調剤薬局事務の服装選びは大変?難しいネイルや白衣の下・薬剤師との違いも解説!

更新日時 2020/06/11

「調剤薬局事務の服装選びは大変だと聞いたけれど…」

「ネイルなどのオシャレをしても大丈夫なのか知りたい!」

このように思っている方は多いのではないでしょうか。

調剤薬局事務の仕事は白衣のイメージがありますが、白衣の下の服装は何を着れば良いのか、ちょっと気になりますよね。

そこでこの記事では調剤薬局事務の服装について、白衣の下に何を着れば良いか、ネイルの可否、また薬剤師とどう区別するかについても詳しく解説いたします。

制約がある中でもオシャレできる方法も網羅してありますので、調剤薬局事務を目指す方は、ぜひよく読んで参考にしてくださいね!

調剤薬局事務の服装選びについてざっくり説明すると

  • 調剤薬局事務の服装は患者さんの目線を意識し、清潔感を重視して選ぶこと
  • 調剤薬局事務の制服は薬剤師と同じく白衣になることが多い
  • ネイルは短めに、メイクはシンプルに、その他全体的にベーシックなスタイルが望ましい
  • シンプルながらも素材にこだわることでオシャレ感を出すことは可能

調剤薬局事務は身だしなみが大事

白衣の女性

調剤薬局事務に限らず、医療従事者にとって身だしなみは大変重要とされています。

医療機関には多くの患者さんが訪れますが、皆さん心身に不安を抱えた状態でいらっしゃいます。

免疫も下がった状態ですから、医療の現場では衛生面が何より大切と言えるのです。

こう言った事実を理解した上で、調剤薬局事務の仕事をする時も、ぜひ清潔な身だしなみを心がけてください。

ここからは調剤薬局事務の身だしなみの基本から詳細まで、細かく解説していきます。

服装は白衣が基本

調剤薬局事務の仕事をする時は、基本的に白衣を着用します。これはどの医療現場でも同じだと思ってください。

一般的には「白衣」というと白い色になりますが、職場によっては青やピンクの白衣が採用されていることもあります。

白、青、ピンクなどの色は血液や体液が付着した時にわかりやすい色とされていて、医者や看護師など調剤薬局事務以外の医療現場でも使われています。

白衣は常に清潔にしておこう

白衣は、青やピンクのものも含めて「患者さんに安心感や信頼感を与える」効果があると言われています。

常に清潔に保つのはもちろんのこと、患者さんに不安を与えないよう汚れやシワがないかどうか常に確認しておいてください

白衣の清潔感は患者さんのメンタル面だけでなく、職場全体の統率にも影響を与えます。気を引き締めてチェックしましょう。

香水やネイルも控えめに

白衣以外の身だしなみのルールは、調剤薬局事務の職場によっても違います。しかしほとんどの現場では「香水」は禁止されています。

医療現場に訪れる患者さんは、心身の具合が悪いため匂いに敏感になっていることも多いでしょう。

気分がすぐれない時に香水の匂いをかいでしまうと、さらに具合が悪くなりかねません。

患者さんを第一に考えれば、香水はNGである理由がわかりますね。

ネイルは短めにすること

ネイルですが、マニキュアだけなら塗っても良い職場もあります。ただし爪は3mm以上伸ばさないようにという規定がある現場がほとんとです。

調剤薬局事務では薬剤を扱うため、爪が長いと薬の包装を破いてしまうおそれがあります。

そのため爪は短めに保つ必要があります。医療現場で事故を起こさないためにも、職場の規定はしっかり確認し、守ってください。

髪型や化粧も気を付ける

医療現場では、濃すぎるメイクは好ましくありません。調剤薬局事務の仕事をする時もナチュラルメイクを意識してください。何よりも清潔感が大事です。

髪型についても同じで、質素な印象を与えるヘアスタイルを心がけましょう。軽いカラーリングは認められていることが多いですが、派手な色に染めるのは避けたほうが良いです。

