではなく、スピーキングのトレーニングも可能です。ドイツ語で会話をしたいという方にもおすすめです。
オールドイツ語で学べるテキストも
オールドイツ語とは、問題文だけではなく、解説もドイツ語という教材のことです。すべてドイツ語なので、難易度は大変高いと言えます。その中でも特におすすめなのが以下の2冊です。
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Pluspunkt Deutsh
「Goethe Institut」という世界で通用するドイツ語検定を学習したい人におすすめのテキストです。ドイツ留学を考えている人や現在留学中の人も活用できるでしょう。 -
Studio d:Deutsch als Fremdsprache
本書はコミュニケーションを主体にしたテキストです。検定ではなく、ドイツでネイティブな会話をしたい方におすすめです。
テキスト・参考書での勉強が向いている人とは
テキストや参考書でドイツ語を勉強することが向いている人とは、具体的にどのような人なのでしょうか。その特徴を解説します。
自分で計画を立てて勉強できる人
テキストや参考書を使用して学習するということは、自分一人で勉強するということです。そのため、自分で勉強のペースや勉強時間を決定しなければいけません。
さらに、自分で立てた計画を着実にこなす継続力や持続力も必要です。自分を律して学習できる強い意志を持った人が向いていると言えるでしょう。
読書が好きな人
ドイツ語のテキストは初学者や入門レベル向けのものでは、図形形式のものも存在します。しかし、レベルが上がるにつれて活字のみのテキストや問題集は多くなるという傾向があります。
普段から読書をする習慣がない人にとっては、活字のみのテキストは読んでいるだけで疲れてしまうかもしれません。また、挫折してしまうこともあるでしょう。
本や新聞などを読む習慣のある人なら、テキストによる学習も楽しく進めることが可能です。読書好きの人は向いていると言えるでしょう。
ドイツ語を初めて学ぶ人
意外に感じられるかもしれませんが、ドイツ語を初めて学ぶ人はテキストを活用した学習法が向いています。なぜなら、ドイツ語はまず文法を身に着ける必要があるからです。
文法を身に着けるのなら、テキストによる自己学習からスタートするのがおすすめです。自分のペースで少しずつ学習を進めることで、着実に文法の知識が身につきます。
基礎ができたら実践的な練習に移りましょう。自分に見合った形でレベルアップをすることで、基礎固めがしっかりできるでしょう。
参考書による勉強方法のポイント
参考書による勉強方法のポイントも重要です。具体的なポイントを紹介します。
文法書だけでなく問題集も購入する
ドイツ語を学ぶためには、インプットだけではなく、並行してアウトプットも行う必要があります。アウトプットも同時に行った方が、着実に知識が身につくからです。
そのため、テキストを購入する際には、練習問題も掲載されているものを選ぶようにしましょう。さらに、追加で問題集も購入すると、より確実にドイツ語の力が身につくでしょう。
リスニングだけでなくスピーキングも
ドイツ語のテキストには、CDが付属しているものも多くあります。このCDを用いてドイツ語の独特の発音やイントネーションを学習しましょう。
また、ドイツ語の発音やイントネーションは耳で聞いているだけでは不充分です。実際に自分でも発音してみると、よりネイティブに近い発音やイントネーションを身に着けることができます。
複数のテキストを購入せず一つをやりこむ
書店を訪れると、ドイツ語関連のテキストは多数出版されています。目移りしてしまい、いろいろ購入してしまうことがあるかもしれません。
しかし、ドイツ語に限らず語学の学習では、1冊のテキストをやりこんだ方が効率アップにつながるという特徴があります。複数のテキストを購入するのではなく、自分に合った一冊を見つけてとことんやりこみましょう。
勉強の計画を練る
ドイツ語を含めた語学の学習は、長期的に行う必要があります。しかし、無駄にだらだら学習していたのでは、必要な力は身につきません。
テキストを利用した勉強では、特に自分で勉強のスケジュールを立てる必要があります。また、ただ単に計画を立てるだけではなく、実行に移すことも重要です。
長期的な視線に立って計画を立て、継続的に学習を進めるようにしましょう。
間違えた問題は放置しない
間違えた問題は放置しないというのも重要です。間違えた問題は自分の知識の不足や誤りを示しているため、その日のうちに解消させることで力が身につきます。
間違えた問題はマーカーなどで目立つようにして、その日のうちに正しい知識を身につけるようにしてください。さらに、翌日にもう一度時直して自分の中に定着させるようにすると良いでしょう。
定冠詞のミスについて
ドイツ語を学習する上で特にミスが多いのが、定冠詞や動詞の変化形です。これらの間違いはドイツ語に慣れていないから起こるミスというわけではありません。
じつは、ドイツ語に慣れている人でも良く間違える部分です。特に初心者は細かな文法や定冠詞を気にしていると、学習が進まなくなる可能性が高くなります。そのため、あまり気にせず積極的に覚えた単語を活用しましょう。
発展的な勉強法
ドイツ語を上級レベルまで引き上げられた人は、次のステップへ進むことをおすすめします。
特におすすめなのが「Deutsche Welle」です。ドイツの国際放送事業体が運営しているウェブサイトで、幅広いレベルのドイツ語を学習することが可能です。リーディングとリスニングは特におすすめです。
また、東京外国語大学のモジュールも活用してみてください。文法やリスニング、スピーキングが無料で学べるという魅力があります。
語学試験にチャレンジ
ドイツ語の発展的な学習法で一番おすすめなのは、ドイツ語検定へのチャレンジです。自分がどの程度のレベルなのかも確かめることが可能です。
ドイツ語検定の5~3級までが、初級レベルと言われています。3級に合格すればドイツ語初心者は卒業ということなので、ぜひチャレンジしてみてください。
ドイツ語のおすすめ教材についてまとめ
ドイツ語のおすすめ教材についてまとめ
- ドイツ語初学者は文法と単語から学習をスタートさせる
- 正しい発音やイントネーションを学習するためにCDを活用する
- ドイツ語検定にチャレンジして発展的な学習をする
ドイツ語のおすすめ教材について解説してきました。ドイツ語は特に文法が基礎になっている語学です。初学者は必ず文法の学習から始めましょう。また、文法と並行して単語の暗記も忘れてはいけません。
自分に合ったテキスト選びが重要になるので、紹介したポイントやテキストを参考にして、最高の一冊を見つけて頑張りましょう。