清潔感のあるヘアスタイルを

調剤薬局事務の現場では、ヘアスタイルの厳密な決まりは無いことも多いです。しかし一般的なマナーとして、髪が長い方はひとつに束ねるようにしてください。

寝癖やボサボサな状態にしてしまうと患者さんに不快感を与えてしまいます。毎日しっかりセットをして、真面目で清潔感のある印象になるよう心掛けましょう。

調剤薬局事務の服装で気を付けること

仕事をする人

調剤薬局事務の仕事内容では、患者さんの症状に寄り添う場面も多いことでしょう。服装を選ぶ時にも患者さんへの気遣いが必要です。

この段落では調剤薬局事務の服装選びについて気を付けるべきポイントを、さらに詳しく解説していきます。

患者目線で清潔感を重視

調剤薬局はれっきとした医療現場です。そのため調剤薬局事務で働く人には、常に患者さんの目線で考えることが求められます。

日々調剤薬局に訪れる患者さんは、一人一人違う病状を抱えています。調剤薬局を訪れる背景もそれぞれ異なることでしょう。

その点を重視していけば、自然とふさわしい服装が見えてくるはずです。

オシャレの前に患者さん目線で考える

女性にとっては、ネイルや指輪といったオシャレを楽しむことも大切ですよね。

ですがカラーコンタクトやピアスなど、必要以上のオシャレをした場合、それを見た患者さんはどう思うでしょうか。

何らかのオシャレなアイテムを身だしなみに取り入れる時は、まず患者さんの目線で「どういう印象になるのか」を考えてみてください。

受付業務では特に大切

調剤薬局事務の現場で最も服装選びが重要なのが、受付業務です。

受付業務は患者さんやお客様との距離が最も近いため、服装も間近で目に入ります。「しっかり清潔感をアピールできる身だしなみ」を心がけてください。

清潔感のある調剤薬局事務員が応対することで、患者さんの不安な心も和らぎます。そういった意味では服装もコミュニケーションツールのひとつだと言えますよね。

服装も調剤薬局事務のサービスに含まれることを意識しましょう。

白衣の下も気をつける必要がある

調剤薬局事務の仕事では白衣を着用しますから、その下の衣服は何でも良いと思う人もいるかもしれません。

しかし白衣を着ても胸元から下の衣服は見えますし、光の加減によって透けて見えることもあるでしょう。

白衣の下の衣服も、目立つロゴやキャラクターのプリントがあるような服装は、可能な限り避けたほうが無難です。できれば無地の服を着用するようにしてください。

質感やサイズにも気を付けて

調剤薬局事務員は、カジュアルな服装は望ましくありません。パンツの素材もシンプルなものが好まれます

デニムやコーデュロイといった素材は軽い印象を与えてしまうので避けましょう。

サイズについても、あまり大きすぎる服を着るとだらしない印象になってしまいます。大きすぎず小さすぎず、適したサイズの服を着るように心がけてください。

薬剤師と服装が違う場合も

調剤薬局では調剤薬局事務だけでなく、薬剤師も白衣着用が基本です。ただ細かいルールは両者で異なることがあります。

例えば調剤薬局事務はカウンターの外に出ることが多い仕事ですので、上半身だけでなく靴や靴下などの足元も患者さんの目に留まりますよね。こうした部分は薬剤師よりも規定が厳しい現場が多いです。

また薬剤師は調剤薬局事務に比べて立ち仕事が多くなります。歩きやすく衛生的な服装が求められますので、この点は調剤薬局事務よりも細かいルールが定められています。

調剤薬局事務と薬剤師、それぞれの規定をしっかり確認しておいてください。

オシャレに見せるのは難しい

調剤薬局事務の現場では女性が多く働いていますから、「オシャレな服装をしたい」と思う方は多いのではないでしょうか。

しかしここまでにご紹介した調剤薬局事務の服装の基本を守ろうとすると、オシャレに見せることはかなり難しく感じますよね。

そこで以下では、調剤薬局事務のようなベーシックな服装でもオシャレに見せることができるポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

オシャレな服装に見せるポイント

調剤薬局事務の現場では、白衣の下にもシンプルな服を着ることが求められます。シンプルなら何を着ても良いと思うかもしれませんが、実はシンプルな服ほどセンスが問われます。

シンプルな服は布の質感やサイズ感で、上質かそうでないかがはっきりわかります。無地でも仕立ての良い服を選ぶようにしてください。

髪の手入れや所作にも気を配って

ベーシックな髪型でも、ツヤのある髪なら見た目の美しさを演出できます。メイクはベースメイクを丁寧に行い、健康的な印象にすることでオシャレ感が上がりますよ。

立ち振る舞いもぜひ、姿勢よくテキパキ動くことを意識してください。

こうした全体の統一感や所作を意識することで、オシャレな印象だけでなく「素敵な女性」を演出することができるでしょう。

仕事場によって服装は異なる

帳簿を付ける女性

調剤薬局事務の服装の基本は「清潔感」です。これはどの現場でも変わりません。

しかし職場の種類によっては、服装の細かい規定が違うことがあります。

この段落では、調剤薬局事務の代表的な職場として以下の3つの場合を紹介します。

  • 医療機関
  • 調剤薬局
  • ドラッグストア

それぞれの服装のポイントを解説しますので、参考にしてください。

医療機関に勤務する時の服装

医療機関の場合は、服装がポジションごとに分かれてないことが多いです。

医療機関では調剤薬局事務としてではなく「病院のスタッフ」として従事することになるため、医師や看護師と同じように細かく服装を指定されるケースが多いとされています。

医療機関で働く時は、常に職場全体との統一感を意識して服装を選んでください。

交差感染を避けれる白や淡色

医療機関は他と比べて「交差感染」が起こりやすい現場です。交差感染とは人から人に病気が感染することを指します。

交差感染を避けるためには、白や淡色といった汚れが目立つ服を着用することが望ましいとされています。

もし何も指定がない場合でも、白、もしくは淡色の服を選択し、交差感染を防げるような服装を心がけてください。

調剤薬局に勤務する場合

調剤薬局の場合は、医療機関ほど厳しい規定はありません。私服の上に白衣を羽織る程度で良い場合が多いです。

先輩の服装も参考に

調剤薬局の多くは地元密着型です。薬局にも常連さんが訪れますし、外にいる時も近所の方の目に留まることでしょう。日々周りの方の目を意識して、いっそう清潔感に気を配ってください。

またその地域ごとに、患者さんにとって最も好ましい服装は違ってきます。その薬局で働く先輩の服装も観察し、時には意見を聞きながら服装を選ぶようにすると良いでしょう。

ドラッグストアでは自由?

ドラッグストアで調剤薬局事務として働く場合は、医療機関や薬局に比べてかなり自由な服装ができるケースがほとんどです。

ドラッグストアには重症の患者さんはあまり訪れませんし、日用品を買いに来るお客様も多いですから、そこまで厳格な服装は求められません。

とは言え、調剤薬局事務として働くからには「清潔感のある服装」はしっかり意識しましょう。

またドラッグストアでは品出しを手伝う場面もあります。ある程度動きやすい服装を求められることもありますので、ここでも先輩の服装をよく観察し、職場に適したスタイルになるように心がけてください。

ドラッグストアの仕事内容は大変

ドラッグストアで働く場合、調剤薬局事務の仕事内容は他の現場とは少し違います。

ドラッグストアでは生活用品や日用品、食料品なども扱います。かなり重い物を持つことも多くなりますので、医療機関や薬局と比べて「仕事は大変」という話がよく聞かれます。

他の現場より動きやすさも重視する

ドラッグストアで働く場合は他の調剤薬局事務の現場に比べると、格段に体を動かすことが多くなります。

そのため履き慣れたスニーカーやチノパン、綿素材のズボンなど、伸縮性があり動きやすい服装が望ましいでしょう。

清潔感をそなえた上で、できる限り機能性を重視した服装を選んでください。

転職の際にも服装は大事

握手をする手

調剤薬局事務は求人がとても多い職種です。その分人気もあり、常に倍率が高いことでも知られています。

調剤薬局事務に転職する際の面接では、応対の内容だけでなく、服装が与えるイメージも非常に重要です。少しでも有利に転職や就職活動を進めるためにも、服装は慎重に選びましょう。

この段落では調剤薬局事務に転職する際、印象を良くするための服装について解説いたします。

服装はスーツが基本

就職活動の服装と言えばスーツが基本ですよね。

調剤薬局事務の面接で成功した方も、圧倒的に「スーツで臨んだ」人が多いです。ただし新卒での就職活動ではない場合、リクルートスーツはあまりおすすめしません。

リクルートスーツは比較的若い人向けに作られたスーツですので、転職活動で着用する場合、年齢によってはアンバランスになってしまうこともあります。年齢相応のスーツを着ることが望ましいでしょう。

もしリクルートスーツ以外は持っていない場合は、インナーのブラウスやシャツを柔らかい素材や薄い色がついているものにすると、年齢とのアンバランス感をやわらげることができます。

服装自由である場合

近年は就職活動の面接でも「服装自由」もしくは「私服でお越しください」と指定されるケースが増えています。これをビジネスカジュアルとも呼びます。

こういう場合は逆に難しいもので、どこまで自由にして良いのかの判断に迷います。いくら私服とは言え、ジーパンにTシャツというわけにもいきませんし、むしろ「スーツで行きたい」と思う人も多いことでしょう。

ビジネスを基準に考えた服装を

面接時に服装自由、もしくは私服でという指定があった場合は、「オフィスで違和感がないかどうか」を基準に考えると良いでしょう。

調剤薬局事務の場合は「清潔感」が重要ですから、何よりも清潔感を大切にしてください。その上で最低限のビジネスマナーを備えている服装を選べばほとんどのケースでは間違いないです。

また、実際に働いた時に取引先に着ていくことも想定してみてください。調剤薬局の中だけでなく、取引先に出向く際にも非常識ではない服装であれば、私服でもそこまでマナー違反にはなりません。

これらの条件を兼ね備えた服装を選ぶことができたなら、面接時の評価は上がること間違いないでしょう。

調剤薬局事務の服装選びまとめ

調剤薬局事務の服装選びまとめ

  • 調剤薬局事務は何よりも清潔感のある服装を重視すべし
  • ネイルやメイク、髪型もベーシックで真面目な印象になることが望ましい
  • 細かい規定は職場によって異なるので、現場の規定や先輩の服装も参考の上ふさわしいスタイルにすること
  • シンプルな服でも素材や立ち振る舞いによって上品さが演出できるので、工夫してオシャレに見せよう

調剤薬局事務の仕事をする時は清潔感のある白衣が基本ですから、あまり派手なオシャレはできません。

しかしネイルや髪形が地味でも、服の素材や所作でオシャレな印象は十分に作れます。ぜひ職場に合った上品なスタイルで、患者さんの力になってあげてください。

決まりを守った上で色々な工夫をして、オシャレな調剤薬局事務員になってくださいね!